JPH07207520A - 絹フィブロイン繊維の製造法 - Google Patents

絹フィブロイン繊維の製造法

Info

Publication number
JPH07207520A
JPH07207520A JP2878294A JP2878294A JPH07207520A JP H07207520 A JPH07207520 A JP H07207520A JP 2878294 A JP2878294 A JP 2878294A JP 2878294 A JP2878294 A JP 2878294A JP H07207520 A JPH07207520 A JP H07207520A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silk fibroin
lower aliphatic
aliphatic alcohol
alcohol
alkali metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2878294A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3460128B2 (ja
Inventor
Kiyoichi Matsumoto
喜代一 松本
Hiromoto Uejima
宏元 植嶋
Minoru Takewaki
稔 武脇
Tatsuo Iwasaki
立夫 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DAITO NITTO KK
Original Assignee
DAITO NITTO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DAITO NITTO KK filed Critical DAITO NITTO KK
Priority to JP02878294A priority Critical patent/JP3460128B2/ja
Publication of JPH07207520A publication Critical patent/JPH07207520A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3460128B2 publication Critical patent/JP3460128B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 容易にしかも短時間に高濃度で、しかも分子
の充分な広がりを有する絹フィブロイン溶液を調製し、
湿式紡糸したのち緊張延伸して繊維を製造することを目
的とし、この溶液から得られる繊維は衣料、医療、及び
産業分野に利用される。 【構成】 低級脂肪族アルコールの水溶液にアルカリ金
属ハロゲン化物を溶解した混合溶媒にさらに錯形成能を
有する有機化合物を添加した溶媒に絹フィブロインを溶
解した溶液を、低級脂肪族アルコールまたはアルカリ金
属ハロゲン化物の低級脂肪族アルコール溶液中に紡糸延
伸して繊維を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】絹の生産過程で大量に発生する屑
の再利用については古くから検討されているが、繊維と
して再生利用することは成功していない。その理由は、
適当な溶媒と凝固剤が見つけられていないからである。
本発明はこれらの問題点を解決したもので、絹の再生繊
維はいうに及ばずフィルム、被覆材料などとして幅広い
利用が可能になる。
【0002】
【従来の技術】絹フィブロインの再生繊維の製法につい
ては、既に多くの提案がなされているが、いずれの方法
も、工業的に完成したものはない。その主たる理由は得
られる繊維の機械的性質が良好でないためである。これ
の改良法として、溶解に利用する無機塩を透折により紡
糸前に除去した準安定なフィブロイン水溶液を紡糸する
方法が提案されているが、液が不安定なことから安定し
た繊維が得られず、また機械的性質も不十分で工業化さ
れていない。この理由として考えられることは、再生さ
れる繊維の結晶構造が絹繊維のそれと異なり、silk
−1型と、silk−2型の混在したもので、特にsi
lk−2型が支配しているためと考えることができる。
このために、得られる繊維の機械的強度が良好にならな
いと考えられる。silk−2型をsilk−1型に変
えるための方策として、無機塩の塩析及び機械的変形等
が考えられるが、これまでの方法では工業的に完成され
