JPH07211123A - 可動照明装置 - Google Patents
可動照明装置Info
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- JPH07211123A JPH07211123A JP254494A JP254494A JPH07211123A JP H07211123 A JPH07211123 A JP H07211123A JP 254494 A JP254494 A JP 254494A JP 254494 A JP254494 A JP 254494A JP H07211123 A JPH07211123 A JP H07211123A
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- control
- control code
- code signal
- rotation
- signal
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- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】リモコンン送信器の操作キーの同時押し操作に
よる交互送信があっても違和感なく灯具を移動させるこ
とできる可動照明装置を提供するにある。 【構成】制御部14はリモコン受信器13で受信した制
御コード信号を判定してモータM1 ,M2 の回転制御を
行う制御機能を有する。制御部14は制御コード信号に
基づいて回転制御を行う場合、回転制御開始時点でその
回転操作に対応した1番目の制御コード信号をコード保
存部14aに保存し、次に一定時間内に受信された2番
目以降の制御コード信号とコード保存部14で保存した
1番目の制御コードとの関係が同時操作の際にリモコン
送信器5から交互に送信される制御コード信号の条件を
満足しているかどうかを判定し、満足する場合には2番
目の制御コード信号を1番目の制御コード信号に置き換
えて第1番目の制御コード信号が連続受信された場合と
同様な回転制御処理を行う。
よる交互送信があっても違和感なく灯具を移動させるこ
とできる可動照明装置を提供するにある。 【構成】制御部14はリモコン受信器13で受信した制
御コード信号を判定してモータM1 ,M2 の回転制御を
行う制御機能を有する。制御部14は制御コード信号に
基づいて回転制御を行う場合、回転制御開始時点でその
回転操作に対応した1番目の制御コード信号をコード保
存部14aに保存し、次に一定時間内に受信された2番
目以降の制御コード信号とコード保存部14で保存した
1番目の制御コードとの関係が同時操作の際にリモコン
送信器5から交互に送信される制御コード信号の条件を
満足しているかどうかを判定し、満足する場合には2番
目の制御コード信号を1番目の制御コード信号に置き換
えて第1番目の制御コード信号が連続受信された場合と
同様な回転制御処理を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リモートコントローラ
による遠隔操作により灯具の照射方向を変化させる可動
照明装置に関するものである。
による遠隔操作により灯具の照射方向を変化させる可動
照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ワイヤレス信号等を使用したリモート
コントローラ( 以下リモコンと略す)を用いて照射方向
を変化させる可動照明装置としては、図3に示すように
内蔵した水平回転駆動用モータMX により水平方向に回
転駆動される回転軸1により天井等に吊設されたアーム
2と、アーム2の両側腕2a,2a間に橋渡し、アーム
2に内蔵した垂直回転駆動用モータMY により垂直方向
に回転駆動される回転軸3に取り付けられた灯具4を備
えるとともに、図4に示すようにリモコン送信器5から
の制御コード信号(例えば赤外線を媒体とする光ワイヤ
レス信号)を受信するリモコン受信器13と、このリモ
コン受信器13で受信した制御コード信号に応じて上記
モータMX 、MY の回転制御を行ったり灯具4のランプ
Lの点灯状態を制御する制御部14とを備えたものがあ
る。
コントローラ( 以下リモコンと略す)を用いて照射方向
を変化させる可動照明装置としては、図3に示すように
