JP2003278314A - ストランド定着具 - Google Patents
ストランド定着具Info
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- JP2003278314A JP2003278314A JP2002078525A JP2002078525A JP2003278314A JP 2003278314 A JP2003278314 A JP 2003278314A JP 2002078525 A JP2002078525 A JP 2002078525A JP 2002078525 A JP2002078525 A JP 2002078525A JP 2003278314 A JP2003278314 A JP 2003278314A
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- JP
- Japan
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- strand
- sleeve
- metal cylinder
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- outer peripheral
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- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のスリーブは、ストランドおよびウエッ
ジから与えられる過大な力によって破損するのを防ぐた
めに、無垢の硬質金属を用いており、切削加工によって
形成していた。このため、コストが高くなる不具合があ
った。 【解決手段】 ストランド定着具を構成するスリーブ1
は、主材4、内周金属筒5、外周金属筒6およびヘッド
プレート7よりなる。主材4は、樹脂、セラミックある
いはコンクリートを材料とし、型生産で安価に生産でき
る。また、樹脂を用いる場合は、従来より柔らかい素材
(樹脂)の切削加工で済み、安価に生産できる。また、
内周金属筒5および外周金属筒6は、金属製パイプの切
断と、テーパをつける絞り加工とによって安価に生産で
きる。さらに、ヘッドプレート7も打ち抜き加工によっ
て安価に生産できる。この結果、これらを組み合わせて
なるスリーブ1のコストが大幅に下がり、ストランド定
着具を安価に提供できる。
ジから与えられる過大な力によって破損するのを防ぐた
めに、無垢の硬質金属を用いており、切削加工によって
形成していた。このため、コストが高くなる不具合があ
った。 【解決手段】 ストランド定着具を構成するスリーブ1
は、主材4、内周金属筒5、外周金属筒6およびヘッド
プレート7よりなる。主材4は、樹脂、セラミックある
いはコンクリートを材料とし、型生産で安価に生産でき
る。また、樹脂を用いる場合は、従来より柔らかい素材
(樹脂)の切削加工で済み、安価に生産できる。また、
内周金属筒5および外周金属筒6は、金属製パイプの切
断と、テーパをつける絞り加工とによって安価に生産で
きる。さらに、ヘッドプレート7も打ち抜き加工によっ
て安価に生産できる。この結果、これらを組み合わせて
なるスリーブ1のコストが大幅に下がり、ストランド定
着具を安価に提供できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固定部材の内方向
に向けて引張力が付与されるストランド(鋼線)を、固
定部材に定着するためのストランド定着具に関するもの
である。
に向けて引張力が付与されるストランド(鋼線)を、固
定部材に定着するためのストランド定着具に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のストランド定着具を図4を参照し
て説明する。従来のストランド定着具は、固定部材J1
(コンクリート等の構造体)の外面側に配置され、固定
部材J1 の内方向に向けて引張力が付与されるストラン
ドJ2 の外周に外嵌される略筒状を呈したスリーブJ3
と、このスリーブJ3 とストランドJ2 の間に圧入され
る楔状を呈したウエッジJ4 と、スリーブJ3 と固定部
材J1 の間に配置されてストランドJ2 からスリーブJ
3 に加わる力を分散させて固定部材J1 に伝えるアンカ
ープレートJ5 とから構成されている。
て説明する。従来のストランド定着具は、固定部材J1
(コンクリート等の構造体)の外面側に配置され、固定
部材J1 の内方向に向けて引張力が付与されるストラン
ドJ2 の外周に外嵌される略筒状を呈したスリーブJ3
