JP2777408B2 - クランプ回路 - Google Patents

クランプ回路

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JP2777408B2
JP2777408B2 JP1186800A JP18680089A JP2777408B2 JP 2777408 B2 JP2777408 B2 JP 2777408B2 JP 1186800 A JP1186800 A JP 1186800A JP 18680089 A JP18680089 A JP 18680089A JP 2777408 B2 JP2777408 B2 JP 2777408B2
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和雄 木塚
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、ビデオカメラなどに用いられるクランプ回
路に関するもので、特にペデスタルレベルの設定回路や
ガンマ補正回路の前段に用いて好適なクランプ回路に関
する。
(ロ)従来の技術 一般にコンデンサを介して映像信号を供給した場合、
該映像信号のAPL(平均映像信号レベル)が変動してい
ると、通過後の映像信号のペデスタルレベルが変動して
しまう。そこで、コンデンサ通過後の映像信号はペデス
タルレベルやシンクチップレベルでクランプさせる必要
がある。第2図は従来のクランプ回路を示す回路図で、
入力端子(1)からの映像信号はコンデンサ(2)で直
流分が除去された後、バッファ増幅器(3)を介して引
算器(4)の正入力端子(+)に印加される。一方、ス
イッチ(5)は制御端子(6)からの制御信号に応じて
開閉するもので、この場合、前記制御信号としてペデス
タルレベル期間又はシンクチップレベル期間を示す信号
が印加される。今、制御信号としてペデスタルレベル期
間を示す信号がスイッチ(5)に印加されると、該スイ
ッチ(5)は閉じペデスタルレベルの直流電圧がコンデ
ンサ(7)に保持される。そこで、到来している映像信
号のABLが変動したとすると、その直流変化分が前記コ
ンデンサ(7)に保持される。前記コンデンサ(7)の
電圧は、引算器(4)の負入力端子(−)に印加されて
いるので、入力された映像信号の直流分から前記コンデ
ンサ(7)の充電電圧が引算される。その為、引算器
(4)の出力端にはペデスタルレベルが一定の即ちペデ
スタルレベルでクランプされた映像信号が得られる。
(ハ)発明が解決しようとする課題 ところで、第2図の回路においては出力端子(8)に
発生する映像信号のペデスタル期間の直流電位は、引算
器(4)の出力回路の回路構成で決定される。前記直流
電位は、映像信号の基準レベルとなるものであるので、
その値は非常に正確に設定する必要がある。しかしなが
ら、前述の出力回路として通常の出力回路を用いると温
度変化などに依りその直流レベルが変動してしまい一定
値に設定出来ないという問題がある。特に前記出力回路
のIC化に際しては素子のバラツキに依り直流レベルの設
定が困難であった。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、上述の点に鑑み成されたもので、映像信号
が印加される入力端子と、該入力端子からの映像信号が
一方の入力端子に印加される引算器と、該引算器の出力
信号と基準電源の基準電圧との比較を行なう差動増幅器
と、前記入力端子からの映像信号と前記差動増幅器の出
力信号との加算を行なう加算手段と、該加算手段の出力
信号を保持すると共に保持した信号を前記引算器の他方
の入力端子に印加する保持手段と、クランプ用の制御信
号に応じて前記加算手段の出力信号が前記保持手段に加
わるのを禁止するスイッチと、から成り前記引算器の出
力端より前記基準電圧のレベルにクランプされた映像信
号を導出するようにしたことを特徴とする。
(ホ)作用 本発明に依れば、引算器の出力信号と基準電圧とを制
御信号に応じてペデスタル期間、比較し、その差を引算
器に負帰還させている。その為、引算器の出力端に発生
する映像信号のペデスタルレベルを前記基準電圧のレベ
ルに固定することが出来る。
(ヘ)実施例 第1図は、本発明の一実施例を示す回路図で、(9)
は映像信号のクランプレベルを設定する基準電源、(1
0)は引算器(4)の出力信号と前記基準電源(9)の
基準電圧とを比較する差動増幅器、(11)は該差動増幅
器(10)の出力信号と入力端子(1)からの映像信号と
の加算を行なう加算器、(12)及び(13)は制御端子
(6)からのペデスタルレベル期間を示す制御信号に応
じて開閉する第1及び第2スイッチである。
尚、第1図において第2図と同一の回路素子について
は同一の符号を付し、説明を省略する。
入力端子(1)に第3図(イ)の如き映像信号が印加
されると、該映像信号はコンデンサ(2)及びバッファ
増幅器(3)を介して直流成分が除去され第3図(ロ)
の如くなる。第3図(ロ)の映像信号は、加算器(11)
及び引算器(4)に印加され、前記引算器(4)の出力
信号は差動増幅器(10)で基準電源(9)の基準電圧と
比較される。
この状態で、制御端子(6)に第3図(ハ)の如きク
ランプ用の制御信号が印加されると、該制御信号に応じ
て第1及び第2スイッチ(12)及び(13)が閉じる。す
ると、差動増幅器(10)から両入力信号の差に応じた出
力信号が発生し、加算器(11)で第3図(ロ)の制御信
号期間の映像信号と加算される。そして、加算器(11)
の加算出力は第2スイッチ(13)を介してコンデンサ
(7)に印加され第3図(ニ)の如く保持される。前記
コンデンサ(7)に保持された電圧は、引算器(4)の
負入力端子(−)に印加されるので、該引算器(4)に
負帰還ループが施され、引算器(4)の出力端子(8)
の電圧は基準電圧(Vref)と等しくなるように制御され
る。その為、出力端子(8)に発生する映像信号のペデ
スタルレベルは、第3図(ホ)の如くVrefとなる。
第3図(ハ)の制御信号が発生していない期間(Lレ
ベル)では、第1及び第2スイッチ(12)及び(13)が
開くので、コンデンサ(7)への制御は行なわれなくな
るが、該コンデンサ(7)で保持されている電圧が引算
器(4)に印加され続ける。その為、引算器(4)では
第3図(ロ)の映像信号から第3図(ニ)の直流電圧が
引算される動作が継続され、出力端子(8)に発生する
映像信号は第3図(ホ)の如くなる。
従って、第1図の回路に依れば基準電源(9)の基準
電圧が到来する映像信号をクランプすることが出来る。
一般に単一の電圧を発生する基準電源では、温度補償機
能を容易に持たせることが出来る。その為、第1図の基
準電源(9)もその様にすれば、温度変化の影響を受け
ずに常に一定のクランプレベルを確保出来る。
尚、第1図においては映像信号のペデスタルレベルを
クランプさせたが、シンクチップレベルでも良い。この
場合には、シンクチップレベル期間に発生する制御信号
を用いれば良い。
ところで、ビデオカメラで暗い場所を撮影した場合
に、前記ビデオカメラ内の信号処理回路やCCDなどから
ノイズが発生し、これが映像信号の同期信号部分に重畳
されてしまう現象が知られている。その為、一般にビデ
オカメラでは、映像信号のペデスタルをブランキング
し、再びペデスタルを設定する処理を行なっている。そ
の際、再設定前のペデスタルレベルと再設定後のペデス
タルレベルは必らず一致させる必要がある。この様な場
合においても第1図の如く、基準電源(9)を用いてク
ランプレベルを設定するものを用いれば、再設定を容易
に行なうことが出来る。それについて第4図を用いて説
明する。第4図において、(14)は引算器(4)の出力
信号を基準電源(9)からの基準電圧に応じてクリップ
するクリック回路、(15)は端子(16)からのブランキ
ング信号に応じて動作し前記クリップ回路(14)を構成
する第1トランジスタ(17)のベースを接地させる駆動
トランジスタである。尚、第4図において第1図と同一
の回路素子については同一の符号を付し、説明を省略す
る。
第4図において、基準電源(9)の基準電圧Vrefにク
ランプされた第5図(イ)の如き映像信号は、引算器
(4)の出力端からクリップ回路(14)の第1トランジ
スタ(17)のベースに印加される。又、基準電源(9)
からの基準電圧Vrefが前記クリップ回路(14)の第2ト