内蔵した水平回転駆動用モータMX により水平方向に回
転駆動される回転軸1により天井等に吊設されたアーム
2と、アーム2の両側腕2a,2a間に橋渡し、アーム
2に内蔵した垂直回転駆動用モータMY により垂直方向
に回転駆動される回転軸3に取り付けられた灯具4を備
えるとともに、図4に示すようにリモコン送信器5から
の制御コード信号(例えば赤外線を媒体とする光ワイヤ
レス信号)を受信するリモコン受信器13と、このリモ
コン受信器13で受信した制御コード信号に応じて上記
モータMX 、MY の回転制御を行ったり灯具4のランプ
Lの点灯状態を制御する制御部14とを備えたものがあ
る。
【0003】使用されるリモコン送信器5としては例え
ば図5に示すような操作部を備えたものがある。このリ
モコン送信器5では、灯具4のランプLの点灯/消灯用
キーK1 、調光のアップ/ダウン用操作キーK21、
K22、等のキーを備えるとともに灯具4の照射方向を変
えるための回転操作部6を備えている。図6はリモコン
送信器5の内部回路を示しており、このリモコン送信器
5ではマイクロコンピュータ7がキーマトリクス回路8
を介してキー操作信号を取り込んで、操作されたキーに
応じた制御コード信号を作成し、その制御コード信号に
基づいてドライバ用トランジタ9を駆動して赤外線発光
ダイオード10の発光を変調し、この変調された赤外線
光を光ワイヤレス信号として送信するとともに、ドライ
バ用トランジスタ11を駆動してこの発光ダイオード1
2を点灯させ送信表示を行うようになっている。ここで
回転操作部6のキー以外については二つ以上のキーの同
時押しがある場合にはマイクロコンピュータ7は制御コ
ード信号を作成せず、信号送信が行われないようにして
いるが、回転操作部6のキーの場合には同時に押された
キーに対応する制御コード信号が光ワイヤレス信号で交
互に送信するようにマイクロコンピュータ7は制御コー
ド信号を作成する。
ば図5に示すような操作部を備えたものがある。このリ
モコン送信器5では、灯具4のランプLの点灯/消灯用
キーK1 、調光のアップ/ダウン用操作キーK21、
K22、等のキーを備えるとともに灯具4の照射方向を変
えるための回転操作部6を備えている。図6はリモコン
送信器5の内部回路を示しており、このリモコン送信器
5ではマイクロコンピュータ7がキーマトリクス回路8
を介してキー操作信号を取り込んで、操作されたキーに
応じた制御コード信号を作成し、その制御コード信号に
基づいてドライバ用トランジタ9を駆動して赤外線発光
ダイオード10の発光を変調し、この変調された赤外線
光を光ワイヤレス信号として送信するとともに、ドライ
バ用トランジスタ11を駆動してこの発光ダイオード1
2を点灯させ送信表示を行うようになっている。ここで
回転操作部6のキー以外については二つ以上のキーの同
時押しがある場合にはマイクロコンピュータ7は制御コ
ード信号を作成せず、信号送信が行われないようにして
いるが、回転操作部6のキーの場合には同時に押された
キーに対応する制御コード信号が光ワイヤレス信号で交
互に送信するようにマイクロコンピュータ7は制御コー
ド信号を作成する。
【0004】回転操作部6は図7に示すように水平方向
の回転操作用のキーX+,X−と、垂直方向の回転操作
用のキーY+,Y−とからなり、図示するように十字状
に配置してある。キーX+,Y+は+方向の回転を、キ
ーX−,Y−は−方向の回転を夫々操作するものであ
り、図示するキー配列では、構造上(X+,Y+)、
(X+,Y−)、(X−,Y+)、(X−,Y−)の組
み合わせで同時に押される可能性があり、この場合は
( )内の信号が認識された順(同時ならマイクロコン
ピュータ7で判定した順)に信号を交互に送信するよう
になっている。
の回転操作用のキーX+,X−と、垂直方向の回転操作
用のキーY+,Y−とからなり、図示するように十字状
に配置してある。キーX+,Y+は+方向の回転を、キ
ーX−,Y−は−方向の回転を夫々操作するものであ
り、図示するキー配列では、構造上(X+,Y+)、
(X+,Y−)、(X−,Y+)、(X−,Y−)の組
み合わせで同時に押される可能性があり、この場合は
( )内の信号が認識された順(同時ならマイクロコン
ピュータ7で判定した順)に信号を交互に送信するよう
になっている。
