JPH07205505A - 多行バリデーション付プリンタ - Google Patents
多行バリデーション付プリンタInfo
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- JPH07205505A JPH07205505A JP6017766A JP1776694A JPH07205505A JP H07205505 A JPH07205505 A JP H07205505A JP 6017766 A JP6017766 A JP 6017766A JP 1776694 A JP1776694 A JP 1776694A JP H07205505 A JPH07205505 A JP H07205505A
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- Japan
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- paper feed
- roller
- paper
- feed roller
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 標準用紙がセットされていた場合であっても
バリデーション用紙送りだけが可能であり、さらには部
品点数を削減できると共に省スペースを実現すること。 【構成】 紙送りローラ3とバリデーション用紙送りロ
ーラ2とを有するプリンタであって、プレッシャローラ
軸6上に標準紙送り用の第1のプレッシャローラ7とバ
リデーション用紙用の第2のプレッシャローラ8a,8
bとを別個に設け、プレッシャローラ軸6と平行に第1
の軸4と第2の軸5とを設け、第1の軸4に紙送りロー
ラ3を配置して第1のプレッシャローラ7に当接させ、
第2の軸5にバリデーション用紙送りローラ2を配置し
て第2のプレッシャローラ8a,8bに当接させる。
バリデーション用紙送りだけが可能であり、さらには部
品点数を削減できると共に省スペースを実現すること。 【構成】 紙送りローラ3とバリデーション用紙送りロ
ーラ2とを有するプリンタであって、プレッシャローラ
軸6上に標準紙送り用の第1のプレッシャローラ7とバ
リデーション用紙用の第2のプレッシャローラ8a,8
bとを別個に設け、プレッシャローラ軸6と平行に第1
の軸4と第2の軸5とを設け、第1の軸4に紙送りロー
ラ3を配置して第1のプレッシャローラ7に当接させ、
第2の軸5にバリデーション用紙送りローラ2を配置し
て第2のプレッシャローラ8a,8bに当接させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、紙送りローラ
とバリデーションローラとを有し、これらをプレッシャ
ローラに当接させて用紙送りを行うプリンタに関する。
とバリデーションローラとを有し、これらをプレッシャ
ローラに当接させて用紙送りを行うプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】紙送りローラとバリデーションローラと
を有し、標準用紙の紙送りとバリデーション用紙の紙送
りとを行うプリンタが知られている。従来のプリンタに
おいては、例えば、図18(a)及び図18(b)に示
すように、紙送りローラ68に当接してプレッシャロー
ラ69が設けられ、紙送りローラ68に当接離間自在に
移動されるバリデーション用紙送りローラ70が設けら
れており、標準用紙P1は、紙送りローラ68とプレッ
シャローラ69との間に挟持して用紙送りを行い、バリ
デーション用紙P2は、紙送りローラ68とバリデーシ
ョン用紙送りローラ70との間にバリデーション用紙P
2を挿入した後、ソレノイド等によってバリデーション
用紙送りローラ70を移動させて紙送りローラ68に当
接させ、紙送りローラ68とバリデーション用紙送りロ
ーラ70との間に挟持して用紙送りを行っている。
を有し、標準用紙の紙送りとバリデーション用紙の紙送
りとを行うプリンタが知られている。従来のプリンタに
おいては、例えば、図18(a)及び図18(b)に示
すように、紙送りローラ68に当接してプレッシャロー
ラ69が設けられ、紙送りローラ68に当接離間自在に
移動されるバリデーション用紙送りローラ70が設けら
れており、標準用紙P1は、紙送りローラ68とプレッ
シャローラ69との間に挟持して用紙送りを行い、バリ
デーション用紙P2は、紙送りローラ68とバリデーシ
ョン用紙送りローラ70との間にバリデーション用紙P
2を挿入した後、ソレノイド等によってバリデーション
用紙送りローラ70を移動させて紙送りローラ68に当
接させ、紙送りローラ68とバリデーション用紙送りロ
ーラ70との間に挟持して用紙送りを行っている。
【0003】しかしながら、従来のプリンタにおいて
は、標準用紙P1が紙送りローラ68にセットされてい
る場合に、バリデーション用紙P2をセットしてバリデ
ーション用紙送りを行うと、紙送りローラ68とバリデ
ーション用紙送りローラ70との間に標準用紙P1とバ
リデーション用紙P2とが挟持されるため、バリデーシ
ョン用紙P2が送られると共に標準用紙P1も送られて
しまって用紙の無駄が生じたり、標準用紙P1が紙送り
ローラ68とプレッシャローラ69との間に挟持されて
いるため、バリデーション用紙P2と標準用紙P1との
間の摩擦が大きく、このため、用紙ジャムが発生するこ
とがあった。
は、標準用紙P1が紙送りローラ68にセットされてい
る場合に、バリデーション用紙P2をセットしてバリデ
ーション用紙送りを行うと、紙送りローラ68とバリデ
ーション用紙送りローラ70との間に標準用紙P1とバ
リデーション用紙P2とが挟持されるため、バリデーシ
ョン用紙P2が送られると共に標準用紙P1も送られて
しまって用紙の無駄が生じたり、標準用紙P1が紙送り
ローラ68とプレッシャローラ69との間に挟持されて
いるため、バリデーション用紙P2と標準用紙P1との
間の摩擦が大きく、このため、用紙ジャムが発生するこ
とがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、標準
用紙がセットされていた場合であってもバリデーション
用紙送りだけが可能であり、さらには部品点数を削減で
きると共に省スペースを実現することができるプリンタ
のバリデーション送り機構を提供することにある。
用紙がセットされていた場合であってもバリデーション
用紙送りだけが可能であり、さらには部品点数を削減で
きると共に省スペースを実現することができるプリンタ
のバリデーション送り機構を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の多行バリデーシ
ョン付プリンタは、上記課題を解決するために、紙送り
ローラとバリデーション用紙送りローラとを有し、プレ
ッシャローラ軸上に標準紙送り用の第1のプレッシャロ
ーラとバリデーション用紙用の第2のプレッシャローラ
とを別個に設け、プレッシャローラ軸と平行に第1の軸
と第2の軸とを設け、第1の軸に紙送りローラを配置し
て第1のプレッシャローラに当接させ、第2の軸にバリ
