JPH07212787A - 色信号処理回路 - Google Patents

色信号処理回路

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Publication number
JPH07212787A
JPH07212787A JP561394A JP561394A JPH07212787A JP H07212787 A JPH07212787 A JP H07212787A JP 561394 A JP561394 A JP 561394A JP 561394 A JP561394 A JP 561394A JP H07212787 A JPH07212787 A JP H07212787A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
amplitude
circuit
period
gain
Prior art date
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Pending
Application number
JP561394A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyoshi Kakiuchi
伸美 垣内
Junichi Momotake
純一 百武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Araco Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Kyoei Sangyo KK
Original Assignee
Araco Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Kyoei Sangyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Araco Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp, Kyoei Sangyo KK filed Critical Araco Co Ltd
Priority to JP561394A priority Critical patent/JPH07212787A/ja
Publication of JPH07212787A publication Critical patent/JPH07212787A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カラーバースト期間の振幅が極端に小さな信
号が入力されても出力にて過飽和状態にならない色信号
処理回路を得る。 【構成】 色信号をバースト期間の振幅が一定となるよ
う利得制御する第1の制御回路7と、該回路にそのバー
スト期間の出力電圧を負帰還して該バーストの振幅を一
定に保つように制御する回路2と、上記利得制御出力を
色飽和度調整信号等に基づき利得制御する第2の利得制
御回路4とを備えた色信号処理回路において、第1の利
得制御回路7の出力電圧をバースト期間以外の期間検出
する電圧検出回路3と、上記検出電圧の振幅が所定値以
上であるとき上記検出電圧をバースト期間以外の期間、
上記第1の利得制御回路7にその利得を抑えるよう負帰
還するゲート回路6とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は色信号処理回路に関し、
特にカラーテレビジョン受信機に用いられる色信号の利
得制御回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2はカラーテレビジョン受信機に用い
られる色信号の一例を示す。この色信号においては、バ
ースト期間に3.58MHzのサブキャリアが挿入され
ており、その後のバースト期間以外の期間,即ち信号期
間に信号が挿入されている。
【0003】図8は従来の色信号処理回路の回路構成図
を示す。図8中、1は色信号入力のカラーバースト期間
の振幅を一定に保つための利得制御回路、2はカラーバ
ースト期間の振幅を検出するための検出回路、3はカラ
ーバースト期間以外の期間(以後、信号期間と呼ぶ)の
振幅を検出する検出回路、4は信号期間の過飽和を防
ぎ、かつTV画面上の色の濃さを自由に変えるための利
得制御回路である。5は信号期間振幅検出回路3の検出
出力と、色飽和度調整信号とを加算する加算器である。
【0004】カラーテレビジョン受信機用色信号は、利
得制御回路1及びバースト期間振幅検出回路2にて、図
3に示すように、カラーバースト期間の振幅を一定に保
つことで信号の振幅を一定に保っている。ところが、図
4で示すようなカラーバースト期間の振幅の小さな不正
規信号が入力された場合、利得制御回路4にて利得制御
される結果、信号期間が図5で示すような過飽和信号と
なり、色相が変化してしまう。これを防ぐため、信号期
間振幅検出回路3にて、信号期間の振幅を検出し、利得
制御回路4にてゲインを制限することにより信号期間の
過飽和状態を防ぐようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の色信号処理回路
の構成では、利得制御回路1に入力される信号が図6で
示すようなカラーバースト期間の振幅が極端に小さな不
正規信号の場合、利得制御回路1のダイナミックレンジ
は無限ではないため、利得制御回路1の出力にて、図7
で示すように、信号期間が過飽和状態となり、利得制御
回路4が充分に役目を果たさないという問題点があっ
た。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、カラーバースト期間の振幅が極
端に小さな信号が入力されても出力にて過飽和状態にな
らない色信号処理回路を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る色信号処
理回路は、色信号をバースト期間の振幅が一定となるよ
う利得制御する第1の利得制御回路と、該回路の出力の
バースト期間の振幅を検出し、該バーストの振幅を一定
に保つよう上記第1の利得制御回路に負帰還するバース
ト期間振幅検出回路と、上記第1の利得制御出力を色飽
和度調整信号等に基づいて利得制御する第2の利得制御
回路とを備えたものにおいて、さらに上記第1の利得制
御回路の出力電圧をバースト期間以外の期間検出する電
圧検出回路と、上記検出電圧の振幅が所定値以上である
とき、上記検出電圧をバースト期間以外の期間上記第1
の利得制御回路にその利得を抑えるよう負帰還するフィ
ードバック手段とを備え、信号期間振幅検出回路の出力
電圧を第1の利得制御回路に負帰還することにより信号
期間の振幅を制御するようにしたものである。
【0008】
【作用】この発明における色信号処理回路は、信号期間
振幅検出回路の出力電圧にて利得制御回路の利得を制御
することにより、利得制御回路の信号期間の出力振幅の
ゲインを制限することができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例による色信号処理回
