JPH0720752Y2 - 携帯用端末装置 - Google Patents
携帯用端末装置Info
- Publication number
- JPH0720752Y2 JPH0720752Y2 JP1988056526U JP5652688U JPH0720752Y2 JP H0720752 Y2 JPH0720752 Y2 JP H0720752Y2 JP 1988056526 U JP1988056526 U JP 1988056526U JP 5652688 U JP5652688 U JP 5652688U JP H0720752 Y2 JPH0720752 Y2 JP H0720752Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- terminal device
- memory card
- opening
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、携帯用端末装置に係り、特に記憶装置として
メモリーカードを使用した携帯用端末装置に関するもの
である。
メモリーカードを使用した携帯用端末装置に関するもの
である。
(従来の技術) 従来、携帯可能な端末装置においては、端末装置とは別
に記憶装置を設け、両者を接続コードで接続するものが
あったが、携帯に不便なだけでなく、端末装置を使用す
るたびに、接続コードを連結する必要があって、操作者
にとってその作業は煩わしいものであった。
に記憶装置を設け、両者を接続コードで接続するものが
あったが、携帯に不便なだけでなく、端末装置を使用す
るたびに、接続コードを連結する必要があって、操作者
にとってその作業は煩わしいものであった。
そこで、端末装置の本体の一部に、メモリーカードを挿
入することができるようにして、記憶装置を内蔵させた
ものが提供されている。
入することができるようにして、記憶装置を内蔵させた
ものが提供されている。
このようなものとしては、例えば、以下に示すようなも
のがあった。
のがあった。
第6図はかかる従来の携帯用端末装置の分解斜視図、第
7図はその携帯用端末装置の外観斜視図である。
7図はその携帯用端末装置の外観斜視図である。
図において、1は端末装置本体で表面にキーボード及び
表示部を備えている。該端末装置本体1の側面には、メ
モリーカード2を挿入するためのメモリーカード挿入口
3を形成している。操作者は上記メモリーカード2を着
脱することができ、メモリーカード2の記憶内容の交
換、書き込み等が他の端末装置でも可能となると共に、
必要に応じて各種のメモリーカードを使用することがで
きる。
表示部を備えている。該端末装置本体1の側面には、メ
モリーカード2を挿入するためのメモリーカード挿入口
3を形成している。操作者は上記メモリーカード2を着
脱することができ、メモリーカード2の記憶内容の交
換、書き込み等が他の端末装置でも可能となると共に、
必要に応じて各種のメモリーカードを使用することがで
きる。
また、端末装置本体1の下部適宜箇所には、電池パック
取付部4が形成されていて、該電池パック取付部4に電
池パック5が着脱自在に取り付けられる。
取付部4が形成されていて、該電池パック取付部4に電
池パック5が着脱自在に取り付けられる。
上記電池パック5を使用することにより、電池パック5
を取り外して電池を交換又は充電することができる。し
たがって、端末装置に充電器を内蔵する必要がなくな
り、端末装置を小型化することができるだけでなく、安
価に製造することができる。
を取り外して電池を交換又は充電することができる。し
たがって、端末装置に充電器を内蔵する必要がなくな
り、端末装置を小型化することができるだけでなく、安
価に製造することができる。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の端末装置では、第7図に示す
ように、メモリーカード2は端末装置本体1に装着した
後も、取外しが容易なように頭部が露出しているため、
メモリーカード2とメモリーカード挿入口3との間から
塵埃、水滴等が浸入し易く、誤動作を起こしたりするこ
とがある。また、携帯用端末装置においては、端末装置
を移動することが多いが、その際に上記メモリーカード
2の露出部分を机等にぶつける等の問題があった。
ように、メモリーカード2は端末装置本体1に装着した
後も、取外しが容易なように頭部が露出しているため、
