JPH07213008A - 偏平形振動発生装置 - Google Patents

偏平形振動発生装置

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JPH07213008A
JPH07213008A JP12545293A JP12545293A JPH07213008A JP H07213008 A JPH07213008 A JP H07213008A JP 12545293 A JP12545293 A JP 12545293A JP 12545293 A JP12545293 A JP 12545293A JP H07213008 A JPH07213008 A JP H07213008A
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Manabu Shiraki
白木  学
Yasunobu Hiratsuka
靖宣 平塚
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Shicoh Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 偏心金属錘の形状の変更,配設位置を工夫す
ることで,従来のものに比較して大きな振動が得られ,
カ−ドタイプや腕時計タイプのペ−ジャ等に適する小型
且つ超偏平の偏平形振動発生装置を得ること。 【構成】 偏平形コアレス電機子5の軸方向の面の偏心
した位置の面部に該偏平形コアレス電機子の正または逆
の回転方向に向かって上記界磁々極と対向する面積が多
くなる部分を持つように形成した偏心金属錘26を固設
して偏平形コアレス偏心振動用電機子6−1を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
【0002】本発明は,小型無線機などにおいて振動に
よって呼び出しを伝えるペ−ジャ等の呼び出し装置,盲
人用の信号受信器,所定の信号を伝達する装置,軽いバ
イブレ−タを人体等に与えることができマッサ−ジ効果
あるいは軽い振動を必要とするマッサ−ジ装置等に適す
るボタン電池型の偏平形振動発生装置である。
【0003】
【従来技術】カ−ドタイプのページャや腕時計形式のペ
−ジャ等では,その厚みが非常に薄いために従来の円筒
形コアレスモ−タの回転軸に偏心金属錘を取り付けた振
動発生装置を内蔵するためのスペ−スがないため,偏平
に形成できる偏平形振動発生装置を用いる必要がある。
【0004】そこで,本願発明者等は,先に図7に示す
ような偏平形振動発生装置1’−1を提供した。以下
に,この偏平形振動発生装置1’−1について図7を参
照して説明する。尚,本発明と共通する箇所の説明は,
本発明の実施例の箇所で説明するとして,同一物に同一
の符号を符し,対応箇所にはダッシを符す。図7におい
て,7は回転軸,9’はケ−ス,10’はブラケット,
13’−1,13’−2はブラシ,18’−1,18’
−2はリ−ド線,11’は偏平形振動発生装置本体,
2,8は軸受を示す。
【0005】この偏平形振動発生装置1’−1は,公知
の4極のフラットな界磁々極15と軸方向の空隙を介し
て対向する3相3コイル均等配置の軸方向空隙型電動機
における3相偏平形コアレス電機子5の上記界磁々極1
5と対向する面とは反対側の軸方向の面に,偏心振動量
を増加する目的で,鉛やタングステンなどの高比重合金
で形成した扇板形状の偏心金属錘26’−1を接着材を
用いて固着し,偏平形コアレス偏心振動用電機子6’−
1を形成している。
【0006】偏心金属錘26’−1は,偏心振動量を増
加する目的で各々の電機子コイル3−1,・・・,3−
3の形状よりも大きな物を用いている。
【0007】
【従来技術の問題点】以上の偏平形振動発生装置1’−
1によれば,図8に示す偏平形コアレス偏心振動用電機
子6’−2を用いた偏平形振動発生装置よりも大きな振
動が得られた。この偏平形コアレス偏心振動用電機子
6’−2は,1つの電機子コイル3−1の枠内空洞部に
偏心金属錘26’−2を入れたものである。
【0008】偏平形コアレス偏心振動用電機子6’−2
を用いた偏平形振動発生装置の1つの特性は,Φ0.1
の線径の導線にて70タ−ン巻線し,厚み0.6mmに
形成した電機子コイル3−1,・・・,3−3を用いた
とき,電流値が70mAと低いものの,振動を加速度で
