JPH0721495Y2 - マニピュレータ作業機 - Google Patents

マニピュレータ作業機

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JPH0721495Y2
JPH0721495Y2 JP1851490U JP1851490U JPH0721495Y2 JP H0721495 Y2 JPH0721495 Y2 JP H0721495Y2 JP 1851490 U JP1851490 U JP 1851490U JP 1851490 U JP1851490 U JP 1851490U JP H0721495 Y2 JPH0721495 Y2 JP H0721495Y2
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JP
Japan
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manipulators
manipulator
workbench
arm
work
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Application number
JP1851490U
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JPH03110093U (ja
Inventor
紀好 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Corp
Original Assignee
Aichi Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 イ.考案の目的 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば、起伏等自在なブームの先端等に取り
付けられ、高所での電気工事等を行うためのマニピュレ
ータ作業機に関する。
(従来の技術) 上記のようなマニピュレータ作業機として、作業者が搭
乗するための作業台と、作業者の操作によりアームの先
端部に作業用工具等を把持したり、そのアームを屈伸作
動等させたりして作業を行うことができるマニピュレー
タとを備えたものがある。なお、このようなマニピュレ
ータ作業機の大部分は鋼材により成形または組み立てら
れる。
このようなマニピュレータ作業機を用いて、例えば、電
柱上における電気工事、特に活線作業を行う場合に、マ
ニピュレータが活線に接触することにより、作業台上の
作業者感電してしまう恐れがある。
このため、従来、特開昭60−28704号公報において提案
されているような絶縁手段が講じられている。このもの
では、マニピュレータのアームの先端側の部分と基端側
の部分を鋼製とし、その中間部に絶縁部を設けることに
より、アームの先端側と基端側との間、つまりは、マニ
ピュレータの先端部と作業台間を絶縁するよう構成され
ている。
またその他に、複数のマニピュレータを備えた作業機と
して、それらマニピュレータを鋼製の支持部材上に取り
付け、この支持部材を絶縁部材を介して作業台に取り付
け、マニピュレータと作業台を絶縁するように構成した
ものも使用されている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、前者のような絶縁方法を用いると、鋼製
のアーム基端側の一部が活線に触れた場合、そのアーム
基端側と作業台間は絶縁されていないので、作業台上の
作業者が感電してしまう恐れがあるという問題がある。
また、このものでは、マニピュレータのアームの中間部
を絶縁部としているため、アーム上に、アームを屈伸作
動させるシリンダ等を取り付ける場合に、そのシリンダ
等を介してアームの先端側と基端部間が非絶縁状態とな
らないようにするために、その取り付け位置が制限され
る等、アームの構成が複雑になり易いという問題もあ
る。
また、後者のようにマニピュレータを複数備えた作業機
では、例えば、各マニピュレータがそれぞれ異なる活線
に接触した場合に、それらのマニピュレータ間において
上記の鋼製の支持部材を介して短絡を起こす可能性もあ
った。
以上の問題に鑑み、本考案では、作業台と複数のマニピ
ュレータ間および複数のマニピュレータ相互間を絶縁す
るようにしたマニピュレータ作業機を提供することを目
的としている。
ロ.考案の構成 (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案では、作業台から延
設した支持部材上に複数のマニピュレータを配設し、そ
の支持部材に、作業台と複数のマニピュレータ間および
複数のマニピュレータ相互間を絶縁する絶縁部を設けて
構成している。
(作用) このようなマニピュレータ作業機では、例えば、2本の
マニピュレータを取り付けることができるように支持部
材の一部を両横方向に張り出した腕形状の部材とし、そ
の両側の腕形状の部材を絶縁材料で成形することによ
り、それら2本のマニピュレータ間のみならず作業台と
それらマニピュレータ間をも絶縁することができる。
(実施例) 以下、本考案に係るマニピュレータ作業機について図面
を参照しながら説明する。
まず、上記マニピュレータ作業機を備えた高所作業車に
ついて第2図を用いて説明する。
この高所作業車1の車体2上には、車体2に対して旋回
自在な旋回台3が取り付けられている。この旋回台3の