メモリーカード2とメモリーカード挿入口3との間から
塵埃、水滴等が浸入し易く、誤動作を起こしたりするこ
とがある。また、携帯用端末装置においては、端末装置
を移動することが多いが、その際に上記メモリーカード
2の露出部分を机等にぶつける等の問題があった。
本考案は、以上述べたようにメモリーカードが本体から
露出するという問題点を除去し、メモリーカードと開口
部との間から塵埃、水滴等が浸入しないようにすると共
に、端末装置を移動する際にメモリーカードの露出部分
を机等にぶつけることのないようにした携帯用端末装置
を提供することを目的とする。
露出するという問題点を除去し、メモリーカードと開口
部との間から塵埃、水滴等が浸入しないようにすると共
に、端末装置を移動する際にメモリーカードの露出部分
を机等にぶつけることのないようにした携帯用端末装置
を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成するために、メモリーカード
を記憶装置として持つ携帯用端末装置において、端末装
置本体後部及び裏面の直交する2面にメモリカードを挿
抜するための開口部を有すると共に、該開口部の内側両
側面に前方から後方にかけて上昇する傾斜面と、該傾斜
面の前方先端部に形成される保持棚と、前記傾斜面の後
方末端部中央に形成される係止用凹部と、前記開口部の
後端両側面内部から、開口の内部に向かって突設される
円柱状の突起とを有し、メモリカードを装着した状態
で、前記開口部を気密包囲するカバーを設けると共に、
該カバーは前記傾斜面に対応するように前方から後方に
かけて上昇する傾斜した両側面を有し、前記傾斜面に相
対する面の周囲に気密用パッキンを有する引き出し形状
をなし、かつ前記カバーの前方には前記保持棚に係合す
るカバー保持用の凸部と、前記カバーの後端中央には前
記カバーの後方への移動を係止するため、前記係止用凹
部に係合する係止部材を有し、前記両側面の後端部に上
方から下方に延びる略垂直な第1の溝と該第1の溝に連
設される前方から後方へと延びる略水平な第2の溝とを
有する、前記円柱状の突起への係合溝とを設けるように
したものである。
を記憶装置として持つ携帯用端末装置において、端末装
置本体後部及び裏面の直交する2面にメモリカードを挿
抜するための開口部を有すると共に、該開口部の内側両
側面に前方から後方にかけて上昇する傾斜面と、該傾斜
面の前方先端部に形成される保持棚と、前記傾斜面の後
方末端部中央に形成される係止用凹部と、前記開口部の
後端両側面内部から、開口の内部に向かって突設される
円柱状の突起とを有し、メモリカードを装着した状態
で、前記開口部を気密包囲するカバーを設けると共に、
該カバーは前記傾斜面に対応するように前方から後方に
かけて上昇する傾斜した両側面を有し、前記傾斜面に相
対する面の周囲に気密用パッキンを有する引き出し形状
をなし、かつ前記カバーの前方には前記保持棚に係合す
るカバー保持用の凸部と、前記カバーの後端中央には前
記カバーの後方への移動を係止するため、前記係止用凹
部に係合する係止部材を有し、前記両側面の後端部に上
方から下方に延びる略垂直な第1の溝と該第1の溝に連
設される前方から後方へと延びる略水平な第2の溝とを
有する、前記円柱状の突起への係合溝とを設けるように
したものである。
(作用) 本考案によれば、上記したように、操作者はカバーを取
り外してカバーの中の開口部にメモリーカードを挿入し
て端末装置本体に装着し、次に、傾斜面の先端部に形成
される保持棚に上記カバーの先端を係合すると共に、上
記カバーの略垂直な第1の溝に、開口部の後端に開口の
内部に向かって突設される円柱状の突起に係合し、最後
にその円柱状の突起を前記第1の溝に連設される前方か
ら後方へと延びる略水平な第2の溝を有する係合溝に係
合し、更に、カバーの係止用凹部に係止部材を係合する
ことにより閉じることができる。また、外す場合には、
その逆の手順で行うことができる。
り外してカバーの中の開口部にメモリーカードを挿入し
て端末装置本体に装着し、次に、傾斜面の先端部に形成
される保持棚に上記カバーの先端を係合すると共に、上
記カバーの略垂直な第1の溝に、開口部の後端に開口の
内部に向かって突設される円柱状の突起に係合し、最後
にその円柱状の突起を前記第1の溝に連設される前方か
ら後方へと延びる略水平な第2の溝を有する係合溝に係
合し、更に、カバーの係止用凹部に係止部材を係合する
ことにより閉じることができる。また、外す場合には、
