JPH0721344Y2 - しおり紐取付用の組立シート - Google Patents
しおり紐取付用の組立シートInfo
- Publication number
- JPH0721344Y2 JPH0721344Y2 JP7751292U JP7751292U JPH0721344Y2 JP H0721344 Y2 JPH0721344 Y2 JP H0721344Y2 JP 7751292 U JP7751292 U JP 7751292U JP 7751292 U JP7751292 U JP 7751292U JP H0721344 Y2 JPH0721344 Y2 JP H0721344Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive layer
- sheet
- bookmark
- release paper
- attaching
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Sheet Holders (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、しおり紐取付用の組立
シート、特に、しおり紐を取り付けて接着可能の「しお
り」を作製する組立シートに関する。本考案に係るしお
り紐取付用の組立シート（以下、単に組立シートという
場合がある）にしおり紐を取り付けて完成した「しお
り」は、しおり紐の付いていない書籍、ノート等の背表
紙等の所望箇所に接着して使用される。
シート、特に、しおり紐を取り付けて接着可能の「しお
り」を作製する組立シートに関する。本考案に係るしお
り紐取付用の組立シート（以下、単に組立シートという
場合がある）にしおり紐を取り付けて完成した「しお
り」は、しおり紐の付いていない書籍、ノート等の背表
紙等の所望箇所に接着して使用される。
【０００２】
【従来の技術】しおり紐の付いていない書籍、ノート等
では、特定のページを簡単に開けるように、例えば、紐
の付いた短冊型のしおりが使用されている。しかし、こ
のような短冊型のしおりは、書籍、ノート等から脱落し
たり、書籍、ノート等の中に紛れ込むという問題があっ
た。
では、特定のページを簡単に開けるように、例えば、紐
の付いた短冊型のしおりが使用されている。しかし、こ
のような短冊型のしおりは、書籍、ノート等から脱落し
たり、書籍、ノート等の中に紛れ込むという問題があっ
た。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、製本時に取
り付けられるしおりと全く同様の効果を有するしおりを
簡単に作製できる組立シートにより、上述の従来の問題
を解決したものである。
り付けられるしおりと全く同様の効果を有するしおりを
簡単に作製できる組立シートにより、上述の従来の問題
を解決したものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案に係る組立シート
は、シートの第１面の全面に設けた第１接着層と、上記
シートの第２面の一部分に設けた第２接着層と、上記第
２接着層が設けられている部分と上記第２接着層が設け
られていない部分の境界部或いは境界部付近であって、
上記シートの相対する辺の夫々に設けられ１対の切り欠
きと、上記第１接着層を覆う第１剥離紙と、上記第２接
着層を覆う第２剥離紙と、を有し、上記シートは上記１
対の切り欠きを結ぶ直線に沿って上記第１接着層が内側
になるように折られ、上記第１接着層で少なくとも１本
のしおりの端部を接着固定し、上記第２接着層を所望箇
所に貼付できることを特徴とする。更に、複数枚の上記
シートを上記第１剥離紙上に設けることもできる。
は、シートの第１面の全面に設けた第１接着層と、上記
シートの第２面の一部分に設けた第２接着層と、上記第
２接着層が設けられている部分と上記第２接着層が設け
られていない部分の境界部或いは境界部付近であって、
上記シートの相対する辺の夫々に設けられ１対の切り欠
きと、上記第１接着層を覆う第１剥離紙と、上記第２接
着層を覆う第２剥離紙と、を有し、上記シートは上記１
対の切り欠きを結ぶ直線に沿って上記第１接着層が内側
になるように折られ、上記第１接着層で少なくとも１本
のしおりの端部を接着固定し、上記第２接着層を所望箇
所に貼付できることを特徴とする。更に、複数枚の上記
シートを上記第１剥離紙上に設けることもできる。
