JPH0721062A - トレースデータ統計処理装置 - Google Patents
トレースデータ統計処理装置Info
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- JPH0721062A JPH0721062A JP5159507A JP15950793A JPH0721062A JP H0721062 A JPH0721062 A JP H0721062A JP 5159507 A JP5159507 A JP 5159507A JP 15950793 A JP15950793 A JP 15950793A JP H0721062 A JPH0721062 A JP H0721062A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 任意の解析の統計処理プログラムごとに行な
われているトレースデータの論理化処理を一括して行な
い、また、このトレースデータ論理化変換処理につい
て、トレース対象情報処理装置の交換ごとに行なわれて
いる統計処理プログラムごとの論理化変換機能の変更を
一括して行なう。 【構成】 ハード依存生データ５から統計処理に必要な
いデータを除去し、統計処理に適さない形のハード依存
データを統計処理に適する形に論理化変換する、各統計
処理プログラムに共通のトレースデータフィルタを、ト
レースデータ統計処理部２とは独立して設ける。トレー
サ４からから入力されたハード依存生データ５は、ま
ず、トレースデータフィルタ１に入力されて論理化変換
された後、統計処理プログラムで統計処理される。トレ
ース対象情報処理装置を交換する場合は、トレースデー
タフィルタ１をトレース対象情報処理装置ごとに変更す
る。
われているトレースデータの論理化処理を一括して行な
い、また、このトレースデータ論理化変換処理につい
て、トレース対象情報処理装置の交換ごとに行なわれて
いる統計処理プログラムごとの論理化変換機能の変更を
一括して行なう。 【構成】 ハード依存生データ５から統計処理に必要な
いデータを除去し、統計処理に適さない形のハード依存
データを統計処理に適する形に論理化変換する、各統計
処理プログラムに共通のトレースデータフィルタを、ト
レースデータ統計処理部２とは独立して設ける。トレー
サ４からから入力されたハード依存生データ５は、ま
ず、トレースデータフィルタ１に入力されて論理化変換
された後、統計処理プログラムで統計処理される。トレ
ース対象情報処理装置を交換する場合は、トレースデー
タフィルタ１をトレース対象情報処理装置ごとに変更す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、トレース対象情報処理
装置を実行ステップごとにトレースしたトレースデータ
について、任意の解析の統計処理を行なうトレースデー
タ統計処理装置に関する。
装置を実行ステップごとにトレースしたトレースデータ
について、任意の解析の統計処理を行なうトレースデー
タ統計処理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図５は、従来のトレースデータ統計処理
装置のブロック図である。このトレースデータ統計処理
装置は、トレーサ４からトレースデータが入力されるト
レースデータ入力部７と、このトレースデータ入力部７
から出力されるデータを解析するトレースデータ統計処
理部２と、このトレースデータ統計処理部２によって解
析される結果を出力する統計結果出力部３とを有する統
計処理装置である。また、トレースデータ統計処理部２
は、データ論理化部８および統計処理部９をそれぞれ有
する複数の統計処理プログラムから構成されている。ト
レースデータ入力部７は、トレース対象情報処理装置
（不図示）を実行ステップごとにトレースした、統計処
理に必要ないデータおよび統計処理に適さない形で取り
込まれているハード依存データが含まれているハード依
存生データ５をトレーサ４から受け取り、受け取ったハ
ード依存生データ５をトレースデータ統計処理部２へ出
力する。トレースデータ統計処理部２は、複数の統計処
理プログラムＡ、ＢおよびＣ、例えば、任意のアドレス
の実行頻度解析やデータのパターン解析などを行なう統
計処理等を有し、トレースデータ入力部７から入力され
