JPH07205853A - 単突起駆動型スプロケット - Google Patents
単突起駆動型スプロケットInfo
- Publication number
- JPH07205853A JPH07205853A JP1904294A JP1904294A JPH07205853A JP H07205853 A JPH07205853 A JP H07205853A JP 1904294 A JP1904294 A JP 1904294A JP 1904294 A JP1904294 A JP 1904294A JP H07205853 A JPH07205853 A JP H07205853A
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- Japan
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- sprocket
- rubber crawler
- ring body
- protrusion
- disk
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、ゴムクロ−ラ内面より隆起するゴ
ム突起との干渉をできるだけ阻止した単突起駆動型スプ
ロケットに係るものである。 【構成】 円盤とこの周縁に形成した外向きの溝部と、
この溝部の先端を更に円盤と直角方向に伸ばしたフラン
ジ部と、ゴムクロ−ラの突起に対向させ、かつ円盤の周
縁方向に向けて回転可能として前記溝部内に軸支された
環体とよりなることを特徴とする単突起駆動型スプロケ
ット。2‥スプロケットの円盤、3‥円盤に形成された
曲部、4‥円盤周縁に形成されたフランジ部、5‥円盤
周縁の外向きの溝部、6‥突起と係合する回転可能な環
体、7‥軸。 【効果】 本発明のスプロケットは、突起と係合する部
位を回転可能な環体としたため、ゴムクロ−ラの突起の
側面や環体が接触するゴムクロ−ラの内周面にガウジン
グを発生することがなくなり、ゴムクロ−ラの寿命を向
上させた。
ム突起との干渉をできるだけ阻止した単突起駆動型スプ
ロケットに係るものである。 【構成】 円盤とこの周縁に形成した外向きの溝部と、
この溝部の先端を更に円盤と直角方向に伸ばしたフラン
ジ部と、ゴムクロ−ラの突起に対向させ、かつ円盤の周
縁方向に向けて回転可能として前記溝部内に軸支された
環体とよりなることを特徴とする単突起駆動型スプロケ
ット。2‥スプロケットの円盤、3‥円盤に形成された
曲部、4‥円盤周縁に形成されたフランジ部、5‥円盤
周縁の外向きの溝部、6‥突起と係合する回転可能な環
体、7‥軸。 【効果】 本発明のスプロケットは、突起と係合する部
位を回転可能な環体としたため、ゴムクロ−ラの突起の
側面や環体が接触するゴムクロ−ラの内周面にガウジン
グを発生することがなくなり、ゴムクロ−ラの寿命を向
上させた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴムクロ−ラの単突起
駆動型スプロケットに関するものであり、更に詳しく
は、ゴムクロ−ラ内面より隆起するゴム突起との干渉を
できるだけ阻止したスプロケットに係るものである。
駆動型スプロケットに関するものであり、更に詳しく
は、ゴムクロ−ラ内面より隆起するゴム突起との干渉を
できるだけ阻止したスプロケットに係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、建設機械、土木作業用機械、
農業機械、レジャ−用車両、雪上車等に用いられる走行
装置のうち、ゴムクロ−ラの内周面にゴム突起を一定間
隔をもって隆起させ、この突起をスプロケットと係合さ
せて駆動力を付与するいわゆる単突起駆動形式がある。
農業機械、レジャ−用車両、雪上車等に用いられる走行
装置のうち、ゴムクロ−ラの内周面にゴム突起を一定間
隔をもって隆起させ、この突起をスプロケットと係合さ
せて駆動力を付与するいわゆる単突起駆動形式がある。
【0003】図9はかかる走行装置のうちのゴムクロ−
ラ40の一例を示す内周平面図であり、図10はその側
面図である。図中、41はゴムクロ−ラ40の内周面に
形成した突起であり、ゴムクロ−ラ40より隆起し、こ
