JPH0721614U - 立体倉庫 - Google Patents

立体倉庫

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JPH0721614U
JPH0721614U JP5175393U JP5175393U JPH0721614U JP H0721614 U JPH0721614 U JP H0721614U JP 5175393 U JP5175393 U JP 5175393U JP 5175393 U JP5175393 U JP 5175393U JP H0721614 U JPH0721614 U JP H0721614U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
shelf
pin
shelves
dimensional warehouse
Prior art date
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Pending
Application number
JP5175393U
Other languages
English (en)
Inventor
克彦 藤井
誠 中村
邦男 武井
賢治 加古
Original Assignee
日新工機株式会社
新星鋼業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日新工機株式会社, 新星鋼業株式会社 filed Critical 日新工機株式会社
Priority to JP5175393U priority Critical patent/JPH0721614U/ja
Publication of JPH0721614U publication Critical patent/JPH0721614U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目 的】棚が移動するタイプの立体倉庫において、棚
を移動させる駆動装置を共通化して設備費及び全動力費
を低減させ、メンテナンスを容易にしてランニングコス
トを低減させるほか、棚の移動及び停止を同時に、しか
も正確に行わせて入出庫の受渡しを正確に行わせると共
に作業時間を短縮し、倉庫の稼動率を向上させる。 【構 成】棚12が移動可能に支持されるレールにロッ
ド13を進退可能に並設し、作動装置によりロッド13
を一定量進退させる。棚12にはそれぞれエアシリンダ
ー19により進退するピン20を設け、レール11に形
成される凹溝22に嵌合係止して棚12をロッド13に
連結し、ロッドと共に進退させるようにする。棚間に空
間スペースを形成するときには、ピン20を凹溝22に
嵌合係止して移動させる棚12をロッド13に連結した
のち、ロッド13を移動させ、ロッド13と連結されな
いで静止する棚との間に空間スペースを形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、立体倉庫に関し、ことに製品等を格納する棚が移動するタイプの立 体倉庫に関する。
【0002】
【従来技術】
立体倉庫には、図1に示すように、棚1が固定で、一つ置きに設けた空間スペ ース2に台車3を配置して、それぞれをZ方向に昇降可能に、かつY方向に移動 可能としたタイプのものと、図2に示すように、棚5をレール6上に移動可能に 装着し、棚5に装着した駆動装置(図示省略)で車輪7を回転駆動することによ って棚5をレール6に沿って移動させるようにしてあり、棚5を寄せることによ って形成される棚間の空間スペース8でフォークリフト、クレーン等により入出 庫作業を行うようにしたタイプのものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
後者の棚が移動するタイプの立体倉庫は、棚が固定される前者の立体倉庫に比 べ、空間利用率が大巾に向上し、その分製品等の格納量を増加させることができ ること、換言すれば、建屋を小さくしたり、設置のための敷地を狭くすることが 可能となり、更には製品等を入出庫する際の搬送距離が短くなり、能率を向上さ せることができる利点があるが、次のような難点もある。
【0004】 その一つは、棚を移動させるための駆動装置が各棚ごとに設けられているため 、棚数が多くなると、駆動装置も多くなって設備費が嵩むようになり、また故障 の発生確率も高くなってメンテナンスが繁雑となり、ランニングコストが嵩むよ うになることである。 別の一つは、棚が幅方向(図2の紙面に直交する方向)に長い場合にはことに 、回転駆動される車軸の捩り、或いは車輪とレール面との摩擦抵抗の違い等によ る車輪のスリップ等によって棚が進行方向と直交する方向に対して傾き、斜行し ながらにじり寄るようにして進むが、棚にこのような動きを行わせて進行を阻害 しないうにするには、棚と棚との間にある程度の隙間を確保しておく必要があり 、また各駆動装置は、起動特性が異なるため、棚同志がぶつからず、棚の進行を 阻害しないようにするには、棚を先頭から順番に起動していく必要があり、その ため移動時間が長くなって、場合によっては搬出入時間より長くなり、倉庫の稼 動率が低下する。
【0005】 本考案は、棚が移動するタイプの前記の問題を解消することを目的とする。
【0006】
【課題の解決手段】
本考案の立体倉庫は、一方向に移動可能な並列する複数の棚と、前記同方向に 移動可能なロッドと、該ロッドを前記方向に移動させる駆動手段と、棚とロッド とを係脱可能に連結する係止手段とよりなることを特徴とするものである。 ここで用いられる駆動手段としては、例えばロッドに添設されるラックとステ ッピングモータによって回転駆動され、ラックに噛合するピニオンよりなるもの 、ロッドに連結される油圧シリンダー等が例示される。
