JPH07205600A - エンブレム、ワッペン等の装飾体の製造方法 - Google Patents
エンブレム、ワッペン等の装飾体の製造方法Info
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- JPH07205600A JPH07205600A JP2366894A JP2366894A JPH07205600A JP H07205600 A JPH07205600 A JP H07205600A JP 2366894 A JP2366894 A JP 2366894A JP 2366894 A JP2366894 A JP 2366894A JP H07205600 A JPH07205600 A JP H07205600A
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- decorative
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Abstract
ぞれの表面にも適宜な凹凸模様を有する装飾効果の大き
いエンブレム等装飾体の製法を提供する。 【構成】 第1の上型1を装飾体用素材9に加圧及び加
熱を行い装飾体用素材9の表面の所要箇所に適宜な凹凸
模様11を形成し、次に、その装飾体用素材9を基布1
0の上に重ねた状態として、その上に、溶断刃部5、溶
着刃部6及び凹凸状の型押刃部7を下面の所要位置に設
けると共に第2の上型4を押下して、加圧及び加熱を行
って、溶断刃部5で装飾体用素材を所要形状に溶断する
と共に、溶着刃部6で装飾体用素材を基布に対して溶着
し、型押刃部7により型押しすることによって適宜な凹
凸模様16を形成する。
Description
ン、又はアップリケ等の装飾体を形成するための製造方
法に関する。
これを下型の上に載置して、溶断刃部及び溶着刃部を有
する上型を装飾体用素材の上に押下して高周波誘電加熱
を行うことにより、装飾体用素材を所要形状に溶断し且
つ周縁部等の一部所要箇所を基布に対し溶着してエンブ
レム等の装飾体を形成する方法が公知である。このよう
に製造された装飾体は、溶着された箇所が溶着されてい
ない箇所に比べて僅かに凹んでいるが、全体的に見てほ
とんど扁平であり、その上、表面の大部分が無模様なの
で、装飾が単純で興趣が足りないという不満があった。
このような不満を解消するために、例えば表面に凹凸部
を有し且つその凸部及び凹部の表面にも適宜な凹凸模様
を有するような装飾効果の大きいエンブレム等装飾体が
望まれている。
の要望に応えるために、表面に凹凸部を有し且つその凹
部及び凸部のそれぞれの表面にも適宜な凹凸模様を有す
る装飾効果の大きいエンブレム等装飾体を容易に形成で
きる製法の提供を目的とする。
に、本発明のエンブレム、ワッペン等の装飾体の製造方
法は、第1の上型1を装飾体用素材9の上に押下して加
圧及び加熱を行い第1の上型1に設けた凹凸状の型押刃
部2による型押しで装飾体用素材9の表面の所要箇所に
適宜な凹凸模様11を形成し、次に、その装飾体用素材
9を基布10の上に重ねた状態として、その上に、溶断
刃部5、溶着刃部6及び凹凸状の型押刃部7を下面の所
要位置に設けると共に前記第1の上型1における型押刃
部2と対応する位置に凹部8を設けた第2の上型4を押
下して、前記第1の上型1により凹凸模様11を形成し
た箇所を凹部8に没入させると共にその他の箇所を凹ま
せた状態で加圧及び加熱を行って、第2の上型4の溶断
刃部5で装飾体用素材9を所要形状に溶断すると共に、
溶着刃部6で装飾体用素材9の所要箇所を基布10に対
して溶着し、更に装飾体用素材9の凹んだ部分の表面を
前記の型押刃部7により型押しすることによって適宜な
凹凸模様16を形成することを特徴とするものである。
材9の後で凸部となる箇所の表面に適宜な凹凸模様11
が形成され、第2の上型4の押下によって装飾体用素材
9の表面に凹部と凸部が形成されると共に、その凹部の
表面にも適宜な凹凸模様16が形成されることになる。
る。まず、図2に示すように下面に細かい凹凸状の型押
刃部2を設けた第1の上型1を装飾体用素材9(図1参
照)の上に押下して加圧及び加熱を行い、装飾体用素材
9の表面の所要箇所に型押刃部2によって型押しするこ
とにより細かい凹凸模様11を形成する。尚、加熱の方
法は高周波誘電加熱が最適である。
表面シート13を重ねた構成になっており、更にその表
面シート13は、図示はしないが、塩ビ又はウレタン等
の合成樹脂フィルムの上に金又は銀などの金属蒸着層を
設け、且つその上を透明な塩ビ又はウレタン等の合成樹
脂フィルムで覆って、更にその表面の所要箇所に印刷に
よって色彩を施した構成となっている。しかしながら、
装飾体用素材9の構成はこれに限定するものではなく任
意であり、又、レザー(合皮)などの素材も使用可能で
ある。
装飾体用素材9の表面に形成する凹凸模様11のデザイ
ンも任意である。例えば金モール状の糸目模様や、単な
るシボ模様でもよい。尚、後記の第2の上型4における
型押刃部7によって装飾体用素材9の表面に形成する凹
凸模様16のデザインも任意である。
うに基布10の上に重ねて下型3の上に置き、上方から
第2の上型4を装飾体用素材9の上に押下して加圧及び
加熱を行う。この第2の上型4は、溶断刃部5、溶着刃
部6及び細かい凹凸状の型押刃部7を下面の所要位置に
それぞれ設けると共に、前記第1の上型1における型押
刃部2と対応する位置には凹部8を設けている。従っ
て、この第2の上型4を装飾体用素材9の上に押下した
ときに、前記第1の上型1の型押刃部2によって凹凸模
様11が形成された箇所が凹部8に没入し、その他の箇
所は上型4により押し潰された状態となる。従って、装
飾体用素材9の表面は、上記の凹凸模様11を形成され
た箇所が凸部14となり、それ以外の箇所は凹部15と
なる。そして、凹部15の表面に第2の上型4の型押刃
