JPH07212580A - 画像処理システム及び像形成装置 - Google Patents

画像処理システム及び像形成装置

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JPH07212580A
JPH07212580A JP6003620A JP362094A JPH07212580A JP H07212580 A JPH07212580 A JP H07212580A JP 6003620 A JP6003620 A JP 6003620A JP 362094 A JP362094 A JP 362094A JP H07212580 A JPH07212580 A JP H07212580A
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洋一 宝木
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明子 菅野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像入力装置において、画像を読み取り画像
出力する場合、画像入力装置に特定画像を判定する機能
が備わっていることを画像出力装置側で認証する様な画
像処理システムを提供することを目的とする。 【構成】 画像入力装置から電子機器に画像データを転
送する画像処理システムであって、前記画像入力装置が
特定機能を有しているか否かを、前記電子機器から前記
画像入力装置に対し、認証する手段を設けたことを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像処理システム及び
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー複写機の性能向上に伴い、
有価証券のコピー等カラー複写機の不正利用が懸念され
ている。
【0003】カラー複写機の不正利用を防止するため、
特定原稿を検出し、コピーをしないようにする技術や、
複写機の機材番号を符号化し、カラープリントに重畳す
る技術が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、従
来、画像入力装置において原稿を読み取り画像出力する
場合、画像出力装置側において画像入力装置が特定原稿
を判定する機能を有しているか認証することができなか
った。
【0005】更に画像入出力装置間相互において、それ
ぞれ特定原稿検出機能及び識別符号付加機能を有してい
るか認証することもできなかった。
【0006】そのため、画像入力装置から画像出力装置
に画像データを転送してプリントする場合、画像入力装
置において特定原稿を必ずしも判定して出力を制御する
保証はなかった。
【0007】本発明はかかる点に鑑み、画像入力装置を
確実に認証することができる画像処理システム及び像形
成装置、更には画像入出力装置間相互において、それぞ
れ特定原稿検出機能、及び識別符号付加機能を有してい
るか認証することができる画像処理システムを提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、画像入力装置から電子機器に画像データを
転送する画像処理システムであって、前記画像入力装置
が特定機能を有しているか否かを、前記電子機器から前
記画像入力装置に対し、認証する手段を設けたことを特
徴とする。
【0009】更に、第1の電子機器及び第2の電子機器
の間で画像データを転送する画像処理システムであっ
て、前記第1の電子機器が第1の特定の機能を有してい
るか否かを、前記第2の電子機器から前記第1の電子機
器に対し認証する第1の認証手段、前記第2の電子機器
が第2の特定の機能を有しているか否かを、前記第1の
電子機器から前記第2の電子機器に対し認証する第2の
認証手段、前記第1の認証手段及び前記第2の認証手段
の結果に基づいて、前記画像データの転送を行う処理手
段を有することを特徴とする。
【0010】又、外部装置から転送される画像データを
受信し像形成を行う像形成装置であって、前記外部装置
が特定画像を判定する機能を有しているか否か認証する
手段を有していることを特徴とする。
【0011】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を説明する。
【0012】(信号処理ブロック図)図1はイメージス
キャナ部2201及びプリンタ2202の信号処理ブロ
ック図である。
【0013】同図において1101はCCDカラーセン
サーであり、1102はアナログ増幅器であり、110
3はA/D変換器であり、1104は画像信号の読み取
り位置による、明るさのばらつきを補正するシェーディ
ング補正回路である。
【0014】1106は読み取り画像データと例えば紙
幣、有価証券等の特定原稿との3次元色空間での分布の
類似度をリアルタイムで算出する色空間マッチング判定
回路である。
【0015】シェーディング補正後のカラー信号を用い
る事により、原稿の位置による、明るさ、色味の歪みが
補正され、入力原稿の置かれる位置にかかわらず、色空
間上における色味成分の類似度判定を正確に行なう事が
できる。カラー画像読み取り装置のシェーディング補正
回路1104は、公知の技術のためここでは詳述しな
い。
【0016】1105はプリント信号発生回路であり、
入力カラー信号R(レッド)、G(グリーン)、B(ブ
ルー)をY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シア
ン)、Bk(ブラック)信号に変換する回路である。こ
の回路は、後述の判定のために要する時間を補償するた
めの遅延手段を含む。また、リアルタイム補正信号f1
113により、プリント信号を変調する。
【0017】1107はリアルタイム補正信号f111
3を生成する回路である。
【0018】1108は読み取り同期信号HS110
9、CLK1110、VS1112を生成する回路ブロ
ックである。HS1109は主走査区間信号であり、C
LK1110は画素読み取り基本クロック信号であり、
VS1112は、原稿読み取りの副走査方向有効領域を
示す区間信号である。
【0019】408は濃度変換回路であり、プリンタ部
2202のもつ濃度特性を補正するものである。
【0020】410は図5で説明している、識別信号付
加回路である。本回路によって像形成出力に、プリンタ
ーのシリアル番号などの識別情報を薄いイエローで付加
する事により、像形成装置により紙幣等の特定画像の像
形成を行う等の悪用された場合を特定する事が可能とな
る。
【0021】450はイメージスキャナー部2201
の、画像信号処理、及びプリンタの認証処理を行なうマ
イクロプロセッサーである。本構成のように画像信号処
理回路の制御と、プリンタ部2202との間の認証処理
とを同一のマイクロプロセッサーで行う事により、も
し、マイクロプロセッサー450へのクロック供給を停
止する等認証処理の改変を試みた場合、画像信号処理回
路の制御機能も動作しなくなり、装置の改造に対する強
度を増す事が可能となる。
【0022】ROM451はマイクロプロセッサ450
のプログラムが格納されているリードオンリメモリであ
る。
【0023】RAM452はマイクロプロセッサ452
がワークエリアとして用いるランダムアクセスメモリで
ある。
【0024】マイクロプロセッサ460はプリンタ22
02の画像信号処理、及び認証処理を行うマイクロプロ
セッサである。マイクロプロセッサ450と同様に画像
信号処理回路の制御と認証処理を同一のマイクロプロセ
ッサで行う事で装置の改造に対する強度を増す事ができ
る。
【0025】(装置概観)図2に本発明の一実施例の装
置概観図を示す。図2において、2201はイメージス
キャナー部であり、原稿を読み取り、ディジタル信号処
理を行う部分である。また、2202はプリンタ部であ
り、イメージスキャナー2201によって読み取られた
原稿画像に対応した画像を用紙にフルカラーでプリント
出力する部分である。
【0026】イメージスキャナー2201において、2
200は鏡面圧板であり、原稿台ガラス(以下プラテ
ン)2203上の原稿2204は、ランプ2205で照
射され、ミラー2206、2207、2208、に導か
れ、レンズ2209によって3ラインセンサ(以下CC
D)2210上に像を結び、フルカラー情報レッド
(R)、グリーン(G)、ブルー(B)成分として信号
処理部2211に送られる。なお、2205、2206
は速度vで、2207、2208は速度1/2vで、ラ
イセンサの電気的走査(主走査)方向に対して垂直方向
に機械的に動く事によって原稿全面を走査(副走査)さ
れ、信号処理部2211に送られる。
【0027】信号処理部2211においては、読み取ら
れた画像信号は、一端画像メモリに蓄積された後に電気
的に処理されマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロ
(Y)、ブラック(Bk)の各成分に分解されプリンタ
部2202に送られる。また、イメージスキャナー22
01における一回の原稿走査で読み込まれた画像データ
について、4回の読み出し動作が行われ、それぞれ画像
処理によってM、C、Y、Bkのうちひとつの成分が生
成されプリンタ部2202に送られ、計4回の読み出し
および処理によって一回のプリントアウトが完成する。
【0028】イメージスキャナ部2201より送られて
くるM、C、Y、Bkの各画像信号は、レーザードライ
バー2212に送られる。レーザードライバー2212
は、送られてきた画像信号に応じ半導体レーザー221
3を変調駆動する。レーザー光は、ポリゴンミラー22
14、f−θレンズ2215、ミラー2216を介し、
感光ドラム2217上を走査する。
【0029】2218は回転現像器であり、マゼンタ現
像部2219、シアン現像部2220、イエロ現像部2
221、ブラック現像部2222より構成され、4つの
現像部が交互に感光ドラム2217に接し,感光ドラム
上に形成された静電現像をトナーで現像する。
【0030】2223は転写ドラムであり、用紙カセッ
ト2224または2225より供給される用紙をこの転
写ドラム2223に巻きつけ、感光ドラム上に現像され
た像を用紙に転写する。
【0031】この様にして、M、C、Y、Bkの4色が
順次転写された後に、用紙は定着ユニット2226を通
過して、トナーが用紙に定着された後に排紙される。
【0032】図3は、イメージスキャナー2201側が
特定原稿判別機能を有していることをプリンタ2202
側が認証する処理を説明するフローチャートである。
【0033】この処理では特定原稿判別機能を有してい
るイメージスキャナーのみに付与される秘密情報Tをイ
メージスキャナが保有しているという事をプリンタから
確認することにより認証機能を実現する。
【0034】その際、いわゆるゼロ知識対話証明の手法
を用いることにより秘密情報Tを伝送路上にのせること
なくイメージスキャナー2201側が秘密情報Tを保有
しているということを確認できるため安全な認証動作が
実現できる。
【0035】図3のフローチャートでは認証処理時のイ
メージスキャナー2201のマイクロプロセッサ450
及びプリンタ2202のマイクロプロセッサ460の動
作の流れを示す。
【0036】301においてイメージスキャナのマイク
ロプロセッサ450は乱数Rmを発生させ302におい
てX=Rm2 mod nを計算してプリンタ2202
のマイクロプロセッサ460に送出する。
【0037】ここで、nは予め定められた大きな合成数
(大きな素数の積)である。
【0038】マイクロプロセッサ460は310で受信
したXデータを311において内部のRAMに記憶す
る。そして312において乱数Bmを発生させる。
【0039】ここで、Bmは1ビットのデータつまり0
又は1の値である。
【0040】313において、Bmのデータを、イメー
ジスキャナ側に送出するマイクロプロセッサ450は、
304、305で受信したBmの値が0の時は、30
6、Bmの値が1の時は307の処理を行なう。
【0041】306においてはY=Rmのデータをプリ
ンタ側に送出し、307においては、Y=TRm mo
d n の値をプリンタに送出する。
【0042】ここで、Tは特定原稿判定機能を有してい
るイメージスキャナーのみに付与される秘密情報であ
る。
【0043】314において前記Yデータを受信したマ
イクロプロセッサ460は、315において、Yの値の
妥当性を下式(1)、(2)によりチェックする。
【0044】 X=Y2 mod n if Bm=0 …(1) ZX=Y2 mod n if Bm=1 …(2) ここで、Xは311においてRAMに記憶した数であ
り、ZはZ=T2 mod n…(3)である。
【0045】尚、受信したYデータが妥当であると判定
されても以上の301〜308及び310〜317の処
理を所定回数(l回)行うことにより更に確実な認証が
可能となる。そしてl回上記処理を正常終了した場合に
始めてイメージスキャナ2201側が特定原稿判別機能
を有しているとして309及び318で、画像データの
転送を行なう。
【0046】もし315においてYデータが、不適切で
あれば、316において図4で示すエラーメッセージを
表示した後、マイクロプロセッサ450は停止する。
【0047】本処理を行なう事により、マイクロプロセ
ッサ450が受信したYデータが不適切な時はマイクロ
プロセッサ450が停止するためマイクロプロセッサ4
50の動作を復帰させるのには必ずイメージスキャナ2
201の電源のオフ/オンを行なわねばならなくなる。
【0048】(色空間マッチング判定回路1106)図
5は色空間マッチング判定回路1106を説明する図面
である。
【0049】同図においてR201はシューディング補
正回路1104からのR(レッド)信号8ビットのうち
の上位5ビットのデータである。同様にG202は5ビ
ットのG(グリーン)信号であり、B203は5ビット
のB(ブルー)信号である。
【0050】204は複数種類の特定原稿の色味に関す
る情報が格納されているROM(リード オンリ メモ
リ)である。特定原稿の色味としては図14、図15に
示す様に各特定原稿によって色空間上で特有の色みの分
布を有している。ROM204の動作としては、アドレ
スA0〜A14に前記R、G、B信号が入力され、入力
R、G、B信号が、複数種類の特定原稿のそれぞれの色
味に合致しているか否かを示す判定信号がデータD0
7に出力される。
【0051】ROM204のデータには図12に示す様
に特定原稿の色味に関する情報が格納されており、特定
原稿の色味に合致する場合は1が、そうでない場合は0
がD0〜D7のそれぞれに出力される。D0〜D7は第0か
ら第7までの8種類の特定原稿に対応する。
【0052】図15はROM204に格納されている複
数原稿の色味に関するデータと、ROM204のビット
位置との関係を示した図である。これにより、入力され
た画素データに対してD0〜D7から、8種類の異なった
特定原稿の色味に関する判定情報が並列に出力される。
【0053】220〜227の平滑回路は、色味判定信
号X0210〜X7217の信号を用いて、図10及び図
11で示す平滑演算を行なう回路である。
【0054】図10は平滑回路220〜227の一回路
の構成を示す回路ブロック図である。
【0055】同図において、701、702は乗算器、
703は加算器、704はラッチ回路、705はコンパ
レータである。乗算器701、702、加算器703に
よる入力データと前データとの加重平均を判定に用いる
ことにより、図11に示す様な特定原稿の判定をデータ
の連続性を加味して行うことが可能となる。
【0056】図11は入力Xiと、平滑演算値Yiとの
関係を示す図である。入力Xiの値として1が連続すれ
ばYiの値が増大する。
【0057】これにより、入力R、G、B信号が、連続
して特定原稿の色味と合致している場合に、信号230
〜237が1となり、ノイズ等の影響を受けることな
く、より正確な判定が可能となる。
【0058】色空間判定回路240〜247において、
図17に示すR、G、B色空間における、特定画像デー
タと入力カラー信号の類似度をリアルタイムで算出し、
色空間類似度判定信号MK0260〜MK7267を算出
する。
【0059】図6は色空間判定回路240〜247の間
の1回路のブロック図である。
【0060】本回路構成により、SRAM209からの
データDnと、平滑回路からの信号CnとがOR演算さ
れ、SRAM209に書き込まれる。又、データDnが
0から1に遷移する場合のみ、カウンタ301がカウン
トアップされる。カウンタ301は、副走査区間信号V
S1112の立ち上がりでクリアされる。カウンタ30
1の出力値Znとレジスタ302の定数δnとがコンパ
レータ303で大小比較されZn>δnの場合、MKn
=1となり、Zn≦δnの場合、MKn=0となる。δ
nの値は図16のUORGの1%の値が設定されている
(本実施例では1=90)。
【0061】
【外1】 ここで、UORGは図17においてR、G、B座標軸を3
2に区分した、立方体を単位体積とする数値である。
【0062】上記処理により、観測画像データすなわち
入力カラー信号列のデータが特定画像データと、R、
G、B色空間で、ほぼ同一の形状となった時、色空間類
似度判定信号MK0260〜MK7267が1に設定され
る。
【0063】セレクタ271、272は、副走査区間信
号VS1112が0(LOW)のとき、SRAM209
を0クリアするためのものである。アドレスジェネレー
タ270はSRAM209のすべてのアドレスを順々に
発生する回路である。VS1112がLOWの時、アド
レスジェネレータ270が発生するアドレス信号に従っ
てSRAM209が0にクリアされる。
【0064】205は図7に示す、タイミング信号を発
生するタイミング発生回路である。
【0065】206のCLK4は、基本クロックCLK
1110を4分周したクロック信号であり、207はS
RAM209のライトイネーブル端子を制御する信号で
あり、208はSRAM209のアウトプットイネーブ
ル端子を制御する信号である。
【0066】(リアルタイム補正信号生成)図8はリア
ルタイム補正信号生成回路1107を説明する回路ブロ
ック図である。
【0067】本回路構成により、ROM204に登録し
た複数の特定原稿データのうち、どれか1つでも、観測
画像データと色空間上で合致したと判定される時、リア
ルタイム補正信号f1113は1(High)に設定さ
れる。
【0068】(プリント信号生成回路)図9はプリント
信号生成回路1105を説明する回路ブロック図であ
る。
【0069】マスキングUCR演算回路A601は、通
常時、入力RGB信号よりプリントYMCBk信号を生
成する回路である。
【0070】マスキングUCR演算回路B602は、入
力カラー信号が特定原稿に合致すると判定された場合、
色味を変えた(例えば、赤みを強く)プリントY′M′
C′Bk′信号を生成する回路である。
【0071】セレクタ603で、リアルタイム補正信号
f1113により、回路601、602の信号を選択し
て出力する事により、特定原稿に合致していると判定さ
れた領域のみ、色味を変えてプリントする事が可能とな
る。
【0072】尚、上記実施例では、特定原稿の判定方法
として、色味を用いた判定を例示したが、パターンマッ
チング等他の判定方法を用いてもよいことは言うまでも
ない。更に上記実施例では、イメージスキャナ−プリン
タ間の画像処理装置を用いて、説明を行ったが、これに
限定されるものでなく、カメラ等の画像入力装置とモニ
タ等の電子機器から成る画像処理システムなど様々なシ
ステムに用いることができることは明らかである。