た方法はない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これまで提案されたい
ずれの方法も、得られる繊維の機械的性質が満足すべき
ものでない。その原因は、1)ドープの製造工程が複雑
で、そのコントロールが困雅であること、特に溶解に長
時間を要し、さらに透析を行うために原液が低濃度で不
安定になり、紡糸の生産性が悪い。2)得られる繊維の
結晶構造が、silk−1型とsilk−2型の混在で
あること等が考えられる。本発明はこれらの問題点を解
決し、良好な機械的強度を有する再生繊維の実用的製造
法を提案するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる種々の困
難を解決するために発明者らが鋭意研究したもので、特
に、ドープの透析工程を省略し、高濃度の安定したドー
プから直接に繊維及びフィルム等に成形する新規の方法
を提案するものである。即ち、本発明は低級脂肪族アル
コールと水の混合比率がアルコール/水>1である溶液
に、アルカリ金属ハロゲン化物20%以上溶解した混合
溶媒(MU溶媒)に、さらに錯形成能を有する有機化合
物を添加した溶媒に絹フィブロインを10〜25wt%
溶解した溶液を,低級脂肪族アルコール、またはアルカ
リ金属のハロゲン化物のアルコール溶液中にノズルより
紡出し、凝固させたのち、さらに、低級脂肪族アルコー
ルまたはその水溶液中で緊張延伸することにより、機械
的性質の良好な再生絹フィブロイン繊維を製造する方法
に関する。本発明の第一の特徴は、上記のMU溶媒にさ
らに錯形成能を有する有機化合物を添加することによっ
て、非常に安定な絹フィブロインドープが得られること
を見つけた点にある。即ち、アルカリ金属のハロゲン化
物の濃度を20%以上飽和濃度までで、特に好ましくは
37〜45%の範囲で、アルコール/水の比率が0.5
以上、特に好ましくは3/7〜0/1の範囲の混合溶媒
に溶解した3成分混合溶媒に、さらに絹フィブロイン中
に含まれるカルシウム、及びその他の重金属と当量の錯
形成能を有する有機化合物を添加したものを利用するこ
とにより得られることが分かった。 この溶媒の特徴
は、これまで非溶媒と考えられていたアルコールが実際
は水よりも良溶媒であって、この作用により、フィブロ
イン分子の溶媒中での広がりが顕著になり、結果として
安定な分散状態で存在するようになること、さらに、少
量存在するカルシウム等の重金属類を、絹フィブロイン
分子から取り除くことによって、溶液中でのフィブロイ
ン分子の広がりが大きくなり、フィブロイン本来の有す
る高分子電解質としての性能を発現するようになり、よ
り安定な、繊維形成能を有するドープが得られたと考え
ればよいが、詳しいことは検討中である。第二の特徴
は、紡出後、直ちに凝固液に浸漬することにより凝固さ
せた後、直ちに、低級脂肪族アルコール、またはその水
溶液中で緊張延伸することができることである。延伸倍
率が2倍以上、好ましくは2.5〜5.5倍の場合、脱
塩と結晶配列をsilk−1型に変形でき、優れた機械
的性質を付与できることが明らかになった。このように
高倍率の延伸が容易にできる理由は、カルシウム等の重
金属による分子間の拘束を本方法で取り除いたことによ
ると考えられる。このことによって、ドープの中の塩を
紡糸前に塩析除去することなく、安定な状態で紡糸する
ことが可能になった。また、第二工程として、脱塩と緊
張延伸が同時にできるようになり、この結果として機械
的性質の優れた繊維を製造できるようになった。本発明
に使用することができる絹フィブロインは、家蚕、野
蚕、さく蚕等の繭からの製糸屑、これら繊維の加工工程
で発生する繊維屑、製品屑等があるが、これに限定され
るものでない。本発明に使用する低級脂肪族アルコール
はメチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピル
アルコール、プロピルアルコール、エチレングリコー
ル、グリセリン、プロピレングリコール等があるが、こ
れに限定されるものでない。またアルコールは単独また
は2種以上混合して使用する。本発明で使用するアルカ
リ金属ハロゲン化物は,好ましくは臭化ナトリウム,臭
化リチウム、塩化リチウムであるがこれに限定されるも
のでない。本発明で使用する錯形成能を有する化合物は
官能基として、アミノ酢酸基を有するもので、好ましく
は、イミノジ酢酸(以下IDAと称す)、エチレンジア
ミンテトラ酢酸(以下EDTAと称す)であるが、これ
に限定されるものでない。本発明で使用する溶媒のアル
コール/水の混合比率は1より大きく、これに溶解する
アルカリ金属ハロゲン化物の濃度は20%以上で、特に