現すと,0.06Gであった。但し,偏心金属錘26’
−2は,鉛で形成したものを用いた。
【0009】電機子コイル3−1の小さな枠内空洞部に
偏心金属錘26’−2を入れるため,小さな偏心金属錘
26’−2しか用いることができないことを考慮し,よ
り大きな振動を得るために考案されたのが,図7の偏平
形振動発生装置1’−1である。この偏平形振動発生装
置1’−1の場合,大きな偏心金属錘26’−1を用い
ることができるので,偏平形コアレス偏心振動用電機子
6’−2を用いた場合に比較して大きな振動が得られ
た。
【0010】それでも,その振動は0.08G前後であ
り,未だ十分でなかった。そこで,更に大きな振動を得
る目的で半円状に形成した偏心振動錘を3相偏平形コア
レス電機子5面に接着した。しかし,偏平形振動発生装
置は直径20mm,厚み3mmと非常に小さな物である
ため,偏心振動錘が大きくなり負荷が大きくなり過ぎた
ため,あまり大きな振動が得られなかった。また電流値
的にも得策ではない。
【0011】そこで,本発明者は,従来の偏平形振動発
生装置1’−1の欠点を解消するために図9に示す偏平
形コアレス偏心振動用電機子6’−3を用いた偏平形振
動発生装置1’−2を発明した。
【0012】この偏平形振動発生装置1’−2は,偏心
金属錘を余り大きくしないように,偏平金属錘の形状及
び配設位置を工夫することで,従来のものに比較して大
きな振動が得られ,カ−ドタイプや腕時計タイプのペ−
ジャ等に適する偏平形振動発生装置を得ることを課題に
なされたもので従来の偏平形振動発生装置1’−1に比
較して大きな振動を得ることができた。
【0013】この偏平形振動発生装置1’−2は,偏平
形コアレス電機子5の半径の2分の1以上外側に位置す
る偏平形コアレス電機子5の軸方向の面の一部に当該偏
平形コアレス電機子5を偏心して振動を発生させるため
の偏心金属錘26’−3を固設して偏平形コアレス偏心
振動用電機子6’−3を形成したものとなっており,電
流値が100mAで,振動量を加速度で現すと約0.1
Gのものが得られ,従来の偏平形振動発生装置1’−1
に比較して大きな振動が得られた有用なものとなってい
る。尚,この偏平形振動発生装置1’−2の詳細な説明
は,本発明の偏平形振動発生装置の構造とほとんど共通
するので,共通する箇所については本発明の偏平形振動
発生装置の説明を参照することとして,ここではその詳
細な説明を省く。
【0014】
【発明の課題】本発明は,上記偏平形振動発生装置1’
−2の課題と同じ課題,すなわち偏心金属錘を余り大き
くしないように,偏平金属錘の形状及び配設位置を工夫
することで,従来のものに比較して大きな振動が得ら
れ,カ−ドタイプや腕時計タイプのペ−ジャ等に適する
偏平形振動発生装置を得ることを課題になされたもので
あるが,更に上記偏平形振動発生装置1’−2よりもよ
り大きな振動を得ることのできる偏平形振動発生装置を
得ることを課題になされたものである。
【0015】
【発明の課題を達成する為の手段】かかる本発明の課題
は,隣り配置の磁極が異極となるようにN極,S極の磁
極を2P(Pは1以上の整数)個備えて形成した界磁々
極を固定子として備えると共にブラシを備え,上記界磁
々極と軸方向の空隙を介して面対向し且つ回転すること
で遠心力による振動が発生するように形成された空心型
電機子コイル群からなる偏平形コアレス電機子及び該電
機子に電気的に結線された整流子を備えて回転子とした
軸方向空隙型の偏平形振動発生装置において,上記偏平
形コアレス電機子の軸方向の面の偏心した位置の面部に
該偏平形コアレス電機子の正または逆の回転方向に向か
って上記界磁々極と対向する面積が多くなる部分を持つ
ように形成した偏心金属錘を固設して偏平形コアレス偏
心振動用電機子を形成することで達成できる。
【0016】別の課題は,上記偏平形コアレス電機子の
逆の回転方向に向かって上記界磁々極と対向する面積が
多くなる部分を持つように形成した偏心金属錘を上記偏
平形コアレス電機子に固設して偏平形コアレス偏心振動
用電機子を形成することで達成できる。
【0017】別の課題は,偏心金属錘が,その周方向に
延びた回転方向側の端部となる始端部若しくは反回転方
向側の端部となる終端部のいずれか一方が電機子コイル
の発生トルクに寄与する導体部位置と対向するように偏
平形コアレス電機子に配設することで達成できる。
【0018】別の課題は,偏心金属錘を,電機子コイル
