JP2551832Y2 - 電気機器ハウジング - Google Patents
電気機器ハウジングInfo
- Publication number
- JP2551832Y2 JP2551832Y2 JP1991087883U JP8788391U JP2551832Y2 JP 2551832 Y2 JP2551832 Y2 JP 2551832Y2 JP 1991087883 U JP1991087883 U JP 1991087883U JP 8788391 U JP8788391 U JP 8788391U JP 2551832 Y2 JP2551832 Y2 JP 2551832Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- inner layer
- housing
- electrical equipment
- outer layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Dry Shavers And Clippers (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は電気かみそりのような小
型電気機器におけるハウジング、ことにスイッチハンド
ルの装着部分まわりの構造に関するものである。
型電気機器におけるハウジング、ことにスイッチハンド
ルの装着部分まわりの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気かみそりのような小型電気機
器は、二つ割りのハウジング1を備えて、スイッチハン
ドル13を配設する場合、ハウジング1とは異なる材料
や色で形成されたスイッチ基台14を設けて、このスイ
ッチ基台14をハウジング1に設けた開口部に設置し、
スイッチ基台14にスイッチハンドル13を取り付ける
ことで、デザイン付けを行うものが多かった。
器は、二つ割りのハウジング1を備えて、スイッチハン
ドル13を配設する場合、ハウジング1とは異なる材料
や色で形成されたスイッチ基台14を設けて、このスイ
ッチ基台14をハウジング1に設けた開口部に設置し、
スイッチ基台14にスイッチハンドル13を取り付ける
ことで、デザイン付けを行うものが多かった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、スイッチ枠を
構成するスイッチ基台はハウジングにフックで取り付け
られるとともに、ハウジング表面から突出するものとな
っていたために、落下させたりした場合にフックが外れ
てスイッチ基台がとれてしまったりしやすく、またスイ
ッチハンドルを強く押すと、強度が弱いためにスイッチ
の機能を低下させてしまうことがある。
構成するスイッチ基台はハウジングにフックで取り付け
られるとともに、ハウジング表面から突出するものとな
っていたために、落下させたりした場合にフックが外れ
てスイッチ基台がとれてしまったりしやすく、またスイ
ッチハンドルを強く押すと、強度が弱いためにスイッチ
の機能を低下させてしまうことがある。
【0004】本考案はこのような点に鑑み為されたもの
であり、その目的とするところは強度低下や機能低下を
招いたりすることなくスイッチハンドルまわりのデザイ
ンをよくすることができる電気機器のハウジングを提供
するにある。
であり、その目的とするところは強度低下や機能低下を
招いたりすることなくスイッチハンドルまわりのデザイ
ンをよくすることができる電気機器のハウジングを提供
するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本考案は、異種
材料で内層と外層とが形成された2色成形からなるとと
もに、内層の一部が外層に形成された開口部を通じて外
部に露出して、該露出部によってスイッチハンドルが取
り付けられるスイッチ基台が形成されていることに特徴
を有するものである。本考案によれば、スイッチ基台は
他の部品ではなく内層の露出で形成されているために、
他の部品を用いた場合のような問題を招くことがない。
材料で内層と外層とが形成された2色成形からなるとと
もに、内層の一部が外層に形成された開口部を通じて外
部に露出して、該露出部によってスイッチハンドルが取
り付けられるスイッチ基台が形成されていることに特徴
を有するものである。本考案によれば、スイッチ基台は
他の部品ではなく内層の露出で形成されているために、
他の部品を用いた場合のような問題を招くことがない。
【0006】
【実施例】以下本考案を図示の実施例に基づいて詳述す
ると、図示例の電気機器は回転式電気かみそりであっ
て、ハウジング1内にはモータ3と蓄電池4、回路基板
6等が納められており、ハウジング1上端にはモータ取
付台15と外刃フレーム16とを介して外刃17が配さ
れており、そして上記モータ3の出力軸には複数段の継
ぎ手ブロック8を介して内刃9が取り付けられている。
図中7はトリマーブロック、18はキャップである。
ると、図示例の電気機器は回転式電気かみそりであっ
て、ハウジング1内にはモータ3と蓄電池4、回路基板
6等が納められており、ハウジング1上端にはモータ取
付台15と外刃フレーム16とを介して外刃17が配さ
れており、そして上記モータ3の出力軸には複数段の継
ぎ手ブロック8を介して内刃9が取り付けられている。
図中7はトリマーブロック、18はキャップである。
【0007】ハウジング1の表面にはスイッチハンドル
13がスライド自在に取り付けられている。このスイッ
チハンドル13は、回路基板6上に形成された接点部上
をスライドする接点ばね11を備えたスイッチプレート
12に連結されており、スイッチハンドル13の上下動
に伴ってオンオフがなされる。さて、ここにおけるハウ
ジング1であるが、図4に示すように、二つ割りで形成
されているとともに、図1から明かなように、内層1a
と外層1bとからなる2色成形品で形成されている。こ
の2色成形は、一次成形において内層1aを形成し、二
次成形において内層1aとは異なる材料や色の材料で外
層1bを形成することによって行うわけであるが、ここ
では外層1bとして、内層1aを表面に露出させること
になる開口部を有するものとしており、スイッチハンド
ル13は、この外部に露出した内層1aの部分に取り付
けている。内層1aの外部露出部を従来におけるスイッ
チ基台として用いるわけである。そして内層1aにおけ
