JPH0720646U - カードリーダ - Google Patents

カードリーダ

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JPH0720646U
JPH0720646U JP5598193U JP5598193U JPH0720646U JP H0720646 U JPH0720646 U JP H0720646U JP 5598193 U JP5598193 U JP 5598193U JP 5598193 U JP5598193 U JP 5598193U JP H0720646 U JPH0720646 U JP H0720646U
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card
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head
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義昭 瀬戸
満 岩田
一良 小林
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株式会社田村電機製作所
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 排出されたカードによる人体への衝撃を緩和
し負傷事故を未然に阻止する。 【構成】 カード2を排出する場合、カードがシャッタ
部22を通過して挿入口11付近に達したか否かを挿入
検知センサ21のオンにより判断し、カードの先端部が
挿入検知センサ21により検出されると、モータ13の
回転速度を低速に制御する。また、排出されたカードが
人体等に当たった場合の跳ね返りを検出するために、カ
ードの排出後の一定の微小時間、挿入検知センサのオン
を判断し、これがオンすると、シャッタ部22が開かれ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、カード式公衆電話機等に内蔵されるカードリーダに関し、特に通話 等の終了後に利用されたカードの返却を行うカードリーダに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種のカードリーダは、例えばカード式公衆電話機に内蔵され、カード が挿入されると、挿入されたカードの度数を検出するためにカードをカード搬送 路に沿ってヘッド部の位置まで搬送している。そして、ヘッド部により残度数を 読み取らせ、その表示を行うと共に、ダイヤル発信が行われ相手応答による課金 信号の到来に応じ読み取った上記度数から1度数づつ減算を行う。その後、通話 が終了すると、ヘッド部によりカードへ残度数を記録させ、その後カードを返却 するようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このようなカード式公衆電話機では、利用したカードを排出する場合の排出口 は、利用者の使い勝手を考慮して通常、大人が手を下ろした状態で指先より多少 上方の高さの位置に配設されている。しかし、このカード排出口の高さは子供に とってみれば丁度、目や顔の高さとなり、例えば子供連れの主婦等が通話終了に よりオンフックした場合に、排出されたカードが子供の目や顔に当たり場合にと っては負傷を招くという問題があった。
【0004】 したがって本考案は、排出されたカードによる人体への衝撃を緩和し負傷事故 を未然に阻止することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するために本考案は、モータ及びヘッドを備え、挿入さ れたカードをモータの駆動によりヘッドの配設位置まで搬送しヘッドにより少な くとも情報の再生動作を行わせると共に、ヘッドの動作終了後にモータを再駆動 しカードを排出口へ返却するカードリーダにおいて、排出口にセンサを設けると 共に、返却されたカードの先端部がセンサにより検出された場合は駆動中のモー タの回転速度が低速となるように制御する制御手段を設けたものである。 また、返却されたカードの排出が完了したのち一定時間上記センサを介しカー ドの有無を検出する検出手段と、上記センサに隣接しヘッド側に配設されるシャ ッタを上記検出手段の検出出力に応じ開に制御する手段とを設けたものである。
【0006】
【作用】
返却されたカードの先端部が排出口に配設されたセンサにより検出されると、 カードを返却搬送するモータが低速で制御される。この結果、カードは低速で排 出されることになり、そのときこの排出口付近に例えば子供の顔や目があったと しても排出されたカードによる衝撃が緩和され、負傷の危険性を未然に防止でき る。 また、返却されたカードの排出が完了したのち一定時間上記センサを介しカー ドの有無を検出し、カードが検出された場合はシャッタを開とする。この結果、 カード排出時の例えば人体により跳ね返えされたカードが常時は閉となっている シャッタにより跳ね返えされて再度人体へ衝撃を与えることが排除され、カード 排出時の人体への衝撃がより緩和される。
【0007】
【実施例】
以下、本考案について図面を参照して説明する。 図4は本考案に係るカードリーダの断面図である。同図において、1はカード リーダ、2はカードである。 ここでカードリーダ1は次のように構成されている。即ち、11はカード挿入 口、12はカード搬送路、13はモータ、14,17はベルト、15はプーリ、 16A,16Bはローラである。 ところで、カード2がカード挿入口11に挿入されると、モータ13が正転( 正回転)し、この回転力がベルト14によりプーリ15に伝達されることにより プーリ15が回転する。そしてこのプーリ15の回転によりこれと同軸上に固定 配設されたローラ16Aが回転し、この結果、ベルト17を介してローラ16B も回転する。したがって挿入されたカード2は、モータ13の回転に基づくベル ト17によりカード搬送路12内を搬送される。
【0008】 またカード搬送路12には、図4に示すように、カード2の挿入を検知する挿 入検知センサ21、カード2の2重の取り込みを禁止するためのシャッタ22、 カード2の搬送路12内における位置を検出する位置センサ23A,23B、カ ード2に対しパンチを行うパンチ部24、及びカード2に対してデータの記録再 生を行うヘッド部25が配設されている。
【0009】 次に図1は、以上のように構成されたカードリーダの制御を行う制御部のブロ ック図である。同図において、30は本カードリーダ全体の制御を行うCPUか らなる制御回路であり送受信回路31を介し上位装置である制御ユニット32に 接続されている。制御回路30には、上述のモータ13、挿入検知センサ21、 シャッタ部22、位置センサ23(23A,23B)、パンチ部24、ヘッド部 25が接続されている。また、この他、カード2に印刷されたバーコード等を検 出する光学センサ26、モータ13の回転速度を検出するエンコーダ27、装置 の各種データを記憶し電気的記録及び消去が可能なEEPROM33、制御回路 30の実行するプログラムを格納するROM34、及びデータの一時記憶を行う RAM35が接続されている。
【0010】 ここで、カード2が挿入されその先端が挿入検知センサ21により検出された 場合、制御回路30はシャッタ部22を開き、かつモータ13を正転させてカー ド2の取り込みを行う。 カード2がカード搬送路12内に取り込まれると、制御回路30は各位置セン サ23A,23Bの検出出力に基づいてカード搬送路12内をヘッド部25の位 置まで搬送する。この場合、搬送されるカード2の後端が位置センサ23Bによ り検出されてからカード2の磁気データの記録領域に達するまでの搬送は、エン コーダ27を介するモータ13の回転数に基づき制御される。
【0011】 即ち、カード2の後端が位置センサ23Bに検出された後、モータ13の回転 数を計数する。そしてこれが所定数に達すると、制御回路30はモータ13を停 止すると共に、ヘッド部25を駆動しカード2のデータ記録領域に対しデータの 再生及び記録を行う。そしてその後、モータ13を逆回転させ、カード2に対し 必要に応じてパンチ部24によりパンチさせた後、カード2をカード挿入口11 へ排出させる。なお、カードの排出口をカード挿入口11の近傍に別途設けた機 種も存在するが、本実施例の場合は、排出口と挿入口とは同一としている。
【0012】 このようなカードリーダ1は、通常、カード式公衆電話機や自動販売機等に配 設されるものであるが、特にカード式公衆電話機に配設された場合、カード排出 口は丁度、子供の目や顔の高さに配設されており、通話終了時に返却されたカー ドが子供の目等に当たり場合によっては負傷する恐れがある。このため、本実施 例では、カードの返却時にカードの搬送速度を遅くして返却されたカードによる 衝撃を少なくする。
【0013】 次に図2は、上記カードリーダ1の動作の要部を示すフローチャートである。 このフローチャートに基づき制御回路30の動作を詳細に説明する。 即ち、カード2がカード挿入口11に挿入され、これが挿入検知センサ21に より検知されると、ステップST1の判定が「Y」となる。この場合制御回路3 0は、ステップST2でシャッタ部22を開けかつステップST3でモータ13 を正転させてカード2の取り込みを行い、カード2がカード搬送路12内に取り 込まれると、ステップST4でシャッタ部22を閉じる。
【0014】 続いてステップST5では、各位置センサ23A,23Bの検出出力及びエン コーダ27を介するモータ13の回転速度に基づいてカード搬送路12内をヘッ ド部25の配設位置までカード2を搬送し、ステップST6でヘッド部25を制 御してカードデータの読み取りを行わせる。 そして読み取ったデータからこのカードの利用による通話が可能か否かをステ ップST7で判断し、「N」の場合はステップST11へ移行し、カード排出処 理を実行する。
【0015】 また、読み取ったカードデータからこのカードに残度数があり、したがってス テップST7の「通話可能?」が「Y」と判定されれば、通話が許容されステッ プST8で通話が行われる。そして通話中に到来する課金信号に基づき読み取っ たデータから1度数づつ減算すると共に、通話の終了によりステップST9の判 定が「Y」となると、ステップST10では、ヘッド部25を駆動してカード2 に対し上記通話により減じられた度数分を差し引いた残額を書き込む。そしてそ の後ステップST11へ移行しカード排出処理を実行する。
【0016】 次に図3は、上述したカード排出動作を行う制御回路30のフローチャートで ある。 即ち、カード2に残額データ等を書き込んだ後カードを排出する場合は、ステ ップST21でまずモータ13を通常の回転速度で逆回転させる。そしてカード 搬送路12内の逆搬送されるカード2の位置を順次各位置センサ23B,23A を介して検知し、カード2の挿入方向の先端部が位置センサ23Aにより検出さ れ、かつその後モータ13の回転数が所定値に達すると、カード2がシャッタ部 22に近づいたということでステップST22でシャッタ部22を開け、カード 2を通過させる。
【0017】 そしてカード2がシャッタ部22を通過して挿入口11付近に達したか否かを ステップST23で挿入検知センサ21のオンにより判断し、カード2の先端部 (挿入方向に対しては後端部)が挿入検知センサ21により検出され、ステップ ST23の判定が「Y」となると、ステップST24ではモータ13の回転速度 を低速に制御する。その後、カード2が挿入検知センサ21を通過することによ り同センサ21がオフすれば、ステップST25の排出完了?が「Y」となり、 この場合はステップST26でモータ13を停止させると共に、ステップST2 7でシャッタ部22を閉じる。
【0018】 このようにカード2を排出する場合、モータ13の回転速度を低速にして排出 することで、排出されたカードが子供の目や顔等の人体に当たったときの衝撃を 緩和するようにしたものである。 なお、こうして低速で排出されたカード2が人体に当たった場合、その跳ね返 りとしてカード2がさらにシャッタ部22に当たり、これが再び人体に跳ね返っ て衝撃を与える恐れがある。
【0019】 このため、ステップST28では排出されたカード2が人体等に当たった場合 の跳ね返りを検出するために、カード2の排出後の一定の微小時間、挿入検知セ ンサ21のオンを判断する。そして挿入検知センサ21のオンが検出されると、 制御回路30はステップST29でシャッタ部22を開ける。 即ち跳ね返ってきたカード2は、開けられたシャッタ部22をその一部が通過 するので、シャッタ部22によるカード2の再度の跳ね返りを防止できる。 こうしてカード挿入口11に排出されたカード2が利用者により取り除かれ、 ステップST30の「挿入検知センサ21のOFF(オフ)」の判断が「Y」と なると、制御回路30はステップST31でシャッタ部22を閉じる。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、排出口へセンサを設け、返却されたカー ドの先端部が上記センサにより検出されると、カードを返却搬送するモータを低 速で制御するようにしたので、カードは低速で排出されることになり、そのとき この排出口付近に例えば子供の顔や目があったとしても排出されるカードによる 衝撃が緩和でき、したがってカードの排出に伴う負傷事故を未然に防止できると いう効果がある。 また、返却されたカードの排出が完了したのち一定時間上記センサを介しカー ドの有無を検出し、カードが検出された場合はシャッタを開とするようにしたの で、カード排出時の例えば人体により跳ね返えされたカードが常時は閉となって いるシャッタにより跳ね返えされて再度人体へ衝撃を与えることが排除され、カ ード排出時の人体への衝撃をより緩和できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るカードリーダの一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】上記カードリーダの動作を示すフローチャート
である。
【図3】上記カードリーダのカード排出動作を示すフロ
ーチャートである。
【図4】上記カードリーダの断面図である。
【符号の説明】
1 カードリーダ 2 カード 11 カード挿入口 12 カード搬送路 13 モータ 21 挿入検知センサ 22 シャッタ部 23A,23B 位置センサ 25 ヘッド部 27 エンコーダ 30 制御回路

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ及びヘッドを備え、挿入されたカ
    ードをモータの駆動によりカード搬送路中のヘッドの配
    設位置まで搬送しヘッドにより少なくともカードの情報
    を再生させる再生動作を行わせると共に、ヘッドの前記
    動作終了後にモータを再駆動しカードを排出口へ返却す
    るカードリーダにおいて、 前記排出口にセンサを設けると共に、返却されたカード
    の先端部が前記センサにより検出された場合は駆動中の
    前記モータの回転速度が低速となるように制御する制御
    手段を設けたことを特徴とするカードリーダ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカードリーダにおいて、 返却されたカードの排出が完了したのち一定時間前記セ
    ンサを介しカードの有無を検出する検出手段と、前記セ
    ンサに隣接して前記ヘッド側に配設され常時は閉となる
    シャッタを前記検出手段の検出出力に応じ開に制御する
    手段とを設けたことを特徴とするカードリーダ。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6266373U (ja) * 1985-10-16 1987-04-24
JPH0281869A (ja) * 1988-09-14 1990-03-22 Hitachi Ltd サーボ制御方式
JPH02105283A (ja) * 1988-10-13 1990-04-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd カード装置

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