その逆の手順で行うことができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
に説明する。
本考案の携帯用端末装置は、例えば、その端末装置にデ
ータの送受信が可能な無線機を内蔵しており、操作する
人がどこにいても即座にホストコンピュータとのデータ
の授受を行い得る機能を有するものである。
ータの送受信が可能な無線機を内蔵しており、操作する
人がどこにいても即座にホストコンピュータとのデータ
の授受を行い得る機能を有するものである。
第1図は本考案の携帯用端末装置の実施例を示す分解斜
視図、第2図は本考案の実施例を示す携帯用端末装置本
体の裏面斜視図、第3図は本考案のカバーの断面図であ
る。
視図、第2図は本考案の実施例を示す携帯用端末装置本
体の裏面斜視図、第3図は本考案のカバーの断面図であ
る。
図において、1は携帯用端末装置本体であって、従来の
端末装置と同様に、上表面にキーボードと表示部を備え
ている。該端末装置本体1の適宜箇所にはメモリーカー
ド2を挿入するための開口部11が形成されている。該開
口部11は図においては端末装置本体1の後方下部に設け
られている。メモリーカード2は、この開口部11を介し
て挿入又は取り出すことができる。
端末装置と同様に、上表面にキーボードと表示部を備え
ている。該端末装置本体1の適宜箇所にはメモリーカー
ド2を挿入するための開口部11が形成されている。該開
口部11は図においては端末装置本体1の後方下部に設け
られている。メモリーカード2は、この開口部11を介し
て挿入又は取り出すことができる。
上記開口部11はカバー12によって覆うことができるよう
になっている。該カバー12は第1図及び第3図に示すよ
うに、カバー12の前方から後方にかけて上昇するように
傾斜した側面を有する引き出し形状を有している。
になっている。該カバー12は第1図及び第3図に示すよ
うに、カバー12の前方から後方にかけて上昇するように
傾斜した側面を有する引き出し形状を有している。
一方、端末装置本体1の裏面には、第2図に示すよう
に、上記カバー12を収容するためのカバー収容凹部13が
形成されている。そして、該カバー収容凹部13の前方奥
部には、メモリーカードコネクタ14が形成されていて、
該メモリーカードコネクタ14にメモリーカード2が装着
される。
に、上記カバー12を収容するためのカバー収容凹部13が
形成されている。そして、該カバー収容凹部13の前方奥
部には、メモリーカードコネクタ14が形成されていて、
該メモリーカードコネクタ14にメモリーカード2が装着
される。
また、上記カバー収容凹部13には、カバー12の傾斜側面
を含む上端縁部15に対応するように前方から後方にかけ
て上昇する傾斜面16が形成されている。そして、カバー
12の上方周縁には、気密用のパッキン17が配されてい
て、カバー12を上記カバー収容凹部13に収容した時、カ
バー12内が外気から完全に密封されるようになってい
る。
を含む上端縁部15に対応するように前方から後方にかけ
て上昇する傾斜面16が形成されている。そして、カバー
12の上方周縁には、気密用のパッキン17が配されてい
て、カバー12を上記カバー収容凹部13に収容した時、カ
バー12内が外気から完全に密封されるようになってい
る。
第4図は本考案のカバー組立状態を示す図、第5図はカ
バー係止装置の構成図である。
バー係止装置の構成図である。
第4図において、カバー12の前方には、カバー保持用の
凸部21が形成されている。一方、端末装置本体1のカバ
ー収容凹部13の後方奥部には、上記凸部21と係合する保
持棚22が形成されている。また、カバー12の両側面の後
端部には上方から下方に延びる略垂直な第1の溝23a
と、この第1の溝23aに連設される前方から後方へと延
びる略水平な第2の溝23bとを有する係合溝23が形成さ
れている。
凸部21が形成されている。一方、端末装置本体1のカバ
ー収容凹部13の後方奥部には、上記凸部21と係合する保
持棚22が形成されている。また、カバー12の両側面の後
端部には上方から下方に延びる略垂直な第1の溝23a
と、この第1の溝23aに連設される前方から後方へと延
びる略水平な第2の溝23bとを有する係合溝23が形成さ
れている。
また、カバー収容凹部13の後端部には開口の内部に向か
って突設される円柱状の突起24が形成されており、係合
溝23と係合するようになっている。