と、このスリーブJ3 とストランドJ2 の間に圧入され
る楔状を呈したウエッジJ4 と、スリーブJ3 と固定部
材J1 の間に配置されてストランドJ2 からスリーブJ
3 に加わる力を分散させて固定部材J1 に伝えるアンカ
ープレートJ5 とから構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】スリーブJ3 には、ス
トランドJ2 とウエッジJ4 から過大な力が加わるた
め、高い強度が要求される。そのため、従来のスリーブ
J3 は、鉄系鋼材やステンレス等よりなる硬質な金属に
よって形成されており、無垢な硬質金属に切削加工を施
してスリーブJ3 を形成していた。つまり、スリーブJ
3 は、少なくとも内面を、ウエッジJ4 を圧入するため
のテーパに切削する必要があり、硬質な金属に切削加工
を施してスリーブJ3 を形成していたため、スリーブJ
3 の単価が非常に高いものになっていた。このため、例
えばストランド定着具を多数使用する構造物のコストを
アップさせる要因にもなっていた。
トランドJ2 とウエッジJ4 から過大な力が加わるた
め、高い強度が要求される。そのため、従来のスリーブ
J3 は、鉄系鋼材やステンレス等よりなる硬質な金属に
よって形成されており、無垢な硬質金属に切削加工を施
してスリーブJ3 を形成していた。つまり、スリーブJ
3 は、少なくとも内面を、ウエッジJ4 を圧入するため
のテーパに切削する必要があり、硬質な金属に切削加工
を施してスリーブJ3 を形成していたため、スリーブJ
3 の単価が非常に高いものになっていた。このため、例
えばストランド定着具を多数使用する構造物のコストを
アップさせる要因にもなっていた。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上記の事情に鑑みてなされた
もので、その目的は、ストランドとウエッジから与えら
れる過大な力にスリーブが対応できるとともに、スリー
ブに与えられた過大な力をスリーブに当接する部材(ア
ンカープレートや固定部材)に安定して伝えることがで
き、さらにスリーブのコストを低く抑えることが可能な
ストランド定着具の提供にある。
もので、その目的は、ストランドとウエッジから与えら
れる過大な力にスリーブが対応できるとともに、スリー
ブに与えられた過大な力をスリーブに当接する部材(ア
ンカープレートや固定部材)に安定して伝えることがで
き、さらにスリーブのコストを低く抑えることが可能な
ストランド定着具の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】〔請求項1の手段〕請求
項1の手段を採用するストランド定着具は、そのスリー
ブが、樹脂、セラミックあるいはコンクリートによって
形成される略筒状で肉厚の主材と、内周金属筒と、外周
金属筒とによって構成される。このため、ストランドと
ウエッジから与えられる過大な力は、内周金属筒から樹
脂、セラミックあるいはコンクリートによって形成され
る主材に与えられる。その主材は、外周が外周金属筒に
よって覆われているため、内周金属筒から主材に与えら
れる過大な力によって主材が外径方向に広がる不具合が
発生せず、主材の破損が防がれる。つまり、スリーブの
破損が防がれる。そして、スリーブに与えられた過大な
力は、スリーブにおける主材および外周金属筒から、ス
リーブに当接する部材(アンカープレートや固定部材)
に伝えられる。
項1の手段を採用するストランド定着具は、そのスリー
ブが、樹脂、セラミックあるいはコンクリートによって
形成される略筒状で肉厚の主材と、内周金属筒と、外周
金属筒とによって構成される。このため、ストランドと
ウエッジから与えられる過大な力は、内周金属筒から樹
脂、セラミックあるいはコンクリートによって形成され
る主材に与えられる。その主材は、外周が外周金属筒に
よって覆われているため、内周金属筒から主材に与えら
れる過大な力によって主材が外径方向に広がる不具合が
発生せず、主材の破損が防がれる。つまり、スリーブの
破損が防がれる。そして、スリーブに与えられた過大な
力は、スリーブにおける主材および外周金属筒から、ス
リーブに当接する部材(アンカープレートや固定部材)
に伝えられる。
【0006】上述したように、ストランド定着具におけ
るスリーブを、樹脂、セラミックあるいはコンクリート
によって形成される略筒状で肉厚の主材と、内周金属筒
と、外周金属筒とによって構成しても、破損を招くこと
なく従来と同等の強度を得ることができる。そして、ス
リーブを構成する主材は、樹脂、セラミックあるいはコ
ンクリートによって形成されるものであり、型生産によ
って容易に主材に適した所定形状に形成でき、低いコス
トで生産できる。また、型生産ではなく、樹脂を切削加
工して主材を形成する場合でも、従来より柔らかい素材
(樹脂)の切削加工で済むため、生産性がとても優れ
る。つまり、主材の生産コストを安価に抑えることが可
能になる。一方、内周金属筒および外周金属筒は、金属
製パイプの切断で形成でき、テーパをつける場合も絞り
加工によって安価に加工できる。このように、スリーブ
が、安価な主材、内周金属筒、外周金属筒によって構成
できるため、従来のスリーブより、コストを下げること
ができる。この結果、ストランド定着具のコストを低減
でき、例えば、ストランド定着具を多数使用する構造物
のコストを低減するのにも役立つ。
るスリーブを、樹脂、セラミックあるいはコンクリート
によって形成される略筒状で肉厚の主材と、内周金属筒
と、外周金属筒とによって構成しても、破損を招くこと
なく従来と同等の強度を得ることができる。そして、ス
リーブを構成する主材は、樹脂、セラミックあるいはコ
ンクリートによって形成されるものであり、型生産によ
って容易に主材に適した所定形状に形成でき、低いコス
トで生産できる。また、型生産ではなく、樹脂を切削加
工して主材を形成する場合でも、従来より柔らかい素材
(樹脂)の切削加工で済むため、生産性がとても優れ
る。つまり、主材の生産コストを安価に抑えることが可
能になる。一方、内周金属筒および外周金属筒は、金属
製パイプの切断で形成でき、テーパをつける場合も絞り
加工によって安価に加工できる。このように、スリーブ
が、安価な主材、内周金属筒、外周金属筒によって構成
できるため、従来のスリーブより、コストを下げること
ができる。この結果、ストランド定着具のコストを低減
でき、例えば、ストランド定着具を多数使用する構造物
のコストを低減するのにも役立つ。
【0007】〔請求項2の手段〕請求項2の手段を採用
し、主材の外周面をアンカープレート(あるいは固定部
材)に当接する側に向けて外径が窄まるテーパ状に設け
るとともに、外周金属筒の内周面も、主材の外周面に一
致するように設けることにより、ストランドからスリー
ブに与えられた力の多くが外周金属筒に与えられる。こ
の結果、ストランドとウエッジからスリーブに与えられ
た過大な力は、高荷重に対して高い強度を発揮する外周
金属筒からアンカープレート(あるいは固定部材)に伝
えられることになり、主材の端面からアンカープレート
(あるいは固定部材)へ直接伝えられる荷重が減り、主
材の耐破損性が向上する。
し、主材の外周面をアンカープレート(あるいは固定部
材)に当接する側に向けて外径が窄まるテーパ状に設け
るとともに、外周金属筒の内周面も、主材の外周面に一
致するように設けることにより、ストランドからスリー
ブに与えられた力の多くが外周金属筒に与えられる。こ
の結果、ストランドとウエッジからスリーブに与えられ
た過大な力は、高荷重に対して高い強度を発揮する外周
金属筒からアンカープレート(あるいは固定部材)に伝
えられることになり、主材の端面からアンカープレート
(あるいは固定部材)へ直接伝えられる荷重が減り、主
材の耐破損性が向上する。
【0008】〔請求項3の手段〕請求項3の手段を採用
し、アンカープレートの内側に、外周金属筒の外周端面
を覆い、その外周端面を内周側に締めつけるテーパ面を
形成したことにより、主材から外周金属筒に与えられる
荷重(主に外径方向に広がる力)の一部をアンカープレ
ートのテーパ面が受ける。この結果、スリーブの耐破損
性が向上する。
し、アンカープレートの内側に、外周金属筒の外周端面
を覆い、その外周端面を内周側に締めつけるテーパ面を
形成したことにより、主材から外周金属筒に与えられる
荷重(主に外径方向に広がる力)の一部をアンカープレ
ートのテーパ面が受ける。この結果、スリーブの耐破損
性が向上する。
【0009】〔請求項4の手段〕請求項4の手段を採用
し、ウエッジが挿入される側の主材の端面に、金属製リ
ング状のヘッドプレートを固定配置したことにより、ウ
エッジが挿入される側の主材の端面が過大な力で膨出す
るのが抑えられ、結果的に主材の耐破損性が向上する。
し、ウエッジが挿入される側の主材の端面に、金属製リ
ング状のヘッドプレートを固定配置したことにより、ウ
エッジが挿入される側の主材の端面が過大な力で膨出す
るのが抑えられ、結果的に主材の耐破損性が向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、実施例お
よび変形例を用いて説明する。 〔第1実施例〕図1、図2を参照してこの実施例におけ
るストランド定着具の構造を説明する。ストランド定着
具は、固定部材K(コンクリート等の構造体)の内方向
に向けて強い引張力が付与されるストランドS(複数の
ピアノ線を撚って形成されるワイヤ)を、固定部材Kに
定着するための装置であり、スリーブ1、ウエッジ2お
よびアンカープレート3から構成されている。
よび変形例を用いて説明する。 〔第1実施例〕図1、図2を参照してこの実施例におけ
るストランド定着具の構造を説明する。ストランド定着
具は、固定部材K(コンクリート等の構造体)の内方向
に向けて強い引張力が付与されるストランドS(複数の
ピアノ線を撚って形成されるワイヤ)を、固定部材Kに
定着するための装置であり、スリーブ1、ウエッジ2お
よびアンカープレート3から構成されている。
【0011】スリーブ1は、ストランドSの外周に外嵌
される略筒状を呈したもので、詳細は後述する。ウエッ
ジ2は、ストランドSに外嵌されたスリーブ1とストラ
ンドSとの間に圧入される楔形状(具体的には、中心に
ストランドSを挿通する穴の開いた略円錐コーン形状)
を呈した周知なものであり、例えば鉄系鋼材のような硬
質な金属材料によって、2分割や4分割等のように分割
して設けられている。アンカープレート3は、スリーブ
1と固定部材Kの間に介在されて、スリーブ1から固定
部材Kに加わる力を分散させて、固定部材Kに応力集中
が発生して固定部材Kが破損するのを防ぐ周知なもので
あり、中央にストランドSが挿通されるための穴が形成
された肉厚板状の金属材料によって設けられている。
される略筒状を呈したもので、詳細は後述する。ウエッ
ジ2は、ストランドSに外嵌されたスリーブ1とストラ
ンドSとの間に圧入される楔形状(具体的には、中心に
ストランドSを挿通する穴の開いた略円錐コーン形状)
を呈した周知なものであり、例えば鉄系鋼材のような硬
質な金属材料によって、2分割や4分割等のように分割
して設けられている。アンカープレート3は、スリーブ
1と固定部材Kの間に介在されて、スリーブ1から固定
部材Kに加わる力を分散させて、固定部材Kに応力集中
が発生して固定部材Kが破損するのを防ぐ周知なもので
あり、中央にストランドSが挿通されるための穴が形成
された肉厚板状の金属材料によって設けられている。
【0012】次に、スリーブ1について説明する。スリ
ーブ1は、主材4、内周金属筒5、外周金属筒6および
ヘッドプレート7を組み合わせて接着したものであり、
従来のスリーブ1よりも安価で且つ軽量なものである。
なお、この実施例では、スリーブ1を構成する部品を接
着して用いる例を示すが、無接着であったり、一部のみ
接着した状態で用いても良い。
ーブ1は、主材4、内周金属筒5、外周金属筒6および
ヘッドプレート7を組み合わせて接着したものであり、
従来のスリーブ1よりも安価で且つ軽量なものである。
なお、この実施例では、スリーブ1を構成する部品を接
着して用いる例を示すが、無接着であったり、一部のみ
接着した状態で用いても良い。
【0013】主材4は、高荷重に対して変形の小さい樹
脂、セラミックあるいはコンクリートによって形成され
るものである。具体的な一例を示すと、主材4は、繊維
強化プラスチックを適切な形状に切削加工したものであ
る。なお、混入される繊維は、長期荷重による変形(ク
リープ)を小さく抑えるためのものであり、一例として
ガラス繊維が混入したポリエステル繊維を示すが、他の
繊維を用いても良いことは言うまでもない。また、樹脂
の一例として、フェノールやナイロンを示すが、他の硬
質な樹脂を用いても良いことは言うまでもない。
脂、セラミックあるいはコンクリートによって形成され
るものである。具体的な一例を示すと、主材4は、繊維
強化プラスチックを適切な形状に切削加工したものであ
る。なお、混入される繊維は、長期荷重による変形(ク
リープ)を小さく抑えるためのものであり、一例として
ガラス繊維が混入したポリエステル繊維を示すが、他の
繊維を用いても良いことは言うまでもない。また、樹脂
の一例として、フェノールやナイロンを示すが、他の硬
質な樹脂を用いても良いことは言うまでもない。
【0014】主材4は、図2(c)の断面図に示される
ように、略筒状を呈した肉厚のものであり、内周面4a
は、内周金属筒5を介してウエッジ2の圧入を受けるた
めに、図示下方向に向けて内径が窄まるテーパに設けら
れる。また、主材4の外周面4bも、図示下側(ウエッ
ジ2が挿入される側とは異なった側)に向けて外径が窄
まるテーパに設けられている。この外周面4bのテーパ
角は、内周面4aのテーパ角よりも小さく設けられてい
る。
ように、略筒状を呈した肉厚のものであり、内周面4a
は、内周金属筒5を介してウエッジ2の圧入を受けるた
めに、図示下方向に向けて内径が窄まるテーパに設けら
れる。また、主材4の外周面4bも、図示下側(ウエッ
ジ2が挿入される側とは異なった側)に向けて外径が窄
まるテーパに設けられている。この外周面4bのテーパ
角は、内周面4aのテーパ角よりも小さく設けられてい
る。
【0015】内周金属筒5は、図2(a)の断面図に示
されるように、主材4の内周面4aに一致するように主
材4の内周全面に設けられるものであり、図示下方向に
窄まって設けられている。この内周金属筒5は、鉄系鋼
管やステンレス管を適切な長さ(主材4の長さ+ヘッド
プレート7の厚み)に切断した後、絞り加工を施して形
成される。
されるように、主材4の内周面4aに一致するように主
材4の内周全面に設けられるものであり、図示下方向に
窄まって設けられている。この内周金属筒5は、鉄系鋼
管やステンレス管を適切な長さ(主材4の長さ+ヘッド
プレート7の厚み)に切断した後、絞り加工を施して形
成される。
【0016】外周金属筒6は、図2(d)の断面図に示
されるように、主材4の外周面4bに一致するように主
材4の外周全面に設けられるものであり、図示下方向に
窄まって設けられている。この外周金属筒6は、上述し
た内周金属筒5と同様、鉄系鋼管やステンレス管を適切
な長さ(主材4の長さ+ヘッドプレート7の厚み)に切
断した後、絞り加工を施して形成される。
されるように、主材4の外周面4bに一致するように主
材4の外周全面に設けられるものであり、図示下方向に
窄まって設けられている。この外周金属筒6は、上述し
た内周金属筒5と同様、鉄系鋼管やステンレス管を適切
な長さ(主材4の長さ+ヘッドプレート7の厚み)に切
断した後、絞り加工を施して形成される。
【0017】ヘッドプレート7は、主材4におけるウエ
ッジ2が挿入される側の端面(図1の上側)に配置され
て、内周金属筒5によって主材4に押しつけられた状態
で固定されるものであり、主材4に加わる荷重によって
主材4が端面側に膨出変形するのを防ぐものである。こ
のヘッドプレート7は、図2(b)の断面図に示される
ように、リング円板形状を呈するものであり、鉄系鋼板
やステンレス板を適切なリング板形状に打ち抜き加工し
たものである。なお、ヘッドプレート7の内側の穴7a
には、内周金属筒5の外周上端に一致するテーパを形成
している。このため、ウエッジ2の荷重が、内周金属筒
5を介してヘッドプレート7に伝えられて、ヘッドプレ
ート7が主材4に押しつけられた状態で強固に固定され
る構造になっている。
ッジ2が挿入される側の端面(図1の上側)に配置され
て、内周金属筒5によって主材4に押しつけられた状態
で固定されるものであり、主材4に加わる荷重によって
主材4が端面側に膨出変形するのを防ぐものである。こ
のヘッドプレート7は、図2(b)の断面図に示される
ように、リング円板形状を呈するものであり、鉄系鋼板
やステンレス板を適切なリング板形状に打ち抜き加工し
たものである。なお、ヘッドプレート7の内側の穴7a
には、内周金属筒5の外周上端に一致するテーパを形成
している。このため、ウエッジ2の荷重が、内周金属筒
5を介してヘッドプレート7に伝えられて、ヘッドプレ
ート7が主材4に押しつけられた状態で強固に固定され
る構造になっている。
【0018】〔第1実施例の作動〕図1の状態でウエッ
ジ2をスリーブ1内に圧入することにより、ウエッジ2
の内径が小さくなり、スリーブ1内に圧入されたウエッ
ジ2がストランドSを強固に保持する。ストランドSが
固定部材Kの内側に引かれる力(引張力)がウエッジ2
に加わると、その引張力はウエッジ2をスリーブ1内に
圧入する力になる。このため、ストランドSに大きな引
張力が加わると、そのストランドSに加わる引張力がウ
エッジ2をスリーブ1内に圧入する大きな力になるた
め、ストランドSの締結力が強固になる。このように、
スリーブ1には、ストランドSから大きな引張力が加わ
り、その引張力はスリーブ1→アンカープレート3→固
定部材Kに伝えられ、結果的にストランドSにおけるス
リーブ1との結合部分が固定部材Kに定着する。
ジ2をスリーブ1内に圧入することにより、ウエッジ2
の内径が小さくなり、スリーブ1内に圧入されたウエッ
ジ2がストランドSを強固に保持する。ストランドSが
固定部材Kの内側に引かれる力(引張力)がウエッジ2
に加わると、その引張力はウエッジ2をスリーブ1内に
圧入する力になる。このため、ストランドSに大きな引
張力が加わると、そのストランドSに加わる引張力がウ
エッジ2をスリーブ1内に圧入する大きな力になるた
め、ストランドSの締結力が強固になる。このように、
スリーブ1には、ストランドSから大きな引張力が加わ
り、その引張力はスリーブ1→アンカープレート3→固
定部材Kに伝えられ、結果的にストランドSにおけるス
リーブ1との結合部分が固定部材Kに定着する。
