JPH06178152A - 映像信号振幅自動調整回路 - Google Patents
映像信号振幅自動調整回路Info
- Publication number
- JPH06178152A JPH06178152A JP4331390A JP33139092A JPH06178152A JP H06178152 A JPH06178152 A JP H06178152A JP 4331390 A JP4331390 A JP 4331390A JP 33139092 A JP33139092 A JP 33139092A JP H06178152 A JPH06178152 A JP H06178152A
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- amplitude
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- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
- Picture Signal Circuits (AREA)
- Television Receiver Circuits (AREA)
Abstract
れずに映像信号振幅を最適状態に補正する映像信号振幅
自動調整回路及び画像の白つぶれ、コントラスト不足の
ない高画質な表示装置を提供すること。 【構成】画質調整回路1から振幅調整回路2に入った輝
度信号は振幅調整端子3の電圧により決まる振幅が与え
られる。色信号と直流再生回路4から出た輝度信号aは
デコード回路6によりRGBの3原色信号に変換された
後、表示素子7に送られ表示を行う。さらに信号aはコ
ンパレータ8で白レベル基準電圧源9の白レベル基準電
圧Vtと比較され、誤動作防止回路10はコンパレータ
出力cが所定期間以上の確定値をもつ場合に過大振幅検
出信号dを出力する。信号dは電圧調整回路11を通し
て回路2と色信号振幅調整回路13のゲインを制御す
る。
Description
振幅を表示装置や映像信号処理装置のダイナミックレン
ジに合わせる映像信号振幅自動調整回路と、それを用い
た表示装置に関する。
液晶ディスプレイなどのように表示のダイナミックレン
ジが狭い表示装置では画像の白ピーク表示部分に白つぶ
れが生じる。この対策として、従来は特開平1−117
491号公報記載のように映像信号が所定の白レベル基
準電圧を超える期間を検出する回路を備え、その検出信
号に基づいて映像信号振幅に負帰還をかけ映像信号振幅
を制限する方法があった。
像信号にノイズやオーバーシュートが重畳されている場
合、映像信号の白レベルを超えたノイズやオーバーシュ
ートの部分が所定の白レベル基準電圧に一致するように
映像信号振幅を過小に制限してしまうことがある。すな
わち映像信号の白レベルが所定の白レベル基準電圧より
も低くなりコントラスト不足となる現象があった。
ログ映像信号をA/Dコンバータに取り込む必要があ
る。この時A/Dコンバータのダイナミックレンジを生
かすため上記従来技術を使うことが考えられるが、前述
のように映像信号のノイズやオーバーシュートで振幅補
正が誤動作する問題があった。
バーシュートに影響されずに映像信号振幅を最適状態に
補正する映像信号振幅自動調整回路を実現すると共に、
画像の白つぶれ、コントラスト不足のない高画質な表示
装置を提供することにある。
所定の白レベル基準電圧を超える期間を検出する回路に
おいて、所定期間以上の検出信号に対してのみ信号を出
力する誤動作防止回路を使用することにより達成され
る。
走査期間に比べ非常に短いため、映像信号と白レベル基
準電圧の比較結果のうちある一定期間以下の出力を使用
しない誤動作防止回路を用いることにより、ノイズやオ
ーバーシュートに反応しない映像信号振幅自動調整回路
を実現することができる。
いることにより白つぶれやコントラスト不足とならない
高画質表示装置を得ることができる。
信号の一つである輝度信号の振幅を自動調整する機能が
付いた表示装置のブロック図である。1は画質調整回
路、2は振幅調整回路、3は振幅調整端子、4は直流再
生回路、5は黒レベル基準電圧源、6はデコード回路、
7は表示素子、8はコンパレータ、9は白レベル基準電
圧源、10は誤動作防止回路、11は電圧調整回路、1
2は色信号振幅調整端子、13は色信号振幅調整回路、
14は映像信号振幅自動調整回路である。画質調整回路
1から振幅調整回路2に入った輝度信号は振幅調整端子
3の電圧により決まる振幅が与えられる。直流再生回路