【０００５】本考案に係る他の組立シートは、シートの
第１面の全面に設けた第１接着層と、上記シートの第２
面の一部分に設けた第２接着層と、上記第２面の第２接
着層に沿って設けたミシン目と、上記第１接着層を覆う
第１剥離紙と、上記第２接着層を覆う第２剥離紙と、を
有し、上記シートは上記ミシン目で上記第１接着層が内
側になるように折られ、上記第１接着層で少なくとも１
本のしおりの端部を接着固定し、上記第２接着層を所望
箇所に貼付できることを特徴とする。更に、複数枚の上
記シートを上記第１剥離紙上に設けてもよい。
第１面の全面に設けた第１接着層と、上記シートの第２
面の一部分に設けた第２接着層と、上記第２面の第２接
着層に沿って設けたミシン目と、上記第１接着層を覆う
第１剥離紙と、上記第２接着層を覆う第２剥離紙と、を
有し、上記シートは上記ミシン目で上記第１接着層が内
側になるように折られ、上記第１接着層で少なくとも１
本のしおりの端部を接着固定し、上記第２接着層を所望
箇所に貼付できることを特徴とする。更に、複数枚の上
記シートを上記第１剥離紙上に設けてもよい。
【０００６】
【実施例】本考案に係る組立シートの第１実施例を、添
付の図１及び図２を用いて説明する。
付の図１及び図２を用いて説明する。
【０００７】図１（ａ）は、組立シートの裏面を見た図
であり、理解を容易にするため第１剥離紙１０を一部剥
した様子を示している。第１実施例は、上記の第１剥離
紙１０の他に、シート１２、第２剥離紙１４、シート１
２の第１面（裏面）１６の全面に設けた第２接着層１
８、後述する第１接着層２２（図１（ｂ））とを有す
る。尚、シート１２の第１面１６は、第２接着層１８に
覆われているため図面に表れないが、説明の便宜上、第
２接着層１８と同一箇所を示すように図示してある。
であり、理解を容易にするため第１剥離紙１０を一部剥
した様子を示している。第１実施例は、上記の第１剥離
紙１０の他に、シート１２、第２剥離紙１４、シート１
２の第１面（裏面）１６の全面に設けた第２接着層１
８、後述する第１接着層２２（図１（ｂ））とを有す
る。尚、シート１２の第１面１６は、第２接着層１８に
覆われているため図面に表れないが、説明の便宜上、第
２接着層１８と同一箇所を示すように図示してある。
【０００８】図１（ｂ）は、組立シートの表面を見た図
面であり、図１（ａ）と同様に、理解を容易にするた
め、第２剥離紙１４の一部を剥してある。シート１２の
第２面（表面）２０の一部には第２接着層２２が設けら
れている。図１（ｂ）から判断できるように、第１実施
例では、第２接着層２２はシート１２の下半分に設けら
れている。
面であり、図１（ａ）と同様に、理解を容易にするた
め、第２剥離紙１４の一部を剥してある。シート１２の
第２面（表面）２０の一部には第２接着層２２が設けら
れている。図１（ｂ）から判断できるように、第１実施
例では、第２接着層２２はシート１２の下半分に設けら
れている。
【０００９】第１実施例は、シート１２を折ってしおり
紐（後述する）を接着挟持する際、シート１２を折り易
くするために１対の切り欠き２４ａ、２４ｂを有する。
即ち、この切り欠き２４ａ、２４ｂは、第２接着層２２
が設けられている部分と第２接着層２２が設けられてい
ない部分の境界部或いは境界部付近であって且つ上記シ
ートの相対する辺の夫々に設けられる。
紐（後述する）を接着挟持する際、シート１２を折り易
くするために１対の切り欠き２４ａ、２４ｂを有する。
即ち、この切り欠き２４ａ、２４ｂは、第２接着層２２
が設けられている部分と第２接着層２２が設けられてい
ない部分の境界部或いは境界部付近であって且つ上記シ
ートの相対する辺の夫々に設けられる。
【００１０】以下、第１実施例の組立シートを用いてし
おりを作製する手順を説明する。
おりを作製する手順を説明する。
【００１１】図１（ａ）に示すように、先ず、第１剥離
紙１０を除去する。次に、図１（ｃ）に示すように、し
おり紐２６、２８の端部をシート１２の下半分に接着
し、シート１２の上半分を切り欠き２４ａ、２４ｂを利
用して折り曲げ、シート１２の下半分に接着する（図１
（ｄ））。次に、第２剥離紙１４を剥すと、図２（ａ）
に示すようになる。即ち、しおり３０が完成する。
紙１０を除去する。次に、図１（ｃ）に示すように、し
おり紐２６、２８の端部をシート１２の下半分に接着
し、シート１２の上半分を切り欠き２４ａ、２４ｂを利
用して折り曲げ、シート１２の下半分に接着する（図１
（ｄ））。次に、第２剥離紙１４を剥すと、図２（ａ）