好ましくは35%以上飽和濃度までであるが、これに限
定されるものでない。本発明で使用するアミノ酢酸の量
は、当該絹フィブロイン中に含有するカルシウム、及び
その他重金属類の含有量と、等量〜2等量であることが
好ましいが、これに限定されない。本発明で使用する凝
固剤は、アルカリ金属ハロゲン化物の低級脂肪族アルコ
ール溶液である。ここで使用するアルカリ金属ハロゲン
化物は好ましくは臭化リチウム、塩化リチウムである
が、これに限定されず、一般には、溶媒に使用したもの
と同一のものが好ましい。ここで使用する低級脂肪族ア
ルコールはメチルアルコール、エチルアルコール、イソ
プロピルアルコール等であって、これに限定されるもの
でない。ここで使用する溶液のアルカリ金属ハロゲン化
物の濃度は、20%以下、好ましくは5〜15%である
が、これに限定されるものでない。凝固液の温度につい
ては特に限定しない。凝固時間についても特に限定しな
い。本発明で使用する延伸浴に使用する溶媒は、好まし
くはメチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピ
ルアルコール、またはそれらの水溶液であるがこれに限
定されない。水溶液中のアルコールの濃度は、特に限定
するものでない。更に、水溶液の酸性度はpH=7〜2
であることが好ましく、その調製には酢酸、クエン酸の
ような低級脂肪酸が好ましい。紡糸法は現在、一般に利
用されている湿式紡糸法が適用できる。吐出孔の位置
は、凝固浴に浸漬する場合と、浸漬させない場合のいず
れでも良いが、好ましくは浸漬させない場合である。こ
の場合、吐出孔と凝固浴液面との距離は、特に限定しな
ない。凝固した糸条は巻取ることなく連続して溶液の中
で緊張延伸を行う。このことにより、より安定した延伸
処理ができる。また得られた繊維の機械的性質も良好で
ある。
【0005】
【実施例】以下に本発明の実施例を示す。0.5%マル
セル石鹸水溶液に家蚕繭を浴比1:50で浸漬し、10
0℃で1時間加熱して、セリシンを除去した。この液を
除去した後、さらに同一条件で再度処理し、セリシンを
完全に除去した。こうして得られた、絹フィブロイン
を、0.1%の酢酸水溶液で中和した後、充分に水洗
し、脱水後、風乾してから40℃で減圧乾燥した。こう
して得られた絹フィブロインを、臭化リチウム/水/エ
タノールの3成分混合液に、所定量のEDTAを添加し
た後、70℃で20%溶液になるように溶解した。別に
EDTAを添加しない溶液も調製した。得られた絹フィ
ブロインドープを2000メッシュのステンレス製金網
で加圧ろ過した。こうして得られたドープを1昼夜、常
温で放置した。このドープを、30℃に保たれた紡糸装
置に供給し、計量、ろ過を行った後、孔径0.2mm,
孔長/孔径=5.0、孔数20個の細孔で空気中に紡出
した。吐出量は細孔あたり、0.2g/minであっ
た。この糸を、該紡糸口金面の下方に設けた、温度20
℃の臭化リチウム5%のメタノール溶液を循環させた底
部付近に非駆動の糸道規制ローラーを有する槽型凝固装
置に導入した。次に、該凝固槽外に設けた第1ローラー
に巻き付け、連続して設けてある第1延伸槽に導入し、
該延伸槽の外に設置してある第2ローラーに巻き付け
る。さらにこの糸を連続して、第2延伸槽に導き該延伸
槽の外に設置してある第3ローラーに巻き付ける。さら
にこの紡出糸をオイリングし、緊張乾燥した後、巻き取
り機で巻き取った。 第1延伸槽には酢酸でpH=3〜
5に調製した水が充填されている。第2延伸槽には、水
または、各種の金属塩の水溶液が充填してある。第1ロ
ーラーと第2ローラーの間、及び第2ローラーと第3ロ
ーラーの間で、紡出糸は各々2〜4倍延伸をした。本発
明で用いた測定方法は以下の通りである。強伸度、初期
弾性率:JIS L−1013に準拠した方法で、島津
製作所製オートグラフで測定した。紡糸安定性:6時間
連続紡糸したときの、この間の糸切れ回数より評価し
た。延伸安定性:所定の延伸倍率で6時間連続延伸した
ときの糸切れ回数で評価した。本実施例と比較例は、絹
フィブロインの溶解に用いた混合溶媒の種類、及び混合
比率を変えたものである。この結果を表1に示す。表か
ら明らかなように、本発明に属する繊維は、良好な延伸
性と機械的性質を有することが解る。実施例1〜3は比
較例7〜9の溶媒系に、IDAを添加した場合のドープ
についての実験結果である。この結果から明らかなよう
に、IDA添加により延伸性が向上し、さらに得られる
繊維の機械的性能が向上している。この繊維はほぼ既存
の絹と同じような性能を有する。実施例4〜6、は比較
例7〜9の溶媒にEDTAを添加したものであり、実施
例10〜12はさらに臭化リチウムの濃度を50%に
し、EDTAを添加したものである。IDA添加の場合
よりも更に良好な延伸性を示し、得られた繊維の機械的
性質も良好である。
【0006】
【表1】
【0007】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。 1)従来溶媒よりも絹フィブロインの溶解性が向上し、
安定なドープが得られること。 2)高粘度で、曳糸性の優れたドープが得られ、乾湿式
紡糸が可能であること。 3)紡糸速度を50m/minと高くできること。 4)従来のような透析による無機塩除去が不必要で、紡
糸・延伸操作過程で簡単に塩除去ができること。以上の
利点があるため、効率の良い絹フィブロイン再生繊維・
フィルム等の製造が可能になる。このことは資源のリサ
イクルも含めて産業界への大きい寄与が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】今回用いた製造装置の概略図を図1に示す。
【符号の説明】
1:紡糸装置、2:ノズルブロック、3:凝固漕、4:
非駆動ローラー、5:第一ローラー、6:第一延伸漕、
7:第二ローラー、8:第二延伸漕、9:第三ローラ
ー、10:オイリングローラー、11:乾燥機、12:
捲取りローラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植嶋 宏元 奈良県香芝市下田東4丁目1−13 (72)発明者 武脇 稔 和歌山県日高郡南部町大字気佐藤141−3 (72)発明者 岩崎 立夫 京都市上京区西洞院通下立売下ル東裏辻町 407番地

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水と低級脂肪族アルコールの混合比が、
    アルコール/水>1の溶媒にアルカリ金属のハロゲン化
    物を20wt%以上飽和濃度まで溶解した混合溶媒に、
    錯形成能を有する有機化合物を溶解させた溶媒に絹フィ
    ブロインを10wt%以上25wt%溶解した溶液を、
    低級脂脂族アルコール、またはアルカリ金属のハロゲン
    化物の低級脂肪族アルコール溶液中にノズルより紡出
    し、固化させたのち、さらに低級脂肪族アルコールまた
    はその水溶液中で緊張延伸処理することにより成形する
    絹フィブロイン繊維の製造法。
  2. 【請求項2】 低級脂肪族アルコールがメチルアルコー
    ル、エチルアルコール、プロピルアルコールである請求
    項1記載の絹フィブロイン繊維の製造法。
  3. 【請求項3】 アルカリ金属のハロゲン化物が臭化リチ
    ウム、塩化リチウム、チオシアン酸ナトリウムである請
    求項1記載の絹フィブロイン繊維の製造法。
  4. 【請求項4】 アルカリ金属ハロゲン化物の低級脂肪族
    アルコール溶液が、臭化リチウム、塩化リチウム、の低
    級脂肪属アルコール溶液である請求項1記載の絹フィブ
    ロイン繊維の製造法。
  5. 【請求項5】 アルカリ金属ハロゲン化物の低級脂肪属
    アルコール溶液が、アルカリ金属ハロゲン化物のメタノ
    ール、エタノール、またはプロピルアルコールの単独、
    または混合溶液である請求項1記載の絹フィブロイン繊
    維の製造法。
  6. 【請求項6】 固化に使用する低級脂肪属アルコールに
    溶解するアルカリ金属ハロゲン化物の濃度が5〜15%
    である請求項1記載の絹フィブロイン製造法
  7. 【請求項7】 固化に使用する低級脂肪属アルコールが
    メタノール、エタノールである請求項1記載の絹フィブ
    ロイン繊維の製造法。
  8. 【請求項8】 固化に使用するアルカリ金属ハロゲン化
    物が臭化リチウムである請求項1記載の絹フィブロイン
    繊維の製造法
  9. 【請求項9】 錯形成能を有する有機化合物がアミノ酢
    酸基を有する化合物である請求項1記載の絹フィブロイ
    ン繊維の製造法
  10. 【請求項10】 錯形成能を有する有機化合物がイミノ
    ジ酢酸、エチレンジアミンテトラ酢酸である請求項1記
    載の絹フィブロイン繊維の製造法。
  11. 【請求項11】 錯形成能を有する化合物の添加量が絹
    フィブロイン中に含まれるカルシウム等の重金属類と、
    1〜2当モルである請求項1記載の絹フィブロイン繊維
    の製造法。
