JPH07215176A - 自動車用デフロスト装置 - Google Patents

自動車用デフロスト装置

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JPH07215176A
JPH07215176A JP6040295A JP4029594A JPH07215176A JP H07215176 A JPH07215176 A JP H07215176A JP 6040295 A JP6040295 A JP 6040295A JP 4029594 A JP4029594 A JP 4029594A JP H07215176 A JPH07215176 A JP H07215176A
Authority
JP
Japan
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automobile
hot plate
air
thin
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP6040295A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Ishii
昌 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Precision Parts Mfg Co Ltd
Original Assignee
Toyo Precision Parts Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Precision Parts Mfg Co Ltd filed Critical Toyo Precision Parts Mfg Co Ltd
Priority to JP6040295A priority Critical patent/JPH07215176A/ja
Publication of JPH07215176A publication Critical patent/JPH07215176A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】自動車備付けのデフロスタ装置から排出される
温風をわずかに数秒間で熱風に変えて自動車のフロント
ガラスに供給することにより厳冬期のフロントガラスの
前面に張りついた氷結及び霜を急速除去する。 【構造】自動車の霜取り送風口の上部に薄状熱板を支持
せしめ、前記薄状熱板の端子に通電し該薄状熱板を急速
加熱し、送風口から供給される温風を前記熱板又はその
近辺を通過させ熱風となし、該熱風を自動車のフロント
ガラスに供給するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車の窓ガラス特
に自動車のフロントガラスの氷結及び霜取りを急速に除
去する自動車用デフロスト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のデフロスタ装置はエアコンの温
風として通常の自動車に装備されているが、この温風に
よるフロントガラスの温暖化のみでは厳冬期のフロント
ガラスの前面に張りついた氷結及び霜を除去するのに長
時間を必要とした。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来の自
動車備付けのデフロスタ装置では厳冬期のフロントガラ
スの前面に張りついた氷結及び霜を除去するのにかなり
の時間を必要とする。又、寒冷地では自動車備付けのデ
フロスタ装置では外気の温度に負けてしまい走行中でも
フロントガラスに付着した雪が凍結する欠点があった。
本発明は、自動車備付けのデフロスタ装置から排出され
る温風をわずかに数秒間で40°C〜50°C程度の熱
風を自動車のフロントガラスに供給することにより厳冬
期のフロントガラスの前面に張りついた氷結及び霜を急
速除去する。更に、厳寒地において本発明の自動車用デ
フロスト装置を走行中に作動させることによりフロント
ガラスに氷結しょうとする降雪を溶かせながら安全に走
行できる自動車用デフロスト装置を提供することを目的
とする。
【0004】
【問題点を解決するための手段】上記の目的を達成する
ために、自動車の霜取り送風口の上部に薄状熱板を支持
せしめ、前記薄状熱板の端子に通電し該薄状熱板を急速
加熱し、送風口から供給される温風を前記薄状熱板を通
過となし、該熱風を自動車のフロントガラス供給する
ようにしてある。また、薄状熱板は、セラミック薄板の
上部に銀ペーストによる通電性皮膜を形成せしめ、該通
電性皮膜の上部に更に絶縁性ガラス皮膜を形成するのが
効果的である。更に又、良導性金属からなる下部開放の
円筒状又は箱型状の金属性カバーの上方部に空気孔を形
成すると共に、該金属性カバーの内側に薄状熱板を支持
せしめると共に該薄状熱板を自動車の霜取り送風口の上
部に位置せしめ、前記薄状熱板の端子に通電し該薄状熱
板を加熱し、送風口から供給される温風を前記熱板を通
過となし、該熱風を自動車のフロントガラスに供給する
ようにすることが好ましい。
【0005】
【作用】自動車備付けのデフロスタ装置から供給される
温風がほぼ100゜C程度に加熱された薄状熱板に加熱
され、熱風となって自動車のフロントガラスに排出させ
ることによりフロントガラスを加熱し、フロントガラス
前面に張りついた氷結及び霜を急速除去するものであ
る。
【0006】
【実施例1】実施例について図面を参照して説明する。
図1〜図4において、長手状薄状熱板1は、厚みが約1
mm程度の絶縁性セラミック板2と、その外面に銀ペー
ストを印刷せしめ、これを焼成して形成せしめ厚さ約1
2ミクロンの抵抗パターン層3と更にこの抵抗パターン
層3の外面に形成せしめた絶縁性オーバーコートガラス
層4とから成っている。
【0007】長手状薄状熱板1をステンレスのような円
筒状の金属ケース5内において、その両側支持金具6で
支持せしめてある。この金属ケース5は下部を開口15
してあると共に、 金属ケース5は自動車のフロントガ
ラス7側に開口部8を設けてあり、該金属ケース5を固
定脚9にて保持せしめて自動車用デフロスト装置として
ある。この自動車用デフロスト装置の開口15を自動車
備付けのデフロスタ10の排気口11に対応させて設置