デーション用紙送りローラを配置して第2のプレッシャ
ローラに当接させたことを特徴とする。
ョン付プリンタは、上記課題を解決するために、紙送り
ローラとバリデーション用紙送りローラとを有し、プレ
ッシャローラ軸上に標準紙送り用の第1のプレッシャロ
ーラとバリデーション用紙用の第2のプレッシャローラ
とを別個に設け、プレッシャローラ軸と平行に第1の軸
と第2の軸とを設け、第1の軸に紙送りローラを配置し
て第1のプレッシャローラに当接させ、第2の軸にバリ
デーション用紙送りローラを配置して第2のプレッシャ
ローラに当接させたことを特徴とする。
【0006】
【作用】標準用紙は、プレッシャローラ軸上に設けられ
た第1のプレッシャローラとプレッシャローラ軸と平行
する第1の軸に設けられた紙送りローラとの間に挟持さ
れ、紙送りローラの回転により送り出される。
た第1のプレッシャローラとプレッシャローラ軸と平行
する第1の軸に設けられた紙送りローラとの間に挟持さ
れ、紙送りローラの回転により送り出される。
【0007】バリデーション用紙は、第1のプレッシャ
ローラと別個にプレッシャローラ軸上に設けられた第2
のプレッシャローラと、プレッシャローラ軸と平行する
第2の軸に設けられたバリデーション紙送りローラとの
間に挟持され、バリデーション用紙送りローラの回転に
より送り出される。
ローラと別個にプレッシャローラ軸上に設けられた第2
のプレッシャローラと、プレッシャローラ軸と平行する
第2の軸に設けられたバリデーション紙送りローラとの
間に挟持され、バリデーション用紙送りローラの回転に
より送り出される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図3は、実施例におけるプリンタの要部を示す概
略の側断面図であり、図5は、プリンタにおける駆動伝
達機構を示す概略側面図である。
する。図3は、実施例におけるプリンタの要部を示す概
略の側断面図であり、図5は、プリンタにおける駆動伝
達機構を示す概略側面図である。
【0009】プリンタ本体1は、プリンタ本体1の両側
部を形成する図5に示すサイドフレーム27と両サイド
フレーム27間に固定された基体60を備え、サイドフ
レーム27の上端面側に、バリデーション用紙送りロー
ラ2を含むバリデーション送り機構9を備えたフレーム
カバー21が装着されている。
部を形成する図5に示すサイドフレーム27と両サイド
フレーム27間に固定された基体60を備え、サイドフ
レーム27の上端面側に、バリデーション用紙送りロー
ラ2を含むバリデーション送り機構9を備えたフレーム
カバー21が装着されている。
【0010】図3において、基体60の上側には、標準
用紙を送り出す紙送りローラ3や紙送りローラ3に当接
されて配置される第1のプレッシャローラ7やバリデー
ション用紙送りローラ2に当接される第2のプレッシャ
ローラ8が配設された紙送り機構本体44が基体60と
間隙を以て図5の両サイドフレーム27間に支持されて
おり、該紙送り機構本体44の上部は、フレームカバー
21の上部に対向する。
用紙を送り出す紙送りローラ3や紙送りローラ3に当接
されて配置される第1のプレッシャローラ7やバリデー
ション用紙送りローラ2に当接される第2のプレッシャ
ローラ8が配設された紙送り機構本体44が基体60と
間隙を以て図5の両サイドフレーム27間に支持されて
おり、該紙送り機構本体44の上部は、フレームカバー
21の上部に対向する。
【0011】図3に示すように、基体60の上面と紙送
り機構枠本体44の下面との間には標準用紙の用紙経路
61が形成される。基体60の上面の後端寄りには、断
面において双曲線状に突出された用紙ガイド部62が形
成されている。また、紙送り機構本体44の下面の後端
寄りには、基体60に形成された用紙ガイド部62に沿
う円弧周部63が形成されている。
り機構枠本体44の下面との間には標準用紙の用紙経路
61が形成される。基体60の上面の後端寄りには、断
面において双曲線状に突出された用紙ガイド部62が形
成されている。また、紙送り機構本体44の下面の後端
寄りには、基体60に形成された用紙ガイド部62に沿
う円弧周部63が形成されている。
【0012】プラテン板64は紙送り機構枠本体44の
後面に接して支持され、該プラテン板64面に沿って印
字ヘッド65が移動自在に設けられている。プラテン板
64の下縁寄りには、用紙ガイド板34が上下方向にプ
リンタ本体1側に支持されて設けられている。用紙ガイ
ド板34は、その裏面の上縁側がプラテン板64に密に
当接されると共に、印字ヘッド65側に向く表面側の下
縁寄りには、斜め上方に向けて折曲されたバリデーショ
ン用紙ストッパー35が用紙ガイド板34の幅方向に複
数設けられている。
後面に接して支持され、該プラテン板64面に沿って印
字ヘッド65が移動自在に設けられている。プラテン板
64の下縁寄りには、用紙ガイド板34が上下方向にプ
リンタ本体1側に支持されて設けられている。用紙ガイ
ド板34は、その裏面の上縁側がプラテン板64に密に
当接されると共に、印字ヘッド65側に向く表面側の下
縁寄りには、斜め上方に向けて折曲されたバリデーショ
ン用紙ストッパー35が用紙ガイド板34の幅方向に複
数設けられている。
【0013】図1及び図5に示すように、紙送り機構枠
本体44の側板45,45間の上部には、フレームカバ
ー21側である後方寄りに、プレッシャローラ軸6が軸
支され、プレッシャローラ軸6の前方側にプレッシャロ
ーラ軸6と平行して第1回転軸4が軸支されている。
本体44の側板45,45間の上部には、フレームカバ
ー21側である後方寄りに、プレッシャローラ軸6が軸
支され、プレッシャローラ軸6の前方側にプレッシャロ
ーラ軸6と平行して第1回転軸4が軸支されている。
【0014】図1に示すように、プレッシャローラ軸6
には、標準用紙送り用のプレッシャローラ7よりなる第
1のプレッシャローラと、バリデーション用紙送り用の
プレッシャローラ8a及び8bからなる第2のプレッシ
ャローラとが別々に回転自在に軸支されている。第1回
転軸4には紙送りローラ3が装着され、該紙送りローラ
3は第1プレッシャローラ7に圧接されている。なお、
符号59は、ペーパーガイドである。
には、標準用紙送り用のプレッシャローラ7よりなる第
1のプレッシャローラと、バリデーション用紙送り用の
プレッシャローラ8a及び8bからなる第2のプレッシ
ャローラとが別々に回転自在に軸支されている。第1回
転軸4には紙送りローラ3が装着され、該紙送りローラ
3は第1プレッシャローラ7に圧接されている。なお、
符号59は、ペーパーガイドである。
【0015】また、図5に示すようにプレッシャローラ
軸6を中心として第1回転軸4に対向する反対側には、
図1に示すように、プレッシャローラ軸6と平行して第
2回転軸5がフレームカバー21側に軸支され、該第2
回転軸5には、バリデーション用紙送りローラ2が装着
されている。
軸6を中心として第1回転軸4に対向する反対側には、
図1に示すように、プレッシャローラ軸6と平行して第
2回転軸5がフレームカバー21側に軸支され、該第2
回転軸5には、バリデーション用紙送りローラ2が装着