の発生トルクに寄与する導体部位置と対向する部分が電
機子コイル等の発生トルクに寄与しない部分に比較して
上記界磁々極と対向する面積が多くなるように形成する
ことで達成できる。
【0019】別の課題は,偏心金属錘は,その周方向に
延びた始端部若しくは終端部のいずれか一方が電機子コ
イルの発生トルクに寄与する導体部位置と対向し,終端
部若しくは始端部のいずれか一方が電機子コイル等の発
生トルクに寄与しない部分位置と対向するように偏平形
コアレス電機子に配設することで達成できる。
【0020】別の課題は,偏心金属錘は,その周方向に
延びた終端部が電機子コイルの発生トルクに寄与する導
体部位置と対向し,始端部が電機子コイルの発生トルク
に寄与しない部分位置と対向するように偏平形コアレス
電機子に配設することで達成できる。
【0021】別の課題は,偏心金属錘は,その周方向に
延びた始端から終端までの幅が1つの電機子コイルの周
方向の幅よりも少し広い幅に形成することで達成でき
る。
【0022】別の課題は,偏平形振動発生装置は,界磁
々極としては4極のものを用い,3個の空心型電機子コ
イルを互いに重ならないように等間隔ピッチで3相配置
して形成した偏平形コアレス偏心振動用電機子を軸方向
の空隙を介して上記界磁々極と面対向させ,上記整流子
は6個の整流子片で構成し,該整流子片と電気的に摺動
される上記ブラシは正側電源端子側及び負側電源端子側
に電気的に接続される一対のブラシをほぼ上記界磁々極
の一磁極の幅の開角に配置して形成することで達成でき
る。
【0023】
【作用】正負の電源側に電気的に接続されたブラシと摺
動する整流子を介して所定方向のトルクが発生するよう
に電機子コイル群に通電すると,偏平形コアレス偏心振
動用電機子が所定方向に回転する。ここに,3相偏平形
コアレス電機子の軸方向の面の偏心した位置の面部に該
偏平形コアレス電機子の正または逆の回転方向に向かっ
て上記界磁々極と対向する面積が多くなる部分を持つよ
うに形成した偏心金属錘を固設して偏平形コアレス偏心
振動用電機子を形成しているために,遠心力が増大さ
れ,偏平形コアレス偏心振動用電機子は部分円運動しな
がら偏心回転する。この偏平形コアレス偏心振動用電機
子の偏心回転による半径及び周方向の偏心量による遠心
力が振動となって偏平形振動発生装置本体に伝播するの
で,該偏平形振動発生装置を取り付けた装置,例えばペ
−ジャ本体に振動が伝わり,ペ−ジャ携帯者に振動によ
る呼び出しがあることを知らせることができる。
【0024】
【発明の実施例】
【発明の第1実施例】図1は,界磁々極15は4極のも
のを用い,3個の空心型電機子コイル3−1,・・・,
3−3を互いに重ならないように120度の等間隔ピッ
チで3相配置となるように樹脂4にて円板状にモ−ルド
形成した3相偏平形コアレス電機子5の軸方向の面に偏
心金属錘26を接着材によって固着して形成した偏平形
コアレス偏心振動用電機子6−1を軸方向の空隙を介し
て上記界磁々極15と面対向させた軸方向に偏平な軸方
向空隙型の偏平形振動発生装置1の分解斜視図で,図2
は同偏平形振動発生装置1の縦断面図で, 図3及び図
4は偏心金属錘の説明図で,図5は界磁々極,偏平形コ
アレス電機子,整流子及びブラシとの展開図である。こ
の偏平形振動発生装置1は,軸方向の端面に回転軸や固
定軸などのシャフトが突出しないシャフト突出レス形と
なっている。以下,主に図1乃至図5を中心にこの実施
例の偏平形振動発生装置1について説明する。
【0025】軸方向の厚みが,3mm,直径が20mm
の磁性体でできた偏平カップ形のケ−ス9の開口端部
(図面上,下部開口端部)を磁性体でできた円板状のブ
ラケット10で閉じることで,偏平形振動発生装置本体
11を形成している。ケ−ス9,ブラケット10はステ
−タヨ−クを兼ねている。ブラケット10は,鉄基板を
用いて形成している。
【0026】ブラケット10の上面には,各々正側電源
端子14−1側,負側電源端子14−2側に電気的に接
続するための2つの電源供給用導電パタ−ン12−1,
12−2がほぼ半環状にブラシ13−1,13−2に一
体してエッチング等の手段にて構成され,該整流子片2
8−1,・・・,28−6と電気的に摺動される上記ブ
ラシ13−1,13−2は,正側電源端子側14−1及
び負側電源端子14−2側に電気的に接続される。
【0027】2つのブラシ13−1,13−2は,ほぼ
2P/k(但し,kは界磁々極15の磁極数)幅の開角