に示すようになる。即ち、しおり３０が完成する。
【００１２】図２（ｂ）に示すように、第２接着層２２
を利用して例えば書籍の背表紙に、しおり３０を貼付す
れば、製本時に取り付けられるしおりと同様の効果を得
ることができる。
を利用して例えば書籍の背表紙に、しおり３０を貼付す
れば、製本時に取り付けられるしおりと同様の効果を得
ることができる。
【００１３】図３（ａ）〜（ｄ）は、本考案に係る第２
実施例を示す図である。第２実施例が第１実施例と異な
る点は、第１実施例の切り欠き２４ａ，２４ｂの代わり
にミシン目３２を設けたことである。第２実施例のその
他の部分は、第１実施例と同一なので、同一参照番号を
付して説明を省略する。
実施例を示す図である。第２実施例が第１実施例と異な
る点は、第１実施例の切り欠き２４ａ，２４ｂの代わり
にミシン目３２を設けたことである。第２実施例のその
他の部分は、第１実施例と同一なので、同一参照番号を
付して説明を省略する。
【００１４】本発明の第３実施例を、図４を参照して説
明する。図４（ａ）、（ｂ）、（ｃ）は、夫々、図１
（ａ）、（ｃ）及び図２（ａ）に対応する。したがっ
て、図４の対応箇所は、対応図で使用した参照番号
に「’」を付加してある。第３実施例では、第１接着層
１８’の一部が第２接着層２２’と共に、しおり３０’
の貼付用として作用している。
明する。図４（ａ）、（ｂ）、（ｃ）は、夫々、図１
（ａ）、（ｃ）及び図２（ａ）に対応する。したがっ
て、図４の対応箇所は、対応図で使用した参照番号
に「’」を付加してある。第３実施例では、第１接着層
１８’の一部が第２接着層２２’と共に、しおり３０’
の貼付用として作用している。
【００１５】図５は、本発明の第４実施例を示す図であ
る。第４実施例は、第１実施例で説明した組立シートを
複数枚、同一の第１剥離紙１０”上に配置したものであ
る。即ち、第１剥離紙１０”の上に全面に接着層４８を
設けたシート５０を重ね、シート１２の形状を有する刃
型をシート５０に押しつけて、シート１２の形状の切れ
目をシート５０のみに形成する。このようにして、シー
ト５０に複数のシート１２を形成すると共に、第２接着
層２２を設ける。その後、第２接着層を第２剥離紙１４
で覆う。尚、シート１２以外のシート５０の部分を除去
すれば、シート１２の取り出しが容易になる。この製法
自体は公知である。その他は第１実施例と同一なので、
同一の参照番号を付して説明を省略する。第４実施例
は、組立シートの量産に好適である。尚、第４実施例に
おいても、切り欠き２４ａ、２４ｂの代わりに、第２実
施例と同様にミシン目を設けることも可能であることは
勿論である。
る。第４実施例は、第１実施例で説明した組立シートを
複数枚、同一の第１剥離紙１０”上に配置したものであ
る。即ち、第１剥離紙１０”の上に全面に接着層４８を
設けたシート５０を重ね、シート１２の形状を有する刃
型をシート５０に押しつけて、シート１２の形状の切れ
目をシート５０のみに形成する。このようにして、シー
ト５０に複数のシート１２を形成すると共に、第２接着
層２２を設ける。その後、第２接着層を第２剥離紙１４
で覆う。尚、シート１２以外のシート５０の部分を除去
すれば、シート１２の取り出しが容易になる。この製法
自体は公知である。その他は第１実施例と同一なので、
同一の参照番号を付して説明を省略する。第４実施例
は、組立シートの量産に好適である。尚、第４実施例に
おいても、切り欠き２４ａ、２４ｂの代わりに、第２実
施例と同様にミシン目を設けることも可能であることは
勿論である。
【００１６】
【考案の効果】本考案に係る組立シートを組み立てるこ
とにより作製できるしおりは、製本時に取り付けられる
しおりと全く同様の効果を有する。
とにより作製できるしおりは、製本時に取り付けられる
しおりと全く同様の効果を有する。
【００１７】更に、しおり紐の端部の両面が接着層で固
定されるので、しおり紐が抜ける心配は非常に少ない。
定されるので、しおり紐が抜ける心配は非常に少ない。
【００１８】更にまた、取り付けるしおり紐の本数は、
しおりを使用する書籍等の厚さに応じて簡単に変えられ
るという効果もある。つまり、本考案に係る組立シール
の使用者は、必要に応じてしおり紐の本数を選択するこ
とができる。
しおりを使用する書籍等の厚さに応じて簡単に変えられ
るという効果もある。つまり、本考案に係る組立シール
の使用者は、必要に応じてしおり紐の本数を選択するこ
とができる。