【0005】具体的には図8に示すように信号が送信さ
れる。つまり例えばキーX+が単発操作されると、それ
に応じて所定時間tr幅の制御コード信号が図8(a)
に示すようにリモコン送信器5から光ワイヤレス信号と
して送信され、アーム2側のリモコン受信器13ではこ
の光ワイヤレス信号を受信して復調した制御コード信号
を制御部14へ送り、制御部14はこの制御コード信号
に基づいて図8(b)に示すように水平回転駆動用モー
タMX を+方向に所定時間ts(tr<ts)回転させ
る。
れる。つまり例えばキーX+が単発操作されると、それ
に応じて所定時間tr幅の制御コード信号が図8(a)
に示すようにリモコン送信器5から光ワイヤレス信号と
して送信され、アーム2側のリモコン受信器13ではこ
の光ワイヤレス信号を受信して復調した制御コード信号
を制御部14へ送り、制御部14はこの制御コード信号
に基づいて図8(b)に示すように水平回転駆動用モー
タMX を+方向に所定時間ts(tr<ts)回転させ
る。
【0006】また例えばキーX+が連続操作されると、
マイクロコンピュータ7のキースキャンの周期毎に図8
(c)に示すようにリモコン送信器5から所定時間tr
幅の制御コード信号が光ワイヤレス信号により送信さ
れ、アーム2側のリモコン受信器13ではこの光ワイヤ
レス信号を受信して復調した制御コード信号を制御部1
4へ送り、制御部14はこの制御コード信号に基づいて
水平回転駆動用モータM X を+方向に回転させる。この
際リモコン送信器5からは所定時間tsよりも短い間隔
で制御コード信号が繰り返して送信されるため、アーム
2側の制御部14では図8(d)に示すように水平回転
駆動用モータMX の回転を継続する。このため水平回転
駆動用モータMX は一定速度で回転するか場合によって
は加速して回転することになる。そしてキーX+の操作
が解除されて制御コード信号の受信が無くなると、最後
の制御コード信号の立ち下がりから所定時間tsだけモ
ータMX の回転を維持してその後減速停止させる。
マイクロコンピュータ7のキースキャンの周期毎に図8
(c)に示すようにリモコン送信器5から所定時間tr
幅の制御コード信号が光ワイヤレス信号により送信さ
れ、アーム2側のリモコン受信器13ではこの光ワイヤ
レス信号を受信して復調した制御コード信号を制御部1
4へ送り、制御部14はこの制御コード信号に基づいて
水平回転駆動用モータM X を+方向に回転させる。この
際リモコン送信器5からは所定時間tsよりも短い間隔
で制御コード信号が繰り返して送信されるため、アーム
2側の制御部14では図8(d)に示すように水平回転
駆動用モータMX の回転を継続する。このため水平回転
駆動用モータMX は一定速度で回転するか場合によって
は加速して回転することになる。そしてキーX+の操作
が解除されて制御コード信号の受信が無くなると、最後
の制御コード信号の立ち下がりから所定時間tsだけモ
ータMX の回転を維持してその後減速停止させる。
【0007】更に二つのキー、例えばX+,Y+が同時
操作された場合には、リモコン送信器5のマイクロコン
ピュータ7はキーX+に対応する制御コード信号とキー
Y+に対応する制御コード信号とを交互に作成して、図
8(e)に示すように交互に光ワイヤレス信号として送
信する。従ってアーム2側の制御部14では図8(f)
(g)に示すように交互にモータMX 、MY を回転させ
る。
操作された場合には、リモコン送信器5のマイクロコン
ピュータ7はキーX+に対応する制御コード信号とキー
Y+に対応する制御コード信号とを交互に作成して、図
8(e)に示すように交互に光ワイヤレス信号として送
信する。従ってアーム2側の制御部14では図8(f)
(g)に示すように交互にモータMX 、MY を回転させ
る。
【0008】ここで、上記のモータMX 、MY の回転の
制御を図9に示すフローチャートに基づいて説明する。
制御部14ではキー操作情報判定処理において、受信さ
れた制御コード信号からキー操作情報を判定し、例えば
キーX+又はX−が操作された情報であれば、水平回転
駆動用モータMX を回転させる制御を行うのであるが、
その前に水平回転駆動用モータMX に対する回転停止要
求があるかどうかをチェックし、回転停止要求があれ
ば、モータMX の回転を停止し、無ければ既に回転中で
