JP2021018713A - 情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理プログラム Download PDF

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田中 匠
Takumi Tanaka
田中  匠
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Abstract

【課題】エラーの原因を特定するため、ログを全て分析する場合に比べ、分析するログの量を軽減することが可能な情報処理装置、情報処理システム及び情報処理プログラムを提供する。【解決手段】複数のサーバ装置と複数のクライアントがネットワークを介して接続された情報処理システムにおいて、サーバ装置200は、処理部210で複数のエラーが発生した場合に、各々のエラーが発生した処理のログを収集する収集部220と、収集部220に分析されていないエラーが発生した処理のログが複数個収集された場合に、収集部220において収集された複数個のログをエラーの内容に応じてグルーピングするグルーピング部230と、を備える。【選択図】図8

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、複数のサービス提供サーバと、前記サービス提供サーバからログを収集するログ収集サーバと、を有してなる分散処理システムであって、前記ログ収集サーバは、プログラム毎に、プログラム間の依存関係に応じて予め決められた、そのプログラムに障害が発生した時にログを収集する順序を表す第1のリストと、前記サービス提供サーバ上のプログラムに障害が発生した場合、障害が発生したプログラムについて前記第1のリストに表される順序に従って前記サービス提供サーバからログを収集するログ収集部と、を有する分散処理システムが開示されている。
特開2013−003950号公報
本発明は、エラーの原因を特定するため、ログを全て分析する場合に比べ、分析するログの量を軽減することが可能な情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
第1態様に係る情報処理装置は、処理部で複数のエラーが発生した場合に、各々の当該エラーが発生した処理のログを収集する収集部と、前記収集部に、分析されていない前記エラーが発生した処理の前記ログが複数個収集された場合に、前記収集部に収集された複数個の前記ログを前記エラーの内容に応じてグルーピングするグルーピング部と、を備える。
第2態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置において、前記グルーピング部は、複数個の前記ログからリクエスト毎に変わる部分を除去したデータを比較し、比較結果に基づいて前記ログをグルーピングする。
第3態様に係る情報処理装置は、第2態様に係る情報処理装置において、前記リクエスト毎に変わる部分は、正規表現のルールに基づいて抽出する。
第4態様に係る情報処理装置は、第1態様〜第3態様のいずれか1つの態様に係る情報処理装置において、前記ログを保存する保存部を備える。
第5態様に係る情報処理装置は、第4態様に係る情報処理装置において、前記保存部には、前記ログと、当該ログに対応するエラーの原因又は当該ログに対応するエラーへ行った対処のいずれかとを対応づけて保存される。
第6態様に係る情報処理システムは、第1態様1〜第5態様に記載のいずれか1に記載の情報処理装置と、前記情報処理装置に対して利用者がエラーを分析する情報処理端末と、を含む。
第7態様に係る情報処理プログラムは、コンピュータを、第1態様〜第5態様のいずれか1に記載の情報処理装置として機能させる。
第1態様によれば、エラーの原因を特定するため、ログを全て分析する場合に比べ、分析するログの量を軽減することができる、という効果を有する。
第2態様によれば、リクエスト毎に変わる部分を削除して、削除後のデータを比較してグルーピングすることで、リクエスト毎に変わる部分を削除せずデータを比較してグルーピングする場合に比べて、正確にグルーピングすることができる、という効果を有する。
第3態様によれば、正規表現のルールに基づいて、リクエスト毎に変わる部分の抽出をすることで、正規表現のルールに基づかずリクエスト毎に変わる部分を抽出する場合と比較して、リクエスト毎に変わる部分の抽出を任意に設定することができる、という効果を有する。
第4態様によれば、エラーが発生した処理のログを保存していない場合に比較して、エラーへの対応を速やかに行うことができる、という効果を有する。
第5態様によれば、エラーの分析に過去の分析済みのエラーを参照することが可能となり、過去の分析済みのエラーを参照しない場合と比較して、エラーへの対応を迅速かつ的確にすることができる、という効果を有する。
第6態様によれば、エラーの原因を特定するため、ログを全て分析する場合に比べ、分析するログの量を軽減することができる、情報処理システムを提供することができる。
