JPH07214403A - フェーシングヘッド - Google Patents

フェーシングヘッド

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JPH07214403A
JPH07214403A JP2616394A JP2616394A JPH07214403A JP H07214403 A JPH07214403 A JP H07214403A JP 2616394 A JP2616394 A JP 2616394A JP 2616394 A JP2616394 A JP 2616394A JP H07214403 A JPH07214403 A JP H07214403A
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spindle
tool
housing
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JP2616394A
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Masami Masuda
正巳 増田
Yuji Shibuya
裕司 渋谷
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Hitachi Seiki Co Ltd
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Hitachi Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】小径の工具の高速回転とフェーシング工具のた
めの低速回転とを選択できる。 【構成】第3主軸40を使用してドリル加工等の穴加工
を行うときは第2主軸51の中心軸線と第3主軸40の
軸線とを一致させる。このあと、シリンダ48を駆動さ
せてシフター45を作動させてシフトギヤー43の歯を
内歯歯車50に噛み合わせる。モータを起動させて、プ
ーリ90を回転させて第3主軸40を高速で回転させ
て、内歯歯車50及び第2主軸51を回転駆動する。こ
の駆動により、小径の工具Taはハウジング10内で回
転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マシニングセンタの主
軸ヘッドに取り付けられるフェーシングヘッドの構造に
関する。更に詳しくは、特に広い面の加工、すなわちフ
ェーシング加工と、ドリル加工、タップ加工、エンドミ
ル加工等の穴加工とを、1台の工作機械で行うようにし
たフェーシングマシン形のマシニングセンタのフェーシ
ングヘッドの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】工作物の端面をバイトで削ること、すな
わち面削りと、ドリル加工、タップ加工、エンドミル加
工等の穴加工とを、1台の工作機械で行うようにしたフ
ェーシングマシン形のマシニングセンタが知られてい
る。
【0003】この種のフェーシングマシンでは、主軸に
取り付けられた大径の面板を回転させ、面板上に半径方
向に移動可能に設けられたハウジングを有している。ハ
ウジングの工具主軸に工具(フェーシング工具または穴
明け工具)を挿入固定し、面板の回転でフェーシング加
工又は穴明け加工の両方を行うものである。
【0004】すなわち、工具主軸が面板の中心軸線にあ
る時は穴明け工具による穴明け加工を行い、工具主軸の
中心軸線が面板の中心軸線から外れた半径位置ではハウ
ジングの半径方向の移動による送りと、大径面板の回転
により広い面の加工(フェーシング加工)とを行う。
【0005】しかし、この方式では、穴明け加工時にも
大径の面板を回転させるため、面板を高速で回転させる
ことが不可能で、中径程度の穴明け加工には使えるが、
高速回転が必要な小径工具では使用できないか又は加工
能率が悪いため、やむを得ず小径の穴明け加工は別の工
作機械にワークを移し換えて行っている。近年、1台の
工作機械で全ての加工を完了させる要求(工程集約)が
高まってきているため、その解決方法が望まれていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決するために提案されたものであり、次の目的を達
成する。
【0007】本発明の目的は、高速回転から低速回転ま
で幅広い回転数を選択できるフェーシングヘッドを提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記目的を