【００１９】更にまた、しおり紐を複数本使用する場合
には、紐の色を変えて使い勝手をよくすることも可能で
あり、シート面にデザイン文字や絵を書くことにより、
種々の意匠的、実用的効果を得ることもできる。
には、紐の色を変えて使い勝手をよくすることも可能で
あり、シート面にデザイン文字や絵を書くことにより、
種々の意匠的、実用的効果を得ることもできる。
【図１】本考案の第１実施例を説明するための図。
【図２】本考案の第１実施例を説明するための図。
【図３】本考案の第２実施例を説明するための図。
【図４】本考案の第３実施例を説明するための図。
【図５】本考案の第４実施例を説明するための図。
１０ 第１剥離紙 １２ シート １４ 第２剥離紙 １６ シートの第１面 １８ 第１接着層 ２０ シートの第２面 ２２ 第２接着層 ２４ａ、２４ｂ 切り欠き ２６、２８ しおり紐 ３０ 完成したしおり
Claims (4)
- 【請求項１】 シートの第１面の全面に設けた第１接着
層と、 上記シートの第２面の一部分に設けた第２接着層と、 上記第２接着層が設けられている部分と上記第２接着層
が設けられていない部分の境界部或いは境界部付近であ
って、上記シートの相対する辺の夫々に設けられ１対の
切り欠きと、 上記第１接着層を覆う第１剥離紙と、 上記第２接着層を覆う第２剥離紙と、 を有し、上記シートは上記１対の切り欠きを結ぶ直線に
沿って上記第１接着層が内側になるように折られ、上記
第１接着層で少なくとも１本のしおりの端部を接着固定
し、上記第２接着層を所望箇所に貼付できることを特徴
とするしおり紐取付用の組立シート。 - 【請求項２】 複数枚の上記シートを上記第１剥離紙上
に設けたことを特徴とする請求項１に記載のしおり紐取
付用の組立シート。 - 【請求項３】 シートの第１面の全面に設けた第１接着
層と、 上記シートの第２面の一部分に設けた第２接着層と、 上記第２面の第２接着層に沿って設けたミシン目と上記
第１接着層を覆う第１剥離紙と、 上記第２接着層を覆う第２剥離紙と、 を有し、上記シートは上記ミシン目で上記第１接着層が
内側になるように折られ、上記第１接着層で少なくとも
１本のしおりの端部を接着固定し、上記第２接着層を所
望箇所に貼付できることを特徴とするしおり紐取付用の
組立シート。 - 【請求項４】 複数枚の上記シートを上記第１剥離紙上
に設けたことを特徴とする請求項３に記載のしおり紐取
付用の組立シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7751292U JPH0721344Y2 (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | しおり紐取付用の組立シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7751292U JPH0721344Y2 (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | しおり紐取付用の組立シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0634974U JPH0634974U (ja) | 1994-05-10 |
| JPH0721344Y2 true JPH0721344Y2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=13636025
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7751292U Expired - Lifetime JPH0721344Y2 (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | しおり紐取付用の組立シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0721344Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-13 JP JP7751292U patent/JPH0721344Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0634974U (ja) | 1994-05-10 |
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