【0007】 また係止手段としては、例えば棚とロッドのいづれか一方に形成される凹溝と 、他方に昇降可能に支持され、凹溝に係脱可能に係止するピンと、ピンを昇降さ せ、凹溝に係脱させるエア若しくは油圧シリンダーとよりなるもの、棚とロッド のいづれか一方に突設されるピンと、他方に回動可能に軸支され、ピンに係脱可 能に係合するフックレバーと、フックレバーを一定角度回動させ、ピンに係脱さ せるステッピングモータよりなるもの、棚とロッドのいづれか一方に設けられ、 他方に吸着する電磁石よりなるもの等が例示される。
【0008】
【作用】
移動させる棚を全て係止手段によりロッドに連結させる。次に駆動装置により ロッドを一方向に移動させると、ロッドに連結される棚が全てロッドと共に移動 し、後尾の棚とその隣の静止する棚との間に空間スペースが形成される。
【0009】
【実施例】
並設されるレール11上に多数の棚12が並列してそれぞれ走行可能に支持さ れ、レール11に沿うようにして一対のロッド13が棚12の進行方向に進退で きるように配置されている。各ロッド13のロッド端にはそれぞれ図4に示され るように、ラック14が添設され、これにステッピングモータ15によって回転 駆動される駆動軸16両端のピニオン17がそれぞれ噛合し、モータ15の駆動 によりピニオン、ラック機構を介して両ロッド13がそれぞれ一定量づゝ進退で きるようになっている。
【0010】 各棚にはそれぞれ、図5に示されるように、下部にレール上を転動する二個の 遊動輪18と、遊動輪間において昇降可能に軸支され、エアシリンダー19によ って棚12より下向きに出没するピン20が設けてあり、ロッド13にはその上 面にピン20が係脱可能に嵌合係止する凹溝22がレール上に密着して並ぶ棚1 2と同一ピッチで形成されている。
【0011】 本装置は以上のように構成され、いま棚12pに製品等を格納するため、棚1 2oと、棚12pとの間に空間スペースを形成しようとするときには、棚12p より棚12tまでの各棚12p・・・12tをロッド13にそれぞれピン20を 凹溝22に差込むことによって連結する。その後、ステッピングモータ15を駆 動し、ロッド13を図3の右方向に一定量移動させる。これにより棚12oと棚 12pとの間には図6に示されるように、幅lの空スペース24が形成される。
【0012】 前記実施例では、ロッド13をピニオンラック機構により移動させるようにし ているが、別の実施例では、ロッド端に連結した油圧シリンダーにより移動する ようにされる。 前記実施例ではまた、ピンは棚に設けられ、ロッドに形成される凹溝に嵌合係 止されるようにしてあるが、別の実施例では、ピンがロッド側に、凹溝が棚側に 設けられる。ピン及びその作動装置を棚に設けるよりもロッド側に設ける方が配 線及び配管等の施工が容易となる。
【0013】 また前記実施例のように凹溝と、凹溝に嵌合係止するピンを設ける代わりに、 棚とロッドのいづれか一方に側方に突出するピンを設け、他方にこのピンに係脱 可能に係止するフックを備えたレバーを軸支し、ステッピングモータによりレバ ーを一定角度回動させてレバーのフックをピンに係止或いはピンより離脱させる ようにしてもよい。
【0014】 前記実施例ではまた更に、ピンは常にロッド上に持ち上げられ、必要時に押し 下げてロッドの凹溝に嵌合させ、棚をロッドに連結させるようにしているが、ピ ンは常に凹溝に嵌合係止して棚をロッドに連結させ、棚移動時には静止させる各 棚のピンを凹溝より抜くようにしてもよい。
【0015】
【考案の効果】
本考案の立体倉庫は以上のように構成され、次のような効果を奏する。 請求項1記載の立体倉庫によれば、各棚の移動は共通の駆動手段によって行わ れ、駆動手段を共通化することにより設備費及び全動力費を低減させることが可 能であり、しかもメンテナンスを容易にしてランニングコストを低減させること ができるほか、棚の移動が同時にできるため、作業時間が短縮されて倉庫の稼動 率が向上し、また移動時に棚は斜行しないで移動できるため、棚間に隙間を設け なくてもよい。
【0016】 請求項2及び3記載の立体倉庫によれば、棚はロッドに連結され、ロッドと一 体となって動くため、移動及び停止の制御が正確に行え、また停止位置のずれが なくなり、入出庫の受渡しを正確に行うことができる。 請求項4記載の立体倉庫のように、ピン又はフックレバーと、その作動装置を ロッド側に設ければ、その配線及び配管施工が容易となる。
【0017】 請求項5記載の立体倉庫においては、棚は停止時に固定され、停止時の変位や 妄動を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 棚が固定されるタイプの立体倉庫の斜視図。
【図2】 棚が移動するタイプの立体倉庫の正面図。
【図3】 本考案に係る立体倉庫の平面図。
【図4】 ロッド端におけるピニオンラック機構の正面
図。
【図5】 棚をロッドに連結する係止手段を示す図。
【図6】 棚間に空間スペースを設けた正面図。
【符号の説明】
11・・・レール 12・・・棚 13・・・ロッド 14・・・ラ
ック 15・・・ステッピングモータ 17・・・ピ
ニオン 19・・・エアシリンダー 20・・・ピ
ン 22・・・凹溝 24・・・空
間スペース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 武井 邦男 千葉県八千代市大和田新田672番地の1 新星鋼業株式会社内 (72)考案者 加古 賢治 千葉県八千代市大和田新田672番地の1 新星鋼業株式会社内

