JPH0721623A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPH0721623A
JPH0721623A JP5148820A JP14882093A JPH0721623A JP H0721623 A JPH0721623 A JP H0721623A JP 5148820 A JP5148820 A JP 5148820A JP 14882093 A JP14882093 A JP 14882093A JP H0721623 A JPH0721623 A JP H0721623A
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JP
Japan
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signal
timing
head
track
timing information
Prior art date
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Application number
JP5148820A
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English (en)
Inventor
Takeyuki Hasegawa
武幸 長谷川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 FG信号パルスのばらつきにも対応できるH
SW信号生成機能を持った磁気記録再生装置を提供する
事を目的とする。 【構成】 テープ1上のトラック信号をヘッドで走査し
てとらえ、その再生信号をタイミング情報抽出部7に入
力して、トラックのタイミング情報を得る。そしてその
タイミング情報を参照して、モノマルチ回路群8とマイ
クロコンピュータによってヘッドスイッチ6a,6bを
動作するHSW信号の立ち上がり、立ち下がりを調整す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリンダに搭載された
ヘッドによりテープ上に斜めに形成されたトラックに記
録された情報信号を再生する磁気記録再生装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】VTRやDATの様な回転ヘッド方式の
記録再生装置において複数個のヘッドを用いる場合、記
録再生時において、テープに接触しているヘッドからの
信号を常に得るため、各ヘッドからの信号を次々に切り
替える必要がある。そのためにシリンダの周波数発電器
出力信号(以降FG信号と称す)から、ヘッド切り替え
信号(以降HSW信号と称す)を生成している。この際
FG信号からTSW信号を生成するときの両信号の位相
関係が、ヘッドの取付精度の誤差等により各製品で一定
でなく、各製品毎に調整する必要がある。以下図面を参
照しながら、従来のVHS方式のVTRにおけるFG信
号からのHSW信号の生成技術について説明する。
【0003】図8は、従来のVHS方式のVTRのHS
W信号生成部の構成を示すものである。801はテープ
である。802a,802bはヘッドである。803は
シリンダで、回転軸に対称に2つのヘッドが取り付けら
れている。804はFGであり、シリンダ803の回転
速度に比例した周波数信号を発生、検出するものであ
る。805はPGで、802aのヘッドの回転位置より
数度前の回転位置に取り付けられたマグネットなどによ
りシリンダの回転位置(位相)信号を取り出すものであ
る。806は、HSW信号によりヘッド802a,80
2bからの信号を切り替えるヘッドスイッチである。8
07はFG804からのFG信号を1/3に分周する1
/3分周回路である。808は1/3分周回路807の
出力を適当な量遅延するモノマルチ回路である。809
はモノマルチ回路808の出力を1/2に分周する1/
2分周回路である。
【0004】以下図9に示す従来のVHS方式のVTR
のHSW信号生成における各信号のタイミング図を用い
て図8の構成の動作を説明する。図9(a)はPG80
5で検出されるPG信号であり、シリンダ1回転につき
1発のパルスがある。また図9(b)はFG804で検
出されるFG信号であり、シリンダ1回転につき6発の
パルスがある。図では便宜上これらのFG信号パルスに
PG信号パルスのすぐつぎのFG信号パルスをスタート
にして1から6の番号をつけてある。図9(c)は1/
3分周回路807の出力波形図であり、FG信号パルス
の1番目の立ち上がりで“H”、2番目のパルスの立ち
下がりで“L”、4番目のパルスの立ち上がりで
“H”、5番目のパルスの立ち下がりで“L”となるよ