達成するため、次の手段を採る。
【0009】この発明は、主軸頭に回転可能に設けられ
た第1主軸と、該第1主軸端に取り付けられた面板と、
前記第1主軸を回転駆動するための主軸駆動手段と、前
記面板に半径方向に移動可能に設けられたハウジング
と、前記第1主軸と同軸に回転可能に設けられ前記ハウ
ジングと係合して前記ハウジングを前記半径方向に駆動
するための送り軸と、前記送り軸を前記第1主軸と相対
回転させて駆動するための半径方向送り駆動手段と、前
記ハウジングに回転可能に設けられ前端に工具挿入穴を
有する第2主軸と、前記ハウジングに設けられ前記第2
主軸の工具挿入穴に挿入されるフェーシング工具と係合
してフェーシング工具の回り止めを行なう係止手段と、
前記第1主軸と同軸に回転可能に設けられ前記主軸駆動
手段によって回転駆動される第3主軸と、前記第2主軸
と前記第3主軸とが同一軸線上に位置されたとき、前記
第2主軸と前記第3主軸と連結を選択的に係合及び離脱
するためのクラッチ手段とからなるフェーシングヘッド
である。
【0010】前記半径方向送り駆動手段は、前記ハウジ
ングに設けたラックと、該ラックに噛み合い、前記送り
軸に設けられたピニオンと、前記送り軸と前記第1主軸
との間に配置され相対回転運動を生じさせるための作動
歯車送り機構と、前記作動歯車送り機構に接続された送
りモータとからなることを特徴としている。
【0011】前記主軸駆動手段は、前記第1主軸を駆動
するための第1主軸モータと、前記第3主軸を駆動する
ための第3主軸モータとからなることを特徴としてい
る。
【0012】
【作用】面板内のハウジング内の第2主軸を使用してド
リル加工等の穴加工を行うときは、工具を保持した第2
主軸の中心軸線と第3主軸の中心軸線とを一致させる。
この後クラッチ手段により第2主軸と第3主軸とを連結
する。。この連結後、第3主軸のみを回転駆動させて小
径の工具Taを回して必要な穴加工を行う。
【0013】フェーシングヘッドで面削りを行うとき
は、第1主軸を主軸駆動手段で回転駆動し、かつ半径方
向送り駆動手段で送り軸と第1主軸との間で相対回転運
動を生じさせる。この相対回転運動により送り軸はハウ
ジングを面板の半径方向に駆動する。面削りを行なう
時、第2主軸の工具挿入穴に挿入されたフェーシング工
具Tbは、ハウジングの係止手段に係合し、ハウジング
に対し回り止めされるため、フェーシング加工が可能と
なる。
【0014】
【実施例】
(実施例1)次に、本発明の実施例を説明する。図1
は、本発明のフェーシングヘッドの実施例1を示す断面
図、図3(a)は図1の左側面図である。第1主軸1は
内部が中空であり主軸頭2に軸受3a,3b(図4参
照)により回転自在に支持されている。第1主軸1の前
端面である主軸端4には面板5がボルト6で固定されて
いる。第1主軸1にキー止めされた歯車113は歯車1
14と噛み合い、歯車114に回転を伝達するモータ
(図示せず)により、第1主軸1は回転駆動される。面
板5上には案内板9が固定されている。面板5には直径
方向に溝穴7が形成されている。案内板9と溝穴7とに
囲まれた案内面8が形成されている。
【0015】案内面8にはハウジング10の基端11が
面板5の半径方向に移動自在に案内されている。第一主
軸1の中心孔には送り軸12が軸受13a,13b,1
3c(図4参照)により回転自在に配置されている。送
り軸12の先端にはピニオン14が固定されている。ピ
ニオン14は断面がL字状のラック歯15に噛み合って
おり、ラック歯15のラック本体16の他端はハウジン
グ10に固定されている。このためハウジング10は案
内面8に沿って半径方向に移動できる。
【0016】ラック本体16の外周面には、ラック歯1
8が形成されている。ラック歯18はピニオン19に噛
み合っている。ピニオン19の軸20は面板5に固定さ
れている。ピニオン19はニードルベアリングを介し
て、軸20に回転可能に支持される。ピニオン19には
ラック21が噛み合っている。ラック21の端面はバラ
ンスウェイト22の基端23にボルトで固定されてい
る。基端23とバランスウェイト22とはボルト24で
一体に固定されている。更に基端23は面板5に形成さ
れた案内面25に半径方向に移動自在に配置されている
ので、ピニオン14の回転はバランスウェイト22を駆
動することになる。
【0017】ラック21と平行してバランスウェイト2
2には、面板5の中心に対してラック21と対称な位置
