JPH07210560A - 電子辞書 - Google Patents

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JPH07210560A
JPH07210560A JP5331780A JP33178093A JPH07210560A JP H07210560 A JPH07210560 A JP H07210560A JP 5331780 A JP5331780 A JP 5331780A JP 33178093 A JP33178093 A JP 33178093A JP H07210560 A JPH07210560 A JP H07210560A
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JP
Japan
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dictionary
key
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JP5331780A
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English (en)
Inventor
Shinichi Matsumoto
真一 松本
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Canon Electronic Business Machines HK Co Ltd
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Canon Electronic Business Machines HK Co Ltd
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  • Document Processing Apparatus (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 RAM22は、各見出しがユーザ指定されて
いるか否かを区別するための情報を格納する見出しマー
クテーブル22aと、各種プログラムのワークエリア2
2bと、一時退避エリア22cとを有する。このテーブ
ル22aでは、英和の各見出しについて1バイトが割り
当てられており、“1”の場合はマーク付けがされてい
ること(つまり、ユーザが選択した見出しであること)
を表わしている。従って、指定した見出し語については
辞書検索の対象とならないようにすることができるの
で、ユーザのレベルに合わせた辞書を構築することが可
能となる。 【効果】 ユーザの習熟度に応じて辞書検索の対象とな
る見出し語の数を適宜変更できるよう構成した電子辞書
を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、見出し語を入力し、当
該見出し語に対応した個別情報を辞書メモリより検索す
る電子辞書に関するものである。
【0002】更に詳述すれば本発明は、例えば見出し語
を入力してその翻訳情報または関連情報等の言語情報を
辞書情報格納部より検索し、表示部に表示する電子辞書
に関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来から知られている電子辞書におい
て、各辞書のデータは予めROM内に格納されているた
め、その見出しの種類・数は固定されたものであり、ユ
ーザはその範囲内で情報の検索動作を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子辞
書を使用するユーザのレベルはさまざまであり(例え
ば、中学生であったり高校生であったり、あるいは初心
者であったりベテランであったり)、そのユーザにとっ
て全く必要としない見出し語までが検索の対象に含まれ
ると、そのユーザの検索速度が低下するばかりでなく、
使い勝手が悪くなるという欠点が生じる。
【0005】例えば、英和辞書を使用する際に、見出し
語の入力文字列を省略してサーチキーの押下のみによっ
て検索を行う場合、そのユーザにとって全く必要のない
辞書見出し数が多いと所望の見出し語へたどりつくのに
何度もサーチ動作を繰り返さなければならず、検索時間
が大幅に増大してしまうことがある。
【0006】また、ワイルドカード機能,スペルチェッ
ク機能を使用する際にも、入力文字列に対して検索・表
示された見出しリストの数が多くなるため、限られた表
示器内で目的の見出し語を捜すまでに何度もスクロール
操作あるいはページ切換操作を行わなければならず、操
作がめんどうになることがある。
【0007】よって本発明の目的は上述の点に鑑み、ユ
ーザの習熟度に応じて辞書検索の対象となる見出し語の
数を適宜変更できるよう構成した電子辞書を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は見出し語を入力し、当該見出し語に対応
した個別情報を辞書メモリより検索する電子辞書におい
て、特定の見出し語が辞書検索の対象となるか否かを予
め指定しておく見出し語指定手段を具備したものであ
る。
【0009】ここで、特定の見出し語が辞書検索対象と
なるか否かを区別するための情報を、ICカードによる
拡張RAMへ格納するのが好適である。
【0010】
【作用】本発明の上記構成によれば、予め指定した見出
し語については辞書検索の対象とならないようにするこ
とができるので、ユーザのレベルに合わせた辞書を構築
することが可能となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の各実施例を図面を参照して詳
細に説明する。
【0012】第1の実施例 図1は、本発明の一実施例に係る電子辞書の概略構成を
示す平面図である。本図において、1は電子辞書本体で
あり、そのケース2の上面にはアルファベットキーボー
ド3が設けられている。
【0013】4はONキーであり、電源のONを行う。
また5はOFFキーであり電源のOFFを行う。
【0014】6はクリアキーであり、見出し文字の入力
動作時において、入力文字列をクリアして初期状態に戻
す機能、あるいは、検索結果の表示状態をクリアして見
出し入力画面へ戻す機能等を有する。
【0015】7はモード切換キーであり、通常の検索処
理モードと、予めマーク付けされた見出し語を検索しな
いようにする処理モードとを切換えるためのキーであ
る。
【0016】8はマーク付けキーであり、目的とする見
出しを検索して表示している状態でこのキー8を押すこ
とにより、その見出しにマーク付けがなされ、次回より
検索の対象からはずされるようになる。またこのキー8
の押下によって、既にマーク付けされた見出しに対して
マーク解除を行う機能も果たすことができる。
【0017】9は変換キーであり、見出し文字列をアル
ファベットキー3より入力した後、この変換キー9を押
下することにより、入力見出し語に対する辞書検索動作
を開始させる。
【0018】10は前サーチキーであり、検索された見
出しに対して辞書中の前見出しの検索を行う。また11
は次サーチキーであり、同様に次見出しの検索を行う。
【0019】12〜15はカーソルキーである。ここ
で、12および13は前および次ページ切換キーとして
機能し、検索結果の情報が表示器16の1ページに表示
しきれない場合に、これらのキー12,13の押下によ
って前ページ,次ページ表示の切換えを行う。さらに前
ページ切換キー12は、文字列入力の際にはバックスペ
ースキーとしても機能する。
【0020】また14および15は上および下スクロー
ルキーとして機能し、同様に検索情報を上および下にス
クロールする機能を果たす。
【0021】16は、検索結果を表示するための表示部
である。
【0022】図2は、図1に示した電子辞書の制御回路
を示す概略ブロック図である。本図において、20は電
子辞書全体の制御を行う中央演算処理装置(以下、CP
Uという)である。このCPU20にはリードオンリー
メモリ(以下、ROMという)21、ランダムアクセス
メモリ(以下、RAMという)22、キーボード23、
表示駆動部24が接続されている。
【0023】ROM21には、本電子辞書全体の動作制
御のためにCPU20が実行する制御プログラム(後に
詳述する)及び辞書情報が記憶されている。このROM
21には、制御プログラムを格納した制御プログラムメ
モリ21aと、英和辞書データを格納した英和辞書メモ
リ21bが設けられている。
【0024】RAM22は、各見出しがユーザ指定され
ているか否かを区別するための情報を格納する見出しマ
ークテーブル22aと、各種プログラムのワークエリア
22bと、一時退避エリア22cとを有する。
【0025】表示駆動部24は、CPU20の表示制御
に基づいて、表示部25の表示画面を制御するものであ
る。表示器25は、表示駆動部24の表示駆動に従って
文字の表示を行うものである。
【0026】図3は、図2に示したROM21中の英和
辞書メモリ21bに格納されている英和辞書データのデ
ータ構造を示す。本図では、見出し部30,32,34
とその対訳部31,33,35がペアになって連続的に
格納されている。
【0027】すなわち、30には辞書の先頭見出しであ
る“a”が記憶されており、31にはその対訳が記憶さ
れている。また32には“a”の次見出しである“ab
ack”、33にはその対訳が記憶されており、以下連
続的に異った見出しとその対訳が記憶されている。さら
に34には辞書の最終見出しである“zoom”が、3
5にはその対訳が記憶されている。
【0028】図4は、図2に示したRAM22内の見出
しマークテーブル22aのデータ格納状態を示す。この
テーブル22aでは、英和の各見出しについて1バイト
が割り当てられており、“1”の場合はマーク付けがさ
れていること(つまり、ユーザが選択した見出しである
こと)を表わしている。
【0029】このテーブルの内容を図3と対比させる
と、41は見出し“a”についてのマーク状態であり、
“1”となっているのでユーザに選択されていることを
示す。同様に、42は見出し“aback”についての
マーク状態、43は見出し“zoom”についてのマー
ク状態であり、これらはいずれも“0”であるため、選
択されていないことを示している。
【0030】次に、ROM21内の制御プログラムメモ
リ21aに格納されている制御プログラムに基づいて、
CPU20が実行すべき制御手順を図5〜図7のフロー
チャートに基づいて説明する。
【0031】まず、ステップS501(以下、“ステッ
プ”なる文言は省略する)では、英和辞書機能における
見出し文字列入力画面のフォーマット表示と共に、文字
入力バッファのクリア処理を行う。
【0032】続いてS502においてキーウエイト処理
を行い、文字入力位置にカーソルを点滅させ、キーが入
力されるまでウエイトする。ここで変換キーが押された
場合には(S503)、S504において入力バッファ
中に文字列が存在するか否か、つまり文字入力が行われ
ているかどうかをチェックし、文字列が存在していない
場合は再びS502のキーウエイト処理へ戻る。
【0033】またS505においてアルファベットキー
が押された場合には、押されたアルファベットに対応す