うな動作をする事によって、FG信号を1/3に分周し
ている。また1/3分周回路807は上記以外のタイミ
ングによって動作するのを防ぐために、PG信号によっ
てリセットされる構成になっている。図9(d)はモノ
マルチ回路808の出力波形図であり、1/3分周回路
807の出力を適当な量θd遅延させた波形になってい
る。図9(e)は1/2分周回路809の出力波形図で
あり、モノマルチ回路808の出力信号パルスの1番目
の立ち上がりで“H”、2番目のパルスの立ち上がりで
“L”となるような動作をする事によって、モノマルチ
回路の出力信号を1/2に分周している。また1/2分
周回路809は上記以外のタイミングによって動作する
のを防ぐために、PG信号によってリセットされる構成
になっている。以上のような構成において、図9(d)
のモノマルチ回路808の出力波形図における遅延量θ
dを調整する事によって、図8のヘッド802aがテー
プを走査しているときに“H”、ヘッド802bがテー
プを走査しているときに“L”となるようなHSW信号
を生成する事ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、モノマルチ回路808の遅延量θdを調
整する時、θdを変化させるとHSW信号の立ち上がり
と立ち下がりのタイミングが同時に変化するため、シリ
ンダへのFGの取り付けにかなりのばらつきがあり、そ
の結果FG信号パルスの位相にばらつきがある場合、H
SW信号の立ち上がりをヘッド802aの走査開始点に
一致させたとしても、FG信号パルスのばらつきによっ
てHSW信号の立ち下がりがばらちき、ヘッド802b
の走査開始点とHSW信号の立ち下がりがずれる事にな
り十分なヘッド切り替えが出来ない事になってしまう。
逆にHSW信号の立ち下がりをヘッド802bの走査開
始点と一致させた場合も、今度はHSW信号の立ち上が
りとヘッド802aの走査開始点を一致させる事が出来
なくなってしまう。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の磁気記録再生装置は、複数個のヘッド
と、ヘッドを搭載するシリンダと、ヘッドからの信号の
切り替えを行うヘッドスイッチと、シリンダ上に配され
回転に同期しヘッドの各々の位置に対応した位置信号を
発生する位置信号発生手段と、トラックのタイミング情
報を抜き出すタイミング情報抽出手段と、位置信号とト
ラックのタイミングとの遅延量をもとに前記ヘッドスイ
ッチを動作するヘッド切り替え信号の立ち上がりタイミ
ング及び立ち下がりタイミングを作る複数のモノマルチ
回路からなるモノマルチ回路群と、ヘッド切り替え信号
の立ち上がりタイミング及び立ち下がりタイミングとト
ラックのタイミング情報をもとにヘッド切り替え信号の
立ち上がりタイミング及び立ち下がりタイミングの平均
値を計算するマイクロコンピュータとを具備し、モノマ
ルチ回路の各々の遅延時間は、マイクロコンピュータに
よって計算されたヘッド切り替え信号の立ち上がりタイ
ミング及び立ち下がりタイミングの平均値をもとに、ヘ
ッド切り替え信号を調整するという構成を備えたもので
ある。
【0007】
【作用】本発明は上記した構成によって、HSW信号の
立ち上がり、立ち下がりを複数個のモノマルチ回路と、
マイクロコンピュータによって調整する事が出来、FG
信号パルスが大きくばらついても、ヘッドの切り替えを
確実に行うHSW信号を生成する事が出来る。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例の磁気記録再生装置に
ついて図面を参照しながら説明する。図1は本発明の磁
気記録再生装置の一実施例の構成図である。同図におい
て1はテープ、2a,2b,3a,3bはヘッド、4は
シリンダ、5はPG5a,FG5b,1/3分周回路5
c,1/2分周回路5dからなる位置信号発生部、6
a,6bはヘッドスイッチ、7は復調回路7a,7b,
タイミング情報検出回路7c,7dからなるタイミング
情報抽出部、8はカウンタ8a,比較回路群8b,EE
P−ROM群8cからなるモノマルチ回路群、9はラッ
チ群、10は1/2分周回路、101はスイッチ群、1
02,103はRS−FF、104〜111はAND回
路、112〜115は入力信号から固定値tsを減算す
る減算器、11はマイクロコンピュータ、である。1/
2分周回路10のリセット端子には、PG5aの信号が
入力されている。また、EEP−ROMとは、不揮発性
メモリのことである。
【0009】まず、このような構成された磁気記録再生
装置のHSW信号の立ち上がり、立ち下がりのタイミン
グの調整時の動作について説明する。
【0010】この調整モードの場合スイッチ群101の