に配置している。この実施例では,2つのブラシ13−
1と13−2は,後記する界磁々極15のほぼ一磁極幅
(機械角で90度,電気角で180度)の開角幅で配置
形成され,その表面適宜部を絶縁薄膜で処理している。
【0028】上記ケ−ス9の側面部を切欠して透孔16
を形成し,該透孔16と対向するブラケット10の外周
を半径外側方向に延長形成して電源供給用リ−ド線取付
片17を形成している。該取付片17に延長形成した上
記導電パタ−ン12−1,12−2に正側電源端子14
−1側に接続するためのリ−ド線18−1,負側電源端
子14−2側に接続するためのリ−ド線18−2を半田
19によって電気的接続を行っている。
【0029】ブラケット10の中心部には,鍔付固定軸
20の下端部を圧入固定するための透孔21が形成さ
れ,該透孔21に鍔22がブラケット9に当接するま
で,その固定軸20を透孔21に圧入固定し,固定軸2
0の上端をスライダ−23を介してケ−ス9の内面中心
部に当接摺動させている。
【0030】固定軸20には,後記するように偏平形コ
アレス偏心振動用電機子6−1が回動自在に支持され
る。
【0031】固定軸20の外周には,オイルレスメタル
等の円筒状に形成した軸受24を回動自在に装着し,該
軸受24の外周に非磁性金属の円筒状スペ−サ25を介
して樹脂4のモ−ルドで平板状整流子基板27を固定す
ると共に3個の平面扇枠形状のコアレス電機子コイル3
−1,・・・,3−3を持つ3相偏平形コアレス電機子
5と基板27とを一体化した偏平形コアレス偏心振動用
電機子6−1を回動自在に支持している。
【0032】該偏平形コアレス偏心振動用電機子6−1
と軸方向の空隙を介して,隣接する磁極が異極となるよ
うに,周方向に沿って交互にN極,S極の磁極を着磁し
た平板円環状の界磁々極15が固定軸20と同心状配置
にブラケット10の上面に接着剤によって固定されてい
る。
【0033】3相偏平形コアレス電機子5は,図1及び
図3に示すように3個の空心型電機子コイル3−1,・
・・,3−3を互いに重ならないように120度の等間
隔ピッチで3相配置して並べたものを樹脂4で中心部に
固定軸20が通る透孔を有するように円板状に形成され
る。この中心部の透孔の内周部には軸受24,スペ−サ
25が装着されて一体化される。
【0034】電機子コイル3−1,・・・,3−3は,
半径方向の有効導体部3a,3a’が発生トルクに寄与
し,周方向の導体部3b,3cは発生トルクに寄与しな
いものとなっている。また各電機子コイル3−1,・・
・,3−3は,効率良好な偏平形振動発生装置6−1を
形成するために,有効導体部3aと3a’との開角を,
界磁々極15(4極となっている)の一磁極の幅と等し
い幅,すなわち機械角で90度の扇枠状のものに形成し
ている。
【0035】上記3相偏平形コアレス電機子5の界磁々
極15と対向する面と反対側の面に,後記にて詳細に説
明する偏心金属錘26を接着剤等の手段によって固着す
ることで,偏平形コアレス偏心振動用電機子6−1が形
成される。
【0036】偏平形コアレス偏心振動用電機子6−1の
下面部には,固定軸20と同心状に整流子基板27が固
定されている。整流子基板27は,プリント基板などの
絶縁基板の下面にブラシ13−1,13−2と摺接する
整流子片28−1,・・・,28−6群からなる整流子
28をエッチング手段などにて形成している。
【0037】図5に示すように整流子片28−1と28
−4,整流子片28−2と28−5,整流子片28−3
と28−6とを電気的接続し,電機子コイル3−1,・
・・,3−3の他方の端子同士を電気的に共通接続し,
電機子コイル3−1の一方の端子を整流子片28−1
に,電機子コイル3−2の一方の端子を整流子片28−
3に,電機子コイル3−3の一方の端子を整流子片28
−2に電気的に半田付けなどの手段で接続している。
【0038】大きな振動を得ることのできる偏平形振動
発生装置1を形成するためには,単に偏平形コアレス電
機子5の界磁々極15と対向する面と反対の面に接着剤
等を用いて偏心金属錘を固着した偏平形コアレス偏心振
動用電機子を形成しただけではできない。偏心金属錘の
形状,配設位置が重要なポイントとなる。
【0039】本発明の偏平形振動発生装置1では大きな
振動を得るために,図2及び図4を参照して,偏平形コ
アレス電機子5の半径の長さをlとするとき,該偏平形
コアレス電機子5の半径の2分の1の長さ,即ちl/2
以上外側に位置する偏平形コアレス電機子5の軸方向の
面(界磁々極15と対向する面と反対側の面)の偏心し
た一部に当該偏平形コアレス電機子5を偏心して振動を
発生させるための偏心金属錘26を固設して偏平形コア
レス偏心振動用電機子6−1を形成している。
【0040】望ましくは,電機子コイル3−1,・・
・,3−3の半径方向の長さをl’とするとき,該電機
子コイル3−1,・・・,3−3の半径の2分の1の長
さl’/2以上外側に位置する偏平形コアレス電機子5
の軸方向の面(界磁々極15と対向する面と反対側の
面)の一部の偏心した位置に当該偏平形コアレス電機子
5を偏心して振動を発生させるための偏心金属錘26を
固設するのが望ましいので,偏平形コアレス偏心振動用
電機子6−1では,そのような位置を選んで,当該偏平
形コアレス偏心振動用電機子6−1を形成している。
【0041】このような位置に配設すると振動が大きく
取れるのは,遠心力に寄与するのは,偏平形コアレス偏
心振動用電機子6−1の外周部であるためである。この
場合,偏平形コアレス電機子5の外周部に偏心金属錘を
設けることも考えられるが,偏平形コアレス電機子5は
軸方向の厚みが非常に大きく当該偏心金属錘の量が少な
くなり大きな振動が得られなくなるので,上記した位置
に偏心金属錘26を配設することが望ましい。また上記
した位置に偏心金属錘26を配設すると,従来の偏平形
コアレス偏心振動用電機子6’−1に比較して偏心金属
錘の量が少なくなるので,偏平形コアレス偏心振動用電
機子6の負荷が小さくて済み,電流特性も向上する。偏
平形コアレス偏心振動用電機子6’−1の偏心金属錘2
6’−1の場合,偏平形コアレス電機子5の内周部全体
まで延びた形状の偏心金属錘26’−1となっていて,
遠心力に寄与しない部分が多く,逆に遠心力を打ち消す
ような形状となっていて大きな振動が得られないばかり
か,負荷が大きく電流特性も良くないものとなってい
る。
【0042】以上のような偏心金属錘26の配設条件
は,別の発明の偏心金属錘26’−3の条件及び形状と
同じであり,このままではより大きな振動を得ることが
できない。より大きな振動を得る為には,偏平形コアレ
ス電機子5の半径のl/2以上の長さだけ外側に位置さ
せる偏心金属錘26部分は,例えば電機子コイル3−
1,3−2を例に取ると電機子コイル3−1の発生トル
クに寄与する導体部3’aと対向しない点線囲い部28
(図3参照)で示す偏心金属錘26部分のみとし,点線
囲い部29で示す電機子コイル3−2の発生トルクに寄
与する導体部3aと対向する部分及び該導体部3’aと
隣接する回転方向(矢印A方向)側の部分の偏心金属錘
26部分は,更に偏平形コアレス電機子5の半径l/2
よりも内径方向側に延びて形成している。
【0043】以上のようなことをすることによって偏平
形コアレス電機子5の軸方向の面の偏心した位置の面部
に該偏平形コアレス電機子5の逆の回転方向(反矢印A
方向)に向かって上記界磁々極15と対向する面積が多
くなる部分を持つように形成した偏心金属錘26を固設
して偏平形コアレス偏心振動用電機子6−1を形成して
いる。
【0044】以上のように本発明の場合,大きな振動を
得るために,上記偏心金属錘26は,その周方向に延び
た始端(図1,図3及び図4に示す矢印A方向の端部)
26Aと終端(図3に示す反矢印A方向の端部)26B
とで,面積の大きさを変えることで,その重量に差を設
けて偏平形コアレス偏心振動用電機子6−1が矢印A方
向に回転した場合において,より大きく偏心して大きな
振動が得られるようにしている。
【0045】尚,上記場合において,偏平形コアレス電
機子5の軸方向の面の偏心した位置の面部に該偏平形コ
アレス電機子5の正の回転方向(矢印A方向)に向かっ
て上記界磁々極15と対向する面積が多くなる部分を持
つように形成した偏心金属錘26を固設して偏平形コア
レス偏心振動用電機子6−1を形成しても良いが,上記
のように偏平形コアレス電機子5の逆の回転方向(反矢
印A方向)に向かって上記界磁々極15と対向する面積
が多くなる部分を持つように形成した偏心金属錘26と
するほうが,遠心力による反動が大きいため,大きな振
動が得られるため,この実施例のようにすることが望ま
しい。
【0046】上記偏心金属錘26の形状の工夫に加え
て,本発明では,更に大きな振動を得るために,上記偏
心金属錘26は,その周方向に延びた始端26A部もし