る文字コードを文字入力バッファへ格納し、同時に表示
器上にエコーバックする(S506)。
【0034】S507において左カーソルキー12が押
された場合には、文字入力バッファより、最後に入力さ
れた文字を1文字削除し、表示上よりも1文字消去処理
を行う(S508)。
【0035】S509においてクリアキー6が押された
場合には再びS501へ戻り、イニシャル処理より行
う。
【0036】さて、S504において入力バッファへ文
字列が存在している場合には、S510において入力文
字列に対応する見出し語を内蔵の英和辞書より検索処理
を行う。ここで、S511において対応する見出し語が
存在しなかった場合は、S504のエラー表示を行った
後、S501へ戻る。
【0037】対象見出しが存在した場合は、S512に
おいてマークテーブル22a(図4参照)より現在検索
されている見出し位置を検索し、ポインタをセットす
る。そこでS513において、セットされたポインタ位
置のマークの値が1の場合は、その見出し語がマスクさ
れているということなので、検索結果の表示は行わずS
514のエラー表示処理へ進む。
【0038】他方、マークの値が1でない場合は、S5
15にて検索された見出しと対訳を表示器上へ表示し、
S516のキーウエイト処理へ進む。
【0039】ここでS517においてマークキーが押下
された場合には、S518においてマークテーブル中の
ポインタ位置へ1を書き込み、見出し語のマスクを行っ
た後、次見出しの表示を行うためにS520の次見出し
検索へ進む。
【0040】またS519にて次サーチキーが押された
場合には、S520にて次見出しの検索を行った後、同
時にS521にてマークテーブル中のポインタを1つ進
める。
【0041】ここで、S522においてポインタ位置の
マークが1の場合は再びS502の次見出し検索を繰り
返す。またマークが1でない場合は、S515の表示処
理へ戻り、進められた見出し語と対訳の表示処理を再び
実行する。
【0042】S523において前サーチキーが押された
場合には、次サーチキーとは逆にS524において前見
出しの検索を行い、S525でマークテーブルポインタ
をひとつ戻し、S526にてマークが1の場合はS52
4の前見出し検索を繰り返し、1でない場合はS515
の表示処理を実行する。
【0043】S527において左カーソルキー12,右
カーソルキー13が押された場合にはS528において
ページ切換表示処理を実行し、S529において上カー
ソルキー14,下カーソルキー15が押された場合には
S530において表示スクロール処理を実行する。
【0044】またS531においてクリアキー6が押さ
れた場合には、S501のイニシャル処理へ戻る。
【0045】第2の実施例 第1の実施例では、見出し語の並びに対応したマークテ
ーブルを設け、テーブル中の値が1か0かで見出し語の
マスク状態を区別していたが、本発明はこれに限定され
るものではない。
【0046】第2の実施例では、マスク指定された見出
し語のアドレスポインタを記憶する記憶領域を設け、見
出し検索時に、前記記憶領域中に検索見出しのアドレス
ポインタが登録されているかどうかをチェックした上、
表示処理を行うかどうか、つまり見出しをスキップする
かどうかを判断する。
【0047】図8に、第2の実施例における辞書データ
とアドレスポインタ記憶領域の関係を示す。本図におい
て、61は見出し語のアドレスポインタを記憶するため
のアドレスポインタ記憶領域であり、辞書中の見出し語
が格納されているアドレスデータを、指定された見出し
語について順次記憶されている。
【0048】62は英和辞書データであり、図3に示し
た辞書データと同じ構造である。この図においては、見
出しマスク指定が、“aback”,“comebac
k”,“comedown”についてなされており、そ
れぞれのアドレスである80H,3280H,3380
Hがアドレスポインタ記憶領域61中に61a,61
b,61cに示す通り順次記憶されている。
【0049】従って、見出しの検索を行う場合、検索し
たい文字列をキーボードから入力した後、62の辞書デ
ータを検索すると同時に61のアドレスポインタ記憶領
域も検索を行い、対象となる見出しのアドレスポインタ
が存在していないかどうかのチェックを行い、もし存在
していた場合は、その見出しがマスクされているという
ことであり、エラー表示またはその見出しをスキップし
て次見出しの表示を行う。
【0050】例えば、キーボードより“come”とい
う文字列を入力し、変換キーを押した場合、辞書データ
62の検索結果として格納アドレス3200Hが得られ
る。
【0051】ここでアドレスポインタ記憶領域61をチ
ェックすると、3200Hは記憶されていないので、こ
の見出しはマスクされていないということで見出し語c
omeと対訳の表示を行う。
【0052】しかしながら、次サーチキーが押されてc
omeの次の見出しの検索を行うと、次見出しである
“comeback”とそのアドレス3280Hが得ら
れる。
【0053】ここで、アドレスポインタ記憶領域61を
チェックすると61bに3280Hが記憶されており、
この見出しはマスクされてあることを示しているため、
見出し“comeback”とその対訳の表示は行わ
ず、次見出しへのチェックへと進む。
【0054】もちろん、直接キーボードより“come
back”の文字列が入力され検索を行った場合でも、
同様のチェックによってエラー表示または次の見出しの
チェックを行う。
【0055】第3の実施例 第1および第2の実施例では、内蔵の辞書が英和辞書で
あったが、本発明はこれに限定されるものではなく、国
語辞書,和英辞書,漢和辞書等においても同様である。
【0056】特に漢和辞書において、読みの文字列を入
力して検索を行うような音訓検索、漢字の画数を入力し
て検索を行う総画数検索、部首を入力して検索を行う部
首検索などは入力情報に対する候補が数多くあり、これ
を選択するための候補表示画面が数ページにおよぶこと
もあるため、本発明における効果が高い。
【0057】図9に第3の実施例として漢和辞書を例に
あげ、その辞書構造を示す。本図において、71は音訓
インデックス、つまり音訓読みに対応して漢字のJIS
コードが連続的に格納されている。71aは読み情報で
あり、以下に読み“あ”に対応する漢字のJISコード
71b,71c,71dが格納される。
【0058】同様に、読み“あい”“じゅう”といった
全ての読みに対する漢字の対応が存在し、読みを入力し
て漢字を検索する音訓検索機能の場合に、このインデッ
クスが参照される。
【0059】72は総画数インデックスであり、画数7
2aに対応した漢字コード71b,72cが格納されて
おり、総画数を入力して漢字を検索する総画数検索機能
の場合に、このインデックスが参照される。
【0060】73は辞書データであり、漢字のJISコ
ード順に漢字コード73a,音訓読み73b,部首コー
ド73c,画数73dでひとつの漢字のデータを構成し
ている。従って、音訓インデックスまたは総画数インデ
ックスによって検索された漢字コードに対して辞書デー
タ73を検索することにより、漢和辞書の最終結果の表
示を行う。
【0061】また、音訓インデックス71中“*”マー
クを付けてあるのは、マークテーブル中にマークされて
いる漢字を表しており、後述の漢字候補画面に表示され
ない。
【0062】図10は、第3の実施例である漢和辞書を
音訓検索する場合のキー操作例とその表示例である。本
図において、81は文字入力画面であり、漢字の音訓読
みをキーボードより入力して辞書検索動作へ移る。
【0063】82は、一例として“じゅう”を入力した
場合である“JUU”のキー操作によってローマ字かな
変換を行い、“じゅう”の読みの入力となる。ここで、
変換キーを押すことにより83に示すように“じゅう”
という読みに対応する漢字を71(図9参照)の音訓イ
ンデックスより検索を行い、その漢字を番号付けして候
補画面として表示する。
【0064】右上にある“1/3”は候補が一画面に入
りきらないので、更に候補画面が以下のページへ続く情
報として全ページ数(3)と現在のページ数(1)が分
数表示してある。従って、84,85に示すように次サ
ーチキーによってページを送り、番号選択(「1」キー
押下)によって目的の“銃”という漢字の選択が行え
る。
【0065】漢字が選択されたら、選択された漢字コー
ドより73(図9参照)の辞書データの検索を行い、8
6に示すように漢和辞書の詳細情報の表示となる。
【0066】さて、81〜86のステップは、マークテ
ーブル中にマークされている漢字が無い場合の操作例を
示したが、ここで71(図9参照)にある“*”位置に
マークされ検索マスクがかかっている場合の操作例を述
べる。
【0067】この場合“*”マークが付してある漢字は
検索対象とならず候補表示されないので、87に示すよ
うに“じゅう”という読みに対応する漢字候補画面が1
ページで終了してしまう。つまり、ユーザが不必要とす
る情報を予め検索対象とならないようにマスクしておく
ことにより、目的の漢字情報を調べる場合にも、何度も
ページ送りをするという煩雑なキー操作を行わなくて済
むわけである。
【0068】第4の実施例 第1の実施例では、見出し語にマークを付けるためのマ
ークテーブルを内蔵のRAM中に持っていたが、本発明
はこれに限定されるものではない。例えば、専用のIC
カードを本体中のICカードスロットへ挿入することに
よって辞書データの拡張,アプリケーションの拡張,R
AM領域の拡張が行えるような電子辞書において、マー
クテーブルをICカードによる拡張RAM中へ格納する
ことにより、マークテーブル領域の拡大が図れるほか、
マーク付けによる辞書データのユーザカスタマイズ情報
を他の本体へ反映できるという効果も生まれる。
【0069】図11に、第4の実施例における電子辞書
の平面構成を示す。本図において1〜15は図1におけ
る1〜15と同じである。16はICカードを挿入する
ためのスロットであり、このスロットにROMカード,
拡張RAMカード等を挿入することにより、辞書データ
の拡張,アプリケーションの拡張,RAM領域の拡張が
行える。
【0070】図12は、第4の実施例における概略ブロ
ック図である。本図において20〜25は図2の20〜
25と同じである。
【0071】102は各種プログラムのワークエリア1
02a,一時退避エリア102bを有するRAMであ
る。106はICカードコネクタ16より挿入された拡
張RAMカード中のRAMであり、各見出しがユーザに
よって指定されているかどうかを区別するための情報を
格納する見出しマークテーブル106aを有する。
【0072】
【発明の効果】以上説明したとおり本発明によれば、ユ
ーザの習熟度に応じて辞書検索の対象となる見出し語の
数を適宜変更できるよう構成した電子辞書を得ることが
できる。
【0073】本発明の上記効果をより具体的に説明する
と、以下の通りである。
【0074】本発明では、指定した見出し語が辞書検索
の対象とならないようにする手段を設けることにより、
ユーザのレベルに適した辞書にカスタマイズすることが
できる。すなわち、余計な情報が表示されないので目的
の見出し語を検索するための操作が簡素化され、しかも
検索処理のスピードも速くなるという効果が得られる。
【0075】さらには、各見出しが検索対象となるか否
かの情報を格納したテーブルを外部拡張RAM用ICカ
ードへ格納することにより、カスタイマイズ情報を他の
本体上でも使用できることから、ICカードの交換だけ
で各レベルないし使用環境に適した電子辞書を構築する
ことができる。
【0076】従って、異なったカスタマイズ情報を格納
した複数の拡張RAMカードを用いるだけで、同一機種
の本体をさまざまなレベル(例えば、中学生向け,高校
生向けなどにカスタマイズでき、使用用途が拡大すると
いう効果も生じる。もちろん、一枚のICカード中に複
数のカスタマイズ情報を格納することも、RAMの容量
を拡張するだけで実現可能になることは言うまでもな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における概略構成を示す
平面図である。
【図2】本発明の第1の実施例における制御回路を示す
概略ブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施例における英和辞書データ
のデータ構造を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施例におけるマークテーブル
内のデータ格納状態を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施例における制御手順を示す
フローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施例における制御手順を示す
フローチャートである。
【図7】本発明の第1の実施例における制御手順を示す
フローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施例における辞書データとア
ドレスポインタ記憶領域のデータ構造を示す図である。
【図9】本発明の第3の実施例における漢和辞書データ
のデータ構造を示す図である。
【図10】本発明の第3の実施例における漢和辞書検索
の操作フローと表示例を示す図である。
【図11】本発明の第4の実施例における概略構成を示
す平面図である。
【図12】本発明の第4の実施例における制御回路を示
す概略ブロック図である。
【符号の説明】
1 電子辞書本体 2 ケース 3 アルファベットキーボード 4 ONキー 5 OFFキー 6 クリアキー 7 モード切換キー 8 マークキー 9 変換キー 10 前サーチキー 11 次サーチキー 12 左カーソルキー(前ページ切換キー) 13 右カーソルキー(次ページ切換キー) 14 上カーソルキー(下スクロールキー) 15 下カーソルキー(上スクロールキー) 16 表示部 20 CPU 21 ROM 22 RAM 23 キーボード 24 表示駆動部 25 表示部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 8219−5L G06F 15/38 C 9194−5L 15/40 370 J

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 見出し語を入力し、当該見出し語に対応
    した個別情報を辞書メモリより検索する電子辞書におい
    て、 特定の見出し語が辞書検索の対象となるか否かを予め指
    定しておく見出し語指定手段を具備したことを特徴とす
    る電子辞書。
  2. 【請求項2】 請求項1において、特定の見出し語が辞
    書検索対象となるか否かを区別するための情報を、IC
    カードによる拡張RAMへ格納することを特徴とする電
    子辞書。
JP5331780A 1993-12-27 1993-12-27 電子辞書 Pending JPH07210560A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5331780A JPH07210560A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 電子辞書

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5331780A JPH07210560A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 電子辞書

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ID=18247555

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JP5331780A Pending JPH07210560A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 電子辞書

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JP (1) JPH07210560A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000019349A1 (en) * 1998-09-30 2000-04-06 Fujitsu Limited Ic card processor
WO2005098671A1 (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Seiko Instruments Inc. 電子辞書

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