ランジスタ(18)のベースに印加されている。この状態
で、第5図(ロ)の如きペデスタル期間に相当するブラ
ンキング信号が端子(16)に印加されたとすると。前記
ブランキング信号の「L」レベル期間には駆動トランジ
スタ(15)がオフするので、第5図(イ)の映像信号と
基準電圧Vrefとの比較が行なわれるが、前記映像信号の
レベルの方が高いので第1トランジスタ(17)がオン、
第2トランジスタ(18)がオフする。その為、この時の
映像信号は第1トランジスタ(17)でVBE(トランジス
タのベース・エミッタ間電圧)レベルシフトされて出力
端子(19)に発生する。
次に第5図(ロ)のブランキング信号が「H」レベル
となると駆動トランジスタ(15)がオンするので、第1
トランジスタ(17)がオフ、第2トランジスタ(18)が
オンし、第1トランジスタ(17)のベースに加わる映像
信号のペデスタルレベルは第5図(ハ)の如くアースレ
ベルとなる。その為、出力端子(19)には電圧Vref−V
BE)が発生し、この値は元のペデスタルレベルと等しい
値になる。
その結果、出力端子(19)には第5図(ニ)の如きペ
デスタル期間のノイズが除去されると共に元のペデスタ
ルレベルと同一のペデスタルレベルを有した映像信号が
得られる。尚、第5図の微調整回路(20)は第2トラン
ジスタ(18)のベース電圧を調整するもので、出力端子
(19)に得られる映像信号のペデスタルレベルの微調整
を行なうことが出来る。
第5図の回路においては、最初のペデスタルレベルと
再設定のペデスタルレベルを同一の基準電源(9)を用
いて行なっているので、仮に前記基準電源(9)の値が
温度変化等で変動したとしても最初と同一のペデスタル
レベルを再設定することが出来る。
(ト)発明の効果 以上述べた如く、本発明に依れば温度変化に拘わらず
常に一定のクランプレベルを確保することが出来るクラ
ンプ回路を提供することが出来る。又、本発明に依れ
ば、映像信号のブランキング及びペデスタルレベルの再
設定を行なうのに際して、確実なノイズの除去及び元の
ペデスタルレベルと同一のペデスタルレベルの再設定を
達成することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2図は従来
のクランプ回路を示す回路図、第3図(イ)乃至(ホ)
は第1図の説明に供する為の波形図、第4図は本発明の
別の実施例を示す回路図、及び第5図(イ)乃至(ニ)
は第4図の説明に供する為の波形図である。 (1)……入力端子、(2)……コンデンサ、(4)…
…引算器、(7)……コンデンサ、(8)……出力端
子、(9)……基準電源、(10)……差動増幅器、(1
1)……加算器、(12)(13)……第1及び第2スイッ
チ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号が印加される入力端子と、 該入力端子からの映像信号が一方の入力端子に印加され
    る引算器と、 該引算器の出力信号と基準電源の基準電圧との比較を行
    なう差動増幅器と、 前記入力端子からの映像信号と前記差動増幅器の出力信
    号との加算を行なう加算手段と、 該加算手段の出力信号を保持すると共に保持した信号を
    前記引算器の他方の入力端子に印加する保持手段と、 クランプ用の制御信号に応じて前記加算手段の出力信号
    が前記保持手段に加わるのを禁止するスイッチと、 から成り前記引算器の出力端より前記基準電圧のレベル
    にクランプされた映像信号を導出するようにしたことを
    特徴とするクランプ回路。
  2. 【請求項2】一方の入力端子に前記引算器の出力信号が
    印加されると共に他方の入力端子に前記基準電源の基準
    電圧が印加されるクリップ手段と、 ブランキング信号に応じて前記クリップ手段の動作を強
    制駆動する駆動手段と を備え、前記クリップ手段の出力端より所望のペデスタ
    ルレベルの映像信号を得るようにしたことを特徴とする
    請求項第1項記載のクランプ回路。
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