する。
【0008】前記抵抗パターン層3から電極12を取り
出し、シガーライターソケット13とを結線してある。
シガーライターソケット13より自動車に設置されたD
C電源(DC12〜24V)を取り出し、抵抗パターン
層3に通電すると抵抗パターン層3と一体となった絶縁
性セラミック板2は通電後わずか数秒では約100°C
に急速発熱する。
【0009】又前記長手状薄状熱板1の両面をを銅板又
はアルミ板のような熱伝導性の良好な一対の金属板14
にてサンドイッチ構造とすれば、長手状薄状熱板1を一
層良好に保温することができる。
【0010】自動車備付けのデフロスタ10の排気口1
1からの温風を金属ケース5の下部開口15より金属ケ
ース5に取込み、発熱性の長手状薄状熱板1により加熱
された金属ケース5内部を通過させ約40°C〜50°
Cの加熱空気を自動車のフロントガラス7に排出せしめ
てある。上記の図1〜図4では、金属ケース5の開口1
5は自動車備付けのデフロスタ10の排気口11から離
間位置に設けた。
【0011】図5では、金属ケース21は箱型状として
あると共に、下部開口部22は自動車備付けのデフロス
タ10の排気口11と接触状に形成してあるから、デフ
ロスタ10の排気口11から排出される全温風を効率的
に熱風として金属ケース21内に採り入れ排気口23か
ら排出することができるものである。
【0012】
【発明の効果】この発明は、上述のように構成されてい
るので、次に記載する効果を奏する。請求項1の自動車
用デフロスト装置では、自動車の霜取り送風口の上部に
薄状熱板を支持せしめ、前記薄状熱板の端子に通電し該
薄状熱板を急速加熱し、送風口から供給される温風を前
記熱板を通過となし、該熱風を自動車のフロントガラス
に供給するようにしてあるので、冬期の自動車のフロン
トガラスの氷結又は霜等を急速に除去し得る。請求項2
の自動車用デフロスト装置では、薄状熱板は、セラミッ
ク薄板の上部に銀ペーストによる通電性皮膜を形成せし
め、該通電性皮膜の上部に更に絶縁性ガラス皮膜を形成
してあるので、薄状熱板は通電初期から急速に高温を得
ることができると共に、通電を遮断すると急速に温度低
下をきたすから通電遮断により火傷等を避けることがで
きる。更に、請求項3の自動車用デフロスト装置では、
下部開放の金属性カバーの上方部に空気孔を形成すると
共に、該金属性カバーの内側に薄状熱板を支持せしめる
と共に該薄状熱板を自動車の霜取り送風口の上部に位置
せしめ、前記薄状熱板の端子に通電し該薄状熱板を加熱
し、送風口から供給される温風を前記熱板を通過とな
し、該熱風を自動車のフロントガラスに供給するように
してあるので、不意に金属性カバーに接触でも比較的安
全であると共により自動車のフロントガラスに近接した
位置に熱風を集中して排出できるので氷結又は、付着し
た霜の除去を効率的におこない得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車用デフロスト装置の使用状態を示す一部
拡大断面図
【図2】薄状熱板の一部拡大断面図
【図3】自動車用デフロスト装置の正面図
【図4】自動車用デフロスト装置の設置状態を示す説明
【図5】他の実施例を示す自動車用デフロスト装置の使
用状態を示す一部拡大断面図
【図6】斜視図
【符号の説明】
1..長手状薄状熱板 2..絶縁性セラミック板 3..抵抗パターン層 4..絶縁性オーバーコートガラス層 5..金属ケース 6..支持金具 7..フロントガラス 8..開口部 9..固定脚 10.デフロスタ 11.排気口 12.電極 13.シガーライターソケット 14.金属板 15.開口 21.金属ケース 22.下部開口部 23.排気口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車の霜取り送風口の上部に薄状熱板を
    支持せしめ、前記薄状熱板の端子に通電し該薄状熱板を
    急速加熱し、送風口から供給される温風を前記熱板又は
    その近辺を通過させ熱風となし、該熱風を自動車のフロ
    ントガラスに供給するようにしたことを特徴とする自動
    車用デフロスト装置。
  2. 【請求項2】薄状熱板は、セラミック薄板の上部に銀ペ
    ーストによる通電性皮膜を形成せしめ、該通電性皮膜の
    上部に更に絶縁性ガラス皮膜を形成してなることを特徴
    とする請求項1の自動車用デフロスト装置。
  3. 【請求項3】下部開放の金属性カバーの上方部に空気孔
    を形成すると共に、該金属性カバーの内側に薄状熱板を
    支持せしめると共に該薄状熱板を自動車の霜取り送風口
    の上部に位置せしめ、前記薄状熱板の端子に通電し該薄
    状熱板を加熱し、送風口から供給される温風を前記熱板
    を通過となし、該熱風を自動車のフロントガラスに供給
    するようにしたことを特徴とする自動車用デフロスト装
    置。
JP6040295A 1994-01-31 1994-01-31 自動車用デフロスト装置 Pending JPH07215176A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57201739A (en) * 1981-05-14 1982-12-10 Ford Motor Co Electric heating plate
JPS61247645A (ja) * 1986-04-08 1986-11-04 Nippon Sheet Glass Co Ltd 板ガラスに対するペ−ストの焼成方法
JPS6317151A (ja) * 1986-07-08 1988-01-25 Toko Gijutsu Kaihatsu Kk 自動車における暖房及び霜取装置
JPH0539003A (ja) * 1991-08-08 1993-02-19 Abisare:Kk 発熱シート体

Patent Citations (4)

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JPS6317151A (ja) * 1986-07-08 1988-01-25 Toko Gijutsu Kaihatsu Kk 自動車における暖房及び霜取装置
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