されている。
【0016】バリデーション用紙送りローラ2は、図6
に示すように、支持筒体19の両側外周にゴム製の環状
体20a,20bが一体に設けられてなり、環状体20
a及び20bは同形状であって、その周面は、円弧周面
2aと弦平面2bとにより形成されている。
に示すように、支持筒体19の両側外周にゴム製の環状
体20a,20bが一体に設けられてなり、環状体20
a及び20bは同形状であって、その周面は、円弧周面
2aと弦平面2bとにより形成されている。
【0017】図1に示すように、バリデーション用紙送
りローラ2は、その環状体20a,20bがそれぞれ第
2プレッシャローラ8a及び8bに対向して配置され、
図10に示すように、バリデーション用紙送りローラ2
のバリデーション用紙を送り出す円弧周面2aがプレッ
シャローラ8a,8bに圧接される。また、図3に示す
ように、バリデーション用紙送りローラ2の弦平面2b
は、プレッシャローラ8a,8bと対向する際に、プレ
ッシャローラ8a,8bから離間し、バリデーション用
紙送りローラ2の弦平面2bとプレッシャローラ8a,
8bとの間でバリデーション用紙挿入口32が形成され
る。
りローラ2は、その環状体20a,20bがそれぞれ第
2プレッシャローラ8a及び8bに対向して配置され、
図10に示すように、バリデーション用紙送りローラ2
のバリデーション用紙を送り出す円弧周面2aがプレッ
シャローラ8a,8bに圧接される。また、図3に示す
ように、バリデーション用紙送りローラ2の弦平面2b
は、プレッシャローラ8a,8bと対向する際に、プレ
ッシャローラ8a,8bから離間し、バリデーション用
紙送りローラ2の弦平面2bとプレッシャローラ8a,
8bとの間でバリデーション用紙挿入口32が形成され
る。
【0018】次に、バリデーション送り機構9について
説明する。図7は、プリンタのバリデーション用紙送り
機構9を示す側面図であり、図8は、フレームカバー2
1とバリデーション送り機構9とを分解して示す斜視図
である。
説明する。図7は、プリンタのバリデーション用紙送り
機構9を示す側面図であり、図8は、フレームカバー2
1とバリデーション送り機構9とを分解して示す斜視図
である。
【0019】バリデーション送り機構9は、概略とし
て、取付板36に軸支されると共に紙送り出し方向に常
時駆動される第2回転軸5、爪車10と初期位置を設定
する位置決め突起11とを備えたバリデーション用紙送
りローラ2、第2回転軸5とバリデーション用紙送りロ
ーラ2との間に装着されると共にバリデーション用紙送
りローラ2が用紙を送り出す順方向に回転させるときの
み第2回転軸5からバリデーション用紙送りローラ2に
動力を伝達する図6に示す一方向クラッチ12、爪車1
0に対向して揺動可能に設けられたアーマチュア13、
アーマチュア13の一方の揺動位置で爪車10の爪38
に係合する一方、他方の揺動位置で爪車10の位置決め
突起11にバリデーション用紙送りローラ2の一回転毎
に係合するアーマチュア13に設けられた係止部14、
アーマチュア13の係止部14を一方の揺動位置へ付勢
する引張バネ15及び引張バネ15の付勢に抗してアー
マチュア13の係止部14を他方の揺動位置へ移動させ
た後に消勢されるソレノイド16とにより構成され、バ
リデーション用紙送りローラ2と対向配置してプリンタ
側に軸支されたフリクションローラ8a,8bとの間で
バリデーション用紙を送り出し方向に送る。
て、取付板36に軸支されると共に紙送り出し方向に常
時駆動される第2回転軸5、爪車10と初期位置を設定
する位置決め突起11とを備えたバリデーション用紙送
りローラ2、第2回転軸5とバリデーション用紙送りロ
ーラ2との間に装着されると共にバリデーション用紙送
りローラ2が用紙を送り出す順方向に回転させるときの
み第2回転軸5からバリデーション用紙送りローラ2に
動力を伝達する図6に示す一方向クラッチ12、爪車1
0に対向して揺動可能に設けられたアーマチュア13、
アーマチュア13の一方の揺動位置で爪車10の爪38
に係合する一方、他方の揺動位置で爪車10の位置決め
突起11にバリデーション用紙送りローラ2の一回転毎
に係合するアーマチュア13に設けられた係止部14、
アーマチュア13の係止部14を一方の揺動位置へ付勢
する引張バネ15及び引張バネ15の付勢に抗してアー
マチュア13の係止部14を他方の揺動位置へ移動させ
た後に消勢されるソレノイド16とにより構成され、バ
リデーション用紙送りローラ2と対向配置してプリンタ
側に軸支されたフリクションローラ8a,8bとの間で
バリデーション用紙を送り出し方向に送る。
【0020】バリデーション機構9の取付板36は、図
8に示すように、平板状であり、上面側に取付係合片3
7,37′を有し、取付板36の下面の両端に支軸片1
7a,17bが一体に形成されている。取付係合片3
7,37′は、取付板36の上面側に折曲された基部3
7a及びさらに先端までを水平に曲折されてなる水平部
37bを備える。また、図2に示すように、取付板36
の一方の支持片17aの外側にはギア支持板18がネジ
止めされている。取付板36には、ソレノイド16が取
付板36の上面側に突出されて取り付けられている。
8に示すように、平板状であり、上面側に取付係合片3
7,37′を有し、取付板36の下面の両端に支軸片1
7a,17bが一体に形成されている。取付係合片3
7,37′は、取付板36の上面側に折曲された基部3
7a及びさらに先端までを水平に曲折されてなる水平部
37bを備える。また、図2に示すように、取付板36
の一方の支持片17aの外側にはギア支持板18がネジ
止めされている。取付板36には、ソレノイド16が取
付板36の上面側に突出されて取り付けられている。
【0021】第2回転軸5は、支軸片17a,17bの
間に軸支されると共に、図2に示すように、他方の支軸
片17aの側を貫通し、さらにギア支持板18を貫通し
て設けられ、他方の支軸片17aから外方に貫通する第
2回転軸5の先端にギア40が装着されている。ギア4
0は、これと噛合するギア支持板18に軸支されたギア
41、ギア41と同軸に設けられたプーリ42及び図5
に示すようなプリンタ本体1の駆動モータ28に連係す
るギア列よりなる伝動手段30により、図1および図2
において矢印aで示す方向に常時回転される。
間に軸支されると共に、図2に示すように、他方の支軸
片17aの側を貫通し、さらにギア支持板18を貫通し
て設けられ、他方の支軸片17aから外方に貫通する第
2回転軸5の先端にギア40が装着されている。ギア4
0は、これと噛合するギア支持板18に軸支されたギア
41、ギア41と同軸に設けられたプーリ42及び図5
に示すようなプリンタ本体1の駆動モータ28に連係す
るギア列よりなる伝動手段30により、図1および図2
において矢印aで示す方向に常時回転される。
【0022】第2回転軸5には、バリデーション用紙送
りローラ2及びバリデーション用紙送りローラ2の初期
位置を設定する位置決め突起11を一体に備えた爪車1
0が一方向クラッチを介して一体に装着されている。
りローラ2及びバリデーション用紙送りローラ2の初期
