JPH07214010A - 缶の排出装置 - Google Patents

缶の排出装置

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Publication number
JPH07214010A
JPH07214010A JP1196694A JP1196694A JPH07214010A JP H07214010 A JPH07214010 A JP H07214010A JP 1196694 A JP1196694 A JP 1196694A JP 1196694 A JP1196694 A JP 1196694A JP H07214010 A JPH07214010 A JP H07214010A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cans
nozzles
defective
axis
slit
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP1196694A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihito Yanoo
明仁 矢野尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
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Publication of JPH07214010A publication Critical patent/JPH07214010A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G2201/00Indexing codes relating to handling devices, e.g. conveyors, characterised by the type of product or load being conveyed or handled
    • B65G2201/02Articles
    • B65G2201/0235Containers
    • B65G2201/0244Bottles

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  • Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
  • Special Conveying (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)
  • Sorting Of Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 缶の排出装置に係り、高速で搬送される多量
の缶の中から、特定の缶を健全な状態で確実に排出す
る。 【構成】 缶Cの搬送経路Gの近傍に配置され、搬送方
向に交差する方向に沿って缶Cの軸線9に直交しかつそ
の軸線9を挟んで均等に分布するスリット状の気流Aを
缶Cに向けて噴射するノズル13・14を具備し、缶C
に回転力を付与することなく、搬送方向に交差する方向
に排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、缶の検査装置
内に配置され、搬送途中の不良缶を搬送経路から排出す
る際に作動される缶の排出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、飲料物を充填する飲料缶等の缶
は、アルミニウム製板材や鉄板に深絞り加工を施して有
底円筒状に形成され、トリマー、オーブン、ウォッシャ
ー等の各工程を挿通させられて最終的に飲料物を充填可
能な製品とされる。この場合に、深絞り加工において缶
にピンホールが形成されたり、上記各工程および搬送途
中におけるアルミニウムの切粉、すす、虫等の各種塵埃
の付着、あるいは、成形不良等による凹み等の表面不良
が発生したりすることがあり、かかる不良缶を製造工程
から排除する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
不良缶は、製造工程から排出された後に検査されること
によって、その不良の種別から、製造工程内における不
具合発生箇所を特定することができる。すなわち、例え
ば、アルミニウムの切粉はトリマーの後段や搬送途中に
おいて付着するものであり、すすはオーブンによって生
じるものであり、また、これらの汚れの洗い残しは、ウ
ォッシャーにおける不具合の発生を推測させるものであ
る。さらに、凹みの形態によって当該凹みに相当する機
構部の不具合を推測することができる。
【0004】しかしながら、缶の製造工程においては、
多量の缶が高速で流通させられているために、その流通
経路から離脱させて排出することが困難である。また、
その排出の際に、不良缶に回転力が付与されてしまうた
めに、排出された不良缶が、予期せぬ方向に跳ね返り、
あるいは、周囲の物体と接触して新たな凹み等が形成さ
れてしまうことがある。その結果、製造工程内で生じた
缶の不良を認識することが困難になるという不都合があ
る。
【0005】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであって、高速で搬送される多量の缶の中から、特
定の缶を健全な状態で排出することができる缶の排出装
置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、缶の搬送経路の近傍に配置され、搬送方
向に交差する方向に沿って缶の軸線に直交しかつ該軸線
を挟んで均等に分布するスリット状の気流を缶に向けて
噴射するノズルを具備する缶の排出装置を提案してい
る。
【0007】
【作用】本発明に係る缶の排出装置によれば、ノズルか
ら噴出される気流を吹き付けられることによって、搬送
途中の特定の缶が搬送経路に交差する方向に排出され