くは終端26B部のいずれか一方が電機子コイル3−
1,3−2又は3−3の発生トルクに寄与する導体部3
a又は3a’位置と対向するように偏平形コアレス電機
子5面の上記した位置に配設している。
【0047】実施例では,上記偏心金属錘26は,その
周方向に延びた始端26Aを電機子コイル3−1の発生
トルクに寄与する導体部3aの周方向における終わりの
位置の発生トルクに寄与しない部分位置に対向させ,偏
心金属錘26の終端26B部の面積を大きく形成した上
記点線囲い部29で示す偏心金属錘26部を電機子コイ
ル3−1の発生トルクに寄与する導体部3a’及び電機
子コイル3−2の発生トルクに寄与する導体部3aと対
向させている。
【0048】尚,偏心金属錘26は,その周方向に延び
た始端26A部及び終端26B部のいずれも電機子コイ
ル3−1の発生トルクに寄与する導体部3a及び3a’
(または電機子コイル3−2の発生トルクに寄与する導
体部3a)に対向させても良いが,本発明では,以下に
示すように大きな偏心振動を得る目的でこのようにして
いない。
【0049】すなわち,本発明では,上記偏心金属錘2
6は,その周方向に延びた始端26Aから終端26Bま
での幅が1つの電機子コイル,例えば3−1の外側の周
方向の幅よりも少し広い幅に形成し,上記した位置に始
端26A部,終端26B部が位置するように偏平形コア
レス電機子5面に当該偏心金属錘26を固着して偏平形
コアレス偏心振動用電機子6−1を形成して大きな遠心
力による偏心振動力を得るようにしている。
【0050】このようにした理由を以下に説明する。
【0051】電機子コイル3−1の導体部3a,3a’
は,発生トルクに寄与する導体部である。従って,この
導体部3aまたは3a’と対向する位置に偏心金属錘2
6の始端26A部または終端26B部を対向配置してお
けば,この位置で最大起動トルクが発生するので,負荷
となる重量の重い偏心金属錘26を偏平形コアレス電機
子5面に固着しておいても大きな負担となることなく偏
平形コアレス偏心振動用電機子6−1を回転させること
ができるので,偏心した遠心力による大きな振動を得る
ことができる。
【0052】次に,偏心金属錘26の始端26Aを矢印
A方向に向かって電機子コイル3−1の発生トルクに寄
与する導体部3aより手前の発生トルクに寄与しない部
分位置に対向するように配設し,上記のように終端26
Bは電機子コイル3−1の発生トルクに寄与する導体部
3a’と電機子コイル3−2の発生トルクに寄与する導
体部3aの間の発生トルクに寄与する部分と対向するよ
うに上記偏平形コアレス電機子5面に偏心金属錘26を
固着しているのは,偏心金属錘26の始端26A部位置
と終端26B部位置における発生遠心力による大きさに
差を設けて,より大きな偏心した振動力を得るためであ
る。
【0053】本発明の一実施例の偏平形振動発生装置1
によれば,これを内蔵したペ−ジャの電池などの電源を
電源端子14−1,14−2,ブラシ13−1,13−
2,整流子28等を介して3個の電機子コイル3−1,
・・・,3−3に適宜方向の回転トルクが得られるよう
に図5に示すように通電すれば,フレミングの左手の法
則に従って電機子コイル3−1,・・・,3−3によっ
て矢印A方向の発生トルクfが得られるので,全体とし
て矢印A方向の回転トルクFが得られるので,矢印A方
向に回転するトルクが発生し,固定軸20を中心として
偏平形コアレス偏心振動用電機子6−1が矢印A方向に
回転する。
【0054】偏平形コアレス偏心振動用電機子6−1が
矢印A方向に回転すると,順次矢印A方向の回転トルク
が得られるように,ブラシ13−1及び13−2と整流
子片28−1,・・・,28−6の摺動位置が切り変わ
り,継続した矢印A方向の回転トルクが発生する。ここ
で偏平形コアレス偏心振動用電機子6−1は,重心位置
が偏心して形成されたものであるので,部分円運動しな
がら偏心回転する。この偏平形コアレス偏心振動用電機
子6−1の偏心回転による半径及び周方向の偏心量が振
動となって偏平形振動発生装置本体11に伝播するの
で,該偏平形振動発生装置1を取り付けた装置,例えば
ペ−ジャ本体に振動が伝わり,ペ−ジャ携帯者に振動に
よる呼び出しがあることを知らせることができる。
【0055】この偏平形振動発生装置1によれば,上記
のしたように非常に薄型且つ小型のもので,線径として
Φ0.1のものを39タ−ン巻回して厚み0.4mmの
電機子コイル3−1,・・・,3−3を形成した場合,
電流値100mAで,7200rpm時において振動量
を加速度で現すと約0.12Gと図9の偏平形振動発生
装置1’−2に比較して大きなものを得ることができ
た。
【0056】図9の偏平形振動発生装置1’−2と同じ
振動値0.1Gを得るようにした場合には,本発明の偏
平形振動発生装置1−1では,線径としてΦ0.1のも
のを45タ−ン巻回して厚み0.5mmの電機子コイル
3−1,・・・,3−3を形成した場合,電流値は90
mA(6036rpm時)になり,タ−ン数を50タ−
ンとした場合は,6054rpm時において電流値が9
0mAのものを得ることができた。
【0057】すなわち本発明の偏平形振動発生装置1−
1では,ほとんど同じ条件では,偏平形振動発生装置
1’−2よりも大きな振動を得ることができ,同じ振動
量を得る場合には,電流値を減らすことができる効果が
ある。
【0058】尚,本発明の偏平形振動発生装置1−1に
よれば,大きな振動を得る目的と,仕様消費電流を考慮
して,電機子コイル3−1,・・・,3−3それぞれ別
個にの巻きタ−ン数を変えたり,厚みを変えたりなど偏
平形コアレス偏心振動用電機子6−1を形成してもよ
い。
【0059】
【発明の第2実施例】図6は,本発明の別の実施例を示
す偏平形コアレス偏心振動用電機子6−2の平面図を示
す。この偏平形コアレス偏心振動用電機子6−2は,偏
心金属錘26が固着されている部分に偏心重量[重心]
が傾いて配置されるように偏平形コアレス電機子5の上
記偏心金属錘26と180度対称な部分と,その近傍位
置の樹脂4を削除して形成したものとなっている。
【0060】
【効果】奔発明によれば,電機子コイルを偏心した位置
に配置して形成したものと異なり,従来の製作し易い電
機子コイル均等配置形の3相の偏平形コアレス電機子を
用いて形成した偏平形コアレス偏心振動用電機子を用い
たた偏平形振動発生装置なので,容易且つ安価に量産で
きる。また従来のこの種のものに比較して単に偏心金属
錘の形状と配設位置を変えるのみで,従来に比較して極
めて大きな振動量を得ることができるので,径が20m
m以下,厚みが30mm以下であっても十分に実用性に
おいて効果甚大な偏平形振動発生装置を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
図1 本発明の第1実施例の偏平形振動発生装置の分解
斜視図である。図2 同偏平形振動発生装置の縦断面図
である。図3 同偏平形振動発生装置の偏平形コアレス
偏心振動用電機子の上面図である。図4 同偏平形コア
レス偏心振動用電機子の偏心金属錘の説明図である。図
5 界磁々極,電機子コイル群からなる偏平形コアレス
電機子,整流子片からなる整流子及びブラシとの展開図
である。図6 本発明の別の実施例を示す偏平形コアレ
ス偏心振動用電機子の上面図である。図7 従来の偏平
形振動発生装置の分解斜視図である。図8 従来の別の
実施例を示す偏平形コアレス偏心振動用電機子の上面斜
視図である。図9 本発明者に係わる別出願の偏平形振
動発生装置の分解斜視図である。
【符号の説明】
1,1’−1,1’−2 偏平形振動発生装置, 2 軸受 3−1,・・・,3−3 コアレス電機子コイル 3a,3a’,3’a,3’a’ 発生トルクに寄与す
る有効導体部 3b,3’b,3c,3’c 発生トルクに寄与しない
導体部 4 樹脂 5 3相偏平形コアレス電機子 6−1,6−2,6’−1,6’−2,6’−3 偏平
形コアレス偏心振動用電機子 7 回転軸 8 半田 9,9’ ケ−ス 10,10’ ブラケット 11,11’ 偏平形振動発生装置本体 12−1,12−2 電源供給用導電パタ−ン 13−1,13−2,13’−1,13’−2 ブラシ 14−1 正側電源端子 14−2 負側電源端子 15 界磁々極 16 透孔 17 電源供給用リ−ド線取付片 18−1,18−2,18’−1,18’−2 リ−ド
線 19 半田 20 鍔付固定軸 21 透孔 22 鍔 23 スライダ− 24 軸受 25 円筒状スペ−サ 26,26’−1,26’−2,26’−3 偏心金属
錘 26A 始端 26B 終端 27 平板状整流子基板 28 整流子 28−1,・・・,28−6 整流子片 29,30 点線囲い部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣り配置の磁極が異極となるようにN