位置を設定する位置決め突起11を一体に備えた爪車1
0が一方向クラッチを介して一体に装着されている。
【0023】図6に示すように、一方向クラッチはバネ
クラッチ12からなり、バネクラッチ12は、両端にそ
れぞれ径方向の外方に突出した連結端12a,12bを
有し、組付前の自由状態においてはバネクラッチ12の
内径は第2回転軸5の径よりも小さく、第2回転軸5へ
外嵌されることにより第2回転軸5と共に回転され、連
結端12a,12bの一方が固定された場合に、第2回
転軸5の回転方向がバネクラッチ12の巻き方向と逆で
あれば、バネクラッチ12が緩んで第2回転軸5のみが
回転する。なお、図6においては、一方の連結端12a
から他方の連結端12bに向けて時計巻きである。
クラッチ12からなり、バネクラッチ12は、両端にそ
れぞれ径方向の外方に突出した連結端12a,12bを
有し、組付前の自由状態においてはバネクラッチ12の
内径は第2回転軸5の径よりも小さく、第2回転軸5へ
外嵌されることにより第2回転軸5と共に回転され、連
結端12a,12bの一方が固定された場合に、第2回
転軸5の回転方向がバネクラッチ12の巻き方向と逆で
あれば、バネクラッチ12が緩んで第2回転軸5のみが
回転する。なお、図6においては、一方の連結端12a
から他方の連結端12bに向けて時計巻きである。
【0024】図6に示すように、爪車10は、径方向の
断面において円形の軸挿通孔10a及び軸挿通孔10a
の径方向に連通するバネクラッチ係合溝10bを有す
る。爪車10は、軸方向の一側の爪部10cと爪部10
cより径が大の軸方向の他側の径大部10dとからな
り、爪部10cの外周に沿って軸方向に爪38が複数設
けられ、位置決め突起11は径大部10dの周縁の一部
が爪部10cの側へ突出されて形成されている。
断面において円形の軸挿通孔10a及び軸挿通孔10a
の径方向に連通するバネクラッチ係合溝10bを有す
る。爪車10は、軸方向の一側の爪部10cと爪部10
cより径が大の軸方向の他側の径大部10dとからな
り、爪部10cの外周に沿って軸方向に爪38が複数設
けられ、位置決め突起11は径大部10dの周縁の一部
が爪部10cの側へ突出されて形成されている。
【0025】図6及び図7に示すように、爪部10cの
爪38は、径方向の断面において、爪部の周方向を略1
1等分した時、各等分位置の10箇所に設けられると共
に1箇所だけ爪が省略されている。また、径大部10d
に設けられた位置決め突起11は、爪部10cの爪の省
略位置に対応して設けられている。
爪38は、径方向の断面において、爪部の周方向を略1
1等分した時、各等分位置の10箇所に設けられると共
に1箇所だけ爪が省略されている。また、径大部10d
に設けられた位置決め突起11は、爪部10cの爪の省
略位置に対応して設けられている。
【0026】爪車10は、その軸挿通孔10aに第2回
転軸5が挿通されると共に、軸挿通孔10aの径方向に
連通して設けたバネクラッチ係合溝10bに第2回転軸
5に外嵌されたバネクラッチ12の連結端12aが係入
されて第2回転軸5に装着されている。
転軸5が挿通されると共に、軸挿通孔10aの径方向に
連通して設けたバネクラッチ係合溝10bに第2回転軸
5に外嵌されたバネクラッチ12の連結端12aが係入
されて第2回転軸5に装着されている。
【0027】バリデーション用紙送りローラ2は、支持
筒体19の外周にゴム製の環状体20a,20bが一体
に設けられてなる。該支持筒体19は、その軸方向に第
2回転軸5を挿通する軸挿通孔19aを有すると共に、
その一端側に、爪車10に設けたバネクラッチ係合溝1
0bと同等のバネクラッチ係合溝19bを有する。
筒体19の外周にゴム製の環状体20a,20bが一体
に設けられてなる。該支持筒体19は、その軸方向に第
2回転軸5を挿通する軸挿通孔19aを有すると共に、
その一端側に、爪車10に設けたバネクラッチ係合溝1
0bと同等のバネクラッチ係合溝19bを有する。
【0028】バリデーション用紙送りローラ2は、その
支持筒体19に設けた軸挿通孔19aの一端側より第2
回転軸5が挿通されると共に、軸挿通孔19aの一端側
に設けたバネクラッチ係合溝19bに第2回転軸5に外
嵌されたバネクラッチ12の連結端12bが係入されて
第2回転軸5に装着されている。
支持筒体19に設けた軸挿通孔19aの一端側より第2
回転軸5が挿通されると共に、軸挿通孔19aの一端側
に設けたバネクラッチ係合溝19bに第2回転軸5に外
嵌されたバネクラッチ12の連結端12bが係入されて
第2回転軸5に装着されている。
【0029】即ち、爪車10とバリデーション用紙送り
ローラ2とは一方向クラッチ12により一体であって、
さらに、第2回転軸5とバリデーション用紙送りローラ
2及び爪車10とが一方向クラッチ12を介し、バリデ
ーション用紙送りローラ2を紙を送り出す順方向に回転
させるときのみ一方向クラッチ12が連結されて第2回
転軸5からバリデーション用紙送りローラ2に動力を伝
達する。
ローラ2とは一方向クラッチ12により一体であって、
さらに、第2回転軸5とバリデーション用紙送りローラ
2及び爪車10とが一方向クラッチ12を介し、バリデ
ーション用紙送りローラ2を紙を送り出す順方向に回転
させるときのみ一方向クラッチ12が連結されて第2回
転軸5からバリデーション用紙送りローラ2に動力を伝
達する。
【0030】爪車10の爪38に係脱することによりコ
マ送りを行うアーマチュア13は、図7に示すように、
金属製で板状であり、その後端の一部に上方に折曲され
たバネ係止凸部66が一体に形成され、図4に示すよう
に、アーマチュア13の先端は、一側のみが前方に延長
されると共にさらに他側に向けて突出された係止部14
が設けられている。また、アーマチュア13を駆動する
ソレノイド16は、アーマチュア13の上面側に対向し
て設けられている。
マ送りを行うアーマチュア13は、図7に示すように、
金属製で板状であり、その後端の一部に上方に折曲され
たバネ係止凸部66が一体に形成され、図4に示すよう
に、アーマチュア13の先端は、一側のみが前方に延長
されると共にさらに他側に向けて突出された係止部14
が設けられている。また、アーマチュア13を駆動する
ソレノイド16は、アーマチュア13の上面側に対向し
て設けられている。
【0031】アーマチュア13は、図7に示すように、
その後端寄りの両側をソレノイド16のヨーク部16a
の下部に揺動自在に支持されており、アーマチュア13
に形成されたバネ係止凸部66とソレノイド16のヨー
ク部16aの上部に突設されたバネ係止凸部67との間
に、引張バネ15が掛け渡され、ソレノイド16が消勢
されているときは、該引張バネ15の付勢力によって、
アーマチュア13の先端の係止部14の前部が爪車10
の爪38に当接して係合している。
その後端寄りの両側をソレノイド16のヨーク部16a
の下部に揺動自在に支持されており、アーマチュア13
に形成されたバネ係止凸部66とソレノイド16のヨー
ク部16aの上部に突設されたバネ係止凸部67との間
に、引張バネ15が掛け渡され、ソレノイド16が消勢
されているときは、該引張バネ15の付勢力によって、
