JP2019108747A - 定着構造及び定着方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、第1実施形態の定着構造が適用されたグラウンドアンカーの全体構成を示す図である。図1に示されるように、定着構造100は、光ファイバ付ストランド1を、被定着物101の被定着面102に定着させるための構造である。以下では、一例として、ダム及び斜面等において、岩盤R上に設けられた擁壁等の構造物である被定着物101を岩盤R側に押し付けて力学的な安定性を確保するためのグラウンドアンカー50に、定着構造100が適用される例について説明する。
図7を参照しつつ、第2実施形態に係る定着構造100について説明する。図7は、第2実施形態に係る光ファイバ挿通路10の模式図である。第2実施形態に係る定着構造100では、図7に示されるように、外スリーブ42の外周面42bに外スリーブ溝11を設けることに代えて、外スリーブ42の内周面42aに、外スリーブ42の軸B方向に沿って延びる外スリーブ溝12が設けられている点で、第1実施形態とは異なっている。
図8を参照しつつ、第3実施形態に係る定着構造100について説明する。図8は、第3実施形態に係る光ファイバ挿通路10の模式図である。第3実施形態に係る定着構造100では、図8に示されるように、外スリーブ42の外周面42bに外スリーブ溝11を設けることに代えて、内スリーブ41の外周面41bに、内スリーブ41の軸B方向に沿って延びる内スリーブ溝13が設けられている点で、第1実施形態とは異なっている。
図9を参照しつつ、第4実施形態に係る定着構造100について説明する。図9は、第4実施形態に係る光ファイバ挿通路10の模式図である。第4実施形態に係る定着構造100では、図9に示されるように、外スリーブ42の外周面42bに外スリーブ溝11を設けることに代えて、外スリーブ42の基部42cに、外スリーブ42の軸B方向に沿って延びる貫通孔14が設けられている点で、第1実施形態とは異なっている。外スリーブ42の基部42cは、外スリーブ42において内周面42a及び外周面42bで挟まれた部分であり、内周面42a及び外周面42bを含まない部分である。
図10を参照しつつ、第5実施形態に係る定着構造100について説明する。図10は、第5実施形態に係る光ファイバ挿通路10の模式図である。第5実施形態に係る定着構造100では、図10に示されるように、外スリーブ42の外周面42bに外スリーブ溝11を設けることに代えて、外スリーブ42は、内スリーブ41の外周面41bの周方向に沿って配置された複数の分割部材43で構成されている点で、第1実施形態とは異なっている。
図11を参照しつつ、第6実施形態に係る定着構造100について説明する。図11は、第6実施形態に係る光ファイバ挿通路10の断面図である。第6実施形態に係る定着構造100では、図11に示されるように、外スリーブ42の外周面42bに外スリーブ溝11を設けることに代えて、ナット30の内周面30aには、第1ネジ部TH1が形成されており、外スリーブ42の外周面42bには、第1ネジ部TH1に螺合する第2ネジ部TH2が形成されている点で、第1実施形態とは異なっている。
図12を参照しつつ、第7実施形態に係る定着構造100について説明する。図12は、第7実施形態に係る光ファイバ挿通路10の断面図である。第7実施形態に係る定着構造100では、図12に示されるように、ナット30の内周面30aに第1ネジ部TH1を形成し、外スリーブ42の外周面42bに第2ネジ部TH2を形成することに代えて、外スリーブ42の内周面42aには、第3ネジ部TH3が形成されており、内スリーブ41の外周面41bには、第3ネジ部TH3に螺合する第4ネジ部TH4が形成されている点で、第6実施形態とは異なっている。
図13を参照しつつ、第8実施形態に係る定着構造100について説明する。図13は、第8実施形態に係る光ファイバ挿通路10の模式図である。第8実施形態に係る定着構造100は、図13に示されるように、内スリーブ41及び外スリーブ42を含むストランド保持部40に代えて、ストランド2に圧着されると共にナット30に螺合される内スリーブ(スリーブ)41を含むストランド保持部40を備えている点、並びに、外スリーブ42の外周面42bに外スリーブ溝11を設けることに代えて、内スリーブ41の外周面41bに、内スリーブ41の軸B方向に沿って延びる内スリーブ溝13が設けられている点で、第1実施形態とは異なっている。
図14を参照しつつ、第9実施形態に係る定着構造100について説明する。図14は、第9実施形態に係る光ファイバ挿通路10の断面図である。第9実施形態に係る定着構造100では、図14に示されるように、内スリーブ41及び外スリーブ42を含むストランド保持部40に代えて、ストランド2に圧着されると共にナット30に螺合される内スリーブ(スリーブ)41を含むストランド保持部40を備えている点、並びに、外スリーブ42の外周面42bに第2ネジ部TH2を形成することに代えて、内スリーブ41の外周面41bに第1ネジ部TH1に螺合する第2ネジ部TH2が形成されている点で、第6実施形態とは異なっている。
Claims (9)
- 被定着物の孔に設置された一又は複数のPC鋼撚線を有するストランドと前記ストランドに沿って設けられた光ファイバとを有する光ファイバ付PC鋼撚線を前記孔の縁部を含む被定着面に定着させる定着構造であって、
前記被定着面において前記孔の縁部に支持されるナットと、
内周面が前記ストランドに圧着されて前記ストランドを保持すると共に、外周面に前記ナットが螺合するストランド保持部と、を備え、
前記ストランド保持部には、前記ストランド保持部の前記内周面以外の部分に、前記光ファイバ付PC鋼撚線から剥がされた前記光ファイバを挿通させる光ファイバ挿通路が設けられている、定着構造。 - 前記ストランド保持部は、前記ストランドに圧着される内スリーブと、前記内スリーブの周囲に配置され前記ナットに螺合される外スリーブとを含む、請求項1記載の定着構造。
- 前記外スリーブの内周面及び外周面の少なくとも一方には、前記外スリーブの軸方向に沿って延びる外スリーブ溝が設けられており、
前記光ファイバ挿通路は、前記外スリーブ溝である、請求項2記載の定着構造。 - 前記外スリーブの基部には、前記外スリーブの軸方向に沿って延びる貫通孔が設けられており、
前記光ファイバ挿通路は、前記貫通孔である、請求項2又は3記載の定着構造。 - 前記外スリーブは、前記内スリーブの外周面の周方向に沿って配置された複数の分割部材で構成されており、
前記光ファイバ挿通路は、前記周方向において隣接する前記分割部材同士の隙間である、請求項2〜4の何れか一項記載の定着構造。 - 前記ナットの内周面には、第1ネジ部が形成されており、前記外スリーブの外周面には、前記第1ネジ部に螺合する第2ネジ部が形成されており、
前記光ファイバ挿通路は、前記第1ネジ部と前記第2ネジ部とに挟まれた隙間である、請求項2〜5の何れか一項記載の定着構造。 - 前記外スリーブの内周面には、第3ネジ部が形成されており、前記内スリーブの外周面には、前記第3ネジ部に螺合する第4ネジ部が形成されており、
前記光ファイバ挿通路は、前記第3ネジ部と前記第4ネジ部とに挟まれた隙間である、請求項2〜6の何れか一項記載の定着構造。 - 前記ストランド保持部は、前記ストランドに圧着されると共に前記ナットに螺合されるスリーブを含む、請求項1記載の定着構造。
- 被定着物の孔に設置された一又は複数のPC鋼撚線を有するストランドと前記ストランドに沿って設けられた光ファイバとを有する光ファイバ付PC鋼撚線を前記孔の縁部を含む被定着面に定着させる定着方法であって、
内周面が前記ストランドに圧着されて前記ストランドを保持するストランド保持部を設ける工程と、
前記被定着面において前記孔の縁部に支持されるナットを前記ストランド保持部の外周面に螺合させる工程と、
前記ストランド保持部における前記ストランド保持部の前記内周面以外の部分に、前記光ファイバ付PC鋼撚線から剥がされた前記光ファイバを挿通させる光ファイバ挿通路を設ける工程と、を備える、定着方法。
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Cited By (1)
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US20180274237A1 (en) * | 2015-01-08 | 2018-09-27 | Sumitomo (Sei) Steel Wire Corp. | Coated pc steel stranded cable |
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JPH09170293A (ja) * | 1995-12-20 | 1997-06-30 | Times Eng:Kk | 鋼製引張材定着装置 |
CN200992682Y (zh) * | 2006-12-29 | 2007-12-19 | 柳州欧维姆机械股份有限公司 | 植入光纤光栅纤维增强智能筋的冷铸墩头锚拉索 |
JP2017125352A (ja) * | 2016-01-14 | 2017-07-20 | 鹿島建設株式会社 | Pc鋼撚線の定着部構造及びウェッジ体 |
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