のゴムクロ−ラ40の長手方向に一定間隔をもって連設
されたゴム突起である。そして、この突起41に順次ス
プロケットが係合して駆動力が与えられるものである。
尚、ゴムクロ−ラ40の外周側にはゴムラグが連設され
ており、この例にあっては、一つの突起41に対応して
左右に振り分けられたゴムラグ421 、422が一対を
なして配置されている。図11は前記の走行装置のうち
のスプロケット50の一部側面図であり、図12は図1
1のB−B線での断面図である。
ラ40の一例を示す内周平面図であり、図10はその側
面図である。図中、41はゴムクロ−ラ40の内周面に
形成した突起であり、ゴムクロ−ラ40より隆起し、こ
のゴムクロ−ラ40の長手方向に一定間隔をもって連設
されたゴム突起である。そして、この突起41に順次ス
プロケットが係合して駆動力が与えられるものである。
尚、ゴムクロ−ラ40の外周側にはゴムラグが連設され
ており、この例にあっては、一つの突起41に対応して
左右に振り分けられたゴムラグ421 、422が一対を
なして配置されている。図11は前記の走行装置のうち
のスプロケット50の一部側面図であり、図12は図1
1のB−B線での断面図である。
【0004】さて、このスプロケット50は円盤51を
基体とし、その周縁を外向きの溝部52とし、この溝部
52内には前記した突起41と係合する表面が円柱状の
環体53が溶接されている。そして、溝部52の先端
は、更にこの円盤51と直角方向にのびるフランジ部5
4となっており、ゴムクロ−ラ40の内周面にフランジ
部54の表面が接触して駆動力が伝達される構造となっ
ている。
基体とし、その周縁を外向きの溝部52とし、この溝部
52内には前記した突起41と係合する表面が円柱状の
環体53が溶接されている。そして、溝部52の先端
は、更にこの円盤51と直角方向にのびるフランジ部5
4となっており、ゴムクロ−ラ40の内周面にフランジ
部54の表面が接触して駆動力が伝達される構造となっ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】さて、ゴムクロ−ラ4
0の突起41とスプロケット50の環体53との係合
は、理想的には図13に示すように突起41の基底部4
3に向って矢印xの方向より環体53が挿入され、矢印
Yの方向に抜けることとなる。
0の突起41とスプロケット50の環体53との係合
は、理想的には図13に示すように突起41の基底部4
3に向って矢印xの方向より環体53が挿入され、矢印
Yの方向に抜けることとなる。
【0006】しかるに、現実にはスプロケット50の環
体53とゴムクロ−ラ40の突起41との係合はこの理
想的な軌跡をとることは少なく、特にスプロケット50
の先端に備えたフランジ部54とゴムクロ−ラ40の突
起41をはさんだ両側の内周面441 とが接触して摩擦
駆動が加わるために、これと環体53と突起41との係
合による駆動とが干渉を起し、このためゴムクロ−ラ4
0中に内部抵抗を生じて発熱の因となり、更には突起4
1の基底部43、傾斜面45、突起41間のゴムクロ−
ラ40の内周面442 に亀裂の発生等があり、いわゆる
突起41の周辺にガウジングを生じてしまう。
体53とゴムクロ−ラ40の突起41との係合はこの理
想的な軌跡をとることは少なく、特にスプロケット50
の先端に備えたフランジ部54とゴムクロ−ラ40の突
起41をはさんだ両側の内周面441 とが接触して摩擦
駆動が加わるために、これと環体53と突起41との係
合による駆動とが干渉を起し、このためゴムクロ−ラ4
0中に内部抵抗を生じて発熱の因となり、更には突起4
1の基底部43、傾斜面45、突起41間のゴムクロ−
ラ40の内周面442 に亀裂の発生等があり、いわゆる
突起41の周辺にガウジングを生じてしまう。
【0007】本発明はスプロケット50の環体53とゴ
ムクロ−ラ40の突起41との係合に基づく突起周辺の
ガウジングを防止するため、特別な構造のスプロケット
を提供するものである。
ムクロ−ラ40の突起41との係合に基づく突起周辺の
ガウジングを防止するため、特別な構造のスプロケット
を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の目的を達