アーマチュア13の先端の係止部14の前部が爪車10
の爪38に当接して係合している。
【0032】また、アーマチュア13の先端の係止部1
4は、図1及び図2に示すように、爪車10の径大部1
0dに設けた位置決め突起11と干渉位置にあって、図
7に示すように、ソレノイド16が作動しアーマチュア
13が上方に揺動移動されているときは、バリデーショ
ン用紙送りローラ2が一回転する毎に爪車10に設けた
位置決め突起11と係合する。
4は、図1及び図2に示すように、爪車10の径大部1
0dに設けた位置決め突起11と干渉位置にあって、図
7に示すように、ソレノイド16が作動しアーマチュア
13が上方に揺動移動されているときは、バリデーショ
ン用紙送りローラ2が一回転する毎に爪車10に設けた
位置決め突起11と係合する。
【0033】図2および図5に示すように、取付板36
と一体に構成されたバリデーション用紙送り機構9は、
プリンタのサイドフレーム27の上側に装着されるフレ
ームカバー21の下側に装着される。フレームカバー2
1は、図8に示すように、プリンタの幅方向に沿う立上
り板部21a、立上り板部21aの上部から前方に連続
する天板部21b及び天板部21bの前部から下方に垂
下する垂下板部21cを一体に備える。
と一体に構成されたバリデーション用紙送り機構9は、
プリンタのサイドフレーム27の上側に装着されるフレ
ームカバー21の下側に装着される。フレームカバー2
1は、図8に示すように、プリンタの幅方向に沿う立上
り板部21a、立上り板部21aの上部から前方に連続
する天板部21b及び天板部21bの前部から下方に垂
下する垂下板部21cを一体に備える。
【0034】天板部21bには、バリデーション用紙送
り機構9の取付板36の上面に突出して取り付けられた
ソレノイド16を挿通する開口22が設けられると共
に、取付板36に設けられた取付係合片37,37′を
係止する係合溝24,24を一体に形成した係合孔23
a,23bが設けられ、一方の係止孔23aは、開口2
2に連通して形成されている。
り機構9の取付板36の上面に突出して取り付けられた
ソレノイド16を挿通する開口22が設けられると共
に、取付板36に設けられた取付係合片37,37′を
係止する係合溝24,24を一体に形成した係合孔23
a,23bが設けられ、一方の係止孔23aは、開口2
2に連通して形成されている。
【0035】垂下板部21cは、中途から下縁までが内
側に向けて僅かに折曲されると共に、下縁側から略矩形
状に切欠れた2つの欠切部25a,25bが設けられ、
欠切部25aの幅は欠切部25bの幅よりも大きい。
側に向けて僅かに折曲されると共に、下縁側から略矩形
状に切欠れた2つの欠切部25a,25bが設けられ、
欠切部25aの幅は欠切部25bの幅よりも大きい。
【0036】バリデーション用紙送り機構9は、次のよ
うにフレームカバー21に装着される。フレームカバー
21の下方から取付板36に取り付けられたソレノイド
16をフレームカバー21の天板部21bに設けられた
開口22に挿通すると共に、取付板36に設けられた2
つの取付け係合部37,37′をそれぞれ、天板部21
bに設けられた係合孔23a,23bに挿通する。
うにフレームカバー21に装着される。フレームカバー
21の下方から取付板36に取り付けられたソレノイド
16をフレームカバー21の天板部21bに設けられた
開口22に挿通すると共に、取付板36に設けられた2
つの取付け係合部37,37′をそれぞれ、天板部21
bに設けられた係合孔23a,23bに挿通する。
【0037】次いで、取付板36を前方の垂下板部21
c側へスライドさせて係合孔23a,23bの係合溝2
4,24に取付係合部37,37′の基部37a,37
aを挿入する。これにより、図2に示すように、取付係
合部37,37′の水平部37bが天板部21bの上面
に支持される。この後、図8に示す板バネ26を図7に
示すように、フレームカバー21の立上り板部21aと
取付板36との間に介装する。これにより、取付板36
が垂下板部21側に押圧されて安定される。
c側へスライドさせて係合孔23a,23bの係合溝2
4,24に取付係合部37,37′の基部37a,37
aを挿入する。これにより、図2に示すように、取付係
合部37,37′の水平部37bが天板部21bの上面
に支持される。この後、図8に示す板バネ26を図7に
示すように、フレームカバー21の立上り板部21aと
取付板36との間に介装する。これにより、取付板36
が垂下板部21側に押圧されて安定される。
【0038】この状態で、図1及び図2に示すように、
バリデーション用紙送りローラ2の環状体20a,20
bが垂下板部21cに設けられた欠切部25a,25b
に各々介入すると共に、各環状体20a,20bの周面
が垂下板部21cから外側に露出される。
バリデーション用紙送りローラ2の環状体20a,20
bが垂下板部21cに設けられた欠切部25a,25b
に各々介入すると共に、各環状体20a,20bの周面
が垂下板部21cから外側に露出される。
【0039】バリデーション用紙送り機構9と一体のフ
レームカバー21は、図5に示すようにプリンタ本体1
のサイドフレーム27の上面側に装着される。図5に示
すように、サイドフレーム27には、駆動モータ28が
固定され、モータ軸29に装着された駆動ギア32に噛
合するギア50乃至57からなるギア列、ギア57と同
軸のプーリ58及びプーリ58とギア支持板18に軸支
されたプーリ42との間に装架されたタイミングベルト
43とにより伝動手段30が構成される。
レームカバー21は、図5に示すようにプリンタ本体1
のサイドフレーム27の上面側に装着される。図5に示
すように、サイドフレーム27には、駆動モータ28が
固定され、モータ軸29に装着された駆動ギア32に噛
合するギア50乃至57からなるギア列、ギア57と同
軸のプーリ58及びプーリ58とギア支持板18に軸支
されたプーリ42との間に装架されたタイミングベルト
43とにより伝動手段30が構成される。
【0040】また、ギア56と連係するギア46乃至4
8からなるギア列及び紙送り機構枠本体44側の側板4
5に軸支された第1回転軸4に装着されたギア49によ
りプリンタ本体側の紙送り伝動手段31が構成される。
なお、各ギア50乃至57,プーリ58及びギア46乃
至48は、サイドフレーム27に軸支されている。
8からなるギア列及び紙送り機構枠本体44側の側板4
5に軸支された第1回転軸4に装着されたギア49によ
りプリンタ本体側の紙送り伝動手段31が構成される。
なお、各ギア50乃至57,プーリ58及びギア46乃
至48は、サイドフレーム27に軸支されている。
【0041】図4に示すように、標準用紙は、用紙経路
61前方の用紙挿入口66より挿入されると、基体60
の上面の用紙ガイド部62に沿って上方に屈曲された
後、用紙ガイド板34とプラテン板64との間を通過
し、用紙ガイド板34によりプラテン板64面に密接さ
れ、プラテン板64に沿って紙送りローラ3と第1プレ
ッシャローラ7との間に挟持されて図4において矢印b
で示す送り方向に移送される。
61前方の用紙挿入口66より挿入されると、基体60