に、基端30を介してラック31が固定されている。ラ
ック歯31はピニオン32に噛み合っている。ピニオン
32の軸33は面板5に固定支持されている。ピニオン
32はニードルベアリングを介して、軸33に回転可能
に支持される。ピニオン32にはラック34が噛み合っ
ている。ラック34の端面はハウジング10にボルトで
固定されている。バランスウェイト22は、ハウジング
10が面板5の案内面8に沿って移動するときにこれと
反対方向に等量移動し、回転のバランスをとるためのも
のである。
【0018】送り軸12の中心には第3主軸40が軸受
41a,41b(図4参照)により回転自在に支持され
て配置されている。次に本発明のクラッチ手段について
述べる。第3主軸40の前端にはスプライン42が形成
されている。スプライン42にはシフトギヤー43が軸
線方向に移動自在に接合されている。シフトギヤー43
にはフランジ44が形成されている。フランジ44には
シフター45の溝46が係合されている。シフター45
の他端はシリンダ48のピストンロッド47の先端に固
定されている。シリンダ48を駆動すると、ピストンロ
ッド47及びシフター45が移動する。
【0019】シフター45の移動によりシフトギヤー4
3はスプライン42上を移動する。シフトギヤー43の
歯は内歯歯車50に噛み合っている。内歯歯車50は第
2主軸51の後端に固定されている。第2主軸51は3
個の軸受52によりハウジング10に回転自在に支持さ
れている。第2主軸51の前方には工具挿入穴であるテ
ーパ穴53が形成されている。テーパ穴53の小径の工
具Taまたはフェーシング工具Tbのツールシャンク把
持部54aまたは54bのツールシャンク55を挿入す
るためのものである。
【0020】第2主軸51の前端面には、キー56aが
ボルトで固定され、小径の工具Taのツールシャンク把
持部54aのキー溝と係合する。従って、第2主軸51
を回転させる穴加工の時は、小径の工具Taは第2主軸
51と一体化して回転し、切削力に抗することができ
る。テーパ穴53とツールシャンク55との摩擦力によ
って耐えられる程度の切削力しか作用しない場合は、キ
ー56aは省略できる。
【0021】また、ハウジング10の前端面には係止手
段であるキー56bがブロック115を介して配置固定
されている。図2に示すようにキー56bはフェーシン
グ工具Tbが挿入された時、そのツールシャンク把持部
54bから半径方向外側に突き出たツールボディ116
のキー溝116bに係合し、フェーシング工具Tbはハ
ウジング10に対し回転を防止するため、面板5の回転
によるフェーシング加工時、フェーシング工具Tbは切
削力に抗して回り止めされる。
【0022】第2主軸51のキー56aに係合するフェ
ーシング工具Tbの幅より若干広くなっている。ツール
シャンク55の後端にはプルスタッド57がねじ込み固
定されている。プルスタッド57はコレット状の係合部
材58の一端に係合されている。係合部材58の後端は
クランプ部材59により後方に引っ張られている。クラ
ンプ部材59は、第2主軸51の後端に固定された案内
部材60に摺動自在に設けられている。
【0023】クランプ部材59の後端は円筒で端面が閉
鎖されているスプリング受61にナット62により固定
されている。スプリング受61の前端面にはコイルバネ
63の後端が接している。コイルバネ63は第2主軸5
1のバネ溝64に挿入されている。コイルバネ63の前
端面はバネ溝64の底面65に接している。結局、スプ
リング受61及びクランプ部材59を後方に引っ張り、
係合部材58の前端を押し縮めながら、プルスタッド5
7を引っ張ってツールシャンク55をテーパ穴53にク
ランプする。
【0024】差動歯車送り機構70 図4は、差動歯車送り機構70を示す。差動歯車送り機
構70は、第1主軸1と送り軸12を同期回転させると
共に、ハウジング10の所要の半径方向の送り量だけ、
送り軸12を第1主軸1に対して相対回転させるための
機構である。主軸頭2には送りモータ71が固定されて
いる。送りモータ71の出力軸72にはピニオン73が
キーで固定されている。ピニオン73は歯車74に噛み
合っている。歯車74は、かさ歯車75の軸76にキー
で連結されている。
【0025】かさ歯車75はギヤケース77に軸受78
により回転自在に支持されている。かさ歯車75にはギ
ヤケース77に回転自在に支持されている2個のかさ歯
車79,80にそれぞれ噛み合っている。かさ歯車7
9,80にはかさ歯車81がそれぞれ噛み合っている。
かさ歯車81はギヤケース77に軸受82により回転自