って突設される円柱状の突起24が形成されており、係合
溝23と係合するようになっている。
カバー12を装着固定する場合、上記凸部21を保持棚22に
係合させつつ、円柱状の突起24を、まず係合溝23の略垂
直な第1の溝23aに係合させ、最後に、前方から後方へ
と延びる略水平な第2の溝23bにスライドさせる。つま
り、カバー12の後方を持ち上げ、続いてカバー12を前方
に押すと、係合溝23の奥部25に上記円柱状の突起24が係
合し、カバー12は端末装置本体1に保持されることにな
る。
係合させつつ、円柱状の突起24を、まず係合溝23の略垂
直な第1の溝23aに係合させ、最後に、前方から後方へ
と延びる略水平な第2の溝23bにスライドさせる。つま
り、カバー12の後方を持ち上げ、続いてカバー12を前方
に押すと、係合溝23の奥部25に上記円柱状の突起24が係
合し、カバー12は端末装置本体1に保持されることにな
る。
第5図は端末装置本体へのカバーの係止装置の構成図で
ある。
ある。
この図において、26はカバー12を端末装置本体1に係止
させるための係止部材であり、偏心したカム状の金具か
らなる。
させるための係止部材であり、偏心したカム状の金具か
らなる。
そこで、カバー12の表面に設けられた回転金具27(第1
図及び第3図参照)をコイン等によって回転させると、
係止部材26の突出部26aが端末装置本体1側の係止用凹
部28(第2図、第4図参照)に係合し、カバー12が端末
装置本体1に係止される。
図及び第3図参照)をコイン等によって回転させると、
係止部材26の突出部26aが端末装置本体1側の係止用凹
部28(第2図、第4図参照)に係合し、カバー12が端末
装置本体1に係止される。
上記カバー12はメモリーカード2を覆うための保護カバ
ーであると共に、端末装置の電源となる電池パックとし
ても構成することができる。その場合、第1図に示すよ
うに、カバー12は電池、特に充電可能な、例えば、薄い
板状のガムの形状をしたニッケル・カドミウム電池等を
収容できる構造とされ、電池を収容することができる分
だけの大きさのカバー収容凹部13が上面に形成される。
そして、カバー12の適宜箇所には電極が設けられ、端末
装置本体1の対応箇所には、該電極に当接可能な電極バ
ネが配設される。これら電極及び電極バネは、上記カバ
ー12を端末装置本体1に装着した際において、相互に接
触し電源と本体1とを電気的に接続し、端末装置本体1
に電力が供給される。
ーであると共に、端末装置の電源となる電池パックとし
ても構成することができる。その場合、第1図に示すよ
うに、カバー12は電池、特に充電可能な、例えば、薄い
板状のガムの形状をしたニッケル・カドミウム電池等を
収容できる構造とされ、電池を収容することができる分
だけの大きさのカバー収容凹部13が上面に形成される。
そして、カバー12の適宜箇所には電極が設けられ、端末
装置本体1の対応箇所には、該電極に当接可能な電極バ
ネが配設される。これら電極及び電極バネは、上記カバ
ー12を端末装置本体1に装着した際において、相互に接
触し電源と本体1とを電気的に接続し、端末装置本体1
に電力が供給される。
端末装置を使用するときには、まず、カバー12を端末装
置本体1から取り外し、本体1の開口部11にメモリーカ
ード2を挿入し、メモリーカードコネクタ14に装着させ
る。次に、カバー12の凸部21を保持棚22に係合させつ
つ、円柱状の突起24を係合溝23内に挿入することによっ
てカバー12の後方を持ち上げ、続いてカバー12を前方に
押して、カバー12を端末装置本体1に係合させる。
置本体1から取り外し、本体1の開口部11にメモリーカ
ード2を挿入し、メモリーカードコネクタ14に装着させ
る。次に、カバー12の凸部21を保持棚22に係合させつ
つ、円柱状の突起24を係合溝23内に挿入することによっ
てカバー12の後方を持ち上げ、続いてカバー12を前方に
押して、カバー12を端末装置本体1に係合させる。
続いて、回転金具27をコイン等で回すことにより、係止
部材26が係止用凹部28に入り、カバー12を固定すること
ができる。
部材26が係止用凹部28に入り、カバー12を固定すること
ができる。
なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、
本考案の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これ