JP02878294A 1994-01-14 1994-01-14 絹フイブロイン繊維の製造法 Expired - Fee Related JP3460128B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02878294A JP3460128B2 (ja) 1994-01-14 1994-01-14 絹フイブロイン繊維の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02878294A JP3460128B2 (ja) 1994-01-14 1994-01-14 絹フイブロイン繊維の製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07207520A true JPH07207520A (ja) 1995-08-08
JP3460128B2 JP3460128B2 (ja) 2003-10-27

Family

ID=12257993

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02878294A Expired - Fee Related JP3460128B2 (ja) 1994-01-14 1994-01-14 絹フイブロイン繊維の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3460128B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011256488A (ja) * 2010-06-09 2011-12-22 Toyoda Gosei Co Ltd 湿式紡糸による繊維の製造方法
WO2012165477A1 (ja) * 2011-06-01 2012-12-06 スパイバー株式会社 タンパク質繊維及びその製造方法
JP2013506058A (ja) * 2009-09-28 2013-02-21 タフツ ユニバーシティー/トラスティーズ オブ タフツ カレッジ 延伸したシルクegel繊維およびその製造方法
WO2013065651A1 (ja) * 2011-11-02 2013-05-10 スパイバー株式会社 タンパク質溶液及びこれを用いたタンパク質繊維の製造方法
WO2018164020A1 (ja) * 2017-03-10 2018-09-13 Spiber株式会社 タンパク質繊維の製造方法及び製造装置
WO2018235958A1 (ja) * 2017-06-23 2018-12-27 Spiber株式会社 タンパク質の精製方法、タンパク質溶液の製造方法、及びタンパク質成形体の製造方法
WO2019066037A1 (ja) * 2017-09-29 2019-04-04 Spiber株式会社 ドープ液及びそれを用いた製品、並びに、構造タンパク質繊維及びその製造方法
JP2019131923A (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 Spiber株式会社 フィブロイン繊維の製造方法
WO2020017652A1 (ja) * 2018-07-19 2020-01-23 Spiber株式会社 タンパク質繊維の製造方法

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013506058A (ja) * 2009-09-28 2013-02-21 タフツ ユニバーシティー/トラスティーズ オブ タフツ カレッジ 延伸したシルクegel繊維およびその製造方法
JP2011256488A (ja) * 2010-06-09 2011-12-22 Toyoda Gosei Co Ltd 湿式紡糸による繊維の製造方法
WO2012165477A1 (ja) * 2011-06-01 2012-12-06 スパイバー株式会社 タンパク質繊維及びその製造方法
JPWO2012165477A1 (ja) * 2011-06-01 2015-02-23 スパイバー株式会社 タンパク質繊維及びその製造方法
WO2013065651A1 (ja) * 2011-11-02 2013-05-10 スパイバー株式会社 タンパク質溶液及びこれを用いたタンパク質繊維の製造方法
JP5584932B2 (ja) * 2011-11-02 2014-09-10 スパイバー株式会社 タンパク質繊維の製造方法
WO2018164020A1 (ja) * 2017-03-10 2018-09-13 Spiber株式会社 タンパク質繊維の製造方法及び製造装置
EP3594384A4 (en) * 2017-03-10 2020-12-09 Spiber Inc. METHOD AND DEVICE FOR MANUFACTURING PROTEIN FIBERS
CN110462118B (zh) * 2017-03-10 2022-10-11 丝芭博株式会社 蛋白质纤维的制造方法和制造装置
CN110462118A (zh) * 2017-03-10 2019-11-15 丝芭博株式会社 蛋白质纤维的制造方法和制造装置
JPWO2018164020A1 (ja) * 2017-03-10 2020-01-16 Spiber株式会社 タンパク質繊維の製造方法及び製造装置
US11286286B2 (en) 2017-03-10 2022-03-29 Spiber Inc. Method and device for manufacturing protein fiber
WO2018235958A1 (ja) * 2017-06-23 2018-12-27 Spiber株式会社 タンパク質の精製方法、タンパク質溶液の製造方法、及びタンパク質成形体の製造方法
WO2019066037A1 (ja) * 2017-09-29 2019-04-04 Spiber株式会社 ドープ液及びそれを用いた製品、並びに、構造タンパク質繊維及びその製造方法
JPWO2019066037A1 (ja) * 2017-09-29 2020-11-05 Spiber株式会社 ドープ液及びそれを用いた製品、並びに、構造タンパク質繊維及びその製造方法
JP2019131923A (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 Spiber株式会社 フィブロイン繊維の製造方法
WO2020017652A1 (ja) * 2018-07-19 2020-01-23 Spiber株式会社 タンパク質繊維の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3460128B2 (ja) 2003-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7014807B2 (en) Process of making polypeptide fibers
JPH06346314A (ja) 再生絹フィブロイン繊維およびその製造方法
JPH07503288A (ja) カイコフィブロインの繊維紡糸可能な溶液
JP3460128B2 (ja) 絹フイブロイン繊維の製造法
JPH049204B2 (ja)
JP2768835B2 (ja) セルロース成形体の製造方法
JP3829334B2 (ja) ポリ(テトラフルオロエチレン)および関連ポリマー類の分散紡糸方法
JPS6318601B2 (ja)
US4173613A (en) Process for producing cellulosic shaped articles
KR20010075371A (ko) 셀룰로즈 섬유의 제조방법
JP3267781B2 (ja) 再生セルロース成形品の製造方法
US6814904B1 (en) Method for producing cellulosic forms
JPS6028847B2 (ja) セルロ−ス成形物品の製造法
US2004271A (en) Production of artificial filaments, threads, ribbons, films, and the like
JPS6054402B2 (ja) 再生セルロ−ス中空繊維の製法
JPS6225168B2 (ja)
JPH06197700A (ja) カゼイン成形物及びその製造法
CN114395808B (zh) 一种利用湿法纺丝制备聚四氟乙烯纤维的方法
KR920006373B1 (ko) 전방향족 폴리아미드 섬유의 제조방법
JP2503092B2 (ja) ポリビニルアルコ―ル系合成繊維の製造方法
JPS6120644B2 (ja)
US2371359A (en) Method of producing solution containing cellulosic material
JPS6043442B2 (ja) 選択透過性に優れたセルロ−ス誘導体中空繊維の製法
JPH07305218A (ja) 再生セルロースフイラメント糸の湿式処理方法
JP2003055832A (ja) 溶剤紡糸セルロース繊維の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080815

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees