JPH0721297A - リードデータ判定方法 - Google Patents

リードデータ判定方法

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JPH0721297A
JPH0721297A JP5182184A JP18218493A JPH0721297A JP H0721297 A JPH0721297 A JP H0721297A JP 5182184 A JP5182184 A JP 5182184A JP 18218493 A JP18218493 A JP 18218493A JP H0721297 A JPH0721297 A JP H0721297A
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JP
Japan
Prior art keywords
card
value
data
determined
time
Prior art date
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Pending
Application number
JP5182184A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideji Kanezashi
秀司 金指
Masayuki Miyauchi
優之 宮内
Takanobu Fujii
隆信 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamura Electric Works Ltd
Original Assignee
Tamura Electric Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0721297A publication Critical patent/JPH0721297A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カードの2値データの誤判別を防止し、カー
ドの価値情報を正確に検出する。 【構成】 挿入されたカードの基準値データ部1Bから
信号の変化点毎の時間値を読み取り、読み取った全時間
値から基準値を定めると共に、カードのデータ部1Aか
ら読み取られた2値データの時間値に対して基準値との
大小を決定し、この決定された大小関係に応じ第1及び
第2の値の何れかを判定する。この結果、各カードの記
録データのばらつき或いは各読み取りヘッドのばらつき
に無関係にカードの2値データを判別でき、したがって
カードの価値情報を正確に検出できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、信号のレベルが所定時
間毎に1回変化する第1の値及び所定時間毎に2回変化
する第2の値の2値データとしてカードに記録される場
合に、このカードに記録される2値データを再生して上
記第1及び第2の値を判定するリードデータ判定方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、公衆電話機等で用いられる磁気カ
ードには、価値情報が磁気データとして予め記録されて
いる。そしてこの価値情報を示す2値データ信号の
「0」,「1」の値は次のようにして定められている。
即ち、例えば400μsec毎に1回変化する信号の場
合を「0」、2回変化する信号(つまり、200μse
c毎に1回変化する信号)を「1」と定めている。ここ
で、上記公衆電話機において磁気カードを用いて通話が
行われる場合、まずカードに残存する価値情報は次のよ
うにして読み出される。即ち、カードの価値情報は、ま
ず上記信号の変化点毎の時間値として順次読み出されて
メモリに保存される。次いでメモリに保存された各時間
値は、例えば300μsec等の基準値によりその大小
関係を決定する。つまり300μsecより短い場合は
200μとし、300μsecより長い場合は400μ
secとする。こうして基準値との大小関係が決定され
た後で価値情報を示す2値データが定められる。そして
この2値データに応じた通話が許容されると共に、通話
が終了すると、上記価値情報からこの通話に相当する価
値情報が減じられ、磁気カードに対し残存する価値情報
が同様のタイミングで記録される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、カードに記録さ
れた2値データを読み取って「0」、「1」を判定する
場合、予め定められた基準値にしたがって判定している
ため、カード或いはカードデータを読み取る読み取りヘ
ッドのばらつきにより再生信号の時間値にばらつきが生
じ、この結果、2値データが誤判定され、カードに記録
されている価値情報が正確に検出できないという問題を
生じている。
【0004】したがって本発明は、磁気カードの2値デ
ータの誤判別を防止し、カードの価値情報を正確に検出
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために、本発明は、信号のレベルが所定時間毎に1回
変化する第1の値及び所定時間毎に2回変化する第2の
値の2値データとしてカードに記録され、このカードの
2値データを再生して第1及び第2の値を判定する場
合、カードの第1のデータ部に2値データを記録すると
共に、カードの第2のデータ部には2値データの何れか
一方の値を記録し、カードが挿入された場合、挿入され
たカードの第2のデータ部から上記信号の変化点毎の時
間値を順次読み取り、読み取った全時間値の平均値を定
めて所定の演算により基準値とすると共に、カードの第
1のデータ部の時間値を順次読み取り、この全時間値に
