JPH0721163B2 - エクスターナルpcケーブル定着装置 - Google Patents
エクスターナルpcケーブル定着装置Info
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- JPH0721163B2 JPH0721163B2 JP63089997A JP8999788A JPH0721163B2 JP H0721163 B2 JPH0721163 B2 JP H0721163B2 JP 63089997 A JP63089997 A JP 63089997A JP 8999788 A JP8999788 A JP 8999788A JP H0721163 B2 JPH0721163 B2 JP H0721163B2
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/44—Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
- G02B6/4439—Auxiliary devices
- G02B6/4471—Terminating devices ; Cable clamps
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/36—Mechanical coupling means
- G02B6/3628—Mechanical coupling means for mounting fibres to supporting carriers
- G02B6/3632—Mechanical coupling means for mounting fibres to supporting carriers characterised by the cross-sectional shape of the mechanical coupling means
- G02B6/3644—Mechanical coupling means for mounting fibres to supporting carriers characterised by the cross-sectional shape of the mechanical coupling means the coupling means being through-holes or wall apertures
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- Optics & Photonics (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエクスターナルPCケーブルの定着装置に関する
ものであり、詳しくはエクスターナルPCケーブルの定着
部の応力微動腐食(いわゆるフレッチングコロージョ
ン)の発生を防止した、繰り返し応力、変動応力に強い
エクスターナルPCケーブル定着装置に関するものであ
る。
ものであり、詳しくはエクスターナルPCケーブルの定着
部の応力微動腐食(いわゆるフレッチングコロージョ
ン)の発生を防止した、繰り返し応力、変動応力に強い
エクスターナルPCケーブル定着装置に関するものであ
る。
斜張橋等に使用されるエクスターナルPCケーブルは大き
な変動荷重を受けるものであるが、従来、エクスターナ
ルPCケーブルの定着装置としては、第3図に示すような
いわゆる圧着グリップ、あるいは、第4図に示すような
いわゆるウエッジタイプグリップが存する。
な変動荷重を受けるものであるが、従来、エクスターナ
ルPCケーブルの定着装置としては、第3図に示すような
いわゆる圧着グリップ、あるいは、第4図に示すような
いわゆるウエッジタイプグリップが存する。
いわゆる圧着グリップは、第3図に示すように、内側に
はエクスターナルPCケーブル1の定着端を噛み込む鋸歯
状突起(セレーション)が設けられており、外側にはス
リーブ11に食い込むローレット加工が施されているイン
サート2と、このインサート2を介してPCケーブル1を
把持するように圧着されるスリーブ11とから成るもので
ある。エクスターナルPCケーブル1へのインサート2及
びスリーブ11の圧着は、エクスターナルPCケーブル1に
インサート2を嵌挿し、その上にスリーブ11を被せダイ
スを通すことにより行なう。この圧着グリップは把持し
ているエクスターナルPCケーブル1が引張されると支圧
板6に当接してこれを支持するものである。
はエクスターナルPCケーブル1の定着端を噛み込む鋸歯
状突起(セレーション)が設けられており、外側にはス
リーブ11に食い込むローレット加工が施されているイン
サート2と、このインサート2を介してPCケーブル1を
把持するように圧着されるスリーブ11とから成るもので
ある。エクスターナルPCケーブル1へのインサート2及
びスリーブ11の圧着は、エクスターナルPCケーブル1に