上部には、起伏シリンダ4等により起伏および伸縮自在
なブーム5が枢着されている。さらに、このブーム5の
先端に、上記マニピュレータ作業機10が取り付けられて
いる。このため、ブーム5を作動させることにより、マ
ニピュレータ作業機10を任意の高所位置に移動させるこ
とができる。
このマニピュレータ作業機10は、第1A、1B図に示すよう
に、作業台11、2本のマニピュレータ12、13、支持部材
14から構成されている。
作業台11には、作業者が搭乗してマニピュレータ12、13
を操作する。この作業台11の前部(図の右方)には支持
部材14が取り付けられている。
支持部材14は、作業台11の前部から前方に延びるように
取り付けられたブラケット41と、このブラケット41の前
端部に、作業台11の横幅方向に取り付けられた腕部材42
から構成されている。ブラケット41の下部には、ブーム
5の先端部が枢着されている。なお、ブラケット41は、
ブーム5の先端部内に取り付けられたレベリングシリン
ダ6がブーム5の起伏に応じて伸縮作動することにより
常に水平レベルに保持される。また、腕部材42は、絶縁
材から1本の柱状部材として成形され、ブラケット41の
前端部に、これを貫通するように取り付けられている。
この腕部材42の両端には、マニピュレータ12、13の基端
部を取り付け、これらを支持するための支持台12a、13a
が、ブラケット41と所定の距離を介して配設されてい
る。したがって、ブラケット41と両支持台12a、13a間、
即ち、作業台11とマニピュレータ12、13間は腕部材42に
より絶縁され、さらに、マニピュレータ12、13相互間も
絶縁されることになる。
マニピュレータ12、13は、第2図に示すように、支持台
12a、13aに対して旋回自在、かつ内蔵されたシリンダの
作動により屈伸自在なアーム12b、13bと、このアーム12
b、13bの先端に取り付けられ、工具21等を把持可能なハ
ンド12c、13cとから構成されている。なお、アーム12
b、13bは大部分を鋼材により構成しても差し支えない。
このようなマニピュレータ12、13を用いて操作して、作
業者は活線に直接係わることなく活線作業を行うことが
できる。
なお、このような活線作業中において、作業中にマニピ
ュレータ12、13のハンド12b、13bや、アーム12bのいず
れの部分が活線22に接触しても、マニピュレータ12、13
全体と作業台11間が絶縁されているので、作業者が感電
する危険はない。また、マニピュレータ12、13間も絶縁
されているので、各マニピュレータ12、13がそれぞれ別
の活線22に接触した場合にもこれらマニピュレータ12、
13間が短絡することはない。
ハ.考案の効果 以上のように、本考案のマニピュレータ作業機を用いれ
ば、作業台と複数のマニピュレータ間が絶縁されている
ので、マニピュレータのいずれの部分が活線等に接触し
ても、作業台に搭乗した作業者を感電から確実に保護す
ることができる。また、マニピュレータの先端部から基
端部間においては、絶縁を考慮する必要がないので、マ
ニピュレータの構造を簡単にすることができる。
さらに、各マニピュレータ相互間も絶縁されているの
で、それぞれのマニピュレータが異なる活線等に接触し
てもそれらマニピュレータ間における短絡事故の発生を
防止でき、作業の安全性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1A図、第1B図は、本考案に係るマニピュレータ作業機
の平面図、側面図、 第2図は、上記マニピュレータ作業機を備えた高所作業
車の斜視図である。 11…作業台 12、13…マニピュレータ 14…支持部材、42…腕部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】作業台と、 この作業台から延設された支持部材と、 この支持部材上に配設された複数のマニピュレータとか
    らなり、 前記支持部材に、前記作業台と前記複数のマニピュレー
    タ間および前記複数のマニピュレータ相互間を絶縁する
    絶縁部を設けたことを特徴とするマニピュレータ作業
    機。
JP1851490U 1990-02-26 1990-02-26 マニピュレータ作業機 Expired - Lifetime JPH0721495Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1851490U JPH0721495Y2 (ja) 1990-02-26 1990-02-26 マニピュレータ作業機

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JP1851490U JPH0721495Y2 (ja) 1990-02-26 1990-02-26 マニピュレータ作業機

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JPH03110093U JPH03110093U (ja) 1991-11-12
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CN104384118B (zh) * 2014-09-16 2016-08-24 国家电网公司 带电清除异物机械臂手

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