4には黒レベル基準電圧源5から黒レベル基準電圧Vb
と、輝度信号に黒レベルが挿入されている期間を示すク
ランプパルスが与えられ、輝度信号の黒レベルが基準電
圧Vbに等しくなるよう、直流レベルが付与される。色
信号振幅調整回路13から出た色信号と直流再生回路4
から出た輝度信号aはデコード回路6によりRGBの3
原色信号に変換された後、表示素子7に送られ表示を行
う。さらに直流再生回路4から出た輝度信号aはコンパ
レータ8で白レベル基準電圧源9の白レベル基準電圧V
tと比較され、輝度信号aが白レベル基準電圧Vtより
高いときにHレベルが、低いときにLレベルが出力され
る。誤動作防止回路10はコンパレータ出力cが所定期
間以上の確定値をもつ場合に過大振幅検出信号dを出力
する。その過大振幅検出信号dは電圧調整回路11を通
して振幅調整回路2と色信号振幅調整回路13のゲイン
を制御する。
路構成例を示す。15、18は抵抗、16はスイッチ、
17はコンデンサ、19は電圧源である。輝度信号の過
大入力時、誤動作防止回路の出力dがHレベルとなりス
イッチ16をオンにする。スイッチ16がオンになると
コンデンサ17に蓄えられていた電荷がコンデンサ17
の容量値と抵抗15の抵抗値の積で表される時定数に従
って引き抜かれる。この結果、電圧調整回路11の出力
電圧eが下がるため、振幅調整回路2のゲインが下がり
輝度信号の振幅が下げられる。電圧調整回路11の出力
電圧eは色信号振幅調整回路13にも与えられ、そのゲ
インも下げることにより色信号振幅を下げる。
成例を、図4に図3の各部の信号波形を示す。20はバ
ッファである。抵抗21とコンデンサ22によるCR回
路の時定数CRとバッファ23のスレッショルド電圧V
thによってきまるある一定期間t0(g−1参照)よ
りも長いt1の期間、Hレベルを入力したとき(f−
1)、gの波形はVth以上の電圧が残るため(g−
1)、hの出力はh−1のようになりHレベルが出力さ
れる。t0よりも短いt2の期間、Hレベルを入力した
とき(f−2)は、gの波形はVthよりも小さくなる
ため(g−2)、hではHレベルは出力されない(h−
2)。この方法は、簡易な構成で一定期間以下の信号を
使用しない回路を実現している。
を、図6に図5の各部の信号波形を示す。バッファ24
を通った信号は2つに分かれ、一方はANDゲート26
に直接入り他方は信号をt0の期間遅延させる遅延回路
25を通ってANDゲートに入る。t0よりも長いt1
の期間、Hレベルを入力したとき(i−1)、一方の信
号は遅延回路でt0遅れるが(j−1)、t0よりt1
が長いためANDゲートの2入力には同時にHレベルと
なる期間がありANDゲート出力にはHレベルが現れる
(k−1)。t0よりも短いt2の期間、Hレベルを入
力したとき(i−2)、一方の信号はt2より長い期間
t0遅れるため(j−2)、ANDゲートの入力はどち
らか一方がLとなり出力kにはHレベルは出力されない
(k−2)。この方法は遅延回路を用いることにより、
図3の方法に比べ時間的に高い精度を実現できる。
施例による輝度信号制御動作について、図10の表示を
行う映像信号入力を例にとりあげ、図7、図8、図9の
信号波形を参照して説明する。a、b、c、dはそれぞ
れ図1、図2のa、b、c、dにおける波形を示してい
る。
を説明する走査線期間の波形図である。画質調整回路で
オーバーシュートを付けられた輝度信号は、輝度信号の
バックポーチ期間内にあるクランプ信号bと直流再生回
路によって、黒レベルが黒レベル基準電圧Vbに合わせ
られる(図7.a)。輝度信号aは期間t1で白レベル
基準電圧Vtを超えるため、その期間コンパレータ出力
cがHレベルとなる。誤動作防止回路10の出力dは、
輝度信号がVtを超えた瞬間からt0後にHレベルとな
って、スイッチ16がオンになり振幅調整端子3の電圧
を下げる。振幅調整端子の電圧の低下により振幅調整回
路のゲインが下がり出力電圧振幅が低下しコントラスト
が調整できる。
り、輝度信号aの白レベルが白レベル基準電圧Vtより
わずかにΔV下がるものの、オーバーシュート部におい
て白レベル基準電圧Vtを超える場合を図8に示す。t
0より短いオーバーシュートの期間t2の間、映像信号
がVtを超えているため、コンパレータ出力cにはオー
バーシュートの期間に対応した信号が現れる。誤動作防
止回路はオーバーシュートやノイズ等よりも長い所定期
間t0以下のパルス幅の信号を消去する働きをするため
誤動作防止回路の出力dはHレベルにはならない。この