らを本考案の範囲から排除するものではない。
本考案の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これ
らを本考案の範囲から排除するものではない。
(考案の効果) 以上、詳細に説明したように、本考案によれば、次のよ
うな効果を奏することができる。
うな効果を奏することができる。
(1)互いに垂直な2面の開口部を気密封止するため、
封止面を2面の対角線上に配置し、カバー固定時に携帯
用端末装置本体に対し、カバーを平行に移動させても、
パッキンに剪断方向の力を極力加えないため、気密封止
が簡単で、パッキンを劣化させることがない。
封止面を2面の対角線上に配置し、カバー固定時に携帯
用端末装置本体に対し、カバーを平行に移動させても、
パッキンに剪断方向の力を極力加えないため、気密封止
が簡単で、パッキンを劣化させることがない。
(2)カバーの両側面の後端部に形成される係止溝が、
本体の円柱状の突起を拾うように構成されているので、
カバーの固定が簡単である。
本体の円柱状の突起を拾うように構成されているので、
カバーの固定が簡単である。
(3)本体の円柱状の突起と上記係止溝が嵌合するの
で、カバー係止では、一方向のみを拘束するようにすれ
ばよいので、簡単な係止部材で係止可能である。
で、カバー係止では、一方向のみを拘束するようにすれ
ばよいので、簡単な係止部材で係止可能である。
(4)メモリーカードを記憶装置として持つ携帯用端末
装置において、端末装置本体にメモリーカードを挿入す
るための開口部と、メモリーカードを装着した状態で外
開口部を気密包囲するカバーを設けたため、メモリーカ
ードが本体から露出するという問題点がなくなり、カバ
ーの着脱が容易であると共に、メモリーカードと開口部
との間から靭埃、水滴等が浸入しなくなる。
装置において、端末装置本体にメモリーカードを挿入す
るための開口部と、メモリーカードを装着した状態で外
開口部を気密包囲するカバーを設けたため、メモリーカ
ードが本体から露出するという問題点がなくなり、カバ
ーの着脱が容易であると共に、メモリーカードと開口部
との間から靭埃、水滴等が浸入しなくなる。
(5)メモリーカードが本体から露出しないので、端末
装置を移動する際にメモリーカードの露出部分を机等に
ぶつけることがなくなる。
装置を移動する際にメモリーカードの露出部分を机等に
ぶつけることがなくなる。
(6)開口部を気密包囲するカバーを前方から後方にか
けて上昇するように傾斜した両側面を有する引き出し形
状としたため、開口部の面積が広くなり、操作者による
メモリーカードの装着が容易になる。
けて上昇するように傾斜した両側面を有する引き出し形
状としたため、開口部の面積が広くなり、操作者による
メモリーカードの装着が容易になる。
(7)電池パックによって開口部を包囲するカバーを形
成することにより、メモリーカード挿入口と電池パック
挿入口が一体化し、電池パック自体がメモリーカード保
護カバーとなる。
成することにより、メモリーカード挿入口と電池パック
挿入口が一体化し、電池パック自体がメモリーカード保
護カバーとなる。
したがって、端末装置の可動部分は1箇所となり、構造
が簡単になり、小型化できるだけでなく端末装置が安価
になる。しかも、端末装置内部の実装スペースを広くと
ることができる。
が簡単になり、小型化できるだけでなく端末装置が安価
になる。しかも、端末装置内部の実装スペースを広くと
ることができる。
第1図は本考案の携帯用端末装置の分解斜視図、第2図
は本考案の携帯用端末装置本体の裏面斜視図、第3図は
本考案のカバーの断面図、第4図は本考案のカバーの組
立状態を示す図、第5図は本考案のカバーの係止装置の
構成図、第6図は従来の携帯用端末装置の分解斜視図、
第7図はその携帯用端末装置の外観斜視図である。 1……携帯用端末装置本体、2……メモリーカード、11
……開口部、12……カバー、13……カバー収容凹部、14
……メモリーカードコネクタ、16……傾斜面、17……パ
ッキン、21……凸部、22……保持棚、23……係合溝、23
a……第1の溝、23b……第2の溝、24……円柱状の突
起、26……係止部材、27……回転金具、28……係止用凹
部。
は本考案の携帯用端末装置本体の裏面斜視図、第3図は
本考案のカバーの断面図、第4図は本考案のカバーの組
立状態を示す図、第5図は本考案のカバーの係止装置の
構成図、第6図は従来の携帯用端末装置の分解斜視図、