成するため、次の構成を採用したものである。即ち、本
発明の特徴は、円盤とこの周縁に形成した外向きの溝部
と、この溝部の先端を更に円盤と直角方向に伸ばしたフ
ランジ部と、ゴムクロ−ラの突起に対向させ、かつ円盤
の周縁方向に向けて回転可能として前記溝部内に軸支さ
れた環体とよりなる単突起駆動型スプロケットに係るも
のである。
成するため、次の構成を採用したものである。即ち、本
発明の特徴は、円盤とこの周縁に形成した外向きの溝部
と、この溝部の先端を更に円盤と直角方向に伸ばしたフ
ランジ部と、ゴムクロ−ラの突起に対向させ、かつ円盤
の周縁方向に向けて回転可能として前記溝部内に軸支さ
れた環体とよりなる単突起駆動型スプロケットに係るも
のである。
【0009】そして、好ましくは、フランジ部の外周表
面と、環体の外周表面とがほぼ同一水平面となる単突起
駆動型スプロケットであって、環体の例としては、金属
製のものが通常使用されるが、耐摩耗性、低摩擦性のプ
ラスッチク材よりなるものであってもよく、例えば、ポ
リエチレン樹脂やポリアミド樹脂製のものであってもよ
い。
面と、環体の外周表面とがほぼ同一水平面となる単突起
駆動型スプロケットであって、環体の例としては、金属
製のものが通常使用されるが、耐摩耗性、低摩擦性のプ
ラスッチク材よりなるものであってもよく、例えば、ポ
リエチレン樹脂やポリアミド樹脂製のものであってもよ
い。
【0010】
【作用】本発明の特徴は、ゴムクロ−ラの内周面より突
出するゴム突起と係合するスプロケットの環体を、スプ
ロケットの回転方向に向って回転自在に軸支したもので
ある。従って、この両者の係合が理想状態を逸脱した際
にあっても、スプロケットの環体が回転することにより
両者の摩擦が低減され、突起周辺のガウジングが防止さ
れることとなる。
出するゴム突起と係合するスプロケットの環体を、スプ
ロケットの回転方向に向って回転自在に軸支したもので
ある。従って、この両者の係合が理想状態を逸脱した際
にあっても、スプロケットの環体が回転することにより
両者の摩擦が低減され、突起周辺のガウジングが防止さ
れることとなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて更に詳細に
説明する。図1は、本発明のスプロケットの第1実施例
の一部側面図であり、図2は、図1のA−A線での断面
図である。図中、11 はスプロケット全体を示し、2は
その基体をなす円盤である。この円盤2はその周縁に外
側に向けて曲部3が形成され、更にその先端を円盤2と
直角となしたフランジ部4が形成されている。そして、
この円盤2を2枚用いてスプロケット11 を形成するも
のである。従って、スプロケット11 は曲部3、3によ
って外向きの溝部5が形成されることとなる。この溝部
5内には、所定の間隔即ちゴムクロ−ラ40の突起41
の間隔に合致させて環体6が軸支されている。図例にあ
っては、筒状の環体6を用い、これに軸7が挿通された
ものであり、更に円盤2、2に開けられた一対の遊孔8
を通して止めリング9にて軸支したものである。尚、溝
部5にあって、環体6、6間の位置に大径の孔10を形
成し、溝部5内に詰まる泥をこの孔10より逃がすこと
としている。
説明する。図1は、本発明のスプロケットの第1実施例
の一部側面図であり、図2は、図1のA−A線での断面
図である。図中、11 はスプロケット全体を示し、2は
その基体をなす円盤である。この円盤2はその周縁に外
側に向けて曲部3が形成され、更にその先端を円盤2と
直角となしたフランジ部4が形成されている。そして、
この円盤2を2枚用いてスプロケット11 を形成するも
のである。従って、スプロケット11 は曲部3、3によ
って外向きの溝部5が形成されることとなる。この溝部
5内には、所定の間隔即ちゴムクロ−ラ40の突起41
の間隔に合致させて環体6が軸支されている。図例にあ
っては、筒状の環体6を用い、これに軸7が挿通された
ものであり、更に円盤2、2に開けられた一対の遊孔8
を通して止めリング9にて軸支したものである。尚、溝
部5にあって、環体6、6間の位置に大径の孔10を形
成し、溝部5内に詰まる泥をこの孔10より逃がすこと
としている。
【0012】図3は、この第1実施例のスプロケット1