在に支持されている。
【0026】かさ歯車81の軸83は軸受84により回
転自在に主軸頭2に支持されている。軸83には歯車8
5が回転不能にキー結合されている。歯車85は第1主
軸1に回転不能にキー接合された歯車86と噛み合って
いる。また歯車85には、ポジションコーダ(図示せ
ず)の入力軸に連結された歯車と噛み合っている。ポジ
ションコーダは、第1主軸1の回転数を検出し、フェー
シング加工時、第1主軸1の回転数当りのハウジング1
0の半径方向移動量を制御するためのものである。他
方、ギヤケース77には歯車87がボルトで固定されて
いる。歯車87は送り軸12に回転不能にキー接合され
た歯車88に噛み合っている。
【0027】結局、差動歯車送り機構70は、第1主軸
1の歯車86からの回転駆動を送り軸12の歯車88に
同一回転速度で伝達することになる。第1主軸1と送り
軸12との間に回転速度の違いがあると、送り軸12は
ピニオン14でラック本体16を駆動しハウジング10
を移動させることになる。
【0028】工具回転及びアンクランプ機構 第3主軸40の後端にはプーリ90がキーで固定されて
いる。プーリ90はタイミングベルト91を介してモー
タ(図示せず)により回転駆動される。図5は図4に示
す図の後端部分の断面図である。第3主軸40の中心孔
にはアンロック棒92が軸線方向に移動自在に配置され
ている。アンロック棒92の中心にはクーラント孔93
が穿孔されている。クーラント孔93は小径の工具Ta
に工具内を通してクーラントを供給するためのものであ
る。
【0029】アンロック棒92の後端にはロータリジョ
イント94が接続されている。ロータリジョイント94
はアンロック棒92が回転してもクーラントを供給でき
るようにしたジョイントである。アンロック棒92の外
周にはシリンダ95が配置され、主軸頭2に固定されて
いる。シリンダ95の内部にはピストン96が軸線方向
に移動可能に挿入され、軸受97によりアンロック棒9
2を回転自在に支持している。
【0030】ピストン96の軸線方向の駆動力は鍔98
により伝達され、アンロック棒92を軸線方向に移動さ
せその先端でクランプ部材59の後端面を押圧する。こ
のピストン96の力によりコイルバネ63を縮小させて
工具をアンロックする。シリンダ95内にはピストン9
6と同軸に、かつ後端にピストン99が配置されてい
る。
【0031】ピストン99の右端面の受圧面積はピスト
ン96より大きいので、ピストン99はピストン96よ
りも大きな駆動力を発生させることができる。従って、
ピストン99を左端に移動し、ピストン96を右側に移
動させると、ピストン96は中間位置に停止し、クラン
プ部材59の後端面を軽く押圧し、この押圧状態でクー
ラントは小径の工具Taに供給される。
【0032】(実施例1の動作)次に、前記実施例1の
動作の概要を説明する。面板5によるフェーシング加工
のときは第1主軸1をモータで駆動して回転させる。第
1主軸1の回転により、面板5が回転を開始しフェーシ
ング工具Tbは加工を開始する。このときフェーシング
工具Tbを半径方向に送るにはモータ71を起動させ
る。モータ71の回転出力は歯車73、歯車74、かさ
歯車75を回転させる。かさ歯車75の回転はかさ歯車
79,80を回転させて、ギヤケース77、歯車87、
歯車88を回転させて送り軸12を回転させる。
【0033】送り軸12の回転により、その前端のピニ
オン14を回転させてラック歯15を駆動させてハウジ
ング10を案内面8に沿って半径方向に移動させる。こ
の面板5の回転とハウジング10の送りによりフェーシ
ング工具Tbは加工のための送りとなり面削りを行う。
第3主軸40を使用してドリル加工等の穴加工を行うと
きは第2主軸51の中心軸線と第3主軸40の軸線とを
一致させる。この主軸軸線の一致はモータ71に内蔵さ
れたエンコーダと数値制御装置の演算機能により行う。
このあと、シリンダ48を駆動させてシフター45を作
動させてシフトギヤー43の歯を内歯歯車50に噛み合
わせる。次に、ATC(図示せず)によりフェーシング
工具Tbを第2主軸51から取り外し、小径の工具Ta
を第2主軸51に挿入する。
【0034】モータを起動させて、プーリ90を回転さ
せて第3主軸40を高速で回転させて、内歯歯車50及
び第2主軸51を回転駆動する。この駆動により、小径
の工具Taはハウジング10内で回転する。この回転に
より小径の工具Taは穴明けまたはミーリングなどの穴
加工を最適な速度で行う。