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方向に移動可能な並列する複数の棚
    と、前記同方向に移動可能なロッドと、該ロッドを前記
    方向に移動させる駆動手段と、棚とロッドとを係脱可能
    に連結する係止手段とよりなることを特徴とする立体倉
    庫。
  2. 【請求項2】 係止手段は、棚とロッドのいづれか一方
    に形成される凹溝と、他方に昇降可能に支持され、凹溝
    に係脱可能に係止するピンと、ピンを昇降させ、凹溝に
    係脱させるエア若しくは油圧シリンダーとよりなる請求
    項1記載の立体倉庫。
  3. 【請求項3】 係止手段は、棚とロッドのいづれか一方
    に突設されるピンと、他方に回動可能に軸支され、ピン
    に係脱可能に係合するフックレバーと、フックレバーを
    一定角度回動させ、ピンに係脱させるステッピングモー
    タよりなる請求項1記載の立体倉庫。
  4. 【請求項4】 ピン又はフックレバーと、その作動装置
    がロッド側に設けられる請求項2又は3記載の立体倉
    庫。
  5. 【請求項5】 係止手段は、常時棚をロッドに連結する
    請求項1記載の立体倉庫。
JP5175393U 1993-09-24 1993-09-24 立体倉庫 Pending JPH0721614U (ja)

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JP5175393U JPH0721614U (ja) 1993-09-24 1993-09-24 立体倉庫

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JP5175393U JPH0721614U (ja) 1993-09-24 1993-09-24 立体倉庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0721614U true JPH0721614U (ja) 1995-04-21

Family

ID=12895703

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JP5175393U Pending JPH0721614U (ja) 1993-09-24 1993-09-24 立体倉庫

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT201900006716A1 (it) * 2019-05-10 2020-11-10 Ghitti Marco Sistema magazzino
CN115924381A (zh) * 2022-09-02 2023-04-07 芳坤智能储存(宿迁)股份有限公司 一种便于组装的智能货架移动机构及其组装方法
CN116062361A (zh) * 2023-03-28 2023-05-05 河南科特尔机械制造有限公司 一种物料自动堆垛装置及其堆垛方法

Cited By (4)

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990810