JPH07212934A - 間柱用配線金具 - Google Patents

間柱用配線金具

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JPH07212934A
JPH07212934A JP6021972A JP2197294A JPH07212934A JP H07212934 A JPH07212934 A JP H07212934A JP 6021972 A JP6021972 A JP 6021972A JP 2197294 A JP2197294 A JP 2197294A JP H07212934 A JPH07212934 A JP H07212934A
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JP
Japan
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stud
lightweight
mounting
opening
switches
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JP6021972A
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Toshinori Kawakami
寿紀 川上
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BURESUTO KOGYO KENKYUSHO KK
Toenec Corp
Original Assignee
BURESUTO KOGYO KENKYUSHO KK
Toenec Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】軽量間柱Pや木製間柱に連結する連結体1と、
この連結体1に設けられた取付枠2とから成る。連結体
1は、軽量間柱Pの開口縁P1に当接する当接板体1A
と、軽量間柱Pの開口部P2に嵌入する嵌合片1Bと、
軽量間柱Pの内側に係止する係止片3とを有する。ま
た、帯状の係止片3を固定ネジ5で回転自在に固定する
と共に、円弧状の操作孔1Dに沿って移動する揺動杆4
に、係止片3の先端部分を連結する。取付枠2は、コン
セント及びスイッチ類を直接装着する装着孔2Aを設け
る。木製間柱に固定する固定木ネジと調整木ネジを設け
る。 【効果】軽量間柱への装着作業が極めて容易で、ボック
スを使用せずに、コンセントやスイッチ類を簡単に取り
付けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軽量間柱や木製の間柱
を利用してコンセントやスイッチ類を取り付ける金具の
改良に係り、特に、アウトレットボックス等のボックス
類を用いずに間柱に対して配線金具を直接取り付けるこ
とが可能になる間柱用配線金具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、軽量間柱を使用した間仕切りに、
コンセントやスイッチ類を取り付けるには、軽量間仕切
りにボックス支持金具を装着し、この支持金具にボック
スを配設するものである。たとえば、当出願人が先に提
案した実公平5-26165 号及び実公平5-26166 号公報に記
載されたボックス支持金具にあっては、軽量間柱の開口
内部に装着する係止板と開口外部に装着する挟着板とを
止着ボルトで緊締し、これらの板体に略L字形状のボッ
クス支持杆を連結するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の金具によると、コンセントやスイッチ類を取り付
けるために、軽量間柱に取り付けた支持金具に、更にボ
ックスを装着する必要がある。したがって、支持金具を
装着する作業や、ボックスを装着する作業などに多くの
手間を要するものであった。
【0004】しかも、従来の金具は、一本の止着ボルト
で、軽量間柱内部の係止板を回転係止するものなので、
挟着板を開口外部に介すると係止板の位置を確認する事
は困難であり、装着作業に支承を来す場合もある。
【0005】更に、ボックスを装着するに際して、間仕
切りの適位置に装着するようにボックスの取付け位置を
調整する必要もある。
【0006】また、これら従来の金具では、軽量間柱に
装着することは可能でも、木製の間柱に位置調整自在に
装着する事は困難である。
【0007】そこでこの発明は、上述の課題を解消すべ
く創出されたもので、軽量間柱や木製の間柱への装着作
業が極めて容易で、ボックスを使用せずに、コンセント
やスイッチ類を簡単に取り付けることができる間柱用配