の上面の用紙ガイド部62に沿って上方に屈曲された
後、用紙ガイド板34とプラテン板64との間を通過
し、用紙ガイド板34によりプラテン板64面に密接さ
れ、プラテン板64に沿って紙送りローラ3と第1プレ
ッシャローラ7との間に挟持されて図4において矢印b
で示す送り方向に移送される。
【0042】バリデーション用紙送りローラ2の環状体
20a,20bの弦平面2bが第2プレッシャローラ8
a,8bに対向すると、図4に示すように、バリデーシ
ョン用紙挿入口32が形成され、この状態において、バ
リデーション用紙Pをバリデーション用紙挿入口32よ
り下方に向けて挿入する。バリデーション用紙Pは、プ
ラテン板34と印字ヘッド65との間を通り、用紙ガイ
ド板34がプラテン板64に密に圧接されていることに
より、用紙ガイド板34の表面側に沿って下方に移動
し、バリデーション用紙ストッパー35に用紙Pの下端
が当接して位置決めされる。
20a,20bの弦平面2bが第2プレッシャローラ8
a,8bに対向すると、図4に示すように、バリデーシ
ョン用紙挿入口32が形成され、この状態において、バ
リデーション用紙Pをバリデーション用紙挿入口32よ
り下方に向けて挿入する。バリデーション用紙Pは、プ
ラテン板34と印字ヘッド65との間を通り、用紙ガイ
ド板34がプラテン板64に密に圧接されていることに
より、用紙ガイド板34の表面側に沿って下方に移動
し、バリデーション用紙ストッパー35に用紙Pの下端
が当接して位置決めされる。
【0043】次に、バリデーション用紙送り機構9の作
動について説明する。まず、バリデーション用紙送りロ
ーラ2の初期位置設定について説明する。バリデーショ
ン用紙送りローラ2の初期位置設定を行う場合には、図
5に示すバリデーション用紙挿入口32にバリデーショ
ン用紙を挿入しない状態で行う。
動について説明する。まず、バリデーション用紙送りロ
ーラ2の初期位置設定について説明する。バリデーショ
ン用紙送りローラ2の初期位置設定を行う場合には、図
5に示すバリデーション用紙挿入口32にバリデーショ
ン用紙を挿入しない状態で行う。
【0044】バリデーション用紙送りローラ2の第2回
転軸5は、図5に示すように、プリンタ本体1に設けら
れた駆動モータ28が回転すると、駆動ギア32,伝動
手段30,タイミングベルト43,プーリ42及び図8
に示されるギア41,ギア40を介して矢印a方向に回
転される。
転軸5は、図5に示すように、プリンタ本体1に設けら
れた駆動モータ28が回転すると、駆動ギア32,伝動
手段30,タイミングベルト43,プーリ42及び図8
に示されるギア41,ギア40を介して矢印a方向に回
転される。
【0045】図7に示すように、ソレノイド16が消勢
されている状態では、アーマチュア13は、引張バネ1
5の付勢力によりアーマチュア13の先端の係止部14
が爪車10の周面に付勢されて揺動位置の一方にあり、
係止部14が爪車10のいずれかの爪38に係合した状
態となっている。この状態では、図6に示すバネクラッ
チ12の連結端12a側が固定係止されていることとな
り、バネクラッチ12が緩むんで第2回転軸5のみが回
転される。
されている状態では、アーマチュア13は、引張バネ1
5の付勢力によりアーマチュア13の先端の係止部14
が爪車10の周面に付勢されて揺動位置の一方にあり、
係止部14が爪車10のいずれかの爪38に係合した状
態となっている。この状態では、図6に示すバネクラッ
チ12の連結端12a側が固定係止されていることとな
り、バネクラッチ12が緩むんで第2回転軸5のみが回
転される。
【0046】バリデーション用紙送りローラ2の初期位
置設定をする場合は、図13のタイミングチャートに示
すように、ソレノイド16を第2回転軸5の1回転に要
する時間以上通電させる。ソレノイド16が通電される
と、アーマチュア13は、ソレノイド16に吸引されて
上方の他方の揺動位置に揺動移動され、係止部14の爪
車10の爪38への係止が解除されることにより、図6
に示すバネクラッチ12への係止が解かれ、バネクラッ
チ12が締まることにより、図9に示すように第2回転
軸5と爪車10及びバリデーション用紙送りローラ2と
が一体となって矢印a方向に回転される。
置設定をする場合は、図13のタイミングチャートに示
すように、ソレノイド16を第2回転軸5の1回転に要
する時間以上通電させる。ソレノイド16が通電される
と、アーマチュア13は、ソレノイド16に吸引されて
上方の他方の揺動位置に揺動移動され、係止部14の爪
車10の爪38への係止が解除されることにより、図6
に示すバネクラッチ12への係止が解かれ、バネクラッ
チ12が締まることにより、図9に示すように第2回転
軸5と爪車10及びバリデーション用紙送りローラ2と
が一体となって矢印a方向に回転される。
【0047】ソレノイド16が第2回転軸5の一周期分
通電されることにより、アーマチュア13の係止部14
が上方の他方の揺動位置に保持され、この間に爪車10
が矢印a方向に回転するため、やがて図11に示すよう
に、係止部14の前部が爪車10の径大部10dに設け
た位置決め突起11に当接し、このため再びバネクラッ
チ12が緩んで爪車10の回転が停止されると共に第2
回転軸5のみが回転される。
通電されることにより、アーマチュア13の係止部14
が上方の他方の揺動位置に保持され、この間に爪車10
が矢印a方向に回転するため、やがて図11に示すよう
に、係止部14の前部が爪車10の径大部10dに設け
た位置決め突起11に当接し、このため再びバネクラッ
チ12が緩んで爪車10の回転が停止されると共に第2
回転軸5のみが回転される。
【0048】ソレノイド16は、通電されてから第2回
転軸5の1回転に要する時間以上たつと、通電を解かれ
て消勢されるため、図12に示されるように、再び、引
張バネ15の付勢力によりアーマチュア13の先端の係
止部14が爪車10の爪部10cに付勢され、爪部10
cの周面に当接することとなる。
転軸5の1回転に要する時間以上たつと、通電を解かれ
て消勢されるため、図12に示されるように、再び、引
張バネ15の付勢力によりアーマチュア13の先端の係
止部14が爪車10の爪部10cに付勢され、爪部10
cの周面に当接することとなる。
【0049】図12に示すように、径大部10dに設け
られた位置決め突起11は、爪部10cの爪の省略位置
に対応して設けられているため、係止部14が爪車10
の爪が省略された周面10eに当接した状態で、第2回
転軸5と爪車10及びバリデーション用紙送りローラ2
とが一体となって矢印a方向に回転され、係止部14の
前部がバリデーション用紙送りローラ2の初期位置を設
定する爪38aに当接し、爪車10及びバリデーション
用紙送りローラ2が初期位置に停止される。
られた位置決め突起11は、爪部10cの爪の省略位置
に対応して設けられているため、係止部14が爪車10
の爪が省略された周面10eに当接した状態で、第2回
転軸5と爪車10及びバリデーション用紙送りローラ2
とが一体となって矢印a方向に回転され、係止部14の
前部がバリデーション用紙送りローラ2の初期位置を設