ため振幅調整端子の電圧は下がらず、輝度信号振幅はこ
れより小さくならない。輝度信号白レベルがVtより下
がった瞬間は、ΔVはゼロに近いため、図9に示すよう
に輝度信号の白レベルが白レベル基準電圧Vtに一致す
る状態で安定し、最適なコントラストを得ることができ
る。
チャー補償により生じる。NTSC映像信号の場合、ア
パーチャー補償では一般に輝度信号の2〜4MHz成分
が強調されることが多い。この時オーバーシュート幅
は、ピーキング周波数の正弦波の半周期分として計算で
き、250〜125ns程度となる。これより誤動作防止
回路が働かない期間t0は、オーバーシュート期間を超
える時間として150ns程度以上に設定すればよい。
示部分の幅が画面横方向の10%を超えて白つぶれを起
こすと白つぶれが気になることがわかった。このため誤
動作防止回路が働かない期間t0は水平有効表示期間約
53μsの10%、5.3μs以下である必要がある。
上、5.3μs以下となる。回路定数の誤差を考慮する
と期間t0は1μs程度に設定するとよい。
調整回路付き表示装置を示す。輝度信号、色信号がデコ
ード回路に入るまでの構成は図1と同じである。27、
28、29はコンパレータ、30はOR回路である。デ
コード回路6から出力されたRGB原色信号はそれぞれ
コンパレータ27、28、29で白レベル基準電圧Vt
と比較されその比較結果はOR回路30に入り、RGB
原色信号の内少なくとも一つの信号が白レベル基準電圧
を超えた場合は誤動作防止回路に検出信号が送られる。
図10の画像を表示した場合、図11中a〜eの波形は
図1のa〜eの波形と同じ波形となる。図1の実施例が
輝度信号により輝度信号振幅を制御しているのに対し、
この実施例はRGB原色信号により輝度信号振幅を制御
している。
調整回路付き表示装置を示す。輝度信号、色信号がデコ
ード回路に入るまでの構成は図1と同じである。31、
32、33はA/Dコンバータ、34、35、36はオ
ーバーフロー端子、37は信号処理回路である。デコー
ド回路6から出力されたRGB原色信号はそれぞれA/
Dコンバータ31、32、33に入りデジタル変換され
る。A/Dコンバータには下限基準電圧として黒レベル
基準電圧源5より黒レベル基準電圧Vbが与えられ、R
GB原色信号黒レベルがデジタル信号の下限値に合わせ
られる。A/Dコンバータの上限基準電圧には白レベル
基準電圧Vtが与えられる。A/Dコンバータのオーバ
ーフロー端子34、35、36の出力はOR回路30に
入力され、RGB原色信号の内どれか一つの信号が白レ
ベル基準電圧を超えた場合、対応するオーバーフロー端
子の出力がHレベルになり、OR回路がHレベル出力と
なる。誤動作防止回路ではHレベルがt0より長い場
合、A/Dコンバータでオーバーフローが起こらないよ
う、電圧調整回路により輝度信号振幅を制御する。A/
D変換されたRGBデジタル信号は信号処理回路37で
信号処理された後再びRGBアナログ信号に変換され表
示素子7に送られる。図中a〜eは図11と同じ信号で
ある。
図13に示す。38、39、40は抵抗、41、42、
43はコンパレータ、44はクロックドライバ、45は
エンコーダ、46は出力バッファである。A/Dコンバ
ータに与えられた上限基準電圧と下限基準電圧はその電
圧差が複数の抵抗38、39〜40によって分割され、
分割された電圧とアナログ入力電圧が、複数のコンパレ
ータ41〜42、43によって比較される。この構成例
では6ビット出力、64個のコンパレータを持つA/D
コンバータを示している。比較結果はエンコーダ45で
デジタル信号に変換された後出力バッファ46を通って
出力される。コンパレータ、エンコーダ、出力バッファ
はクロックドライバ44により駆動される。コンパレー
タ43によりアナログ入力が上限基準電圧を超えた期間
が検出され、オーバーフロー端子から検出信号が出力さ
れる。コンパレータ43、エンコーダ45、出力バッフ
ァ46、クロックドライバ44がオーバーフロー検出回
路を構成している。
ば、ノイズやオーバーシュートにかかわらず映像信号振
幅を自動調整することができ、またA/Dコンバータ入
力の上下電圧範囲をすべて使うことにより映像信号を高
い分解能でデジタル変換することが可能である。図13
では一例として6ビットのA/Dコンバータを示した
が、4ビット、8ビット等のA/Dコンバータを使用す
ることも可能である。A/Dコンバータにオーバーフロ
ー端子がない場合は図11の実施例のようにデコード回
路のRGB原色信号出力とVtを比較するコンパレータ
を使用する方法も考えられる。
整する際、映像信号のノイズやオーバーシュートによる
誤動作を防ぎ、常に最適なコントラストを得る表示装置
が実現可能である。
グ映像信号をA/Dコンバータに取り込む場合、本発明
を用いればA/Dコンバータのダイナミックレンジを生
かし、映像信号のノイズやオーバーシュートで振幅補正
が誤動作しない映像信号振幅自動調整回路を実現するこ
とができる。
る。
る。
る。
図である。
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】映像信号の振幅を調整する振幅調整回路、
前記振幅調整回路の出力映像信号と所定の電圧を比較す
るコンパレータ、前記コンパレータ出力がある一定期間
以上確定値の場合のみ信号を出力する誤動作防止回路、
前記誤動作防止回路の出力により前記振幅調整回路の出
力振幅を制御する回路を設けたことを特徴とする映像信
号振幅自動調整回路。 - 【請求項2】入力されるアナログ映像信号の振幅を調整
する振幅調整回路、前記振幅調整回路の出力映像信号の
黒レベルを所定の電圧レベルに合わせる直流再生回路、
前記直流再生回路の出力映像信号をデジタル信号に変換
するA/Dコンバータ、前記A/Dコンバータの入力映
像信号と前記A/Dコンバータの上限基準電圧を比較し
前記A/Dコンバータのダイナミックレンジを超えたこ
とを示すオーバーフロー検出回路、前記オーバーフロー
検出回路がある一定期間以上確定値の場合のみ検出信号
を出力する誤動作防止回路、前記誤動作防止回路の検出
信号により前記振幅調整回路の出力振幅を制御する回路
を設けると共に、前記直流再生回路で付与する映像信号
の黒レベル電圧と前記A/Dコンバータ下限基準電圧を
ほぼ一致させたことを特徴とする映像信号振幅自動調整
回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4331390A JPH06178152A (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | 映像信号振幅自動調整回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4331390A JPH06178152A (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | 映像信号振幅自動調整回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06178152A true JPH06178152A (ja) | 1994-06-24 |
Family
ID=18243163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4331390A Pending JPH06178152A (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | 映像信号振幅自動調整回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06178152A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100430548B1 (ko) * | 2002-01-02 | 2004-05-10 | 엘지전자 주식회사 | 투사형 표시장치에서의 오프셋 및 입력 게인 자동 조정시스템 및 그 방법 |
JP2009017391A (ja) * | 2007-07-06 | 2009-01-22 | Sanyo Electric Co Ltd | 音声多重放送信号の信号処理装置 |
-
1992
- 1992-12-11 JP JP4331390A patent/JPH06178152A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100430548B1 (ko) * | 2002-01-02 | 2004-05-10 | 엘지전자 주식회사 | 투사형 표시장치에서의 오프셋 및 입력 게인 자동 조정시스템 및 그 방법 |
JP2009017391A (ja) * | 2007-07-06 | 2009-01-22 | Sanyo Electric Co Ltd | 音声多重放送信号の信号処理装置 |
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