対し基準値との大小関係を決定し、この決定された大小
関係に応じ第1及び第2の値の何れかを判定するように
した方法である。
【0006】
【作用】挿入されたカードの第2のデータ部から信号の
変化点毎の時間値を読み取り、読み取った全時間値から
基準値を定めると共に、カードの第1のデータ部から読
み取られた2値データの時間値に対して基準値との大小
関係を決定し、この決定された大小関係に応じ第1及び
第2の値の何れかが判定される。この結果、カードの記
録データのばらつき或いは読み取りヘッドのばらつきが
生じてもカードの2値データの誤判別が防止され、した
がってカードの価値情報を正確に検出することができ
る。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図6は、本発明に係るリードデータ判定方法を適用
したカードリーダライタ装置の断面図である。同図にお
いて、1は磁気カード、2はこの磁気カード1に対し磁
気データの記録再生及びパンチを行うカードリーダライ
タ装置である。ここで、カードリーダライタ装置2は次
のように構成されている。即ち、21は磁気カード1が
挿入及び排出される挿入排出口、22は磁気カード1を
搬送するカード搬送路、23は記録ヘッド(書き込みヘ
ッド)及び読み取りヘッド(再生ヘッド)からなり磁気
カード1に対し磁気データの記録再生を行うヘッド部、
24は磁気カード1に対してパンチを行うパンチ部、2
5は磁気カードの位置を検出するセンサである。また、
26A,26Bはローラ、27,29はベルト、28は
プーリ、Mはモータである。ここで、モータMが回転す
るとこの回転力はベルト29を介してプーリ28に伝達
されプーリ28が回転する。このプーリ28の回転によ
りこれと連動するローラ26A,26Bが回転し、この
結果ベルト27上の磁気カード1がカード搬送路22上
を搬送される。
【0008】次に図1は、上記カードリーダライタ装置
の制御系統のブロック図であり、本装置を制御するCP
U等の制御回路31は、送受信回路32を介し本装置の
上位装置である例えば公衆電話機の制御を行う制御ユニ
ット30に接続されている。制御回路31には、上述し
たヘッド部23、パンチ部24、センサ部25、及びモ
ータMが接続される他に、制御に必要な各種パラメータ
等を記憶保持するためのEEPROM33、プログラム
を格納するROM34、制御ユニット30からのバック
アップ電源によりその内容が記憶保持されるRAM3
5、シャッタ部36、磁気カード1に付されたバーコー
ドを検出する光学センサ37、モータMの回転速度,つ
まり磁気カード1の搬送速度を検出するためのエンコー
ダ38が接続されている。
【0009】ところで、磁気カード1が図6に示す挿入
排出口21へ挿入されると、制御回路31は、モータM
を回転させてプーリ28及びこれと連動するローラ26
Aを回転させる。この結果、ローラ26Aとベルト27
により接続されるローラ26Bも回転し、挿入されベル
ト27上にある磁気カード1はヘッド部23の配設位置
まで搬送される。
【0010】その後、制御回路31はヘッド部23に指
示して読み取りヘッドにより磁気カード1の価値情報を
示す磁気データを読み取らせる。そして、例えば通話中
には課金信号の到来毎に一定の価値情報を読み取った上
記磁気データから減じ、通話が終了すると、ヘッド部2
3に指示してこの磁気カード1に残存する価値情報を記
録ヘッドにより磁気記録させる。その後制御回路31
は、磁気カード1が挿入排出口21方向に搬送されるよ
うに回転させて磁気カード1をパンチ部24の位置まで
搬送させると共に、パンチ部24を駆動して磁気カード
1の残存価値情報に応じたパンチ位置へパンチさせる。
そしてその後、磁気カード1の位置を検出するセンサ部
21の出力を監視しながら挿入排出口21へ磁気カード
1の搬送を行い排出する。
【0011】図2は、磁気カード1の構成を示す図であ
り、磁気カード1には上記した磁気データが記録される
データ部(第1のデータ部)1A及び、後述する基準値
データが記録される基準値データ部(第2のデータ部)
1Bが設けられている。ここでデータ部1Aに記録され
る磁気データは、「0」,「1」の2値データとして図
3(a)に示すようなタイミングで記録されている。即
ち、この場合データ「1」は、時間値として例えば20
0μsec毎に変化するデータ(400μsec間に1
回変化するデータ)として記録される。また、データ
「0」は、時間値として例えば400μsec毎に変化
するデータ(400μsec間は無変化のデータ)とし
て記録される。また、基準値データ部1Bには、本実施
例の場合、2値データのうち図3(b)に示すようなデ
ータ「0」が記録されている。
【0012】ところで、上記したようなタイミングで規
定された磁気データは、実際にこれを各変化点毎の時間
値として再生した場合、各カードの記録データ、或いは
各ヘッドのばらつきより再生したデータの各時間値にば
らつきが生じている。このため、各カードで検出される
各時間値を予め定めた基準値によって「0」,「1」に
区分しようとしても或カードでのデータ「0」が他のカ
ードでは「1」に区分されるという不具合が生じる。し
たがって、制御回路31では、磁気カード1が挿入され
た場合、実際にカード1の基準値データ部1Bから磁気
データを再生してこのデータの時間値を基準値とすると
共に、引き続いて再生されるデータ部1Aの磁気データ
の時間値をこの基準値に基づいて判別するようにしたも
のである。
【0013】次に図4は、本実施例装置の動作の要部を
示すフローチャートであり、磁気カード1のデータ部1
Aに記録された「0」及び「1」の2値データを判別す
る基準となる基準値を算出する制御回路31の動作を示
すものである。即ち、制御回路31は、挿入された磁気
カード1がヘッド部23の位置まで搬送されてくると、