    極,S極の磁極を2P(Pは1以上の整数)個備えて形
    成した界磁々極を固定子として備えると共にブラシを備
    え,上記界磁々極と軸方向の空隙を介して面対向し且つ
    回転することで遠心力による振動が発生するように形成
    された空心型電機子コイル群からなる偏平形コアレス電
    機子及び該電機子に電気的に結線された整流子を備えて
    回転子とした軸方向空隙型の偏平形振動発生装置におい
    て,上記偏平形コアレス電機子の軸方向の面の偏心した
    位置の面部に該偏平形コアレス電機子の正または逆の回
    転方向に向かって上記界磁々極と対向する面積が多くな
    る部分を持つように形成した偏心金属錘を固設して偏平
    形コアレス偏心振動用電機子を形成したことを特徴とす
    る偏平形振動発生装置。
  2. 【請求項2】 上記偏心金属錘は,上記偏平形コアレス
    電機子の逆の回転方向に向かって上記界磁々極と対向す
    る面積が多くなる部分を持つように形成した偏心金属錘
    を上記偏平形コアレス電機子に固設して偏平形コアレス
    偏心振動用電機子を形成したことを特徴とする請求項1
    に記載の偏平形振動発生装置。
  3. 【請求項3】 上記偏心金属錘は,その周方向に延びた
    回転方向側の端部となる始端部若しくは反回転方向側の
    端部となる終端部のいずれか一方が電機子コイルの発生
    トルクに寄与する導体部位置と対向していることを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載の偏平形振動発生
    装置。
  4. 【請求項4】上記偏心金属錘は,電機子コイルの発生ト
    ルクに寄与する導体部位置と対向する部分が電機子コイ
    ル等の発生トルクに寄与しない部分に比較して上記界磁
    々極と対向する面積が多くなるように形成したことを特
    徴とする請求項1乃至請求項3いずれかに記載の偏平形
    振動発生装置。
  5. 【請求項5】上記偏心金属錘は,その周方向に延びた始
    端部若しくは終端部のいずれか一方が電機子コイルの発
    生トルクに寄与する導体部位置と対向し,終端部若しく
    は始端部のいずれか一方が電機子コイル等の発生トルク
    に寄与しない部分位置と対向していることを特徴とする
    請求項1乃至請求項4いずれかに記載の偏平形振動発生
    装置。
  6. 【請求項6】上記偏心金属錘は,その周方向に延びた終
    端部が電機子コイルの発生トルクに寄与する導体部位置
    と対向し,始端部が電機子コイルの発生トルクに寄与し
    ない部分位置と対向していることを特徴とする請求項1
    乃至請求項5いずれかに記載の偏平形振動発生装置
  7. 【請求項7】 上記偏心金属錘は,その周方向に延びた
    始端から終端までの幅が1つの電機子コイルの周方向の
    幅よりも少し広い幅に形成したことを特徴とする請求項
    1乃至請求項6いずれかに記載の偏平形振動発生装置。
  8. 【請求項8】 上記偏平形振動発生装置は,界磁々極と
    しては4極のものを用い,3個の空心型電機子コイルを
    互いに重ならないように等間隔ピッチで3相配置して形
    成した偏平形コアレス偏心振動用電機子を軸方向の空隙
    を介して上記界磁々極と面対向させ,上記整流子は6個
    の整流子片で構成し,該整流子片と電気的に摺動される
    上記ブラシは正側電源端子側及び負側電源端子側に電気
    的に接続される一対のブラシをほぼ上記界磁々極の一磁
    極の幅の開角に配置して形成したことを特徴とする請求
    項1乃至請求項7いずれかに記載の偏平形振動発生装
    置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990078672A (ko) * 1999-07-24 1999-11-05 김상면 코어리스모터
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KR20010061724A (ko) * 1999-12-29 2001-07-07 김상면 코어레스 모터의 진동자
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