JP2538366B2 - ビデオト―ン回路 - Google Patents

ビデオト―ン回路

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JP2538366B2 JP1326795A JP32679589A JP2538366B2 JP 2538366 B2 JP2538366 B2 JP 2538366B2 JP 1326795 A JP1326795 A JP 1326795A JP 32679589 A JP32679589 A JP 32679589A JP 2538366 B2 JP2538366 B2 JP 2538366B2
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郁郎 大澤
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、テレビジョン受像機のビデオトーン回路に
関するもので、特にノイズの多い輝度信号に対しても安
定にビデオトーンを行うことのできるビデオトーン回路
に関するものである。
(ロ)従来の技術 一般にテレビジョン受像機では、画面上の画質をシャ
ープにしたり、ソフトにしたりするためのビデオトーン
回路が配置されている。ビデオトーン回路は、輝度信号
のレベル変化を激しくしたりなだらかにして、画質を調
整している。第2図は、そのようなビデオトーン回路を
しめすもので、入力端子(1)からの輝度信号は、第1
及び第2微分回路(2)及び(3)からなる2次微分回
路で、2次微分された後VCA(電圧制御増幅器)(4)
でレベル調整される。そして、VCA(4)の出力信号は
減算回路(5)で、元の輝度信号と減算される。前記VC
A(4)に接続されている可変抵抗(6)は、VCA(4)
の利得を調整するもので、VCA(4)の利得を大にすれ
ば画質がシャープなものになり、逆に小さくすれば画質
がソフトなものとなる。
従って、第1図の回路によればビデオトーンの調整を
行うことができる。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、第2図の入力端子(1)にレベル変化
の激しい輝度信号、特に黒から白に激しく変化する輝度
信号やノイズが多く含まれた輝度信号が印加されると、
ビデオトーンが効き過ぎてしまうという問題があつた。
この際、黒側の過強調は画質上あまり問題とならない
が、白側の過強調は画面上、目立ちやすく問題となつ
た。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、上述の点に鑑みなされたもので、入力端子
からの輝度信号を二次微分する微分回路と、該微分回路
の出力信号のレベル調整を行う第1VCAと、該第1VCAの出
力信号のレベル調整を行う第2VCAと、該第2VCAの出力信
号の振幅を検波し、前記出力信号のレベルが所定値以上
となると前記第2VCAの利得を低下させる制御信号を前記
第2VCAに印加するレベル検波器と、前記第2VCAの出力信
号のレベル制限を行うための差動増幅器を用いたリミッ
タと、該リミッタの出力信号と前記入力端子からの輝度
信号との減算を行なう減算回路とを備えることを特徴と
する。
(ホ)作 用 本発明によれば、VCAから得られる二次微分信号が所
定レベル以上となると、そのレベルの振幅を制限した
後、元の輝度信号に重畳しているのでビデオトーンの過
強調を自動的に補償することができる。
(ヘ)実 施 例 第1図は、本発明の原理を示す回路図で、(7)はVC
A(4)の出力二次微分信号の振幅を制限するリミッタ
である。
尚、第1図において、第2図と同一の回路素子につい
ては、同一の符号を付し説明を省略する。
次に動作を説明する。入力端子(1)に第3図(イ)
の如き輝度信号が印加されると、該輝度信号は第1及び
第2微分回路(2)及び(3)からなる二次微分回路及
びVCA(4)を介して第3図(ロ)の如き二次微分信号
が発生する。そして、該2次微分信号はリミッタ(7)
で第3図(ロ)の一点鎖線の如く振幅制限され、減算回
路(5)で入力端子(1)からの輝度信号と重畳され
る。その結果、減算回路(5)の出力端子(8)に第3
図(ハ)の如き輝度信号が得られる。
ここで、第3図の時刻t1及びt2で生ずる信号の変化
は、制限しない場合に比べ小さくなっており、過強調が
補正されていることが明らかである。
従って、第1図の回路によれば、ビデオトーンの過強
調を自動的に補償することができる。
さて、第1図のリミッタ(7)としては、差動増幅器
が考えられる。差動増幅器のリニア領域と飽和領域を利
用して信号をリミッタするものである。ところが、差動
増幅器を利用したリミッタでは、リミッタが強く効いて
いる状態から効かない状態に戻る際、差動増幅器を構成
しているトランジスタのベース電荷蓄積効果に起因し
て、すぐに効かない状態に戻れない、という問題があっ
た。その結果、ビデオトーンを行うタイミングがやや遅
れてしまう。尚、リミッタとしては、ダイオードリミッ
タなども考えられるが、ダイオードリミッタはリミッタ
作用が約0.7V以上にならないと始まらないため第1図の
回路には用いることができなかった。第1図の回路で
は、輝度信号の振幅が1VP−P程度であり、差動増幅効