第7図はその携帯用端末装置の外観斜視図である。 1……携帯用端末装置本体、2……メモリーカード、11
……開口部、12……カバー、13……カバー収容凹部、14
……メモリーカードコネクタ、16……傾斜面、17……パ
ッキン、21……凸部、22……保持棚、23……係合溝、23
a……第1の溝、23b……第2の溝、24……円柱状の突
起、26……係止部材、27……回転金具、28……係止用凹
部。
Claims (1)
- 【請求項1】メモリーカードを記憶装置として持つ携帯
用端末装置において、 (a)端末装置本体後部及び裏面の直交する2面にメモ
リカードを挿抜するための開口部を有すると共に、該開
口部の内側両側面に前方から後方にかけて上昇する傾斜
面と、該傾斜面の前方先端部に形成される保持棚と、前
記傾斜面の後方末端部中央に形成される係止用凹部と、
前記開口部の後端両側面内部から、開口の内部に向かっ
て突設される円柱状の突起とを有し、 (b)メモリカードを装着した状態で、前記開口部を気
密包囲するカバーを設けると共に、該カバーは前記傾斜
面に対応するように前方から後方にかけて上昇する傾斜
した両側面を有し、前記傾斜面に相対する面の周囲に気
密用パッキンを有する引き出し形状をなし、かつ前記カ
バーの前方には前記保持棚に係合するカバー保持用の凸
部と、前記カバーの後端中央には前記カバーの後方への
移動を係止するため、前記係止用凹部に係合する係止部
材を有し、前記両側面の後端部に上方から下方に延びる
略垂直な第1の溝と該第1の溝に連設される前方から後
方へと延びる略水平な第2の溝とを有する、前記円柱状
の突起への係合溝とを具備することを特徴とする携帯用
端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988056526U JPH0720752Y2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | 携帯用端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988056526U JPH0720752Y2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | 携帯用端末装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01160524U JPH01160524U (ja) | 1989-11-08 |
JPH0720752Y2 true JPH0720752Y2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=31282396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988056526U Expired - Lifetime JPH0720752Y2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | 携帯用端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0720752Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4950965B2 (ja) * | 2007-09-03 | 2012-06-13 | パナソニック株式会社 | 情報処理装置 |
JP5223441B2 (ja) * | 2008-04-25 | 2013-06-26 | 株式会社ニコン | 蓋の開閉構造及びカメラ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6126152A (ja) * | 1984-07-16 | 1986-02-05 | Fujitsu Ltd | アドレスチエツク方式 |
JPH024528Y2 (ja) * | 1984-11-22 | 1990-02-02 |
-
1988
- 1988-04-28 JP JP1988056526U patent/JPH0720752Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01160524U (ja) | 1989-11-08 |
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