るハード依存生データ５を、複数の統計処理プログラム
Ａ、ＢおよびＣごとに、その都度、統計処理プログラム
で処理できるデータに変換（以下論理化変換という）し
て統計処理する。ハード依存生データ５がトレーサ４か
らトレースデータ入力部７に入力されると、トレースデ
ータ入力部７は、このハード依存生データ５をトレース
データ統計処理部２へ出力する。トレースデータ統計処
理部２に入力されたハード依存生データ５は、任意の統
計処理プログラムに入力され、まず、入力された統計処
理プログラムのデータ論理化部８によって、ハード依存
生データ５中に含まれている統計処理に必要のないデー
タが削除され、さらに、統計処理に適していないデータ
が統計処理に適するデータに論理化変換される。その
後、統計処理部９に入力され、この統計処理部９によっ
て統計処理が行なわれる。上記の如く統計処理されたト
レースデータは、統計結果出力部３によって出力され
る。
装置のブロック図である。このトレースデータ統計処理
装置は、トレーサ４からトレースデータが入力されるト
レースデータ入力部７と、このトレースデータ入力部７
から出力されるデータを解析するトレースデータ統計処
理部２と、このトレースデータ統計処理部２によって解
析される結果を出力する統計結果出力部３とを有する統
計処理装置である。また、トレースデータ統計処理部２
は、データ論理化部８および統計処理部９をそれぞれ有
する複数の統計処理プログラムから構成されている。ト
レースデータ入力部７は、トレース対象情報処理装置
（不図示）を実行ステップごとにトレースした、統計処
理に必要ないデータおよび統計処理に適さない形で取り
込まれているハード依存データが含まれているハード依
存生データ５をトレーサ４から受け取り、受け取ったハ
ード依存生データ５をトレースデータ統計処理部２へ出
力する。トレースデータ統計処理部２は、複数の統計処
理プログラムＡ、ＢおよびＣ、例えば、任意のアドレス
の実行頻度解析やデータのパターン解析などを行なう統
計処理等を有し、トレースデータ入力部７から入力され
るハード依存生データ５を、複数の統計処理プログラム
Ａ、ＢおよびＣごとに、その都度、統計処理プログラム
で処理できるデータに変換（以下論理化変換という）し
て統計処理する。ハード依存生データ５がトレーサ４か
らトレースデータ入力部７に入力されると、トレースデ
ータ入力部７は、このハード依存生データ５をトレース
データ統計処理部２へ出力する。トレースデータ統計処
理部２に入力されたハード依存生データ５は、任意の統
計処理プログラムに入力され、まず、入力された統計処
理プログラムのデータ論理化部８によって、ハード依存
生データ５中に含まれている統計処理に必要のないデー
タが削除され、さらに、統計処理に適していないデータ
が統計処理に適するデータに論理化変換される。その
後、統計処理部９に入力され、この統計処理部９によっ
て統計処理が行なわれる。上記の如く統計処理されたト
レースデータは、統計結果出力部３によって出力され
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
トレースデータ統計処理装置は、トレーサから入力され
るトレースデータを、ハード依存のデータが含まれてい
る状態のまま、トレースデータ入力部からトレースデー
タ統計処理部へ出力しているため、トレースデータ統計
処理部の任意の統計処理プログラムごとにトレースデー
タを論理化変換する機能（以下論理化変換機能という）
を持たせている。そのため、トレースデータを統計処理
する場合は、任意の統計処理プログラムごとにトレース
データの論理化変換を行なって統計処理をしている。ま
た、トレース対象情報処理装置を別のトレース対象情報
処理装置に交換してトレースデータの統計処理を行なう
場合は、トレースデータ統計処理部の全ての統計処理プ
ログラムについて、トレースデータを論理化変換する論
理化変換機能を、交換したトレース対象情報処理装置に
合う論理化変換機能に変更して、トレースデータを統計
処理している。このように、従来のトレースデータ統計
処理方法は、統計処理プログラムごとにトレースデータ
を論理化変換したり、トレース対象情報処理装置が換わ
る度に、トレースデータ統計処理部の全ての統計処理プ
ログラムについて、論理化変換機能を変更するという非
効率的な処理が行なわれている。
トレースデータ統計処理装置は、トレーサから入力され
るトレースデータを、ハード依存のデータが含まれてい
る状態のまま、トレースデータ入力部からトレースデー
タ統計処理部へ出力しているため、トレースデータ統計
処理部の任意の統計処理プログラムごとにトレースデー
タを論理化変換する機能（以下論理化変換機能という）
を持たせている。そのため、トレースデータを統計処理
する場合は、任意の統計処理プログラムごとにトレース
データの論理化変換を行なって統計処理をしている。ま
た、トレース対象情報処理装置を別のトレース対象情報
処理装置に交換してトレースデータの統計処理を行なう
場合は、トレースデータ統計処理部の全ての統計処理プ
ログラムについて、トレースデータを論理化変換する論
理化変換機能を、交換したトレース対象情報処理装置に
合う論理化変換機能に変更して、トレースデータを統計
処理している。このように、従来のトレースデータ統計
処理方法は、統計処理プログラムごとにトレースデータ
を論理化変換したり、トレース対象情報処理装置が換わ
る度に、トレースデータ統計処理部の全ての統計処理プ
ログラムについて、論理化変換機能を変更するという非
効率的な処理が行なわれている。
【０００４】本発明の目的は、任意の解析の統計処理プ
ログラムごとに行なわれているトレースデータの論理化
変換を一括してでき、また、このトレースデータ論理化
変換について、トレース対象情報処理装置の交換ごとに
行なわれている統計処理プログラムごとの論理化変換機
能の変更を一括してできるトレースデータ統計処理装置
を提供することにある。
ログラムごとに行なわれているトレースデータの論理化
変換を一括してでき、また、このトレースデータ論理化
変換について、トレース対象情報処理装置の交換ごとに
行なわれている統計処理プログラムごとの論理化変換機
能の変更を一括してできるトレースデータ統計処理装置
を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】トレース対象情報処理装
置をトレースしたトレースデータを実行ステップごとに
統計処理する１ないし複数の統計処理手段を有するトレ
ースデータ統計処理装置において、上記トレースデータ
を取り込む入力部と、該入力部に取り込まれたトレース
データについて、上記統計処理に必要ないデータを除去
し、上記統計処理に適さない形で取り込まれているハー
ド依存データを上記統計処理に適する形に変換する演算
部と、該演算部で処理されたデータを出力する出力部と
からなる、上記統計処理手段に共通のトレースデータフ
ィルタが、上記統計処理手段より上記トレース対象情報
処理装置側に、該統計処理手段とは独立して設けられて
いることを特徴とする。
置をトレースしたトレースデータを実行ステップごとに
統計処理する１ないし複数の統計処理手段を有するトレ
ースデータ統計処理装置において、上記トレースデータ
を取り込む入力部と、該入力部に取り込まれたトレース
データについて、上記統計処理に必要ないデータを除去
し、上記統計処理に適さない形で取り込まれているハー
ド依存データを上記統計処理に適する形に変換する演算
部と、該演算部で処理されたデータを出力する出力部と
からなる、上記統計処理手段に共通のトレースデータフ
ィルタが、上記統計処理手段より上記トレース対象情報
処理装置側に、該統計処理手段とは独立して設けられて
いることを特徴とする。
【０００６】さらに、上記トレース対象情報処理装置ご
とに上記トレースデータフィルタが変更されることを特
徴とする。
とに上記トレースデータフィルタが変更されることを特
徴とする。
【０００７】
【作用】本発明によれば、トレーサからから入力される
ハード依存生データは、まず、トレースデータフィルタ
によって、不要なデータの削除およびハード依存データ
の論理化処理が行なわれ、その後、統計処理部の任意の
統計処理プログラムによって統計処理される。また、ト
レース対象情報処理装置を交換する場合は、トレース対
象情報処理装置ごとにトレースデータフィルタを変更し
て、交換されたトレース対象情報処理装置のハード依存
生データを統計処理する。
ハード依存生データは、まず、トレースデータフィルタ
によって、不要なデータの削除およびハード依存データ
の論理化処理が行なわれ、その後、統計処理部の任意の
統計処理プログラムによって統計処理される。また、ト
レース対象情報処理装置を交換する場合は、トレース対
象情報処理装置ごとにトレースデータフィルタを変更し
て、交換されたトレース対象情報処理装置のハード依存
生データを統計処理する。
【０００８】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明をする。
て説明をする。
【０００９】図１は、本発明の一実施例のトレースデー
タ統計処理装置のブロック図、図２は、トレースデータ
フィルタのブロック図、図３は、トレースデータフィル
タの動作を表すフロー図、図４は、トレースデータフィ
ルタの実行前と実行後のデータの一例である。
タ統計処理装置のブロック図、図２は、トレースデータ
フィルタのブロック図、図３は、トレースデータフィル
タの動作を表すフロー図、図４は、トレースデータフィ
ルタの実行前と実行後のデータの一例である。
【００１０】本実施例のトレースデータ統計処理装置
は、図１に示すように、トレースデータ統計処理部２の
前に設けられて、入力されるトレースデータを論理化変
換処理するトレースデータフィルタ１と、複数の統計処
理プログラムを有し、トレースデータフィルタ１から出
力されるトレースデータについて任意の統計処理を行な
うトレースデータ統計処理部２と、トレース結果統計処
理部２の統計処理結果を出力する統計処理結果出力部３
とを有するトレースデータ統計処理装置で、後述する統
計処理が行なわれる。ここで、トレースデータフィルタ
１は、トレーサ４から入力されるハード依存生データ５
のうち、必要なデータを抽出して論理化変換した後、こ
のトレースデータをトレースデータ統計処理部２へ出力
する。トレース結果統計処理部２は、複数の統計処理プ
ログラムＡ、ＢおよびＣ等を有していて、トレースデー
タフィルタ１から出力されるトレースデータを、任意の
統計処理プログラムで統計処理を行なう。
は、図１に示すように、トレースデータ統計処理部２の
前に設けられて、入力されるトレースデータを論理化変
換処理するトレースデータフィルタ１と、複数の統計処
理プログラムを有し、トレースデータフィルタ１から出
力されるトレースデータについて任意の統計処理を行な
うトレースデータ統計処理部２と、トレース結果統計処
理部２の統計処理結果を出力する統計処理結果出力部３
とを有するトレースデータ統計処理装置で、後述する統
計処理が行なわれる。ここで、トレースデータフィルタ
１は、トレーサ４から入力されるハード依存生データ５
のうち、必要なデータを抽出して論理化変換した後、こ
のトレースデータをトレースデータ統計処理部２へ出力
する。トレース結果統計処理部２は、複数の統計処理プ
ログラムＡ、ＢおよびＣ等を有していて、トレースデー
タフィルタ１から出力されるトレースデータを、任意の
統計処理プログラムで統計処理を行なう。
【００１１】トレーサ４からハード依存生データ５が入
力されると、このハード依存生データ５を、まず、トレ
ースデータフィルタ１に入力する。ここで、ハード依存
生データ５は、後述する論理化変換処理によって、不要
データ１４が削除され、また、統計処理に適していない
ハード依存データ１５が統計処理に適するデータに論理
化変換される。その後、論理化変換処理された論理化デ
ータ６を、トレースデータ統計処理部２へ出力する。こ
のとき、トレースデータ統計処理部２は、入力された論
理化データ６を任意の統計処理プログラム、例えば実行
頻度統計処理プログラムに入力する。統計処理プログラ
ムは、入力された論理化データ６からデータを読み込ん
で統計処理を行ない、統計処理結果を統計結果出力部３
へ出力する。統計結果出力部３は、統計処理結果を、例
えば、プリンターから出力する。以下に、トレースデー
タフィルタ１の動作について図２および図３を用いて詳
細に説明する。
力されると、このハード依存生データ５を、まず、トレ
ースデータフィルタ１に入力する。ここで、ハード依存
生データ５は、後述する論理化変換処理によって、不要
データ１４が削除され、また、統計処理に適していない
ハード依存データ１５が統計処理に適するデータに論理
化変換される。その後、論理化変換処理された論理化デ
ータ６を、トレースデータ統計処理部２へ出力する。こ
のとき、トレースデータ統計処理部２は、入力された論
理化データ６を任意の統計処理プログラム、例えば実行
頻度統計処理プログラムに入力する。統計処理プログラ
ムは、入力された論理化データ６からデータを読み込ん
で統計処理を行ない、統計処理結果を統計結果出力部３
へ出力する。統計結果出力部３は、統計処理結果を、例
えば、プリンターから出力する。以下に、トレースデー
タフィルタ１の動作について図２および図３を用いて詳
細に説明する。
【００１２】本トレースデータフィルタ１は、図２に示
すように、ハード依存生データ５を読み込み、読み込ん
だデータをトレース対象情報処理装置の実行ステップご
とに１データずつ出力する入力部１１、この入力部１１
から出力されるデータを削除あるいは論理化する演算部
１２、この演算部１２で処理されるデータを論理化デー
タファイルに出力する出力部１３を有するものである。
すように、ハード依存生データ５を読み込み、読み込ん
だデータをトレース対象情報処理装置の実行ステップご
とに１データずつ出力する入力部１１、この入力部１１
から出力されるデータを削除あるいは論理化する演算部
１２、この演算部１２で処理されるデータを論理化デー
タファイルに出力する出力部１３を有するものである。
【００１３】トレーサ４からトレースデータフィルタ１
へ入力されたハード依存生データ５は、入力部１１によ
って読み込まれ（ステップＳ１０１）、トレース対象情
報処理装置の実行ステップごと１データずつ演算部１２
へ出力される（ステップＳ１０２）。演算部１２は、ま
ず、入力されたデータに不要データ１４があるかどうか
を判断する（ステップＳ１０３）。もし、不要データ１
４があれば、この不要データ１４を抽出して削除する
（ステップＳ１０４）。次に、不要データ１４が取り除
かれたデータにハード依存データ１５があるかどうかを
判断する（ステップＳ１０５）。もし、ハード依存デー
タ１５があれば、このハード依存データ１５を抽出し
て、後述する論理化変換処理によって、統計処理に適す
る論理化データ６に変換する（ステップＳ１０６）。そ
の後、統計処理に適する論理化データ６のみが出力部１
３へ出力される（ステップＳ１０７）。さらに、上記出
力される論理化データ６中に不要データ１４あるいはハ
ード依存データ１５がないか判断し、もし、この論理化
データ６中に不要データ１４あるいはハード依存データ
１５がある場合は、上述したステップＳ１０２へ戻る
（ステップＳ１０８）。出力部１３は、論理化データ６
を論理化データファイルへ出力する（ステップＳ１０
９）。以下に、論理化変換処理について図４を用いて説
明する。
へ入力されたハード依存生データ５は、入力部１１によ
って読み込まれ（ステップＳ１０１）、トレース対象情
報処理装置の実行ステップごと１データずつ演算部１２
へ出力される（ステップＳ１０２）。演算部１２は、ま
ず、入力されたデータに不要データ１４があるかどうか
を判断する（ステップＳ１０３）。もし、不要データ１
４があれば、この不要データ１４を抽出して削除する
（ステップＳ１０４）。次に、不要データ１４が取り除
かれたデータにハード依存データ１５があるかどうかを
判断する（ステップＳ１０５）。もし、ハード依存デー
タ１５があれば、このハード依存データ１５を抽出し
て、後述する論理化変換処理によって、統計処理に適す
る論理化データ６に変換する（ステップＳ１０６）。そ
の後、統計処理に適する論理化データ６のみが出力部１
３へ出力される（ステップＳ１０７）。さらに、上記出
力される論理化データ６中に不要データ１４あるいはハ
ード依存データ１５がないか判断し、もし、この論理化
データ６中に不要データ１４あるいはハード依存データ
１５がある場合は、上述したステップＳ１０２へ戻る
（ステップＳ１０８）。出力部１３は、論理化データ６
を論理化データファイルへ出力する（ステップＳ１０
９）。以下に、論理化変換処理について図４を用いて説
明する。
【００１４】本論理化変換処理は、ハード依存生データ
５を、トレースデータフィルタ１に通すことによって、
統計処理に適する論理化データ６に変換するものであ
る。ハード依存生データ５は、ハードウェアの都合で取
り込まれてしまっている統計処理には必要のない不要デ
ータ１４、およびハードウェアに依存した形で取り込ま
れている統計処理に適さない形のハード依存データ１５
を含んだデータである。そして、論理化データ６は、ハ
ード依存データ１５が論理化変換された論理化変換デー
タ１６を含むデータである。ここで、ハード依存生デー