定する爪38aに当接し、爪車10及びバリデーション
用紙送りローラ2が初期位置に停止される。
【0050】図7に示されるバリデーション用紙送りロ
ーラ2の初期位置では、バリデーション用紙送りローラ
2の環状体20,20の弦平面2b,2bは、紙送り機
構枠本体44側の第2プレッシャローラ8a,8bにそ
れぞれ対向しており、図3に示すように、バリデーショ
ン用紙挿入口32が形成されている。図4に示すよう
に、バリデーション用紙Pをバリデーション用紙挿入口
32から挿入させて、バリデーション用紙ストッパー3
5に位置決めしてセットする。
ーラ2の初期位置では、バリデーション用紙送りローラ
2の環状体20,20の弦平面2b,2bは、紙送り機
構枠本体44側の第2プレッシャローラ8a,8bにそ
れぞれ対向しており、図3に示すように、バリデーショ
ン用紙挿入口32が形成されている。図4に示すよう
に、バリデーション用紙Pをバリデーション用紙挿入口
32から挿入させて、バリデーション用紙ストッパー3
5に位置決めしてセットする。
【0051】次に、バリデーション用紙送りについて説
明する。バリデーション用紙送りを行う場合は、図7に
示すバリデーション用紙送りローラ2の初期位置の状態
より、図14のタイミングチャートに示すように、ソレ
ノイド16を爪車10に設けられた各10個の爪38に
対して1コマずつ断続的に通電消勢を周期的に繰り返す
ことにより用紙送りを行う。
明する。バリデーション用紙送りを行う場合は、図7に
示すバリデーション用紙送りローラ2の初期位置の状態
より、図14のタイミングチャートに示すように、ソレ
ノイド16を爪車10に設けられた各10個の爪38に
対して1コマずつ断続的に通電消勢を周期的に繰り返す
ことにより用紙送りを行う。
【0052】ソレノイド16が通電されると、アーマチ
ュア13は、ソレノイド16に吸引されて上方の他方の
揺動位置に揺動移動され、係止部14の爪車10のバリ
デーション用紙送りローラ2の初期位置を設定する爪3
8aへの係止が解除されることにより、図9に示すよう
に第2回転軸5と爪車10及びバリデーション用紙送り
ローラ2とが一体となって矢印a方向に回転される。
ュア13は、ソレノイド16に吸引されて上方の他方の
揺動位置に揺動移動され、係止部14の爪車10のバリ
デーション用紙送りローラ2の初期位置を設定する爪3
8aへの係止が解除されることにより、図9に示すよう
に第2回転軸5と爪車10及びバリデーション用紙送り
ローラ2とが一体となって矢印a方向に回転される。
【0053】ソレノイド16は、通電されてから短時間
で通電を解かれて消勢されるため、図10に示されるよ
うに、再び、引張バネ15の付勢力によりアーマチュア
13の先端の係止部14が、爪車10の爪部10cに付
勢され、爪部10cの周面に当接することとなり、バリ
デーション用紙送りローラ2及び爪車10が共に矢印a
方向に回転されて係止部14の前部が爪38aの次ピッ
チの爪38bに当接して係止される。
で通電を解かれて消勢されるため、図10に示されるよ
うに、再び、引張バネ15の付勢力によりアーマチュア
13の先端の係止部14が、爪車10の爪部10cに付
勢され、爪部10cの周面に当接することとなり、バリ
デーション用紙送りローラ2及び爪車10が共に矢印a
方向に回転されて係止部14の前部が爪38aの次ピッ
チの爪38bに当接して係止される。
【0054】図10に示すように、この状態では、バリ
デーション用紙送りローラ2が回転されたことにより、
バリデーション用紙送りローラ2の弦平面2bは、第2
プレッシャローラ8の周面に対向する位置から移動し、
代ってバリデーション用紙送りローラ2の円弧周面2a
が第2プレッシャローラ8a,8bの周面に対向して当
接する位置に移動するため、バリデーション用紙送りロ
ーラ2の円弧周面2aと第2プレッシャローラ8a,8
bの周面との間にバリデーション用紙Pが挟持される。
デーション用紙送りローラ2が回転されたことにより、
バリデーション用紙送りローラ2の弦平面2bは、第2
プレッシャローラ8の周面に対向する位置から移動し、
代ってバリデーション用紙送りローラ2の円弧周面2a
が第2プレッシャローラ8a,8bの周面に対向して当
接する位置に移動するため、バリデーション用紙送りロ
ーラ2の円弧周面2aと第2プレッシャローラ8a,8
bの周面との間にバリデーション用紙Pが挟持される。
【0055】さらに、次のソレノイド16の通電消勢が
周期的に繰り返して行われることにより、バリデーショ
ン用紙送りローラ2及び爪車10が第2回転軸5と一体
に各爪38で区切られた所定ピッチずつ回転することに
より、バリデーション用紙Pが矢印cで示される紙送り
方向に送られる。
周期的に繰り返して行われることにより、バリデーショ
ン用紙送りローラ2及び爪車10が第2回転軸5と一体
に各爪38で区切られた所定ピッチずつ回転することに
より、バリデーション用紙Pが矢印cで示される紙送り
方向に送られる。
【0056】この間、バリデーション用紙Pの紙送りが
なされる毎に、図5に示す印字ヘッド65が印字動作を
行って印字すると共に、駆動モータ28により印字ヘッ
ド65がプラテン板64に沿って移動され、多行バリデ
ーション印字がなされる。
なされる毎に、図5に示す印字ヘッド65が印字動作を
行って印字すると共に、駆動モータ28により印字ヘッ
ド65がプラテン板64に沿って移動され、多行バリデ
ーション印字がなされる。
【0057】図14に示されるように、ソレノイド16
の通電動作が10回行われると、図12に示すように、
アーマチュア13の係止部14が爪車10の爪が省略さ
れた周面10eに当接した状態となり、この後、第2回
転軸5と爪車10及びバリデーション用紙送りローラ2
とが一体となって矢印a方向に回転され、係止部14の
前部がバリデーション用紙送りローラ2の初期位置を設
定する爪38aに当接し、爪車10及びバリデーション
用紙送りローラ2が初期位置に停止される。バリデーシ
ョン用紙送りローラ2の弦平面2b,2bは、第2プレ
ッシャローラ8a,8bにそれぞれ対向しており、バリ
デーション用紙挿入口36が形成されるので、バリデー
ション用紙Pの紙送りが停止され、印字済みのバリデー
ション用紙Pをバリデーション用紙挿入口32から上方
に抜き取る。
の通電動作が10回行われると、図12に示すように、
アーマチュア13の係止部14が爪車10の爪が省略さ
れた周面10eに当接した状態となり、この後、第2回
転軸5と爪車10及びバリデーション用紙送りローラ2
とが一体となって矢印a方向に回転され、係止部14の
前部がバリデーション用紙送りローラ2の初期位置を設
定する爪38aに当接し、爪車10及びバリデーション
用紙送りローラ2が初期位置に停止される。バリデーシ
ョン用紙送りローラ2の弦平面2b,2bは、第2プレ
ッシャローラ8a,8bにそれぞれ対向しており、バリ
デーション用紙挿入口36が形成されるので、バリデー
ション用紙Pの紙送りが停止され、印字済みのバリデー
ション用紙Pをバリデーション用紙挿入口32から上方
に抜き取る。
【0058】なお、図5に示す駆動モータ29の回転駆