る。この場合に、ノズルからの気流は、缶の軸線に直交
するスリット状に形成されており、しかも、軸線を挟ん
で均等に分布しているので、軸線回りに偏った外力が付
与されることがない。したがって、缶が軸線回りに回転
することなく搬送経路から排出されることになる。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係る缶の排出装置の一実施例
について図1ないし図4を参照して説明する。本実施例
の缶Cの排出装置1は、例えば、図4に示される検査装
置2の内部に配置されるものである。そこで、この排出
装置1について説明するに先立って、この排出装置1が
適用される検査装置2について、以下に説明する。
【0009】この検査装置2は、一列に整列された缶C
を投入して落下させる投入部3と、投入された缶Cを一
定間隔を空けて輸送する1組のスターホイール(搬送機
構)4・5と、該スターホイール4・5による搬送途中
の缶Cの良否判定を行う検査手段6とを具備している。
図中符号7は、排出装置1によって検査装置2内から排
出される缶Cを、検査装置2の外部に導くシュータであ
る。
【0010】前記スターホイール4・5には、缶Cの底
面を負圧によって吸着するバキューム手段(図示略)が
設けられており、該バキューム手段の作動によって、缶
Cを爪4a・5a間に安定して保持しつつ、その回転に
よって周方向に移動させることができるようになってい
る。また、該スターホイール5には、エンコーダ等の回
転角度検出手段8が設けられており、該回転角度検出手
段8から得られる回転角度情報に基づいてバキューム手
段をON・OFFさせることにより、缶Cをタイミング
よく着脱することができるようになっている。かかるス
ターホイール4・5の爪4a・5a間に収納される缶C
は、その軸線9をスターホイール4・5の回転軸心10
と平行となるように配されるようになっている。
【0011】前記検査手段6は、スターホイール4によ
る搬送途中に配置され缶Cの缶胴内面または缶底内面あ
るいは外面等の表面状態をそれぞれ検査するCCDカメ
ラ等よりなる表面検査手段11と、スターホイール5に
よる搬送途中に配置され缶Cのピンホールの有無を検査
するピンホール検査手段12とを具備している。前記表
面検査手段11は、缶Cの内面または外面に付着してい
る切粉、すす等の塵埃や、缶Cの表面に形成された凹み
等の表面不良の有無を瞬時に検出する固とができるよう
になっている。
【0012】前記ピンホール検査手段12は、缶Cの外
面に検査光を照射するライト(図示略)と、缶Cの内面
側に配置されピンホールから洩れる検査光を検出する受
光素子(図示略)とから構成されている。このピンホー
ル検査手段12によれば、缶Cは、スターホイール5に
よって搬送される途中において、該ピンホール検査手段
12を通過させられたときに、ライトによってその外面
に検査光を照射され、受光素子による缶板材を通過する
検査光の検出の有無によって、ピンホールの有無を瞬時
に判定されるようになっている。
【0013】次に、本実施例の排出装置1について説明
する。この排出装置1は、図4に示すように、スターホ
イール5の内側に配置される2個のノズル13・14
と、該ノズル13・14に接続される空気圧源15と、
ノズル13・14への加圧空気の供給、停止を切り替え
る切替手段16とを具備している。各ノズル13・14
は、それぞれ、前記表面検査手段11、ピンホール検査
手段12による不良缶Cの検出に伴って加圧空気を噴出
するようになっている。また、前記切替手段16は、例
えば、電磁弁によって構成され、前記検査装置2によっ
て検知された不良缶Cが、前記ノズル13・14の前方
に配置されたときに、ノズル13・14と空気圧源15
とを連通させて、加圧空気を不良缶Cに向けて噴出させ
ることができるようになっている。
【0014】前記ノズル13・14は、図1ないし図3
に示すように、円筒パイプの先端にスリット状の噴出口
13a・14aを有する形状、例えば、円筒パイプの先
端を径方向に潰したように平たく形成した形状を有して
いる。また、ノズル13・14は、先端に向かって約3
0゜、好ましくは10゜〜120゜の角度で拡幅する先
端形状に形成されている。これにより、ノズル13・1
4の噴出口13a・14aから噴出される加圧空気は、
ノズル13・14の先端形状に対応して噴出口13a・
14aから漸次拡幅しかつスリット状に形成される気流
Aとなる。
【0015】また、ノズル13・14は、図1に示すよ
うに、スターホイール5による缶Cの搬送経路Gに直交
する方向、すなわち、スターホイール5の周方向に沿っ
て縁運動させられる缶Cに対して半径方向に沿ってスリ
ット状の気流Aを吹き付けることができるように配置さ
れている。また、ノズル13・14は、図2に示すよう
に、缶Cの長手方向の中央位置に前記スリット状の気流
Aを吹き付けるようになっている。さらに、これらのノ
ズル13・14からそれぞれ噴出される気流Aは、相互
に干渉することのない領域に発生させられ、両ノズルか
ら同時に噴出された場合であっても、乱気流の発生によ
る缶Cへの悪影響の発生を回避することができるように
なっている。
【0016】しかも、スターホイール5の回転軸心10
とその爪5a間に収納される缶Cの軸線9とは平行とな
っているので、スリット状の気流Aは、缶Cの軸線9に
対して直交するようにノズル13・14から噴出され
る。そして、ノズル13・14の中心線が缶Cの軸線9
に交差する時点で、スリット状の気流Aを発生させるこ
とにより、缶Cには、図2に示すように、缶Cの軸線9
を挟んで均等に分布する気流Aが吹き付けられることに
なる。
【0017】このように構成された排出装置1によれ
ば、検査手段6によって、表面不良またはピンホール不
良が判定された不良缶Cが、スターホイール5の回転に
よってノズル13・14の前方に到達すると、前記判定
結果に基づいて切替手段16が作動され、ノズル13ま
たはノズル14と空気圧源15とが連通される。これに
より、ノズル13・14からスリット状の気流Aが噴出
される。また、これに先立って、バキューム手段が作動