【0035】(実施例2)前記実施例1は第1主軸1と
第3主軸40とは別々の駆動用モータを用いていたが、
この必要は必ずしもない。図6は第1主軸1と第3主軸
40とを同一のモータで駆動した実施例を示すものであ
る。モータ100の出力は、出力軸101、クラッチ1
02、軸103、歯車104、歯車105、軸106、
歯車107、歯車108及び歯車109と伝動し、減速
したあと第1主軸1を駆動する。
【0036】第4主軸40を駆動するときは、クラッチ
102をシフター112で軸103から外してプーリ1
10に連結し、プーリ110に巻き付けられたベルト1
11を駆動し、プーリ90を駆動して第4主軸40を回
す。
【0037】(その他の実施例)前記実施例では、面板
5上でのハウジング10の送りはラック及びピニオンを
用いた機構であったがこの機構でなく、送り軸12から
かさ歯車、かさ歯車、送りねじ、ハウジングに固定され
た送りナットにより行うものでも良い。
【0038】
【発明の効果】この発明によると、次の効果が奏され
る。小径の工具による穴加工もフェーシング工具による
面加工も共に最適な加工速度で加工が実現できるので、
結果として加工能率が向上する。
【0039】特にワークの端面に小穴が多数有る場合に
その効果が大きく、1台のマシニングセンタで全加工を
短時間で完了させることが出来、小径加工のために他の
小穴加工専用機にワークを移し換える必要が無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のフェーシングヘッドの実施例
1を示す正面図であり、小径の工具Taを挿着した状態
を示す図である。
【図2】図2は、フェーシング工具Tbを挿着した状態
を示すハウジング前端部の正面図である。
【図3】図3(a)は、図1の左側面図である。図3
(b)は、フェーシングヘッドの断面図である。
【図4】図4は、差動歯車送り機構の断面図である。
【図5】図5は、アンロックシリンダの断面図である。
【図6】図6は、第1主軸及び第3主軸の駆動機構の他
の実施例を示す正面図である。
【符号の説明】
1…第1主軸 2…主軸頭 3a,3b…軸受 4…主軸端 5…面板 10…ハウジング 14…ピニオン 22…バランスウェイト 40…第3主軸 70…差動歯車送り機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主軸頭に回転可能に設けられた第1主軸
    と、 該第1主軸端に取り付けられた面板と、 前記第1主軸を回転駆動するための主軸駆動手段と、 前記面板に半径方向に移動可能に設けられたハウジング
    と、 前記第1主軸と同軸に回転可能に設けられ前記ハウジン
    グと係合して前記ハウジングを前記半径方向に駆動する
    ための送り軸と、 前記送り軸を前記第1主軸と相対回転させて駆動するた
    めの半径方向送り駆動手段と、 前記ハウジングに回転可能に設けられ前端に工具挿入穴
    を有する第2主軸と、 前記ハウジングに設けられ前記第2主軸の工具挿入穴に
    挿入されるフェーシング工具と係合してフェーシング工
    具の回り止めを行なう係止手段と、 前記第1主軸と同軸に回転可能に設けられ前記主軸駆動
    手段によって回転駆動される第3主軸と、 前記第2主軸と前記第3主軸とが同一軸線上に位置され
    たとき、前記第2主軸と前記第3主軸と連結を選択的に
    係合及び離脱するためのクラッチ手段とからなるフェー
    シングヘッド。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記半径方向送り駆動手段は、 前記ハウジングに設けたラックと、 該ラックに噛み合い、前記送り軸に設けられたピニオン
    と、 前記送り軸と前記第1主軸との間に配置され相対回転運
    動を生じさせるための作動歯車送り機構と、 前記作動歯車送り機構に接続された送りモータとからな
    ることを特徴とするフェーシングヘッド。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、 前記主軸駆動手段は、 前記第1主軸を駆動するための第1主軸モータと、 前記第3主軸を駆動するための第3主軸モータとからな
    ることを特徴とするフェーシングヘッド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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