る露出部と外層1bとの境界部には図5(b) から明かな
ように溝30を形成し、更に露出した内層1aは外層1
bよりも一段高くなるようにしている。なお、内層1a
の露出部の表面はハウジング1の外観部を構成すること
になるために、表面は梨地処理を金型で施したものとし
ている。
13がスライド自在に取り付けられている。このスイッ
チハンドル13は、回路基板6上に形成された接点部上
をスライドする接点ばね11を備えたスイッチプレート
12に連結されており、スイッチハンドル13の上下動
に伴ってオンオフがなされる。さて、ここにおけるハウ
ジング1であるが、図4に示すように、二つ割りで形成
されているとともに、図1から明かなように、内層1a
と外層1bとからなる2色成形品で形成されている。こ
の2色成形は、一次成形において内層1aを形成し、二
次成形において内層1aとは異なる材料や色の材料で外
層1bを形成することによって行うわけであるが、ここ
では外層1bとして、内層1aを表面に露出させること
になる開口部を有するものとしており、スイッチハンド
ル13は、この外部に露出した内層1aの部分に取り付
けている。内層1aの外部露出部を従来におけるスイッ
チ基台として用いるわけである。そして内層1aにおけ
る露出部と外層1bとの境界部には図5(b) から明かな
ように溝30を形成し、更に露出した内層1aは外層1
bよりも一段高くなるようにしている。なお、内層1a
の露出部の表面はハウジング1の外観部を構成すること
になるために、表面は梨地処理を金型で施したものとし
ている。
【0008】上記溝30は、その底面が内層1aで形成
されたものとなっている。外層1bを形成するための二
次成形時に金型31で底面を強く押すことで、二次成形
材料、すなわち外層1bの成形材料が内層1a側に食い
込むことを防ぐとともに、内層1aの表面全体を金型3
1で押す必要をなくして、露出した内層1a表面の梨地
加工のつぶれを防いでいる。
されたものとなっている。外層1bを形成するための二
次成形時に金型31で底面を強く押すことで、二次成形
材料、すなわち外層1bの成形材料が内層1a側に食い
込むことを防ぐとともに、内層1aの表面全体を金型3
1で押す必要をなくして、露出した内層1a表面の梨地
加工のつぶれを防いでいる。
【0009】
【考案の効果】以上のように本考案においては、スイッ
チハンドルが取り付けられるスイッチ基台を他の部品で
はなく内層の露出で形成しており、このためにスイッチ
基台をハウジング外層とは異なる材質や色で形成するこ
とができるとともに、このスイッチ基台は内層と一体成
形されたものであることから、取付強度が高くて落下や
スイッチハンドルの過度の押し込みに対しても耐えるこ
とができるものであり、従って、他の部品を用いた場合
のような強度低下や機能低下といった問題を招いたりす
ることなくデザインをよくすることができるものであ
る。
チハンドルが取り付けられるスイッチ基台を他の部品で
はなく内層の露出で形成しており、このためにスイッチ
基台をハウジング外層とは異なる材質や色で形成するこ
とができるとともに、このスイッチ基台は内層と一体成
形されたものであることから、取付強度が高くて落下や
スイッチハンドルの過度の押し込みに対しても耐えるこ
とができるものであり、従って、他の部品を用いた場合
のような強度低下や機能低下といった問題を招いたりす
ることなくデザインをよくすることができるものであ
る。
【図1】一実施例の水平断面図である。
【図2】正面図である。
【図3】縦断面図である。
【図4】分解斜視図である。
【図5】(a)(b)(c) はいずれも断面図である。
【図6】従来例の斜視図である。
【図7】同上の分解斜視図である。
1 ハウジング 1a 内層 1b 外層
Claims (1)
- 【請求項1】 異種材料で内層と外層とが形成された2
色成形からなるとともに、内層の一部が外層に形成され
た開口部を通じて外部に露出して、該露出部によってス
イッチハンドルが取り付けられるスイッチ基台が形成さ
れていることを特徴とする電気機器ハウジング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991087883U JP2551832Y2 (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | 電気機器ハウジング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991087883U JP2551832Y2 (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | 電気機器ハウジング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0538961U JPH0538961U (ja) | 1993-05-25 |
JP2551832Y2 true JP2551832Y2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=13927274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991087883U Expired - Lifetime JP2551832Y2 (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | 電気機器ハウジング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2551832Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5827586Y2 (ja) * | 1980-11-06 | 1983-06-15 | 松下電器産業株式会社 | 車載用テレビジョン受像機 |
-
1991
- 1991-10-28 JP JP1991087883U patent/JP2551832Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0538961U (ja) | 1993-05-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970610 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |