JPH0720820Y2 - キーボード - Google Patents
キーボードInfo
- Publication number
- JPH0720820Y2 JPH0720820Y2 JP14914689U JP14914689U JPH0720820Y2 JP H0720820 Y2 JPH0720820 Y2 JP H0720820Y2 JP 14914689 U JP14914689 U JP 14914689U JP 14914689 U JP14914689 U JP 14914689U JP H0720820 Y2 JPH0720820 Y2 JP H0720820Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- key
- hook
- key switch
- keyboard
- elastic locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、コンピュータや各種電子機器等の入力装置と
して用いられ、面積の異なる大小のキーの配列を自由に
レイアウトできる汎用のキーボードに関するものであ
る。
して用いられ、面積の異なる大小のキーの配列を自由に
レイアウトできる汎用のキーボードに関するものであ
る。
[従来の技術] 第10図に示すように、汎用のキーボードフレーム(1)
にはキースイッチの取付孔(7)が碁盤の目のように規
則正しく配列されており、ユーザーやメーカーが第9図
(a)〜(g)に示すような様々な大きさ(面積)のキ
ートップ(6)を独自にレイアウトでき、このレイアウ
トに従ってキースイッチ(2)を配置するようになって
いる。キートップ(6)の大きさは、前記取付孔(7)
の1個の1ブロックとして、第9図(a)に示すような
1ブロックのもの、第9図(b)(c)に示すように直
線状の1×2、1×3、…1×nブロックのもの、第9
図(d)(e)に示すように正方形の2×2、3×3、
……、n×nブロックのもの、第9図(f)(g)に示
すように長方形の2×3、2×4ブロックのものなどが
用意されている。キースイッチ(2)への取付ステム
(32)は、これらキートップ(6)のそれぞれ最も中心
に近いブロックの中心に形成されており、例えば2×3
ブロックを占有するキートップ(6)の場合は、第9図
(f)に示すように3ブロックの並びに方向は中心とな
るが、2ブロックの並び方向にはどちらか一方に偏った
位置になる。
にはキースイッチの取付孔(7)が碁盤の目のように規
則正しく配列されており、ユーザーやメーカーが第9図
(a)〜(g)に示すような様々な大きさ(面積)のキ
ートップ(6)を独自にレイアウトでき、このレイアウ
トに従ってキースイッチ(2)を配置するようになって
いる。キートップ(6)の大きさは、前記取付孔(7)
の1個の1ブロックとして、第9図(a)に示すような
1ブロックのもの、第9図(b)(c)に示すように直
線状の1×2、1×3、…1×nブロックのもの、第9
図(d)(e)に示すように正方形の2×2、3×3、
……、n×nブロックのもの、第9図(f)(g)に示
すように長方形の2×3、2×4ブロックのものなどが
用意されている。キースイッチ(2)への取付ステム
(32)は、これらキートップ(6)のそれぞれ最も中心
に近いブロックの中心に形成されており、例えば2×3
ブロックを占有するキートップ(6)の場合は、第9図
(f)に示すように3ブロックの並びに方向は中心とな
るが、2ブロックの並び方向にはどちらか一方に偏った
位置になる。
以上のキートップ(6)のうち2ブロック以上の大きな
ものは、ステム(32)から離れた位置を押圧すると片押
しとなってキートップが傾き、スムーズに押下すること
ができない。これを解決する手段として、コ字型の連動
棒(5)を組み込んでキートップ(6)の両端を常に同
じ高さに保持する方法がある。連動棒(5)を組み込む
には、第11図(b)に示すように、キーボードフレーム
(1)に軸受(38)を設けて連動棒(5)の軸部(35)
を軸支し、両先端部(36)(36)をキートップ(6)の
両端のガイド溝(34)(34)に遊嵌する方法がある。ま
た、これとは逆に、第11図(a)に示すように、キート
ップ(6)に軸受(39)を設けて連動棒(5)の軸部
(35)を軸支し、両先端部(36)(36)のキーボードフ
レーム(1)に固定されたスライダ(37)(37)に遊嵌
する方法もある。
ものは、ステム(32)から離れた位置を押圧すると片押
しとなってキートップが傾き、スムーズに押下すること
ができない。これを解決する手段として、コ字型の連動
棒(5)を組み込んでキートップ(6)の両端を常に同
じ高さに保持する方法がある。連動棒(5)を組み込む
には、第11図(b)に示すように、キーボードフレーム
(1)に軸受(38)を設けて連動棒(5)の軸部(35)
を軸支し、両先端部(36)(36)をキートップ(6)の
両端のガイド溝(34)(34)に遊嵌する方法がある。ま
た、これとは逆に、第11図(a)に示すように、キート
ップ(6)に軸受(39)を設けて連動棒(5)の軸部
(35)を軸支し、両先端部(36)(36)のキーボードフ
レーム(1)に固定されたスライダ(37)(37)に遊嵌
する方法もある。
[考案が解決しようとする課題] キートップのレイアウトが予め決められている専用(例
えばフルキーボードなど)のキーボードではその必要は
ないが、汎用のキーボードではキートップ(6)のレイ
アウトを自由に設定・変更できるようにする必要があ
る。本願出願人は、第11図(a)に示す方法で連動棒を
組み込み、かつ、キートップ(6)のレイアウトを自由
に設定・変更できるキーボードをすでに提案している
(実開昭60-174035号(実願昭59-57926号、実公平3-117
72号))。このキーボードは、第12図に示すように、隣
接するキースイッチ(2)の中間にスライダ(37)を設
けたもので、第13図のように、1個のスライダ(37)に
別々の連動棒(5)(5)の先端部(36)(36)がかち
あっても構わない。ところが、これを第11図(b)に示
す方法に応用しようとすると、キースイッチ(2)の中
間に軸受(38)を設けることになり、レイアウトによっ
ては1個の軸受(38)に2本の連動棒(5)(5)の軸
部(35)(35)がかちあうことになり、両方を軸支する
ことはできない。また、キースイッチ(2)の中間に2
個の軸受(38)(38)を設けるスペースもない。従っ
て、実開昭60-174035号の構造を第11図(b)に示す方
法に応用することはできない。さらに、実開昭60-17403
5号の構造はキーボードフレーム(1)にスライダ(3
7)を取り付ける構造が必要であり、既存のキーボード
フレームには適用できないという若干の問題があった。
えばフルキーボードなど)のキーボードではその必要は
ないが、汎用のキーボードではキートップ(6)のレイ
アウトを自由に設定・変更できるようにする必要があ
る。本願出願人は、第11図(a)に示す方法で連動棒を
組み込み、かつ、キートップ(6)のレイアウトを自由
に設定・変更できるキーボードをすでに提案している
(実開昭60-174035号(実願昭59-57926号、実公平3-117
72号))。このキーボードは、第12図に示すように、隣
接するキースイッチ(2)の中間にスライダ(37)を設
けたもので、第13図のように、1個のスライダ(37)に
別々の連動棒(5)(5)の先端部(36)(36)がかち
あっても構わない。ところが、これを第11図(b)に示
す方法に応用しようとすると、キースイッチ(2)の中
間に軸受(38)を設けることになり、レイアウトによっ
ては1個の軸受(38)に2本の連動棒(5)(5)の軸
部(35)(35)がかちあうことになり、両方を軸支する
ことはできない。また、キースイッチ(2)の中間に2
個の軸受(38)(38)を設けるスペースもない。従っ
て、実開昭60-174035号の構造を第11図(b)に示す方
法に応用することはできない。さらに、実開昭60-17403
5号の構造はキーボードフレーム(1)にスライダ(3
7)を取り付ける構造が必要であり、既存のキーボード
フレームには適用できないという若干の問題があった。
本考案は、如何なるレイアウトにも対応できるように、
連動棒の軸受をキーボードフレームに固定することので