線金具の提供を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、この発明の配線金具は、軽量間柱に連結する連結体
と、この連結体から屈曲延長されて軽量間柱のボード側
に位置する枠体状を成した取付枠とから成る間柱用配線
金具であって、連結体は、軽量間柱の開口縁外側に当接
する当接板体と、当接板体から軽量間柱の開口部に嵌入
する嵌合片と、当接板体に回転自在に設けられ軽量間柱
の開口縁内側に係止する係止片とを有し、取付枠は、コ
ンセント及びスイッチ類を直接装着する装着孔を設けた
ことを第一の手段とする。
【0009】また、連結体は、帯状の係止片を固定ネジ
で回転自在に固定すると共に、当接板体の板面に開穿し
た円弧状の操作孔に沿って移動する揺動杆に、係止片の
先端部分を連結したことを第2の手段とする。
【0010】更に、一側面が開口した木製間柱に連結す
る連結体と、この連結体に設けられて軽量間柱のボード
側に位置する枠体状を成した取付枠とから成る間柱用配
線金具であって、連結体は、木製間柱側面に当接する当
接板体に連結孔を開穿し、この連結孔に挿通した固定木
ネジで当接板体を回転自在に固定すると共に、当接板体
の板面に開穿した円弧状の操作孔に挿通した調整木ネジ
で当接板体の取り付け角度を調整自在に固定したことを
課題解消のための第3の手段とする。
【0011】
【作用】すなわち、この発明によると、これまでのボッ
クスや塗代カバーの取り付けを行わずに、コンセント及
びスイッチ類を取付枠の装着孔に直接装着することがで
きる。
【0012】このとき連結体は、揺動杆の操作で容易に
着脱できるものになる。
【0013】また、連結体は、連結孔に挿通した固定木
ネジと、円弧状の操作孔に挿通した調整木ネジで取り付
け角度を調整自在となる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0015】この発明は、軽量間柱にP連結する連結体
1と、この連結体1から屈曲延長されて軽量間柱Pのボ
ード側に位置する枠体状を成した取付枠2とから成る
(図1参照)。
【0016】連結体1は、軽量間柱Pの開口縁外側に当
接する当接板体1Aと、当接板体1Aから軽量間柱Pの
開口部に嵌入する嵌合片1Bと、当接板体1Aに回転自
在に設けられ、軽量間柱Pの開口縁内側に係止する係止
片3とを有する。図示例では、一枚の板体を屈曲して取
付枠2の一端部に連結体1を形成してある。また、取付
枠2の他端部には、連結体1と略同形状の仕切板6を設
けている。
【0017】一方、係止片3は、軽量間柱Pの開口部の
幅よりも幅狭な略平行四辺形状を成し、その両端部を軽
量間柱Pの開口縁P1内側縁に係止するようにしている
(図2参照)。この係止片3は、帯状板を屈曲して設け
てあり、断面がコ字状を成す(図3参照)。
【0018】このとき、連結体1は、帯状の係止片3を
固定ネジ5で回転自在に固定すると共に、当接板体1A
の板面に開穿した円弧状の操作孔1Dに沿って移動する
揺動杆4に、係止片3の偏心部分を連結している(図1
参照)。図示の揺動杆4は、固定ネジ5と同様のボルト
を使用しており、操作孔1Dとボルト頭部との間に座金
4Aを介したものである(図2参照)。このような係止
片3を使用する場合は、揺動杆4を操作して係止片3の
先端位置を揺動調整し、軽量間柱Pの開口縁P1内側に
係止したのちに、このボルトを締め付けることで、固定
ネジ5と共に連結体1を軽量間柱Pに強力に固定するも
のになる(図3参照)。
【0019】一方、図6に示す連結体1は、木製間柱Q
側面に当接する当接板体1Aに連結孔1Cを開穿し、こ
の連結孔1Cに挿通した固定木ネジ7で当接板体1Aを
回転自在に固定すると共に、当接板体1Aの板面に開穿
した円弧状の操作孔1Dに挿通した調整木ネジ8で当接
板体1Aの取り付け角度を調整自在に固定している。こ
のとき、当接板体1Aの上下側縁に屈曲形成した嵌合片
1Bを、木製間柱Q側面に当接する圧着することで、極
めて強固な固定力が得られる。
【0020】取付枠2は、コンセント及びスイッチ類を
直接装着する装着孔2Aを設ける。図1に示す取付枠2
は、コンセント及びスイッチ類の取り付け位置を調整で
きるように、複数個のネジ孔2Bを設けている。また、
コンセント及びスイッチ類に配線するケーブルは、配管
20や可撓管30を使用して取付枠2に装着する(図4
参照)。このとき、取付枠2の上下側縁に屈曲した舌片
状の係止片2Cを設けてあり、偏平筒状の配管20端部
を直接差し込み係止し、あるいは、可撓管30装着用の
L字金具10を係止して可撓管30の装着を容易ならし
めている(図1参照)。
【0021】図5に示す取付枠2は仕切板6を設け、こ
