JPH07205567A - 製本機 - Google Patents

製本機

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JPH07205567A
JPH07205567A JP463194A JP463194A JPH07205567A JP H07205567 A JPH07205567 A JP H07205567A JP 463194 A JP463194 A JP 463194A JP 463194 A JP463194 A JP 463194A JP H07205567 A JPH07205567 A JP H07205567A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive tape
paper
pressing plate
paper pressing
hinge
Prior art date
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Pending
Application number
JP463194A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Nakazato
隆 中里
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Max Co Ltd filed Critical Max Co Ltd
Priority to JP463194A priority Critical patent/JPH07205567A/ja
Publication of JPH07205567A publication Critical patent/JPH07205567A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 書類等に背貼りを行う製本機において、仕上
がり品位の向上と安定化を図る。 【構成】 用紙を載置するテーブル14の後縁部にヒン
ジ30を介して用紙押圧板15を配置する。用紙押圧板
15は軸15a,15aによってヒンジ30の側板30
a,30aに枢着され、圧縮コイルバネ31を介装して
ある。初期位置ではテーブル14と用紙押圧板15とは
連続平面を形成している。テーブル14と用紙押圧板1
5とにかけて粘着テープ28を載置し、その上に冊子2
7を載せる。ヒンジ30を回動すると用紙押圧板15に
よって粘着テープ28が折曲げられ、冊子27の背及び
表紙へと圧着される。用紙押圧板15はヒンジ30に対
して揺動できるので、冊子27の厚さにかかわらず用紙
押圧板15が全面的に冊子27に圧接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、製本機に関するもの
であり、特に、書類等に背貼り加工を施す製本機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】書類等の背に粘着テープを貼付して製本
する従来の製本機を図3に従って説明する。此種の製本
機は、先ず書類1をステープラによって仮綴じした後
に、一方の表紙の縁部に背貼り用粘着テープ2を貼付
け、続いて同図に示すように書類1の背を製本機のガイ
ド板3,4に沿って移送し、ガイド板3,4によって粘
着テープ2を書類1の背及び裏表紙に圧着させるもので
ある。
【0003】ガイド板3,4は、ほぼ直角に折曲された
プレートに斜面部3a,4aを設け、粘着テープ2を貼
着した書類1をガイド板3,4に当接させて摺擦するこ
とにより、粘着テープ2がガイド板3,4の斜面部3
a,4aに沿って折曲げられて書類1に圧着される。粘
着テープ2の供給手段としては、長巻きの粘着テープを
用紙の背の長手方向へ繰出して書類の寸法に合わせて切
断するテープ供給装置を用いたものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の書類用製本機
は、用紙の背をガイド板に圧接させて長手方向へ移動し
て背貼りを行うので、装置の巾寸法が大型となる欠点が
ある。また、背貼り用粘着テープを長手方向にしごきつ
つ折曲げて貼付けるため、用紙の背の貼付開始点で粘着
テープと用紙の平行度に誤差が生じた場合は、粘着テー
プが斜めに貼られることになり、背の終端における貼付
位置の誤差が大となったり、或いは中間部で皺が生じて
美観を損ねることがある。
【0005】また、用紙の背の長手方向に粘着テープを
送出すものにおいては、送出し長の誤差が発生すること
があり、かかる場合は用紙の寸法に対して粘着テープ長
が過大或いは不足となって仕上り品質に問題を生ずるこ
とになる。そこで、製本機の小形化並びに背貼りの仕上
り品位の向上並びに安定化を達成するために解決すべき
技術的課題が生じてくるのであり、本発明は上記課題を
解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するために提案するものであり、冊子の背に粘着テ
ープを背貼りする製本機に於て、製本対象用紙を載置す
るテーブルの縁部にヒンジを介して用紙押圧板を装着
し、前記用紙押圧板を前記テーブル上に倒回自在に形成
し、且つ、前記用紙押圧板を前記ヒンジに揺動自在に枢