1 とゴムクロ−ラ40との駆動時の係合状態を示す側断
面図である。スプロケット11 からゴムクロ−ラ40へ
の駆動力の伝達は、その一つはスプロケット11 に備え
たフランジ部4とゴムクロ−ラ40の内周面441 との
接触による摩擦駆動と、突起41と環体6との係合によ
る駆動がある。従って、この二つの駆動手段があいまっ
てゴムクロ−ラ40に駆動力が伝えられることとなると
ころ、この両者の駆動バランスが崩れると、特に突起4
1と環体6との係合位置がずれることとなり、ここに突
起41の周辺と環体6との面接触が生じ、このため従来
のスプロケット50にあっては、突起41の周辺にガウ
ジングが発生することになるのである。
1 とゴムクロ−ラ40との駆動時の係合状態を示す側断
面図である。スプロケット11 からゴムクロ−ラ40へ
の駆動力の伝達は、その一つはスプロケット11 に備え
たフランジ部4とゴムクロ−ラ40の内周面441 との
接触による摩擦駆動と、突起41と環体6との係合によ
る駆動がある。従って、この二つの駆動手段があいまっ
てゴムクロ−ラ40に駆動力が伝えられることとなると
ころ、この両者の駆動バランスが崩れると、特に突起4
1と環体6との係合位置がずれることとなり、ここに突
起41の周辺と環体6との面接触が生じ、このため従来
のスプロケット50にあっては、突起41の周辺にガウ
ジングが発生することになるのである。
【0013】しかるに、本発明のスプロケット11 は、
前記したように従来のスプロケット50に固定されてい
た環体53を、回転可能にすることにより突起41及び
その周辺との間でのこじりの発生を少なくしたものであ
り、これによってガウジングの発生を阻止したものであ
る。
前記したように従来のスプロケット50に固定されてい
た環体53を、回転可能にすることにより突起41及び
その周辺との間でのこじりの発生を少なくしたものであ
り、これによってガウジングの発生を阻止したものであ
る。
【0014】図4は、本発明のスプロケットの第2実施
例における図2と同様の断面図である。この例にあって
は、スプロケット12 の溝部5内に対向する突部11、
11を備えておき、環体6を両側より貫いて支持し、環
体6を回転可能に軸支するものである。このスプロケッ
ト12 は、前例と同様にゴムクロ−ラ40の突起41の
周辺にガウジングの発生を阻止できることは明白であ
る。
例における図2と同様の断面図である。この例にあって
は、スプロケット12 の溝部5内に対向する突部11、
11を備えておき、環体6を両側より貫いて支持し、環
体6を回転可能に軸支するものである。このスプロケッ
ト12 は、前例と同様にゴムクロ−ラ40の突起41の
周辺にガウジングの発生を阻止できることは明白であ
る。
【0015】図5は、本発明のスプロケットの第3実施
例における図2と同様の断面図である。このスプロケッ
ト13 例にあっては、環体6自体にその左右両端に軸1
2、12を形成したものであり、これを溝部5の遊孔
8、8に嵌め込んだもので、この軸12、12にO−リ
ング13、13を嵌め込んで泥等の侵入を阻止したもの
である。このスプロケット13 例にあっても、環体6は
溝部5の遊孔8、8に回転可能に軸支され、ゴムクロ−
ラ40の内周面のガウジングの発生が阻止されることと
なる。
例における図2と同様の断面図である。このスプロケッ
ト13 例にあっては、環体6自体にその左右両端に軸1
2、12を形成したものであり、これを溝部5の遊孔
8、8に嵌め込んだもので、この軸12、12にO−リ
ング13、13を嵌め込んで泥等の侵入を阻止したもの
である。このスプロケット13 例にあっても、環体6は
溝部5の遊孔8、8に回転可能に軸支され、ゴムクロ−
ラ40の内周面のガウジングの発生が阻止されることと
なる。
【0016】図6は、本発明のスプロケットの第4実施
例における図2と同様の断面図である。このスプロケッ
ト14 の例では、円盤2の一方側(21 )にのみ曲部3
を形成して溝部5を構成したものであり、他側(22 )
は単なるフラットな円盤である。そして、ここに示す環
体6は実施例1の場合と同じものであり、他の実施例に
おける環体をここに適用することができることは言うま
でもない。
例における図2と同様の断面図である。このスプロケッ