の仕切板6に、連結体1に形成した連結孔1C、操作孔
1Dと重なる連結孔6A、操作孔6Bを設けている。こ
うすることで、この発明配線金具を一対組み合わせて使
用し、コンセント及びスイッチ類を、壁の表、裏の同位
置に設置する場合にも対応できるものになる。
【0022】
【発明の効果】この発明は、上述の如く構成したことに
より、当初の目的を達成する。
【0023】すなわち、請求項1及び2により、軽量間
柱Pに対するこの発明金具の装着作業が極めて容易にな
った。しかも、この発明金具を装着するだけで、ボック
スを使用せずに、コンセントやスイッチ類を容易に取り
付けることができる。
【0024】また、請求項2により、軽量間柱Pへの装
着は、揺動杆4の操作で簡単に装着できるものである。
しかも、揺動杆4は、円弧状の操作孔1Dに沿って移動
するから、揺動杆4の先端に設けた係止片3の位置が、
連結体1を介しながらも容易に把握することができ連結
体1の装着作業を更に容易にするものである。
【0025】また、請求項3により、木製間柱への装着
も調整自在に行えるから、従来の取り付け金具と比べて
使用の態様をより広げることができる。
【0026】このように、この発明は、軽量間柱や木製
間柱への装着作業が極めて容易で、ボックスを使用せず
に、コンセントやスイッチ類を簡単に取り付けることが
できるなどといった産業上有益な種々の効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を軽量間柱に装着した状態を示す分解
斜視図。
【図2】この発明の揺動杆の操作状態を示す正面図。
【図3】この発明の連結体の装着状態を示す側断面図。
【図4】この発明の装着状態を示す斜視図。
【図5】この発明の他の装着状態を示す分解斜視図。
【図6】この発明の連結体を木製間柱に装着した状態を
示す分解斜視図。
【符号の説明】
P 軽量間柱 P1 開口縁 P2 開口部 Q 木製間柱 1 連結体 1A 当接板体 1B 嵌合片 1C 連結孔 1D 操作孔 2 取付枠 2A 装着孔 2B ネジ孔 2C 係止片 3 係止片 4 揺動杆 4A 座金 5 固定ネジ 6 仕切板 6A 連結孔 6B 操作孔 7 固定木ネジ 8 調整木ネジ 10 L字金具 20 配管 30 可撓管

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一側面が開口した軽量間柱に連結する連結
    体と、この連結体に設けられて軽量間柱のボード側に位
    置する枠体状を成した取付枠とから成る間柱用配線金具
    であって、連結体は、軽量間柱の開口縁外側に当接する
    当接板体と、当接板体から軽量間柱の開口部に嵌入する
    嵌合片と、当接板体に回転自在に設けられ軽量間柱の開
    口縁内側に係止する係止片とを有し、取付枠は、コンセ
    ント及びスイッチ類を直接装着する装着孔を設けたこと
    を特徴とする間柱用配線金具。
  2. 【請求項2】連結体は、帯状の係止片を固定ネジで回転
    自在に固定すると共に、当接板体の板面に開穿した円弧
    状の操作孔に沿って移動する揺動杆に、係止片の先端部
    分を連結した請求項1記載の間柱用配線金具。
  3. 【請求項3】一側面が開口した木製間柱に連結する連結
    体と、この連結体に設けられて軽量間柱のボード側に位
    置する枠体状を成した取付枠とから成る間柱用配線金具
    であって、連結体は、木製間柱側面に当接する当接板体
    に連結孔を開穿し、この連結孔に挿通した固定木ネジで
    当接板体を回転自在に固定すると共に、当接板体の板面
    に開穿した円弧状の操作孔に挿通した調整木ネジで当接
    板体の取り付け角度を調整自在に固定したことを特徴と
    する間柱用配線金具。
JP02197294A 1994-01-21 1994-01-21 軽量間柱用配線金具 Expired - Lifetime JP3190996B2 (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4878399U (ja) * 1971-12-27 1973-09-27
JPS48112997U (ja) * 1972-03-29 1973-12-24
JPH0526166U (ja) * 1991-09-19 1993-04-06 ユタカ工業株式会社 樹脂注入用ガン
JP3012374U (ja) * 1994-12-13 1995-06-13 東京アルテック有限会社 遊技場カード

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