ステップST1でヘッド部23を制御して磁気カード1
の基準値データ部1B及びデータ部1Aの磁気データを
順次読み取らせる。この場合制御回路31は、ヘッド部
23により再生される磁気データの各変化点を順次検出
すると共にこの変化点の検出毎に図示省略したタイマを
起動し次の変化点までの時間を計時させる。そしてステ
ップST2で、読み取った変化点毎のレベル値及び各変
化点に対応する上記タイマの計時時間値を順次メモリ
(RAM35)に保存する。
【0014】こうしてメモリに磁気データの各変化点毎
のレベル値及び時間値が保存されると、ステップST3
では基準値データ部1Bの磁気データの時間値をメモリ
から読み出す。ここで、基準値データ部1Bには8個の
データ「0」が記録され、したがってメモリには8個の
時間値が保存されたものとする。そして8個分の時間値
がメモリから読み出されステップST4の判定が「Y」
となると、ステップST5では、8個の時間値データの
平均値を算出し、次いでステップST6ではこの平均値
から100μsecの時間を減算してこの値を図5に示
すような基準値として設定する。そして、メモリに保存
されているこのカードのデータ部1Aの全時間値につい
て、ステップST6で算出された基準値に基づいてその
大小、つまり長短を決定決定し、基準値より長い場合
は、例えばデータを「0」と判定すると共に、基準値よ
り短い場合はデータを「1」と判定する。こうして磁気
カード1の2値データが判別される。
【0015】このようにして磁気カード1のデータ部1
Aの2値データを判別する場合、この2値データと一緒
に実際にこのカードの基準値データ部1Bに記録されて
いるデータから基準値が定められるため、各カード毎に
時間値の分布が異なっていても、各カード毎に適切な基
準値を定めることができる。この結果、カード毎の記録
データのばらつきやヘッドのばらつき等が生じてもこれ
に無関係に磁気カードの2値データが判別でき、したが
ってカードの価値情報を正確に検出することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、カ
ードに記録される2値データを、信号のレベルが所定時
間毎に1回変化する第1の値及び所定時間毎に2回変化
する第2の値として定めた場合、カードの第1のデータ
部に2値データを記録すると共に、カードの第2のデー
タ部には2値データの何れか一方の値を記録し、カード
が挿入された場合、挿入されたカードの第2のデータ部
から信号の変化点毎の時間値を順次読み取り、読み取っ
た全時間値の平均値を定めて所定の演算により基準値と
すると共に、カードの第1のデータ部の時間値を順次読
み取り、この全時間値に対し基準値との大小関係を決定
し、この決定された大小関係に応じ第1及び第2の値の
何れかを判定するようにしたので、各カードの記録デー
タのばらつき或いは各ヘッドのばらつきが生じてもカー
ドに記録された2値データの誤判別を防止でき、したが
ってカードの価値情報の正確な検出が行えるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリードデータ判定方法を適用した
装置の一実施例を示すブロック図である。
【図2】上記装置において用いられるカードの構成を示
す図である。
【図3】上記装置において記録再生される磁気カードデ
ータの時間値を示すタイミングチャートである。
【図4】上記装置の動作を示すフローチャートである。
【図5】上記装置において磁気カードデータの判別の基
準となる基準値の設定状況を示す図である。
【図6】上記装置の断面図である。
【符号の説明】
1 磁気カード 1A データ部 1B 基準値データ部 2 カードリーダライタ装置 21 挿入排出口 22 カード搬送路 23 ヘッド部 24 パンチ部 25 センサ部 31 制御回路(CPU) 38 エンコーダ M モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号のレベルが所定時間毎に1回変化す
    る第1の値及び所定時間毎に2回変化する第2の値の2
    値データとしてカードに記録され、前記カードの2値デ
    ータを再生して前記第1及び第2の値を判定するカード
    リーダ装置において、 前記カードの第1のデータ部に前記2値データを記録す
    ると共に、前記カードの第2のデータ部には前記2値デ
    ータの何れか一方の値を記録し、前記カードが挿入され
    た場合、挿入されたカードの第2のデータ部から前記信
    号の変化点毎の時間値を順次読み取り、読み取った全時
    間値の平均値を定めて所定の演算により基準値とすると
    共に、前記カードの第1のデータ部の時間値を順次読み
    取り、この全時間値に対し前記基準値との大小関係を決
    定し、この決定された大小関係に応じ前記第1及び第2
    の値の何れかを判定するようにしたことを特徴とするリ
    ードデータ判定方法。
JP5182184A 1993-06-29 1993-06-29 リードデータ判定方法 Pending JPH0721297A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59170973A (ja) * 1983-03-17 1984-09-27 Nec Home Electronics Ltd バ−コ−ド読取装置
JPH0319177A (ja) * 1989-06-16 1991-01-28 Tokyo Jiki Insatsu Kk 磁気記録媒体のための磁気記録、読取り方法および装置

Patent Citations (2)

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