第7態様によれば、エラーの原因を特定するため、ログを全て分析する場合に比べ、分析するログの量を軽減することができる、情報処理プログラムを提供することができる。
本発明の実施形態に係る情報処理システムの概略構成図である。 本発明の実施形態に係るクライアントの概略ブロック図である。 本発明の実施形態に係るサーバ装置の概略ブロック図である。 本発明の実施形態に係るサーバ装置のROM又はストレージの機能構成の例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る可変部分除去データベースに記憶される可変部分除去設定の一例を示す説明図である。 本発明の実施形態に係るエラーが発生した処理のログのテーブルの一例を示す説明図である。 本発明の実施形態に係るエラーが発生した処理のログに対応するエラーへの対応のテーブルの一例を示す説明図である。 本発明の実施形態に係るサーバ装置の機能構成の例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るリクエスト毎に変わる部分の抽出の例を示す説明図である。 本発明の実施形態に係るエラー分析処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、本開示の実施形態の一例を、図面を参照しつつ説明する。なお、各図面において同一又は等価な構成要素および部分には同一の参照符号を付与している。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
図1は、本実施形態に係る情報処理システム10の概略構成を示す図である。
図1に示すように、情報処理システム10は、クライアント100と、サーバ装置200とが、ネットワークなどの通信手段に接続されて構成されている。なお、通信手段としては、後述するように、インターネット、イントラネットやイーサネット(登録商標)などの各種ネットワークを適用することができる。また、図1では、クライアント100を2台と、サーバ装置200を2台の例を示しているが、この数に限定するものではない。
図2は、クライアント100のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2に示すように、クライアント100は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、ストレージ104、通信インタフェース105、入力部106および表示部107を有する。各構成は、バス108を介して相互に通信可能に接続されている。
CPU101は、中央演算処理ユニットであり、各種プログラムを実行したり、各部を制御したりする。すなわち、CPU101は、ROM102又はストレージ104からプログラムを読み出し、RAM103を作業領域としてプログラムを実行する。CPU101は、ROM102又はストレージ104に記録されているプログラムにしたがって、上記各構成の制御および各種の演算処理を行う。本実施形態では、ROM102又はストレージ104には、プログラムが格納されている。
ROM102は、各種プログラムおよび各種データを格納する。RAM103は、作業領域として一時的にプログラム又はデータを記憶する。ストレージ104は、HDD(Hard Disk Drive)、又はSSD(Solid State Drive)により構成され、オペレーティングシステムを含む各種プログラム、および各種データを格納する。
通信インタフェース105は、サーバ装置200等の他の機器と通信するためのインタフェースであり、例えば、インターネット、イントラネット、イーサネット(登録商標)、FDDI、Wi−Fi(登録商標)等の規格が用いられる。
入力部106は、マウス等のポインティングデバイス、およびキーボードを含み、各種の入力を行うために使用される。
また、クライアント100は、本実施の形態では、エラー分析者がエラーの分析作業を行うものであり、サーバ装置200から送信されたエラーが発生した処理のログを分析し、入力部106を用いてエラーへ行う対応をサーバ装置200に送信する。
また、クライアント100は、本実施の形態では、エラー分析者のエラー分析後、入力部106を用いて、エラーと当該エラーへ行う対応とを対応づけて保存部320に保存させる入力を行う。
表示部107は、たとえば、液晶ディスプレイであり、CPU101の制御に基づき各種の情報を表示する。本実施の形態では、表示部107は、後述するように、収集部220により収集されたエラーが発生した処理のログや、提示部240により提示された情報などを表示する。また、表示部107は、タッチパネル方式を採用して、入力部106として機能しても良い。
図3は、サーバ装置200のハードウェア構成を示すブロック図である。
図3に示すように、サーバ装置200は、CPU201、ROM202、RAM203、記憶部(ストレージ)204、通信インタフェース205を有する。各構成は、バス206を介して相互に通信可能に接続されている。
CPU201は、中央演算処理ユニットであり、各種プログラムを実行したり、各部を制御したりする。すなわち、CPU201は、ROM202又は記憶部(ストレージ)204からプログラムを読み出し、RAM203を作業領域としてプログラムを実行する。CPU201は、ROM202又は記憶部(ストレージ)204に記録されているプログラムにしたがって、上記各構成の制御および各種の演算処理を行う。本実施形態では、ROM202又は記憶部(ストレージ)204には、プログラムと各種データベースが格納されている。
ROM202は、各種プログラムおよび各種データを格納する。RAM203は、作業領域として一時的にプログラム又はデータを記憶する。記憶部(ストレージ)204は、HDD又はSSDにより構成され、オペレーティングシステムを含む各種プログラム、および各種データを格納する。
通信インタフェース205は、クライアント100等の他の機器と通信するためのインタフェースであり、例えば、インターネット、イントラネット、イーサネット(登録商標)、FDDI、Wi−Fi(登録商標)等の規格が用いられる。
なお、サーバ装置200には、その他、マウス等のポインティングデバイス、およびキーボードなどの、各種の入力を行うために使用される入力部や、液晶ディスプレイなどの、各種の情報を表示する表示部を備えても良い。
サーバ装置200の記憶部(ストレージ)204には、図4に示すように、ログ蓄積部300、可変部分除去データベース310、保存部320としての記憶領域を有し、各種データを格納する。
なお、サーバ装置200は、1つのサーバ装置200の記憶部204に、これらのログ蓄積部300、可変部分除去データベース310、保存部320としての記憶領域を有する場合に限定されず、複数のサーバ装置200に分けて有するようにしても良い。
ログ蓄積部300は、後述する処理部210(図8参照)で行われた処理のログを蓄積するものである。
また、ログ蓄積部300に蓄積されているログのうち、エラーが発生した処理のログ(エラーログ)は、後述する収集部220(図8参照)からの指示によって、収集部220に送信される。
ここで、エラーが発生した処理のログには、当該エラーが発生した処理のログだけではなく、当該エラーが発生するまでの一連の処理のログを含む。
例えば、処理部210のモジュールAによって実行される「OCR処理」に、「前処理」、「ファイル変換処理」、「OCR処理」の三段階の処理が行われる場合の「OCR処理」中にエラーが発生した場合に、当該「OCR処理」の前段階である「前処理」のログ、「ファイル変換処理」のログ、「OCR処理」のログが、一連のログとして、ログ蓄積部300から収集部220に送信される。
可変部分除去データベース310は、図5に示すように、収集部220により収集されるログ(エラーログ)から、後述するグルーピング部(図8参照)によりリクエスト毎に変わる部分を除去(可変部分除去)する際に使用される当該リクエスト毎に変わる部分を設定するものである。
ここで、図5を用いて、可変部分除去データベース310について説明する。
図5は、可変部分除去データベース310の例を示す説明図である。可変部分除去データベース310は、ログの中のリクエスト毎に変わる部分であり、可変部分除去の設定として、「日付」、「処理ID」、「スタックトレース情報」がある。
なお、可変部分除去の設定としては、図5に示すものに限定されず、他のものであっても良いし、又、エラーの分析者により、すべての可変部分除去の設定を使用する場合と、一部の可変部分除去の設定のみを使用する場合とを選択可能としても良いし、又、エラーの分析者により、新たな可変部分除去の設定を可変部分除去データベース310に追加することや、可変部分除去の設定を可変部分除去データベース310から削除することも可能にしても良い。
具体的には、「日付」の場合は、例えば、正規表現のルールを「YYYY−MM−DD HH:MM:SS.XXX+0000」と定め、エラーが発生した処理のログの「YYYY−MM−DD HH:MM:SS.XXX+0000」の入力パターンになっている部分を「日付」として認識する。
また、「処理ID」の場合は、例えば、正規表現のルールを「[0−9a−zA−Z]{8}+−[0−9a−zA−Z]{4}+−[0−9a−zA−Z]{4}+−[0−9a−zA−Z]{4}+−[0−9a−zA−Z]{12}+」と定め、エラーが発生した処理のログの「[0−9a−zA−Z]{8}+−[0−9a−zA−Z]{4}+−[0−9a−zA−Z]{4}+−[0−9a−zA−Z]{4}+−[0−9a−zA−Z]{12}+」の入力パターンとなっている部分を「処理ID」として認識するように設定されている。
また、「スタックトレース情報」は、プログラムの実行過程を記録したスタックフレームが記録されるものであり、プログラムのデバッグ時に実行過程をプレイバックするための情報であり、エラーが発生したプログラム内の行数、関数の呼び出し元への戻りアドレス、ローカル変数等が予め定められた正規表現のルールに従って記載されており、エラーが発生した処理のログの当該正規表現のルールの入力パターンとなっている部分を「スタックトレース情報」として認識するように設定されている。
保存部320は、過去に発生した分析済みのエラーが発生した処理のログを保存するものである。
図6は、保存部320に保存されるエラーが発生した処理のログのテーブルの例を示す説明図である。
具体的には、保存部320には、グルーピング部によりリクエスト毎に変わる部分が除去されたログをエラー文書としてエラーIDを付与して保存している。
なお、エラーが発生した処理のログからリクエスト毎に変わる部分を除去したログをエラー文書として保存する場合に限定されず、エラーが発生した処理のログをそのまま保存するようにしても良い。
そして、保存部320には、エラーが発生した処理のログと、ログを分析した結果、当該ログに対応するエラーへ行った対処(分析済みのエラーの対応情報)とを対応づけて保存される。
図7は、保存部320に保存されるエラーが発生した処理のログに対応するエラーへの対応のテーブルの例を示す説明図である。
例えば、エラーID「E01」は、エラーの原因が「X領域の容量不足」であると分析され、対応として「X領域の容量追加」を実行したことが保存されている。
すなわち、保存部320には、図6に示すエラー文書に付与されたエラーIDと、図7に示すエラーID毎のエラーへの対応とにより、エラー文書毎にどのような対応を行ったかが保存されている。
なお、図6に示すテーブルと図7に示すテーブルとに分けず、1つのテーブルとして保存するようにしても良い。
また、保存部320に保存されている過去に発生した処理のログに関するエラー文書の情報は、後述する収集部220からの指示によって、収集部220に送信される。
すなわち、グルーピング部230によりグルーピングされたエラーが発生した処理のログと同じエラーが保存されていた場合は、当該グルーピングされたエラーとともにエラー分析者に提示され、エラーの分析に活用される。エラーの分析者は、現在発生しているエラーと同じエラーが保存されていた場合は、同じ対応をすることが可能となり、エラーへの対応が迅速かつ的確になる。
かかる収集部220からの指示は、収集部220がグルーピング部230の結果に基づいて送信するようにしても良いし、エラー分析者がクライアント100から収集部220に指示を出して行われるようにしても良い。
サーバ装置200は、上記のハードウェア資源を用いて、各種の機能を実現する。サーバ装置200が実現する機能構成について説明する。
図8は、サーバ装置200の機能構成の例を示すブロック図である。
図8に示すように、サーバ装置200は、機能構成として、処理部210、収集部220、グルーピング部230、提示部240を有する。各機能構成は、CPU201がROM202又は記憶部(ストレージ)204に記憶されたプログラムを読み出し、実行することにより実現される。
処理部210は、サーバ装置200をそれぞれの手段として機能させるためのソフトウェア(コンピュータ・プログラム)であり、例えば、A処理を実行するモジュールA、B処理を実行するモジュールB、C処理を実行するモジュールC、D処理を実行するモジュールDなどがある。
収集部220は、処理部210でエラーが発生した場合に、当該エラーが発生した処理のログを収集するものである。
ここで、エラーが発生した処理のログの収集は、エラーの分析者がクライアント100を操作することにより収集する場合の他、予め定められた時間毎に収集する場合、エラーが発生した信号を処理部210やログ蓄積部300から受信する毎に収集するようにしても良い。
グルーピング部230は、収集部220に分析されていないエラーが発生した処理のログが複数個収集された場合に、収集部220に収集された複数個のログをエラーの内容に応じてグルーピングするものである。
ここで、グルーピング部230によるグルーピングは、収集部220にエラーが発生した処理のログが複数個収集された場合にサーバ装置200のCPU201が行うようにしても良いし、エラー分析者がクライアント100からグルーピング部230に指示を出して行われるようにしても良い。
グルーピング部230は、複数個のログからリクエスト毎に変わる部分を除去したデータを比較し、比較結果に基づいてログをグルーピングする。
リクエスト毎に変わる部分は、エラーが発生した処理のログから、上述したように、正規表現のルールに基づいて抽出する。
ここで、図9を用いて、リクエスト毎に変わる部分の抽出について説明する。
図9は、リクエスト毎に変わる部分の抽出の例を示す説明図である。図9は、収集部220に収集されたエラーが発生した処理のログを左側に示す。また、リクエスト毎に変わる部分に取り消し線を追加することで可視的に表したログを中央に示す。また、リクエスト毎に変わる部分を除去したログであるエラー文書を右側に示す。
具体的には、左側に示したエラーが発生した処理のログから、正規表現のルールに従い、「日付」の部分「2018−09−10 06:57:42.595+0000」、「2018−09−10 06:57:42.550+0000」、「処理ID」の部分「1c488228−d9dc−4768−9a76−fb0bb8d68483」、「64fbbbbb−4e4f−4e9d−ab33−d49efe7a5db3」、「1c488228−d9dc−4768−9a76−fb0bb8d68483」、「44391d73−78da−43ae−bb53−47960c75cc6d」、「64fbbbbb−4e4f−4e9d−ab33−d49efe7a5db3」を抽出し、除去する。そして、エラー文書を作成する。
なお、かかるエラー文書は、エラーIDが付与されて保存部320に保存される(図6参照)。
そして、複数個のエラーが発生した処理のログから作成された複数個のエラー文書を比較し、比較結果が一致するエラー文書同士は、同じエラーであると判断し、同じグループにまとめる。
例えば、エラーが発生した処理のログが5個収集された場合に、5個のエラー文書を作成し、エラー文書同士を比較した結果、5個のうち3個が同じエラー、2個が同じエラーであると判断された場合は、3個と2個との2つのグループにグルーピングされる。
ここで、比較結果が一致するには、完全一致の他、一致部分が予め定められた割合、例えば、90%、以上の場合に同じグループにグルーピングするようにしている。
提示部240は、グルーピング部230によりグルーピングされたエラー文書が属するグループのエラーが発生した処理のログの1つをエラー分析者に示すものである。
すなわち、同じエラーであると判断されることで同じグループにグルーピングされた複数のログから1つのログを選択し、エラー分析者に分析するべき1つのログを示すようにしている。
なお、特に、収集部220、グルーピング部230は、サーバ装置200に備えられる場合に限定されず、クライアント100に備えられても良い。
次に、サーバ装置200の作用について説明する。
図10は、サーバ装置200によるエラー分析処理の流れを示すフローチャートである。CPU201がROM202又は記憶部(ストレージ)204からプログラムを読み出して、RAM203に展開して実行することにより、エラー分析処理が行なわれる。
まず、CPU201(収集部220)により、ステップS100において、ログ蓄積部300に蓄積されたログから、エラーが発生した処理のエラー発生に至るまでの一連のログが取得される。そして、次のステップS101に進む。
CPU201(グルーピング部230)により、ステップS101において、ステップS100において取得された一連のログから可変部分を除去し、エラー文書を作成して保存する。そして、次のステップS102に進む。
CPU201(グルーピング部230)により、ステップS102において、ステップS100において取得された一連のログに、ステップS101において作成されるエラー文書が作成されていない一連のログがあるか否かが判定される。エラー文書が作成されていない一連のログがあると判定された場合(ステップS102:YES)は、ステップS100に戻る。エラー文書が作成されていない一連のログがあると判定されない場合(ステップS102:NO)は、次のステップS103に進む。
CPU201(グルーピング部230)により、ステップS103において、ステップS101において作成されたエラー文書を同じエラー同士となるようにグルーピングする。そして、次のステップS104に進む。
CPU201(グルーピング部230)により、ステップS104において、保存部に保存されているエラー文書から、ステップS103においてグルーピングされたエラー文書と同じエラー文書を選択し、エラーの対応に関する情報を取得する。そして、次のステップS105に進む。
CPU201(提示部240)により、ステップS105において、ステップS103において実行されたグルーピングの結果と、ステップS104において取得された過去に分析済みのエラーの対応情報とがエラー分析者に提示される。そして、次のステップS106に進む。
CPU201により、ステップS106において、クライアント100を操作したエラー分析者から、エラーへ行った対応に関する情報を取得する。そして、次のステップS107に進む。
CPU201により、ステップS107において、ステップS106において取得したエラーへ行った対応を保存部320に保存する。そして、処理を終了する。