させられて缶Cのスターホイール5への吸着が解除され
ることにより、缶Cは、前記気流Aに吹き飛ばされてス
ターホイール5の半径方向外方に配されるシュータ7か
ら検査装置2外に排出されることになる。
【0018】この場合に、本実施例の排出装置1によれ
ば、ノズル13・14から噴出される気流Aが缶Cの軸
線9に直交するスリット状に形成され、かつ、軸線9を
挟んで均等に分布するように缶Cに吹き付けられるの
で、缶Cの軸線9回りに回転力を発生させることがな
い。また、気流Aをスリット状とすることにより、低流
量で指向性が高く、しかも、高速の気流Aを形成するこ
とができる。
【0019】これにより、当該気流Aを吹き付けられた
不良缶Cは、確実に搬送経路Gから離脱させられ、シュ
ータ7を通して検査装置2の外側に排出される。この場
合に、不良缶Cには、回転力が付与されないので、排出
された不良缶Cが予期せぬ方向に跳ね返ったり、他の物
体と衝突して擦り合せられたりすることが回避される。
その結果、作業者は、排出された不良缶Cの不良箇所を
容易に認定することができ、該不良箇所から製造工程に
おける不具合の発生箇所を容易に特定することが可能と
なる。
【0020】なお、本発明に係る缶Cの排出装置1で
は、以下の技術を採用することができる。 ノズル13・14を缶Cの長手方向の中央位置に、
1箇所に配置することとしたが、これに代えて、複数箇
所に設けることとしてもよい。例えば、缶Cの上部およ
び下部に1箇所ずつ配置して、同時に加圧空気を噴射す
ることとすれば、排出される缶Cの姿勢を安定させるこ
とができる。 ノズル13・14の先端形状を約30゜の角度で漸
次拡幅していく形状としたが、これに代えて、約10゜
〜120゜の範囲内で適当な角度を選択することとして
もよい。例えば、ノズル13・14先端を缶Cに近接さ
せ得る場合には、広角度とし、その逆に、ノズル13・
14先端を缶Cから遠ざける場合には、狭い角度とする
ことにより対応してもよい。 缶Cの検査装置2内に配置される排出装置1につい
て記述したが、これに代えて、例えば、製造工程間の任
意の搬送経路Gに配置して、定期的にあるいは必要に応
じて、搬送経路Gからピックアップするために適用する
こととしてもよい。 飲料缶以外の缶Cの排出に適用してもよい。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る缶の
排出装置は、缶の搬送経路の近傍に配置され、搬送方向
に交差する方向に沿って缶の軸線に直交しかつ該軸線を
挟んで均等に分布するスリット状の気流を缶に向けて噴
射するノズルを具備するので、以下の効果を奏する。 搬送経路から排出される缶に回転力が付与されるこ
とがないので、排出された缶が、予期せぬ方向に跳ね返
ったり、他の物体と緩衝して損傷を受けたりすることを
回避して、排出される缶を健全な状態に維持することが
できる。 低流量で指向性が高くかつ高速のスリット状の気流
によって缶を排出するので、高速で搬送される缶を搬送
経路から確実に排出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る缶の排出装置の一実施例を示す斜
視図である。
【図2】図1の排出装置によるスリット状の気流の配置
を示す正面図である。
【図3】図1の排出装置のノズルから缶に吹き付けられ
る気流を示す側面図である。
【図4】図1の排出装置が適用される缶の検査装置を示
す正面図である。
【符号の説明】
A 気流 C 缶 G 搬送経路 1 排出装置 9 軸線 13・14 ノズル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 缶の搬送経路の近傍に配置され、搬送方
    向に交差する方向に沿って缶の軸線に直交しかつ該軸線
    を挟んで均等に分布するスリット状の気流を缶に向けて
    噴射するノズルを具備することを特徴とする缶の排出装
    置。
JP1196694A 1994-02-03 1994-02-03 缶の排出装置 Withdrawn JPH07214010A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1196694A JPH07214010A (ja) 1994-02-03 1994-02-03 缶の排出装置

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JP1196694A JPH07214010A (ja) 1994-02-03 1994-02-03 缶の排出装置

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Publication Number Publication Date
JPH07214010A true JPH07214010A (ja) 1995-08-15

Family

ID=11792363

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1196694A Withdrawn JPH07214010A (ja) 1994-02-03 1994-02-03 缶の排出装置

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JP (1) JPH07214010A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100434920B1 (ko) * 2002-01-24 2004-06-09 양성우 종이컵 제조장치의 종이컵 이송관
JP2014124621A (ja) * 2012-12-27 2014-07-07 Kirin Techno-System Co Ltd 容器排除装置

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Legal Events

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