【0019】〔第1実施例の効果〕上記で示したよう
に、ストランド定着具を構成するスリーブ1が、樹脂、
セラミックあるいはコンクリートによってなる主材4
と、金属パイプを加工した内周金属筒5および外周金属
筒6とによって構成されるものであり、ストランドSと
ウエッジ2から与えられる過大な力は、内周金属筒5か
ら主材4に与えられる。そして、主材4は、外周が外周
金属筒6によって覆われているため、内周金属筒5から
主材4に与えられる過大な力によって主材4が外径方向
に広がる不具合が発生せず、主材4の破損が防がれる。
つまり、スリーブ1を、樹脂、セラミックあるいはコン
クリートによってなる主材4と、内周金属筒5と、外周
金属筒6とによって構成しても、破損を招くことなく従
来と同等の強度を得ることができる。
に、ストランド定着具を構成するスリーブ1が、樹脂、
セラミックあるいはコンクリートによってなる主材4
と、金属パイプを加工した内周金属筒5および外周金属
筒6とによって構成されるものであり、ストランドSと
ウエッジ2から与えられる過大な力は、内周金属筒5か
ら主材4に与えられる。そして、主材4は、外周が外周
金属筒6によって覆われているため、内周金属筒5から
主材4に与えられる過大な力によって主材4が外径方向
に広がる不具合が発生せず、主材4の破損が防がれる。
つまり、スリーブ1を、樹脂、セラミックあるいはコン
クリートによってなる主材4と、内周金属筒5と、外周
金属筒6とによって構成しても、破損を招くことなく従
来と同等の強度を得ることができる。
【0020】そして、スリーブ1を構成する主材4は、
樹脂、セラミックあるいはコンクリートを材料とするこ
とにより、型生産で安価に生産できる。また、樹脂を用
いる場合は、従来より柔らかい素材(樹脂)の切削加工
で済むため、生産性がとても優れ安価に生産できる。一
方、内周金属筒5および外周金属筒6は、金属製パイプ
の切断と、テーパをつける絞り加工によって安価に生産
できる。また、ヘッドプレート7も打ち抜き加工によっ
て安価に生産できる。このように、スリーブ1が、安価
な主材4、内周金属筒5、外周金属筒6、ヘッドプレー
ト7によって構成できるため、従来のスリーブ1より、
コストを1/5ほどに下げることができる。この結果、
ストランド定着具のコストを低減でき、ストランド定着
具を多数使用する建造物のコストを低減するのにも役立
つ。
樹脂、セラミックあるいはコンクリートを材料とするこ
とにより、型生産で安価に生産できる。また、樹脂を用
いる場合は、従来より柔らかい素材(樹脂)の切削加工
で済むため、生産性がとても優れ安価に生産できる。一
方、内周金属筒5および外周金属筒6は、金属製パイプ
の切断と、テーパをつける絞り加工によって安価に生産
できる。また、ヘッドプレート7も打ち抜き加工によっ
て安価に生産できる。このように、スリーブ1が、安価
な主材4、内周金属筒5、外周金属筒6、ヘッドプレー
ト7によって構成できるため、従来のスリーブ1より、
コストを1/5ほどに下げることができる。この結果、
ストランド定着具のコストを低減でき、ストランド定着
具を多数使用する建造物のコストを低減するのにも役立
つ。
【0021】また、主材4の外周面4bおよび外周金属
筒6を、アンカープレート3側に向けて外径が窄まるテ
ーパに設けたため、ストランドSから主材4に与えられ
た引張力が、主材4の外周面4bのテーパ面から外周金
属筒6に与えられる。この結果、ストランドSとウエッ
ジ2からスリーブ1に与えられた過大な力は、高荷重に
対して高い強度を発揮する外周金属筒6からアンカープ
レート3(あるいは固定部材K)に伝えられることにな
り、主材4の端面からアンカープレート3へ直接伝えら
れる荷重が減り、主材4の耐破損性が向上する。
筒6を、アンカープレート3側に向けて外径が窄まるテ
ーパに設けたため、ストランドSから主材4に与えられ
た引張力が、主材4の外周面4bのテーパ面から外周金
属筒6に与えられる。この結果、ストランドSとウエッ
ジ2からスリーブ1に与えられた過大な力は、高荷重に
対して高い強度を発揮する外周金属筒6からアンカープ
レート3(あるいは固定部材K)に伝えられることにな
り、主材4の端面からアンカープレート3へ直接伝えら
れる荷重が減り、主材4の耐破損性が向上する。
【0022】さらに、この実施例では、ウエッジ2が挿
入される側の主材4の端面にヘッドプレート7を固定配
置し、主材4の端面が過大な力で膨出するのを抑えてい
るため、主材4の耐破損性が向上している。
入される側の主材4の端面にヘッドプレート7を固定配
置し、主材4の端面が過大な力で膨出するのを抑えてい
るため、主材4の耐破損性が向上している。