なお、上記各実施形態でCPU201がソフトウェア(プログラム)を読み込んで実行した画像変換処理、画像削除処理を、CPU201以外の各種のプロセッサが実行しても良い。この場合のプロセッサとしては、FPGA(Field−Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なPLD(Programmable Logic Device)、及びASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等が例示される。また、画像変換処理、画像削除処理を、これらの各種のプロセッサのうちの1つで実行してもよいし、同種又は異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ(例えば、複数のFPGA、及びCPUとFPGAとの組み合わせ等)で実行してもよい。また、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造は、より具体的には、半導体素子等の回路素子を組み合わせた電気回路である。
また、上記各実施形態では、画像変換処理、画像削除処理のプログラムがROM202又は記憶部(ストレージ)204に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、これに限定されない。プログラムは、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)、及びUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の記録媒体に記録された形態で提供されてもよい。また、プログラムは、ネットワークを介して外部装置からダウンロードされる形態としても良い。
(変形例)
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
サーバ装置200のCPU201は、エラー分析者の分析を待つことなく、エラーへの対応をするようにしても良い。
すなわち、グルーピング部230によりリクエスト毎に変わる部分の除去されたエラー文書が、保存部320に保存された過去の分析済みのエラーと同一であった場合は、保存部320に保存されている対応を参照し、エラー分析者による分析なしに、エラーへの対応をするようにしても良い。
例えば、エラーの原因が「X領域の容量不足」であった場合は、CPU201は、図7に示すように、過去の分析済みのエラーで行った「X領域の容量追加」を行って、エラーへの対応をするようにしても良い。
なお、このような場合であっても、エラー分析者に、エラーへ行った対応を提示することが望ましい。
10 情報処理システム
100 クライアント
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 ストレージ
105 通信インタフェース
106 入力部
107 表示部
108 バス
200 サーバ装置
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 記憶部
205 通信インタフェース
206 バス
210 処理部
220 収集部
230 グルーピング部
240 提示部
300 ログ蓄積部
310 可変部分除去データベース
320 保存部

Claims (7)

  1. 処理部で複数のエラーが発生した場合に、各々の当該エラーが発生した処理のログを収集する収集部と、
    前記収集部に分析されていない前記エラーが発生した処理の前記ログが複数個収集された場合に、前記収集部に、収集された複数個の前記ログを前記エラーの内容に応じてグルーピングするグルーピング部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記グルーピング部は、複数個の前記ログからリクエスト毎に変わる部分を除去したデータを比較し、比較結果に基づいて前記ログをグルーピングする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記リクエスト毎に変わる部分は、正規表現のルールに基づいて抽出する請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記ログを保存する保存部を備える請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記保存部には、前記ログと、当該ログに対応するエラーの原因又は当該ログに対応するエラーへ行った対処のいずれかとを対応づけて保存される請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 請求項1〜5に記載のいずれか1項に記載の情報処理装置と、
    前記情報処理装置に対して利用者がエラーを分析する情報処理端末と、
    を含む情報処理システム。
  7. コンピュータを、請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報処理装置として機能させるための情報処理プログラム。
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