ト14 の例では、円盤2の一方側(21 )にのみ曲部3
を形成して溝部5を構成したものであり、他側(22 )
は単なるフラットな円盤である。そして、ここに示す環
体6は実施例1の場合と同じものであり、他の実施例に
おける環体をここに適用することができることは言うま
でもない。
【0017】図7は、本発明のスプロケットの第5実施
例における図2と同様の断面図である。このスプロケッ
ト15 の例にあっては、円盤2の周縁に外向きの溝部5
及びフランジ部4を形成した環状溝部材14を一体に形
成したものであり、この両者を同一体で形成してもよ
く、又、図示するように溶接等によって一体としてもよ
い。勿論、突起41と係合する環体6は上記した実施例
のいずれのものでも装着可能である。
例における図2と同様の断面図である。このスプロケッ
ト15 の例にあっては、円盤2の周縁に外向きの溝部5
及びフランジ部4を形成した環状溝部材14を一体に形
成したものであり、この両者を同一体で形成してもよ
く、又、図示するように溶接等によって一体としてもよ
い。勿論、突起41と係合する環体6は上記した実施例
のいずれのものでも装着可能である。
【0018】図8は、本発明のスプロケットの第6実施
例における図2と同様の断面図である。このスプロケッ
ト16 の円盤2、2は、その周縁にフランジ部4のみを
形成したものであり、この両者の間に環状スペ−サ−1
5をはさんで溝部5を円盤2の周縁に外向きに形成して
なるものである。この環状のスペ−サ−15と円盤2と
の結合は例えばボルト及びナットにて締着する場合も、
溶接等によって一体化される場合もある。
例における図2と同様の断面図である。このスプロケッ
ト16 の円盤2、2は、その周縁にフランジ部4のみを
形成したものであり、この両者の間に環状スペ−サ−1
5をはさんで溝部5を円盤2の周縁に外向きに形成して
なるものである。この環状のスペ−サ−15と円盤2と
の結合は例えばボルト及びナットにて締着する場合も、
溶接等によって一体化される場合もある。
【0019】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明のスプロケ
ットにあっては、突起と係合する部位を回転可能な環体
としたため、ゴムクロ−ラの内周面に突出させた突起の
側面や環体が接触するゴムクロ−ラの内周面にガウジン
グを発生することがなくなり、ゴムクロ−ラの寿命を著
しく向上させたものとなる。
ットにあっては、突起と係合する部位を回転可能な環体
としたため、ゴムクロ−ラの内周面に突出させた突起の
側面や環体が接触するゴムクロ−ラの内周面にガウジン
グを発生することがなくなり、ゴムクロ−ラの寿命を著
しく向上させたものとなる。
【図1】図1は本発明のスプロケットの第1実施例の一
部側面図である。
部側面図である。
【図2】図2は図1のA−A線での断面図である。
【図3】図3は図1に示す第1実施例のスプロケットと
ゴムクロ−ラとの駆動時の係合状態を示す側断面図であ
る。
ゴムクロ−ラとの駆動時の係合状態を示す側断面図であ
る。
【図4】図4は本発明のスプロケットの第2実施例の図
2と同様の断面図である。
2と同様の断面図である。
【図5】図5は本発明のスプロケットの第3実施例の図
2と同様の断面図である。
2と同様の断面図である。
【図6】図6は本発明のスプロケットの第4実施例の図
2と同様の断面図である。
2と同様の断面図である。
【図7】図7は本発明のスプロケットの第5実施例の図
2と同様の断面図である。
2と同様の断面図である。
【図8】図8は本発明のスプロケットの第6実施例の図
2と同様の断面図である。
2と同様の断面図である。
【図9】図9はゴムクロ−ラの一例を示す内周平面図で
ある。
ある。
【図10】図10は図9のゴムクロ−ラの側面図であ
る。
る。
【図11】図11は従来のスプロケットの一部側面図で
ある。
ある。
【図12】図12は図11のB−B線での断面図であ
る。
る。
【図13】図13はゴムクロ−ラの突起とスプロケット
の環体との係合を示す理想状態図である。
の環体との係合を示す理想状態図である。
11 、12 、13 、14 、15 、16 ‥‥本発明のスプ
ロケット、 2‥‥本発明のスプロケットの基体をなす円盤、 3‥‥円盤周縁に外側に向けて形成された曲部、 4‥‥円盤周縁に直角となしたフランジ部、 5‥‥円盤周縁の外向きの溝部、 6‥‥突起と係合する回転可能な環体、 40‥‥ゴムクロ−ラ、 41‥‥ゴムクロ−ラの内周面に形成した突起、 43‥‥突起の基底部、 441 、442 ‥‥ゴムクロ−ラの内周面、 45‥‥突起の傾斜面、 50‥‥従来のスプロケット、 51‥‥従来のスプロケットの基体となる円盤、 52‥‥円盤周縁の外向きの溝部、 53‥‥ゴムクロ−ラの内周面に形成した突起と係合す
る固定された環体、 54‥‥円盤周縁に直角となしたフランジ部。
ロケット、 2‥‥本発明のスプロケットの基体をなす円盤、 3‥‥円盤周縁に外側に向けて形成された曲部、 4‥‥円盤周縁に直角となしたフランジ部、 5‥‥円盤周縁の外向きの溝部、 6‥‥突起と係合する回転可能な環体、 40‥‥ゴムクロ−ラ、 41‥‥ゴムクロ−ラの内周面に形成した突起、 43‥‥突起の基底部、 441 、442 ‥‥ゴムクロ−ラの内周面、 45‥‥突起の傾斜面、 50‥‥従来のスプロケット、 51‥‥従来のスプロケットの基体となる円盤、 52‥‥円盤周縁の外向きの溝部、 53‥‥ゴムクロ−ラの内周面に形成した突起と係合す
る固定された環体、 54‥‥円盤周縁に直角となしたフランジ部。
Claims (3)
- 【請求項1】 円盤とこの周縁に形成した外向きの溝部
と、この溝部の先端を更に円盤と直角方向に伸ばしたフ
ランジ部と、ゴムクロ−ラの突起に対向させ、かつ円盤
の周縁方向に向けて回転可能として前記溝部内に軸支さ
れた環体とよりなることを特徴とする単突起駆動型スプ
ロケット。 - 【請求項2】 フランジ部の外周表面と、環体の外周表
面とがほぼ同一水平面となる請求項第2項記載の単突起
駆動型スプロケット。 - 【請求項3】 環体が耐摩耗性を有する硬質プラスッチ
ク材よりなる請求項第1項記載の単突起駆動型スプロケ
ット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1904294A JPH07205853A (ja) | 1994-01-19 | 1994-01-19 | 単突起駆動型スプロケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1904294A JPH07205853A (ja) | 1994-01-19 | 1994-01-19 | 単突起駆動型スプロケット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07205853A true JPH07205853A (ja) | 1995-08-08 |
Family
ID=11988374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1904294A Pending JPH07205853A (ja) | 1994-01-19 | 1994-01-19 | 単突起駆動型スプロケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07205853A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003276657A (ja) * | 2002-03-27 | 2003-10-02 | Kubota Corp | クローラ式走行装置 |
JP2008201360A (ja) * | 2007-02-22 | 2008-09-04 | Iseki & Co Ltd | 車両用セミクローラ装置 |
JP2010006269A (ja) * | 2008-06-27 | 2010-01-14 | Iseki & Co Ltd | セミクローラ型作業車両 |
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1994
- 1994-01-19 JP JP1904294A patent/JPH07205853A/ja active Pending
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