【0073】〈他の実施例〉前記、第1の実施例におい
ては、画像読取装置が特定原稿判定機能を有しているか
否かをプリンタが認証し、画像読取装置が特定原稿判定
機能を有していると承認できた場合のみプリンタが画像
データを受信しプリントアウトするものであった。
【0074】本第2の実施例においては、プリンタの識
別信号付加機能を、プリンタにデータ転送を行う装置が
認証し、プリンタが識別信号付加機能を持っていると認
証できた場合、画像データをプリンタに転送するもので
ある。
【0075】図17は、プリンタ2202側が識別信号
付加機能を有していることを、イメージスキャナ220
1側が認証する処理を説明するフローチャートである。
【0076】この処理では、識別信号付加機能を有して
いるプリンタのみに付与される秘密情報T′をプリンタ
2202が保有しているという事をイメージスキャナか
ら確認することにより、認証機能を実現する。
【0077】その際、いわゆるゼロ知識対話証明の手法
を用いることにより、秘密情報T′を伝送路上にのせる
ことなくプリンタ2202側が秘密情報Tを保有してい
るということを確認できるため安全な認証動作が実現で
きる。
【0078】図17のフローチャートでは、認証処理時
のイメージスキャナ2201のマイクロプロセッサ45
0及びプリンタ2202のマイクロプロセッサ460の
動作の流れを示す。
【0079】1801において、プリンタ2202のマ
イクロプロセッサ460は乱数Rmを発生させ、180
2においてX=Rm2 mod nを計算して、マイク
ロプロセッサ450に送出する。
【0080】ここでnは予め定められた大きな合成数
(大きな素数の積)である。
【0081】プロセッサ450は1810で受信したX
データを1811において内部のRAMに記憶する。そ
して1812において乱数Bmを発生させる。
【0082】ここでBmは1ビットのデータつまり0又
は1の値である。1813においてBmのデータをプリ
ンタ側に送出する。
【0083】マイクロプロセッサ460は1804、1
805で受信したBmの値が0の時は1806、Bmの
値が1の時は1807の処理を行う。1806において
Y=Rmのデータをイメージスキャナ側に送出する。1
807においてY=T′Rmmod nの値をプリンタ
に送出する。
【0084】ここでT′は識別信号付加機能を有してい
るプリンタのみに付与される秘密情報である。
【0085】1814において、前記Yデータを受信し
たマイクロプロセッサ450は1815においてYの値
の妥当性を下式によりチェックする。
【0086】 X=Y2 mod n if Bm=0 …(4) ZX=Y2 mod n if Bm=1 …(5) ここで、Xは311においてRAMに記憶した数であ
り、ZはZ=T′2 mod n…(6)である。
【0087】尚、受信したYデータが妥当であると判定
されても、以上の1801〜1808及び1810〜1
817の処理を所定回数(l回)行うことにより更に確
実な認証が可能となる。l回上記処理を正常終了した場
合に始めてプリンタが識別信号付加機能を有していると
して、1809及び1818で画像データの転送を行
う。もし、1815においてYデータが不適切であれ
ば、1816において図18で示すエラーメッセージを
表示した後、マイクロプロセッサ450は停止する。
【0088】本処理を行う事により、マイクロプロセッ
サ450が受信したYデータが不適切な時は、マイクロ
プロセッサ450が停止するためマイクロプロセッサ4
50の動作を復帰させるのには必ずイメージスキャナ2
201の電源のオフ/オンを行わねばならなくなる。
【0089】図19はイメージスキャナとプリンタの間
の相互認証を行う場合を説明した図である。
【0090】2001において、イメージスキャナから
プリンタに対し、識別符号付加機能を有している事を認
証する。
【0091】2002において、プリンタからイメージ
スキャナに対し、特定原稿検出機能を有している事を認
証する。
【0092】画像入出力機器相互で認証動作を行う事に
より、より確実にカラー画像入出力機器の不正利用防止
を行う事ができる。
【0093】
【発明の効果】以上の様に本発明によれば、画像入力装
置又は外部装置が特定機能を有しているか否か認証を行
うため、電子機器又は像形成装置の不正な利用を防止で
きる。
【0094】又、画像入出力装置相互で個別に特定機能
を有しているか否か認証を行うので、更に高精度に装置
の不正利用を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】イメージスキャナ部2201及びプリンタ22
02の信号処理ブロック図。
【図2】装置外観図。
【図3】第1の実施例を説明するフローチャート。
【図4】第1の実施例のエラーメッセージを示す図。
【図5】色空間マッチング判定回路1106の回路図。
【図6】色空間判定回路240〜247の回路ブロック
図。
【図7】タイミングチャート
【図8】リアルタイム補正信号生成回路1107の回路
ブロック図。
【図9】プリント信号生成回路105の回路ブロック
図。
【図10】平滑回路220〜227の回路構成を示す回
路ブロック図。
【図11】入力Xiと平滑演算値Yiとの関係を示す
図。
【図12】特定原稿の色空間における形状と判定ROM
204の関係を示した図。
【図13】特定原稿Aの色空間における形状を示した
図。
【図14】特定原稿Bの色空間における形状を示した
図。
【図15】ROM204に格納されている、複数原稿に
関するデータと、ROM204のビット位置との関係を
示した図。
【図16】入力カラー画像の色空間における分布と、特
定原稿の色分布との類似性の判定を概念的に示した図。
【図17】他の実施例の認証処理流れ図。
【図18】他の実施例におけるエラーメッセージを示す
図。
【図19】相互認証を説明するフローチャート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/46 Z

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像入力装置から電子機器に画像データ
    を転送する画像処理システムであって、前記画像入力装
    置が特定機能を有しているか否かを、前記電子機器から
    前記画像入力装置に対し、認証する手段を設けたことを
    特徴とする画像処理システム。
  2. 【請求項2】 前記特定機能とは、前記画像入力装置か
    ら、入力された画像が特定画像であるか判定を行うもの
    であることを特徴とする請求項1記載の画像処理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記認証とは、前記電子機器と前記画像
    入力装置間で、任意のデータのやりとりを行いその結果
    から、相手装置の特定を行うことを特徴とする請求項1
    記載の画像処理システム。
  4. 【請求項4】 前記認証とは、ゼロ知職対話証明である
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理システム。
  5. 【請求項5】 第1の電子機器及び第2の電子機器の間
    で画像データを転送する画像処理システムであって、 前記第1の電子機器が第1の特定の機能を有しているか
    否かを前記第2の電子機器から前記第1の電子機器に対
    し認証する第1の認証手段 前記第2の電子機器が第2の特定の機能を有しているか
    否かを前記第1の電子機器から前記第2の電子機器に対
    し認証する第2の認証手段 前記第1の認証手段及び前記第2の認証手段の結果に基
    づいて前記画像データの転送を行う処理手段を有するこ
    とを特徴とする画像処理システム。
  6. 【請求項6】 前記第1の電子機器とは画像入力装置で
    あることを特徴とする請求項5記載の画像処理システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記第2の電子機器とは像形成装置であ
    ることを特徴とする請求項5記載の画像処理システム。
  8. 【請求項8】 前記第1の特定の機能とは前記第1の電
    子機器によって入力された画像が特定画像であるか、判
    定する機能であることを特徴とする請求項6記載の画像
    処理システム。
  9. 【請求項9】 前記第2の特定の機能とは、前記第2の
    電子機器の出力に前記第2の電子機器を識別するための
    情報を付与する機能であることを特徴とする請求項7記
    載の画像処理システム。
  10. 【請求項10】 前記特定画像とは複写すべきでない画
    像であることを特徴とする請求項2及び第8項記載の画
    像処理システム。
  11. 【請求項11】 外部装置から転送される画像データを
    受信し、像形成を行う像形成装置であって前記外部装置
    が特定画像を判定する機能を有しているか否か認証する
    手段を有していることを特徴とする像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記特定画像とは、像形成を行うべき
    でない画像であることを特徴とする請求項11記載の像
    形成装置。
  13. 【請求項13】 前記認証とは、前記外部装置と前記像
    形成装置で、任意のデータのやりとりを行いその結果か
    ら相手装置の特定を行うことを特徴とする請求項11記
    載の像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記認証とは、ゼロ知職対話証明であ
    ることを特徴とする請求項11記載の像形成装置。
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