タ５をトレースデータフィルタ１に入力すると、不要デ
ータ１４は削除され、ハード依存データ１５、例えば、
「ｆ５５５６６６６」は、統計処理に適するよう「１５
５５６６６６」の論理化変換データ１６に変換される。
このような論理化変換処理によって、ハード依存生デー
タ５は、統計処理に適する論理化データ６に変換され
る。
５を、トレースデータフィルタ１に通すことによって、
統計処理に適する論理化データ６に変換するものであ
る。ハード依存生データ５は、ハードウェアの都合で取
り込まれてしまっている統計処理には必要のない不要デ
ータ１４、およびハードウェアに依存した形で取り込ま
れている統計処理に適さない形のハード依存データ１５
を含んだデータである。そして、論理化データ６は、ハ
ード依存データ１５が論理化変換された論理化変換デー
タ１６を含むデータである。ここで、ハード依存生デー
タ５をトレースデータフィルタ１に入力すると、不要デ
ータ１４は削除され、ハード依存データ１５、例えば、
「ｆ５５５６６６６」は、統計処理に適するよう「１５
５５６６６６」の論理化変換データ１６に変換される。
このような論理化変換処理によって、ハード依存生デー
タ５は、統計処理に適する論理化データ６に変換され
る。
【００１５】次に、トレース対象情報処理装置を交換す
る場合について説明する。
る場合について説明する。
【００１６】トレース対象情報処理装置を別のトレース
対象情報処理装置に交換すると、この交換したトレース
対象情報処理装置をトレースしたハード依存生データ５
が、トレーサ４からトレースデータフィルタ１へ入力さ
れる。このとき、トレースデータフィルタ１を、交換し
たトレース対象情報処理装置に適合する論理化変換機能
を有するトレースデータフィルタに変更する。そうする
と、交換したトレース対象情報処理装置をトレースした
ハード依存生データ５は、変更されたトレースデータフ
ィルタ１によって、上述した論理化変換処理同様の処理
が行なわれて論理化データ６に変換される。論理化デー
タ６は、変更されたトレースデータフィルタ１からトレ
ースデータ統計処理部２に出力されて任意の統計処理が
行なわれ、統計結果出力部３から出力される。このよう
に、トレースデータフィルタ１を、交換するトレース対
象情報処理装置ごとに適合する論理化変換機能を有する
トレースデータフィルタに変更して、それぞれのトレー
ス対象情報処理装置について統計処理を行なう。以上の
如く、本実施例のトレースデータ統計処理方法は、トレ
ースデータフィルタ１を統計処理部２の前に設けて、ト
レースデータの論理化変換を一括して行ない、さらに、
トレース対象情報処置装置ごとの論理化変換機能の変更
を一括して行なう。
対象情報処理装置に交換すると、この交換したトレース
対象情報処理装置をトレースしたハード依存生データ５
が、トレーサ４からトレースデータフィルタ１へ入力さ
れる。このとき、トレースデータフィルタ１を、交換し
たトレース対象情報処理装置に適合する論理化変換機能
を有するトレースデータフィルタに変更する。そうする
と、交換したトレース対象情報処理装置をトレースした
ハード依存生データ５は、変更されたトレースデータフ
ィルタ１によって、上述した論理化変換処理同様の処理
が行なわれて論理化データ６に変換される。論理化デー
タ６は、変更されたトレースデータフィルタ１からトレ
ースデータ統計処理部２に出力されて任意の統計処理が
行なわれ、統計結果出力部３から出力される。このよう
に、トレースデータフィルタ１を、交換するトレース対
象情報処理装置ごとに適合する論理化変換機能を有する
トレースデータフィルタに変更して、それぞれのトレー
ス対象情報処理装置について統計処理を行なう。以上の
如く、本実施例のトレースデータ統計処理方法は、トレ
ースデータフィルタ１を統計処理部２の前に設けて、ト
レースデータの論理化変換を一括して行ない、さらに、
トレース対象情報処置装置ごとの論理化変換機能の変更
を一括して行なう。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のトレース
データ統計処理装置を用いれば、ハード依存生データを
一括して論理化変換処理できるため、統計処理時間を短
縮するという効果がある。
データ統計処理装置を用いれば、ハード依存生データを