あるのか否かを判定し、回転中であれば同じ新たなキー
操作情報が同じ方向の回転を示すものかを判定し、同じ
方向の回転でなければ一旦モータMX の回転を停止し、
同じ方向の回転であれば回転を継続する。またモータM
X が回転中で無ければ、回転開始要求の有無によって回
転開始かどうかを判定して制御処理を行う。この一連の
フローは垂直回転駆動用モータMY に対する操作、制御
においても適用される。尚図9におけるX回転、Y回転
はモータMX 、MY の回転を意味する。
制御を図9に示すフローチャートに基づいて説明する。
制御部14ではキー操作情報判定処理において、受信さ
れた制御コード信号からキー操作情報を判定し、例えば
キーX+又はX−が操作された情報であれば、水平回転
駆動用モータMX を回転させる制御を行うのであるが、
その前に水平回転駆動用モータMX に対する回転停止要
求があるかどうかをチェックし、回転停止要求があれ
ば、モータMX の回転を停止し、無ければ既に回転中で
あるのか否かを判定し、回転中であれば同じ新たなキー
操作情報が同じ方向の回転を示すものかを判定し、同じ
方向の回転でなければ一旦モータMX の回転を停止し、
同じ方向の回転であれば回転を継続する。またモータM
X が回転中で無ければ、回転開始要求の有無によって回
転開始かどうかを判定して制御処理を行う。この一連の
フローは垂直回転駆動用モータMY に対する操作、制御
においても適用される。尚図9におけるX回転、Y回転
はモータMX 、MY の回転を意味する。
【0009】更にモータMX を停止させるためリモコン
送信器5でのキー操作の入力が無くなり、リモコン受信
器13で制御コード信号の受信がなくなると、制御部1
4では受信が無くなってからの時間を判定し、一定時間
信号が入力されなくて、しかもモータMX ,MY の何れ
かが回転中であれば、回転中止要求のフラグを立てるこ
とによって、夫々のモータMX 、MY の回転停止要求の
判定のところでモータMX 、MY を停止させる。
送信器5でのキー操作の入力が無くなり、リモコン受信
器13で制御コード信号の受信がなくなると、制御部1
4では受信が無くなってからの時間を判定し、一定時間
信号が入力されなくて、しかもモータMX ,MY の何れ
かが回転中であれば、回転中止要求のフラグを立てるこ
とによって、夫々のモータMX 、MY の回転停止要求の
判定のところでモータMX 、MY を停止させる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記のように
同時操作時に夫々の操作キーに対応する制御コード信号
を交互に送信させることによって、2方向の回転を同時
に制御できる可能性のあることから従来この方が便利で
あると考えられてきたが、照射方向が180度回転した
時は操作方向が逆となる(垂直回転方向が当初と逆にな
る)点や、水平方向と垂直方向の回転範囲がかなり違う
(水平の方向が広範囲に動かす必要がある為、同時に操
作しにくいという問題があった。
同時操作時に夫々の操作キーに対応する制御コード信号
を交互に送信させることによって、2方向の回転を同時
に制御できる可能性のあることから従来この方が便利で
あると考えられてきたが、照射方向が180度回転した
時は操作方向が逆となる(垂直回転方向が当初と逆にな
る)点や、水平方向と垂直方向の回転範囲がかなり違う
(水平の方向が広範囲に動かす必要がある為、同時に操
作しにくいという問題があった。
【0011】また交互に送信されてくる信号をそのまま
受け取るとカタカタと揺れながら回転することになり、
動きもスムーズでなく、灯具の挙動に違和感が生じると
いう問題があった。本発明は、上記の点に鑑みて為され
たもので、その目的とするところはリモコンン送信器の
操作キーの同時押し操作による交互送信があっても違和
感なく灯具を可動できる可動照明装置を提供するにあ
る。
受け取るとカタカタと揺れながら回転することになり、
動きもスムーズでなく、灯具の挙動に違和感が生じると
いう問題があった。本発明は、上記の点に鑑みて為され
たもので、その目的とするところはリモコンン送信器の
操作キーの同時押し操作による交互送信があっても違和
感なく灯具を可動できる可動照明装置を提供するにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、灯具を移動させる駆動手段を備えると