内まず101a,101bがONになっている。ここで
はヘッド2a,2bを切り替えるHSW信号1の調整に
ついて図を参照しながら説明する。図4に本発明の一実
施例のHSW信号調整時の各部波形図を示す。図4
(a)はPG5aで検出されるPG信号であり、シリン
ダ1回転につき1発のパルスがある。図4(b)はFG
5bで検出されるFG信号であり、シリンダ1回転につ
き6発のパルスがある。図4(c)は1/3分周回路5
cの出力波形であり、図4(b)のFG信号を1/3に
分周した波形である。この1/3分周回路5cの立ち上
がりで、カウンタ8aはリセットされ改めてカウントさ
れるようになっている。なお1/3分周回路5cは図4
(c)に示す動作波形以外のタイミングで動作するのを
防ぐためにPG信号によってリセットしている。
【0011】まず基準となるトラック情報が記録された
テープ1を走査して得られるヘッド2a,2bの信号
は、あらかじめ粗調されたHSW信号1を用いてヘッド
スイッチ6aによって順次切り替えられてタイミング情
報抽出部7へ送られる。タイミング情報抽出部7では、
入力された信号を復調回路7aで復調し、さらにタイミ
ング情報検出回路7cでヘッド2aおよび2bの走査し
ているトラックのタイミング情報を検出する。タイミン
グ情報検出回路7cの出力波形を図4(d)に示す。パ
ルスaがヘッド2aの走査しているトラックのタイミン
グ情報、パルスbがヘッド2bの走査しているトラック
のタイミング情報である。このトラックタイミング情報
パルスaが立ち上がったとき、1/2分周回路10の正
論理出力が“H”となっているので、AND回路104
の出力が“H”となり、ラッチ群9中のラッチAによっ
てそのときのカウンタ8の出力がラッチされる。ラッチ
Aの出力データを図4(e)に示す。図中の右上がりの
破線の直線はカウンタ8aの出力波形を示している。ラ
ッチAによってラッチされたカウント値t2は、図4
(c)の1/3分周回路の第1の出力パルスの立ち上が
りから、図4(d)のトラックタイミング情報パルスa
の立ち上がりまでの時間に相当するものである。このカ
ウント値t2から減算器112によってtsだけ減算さ
れた値がt1である。ここで、tsとはトラックタイミ
ング情報パルスの発生方法で決まる固定の値である。t
1の値が決まると、マイクロコンピュータによって、図
2、図3に示すマイコン処理が行われる。図2は、メイ
ン処理で、処理201で初期設定を行い、各RAMをク
リアする。ここで、t1の値がマイクロコンピュータに
入力されると、外部割り込みがはいり、図3の処理を行
う。図3は、外部割り込み処理で、301は判断処理で
あり、RAM Aaの値が1なら処理302に進み、1
以外なら処理308を行う処理である。ここでRAM
Aaは、マイクロコンピュータにt1の値が入力された
場合に、1になるものとする。ここでは、RAM Aa
の値が1の場合なので、処理302を行う。処理302
は、RAM C1の値に1を加算し、その結果をRAM
C1に格納する処理である。処理303は、RAM
ta1の値にt1の値を加算し、その結果をRAM t
a1に格納する。処理304は判断処理であり、RAM
C1の値が10なら処理305に進み、10以外なら
処理307を行い、外部割り込みを終了する。処理30
5は、RAM ta1の値を10で除算し、その結果を
RAM taに格納する。処理306は、RAM C
1、RAM ta1をクリアする。処理307は、外部
割り込みを終了する。ここで計算された平均値taが最
終的にEEP−ROM群8c中のEEP−ROM Aに
記憶される。このEEP−ROM Aの記憶値taは、
HSW信号1の立ち上がりのタイミングを設定するもの
である。一方図4(d)のトラックタイミング情報パル
スbが立ち上がったとき、1/2分周回路10の負論理
出力が“H”となっているので、AND回路105の出
力が“H”となり、ラッチ群9中のラッチBによってそ
のときのカウンタ8の出力がラッチされる。ラッチBの
出力データを図4(f)に示す。図中の右上がりの破線
の直線はカウンタ8aの出力波形を示している。ラッチ
Bによってラッチされたカウント値t4は、図4(c)
の1/3分周回路の第2の出力パルスの立ち上がりか
ら、図4(d)のトラックタイミング情報パルスbの立
ち上がりまでの時間に相当するものである。このカウン
ト値t4から減算器113によってtsだけ減算された
値がt3である。t3の値が決まると、マイクロコンピ
ュータによって、図2、図3に示すマイコン処理が行わ
れる。図2は、メイン処理で、処理201で初期設定を
行い、各RAMをクリアする。ここでt3の値がマイク
ロコンピュータに入力されると、外部割り込みがはい
り、図3の処理を行う。図3は、外部割り込み処理で、
301は判断処理であり、RAM Aaの値が1なら処
理302に進み、1以外なら処理308を行う処理であ
る。ここでは、RAM Aaの値が0の場合なので、処
理308を行う。処理308は、RAM C2の値に1
を加算し、その結果をRAM C2に格納する処理であ
る。処理309は、RAM tb1の値にt3の値を加
算し、その結果をRAM tb1に格納する。処理31
0は判断処理であり、RAM C2の値が10なら処理
311に進み、10以外なら処理307を行い、外部割
り込みを終了する。処理311は、RAM tb1の値
を10で除算し、その結果をRAM tbに格納する。
処理312は、RAM C2、RAM tb1をクリア
する。処理307は、外部割り込みを終了する。ここで
計算された平均値tbが、最終的にEEP−ROM群8
c中のEEP−ROM Bに記憶される。このEEP−
ROM Bの記憶値tbは、HSW信号1の立ち下がり
のタイミングを設定するものである。以上の動作によっ
てHSW信号1の立ち上がり、立ち下がりのタイミング
の調整を行う事ができる。
【0012】なお、ヘッド3a,3bを切り替えるHS
W信号2の調整も、スイッチ群101の内101c,1
01dをONにして、ラッチC,D、EEP−ROM
C,D及びマイクロコンピュータを用いて全く同様に行
う事が出来る。
【0013】次にHSW信号の調整後、実際にテープ1
に記録する際もしくはテープ1から再生を行う際のHS
W信号の生成動作について説明する。この動作モードの
場合スイッチ群101はOFFになっている。図5に本
発明の一実施例の記録再生時におけるHSW信号生成に
関する各部波形図を示す。図5(a)はPG5aで検出
されたPG信号である。図5(b)はFG5bで検出さ
れたFG信号である。図5(c)はFG信号を1/3に
分周した1/3分周回路5cの出力波形である。図5
(d)は1/3分周回路5cの出力をさらに1/2に分
周した1/2分周回路5dの出力波形である。なお1/
3分周回路5c及び1/2分周回路5dは、図5(c)
(d)に示す動作波形以外のタイミングで動作するのを
防ぐためにPG信号によってリセットしている。
【0014】前述の通りカウンタ8aは、1/3分周回
路5cの出力の立ち上がりで、リセットされ新たにカウ
ントを始めるが、そのカウント値とEEP−ROM A
〜Dに記憶された設定値は、比較回路群8bによって常
に比較されている。そこでまず1/3分周回路出力の1
番目のパルスの立ち上がりでスタートしたカウンタ8a
の値が、EEP−ROM Aの記憶値taになったとき
比較回路群8b中の比較回路Aの出力が“H”となる。
そしてこの時は、1/2分周回路5dの正論理出力は
“H”であるので、AND回路108の出力が“H”と
なり、RS−FF102のセット端子が“H”となるの
でHSW信号1は立ち上がる。この時の様子を図5
(e)(g)に示す。図5(e)中の右上がりの破線の
直線はカウンタ8aの出力波形である。次に1/3分周
回路出力の2番目のパルスの立ち上がりでスタートした
カウンタ8aの値が、EEP−ROM Bの記憶値tb
になったとき比較回路群8b中の比較回路Bの出力が
“H”となる。そしてこの時は、1/2分周回路5dの
負論理出力が“H”であるので、AND回路109の出
力が“H”となり、RS−FF102のリセット端子が
“H”となるのでHSW信号1は立ち下がる。この時の
様子を図5(f)(g)に示す。図5(f)中の右上が
りの破線の直線はカウンタ8aの出力波形である。以上
のような動作を繰り返す事により調整動作時に設定した
タイミングでヘッド2a,2bを切り替える図5(g)
に示すようなHSW信号1を生成する事ができる。
【0015】なおヘッド3a,3bを切り替えるHSW
信号2も、EEP−ROM C,D、比較回路C,D、
AND回路110,111、RS−FF103及びマイ
クロコンピュータ11を用いる事によって全く同様に生
成する事ができる。
【0016】次に本発明において、トラックの情報信号
からトラックのタイミング情報を導出する際の、トラッ
ク内のタイミング情報の記録形式およびタイミング情報
の検出方法の一実施例について図を用いながら説明す
る。
【0017】図6に本発明におけるトラックタイミング
情報の記録形式の一実施例を示す。トラックの先頭付近
に複数の同期ブロックによって同期ブロック領域が形成
されており、この同期ブロック領域がすなわちトラック
のタイミング情報になる。各同期ブロックはさらに同期
信号と識別情報に分かれ、識別情報には同期ブロック領
域を通じて順次増加または減少する信号が記録されてい
る。このように同期信号と識別情報が対になった同期ブ
ロックを複数個記録しておく事により、検出の際により
正確なタイミング情報を生成する事が出来る。
【0018】図7に図6に示すトラックタイミング情報
を検出する方法の一実施例を示す。入力トラック信号は
まず同期ブロック内の同期信号を検出する同期検出回路
を通る。次に識別情報デコーダによって、同期検出回路
で検出された同期ブロックの識別情報を読み取りタイミ
ング生成回路に送る。タイミング生成回路では、識別情
報デコーダから送られた識別情報から、検出された同期
ブロックの同期ブロック領域内での相対位置を判定しそ
れに基づいてトラックタイミング情報信号を発生する。
【0019】以上2ch各2ヘッド構成の場合で説明し
たが、本発明はヘッド構成に限定されるものではない。
また、C1,C2の値は10を用いたが、この値は任意
の値でも良い。また、本実施例では、マイクロコンピュ
ータによるマイコン処理を用いて説明したが、本構成と
等価な機能を有するものであれば、他のハードウェア構
成を用いても良い。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明は、複数個のヘッド
と、ヘッドを搭載するシリンダと、ヘッドからの信号の
切り替えを行うヘッドスイッチと、シリンダ上に配され
回転に同期しヘッドの各々の位置に対応した位置信号を
発生する位置信号発生手段と、トラックのタイミング情
報を抜き出すタイミング情報抽出手段と、位置信号と前
記トラックのタイミングとの遅延量をもとにヘッドスイ
ッチを動作するヘッド切り替え信号の立ち上がりタイミ
ング及び立ち下がりタイミングを作る複数のモノマルチ
回路からなるモノマルチ回路群と、ヘッド切り替え信号
の立ち上がりタイミング及び立ち下がりタイミングとト
ラックのタイミング情報をもとにヘッド切り替え信号の
立ち上がりタイミング及び立ち下がりタイミングの平均
値を計算するマイクロコンピュータとを具備する事によ
り、モノマルチ回路の各々の遅延時間を、マイクロコン
ピュータによって計算されたヘッド切り替え信号の立ち
上がりタイミング及び立ち下がりタイミングの平均値を
もとに、ヘッド切り替え信号を調整する事ができ、HS
W信号のタイミングの基準となるFG信号パルスがばら
ついても十分対応する事ができる。これによりテープ上
に書かれるトラックの位置精度が格段に向上し、テープ
の有効利用、他のデッキとの互換性能を著しく向上する
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気記録再生装置の一実施例の構成図
【図2】本発明の一実施例のHSW信号調整時の各部波
形図
【図3】本発明の一実施例の記録再生時におけるHSW
信号生成に関わる各部波形図
【図4】本発明におけるトラックタイミング情報の記録
形式の一実施例のタイミングチャート
【図5】本発明におけるトラックタイミング情報検出の
一実施例のタイミングチャート
【図6】本発明に適用したマイクロコンピュータのメイ
ン処理プログラムのフローチャート
【図7】本発明に適用したマイクロコンピュータの外部
割り込みがはいったときの処理プログラムのフローチャ
ート
【図8】従来のVHS方式のVTRのHSW信号生成部
の構成図
【図9】従来のVHS方式のVTRのHSW信号生成に
おける各部波形図
【符号の説明】
1 テープ 2a,2b,3a,3b ヘッド 4 シリンダ 5 位置信号発生部 6a,6b ヘッドスイッチ 7 タイミング情報抽出部 8 モノマルチ回路群

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ上に斜めに形成されたトラックに
    記録されたテープ走査方向の位置情報を含む情報信号を
    再生する複数個のヘッドと、前記ヘッドを搭載するシリ
    ンダと、前記ヘッドからの信号の切り替えを行うヘッド
    スイッチと、前記シリンダ上に配され回転に同期し前記
    ヘッドの各々の位置に対応した位置信号を発生する位置
    信号発生手段と、前記トラックの位置情報よりタイミン
    グ信号を作成するタイミング情報抽出手段と、前記位置
    信号と前記タイミング信号との時間差をもとに前記ヘッ
    ドスイッチを動作するヘッド切り替え信号の立ち上がり
    タイミング及び立ち下がりタイミングを作る複数のモノ
    マルチ回路からなるモノマルチ回路群と、前記位置信号
    と前記タイミング信号との時間差の平均値を計算するマ
    イクロコンピュータとを具備し、前記ヘッド切り替え信
    号を調整する事を特徴とする磁気記録再生装置。
JP5148820A 1993-06-21 1993-06-21 磁気記録再生装置 Pending JPH0721623A (ja)

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