ならば±100mVP−P程度からリミッタすることができ
る。
第4図は、上述の問題を解消した本発明の実施例を示
すもので、(9)はVCA(4)の出力信号のレベル調整
を行う第2のVCA.及び(10)はVCA(9)の出力信号の
振幅を検波し、その検波出力に応じて前記VCA(9)の
利得制御を行なうレベル検波器である。第4図におい
て、VCA(4)からの2次微分信号は、VCA(9)でさら
にレベル調整される。即ち、VCA(9)の出力信号はレ
ベル検波器(10)で検波され、その検波出力が大である
とVCA(9)の利得を低下させる制御がおこなわれる。
その為、VCA(9)の出力信号のレベルがリミッタ
(5)のリミッタレベルを著しく越えることはなくな
り、ビデオトーンのタイミング遅れという問題がなくな
る。
第5図は、第4図のVCA(9)、レベル検波器(10)
及びリミッタ(7)の具体回路例を示すものである。
今、VCA(4)の出力信号としてリミッタレベル以下の
信号が発生しているとすると、前記出力信号に応じた電
流がVCA(9)のトランジスタ(11)のコレクタに流
れ、トランジシタ(12)及び(13)からなる差動増幅器
14)で分流される。そして、トランジスタ(13)のコ
レクタに発生する出力信号がコンデンサ(15)を介して
リミッタ(7)に印加される。前記コンデンサ(15)か
らの信号は、同時にレベル検波器(10)のトランジスタ
(16)で増幅された後、第1及び第2コンパレータ(1
7)及び(18)に印加される。第1及び第2コンパレー
タ(17)及び(18)は、ウインドーコンパレータ形式と
なっており第1基準電源(19)より大きい信号または第
2基準電源(20)より小さい信号が印加されると、オア
ゲート(21)から「H」レベルの信号が発生する。つま
り、入力信号の振幅が所定値以上となると「H」レベル
の信号が発生する。この場合には、VCA(9)の出力信
号のレベルが小さいのでオアゲート(21)の出力は
「L」レベルである。その為、差動増幅器(14)は、バ
ランス状態となっている。前記コンデンサ(15)からの
信号は、リミッタ(7)のトランジスタ(22)のベース
に印加され、振幅制限された信号が出力端子(23)に得
られる。
次に、VCA(4)の出力信号としてリミッタレベル以
上の信号が発生しているとすると、前記トランジスタ
(16)のベースには大振幅の信号が印加され、そのコレ
クタから第1及び第2コンパレータ(17)及び(18)に
印加される。トランジスタ(16)のコレクタ信号が正方
向に変化し、第1基準電源(19)より大きくなると、第
1コンパレータ(17)から「H」レベルの信号が発生
し、逆に、前記コレクタ信号が負方向に変化し、第2基
準電源(20)より小さくなると、第2コンパレータ(1
8)から「H」レベルの信号が発生する。前記「H」レ
ベルの信号がVCA(9)のトランジスタ(12)に印加さ
れると、トランジスタ(12)のベース電圧が上昇し、差
動増幅器(14)の分流比が変化する。その為、トランジ
スタ(13)のコレクタ電流が減少し、リミッタ(7)に
印加される信号の振幅が低下する。従って、リミッタ
(7)における過大な飽和状態が防止される。
(ト)発明の効果 以上述べた如く、本発明によればビデオトーンの過強
調を自動的に補償することができるビデオトーン回路を
提供することができる。特に本発明によれば振幅制限を
おこなうリミッタに過大な2次微分信号が加わるのをVC
Aで制限しているので、ビデオトーンを所望のタイミン
グで行うことができるという利点も有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の原理を示す回路図、第2図は、従来
のビデオトーン回路を示す回路図、第3図(イ)乃至
(ハ)は第1図の説明に供するための波形図、第4図
は、本発明の実施例を示す回路図、及び第5図は第4図
の具体回路例を示す回路図である。 (2)(3)……第1及び第2微分回路 (4)……VCA、(5)……減算回路 (7)……リミッタ、(9)……VCA (10)……レベル検波器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力端子からの輝度信号を二次微分する微
    分回路と、 該微分回路の出力信号のレベル調整を行う第1VCAと、 該第1VCAの出力信号のレベル調整を行う第2VCAと、 該第2VCAの出力信号の振幅を検波し、前記出力信号のレ
    ベルが所定値以上となると前記第2VCAの利得を低下させ
    る制御信号を前記第2VCAに印加するレベル検波器と、 前記第2VCAの出力信号のレベル制限を行うための差動増
    幅器を用いたリミッタと、 該リミッタの出力信号と前記入力端子からの輝度信号と
    の減算を行なう減算回路とを備えることを特徴とするビ
    デオトーン回路。
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JP2737906B2 (ja) * 1988-02-17 1998-04-08 ソニー株式会社 映像信号の輪郭強調回路

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