ともに、リモコン送信器から送信される制御コード信号
を受信するリモコン受信器と、このリモコン受信器で受
信した灯具の移動方向を指令する制御コード信号に基づ
いて上記駆動手段を制御して灯具を移動させる制御部と
を少なくとも備えた可動照明装置において、上記リモコ
ン送信器は異なる回転方向を指示する操作キーが同時操
作されると予め定めた所定条件で夫々に対応する制御コ
ード信号を一定時間毎に交互に送信し、上記制御部はリ
モコン送信器から交互に制御コード信号が一定時間毎に
送信されてくると、1番目の制御コード信号と、2番目
以降の制御コード信号とを判定して上記所定条件を満足
する場合に2番目以降の制御コード信号を1番目の制御
コード信号に置き換えて1番目の制御コード信号による
制御を継続させるものである。
に、本発明では、灯具を移動させる駆動手段を備えると
ともに、リモコン送信器から送信される制御コード信号
を受信するリモコン受信器と、このリモコン受信器で受
信した灯具の移動方向を指令する制御コード信号に基づ
いて上記駆動手段を制御して灯具を移動させる制御部と
を少なくとも備えた可動照明装置において、上記リモコ
ン送信器は異なる回転方向を指示する操作キーが同時操
作されると予め定めた所定条件で夫々に対応する制御コ
ード信号を一定時間毎に交互に送信し、上記制御部はリ
モコン送信器から交互に制御コード信号が一定時間毎に
送信されてくると、1番目の制御コード信号と、2番目
以降の制御コード信号とを判定して上記所定条件を満足
する場合に2番目以降の制御コード信号を1番目の制御
コード信号に置き換えて1番目の制御コード信号による
制御を継続させるものである。
【0013】
【作用】本発明によれば、リモコン送信器の操作キーが
同時操作されて交互に夫々操作キーに対応する制御コー
ド信号が一定時間毎に送信されてきても、現在の制御動
作の基となった1番目の制御コード信号による制御を継
続することができ、そのため灯具の移動動作が単独のキ
ー操作時と同様な動作となり、灯具の挙動に違和感を無
くすことができる。
同時操作されて交互に夫々操作キーに対応する制御コー
ド信号が一定時間毎に送信されてきても、現在の制御動
作の基となった1番目の制御コード信号による制御を継
続することができ、そのため灯具の移動動作が単独のキ
ー操作時と同様な動作となり、灯具の挙動に違和感を無
くすことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本発明の実施例装置に用いるアーム2の構造は図
3に示すものと同じであって、またアーム2内に設けら
れるリモコン受信器13、制御部14、ランプL、モー
タMX 、MY の関係も基本的には図4に示す構成と同じ
であり、更に使用されるワイヤレス送信器5も図5、図
6、図7に示すものが使用され、ワイヤレス送信器5で
回転操作部6のキーが同時操作された場合には上述した
ように交互に制御コード信号が光ワイヤレス信号により
送信されるようになっている。
する。本発明の実施例装置に用いるアーム2の構造は図
3に示すものと同じであって、またアーム2内に設けら
れるリモコン受信器13、制御部14、ランプL、モー
タMX 、MY の関係も基本的には図4に示す構成と同じ
であり、更に使用されるワイヤレス送信器5も図5、図
6、図7に示すものが使用され、ワイヤレス送信器5で
回転操作部6のキーが同時操作された場合には上述した
ように交互に制御コード信号が光ワイヤレス信号により
送信されるようになっている。
【0015】しかし従来例と本発明とは制御部14の回
転操作に対応する信号処理が異なっており、図1に示す
回路構成及び図2に示すフローチャートに基づいて本発
明の実施例の動作を説明する。まず本実施例のCPUか
らなる制御部14は、回転制御開始時点でその回転操作
部6のキー操作に対応した1番目の制御コード信号を内
蔵RAMのようなメモリからなるコード保存部14aに
保存し、次に一定時間内に受信された2番目以降の制御
コード信号とコード保存部14で保存した1番目の制御
コードとの関係が、同時操作の際にリモコン送信器5か
ら交互に送信される制御コード信号の条件を満足してい
るかどうかを判定し、満足する場合には2番目の制御コ
ード信号を1番目の制御コード信号に置き換えて第1番
