JPH024528Y2 - - Google Patents

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JPH024528Y2
JPH024528Y2 JP1984176693U JP17669384U JPH024528Y2 JP H024528 Y2 JPH024528 Y2 JP H024528Y2 JP 1984176693 U JP1984176693 U JP 1984176693U JP 17669384 U JP17669384 U JP 17669384U JP H024528 Y2 JPH024528 Y2 JP H024528Y2
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box
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box body
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JP1984176693U
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JPS6193045U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、レーダアンテナの電気回路箱の構
造に関するものである。
〔従来の技術〕
現在使用されるレーダアンテナは、大半が船舶
用であり、保守作業の困難なマスト頂上に装備さ
れている。しかし、その電気回路には、送信用の
マグネトロンなどのように定期的に交換保守しな
ければならないものが含まれているため、一般
に、電気回路箱上に回転アンテナを設けて構成さ
れ、第2図・第3図のような開蓋構造のものが用
いられている。
第2図のものは、電気回路箱10が、いわゆる
両開き蓋構造のもので、箱体1の両側に蓋2を設
け、この両者間にパツキンaを介在させて防水箱
状に構成し、箱体1の下方には取付脚6を、上方
には軸受部5を設け、軸受部5を回転中心として
回転アンテナ4を支持し、電気回路箱10に電気
回路部3を内蔵させている。
第3図のものは、電気回路箱10が、いわゆる
上開き蓋構造のもので、箱体1Aの上方に蓋2A
を設け、この両者間にパツキンbを介在させて防
水箱状に構成し、蓋2Aの中心付近に軸受部5を
設け、軸受部5を回転中心として回転アンテナ4
を支持し、箱体1Aの下方に取付脚6を設け、電
気回路箱10に電気回路部3を内蔵させている。
そして、第2図のものでは、電気回路部3と回
転アンテナ4が箱体1によつて支持されているた
め、蓋2を開けても、回転アンテナ4をそのまま
の状態で回転させながら、電気回路部3の動作を
保守点検できる利点があるが、構成部品点数も防
水構造箇所も多くなるため、高価となる不都合が
あつた。
一方、第3図のものでは、こうした不都合がな
い代わりに、電気回路部3の保守点検調整などの
都度、蓋2Aを上方に持上げて何等かの方法で支
持するか、または、蓋2Aを横倒しに開けて行な
わなければならず、前記のようなマスト頂上での
作業では、危険きわまりない作業を行なわなけれ
ばならない不都合があつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この考案は、前記のいずれの不都合をも同時に
解決なしうる簡便安価な構造を提供するものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、電気回路箱10を、下方に斜めの
開口部を有するとともに両脇より下方に張出した
取付脚部を有する箱体と、この斜め開口部分に係
合する開口部を有する蓋とを以て、2体に分割構
成することにより、前記の不都合を解決したもの
である。
〔実施例〕
以下、第1図および第4図〜第6図により、実
施例を説明する。
箱体1Bは箱状体の下方を図のように斜めに切
欠いた形状の開口部をもち、図のように箱体1の
両脇から下方に張出した取付脚部gの下端に取付
脚6を設けた構造で、上方に軸受部5を設けて回
転アンテナ4を支持し、内部に電気回路部3を設
けてある。
蓋2Bは箱状体の上方を図のように切り欠いた
形状の開口部をもち、その開口部をパツキンbを
介して、箱体1Bの開口部と合致する形状に形成
し、後記の構造により、箱体1Bの開口部の上縁
端側hからネジaのみによつて取付けできるよう
に構成してある。
第5図において、ネジaを取外し、蓋2Bの上
縁端側h′を下方に下げて箱体1Bに喰込ませてい
る部分を外づし、左方に引抜くと、開口部の下縁
端側c′の掛止部Cが外づれて、第4図のように蓋
2Bが箱体1Bより分離できる。
つまり、ネジaと掛止部Cとは、蓋2Bを箱体
1Bに対して取付・取外づしするための組付部を
形成しており、この組付部が蓋箱体1Bの開口部
と蓋2Bの開口部との上縁側と下縁側とに設けら
れている構造になつている。
従つて、電気回路部3の大半部分を露呈させる
ことができる。
図から容易に理解できるように、箱体1Bと蓋
2Bとは、ダイキヤストなどの鋳物形成により製
作する場合、パツキンbの溝部分を含めて、複雑
な中子鋳型を用いずに製作できる形状にできる。
なお、張出脚部gの内側部分は、第6図のよう
にすれば、内側に盗み部jを設けても、パツキン
bの周辺を覆包ませて、上方からの雨滴を外方に
しりぞけるように構成できる。
〔考案の効果〕
この考案によれば、箱体1B・蓋2Bの2体に
よる簡単な構造でありながら、箱体1Bの開口部
を下方に斜めにして設けているので、蓋2Bを取
外づすことにより、電気回路部3の大半部分が露
呈され、保守・点検・調整などを行なうに十分な
開口が得られるので、安価で保守し易いレーダア
ンテナを提供しうる特長がある。
【図面の簡単な説明】
図面は実施例を示し、第1図〜第3図は斜視外
観図、第4図は一部を分解した斜視外観図、第5
図は要部縦断面図、第6図は第5図と直交方向の
縦断面図である。 1,1A,1B……箱体、2,2B,2B……
蓋、3……電気回路部、4……回転アンテナ、5
……軸受部、6……取付脚、10……電気回路
箱。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 蓋と取付脚を設けた箱体とによつてなる防水箱
    状電気回路箱の上側に回転アンテナを設けたレー
    ダアンテナであつて、 a 前記箱体を、下方を斜めに切り欠かいた開口
    部をもつ箱状体(以下、上方箱状体という)に
    よつて形成するとともに、前記上方箱状体の両
    脇から下方に張出した張出脚部の下端に前記取
    付脚を設けて形成する箱体形成手段と、 b 前記蓋を、前記上方箱状体の開口部に合致さ
    せて上方を斜めに切り欠いた開口部をもつ箱状
    体(以下、下方箱状体という)によつて形成す
    る蓋形成手段と、 c 前記上方箱状体の開口部と前記下方箱状体の
    開口部との上縁側と下縁側とに、前記下方箱状
    体を前記上方箱状体に対して取付・取外づしす
    るための組付部を設ける組付部形成手段と を具備することを特徴とするレーダアンテナ。
JP1984176693U 1984-11-22 1984-11-22 Expired JPH024528Y2 (ja)

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JP1984176693U JPH024528Y2 (ja) 1984-11-22 1984-11-22

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JP1984176693U JPH024528Y2 (ja) 1984-11-22 1984-11-22

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Publication Number Publication Date
JPS6193045U JPS6193045U (ja) 1986-06-16
JPH024528Y2 true JPH024528Y2 (ja) 1990-02-02

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JP1984176693U Expired JPH024528Y2 (ja) 1984-11-22 1984-11-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0720752Y2 (ja) * 1988-04-28 1995-05-15 沖電気工業株式会社 携帯用端末装置
JP5028215B2 (ja) * 2007-10-25 2012-09-19 日本無線株式会社 レーダ装置

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JPS6193045U (ja) 1986-06-16

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