一括して論理化変換処理できるため、統計処理時間を短
縮するという効果がある。
【００１８】さらに、本発明は、トレース対象情報処理
装置が換わった場合、トレースデータフィルタを変更す
るだけで、簡単にトレースデータ統計処理を行なうこと
ができるため、効率よく処理を行なうことができる。
装置が換わった場合、トレースデータフィルタを変更す
るだけで、簡単にトレースデータ統計処理を行なうこと
ができるため、効率よく処理を行なうことができる。
【図１】本発明の一実施例のトレースデータ統計処理装
置のブロック図
置のブロック図
【図２】トレースデータフィルタのブロック図
【図３】トレースデータフィルタの動作を表すフロー図
【図４】トレースデータフィルタの実行前と実行後のデ
ータの一例
ータの一例
【図５】従来のトレースデータ統計処理装置のブロック
図
図
１ トレースデータフィルタ ２ トレースデータ統計処理部 ３ 統計結果出力部 ４ トレーサ ５ ハード依存生データ ６ 論理化データ ７ トレースデータ入力部 ８ データ論理化部 ９ 統計処理部 １０ トレースデータ統計処理装置 １１ 入力部 １２ 演算部 １３ 出力部 １４ 不要データ １５ ハード依存データ １６ 論理化変換データ
Claims (2)
- 【請求項１】 トレース対象情報処理装置をトレースし
たトレースデータを実行ステップごとに統計処理する１
ないし複数の統計処理手段を有するトレースデータ統計
処理装置において、前記トレースデータを取り込む入力
部と、該入力部に取り込まれたトレースデータについ
て、前記統計処理に必要ないデータを除去し、前記統計
処理に適さない形で取り込まれているハード依存データ
を前記統計処理に適する形に変換する演算部と、該演算
部で処理されたデータを出力する出力部とからなる、前
記統計処理手段に共通のトレースデータフィルタが、前
記統計処理手段より前記トレース対象情報処理装置側
に、前記統計処理手段とは独立して設けられていること
を特徴とするトレースデータ統計処理装置。 - 【請求項２】 前記トレース対象情報処理装置ごとに前
記トレースデータフィルタが変更される請求項１記載の
トレースデータ統計処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5159507A JPH0721062A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | トレースデータ統計処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5159507A JPH0721062A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | トレースデータ統計処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0721062A true JPH0721062A (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=15695287
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5159507A Pending JPH0721062A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | トレースデータ統計処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0721062A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0311443A (ja) * | 1989-06-09 | 1991-01-18 | Nec Corp | 統計情報収集方法 |
-
1993
- 1993-06-29 JP JP5159507A patent/JPH0721062A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0311443A (ja) * | 1989-06-09 | 1991-01-18 | Nec Corp | 統計情報収集方法 |
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