路を示す。図1において、7はカラーバースト期間の振
幅を一定に保ち、かつ信号期間のゲインを制限するため
の第1の利得制御回路、2はバースト期間の振幅を検出
するためのバースト期間振幅検出回路、3は信号期間の
振幅を検出する信号期間振幅検出回路、4は色飽和度調
整信号に基づき、TV画面上の色の濃さを自由に変える
ための第2の利得制御回路、6は信号期間振幅検出回路
3の出力電圧の信号期間のみ第1の利得制御回路7に信
号を負帰還するゲート回路である。
【0010】次に動作について説明する。通常の色信号
入力が入力されているときは、利得制御回路7、及び該
回路7の出力のカラーバースト期間の振幅を検出し、こ
れを該回路7に負帰還するカラーバースト期間振幅検出
回路2にて入力信号のカラーバーストの振幅を一定に保
つことで、信号の振幅を一定に保っている。
【0011】次に、カラーバースト信号の極端に小さな
不正規信号(図9(a))が入力された場合、利得制御回路
7、及び該利得制御回路7の出力をカラーバースト期間
に負帰還するバースト期間振幅検出回路2の働きによっ
てバースト期間のゲインは図9(b) に示すように大きく
なり、バーストの振幅は一定に保たれる。信号期間のゲ
インは、利得制御回路7及びバースト期間振幅検出回路
2の働きによって、バースト期間と同様に大きくなろう
とするが、信号期間振幅検出回路3にて利得制御回路7
の出力振幅を検出し、これがゲート回路6により信号期
間のみ上記利得制御回路7に供給され、その利得を抑え
るよう利得制御が行われ、このバースト期間と同様に大
きくなろうとするのが制限される。このようにして、信
号期間の振幅は信号期間振幅検出回路3にて設定され
る。
【0012】このように本実施例では、カラーバースト
期間に極端に小さな不正規信号が入力された場合でも、
バースト期間にこれを検出して該バースト期間の利得を
大きくするとともに、バースト期間以外の期間、第1の
利得制御回路の出力を検出する電圧検出回路と、その検
出電圧の振幅が所定値以上であるときこれを上記第1の
利得制御回路にその利得を抑制するよう負帰還するゲー
ト回路とにより、上記信号期間の利得を制御することに
より、信号が過飽和しない出力を得ることができる。
【0013】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、色信
号をバースト期間の振幅が一定となるよう利得制御する
第1の利得制御回路と、該回路の出力のバースト期間の
振幅を検出し、該バーストの振幅を一定に保つよう上記
第1の利得制御回路に負帰還するバースト期間振幅検出
回路と、上記利得制御出力を色飽和度調整信号等の所定
の制御信号に基づいて利得制御する第2の利得制御回路
とを備えた色信号処理回路において、上記第1の利得制
御回路の出力電圧をバースト期間以外の信号期間に検出
する電圧検出回路と、上記検出電圧の振幅が所定値以上
であるとき、上記検出電圧をバースト期間以外の期間上
記第1の利得制御回路にその利得を抑えるよう負帰還す
るフィードバック手段とを備え、カラーバースト期間に
極端に小さな不正規信号が入力されこれを所要の振幅に
増幅する場合にも、信号期間の利得を抑えるように制御
するようにしたので、信号が過飽和しない出力を得るこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による色信号処理回路の回路
構成図である。
【図2】一般の入力色信号の波形の一例を示す図であ
る。
【図3】従来回路におけるカラーバースト期間の振幅を
一定に保っている色信号の波形の状態を示す図である。
【図4】従来回路におけるカラーバースト期間の振幅の
小さな不正規信号の色信号の波形の状態を示す図であ
る。
【図5】従来回路における信号期間に過飽和状態となっ
た部分を有する色信号の波形の状態を示す図である。
【図6】従来回路におけるカラーバースト期間に振幅の
極端に小さな不正規信号を有する色信号の波形の状態を
示す図である。
【図7】従来回路における信号期間に過飽和状態となっ
た部分を有する色信号の波形の状態を示す図である。
【図8】従来の色信号処理回路の回路構成図である。
【図9】本発明の一実施例による効果を説明するための
波形図である。
【符号の説明】
2 バースト期間振幅検出回路 3 信号期間振幅検出回路 4 第2の利得制御回路 6 ゲート回路(フィードバック手段) 7 第1の利得制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色信号をバースト期間の振幅が一定とな
    るよう利得制御する第1の利得制御回路と、該利得制御
    回路の出力のバースト期間の振幅を検出し、該バースト
    の振幅を一定に保つよう上記第1の利得制御回路に負帰
    還するバースト期間振幅検出回路と、上記利得制御出力
    を所定の制御信号に基づいて利得制御する第2の利得制
    御回路とを備えた色信号処理回路において、 上記第1の利得制御回路の出力電圧をバースト期間以外
    の期間検出する電圧検出回路と、 上記検出電圧の振幅が所定値以上であるとき、上記検出
    電圧をバースト期間以外の期間上記第1の利得制御回路
    にその利得を抑えるよう負帰還するフィードバック手段
    とを備えたことを特徴とする色信号処理回路。
  2. 【請求項2】 上記所定の制御信号は色飽和度調整信号
    である請求項1記載の色信号処理回路。
JP561394A 1994-01-24 1994-01-24 色信号処理回路 Pending JPH07212787A (ja)

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JP561394A JPH07212787A (ja) 1994-01-24 1994-01-24 色信号処理回路

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JP561394A JPH07212787A (ja) 1994-01-24 1994-01-24 色信号処理回路

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JP561394A Pending JPH07212787A (ja) 1994-01-24 1994-01-24 色信号処理回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001045514A (ja) * 1999-06-30 2001-02-16 Thomson Licensing Sa クロマ過負荷保護装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001045514A (ja) * 1999-06-30 2001-02-16 Thomson Licensing Sa クロマ過負荷保護装置
JP4600952B2 (ja) * 1999-06-30 2010-12-22 トムソン ライセンシング クロマ過負荷保護装置

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