着した製本機、並びに上記用紙押圧板に対向して背貼り
用粘着テープロールを平行に保持するテープマガジン
と、前記粘着テープロールから粘着テープを剥離しつつ
前記用紙押圧板及び前記テーブル上に供給するテープ送
り装置を設けた製本機を提供するものである。
【0007】
【作用】請求項1記載の製本機は、用紙テーブルの縁部
にヒンジを介して用紙押圧板が取付けられており、用紙
押圧板をテーブル上に倒回することができる。従って、
テーブルの縁部から用紙押圧板にかけて背貼り用粘着テ
ープを載置し、製本対象の冊子の背をテーブルの縁部に
一致させて粘着テープ上にセットした後に、用紙押圧板
を倒回すると、用紙押圧板上の粘着テープが折曲げら
れ、用紙押圧板とテーブルとによって粘着テープが冊子
の表裏に圧着される。用紙押圧板はヒンジに対して揺動
自在に装着されているので、用紙押圧板を冊子に圧接さ
せた際に、冊子の厚さにかかわらず用紙押圧板の全面が
ほぼ均等な圧力で冊子に圧接する。
【0008】請求項2記載の製本機は、上記用紙押圧板
と対向して粘着テープロールを平行に保持するテープマ
ガジンを設け、テープ送り装置によって粘着テープが用
紙押圧板及びテーブル上に送出される。よって、予め製
本対象用紙の背の長さと等しい巾の粘着テープロールを
セットすることにより、常に用紙の寸法と等しい巾の粘
着テープが供給され、用紙の寸法と粘着テープ長との誤
差は発生しない。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1及び図2に
従って説明する。図1は製本機11の構成を示す解説図
であり、筐体12の前部に用紙挿入口13が形成され、
用紙挿入口13内に挿入された用紙はテーブル14に載
置される。テーブル14は、A4規格の長辺寸法とほぼ
等しく形成され、A4用紙を横向きに挿入することがで
きる。テーブル14の後縁部には、用紙押圧板15が装
着されている。また、筐体12の後部にはA4長辺寸法
以下の巾の粘着テープロールを収納できるテープマガジ
ン16が配設されており、テープマガジン16に装填し
た粘着テープは、テープマガジン16の前方に配設した
テープ送り装置17の溝付ローラ18,19と駆動ロー
ラ20とに挟圧されて前方へ送出される。送出された粘
着テープはテープ送り装置17の前方に配設したカッタ
ー装置21によって切断され、切断された粘着テープは
用紙押圧板15及びテーブル14上に載置される。
【0010】テーブル14の上方にはセパレート形ステ
ープラ22,23のドライバ部22a,23aが左右に
配置され、夫々テーブル14の裏面側に配置したクリン
チャ部22b,23bと対向しており、同図(b)中、
左側のセパレート形ステープラ22は位置が固定されて
いるが、右側のセパレート形ステープラ23は、左右に
移動させることができる。即ち、製本機11の前部右側
に設けたサイズセレクタ24を操作することにより、セ
パレート形ステープラ23が移動して左の固定されたセ
パレート形ステープラ22との間隔が変動し、A4短
辺、B4短辺、A4長辺の各寸法に対して適切な間隔に
自動的にセットされ、テーブル14の左縁部に沿って挿
入された各寸法の用紙にステープルを打込んで仮綴じを
行う。尚、25は各機構部を駆動するモータユニットで
ある。
【0011】製本作業を行う際は、テープマガジン16
に用紙に対応する寸法の粘着テープロールを装填し、粘
着テープの端部をテープ送り装置17の溝付ローラ1
8,19と駆動ローラ20との間に挿入するとともに、
サイズセレクタ24によって用紙サイズを選択する。そ
して、テーブル14の左縁部と用紙の左縁部とを一致さ
せて用紙をテーブル14上に載置し、前部に設けたスタ
ートスイッチ26を押すとペーパーロック装置(図示せ
ず)によって用紙が固定され、セパレート形ステープラ
22,23によって用紙の後縁部近傍にステープルが打
込まれて用紙が仮綴じされる。仮綴じ後に用紙送り機構
(図示せず)によって用紙が一定距離後方へ移送され
る。また、ステープル打込みと用紙の移動の間にテープ
送り装置17によって粘着テープが用紙押圧板15及び
テーブル14上に送出され、例えば35mmに予め設定さ
れた長さでカッター装置21によって剪断される。
【0012】用紙押圧板15及びテーブル14上に所定
寸法の粘着テープが載ると同時に、図2(a)に示すよ
うに引込まれた冊子27が粘着テープ28上にセットさ
れ、冊子27の背がテーブル14の後縁部と一致した時
点で冊子27が停止される。テーブル14の後縁部左右
両端にはヒンジ軸29,29が配設され、ヒンジ30の
左右両端に設けた半円形の側板30a,30aがヒンジ
軸29,29に係着されている。左右の側板30a,3
0aには用紙押圧板15が架設され、用紙押圧板15は
テーブル14の後縁部に近接しており、テーブル14と
用紙押圧板15とはほぼ連続した平面を形成している。
用紙押圧板15は、その後部に設けた左右方向の軸15
a,15aがヒンジ30の側板30a,30aに設けた
軸受孔30b,30bに軸支されて揺動自在となってい
る。また、用紙押圧板15の前部とヒンジ30との間に
は圧縮コイルバネ31,31,…が介装されている。
【0013】そして、同図(a)に示す状態からヒンジ
30がモータユニット25により駆動されて同図中、時
計方向に回転し、同図(b)に示すように粘着テープ2