目の制御コード信号が連続受信された場合と同様な回転
制御処理を行う。
転操作に対応する信号処理が異なっており、図1に示す
回路構成及び図2に示すフローチャートに基づいて本発
明の実施例の動作を説明する。まず本実施例のCPUか
らなる制御部14は、回転制御開始時点でその回転操作
部6のキー操作に対応した1番目の制御コード信号を内
蔵RAMのようなメモリからなるコード保存部14aに
保存し、次に一定時間内に受信された2番目以降の制御
コード信号とコード保存部14で保存した1番目の制御
コードとの関係が、同時操作の際にリモコン送信器5か
ら交互に送信される制御コード信号の条件を満足してい
るかどうかを判定し、満足する場合には2番目の制御コ
ード信号を1番目の制御コード信号に置き換えて第1番
目の制御コード信号が連続受信された場合と同様な回転
制御処理を行う。
【0016】ここで1番目の制御コード信号がキーX+
に対応するものであって、一定時間内に受信された2番
目の制御コード信号がキーY+又はY−であれば、内部
処理でキーX+の制御コード信号に置き換えて回転制御
処理を行い、また1番目の制御コード信号がキーX−に
対応するものであって、一定時間内に受信された2番目
の制御コード信号がキーY+又はY−であれば、内部処
理でキーX−の制御コード信号に置き換えて回転制御処
理を行い、更に1番目の制御コード信号がキーY+に対
応するものであって、一定時間内に受信された2番目の
制御コード信号がキーX+又はX−であれば、内部処理
でキーY+の制御コード信号に置き換えて回転制御処理
を行い、また更に1番目の制御コード信号がキーY−に
対応するものであって、一定時間内に受信された2番目
の制御コード信号がキーX+又はX−であれば、内部処
理でキーY−の制御コード信号に置き換えて回転制御処
理を行うように制御部14では予め条件設定がなされて
いる。
に対応するものであって、一定時間内に受信された2番
目の制御コード信号がキーY+又はY−であれば、内部
処理でキーX+の制御コード信号に置き換えて回転制御
処理を行い、また1番目の制御コード信号がキーX−に
対応するものであって、一定時間内に受信された2番目
の制御コード信号がキーY+又はY−であれば、内部処
理でキーX−の制御コード信号に置き換えて回転制御処
理を行い、更に1番目の制御コード信号がキーY+に対
応するものであって、一定時間内に受信された2番目の
制御コード信号がキーX+又はX−であれば、内部処理
でキーY+の制御コード信号に置き換えて回転制御処理
を行い、また更に1番目の制御コード信号がキーY−に
対応するものであって、一定時間内に受信された2番目
の制御コード信号がキーX+又はX−であれば、内部処
理でキーY−の制御コード信号に置き換えて回転制御処
理を行うように制御部14では予め条件設定がなされて
いる。
【0017】而して制御コード信号が受信され、キー操
作情報判定処理を経た後、制御部14は1番目の制御コ
ード信号が保存されていなければ、受信制御コード信号
を、1番目の制御コード信号と判定し、この制御コード
信号に基づいて回転制御処理を行う。この際まず回転停
止要求の有無を判定し、回転停止要求が無ければ回転中
なのかどうかを判定し、制御コード信号が水平回転駆動
用モータMX に対する回転開始要求を示すものか垂直回
転駆動用モータMY に対するものかを判定してその判定
結果に基づいて対応するモータMX 又はMY を回転させ
る。この回転制御処理後、上記制御コード信号を1番目
の制御コード信号としてコード保存部14a保存する。
そして次の制御コード信号が一定時間内に受信されるか
どうかを判定し、一定時間内に次の制御コード信号が受
信されず、且つモータMX 、MYの何れかが回転中であ
れば回転停止中止要求のフラグを立て、回転停止要求の
有無の判定過程を経た後、回転中のモータMX 、MY を
停止させる制御を行うとともに、上述の制御コード信号
の保存を解除する。
作情報判定処理を経た後、制御部14は1番目の制御コ
ード信号が保存されていなければ、受信制御コード信号
を、1番目の制御コード信号と判定し、この制御コード
信号に基づいて回転制御処理を行う。この際まず回転停
止要求の有無を判定し、回転停止要求が無ければ回転中
なのかどうかを判定し、制御コード信号が水平回転駆動
用モータMX に対する回転開始要求を示すものか垂直回
転駆動用モータMY に対するものかを判定してその判定
結果に基づいて対応するモータMX 又はMY を回転させ
る。この回転制御処理後、上記制御コード信号を1番目
の制御コード信号としてコード保存部14a保存する。
そして次の制御コード信号が一定時間内に受信されるか
どうかを判定し、一定時間内に次の制御コード信号が受
信されず、且つモータMX 、MYの何れかが回転中であ
れば回転停止中止要求のフラグを立て、回転停止要求の
有無の判定過程を経た後、回転中のモータMX 、MY を
停止させる制御を行うとともに、上述の制御コード信号
の保存を解除する。
【0018】一方一定時間内に次の制御コード信号が受
信されると、その制御コード信号が2番目以降の制御コ
ード信号であるのかどうかを1番目の制御コード信号の
保存の有無で判定し、その2番目以降の制御コード信号
が上記の同時操作時の送信順番の条件を満たすものであ
れば、保存してある1番目の制御コード信号に置き換え
て回転制御処理を行う。この場合は1番目の制御コード
信号による同じ回転制御であるため、当該モータMX 又
はMY の回転は継続されることになる。
信されると、その制御コード信号が2番目以降の制御コ
ード信号であるのかどうかを1番目の制御コード信号の
保存の有無で判定し、その2番目以降の制御コード信号
が上記の同時操作時の送信順番の条件を満たすものであ
れば、保存してある1番目の制御コード信号に置き換え
て回転制御処理を行う。この場合は1番目の制御コード
信号による同じ回転制御であるため、当該モータMX 又
はMY の回転は継続されることになる。
【0019】ところで一定時間内に2番目の制御コード
信号が受信されてもその受信信号が上記の同時操作時の
条件を満たさない場合には、その制御コード信号をその
まま取り込み、回転停止要求が無く且つその制御コード
信号が1番目の制御コード信号と同じ制御コード信号で
あれば、現在のモータMの回転処理を継続し、その制御
コード信号の内容が現在の回転と逆方向を指令するもの
であれば現在の回転を停止し、保存している制御コード
信号を解除する。
信号が受信されてもその受信信号が上記の同時操作時の
条件を満たさない場合には、その制御コード信号をその
まま取り込み、回転停止要求が無く且つその制御コード
信号が1番目の制御コード信号と同じ制御コード信号で
あれば、現在のモータMの回転処理を継続し、その制御
コード信号の内容が現在の回転と逆方向を指令するもの
であれば現在の回転を停止し、保存している制御コード
信号を解除する。
【0020】このようにして本実施例では上述のように
二つのキーが同時操作があって、交互に制御コード信号
がリモコン送信器13から送信されてきても違和感なく
灯具4を回転させることができるのである。尚図2にお
けるX回転、Y回転はモータMX 、MY の回転を意味す
る。
二つのキーが同時操作があって、交互に制御コード信号
がリモコン送信器13から送信されてきても違和感なく
灯具4を回転させることができるのである。尚図2にお
けるX回転、Y回転はモータMX 、MY の回転を意味す
る。
【0021】
【発明の効果】本発明は上述のように構成した可動照明
装置において、リモコン送信器から交互に制御コード信
号が一定時間毎に送信されてくると、1番目の制御コー
ド信号と、2番目以降の制御コード信号とを判定して上
記所定条件を満足する場合に2番目以降の制御コード信
号を1番目の制御コード信号に置き換えて1番目の制御
コード信号による制御を継続させる制御部を設けたもの
であるから、リモコン送信器の操作キーが同時操作され
て交互に夫々操作キーに対応する制御コード信号が一定
時間毎に送信されてきても、現在の制御動作の基となっ
た1番目の制御コード信号による制御を継続することが
でき、そのため灯具の移動動作が単独のキー操作時と同
様な動作となり、灯具の挙動に違和感を無くすことがで
きるという効果がある。
装置において、リモコン送信器から交互に制御コード信
号が一定時間毎に送信されてくると、1番目の制御コー
ド信号と、2番目以降の制御コード信号とを判定して上
記所定条件を満足する場合に2番目以降の制御コード信
号を1番目の制御コード信号に置き換えて1番目の制御
コード信号による制御を継続させる制御部を設けたもの
であるから、リモコン送信器の操作キーが同時操作され
て交互に夫々操作キーに対応する制御コード信号が一定
時間毎に送信されてきても、現在の制御動作の基となっ
た1番目の制御コード信号による制御を継続することが
でき、そのため灯具の移動動作が単独のキー操作時と同
様な動作となり、灯具の挙動に違和感を無くすことがで
きるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例の制御部を含む制御系の回路
構成図である。
構成図である。
【図2】同上の制御部の動作説明用フローチャートであ
る。
る。
【図3】本発明及び従来例の可動照明装置の一部省略せ
る外観斜視図である。
る外観斜視図である。
【図4】同上の回路構成図である。
【図5】同上に使用されるリモコン送信器の正面図であ
る。
る。
【図6】同上に使用されるリモコン送信器の回路構成図
である。
である。
【図7】同上に使用されるリモコン送信器の回転操作部
の構成図である。
の構成図である。
【図8】従来例の動作説明用タイミングチャートであ
る。
る。
【図9】同上の制御部の動作説明用フローチャートであ
る。
る。
13 リモコン受信器 14 制御部 14a コード保存部 MX 水平回転駆動用モータ MY 垂直回転駆動用モータ
Claims (1)
- 【請求項1】灯具を移動させる駆動手段を備えるととも
に、リモコン送信器から送信される制御コード信号を受
信するリモコン受信器と、このリモコン受信器で受信し
た灯具の移動方向を指令する制御コード信号に基づいて
上記駆動手段を制御して灯具を移動させる制御部とを少
なくとも備えた可動照明装置において、上記リモコン送
信器は異なる回転方向を指示する操作キーが同時操作さ
れると予め定めた所定条件で夫々に対応する制御コード
信号を一定時間毎に交互に送信し、上記制御部はリモコ
ン送信器から交互に制御コード信号が一定時間毎に送信
されてくると、1番目の制御コード信号と、2番目以降
の制御コード信号とを判定して上記所定条件を満足する
場合に2番目以降の制御コード信号を1番目の制御コー
ド信号に置き換えて1番目の制御コード信号による制御
を継続させることを特徴とする可動照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP254494A JPH07211123A (ja) | 1994-01-14 | 1994-01-14 | 可動照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP254494A JPH07211123A (ja) | 1994-01-14 | 1994-01-14 | 可動照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07211123A true JPH07211123A (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=11532332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP254494A Withdrawn JPH07211123A (ja) | 1994-01-14 | 1994-01-14 | 可動照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07211123A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008218188A (ja) * | 2007-03-05 | 2008-09-18 | Mitsubishi Electric Corp | 照明器具 |
-
1994
- 1994-01-14 JP JP254494A patent/JPH07211123A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008218188A (ja) * | 2007-03-05 | 2008-09-18 | Mitsubishi Electric Corp | 照明器具 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010403 |