部7によって細かな凹凸模様16が形成される。また、
装飾体用素材9は第2の上型4の溶断刃部5によって所
要形状に溶断され、且つ溶着刃部6によって溶断された
周縁部が基布10に対し一体的に溶着される。
ように、表面に凸部14と凹部15を有し、且つその凸
部14の表面及び凹部15の表面にそれぞれ凹凸模様1
1,16を有するエンブレム等装飾体17が完成する。
尚、エンブレム等装飾体17の全体のデザインも任意で
ある。図3及び図4において符号18は溶着箇所であ
る。
型1と第2の上型4を用い、2工程となる。これに対
し、上記の第2の上型4に第1の上型1を一体化したよ
うな構造、すなわち、第2の上型4における凹部8の内
面に第1の上型1に設けた型押刃部2を形成したような
構造の上型を用いれば、1工程で同様の装飾体が製造で
きると想像されるが、実際は、上型の凹部の内面に設け
る型押刃部が充分に装飾体用素材に接触できず、装飾体
用素材の凸部の表面に凹凸模様を形成することは不可能
である。
凸部を有し且つその凹部及び凸部のそれぞれの表面にも
適宜な凹凸模様を有する装飾効果の大きいエンブレム等
装飾体を容易に形成できる効果がある。
Claims (1)
- 【請求項1】 第1の上型1を装飾体用素材9の上に押
下して加圧及び加熱を行い第1の上型1に設けた凹凸状
の型押刃部2による型押しで装飾体用素材9の表面の所
要箇所に適宜な凹凸模様11を形成し、次に、その装飾
体用素材9を基布10の上に重ねた状態として、その上
に、溶断刃部5、溶着刃部6及び凹凸状の型押刃部7を
下面の所要位置に設けると共に前記第1の上型1におけ
る型押刃部2と対応する位置に凹部8を設けた第2の上
型4を押下して、前記第1の上型1により凹凸模様11
を形成した箇所を凹部8に没入させると共にその他の箇
所を凹ませた状態で加圧及び加熱を行って、第2の上型
4の溶断刃部5で装飾体用素材9を所要形状に溶断する
と共に、溶着刃部6で装飾体用素材9の所要箇所を基布
10に対して溶着し、更に装飾体用素材9の凹んだ部分
の表面を前記の型押刃部7により型押しすることによっ
て適宜な凹凸模様16を形成することを特徴とするエン
ブレム、ワッペン等の装飾体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2366894A JP2694682B2 (ja) | 1994-01-25 | 1994-01-25 | エンブレム、ワッペン等の装飾体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2366894A JP2694682B2 (ja) | 1994-01-25 | 1994-01-25 | エンブレム、ワッペン等の装飾体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07205600A true JPH07205600A (ja) | 1995-08-08 |
JP2694682B2 JP2694682B2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=12116877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2366894A Expired - Lifetime JP2694682B2 (ja) | 1994-01-25 | 1994-01-25 | エンブレム、ワッペン等の装飾体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2694682B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20170217084A1 (en) * | 2014-05-02 | 2017-08-03 | Nobuo Kuroda | Device and method for manufacturing emblem with incorporated ic chip |
JP2018158583A (ja) * | 2018-06-19 | 2018-10-11 | 黒田 暢夫 | Icチップが組み込まれた熱可塑性合成樹脂製エンブレムの製造方法 |
WO2019130487A1 (ja) * | 2017-12-27 | 2019-07-04 | 黒田 暢夫 | 熱可塑性合成樹脂製立体装飾片及びその製造方法 |
-
1994
- 1994-01-25 JP JP2366894A patent/JP2694682B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20170217084A1 (en) * | 2014-05-02 | 2017-08-03 | Nobuo Kuroda | Device and method for manufacturing emblem with incorporated ic chip |
WO2019130487A1 (ja) * | 2017-12-27 | 2019-07-04 | 黒田 暢夫 | 熱可塑性合成樹脂製立体装飾片及びその製造方法 |
JPWO2019130487A1 (ja) * | 2017-12-27 | 2020-07-09 | 黒田 剛司 | 熱可塑性合成樹脂製立体装飾片及びその製造方法 |
JP2018158583A (ja) * | 2018-06-19 | 2018-10-11 | 黒田 暢夫 | Icチップが組み込まれた熱可塑性合成樹脂製エンブレムの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2694682B2 (ja) | 1997-12-24 |
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