8を冊子27の背に圧着し、同図(c)に示すように、
用紙押圧板15を冊子27の表紙に圧接してテーブル1
4上の冊子27を挟圧し、粘着テープ28を圧着する。
このとき、ヒンジ30に対して揺動自在に装着された用
紙押圧板15は、冊子27の厚さにかかわらず冊子27
の表紙にほぼ均一な圧力で圧接し、粘着テープ28の全
面を押圧する。その後にヒンジ30が逆回転されて用紙
押圧板15が同図(a)に示す初期状態に復帰して一工
程を終了する。
【0014】尚、本発明は、上記一実施例に限定される
べきものではなく、例えば、ヒンジ30及び用紙押圧板
15を手動にて回転させるように構成する等、種々の改
変が可能であり、この発明がそれらの改変されたものに
及ぶことは当然である。
【0015】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、背貼り用粘着テ
ープを用紙の表裏一方の表紙から背及び他方の表紙へと
貼付けるので、用紙の背をガイド板に沿わせて圧着する
形式の従来の製本機とは異なり、粘着テープに皺やよじ
れが発生することがなく、仕上がり品位及び安定性が向
上するとともに、装置を小形化することができる。ま
た、ヒンジの回転によって粘着テープを圧着する簡素な
構成を採っているため駆動機構の設計も容易である。
【0016】請求項2記載の発明は、予め製本対象用紙
のサイズに適合した幅の粘着テープを用いるように構成
したので、従来の用紙の背の長手方向に粘着テープを繰
り出すものとは異なり、用紙のサイズに対する粘着テー
プ長の誤差が発生せず、安定した仕上がりを得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製本機の構成を示す解説図であり、
(a)は左側面図、(b)は平面図である。
【図2】(a)(b)(c)は夫々、本発明の製本機の
背貼り動作を説明する解説図である。
【図3】従来の製本機の背貼り動作を説明する解説図で
ある。
【符号の説明】
11 製本機 14 テーブル 15 用紙押圧板 15a 軸 16 テープマガジン 17 テープ送り装置 21 カッター装置 22,23 セパレート形ステープラ 27 冊子 28 粘着テープ 29 ヒンジ軸 30 ヒンジ 30a 側板 30b 軸受孔 31 圧縮コイルバネ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冊子の背に粘着テープを背貼りする製本
    機に於て、製本対象用紙を載置するテーブル(14)の
    縁部にヒンジ(30)を介して用紙押圧板(15)を装
    着し、前記用紙押圧板(15)を前記テーブル(14)
    上に倒回自在に形成し、且つ、前記用紙押圧板(15)
    を前記ヒンジ(30)に揺動自在に枢着したことを特徴
    とする製本機。
  2. 【請求項2】 上記用紙押圧板(15)に対向して背貼
    り用粘着テープロールを平行に保持するテープマガジン
    (16)と、前記粘着テープロールから粘着テープを剥
    離しつつ前記用紙押圧板(15)及び前記テーブル(1
    4)上に供給するテープ送り装置(17)を設けたこと
    を特徴とする請求項1記載の製本機。
JP463194A 1994-01-20 1994-01-20 製本機 Pending JPH07205567A (ja)

Priority Applications (1)

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JP463194A JPH07205567A (ja) 1994-01-20 1994-01-20 製本機

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JP463194A JPH07205567A (ja) 1994-01-20 1994-01-20 製本機

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JPH07205567A true JPH07205567A (ja) 1995-08-08

Family

ID=11589373

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JP463194A Pending JPH07205567A (ja) 1994-01-20 1994-01-20 製本機

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63302094A (ja) * 1987-05-14 1988-12-08 ペーテル・ラザール 表紙又は類似物を作製する方法とその装置
JPH029665U (ja) * 1988-06-29 1990-01-22
JPH04505296A (ja) * 1989-05-10 1992-09-17 パーカー、ケビン・ピー 製本するための装置と方法
JPH06340188A (ja) * 1993-05-31 1994-12-13 Nichiban Co Ltd 製本テープ貼り方法および装置

Patent Citations (4)

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