インサート2を嵌挿し、その上にスリーブ11を被せダイ
スを通すことにより行なう。この圧着グリップは把持し
ているエクスターナルPCケーブル1が引張されると支圧
板6に当接してこれを支持するものである。
一方、いわゆるウエッジタイプグリップは、第4図に示
すように、円錐台状ウエッジ受孔12を設けたスリーブ13
と、通常3片を組み合わせてスリーブ13の円錐台状ウエ
ッジ受孔12に対応する1つの円錐台状を成すウエッジ14
とで構成されている。3片のウエッジ14は組み合わせた
ときエクスターナルPCケーブルを把持する円筒状空隙15
を有する。ウエッジは円錐台状ウエッジ受孔12にエクス
ターナルPCケーブルとともに引き込まれるに従って側圧
を受け、エクスターナルPCケーブルを挟持するものであ
る。
すように、円錐台状ウエッジ受孔12を設けたスリーブ13
と、通常3片を組み合わせてスリーブ13の円錐台状ウエ
ッジ受孔12に対応する1つの円錐台状を成すウエッジ14
とで構成されている。3片のウエッジ14は組み合わせた
ときエクスターナルPCケーブルを把持する円筒状空隙15
を有する。ウエッジは円錐台状ウエッジ受孔12にエクス
ターナルPCケーブルとともに引き込まれるに従って側圧
を受け、エクスターナルPCケーブルを挟持するものであ
る。
しかしながら、従来の第3図に示すような圧着グリップ
では、エクスターナルPCケーブルにかかる負荷が増大
しても保持力が大きくなる機構でない。塑性変形によ
る把持力のみでエクスターナルPCケーブルを支持してい
るため、変動応力が繰り返しかかることにより先端部で
の保持力が弱まってしまう。ひいては、先端部でのエク
スターナルPCケーブルの移動が大きくなり、フレッチン
グコロージョンが起こり易くなる。といった欠点があっ
た。
では、エクスターナルPCケーブルにかかる負荷が増大
しても保持力が大きくなる機構でない。塑性変形によ
る把持力のみでエクスターナルPCケーブルを支持してい
るため、変動応力が繰り返しかかることにより先端部で
の保持力が弱まってしまう。ひいては、先端部でのエク
スターナルPCケーブルの移動が大きくなり、フレッチン
グコロージョンが起こり易くなる。といった欠点があっ
た。
また、第4図に示すようなウエッジタイプグリップで
は、スリーブとウエッジの間の角度関係、ウエッジの歯
の形状等を考慮することによって所定の疲労特性を有す
るものを製造することは可能であるが、エクスターナル
PCケーブルを定着する際ウエッジに段差が生ずる恐れが
あり、これが疲労特性に悪影響を与えることがある。し
たがって、定着時の現場での管理が難しい。といった欠
点があった。
は、スリーブとウエッジの間の角度関係、ウエッジの歯
の形状等を考慮することによって所定の疲労特性を有す
るものを製造することは可能であるが、エクスターナル
PCケーブルを定着する際ウエッジに段差が生ずる恐れが
あり、これが疲労特性に悪影響を与えることがある。し
たがって、定着時の現場での管理が難しい。といった欠
点があった。
近年エクスターナルPCケーブルが多く用いられる斜張橋
等においては、通常、繰り返し応力に対する疲れ限度が
20kg/mm2以上であることが要望されているが、出願人の
疲労試験によれば、PC綱撚線(JIS G3536規定,SWPR7B
φ15.2mm)を従来の圧着グリップで定着したものの繰り
返し応力に対する疲れ限度は概ね10〜15kg/mm2であっ
た。これは、PC綱撚線自体の疲れ限度をかなり下回るも
のであり、PC綱撚線の破断は圧着グリップの支圧板に当
接する端部付近で起こっている。低応力振巾での破断の
原因は、繰り返し応力により圧着グリップの支圧板側端
部での保持力が弱まり、この部分での繰り返し応力によ
るPC綱撚線の微小移動がフレッチングコロージョンを惹
起するため、これが誘因となっているものと思われる。
等においては、通常、繰り返し応力に対する疲れ限度が
20kg/mm2以上であることが要望されているが、出願人の
疲労試験によれば、PC綱撚線(JIS G3536規定,SWPR7B
φ15.2mm)を従来の圧着グリップで定着したものの繰り
返し応力に対する疲れ限度は概ね10〜15kg/mm2であっ
た。これは、PC綱撚線自体の疲れ限度をかなり下回るも
のであり、PC綱撚線の破断は圧着グリップの支圧板に当
接する端部付近で起こっている。低応力振巾での破断の
原因は、繰り返し応力により圧着グリップの支圧板側端
部での保持力が弱まり、この部分での繰り返し応力によ
るPC綱撚線の微小移動がフレッチングコロージョンを惹
起するため、これが誘因となっているものと思われる。
本発明は上述のような問題点を解決するものであり、そ
の要旨とするところは、1.エクスターナルPCケーブルの
定着端にインサートを介して嵌合圧着される円筒スリー
ブと、エクスターナルPCケーブルと共に引張される前記
円筒スリーブを受ける支圧板とから成るエクスターナル