【0023】〔第2実施例〕図3を参照して第2実施例
を説明する。この第2実施例は、アンカープレート3の
中央部分に、外周金属筒6の外周端面を覆い、且つその
外周端面を締めつけるテーパ面3aを形成したものであ
り、スリーブ1の固定部材K側の端面が、固定部材Kに
対して隙間を隔てるように設けられている。このように
設けたことにより、主材4から外周金属筒6に与えられ
る荷重の一部(主に外径方向に広がる力)をアンカープ
レート3のテーパ面3aが受けることになる。
を説明する。この第2実施例は、アンカープレート3の
中央部分に、外周金属筒6の外周端面を覆い、且つその
外周端面を締めつけるテーパ面3aを形成したものであ
り、スリーブ1の固定部材K側の端面が、固定部材Kに
対して隙間を隔てるように設けられている。このように
設けたことにより、主材4から外周金属筒6に与えられ
る荷重の一部(主に外径方向に広がる力)をアンカープ
レート3のテーパ面3aが受けることになる。
【0024】ストランドSおよびウエッジ2からスリー
ブ1に与えられる力は、ウエッジ2の挿入口よりも、ア
ンカープレート3側の方が大きくなる。このため、アン
カープレート3側において、外周金属筒6に与えられる
荷重をアンカープレート3のテーパ面3aが受けること
になり、スリーブ1の耐破損性が向上する。これによっ
て、第1実施例よりもスリーブ1を小型化および低コス
ト化できる。
ブ1に与えられる力は、ウエッジ2の挿入口よりも、ア
ンカープレート3側の方が大きくなる。このため、アン
カープレート3側において、外周金属筒6に与えられる
荷重をアンカープレート3のテーパ面3aが受けること
になり、スリーブ1の耐破損性が向上する。これによっ
て、第1実施例よりもスリーブ1を小型化および低コス
ト化できる。
【0025】〔変形例〕上記の実施例では、アンカープ
レート3を用いる例を示したが、固定部材Kの表面が金
属製の場合は、アンカープレート3を廃止して、スリー
ブ1を直接固定部材Kに定着させても良い。上記の実施
例では、主材4の外周面4bおよび外周金属筒6を、ア
ンカープレート3側に向けて外径が窄まるテーパに設け
たが、主材4を外周金属筒6の内部で固める場合、外周
金属筒6を絞り加工等によって波状に設けておき、硬化
した主材4の軸方向力を外周金属筒6に与えるように設
けても良い。もちろん、主材4の外周面4bおよび外周
金属筒6をストレートに設け、主材4が外径方向に広が
る力によって、主材4に加わる力を外周金属筒6に伝え
るようにしても良い。内周金属筒5の端部にリブを形成
して、内周金属筒5が押し込まれる力によってヘッドプ
レート7を主材4の端面に固定しても良い。
レート3を用いる例を示したが、固定部材Kの表面が金
属製の場合は、アンカープレート3を廃止して、スリー
ブ1を直接固定部材Kに定着させても良い。上記の実施
例では、主材4の外周面4bおよび外周金属筒6を、ア
ンカープレート3側に向けて外径が窄まるテーパに設け
たが、主材4を外周金属筒6の内部で固める場合、外周
金属筒6を絞り加工等によって波状に設けておき、硬化
した主材4の軸方向力を外周金属筒6に与えるように設
けても良い。もちろん、主材4の外周面4bおよび外周
金属筒6をストレートに設け、主材4が外径方向に広が
る力によって、主材4に加わる力を外周金属筒6に伝え
るようにしても良い。内周金属筒5の端部にリブを形成
して、内周金属筒5が押し込まれる力によってヘッドプ
レート7を主材4の端面に固定しても良い。
【図1】ストランド定着具の斜視図である(第1実施
例)。
例)。
【図2】スリーブを構成する各部品の断面図である(第
1実施例)。
1実施例)。
【図3】ストランド定着具の断面図である(第2実施
例)。
例)。
【図4】ストランド定着具の断面図である(従来例)。
【符号の説明】
1 スリーブ
2 ウエッジ
3 アンカープレート
4 主材
5 内周金属筒
6 外周金属筒
7 ヘッドプレート
3a アンカープレートのテーパ面
K 固定部材
S ストランド
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 坂井 貞義
福岡県太宰府市都府楼南5丁目16番13号
ゼン技研株式会社内
Fターム(参考) 2E164 DA01 DA24
Claims (4)
- 【請求項1】固定部材の内方向に向けて引張力が付与さ
れるストランドの外周に外嵌される略筒状を呈したスリ
ーブと、 このスリーブと前記ストランドの間に圧入される楔状を
呈したウエッジと、を具備し、 前記スリーブが前記固定部材の外面に直接押しつけられ
る、あるいはアンカープレートを介して前記固定部材の
外面に押しつけられることで、前記ストランドを前記固
定部材に定着するストランド定着具であって、 前記スリーブは、 樹脂、セラミックあるいはコンクリートによって形成さ
れる略筒状で肉厚の主材と、 この主材の内周面の全面に配置された金属製の内周金属
筒と、 前記主材の外周面の全面に配置された金属製の外周金属
筒と、を組み合わせて構成されることを特徴とするスト
ランド定着具。 - 【請求項2】請求項1のストランド定着具において、 前記主材の外周面は、前記ウエッジが挿入される側とは
異なった側に向けて外径が窄まるテーパ状に設けられ、 前記外周金属筒も、前記主材の外周面に一致するよう
に、前記ウエッジが挿入される側とは異なった側に向け
て径寸法が窄まって設けられたことを特徴とするストラ
ンド定着具。 - 【請求項3】請求項2のストランド定着具において、 前記アンカープレートには、前記外周金属筒の前記アン
カープレート側の外周端面を覆って、その外周端面を内
周側に締めつけるテーパ面が形成されていることを特徴
とするストランド定着具。 - 【請求項4】請求項1〜請求項3のいずれかのストラン
ド定着具において、 前記主材における前記ウエッジが挿入される側の端面に
は、 前記内周金属筒によって固定される金属製リング状のヘ
ッドプレートが配置されることを特徴とするストランド
定着具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002078525A JP2003278314A (ja) | 2002-03-20 | 2002-03-20 | ストランド定着具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002078525A JP2003278314A (ja) | 2002-03-20 | 2002-03-20 | ストランド定着具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003278314A true JP2003278314A (ja) | 2003-10-02 |
Family
ID=29228417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002078525A Pending JP2003278314A (ja) | 2002-03-20 | 2002-03-20 | ストランド定着具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003278314A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100956799B1 (ko) | 2008-04-29 | 2010-05-07 | 이상철 | 쐐기형 강선 클램프 |
US7857542B2 (en) * | 2003-12-22 | 2010-12-28 | Austria Wirtschaftsservice Gesellschaft M.B.H. | Anchoring for pre-tensioned and/or stressed tensile elements |
DE102010010347A1 (de) * | 2010-03-05 | 2011-09-08 | Hermann Weiher | Vorrichtung zur Verankerung von Zuggliedern |
CN102747812A (zh) * | 2012-07-06 | 2012-10-24 | 宁波大学 | 一种纤维增强复合材料筋/索锚具 |
CN102747811A (zh) * | 2012-07-06 | 2012-10-24 | 宁波大学 | 一种碳纤维增强复合材料索锚具 |
CN111893904A (zh) * | 2020-07-10 | 2020-11-06 | 长沙理工大学 | 一种局部拆除过程中结构内部预应力保持装置和方法 |
KR20210051446A (ko) * | 2019-10-30 | 2021-05-10 | 이은기 | 분리형 고정키 유닛을 구비하는 철근 커플러 |
-
2002
- 2002-03-20 JP JP2002078525A patent/JP2003278314A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN111893904A (zh) * | 2020-07-10 | 2020-11-06 | 长沙理工大学 | 一种局部拆除过程中结构内部预应力保持装置和方法 |
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