きる構造の汎用のキーボードを提供するものである。
連動棒の軸受をキーボードフレームに固定することので
きる構造の汎用のキーボードを提供するものである。
「課題を解決するための手段] 本考案は以上のような課題を解決するためになされたも
ので、キーボードフレームに穿設された取付孔にキース
イッチおよびダミーキーを嵌合し、前記キースイッチに
ステムを嵌合すると共に前記ダミーキーにダミーステム
を摺動自在に遊嵌してキートップを取り付け、このキー
トップの前後または左右あるいはその両方の端部を連動
棒で同じ高さに保持するキーボードにおいて、前記キー
スイッチの本体の側面に隙間をもって弾性係止片を一体
に形成し、この弾性係止片に前記キーボードフレームに
嵌合するための段部を形成し、前記弾性係止片の隙間に
嵌合する脚部が形成されたフックを設け、このフックに
前記連動棒の軸部を軸支する軸受を形成してなるもので
ある。
ので、キーボードフレームに穿設された取付孔にキース
イッチおよびダミーキーを嵌合し、前記キースイッチに
ステムを嵌合すると共に前記ダミーキーにダミーステム
を摺動自在に遊嵌してキートップを取り付け、このキー
トップの前後または左右あるいはその両方の端部を連動
棒で同じ高さに保持するキーボードにおいて、前記キー
スイッチの本体の側面に隙間をもって弾性係止片を一体
に形成し、この弾性係止片に前記キーボードフレームに
嵌合するための段部を形成し、前記弾性係止片の隙間に
嵌合する脚部が形成されたフックを設け、このフックに
前記連動棒の軸部を軸支する軸受を形成してなるもので
ある。
[作用] まず、キーボードフレームの所定の取付孔にキースイッ
チとダミーキーを嵌合する。このとき、キースイッチと
一体に形成された弾性係止片の段部がキーボードフレー
ムの取付孔の縁に当接して、弾性係止片が一旦隙間方向
へたわみ、キースイッチが所定の位置までくると、弾性
係止片の元の状態に戻って弾性係止片の段部の間にキー
ボードフレームを挾んで保持する。つぎに、キースイッ
チの弾性係止片の隙間にフックの脚部を嵌合してフック
を取付ける。つぎに、フックに形成された軸受に連動棒
の軸部を軸支させる。
チとダミーキーを嵌合する。このとき、キースイッチと
一体に形成された弾性係止片の段部がキーボードフレー
ムの取付孔の縁に当接して、弾性係止片が一旦隙間方向
へたわみ、キースイッチが所定の位置までくると、弾性
係止片の元の状態に戻って弾性係止片の段部の間にキー
ボードフレームを挾んで保持する。つぎに、キースイッ
チの弾性係止片の隙間にフックの脚部を嵌合してフック
を取付ける。つぎに、フックに形成された軸受に連動棒
の軸部を軸支させる。
[実施例] 本考案の実施例を第1図ないし第8図に基づいて説明す
る。
る。
第1図(a)、(b)は、連動棒の軸部が横方向、縦方
向に組み込まれる例を示すものである。第1図におい
て、(1)は取付孔(7)が碁盤目状に穿設されたキー
ボードフレームで、前記取付孔(7)にはキートップ
(6)のレイアウトに従って、キースイッチ(2)また
はダミーキー(3)が嵌合される。第1図に示すものは
1×2のキートップ(6)を取付ける場合の例であり、
キートップ(6)1個に対して、キースイッチ(2)が
1個と、その隣のダミーキー(3)が1個使用されてい
る。前記キースイッチ(2)の側面には、キースイッチ
本体の周囲の略半分を取り巻くコ字型に形成されたフッ
ク(4)が取付けられている。前記フック(4)の軸受
には連動棒(5)の軸部(35)が回動自在に遊嵌し、前
記連動棒(5)の両先端部(36)(36)はキートップ
(6)のガイド溝(34)(34)に遊嵌している。
向に組み込まれる例を示すものである。第1図におい
て、(1)は取付孔(7)が碁盤目状に穿設されたキー
ボードフレームで、前記取付孔(7)にはキートップ
(6)のレイアウトに従って、キースイッチ(2)また
はダミーキー(3)が嵌合される。第1図に示すものは
1×2のキートップ(6)を取付ける場合の例であり、
キートップ(6)1個に対して、キースイッチ(2)が
1個と、その隣のダミーキー(3)が1個使用されてい
る。前記キースイッチ(2)の側面には、キースイッチ
本体の周囲の略半分を取り巻くコ字型に形成されたフッ
ク(4)が取付けられている。前記フック(4)の軸受
には連動棒(5)の軸部(35)が回動自在に遊嵌し、前
記連動棒(5)の両先端部(36)(36)はキートップ
(6)のガイド溝(34)(34)に遊嵌している。
つぎに、前記した個々の部品について、さらに詳しく説
明する。
明する。
キースイッチ(2)は第4図に示すように、その本体
(13)が略正方形をなしており、両側面には本体(13)
と隙間(8)(8)をもって弾性係止片(9)(9)が
一体に形成されている。この弾性係止片(9)にはキー
ボードフレーム(1)の取付孔(7)の縁の当接してキ
ースイッチ(2)を嵌合せしめる段部(10)(11)が形
成され、さらに、本体(13)の周囲にも同様の段部(1
2)(12)…が設けられている。
(13)が略正方形をなしており、両側面には本体(13)
と隙間(8)(8)をもって弾性係止片(9)(9)が
一体に形成されている。この弾性係止片(9)にはキー
ボードフレーム(1)の取付孔(7)の縁の当接してキ
ースイッチ(2)を嵌合せしめる段部(10)(11)が形
成され、さらに、本体(13)の周囲にも同様の段部(1
2)(12)…が設けられている。
フック(4)は、第6図に示すように、中心片部(17)
とその両側片部から成るコ字型に形成され、前記フック
(4)の中央片部(17)には突起(16)(16)と鉤(1
5)で構成された横方向の軸受(14)が形成され、前記
フック(4)の両側片部のそれぞれには、前記キースイ
ッチ本体(13)と弾性係止片(9)との隙間(8)に嵌
合する脚部(18)(19)が形成されている。外側の前記
脚部(18)には、前記キーボードフレーム(1)に係合
して前記フック(4)を固定する段部(20)が設けられ
ている。また、前記フック(4)の両側片部のそれぞれ
の脚部(18)(19)の上には、縦方向の軸受(21)とな
る突起(22)と鉤(23)が形成されている。
とその両側片部から成るコ字型に形成され、前記フック
(4)の中央片部(17)には突起(16)(16)と鉤(1
5)で構成された横方向の軸受(14)が形成され、前記
フック(4)の両側片部のそれぞれには、前記キースイ
ッチ本体(13)と弾性係止片(9)との隙間(8)に嵌
合する脚部(18)(19)が形成されている。外側の前記
脚部(18)には、前記キーボードフレーム(1)に係合
して前記フック(4)を固定する段部(20)が設けられ
ている。また、前記フック(4)の両側片部のそれぞれ
の脚部(18)(19)の上には、縦方向の軸受(21)とな
る突起(22)と鉤(23)が形成されている。
ダミーキー(3)は、第5図に示すように、略正方形で
板状の本体(24)の周囲に前記フック(4)と同様の突
起(27)と鉤(26)からなる軸受(25)が形成され、本
体(24)の片側に前記キーボードフレーム(1)への係
止爪(28)が形成され、反対側に弾性係止爪(29)が設
けられている。また、中央にはキートップ(6)のダミ
ーステム(33)が摺動自在に遊嵌する突起(30)が形成
されている。
板状の本体(24)の周囲に前記フック(4)と同様の突
起(27)と鉤(26)からなる軸受(25)が形成され、本
体(24)の片側に前記キーボードフレーム(1)への係
止爪(28)が形成され、反対側に弾性係止爪(29)が設
けられている。また、中央にはキートップ(6)のダミ
ーステム(33)が摺動自在に遊嵌する突起(30)が形成
されている。
キートップ(6)は、第7図に示すように、本体(31)
の下面に前記キースイッチ(2)への取付ステム(32)
と、前記ダミーキー(3)の突起(30)に摺動自在に遊
嵌するダミーステム(33)が形成され、本体(31)の片
側の左右には前記連動棒(5)の先端部(36)(36)が
遊嵌するガイド溝(34)(34)が形成されている。
の下面に前記キースイッチ(2)への取付ステム(32)
と、前記ダミーキー(3)の突起(30)に摺動自在に遊
嵌するダミーステム(33)が形成され、本体(31)の片
側の左右には前記連動棒(5)の先端部(36)(36)が
遊嵌するガイド溝(34)(34)が形成されている。
連動棒(5)は、第8図に示すように、軸部(35)とこ
の軸部(35)から略コ字型に突き出た先端部(36)(3
6)からなり、軸部(35)が前記ダミーキー(3)の軸
受(25)または前記フック(4)の軸受(14)または
(21)に軸支され、先端部(36)(36)がキートップ
(6)のガイド溝(34)(34)に遊嵌される。
の軸部(35)から略コ字型に突き出た先端部(36)(3
6)からなり、軸部(35)が前記ダミーキー(3)の軸
受(25)または前記フック(4)の軸受(14)または
(21)に軸支され、先端部(36)(36)がキートップ
(6)のガイド溝(34)(34)に遊嵌される。
つぎに、以上の構成における組立手順を説明する。
キーボードフレーム(1)の所定の取付孔(7)に
キースイッチ(2)とダミーキー(3)を嵌合する。こ
のとき、キースイッチ(2)の段部(10)がキーボード
フレーム(1)の取付孔(7)の縁の当接して、弾性係
止片(9)が一旦隙間(8)方向へたわみ、キースイッ
チ(1)が所定の位置までくると弾性係止片(9)が元
の状態に戻り、段部(10)(11)(12)の間にキーボー
ドフレーム(1)を挾んで保持する。
キースイッチ(2)とダミーキー(3)を嵌合する。こ
のとき、キースイッチ(2)の段部(10)がキーボード
フレーム(1)の取付孔(7)の縁の当接して、弾性係
止片(9)が一旦隙間(8)方向へたわみ、キースイッ
チ(1)が所定の位置までくると弾性係止片(9)が元
の状態に戻り、段部(10)(11)(12)の間にキーボー
ドフレーム(1)を挾んで保持する。
キースイッチ(2)の弾性係止片(9)の隙間
(8)にフック(4)の脚部(18)(19)を嵌合してフ
ック(4)を取付ける。このとき、フック(4)の脚部
(18)に形成された段部(20)がキーボードフレーム
(1)の取付孔(7)の縁に当接して脚部(18)が一旦
たわみ、フック(4)が所定の位置に来ると元の状態に
戻って、段部(20)と中央片部(17)の間にキーボード
フレーム(1)を挟んで保持する。
(8)にフック(4)の脚部(18)(19)を嵌合してフ
ック(4)を取付ける。このとき、フック(4)の脚部
(18)に形成された段部(20)がキーボードフレーム
(1)の取付孔(7)の縁に当接して脚部(18)が一旦
たわみ、フック(4)が所定の位置に来ると元の状態に
戻って、段部(20)と中央片部(17)の間にキーボード
フレーム(1)を挟んで保持する。
フック(4)の軸受(14)または(21)とダミーキ
ー(3)の軸受(25)に連動棒(5)の軸部(35)を嵌
め込んで軸支させる。
ー(3)の軸受(25)に連動棒(5)の軸部(35)を嵌
め込んで軸支させる。
キートップ(6)のガイド溝(34)(34)に連動棒
(5)の先端部(36)(36)を遊嵌させ、そのまま、キ
ートップ(6)のステムをキースイッチ(2)に嵌め込
む。
(5)の先端部(36)(36)を遊嵌させ、そのまま、キ
ートップ(6)のステムをキースイッチ(2)に嵌め込
む。
つぎに、以上の構成における操作を説明する。
キートップ(6)は常にキースイッチ(2)に内蔵され
たばね(図示せず)によって押し上げられているものと
する。今、このキートップ(6)の任意の箇所(例え
ば、第1の(a)、(b)に示す点X)を上から押圧し
たとする。すると、キートップ(6)の点Xが押し下げ
られるが、連動棒(5)の一方の先端部(36)も押し下
げられて軸部(35)を中心として回動する。これに伴っ
て、連動棒(5)の他方の先端部(36)も一方の先端部
(36)と同じ高さに保持されて下がり、キートップ
(6)の点Yが引き下げられる。キートップ(6)の点
Xを押圧した場合に限らず、キートップ(6)のどの点
を押圧しても、点XとYは常に同じ高さに保持されるの
で、キートップ(6)は常に水平に保持される。
たばね(図示せず)によって押し上げられているものと
する。今、このキートップ(6)の任意の箇所(例え
ば、第1の(a)、(b)に示す点X)を上から押圧し
たとする。すると、キートップ(6)の点Xが押し下げ
られるが、連動棒(5)の一方の先端部(36)も押し下
げられて軸部(35)を中心として回動する。これに伴っ
て、連動棒(5)の他方の先端部(36)も一方の先端部
(36)と同じ高さに保持されて下がり、キートップ
(6)の点Yが引き下げられる。キートップ(6)の点
Xを押圧した場合に限らず、キートップ(6)のどの点
を押圧しても、点XとYは常に同じ高さに保持されるの
で、キートップ(6)は常に水平に保持される。
[考案の効果] 本考案は、上記のように、連動棒の軸部を軸支する軸受
をフックに形成し、このフックをキースイッチに一体に
形成した弾性係止片の隙間に嵌合してキーボードフレー
ムに取り付けるように構成したので、汎用のキーボード
に軸受を固定してキートップの連動棒を組み込むことが
でき、キートップの片押しに対してもスムーズな上下動
ができる。しかも、キースイッチの弾性係止片の隙間に
フックの脚部を嵌合するだけでよいので、キーボードフ
レームに複雑な加工を要する軸受を形成する必要がな
く、余計なスペースを取らず、既存のキーボードフレー
ムにも実施できるという効果を有するものである。
をフックに形成し、このフックをキースイッチに一体に
形成した弾性係止片の隙間に嵌合してキーボードフレー
ムに取り付けるように構成したので、汎用のキーボード
に軸受を固定してキートップの連動棒を組み込むことが
でき、キートップの片押しに対してもスムーズな上下動
ができる。しかも、キースイッチの弾性係止片の隙間に
フックの脚部を嵌合するだけでよいので、キーボードフ
レームに複雑な加工を要する軸受を形成する必要がな
く、余計なスペースを取らず、既存のキーボードフレー
ムにも実施できるという効果を有するものである。
また、フックを中央片部と両側片部から成るコ字型に形
成し、その中央片部に横方向の軸受を形成し、その両側
片部に縦方向の軸受を形成するとともに弾性係止片の隙
間に嵌合する脚部を形成するようにした場合には、フッ
クの構造を簡単にすることができる。
成し、その中央片部に横方向の軸受を形成し、その両側
片部に縦方向の軸受を形成するとともに弾性係止片の隙
間に嵌合する脚部を形成するようにした場合には、フッ
クの構造を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図ないし第8図は本考案の一実施例を示すもので、
第1図(a)、(b)は連動棒の軸部が横方向、縦方向
の場合の分解斜視図、第2図は連動棒の軸支状態を示す
平面図、第3図は連動棒の軸支状態を示す側面図、第4
図はキースイッチの斜視図、第5図はダミーキーの斜視
図、第6図はフックの斜視図、第7図はキートップの斜
視図、第8図は連動棒の斜視図、第9図(a)(b)
(c)(d)(e)(f)(g)はそれぞれ大きさの異
なるキートップの平面図、第10図はキーボードフレーム
の平面図、第11図(a)(b)は連動棒の取付方法の略
図、第12図は従来例を示す平面図、第13図は第12図の拡
大断面図である。 (1)……キーボードフレーム、(2)……キースイッ
チ、(3)……ダミーキー、(4)……フック、(5)
……連動棒、(6)……キートップ、(7)……キース
イッチ取付孔、(8)……隙間、(9)……弾性係止
片、(10)(11)(12)……段部、(13)……キースイ
ッチ本体、(14)……軸受、(15)……鉤、(16)……
突起、(17)……中央片部、(18)(19)……脚部、
(20)……段部、(21)……軸受、(22)……突起、
(23)……鉤、(24)……ダミーキー本体、(25)……
軸受、(26)……鉤、(27)……突起、28……係止爪、
(29)……弾性係止片、(30)……突起、(31)……キ
ートップ本体、(32)……ステム、(33)……ダミース
テム、(34)……ガイド溝、(35)……軸部、(36)…
…連動棒の先端。
第1図(a)、(b)は連動棒の軸部が横方向、縦方向
の場合の分解斜視図、第2図は連動棒の軸支状態を示す
平面図、第3図は連動棒の軸支状態を示す側面図、第4
図はキースイッチの斜視図、第5図はダミーキーの斜視
図、第6図はフックの斜視図、第7図はキートップの斜
視図、第8図は連動棒の斜視図、第9図(a)(b)
(c)(d)(e)(f)(g)はそれぞれ大きさの異
なるキートップの平面図、第10図はキーボードフレーム
の平面図、第11図(a)(b)は連動棒の取付方法の略