PCケーブル定着装置であって、前記円筒スリーブの支圧
板側先端部は先細円錐台形とし、かつ、該先端から複数
の割溝を前記先細円錐台部より長く設け、一方、支圧板
には前記円筒スリーブの先細円錐台状先端部を受ける逆
円錐台状スリーブ受孔を設け、前記インサートを前記円
筒スリーブの全長に亘る長さとし、円筒スリーブの円筒
部の径が前記逆円錐台状スリーブ受孔の最大径よりも大
きいことを特徴とするエクスターナルPCケーブル定着装
置、にある。
の要旨とするところは、1.エクスターナルPCケーブルの
定着端にインサートを介して嵌合圧着される円筒スリー
ブと、エクスターナルPCケーブルと共に引張される前記
円筒スリーブを受ける支圧板とから成るエクスターナル
PCケーブル定着装置であって、前記円筒スリーブの支圧
板側先端部は先細円錐台形とし、かつ、該先端から複数
の割溝を前記先細円錐台部より長く設け、一方、支圧板
には前記円筒スリーブの先細円錐台状先端部を受ける逆
円錐台状スリーブ受孔を設け、前記インサートを前記円
筒スリーブの全長に亘る長さとし、円筒スリーブの円筒
部の径が前記逆円錐台状スリーブ受孔の最大径よりも大
きいことを特徴とするエクスターナルPCケーブル定着装
置、にある。
本発明においては、先細円錐台状先端部の長さは、支圧
板に設けられる逆円錐台状スリーブ受孔の長さより長い
方がより好ましい。
板に設けられる逆円錐台状スリーブ受孔の長さより長い
方がより好ましい。
また、先細円錐台状スリーブ及び逆円錐台状スリーブの
勾配は同程度が好ましい。
勾配は同程度が好ましい。
割溝は1以上設けるものであるが、少なくとも極対称で
2箇所以上、かつ、逆円錐台状スリーブの長さの2分の
1以上の長さとすることがより好ましい。
2箇所以上、かつ、逆円錐台状スリーブの長さの2分の
1以上の長さとすることがより好ましい。
インサートはエクスターナルPCケーブルの定着装置にお
いて一般に用いられるものであれば良く、特に限定され
るものではない。例えば、ワイヤタイプ、粒状タイプで
も良い。
いて一般に用いられるものであれば良く、特に限定され
るものではない。例えば、ワイヤタイプ、粒状タイプで
も良い。
本発明定着装置を用いてエクスターナルPCケーブルが定
着施工されると、エクスターナルPCケーブルは常に負荷
を負う。エクスターナルPCケーブルに負荷がかかるとエ
クスターナルPCケーブルと共にスリーブが引張されて支
圧板の逆円錐台状スリーブ受孔に引き込まれる。引き込
まれたスリーブの先細円錐台状先端部には割溝が設けら
れているから、これが変形しろとなり、楔作用により側
圧が働いてエクスターナルPCケーブルを強く把持するも
のである。
着施工されると、エクスターナルPCケーブルは常に負荷
を負う。エクスターナルPCケーブルに負荷がかかるとエ
クスターナルPCケーブルと共にスリーブが引張されて支
圧板の逆円錐台状スリーブ受孔に引き込まれる。引き込
まれたスリーブの先細円錐台状先端部には割溝が設けら
れているから、これが変形しろとなり、楔作用により側
圧が働いてエクスターナルPCケーブルを強く把持するも
のである。
これにより、圧着グリップタイプに比べて先端部におけ
るエクスターナルPCケーブルの把持状態が良好となり、
先端部でのエクスターナルPCケーブルの移動が少なくな
る。よって、フレッチングコロージョンを起こし難いの
である。
るエクスターナルPCケーブルの把持状態が良好となり、
先端部でのエクスターナルPCケーブルの移動が少なくな
る。よって、フレッチングコロージョンを起こし難いの
である。
一方、本発明装置のスリーブは先細円錐台状先端部と円
筒状部分とが一体に構成されているため、スリーブ先端
部と圧着部分で保持力が作用することによって、ウエッ
ジタイプの場合より先細円錐台状部分でのエクスターナ
ルPCケーブルに作用する応力がより小さくなり、ウエッ
ジタイプ以上の疲労特性が期待できるのである。そし
て、圧着部分で一体化されているために、ウエッジタイ
プのように段違いに配置されることはない。ここで、圧
着部分が短い時、段違いの配置が良くなるという効果が
あるが、エクスターナルPCケーブルの保持力を分担する
作用が小さくなるので好ましくない。
筒状部分とが一体に構成されているため、スリーブ先端
部と圧着部分で保持力が作用することによって、ウエッ
ジタイプの場合より先細円錐台状部分でのエクスターナ
ルPCケーブルに作用する応力がより小さくなり、ウエッ
ジタイプ以上の疲労特性が期待できるのである。そし
て、圧着部分で一体化されているために、ウエッジタイ
プのように段違いに配置されることはない。ここで、圧
着部分が短い時、段違いの配置が良くなるという効果が
あるが、エクスターナルPCケーブルの保持力を分担する
作用が小さくなるので好ましくない。
また、破断荷重がかかった時、荷重をスリーブの円筒状
部分でも保持し分担しているため、剪断力の過度の増大
を防止することが出来る。これにより、破断荷重の低下
を防止することが出来るものである。
部分でも保持し分担しているため、剪断力の過度の増大
を防止することが出来る。これにより、破断荷重の低下
を防止することが出来るものである。
以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。第1図
は本発明の一実施例を示す断面図であり、第2図は本発
明の一実施例装置のスリーブをエクスターナルPCケーブ
ルに圧着した状態を示す図であり、第2図(a)は同状
態を示す側面図、第2図(b)は同状態を示す正面図で
ある。
は本発明の一実施例を示す断面図であり、第2図は本発
明の一実施例装置のスリーブをエクスターナルPCケーブ
ルに圧着した状態を示す図であり、第2図(a)は同状
態を示す側面図、第2図(b)は同状態を示す正面図で
ある。
実施例1 鋼製のスリーブ3の先端部4を第1図、第2図のように
円錐台状に形成し周方向に等間隔に割溝5を3本形成し
た。一方、鋼製支圧板6に前記スリーブ3の円錐台状先
端部4と同一勾配の逆円錐台状スリーブ受孔7を設け
た。スリーブ3の円錐台状先端部4の長さはスリーブ受
孔7の長さよりも長く構成した。
円錐台状に形成し周方向に等間隔に割溝5を3本形成し
た。一方、鋼製支圧板6に前記スリーブ3の円錐台状先
端部4と同一勾配の逆円錐台状スリーブ受孔7を設け
た。スリーブ3の円錐台状先端部4の長さはスリーブ受
孔7の長さよりも長く構成した。
インサート2は、内側に縞状セレーションを設け、外側
にローレット加工を施し、複数の割溝を両端から設けて
縮径可能とした、円筒状鋼製インサートを用いた。
にローレット加工を施し、複数の割溝を両端から設けて
縮径可能とした、円筒状鋼製インサートを用いた。
PC綱撚線1はJIS G3536に規定のSWPR7B,φ15.2mmのもの
を用いた。
を用いた。
PC鋼撚線の定着端に前記インサート2を被せ、その上に
前記スリーブ3を被せてダイスに通し圧着した。
前記スリーブ3を被せてダイスに通し圧着した。
このPC綱撚線1を上記支圧板6に引張定着し、疲労試験
および静的引張試験を行なった。
および静的引張試験を行なった。
その疲労試験結果を第5図に示す。試験条件は上限応力
をPC綱撚線の引張強度の45%、11970kgとし、繰り返し
応力範囲を変えて振動数240回/分(4Hz)とした。ま
た、静的引張試験の結果を第6図に示す。
をPC綱撚線の引張強度の45%、11970kgとし、繰り返し
応力範囲を変えて振動数240回/分(4Hz)とした。ま
た、静的引張試験の結果を第6図に示す。
疲労試験結果に明らかなように、本発明定着装置によっ
て、エクスターナルPCケーブル定着における疲れ限度を
大きく改善することができた。さらに、本発明実施例に
おける疲れ限度は20kg/mm2を越えており、斜張橋におけ
るエクスターナルPCケーブル定着装置としても十分実用
に耐えるものであった。
て、エクスターナルPCケーブル定着における疲れ限度を
大きく改善することができた。さらに、本発明実施例に
おける疲れ限度は20kg/mm2を越えており、斜張橋におけ
るエクスターナルPCケーブル定着装置としても十分実用
に耐えるものであった。
〔発明の効果〕 以上の通り、本発明によれば、円錐台状先端部と逆円錐
台状スリーブ受孔の組み合わせにより楔効果によるエク
スターナルPCケーブルにかかる変動応力に応じた把持力
を享受できる一方、過度の剪断力によるエクスターナル
PCケーブルのフレッチングコロージョンの発生を防止で
き、かつ、施工上の配置不良も防止でき、ひいてはエク
スターナルPCケーブルの寿命を延長することのできる定
着装置を提供することができ、その実用上の効果は極め
て大なるものである。
台状スリーブ受孔の組み合わせにより楔効果によるエク
スターナルPCケーブルにかかる変動応力に応じた把持力
を享受できる一方、過度の剪断力によるエクスターナル
PCケーブルのフレッチングコロージョンの発生を防止で
き、かつ、施工上の配置不良も防止でき、ひいてはエク
スターナルPCケーブルの寿命を延長することのできる定
着装置を提供することができ、その実用上の効果は極め
て大なるものである。
さらに、斜張橋等、高度の疲れ限度を要求される分野に
おける有用なエクスターナルPCケーブル定着装置を提供
するものであり、新しいニーズに答える極めて有効な発
明である。
おける有用なエクスターナルPCケーブル定着装置を提供
するものであり、新しいニーズに答える極めて有効な発
明である。
また、エクスターナルPCケーブルに施工前に予め圧着し
ておくことが出来るため、現場での作業を軽減すること
も出来るものである。
ておくことが出来るため、現場での作業を軽減すること
も出来るものである。
第1図は本発明の一実施例を示す断面図である。第2図
は本発明の一実施例装置のスリーブをエクスターナルPC
ケーブルに圧着した状態を示す図であり、第2図(a)
は同状態を示す側面図、第2図(b)は同状態を示す正
面図である。 第3図は従来の圧着グリップタイプの定着装置を示す断
面図、第4図は従来のウエッジタイプの定着装置を示す
斜視図である。 第5図は従来の圧着グリップと本発明実施例定着装置の
疲労試験の試験結果を示す図、第6図は本発明実施例定
着装置の静的引張試験の試験結果を示す図である。 1…エクスターナルPCケーブル 2…インサート 3…スリーブ 4…先細円錐台状先端部 5…割溝 6…支圧板 7…逆円錐台状スリーブ受孔 11…スリーブ 12…円錐台状ウエッジ受孔 13…スリーブ 14…ウエッジ 15…円筒状空隙
は本発明の一実施例装置のスリーブをエクスターナルPC
ケーブルに圧着した状態を示す図であり、第2図(a)
は同状態を示す側面図、第2図(b)は同状態を示す正
面図である。 第3図は従来の圧着グリップタイプの定着装置を示す断
面図、第4図は従来のウエッジタイプの定着装置を示す
斜視図である。 第5図は従来の圧着グリップと本発明実施例定着装置の
疲労試験の試験結果を示す図、第6図は本発明実施例定
着装置の静的引張試験の試験結果を示す図である。 1…エクスターナルPCケーブル 2…インサート 3…スリーブ 4…先細円錐台状先端部 5…割溝 6…支圧板 7…逆円錐台状スリーブ受孔 11…スリーブ 12…円錐台状ウエッジ受孔 13…スリーブ 14…ウエッジ 15…円筒状空隙
Claims (1)
- 【請求項1】エクスターナルPCケーブルの定着端にイン
サートを介して嵌合圧着される円筒スリーブと、エクス
ターナルPCケーブルと共に引張される前記円筒スリーブ
を受ける支圧板とから成るエクスターナルPCケーブル定
着装置であって、前記円筒スリーブの支圧板側先端部は
先細円錐台形とし、かつ、該先端から複数の割溝を前記
先細円錐台部より長く設け、一方、支圧板には前記円筒
スリーブの先細円錐台状先端部を受ける逆円錐台状スリ
ーブ受孔を設け、前記インサートを前記円筒スリーブの
全長に亘る長さとし、円筒スリーブの円筒部の径が前記
逆円錐台状スリーブ受孔の最大径よりも大きいことを特
徴とするエクスターナルPCケーブル定着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63089997A JPH0721163B2 (ja) | 1988-04-12 | 1988-04-12 | エクスターナルpcケーブル定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63089997A JPH0721163B2 (ja) | 1988-04-12 | 1988-04-12 | エクスターナルpcケーブル定着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01263303A JPH01263303A (ja) | 1989-10-19 |
JPH0721163B2 true JPH0721163B2 (ja) | 1995-03-08 |
Family
ID=13986241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63089997A Expired - Fee Related JPH0721163B2 (ja) | 1988-04-12 | 1988-04-12 | エクスターナルpcケーブル定着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0721163B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007247267A (ja) * | 2006-03-16 | 2007-09-27 | Shoki:Kk | 架橋道路埋設用ケーブル保護シース部材および架橋道路埋設用ケーブル保護シース |
KR101659411B1 (ko) * | 2016-03-09 | 2016-09-30 | 대영스틸산업주식회사 | 그립웨지를 이용한 강연선의 설치구조와 그 설치방법 및, 강연선의 교체방법 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0232404B2 (ja) * | 1983-03-23 | 1990-07-20 | Shinko Wire Co Ltd | Keeburunokasetsuhoho |
-
1988
- 1988-04-12 JP JP63089997A patent/JPH0721163B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01263303A (ja) | 1989-10-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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