図、第12図は従来例を示す平面図、第13図は第12図の拡
大断面図である。 (1)……キーボードフレーム、(2)……キースイッ
チ、(3)……ダミーキー、(4)……フック、(5)
……連動棒、(6)……キートップ、(7)……キース
イッチ取付孔、(8)……隙間、(9)……弾性係止
片、(10)(11)(12)……段部、(13)……キースイ
ッチ本体、(14)……軸受、(15)……鉤、(16)……
突起、(17)……中央片部、(18)(19)……脚部、
(20)……段部、(21)……軸受、(22)……突起、
(23)……鉤、(24)……ダミーキー本体、(25)……
軸受、(26)……鉤、(27)……突起、28……係止爪、
(29)……弾性係止片、(30)……突起、(31)……キ
ートップ本体、(32)……ステム、(33)……ダミース
テム、(34)……ガイド溝、(35)……軸部、(36)…
…連動棒の先端。
Claims (2)
- 【請求項1】キーボードフレームに穿設された取付孔に
キースイッチおよびダミーキーを嵌合し、前記キースイ
ッチにステムを嵌合すると共に前記ダミーキーにダミー
ステムを摺動自在に遊嵌してキートップを取り付け、こ
のキートップの前後または左右あるいはその両方の端部
を連動棒で同じ高さに保持するキーボードにおいて、前
記キースイッチの本体の側面に隙間をもって弾性係止片
を一体に形成し、この弾性係止片に前記キーボードフレ
ームに嵌合するための段部を形成し、前記弾性係止片の
隙間に嵌合する脚部が形成されたフックを設け、このフ
ックに前記連動棒の軸部を軸支する軸受を形成してなる
ことを特徴とするキーボード。 - 【請求項2】フックはキースイッチ本体の周囲の略半分
を取り巻く中央片部と両側片部から成るコ字型に形成
し、前記フックの中央片部に横方向の軸受を形成し、前
記フックの両側片部に縦方向の軸受を形成するとともに
前記弾性係止片の隙間に嵌合する脚部を形成してなるこ
とを特徴とする請求項1記載のキーボード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14914689U JPH0720820Y2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | キーボード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14914689U JPH0720820Y2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | キーボード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0388232U JPH0388232U (ja) | 1991-09-10 |
JPH0720820Y2 true JPH0720820Y2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=31695562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14914689U Expired - Lifetime JPH0720820Y2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | キーボード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0720820Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3732930B2 (ja) * | 1997-10-22 | 2006-01-11 | 富士通コンポーネント株式会社 | キーボード |
-
1989
- 1989-12-25 JP JP14914689U patent/JPH0720820Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0388232U (ja) | 1991-09-10 |
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