動により、伝達手段30,プーリ42,図8に示すギア
41及びギア40を介して第2回転軸5が送り出し方向
に回転されると、同時に、伝達手段30及び紙送り伝達
手段31を介して第1回転軸4が送り出し方向に回転さ
れる。
動により、伝達手段30,プーリ42,図8に示すギア
41及びギア40を介して第2回転軸5が送り出し方向
に回転されると、同時に、伝達手段30及び紙送り伝達
手段31を介して第1回転軸4が送り出し方向に回転さ
れる。
【0059】このため、バリデーション用紙送りを第2
回転軸5に装着されたバリデーションローラ2によって
行う際に、第1回転軸4に装着された紙送りローラ3に
よる標準用紙の用紙送りを阻止する必要がある。
回転軸5に装着されたバリデーションローラ2によって
行う際に、第1回転軸4に装着された紙送りローラ3に
よる標準用紙の用紙送りを阻止する必要がある。
【0060】図15乃至図17は、紙送り機構枠側にお
ける第2の実施例である。紙送りローラ3において、図
15乃至図17に示す第2爪車72,一方向クラッチ1
2,紙送りローラ2,第2爪車72の爪部73へ係合す
る係止部74を備えたアーマチュア75,アーマチュア
75の係止部74を第2爪車72の爪部73へ付勢する
引張バネ76及び引張バネ76の付勢力に抗してアーマ
チュア75の係止部74を第2爪車72の爪部73から
釈放する第2のソレノイド77により構成された紙送り
一時停止機構71を設ける。
ける第2の実施例である。紙送りローラ3において、図
15乃至図17に示す第2爪車72,一方向クラッチ1
2,紙送りローラ2,第2爪車72の爪部73へ係合す
る係止部74を備えたアーマチュア75,アーマチュア
75の係止部74を第2爪車72の爪部73へ付勢する
引張バネ76及び引張バネ76の付勢力に抗してアーマ
チュア75の係止部74を第2爪車72の爪部73から
釈放する第2のソレノイド77により構成された紙送り
一時停止機構71を設ける。
【0061】図17に示すように、紙送りローラ3と第
2爪車72とは第1回転軸4に対して図6に示すバネク
ラッチ12と同様の一方向クラッチ12を介して装着さ
れている。紙送りローラ3,第2爪車72及び一方向ク
ラッチ12の第1回転軸4への装着は、図6に示す爪車
10,バリデーションローラ2及び一方向クラッチ12
の第2回転軸5への装着と同様であるので説明は省略す
る。なお、符号78は、紙送りローラ3の支持筒体であ
り、符号78aは、支持筒体78aの軸挿通孔78bに
連設されたバネクラッチ係止溝である。
2爪車72とは第1回転軸4に対して図6に示すバネク
ラッチ12と同様の一方向クラッチ12を介して装着さ
れている。紙送りローラ3,第2爪車72及び一方向ク
ラッチ12の第1回転軸4への装着は、図6に示す爪車
10,バリデーションローラ2及び一方向クラッチ12
の第2回転軸5への装着と同様であるので説明は省略す
る。なお、符号78は、紙送りローラ3の支持筒体であ
り、符号78aは、支持筒体78aの軸挿通孔78bに
連設されたバネクラッチ係止溝である。
【0062】図15及び図16において、係止部74を
先端側に備えたアーマチュア75は、第2爪車72の爪
部73に係止部74を臨ませて紙送り機構枠本体44に
突設された支軸板79に該アーマチュア75の中間部を
揺動自在に軸支されると共に、引張バネ76の付勢力に
より、常時は係止部74を第2爪車72の爪部73に係
合されている。なお、引張バネ76は、一端をアーマチ
ュア75に係止され、他端を紙送り機構枠本体44の後
方側に突設された突起部80に係止されている。アーマ
チュア75の中間部から下側の吸引面75aに対向して
第2ソレノイド77が紙送り機構枠本体44の前方側に
設けられている。
先端側に備えたアーマチュア75は、第2爪車72の爪
部73に係止部74を臨ませて紙送り機構枠本体44に
突設された支軸板79に該アーマチュア75の中間部を
揺動自在に軸支されると共に、引張バネ76の付勢力に
より、常時は係止部74を第2爪車72の爪部73に係
合されている。なお、引張バネ76は、一端をアーマチ
ュア75に係止され、他端を紙送り機構枠本体44の後
方側に突設された突起部80に係止されている。アーマ
チュア75の中間部から下側の吸引面75aに対向して
第2ソレノイド77が紙送り機構枠本体44の前方側に
設けられている。
【0063】バリデーション用紙送りが行われる場合に
は、アーマチュア75の係止部74が引張バネ76の付
勢力によって第2爪車72の爪部73に係合しているた
め、第2爪車72は停止され、一方向クラッチ12が緩
んで第1回転軸4のみが回転される。即ち、紙送りロー
ラ3の回転が停止されて標準用紙の送り出しが停止され
る。
は、アーマチュア75の係止部74が引張バネ76の付
勢力によって第2爪車72の爪部73に係合しているた
め、第2爪車72は停止され、一方向クラッチ12が緩
んで第1回転軸4のみが回転される。即ち、紙送りロー
ラ3の回転が停止されて標準用紙の送り出しが停止され
る。
【0064】標準用紙のみを送る場合には、アーマチュ
ア75を通電すればよい。アーマチュア75が通電され
ると、アーマチュア75の吸引面75aが第2ソレノイ
ド77に吸引され、アーマチュア75が引張バネ76の
付勢力に抗して揺動し、その先端の係止部74が第2爪
車72の爪部73より外れ、第2爪車77及び紙送りロ
ーラ3が第1回転軸4と一緒に回転する。
ア75を通電すればよい。アーマチュア75が通電され
ると、アーマチュア75の吸引面75aが第2ソレノイ
ド77に吸引され、アーマチュア75が引張バネ76の
付勢力に抗して揺動し、その先端の係止部74が第2爪
車72の爪部73より外れ、第2爪車77及び紙送りロ
ーラ3が第1回転軸4と一緒に回転する。
【0065】
【発明の効果】本発明のプリンタの多行バリデーション
付プリンタは、プレッシャローラ軸上に標準紙送り用の
第1のプレッシャローラとバリデーション用紙用の第2
のプレッシャローラとを別個に設け、プレッシャローラ
軸と平行に第1の軸と第2の軸とを設け、第1の軸に紙
送りローラを配置して第1のプレッシャローラに当接さ
せ、第2の軸にバリデーション用紙送りローラを配置し
て第2のプレッシャローラに当接させたことにより、標
準用紙の用紙送りを紙送りローラに第1のプレッシャロ
ーラを押し付けて行い、バリデーション用紙の用紙送り
をバリデーション用紙送りローラに第2のプレッシャロ
ーラを押し付けて行うため、標準用紙の用紙送りとバリ
デーション用紙の用紙送りとが独立して行われるので、
標準用紙がセットされていた場合であってもバリデーシ
ョン用紙送りだけが可能であり、第1のプレッシャロー
ラと第2のプレッシャローラとがプレッシャローラ軸上
に別々に設けられているため、第1のプレッシャローラ
の軸と第2のプレッシャローラの軸とが別であるものに
比べて部品点数を削減できると共に省スペースを実現す
ることができる。
付プリンタは、プレッシャローラ軸上に標準紙送り用の
第1のプレッシャローラとバリデーション用紙用の第2
のプレッシャローラとを別個に設け、プレッシャローラ
軸と平行に第1の軸と第2の軸とを設け、第1の軸に紙
送りローラを配置して第1のプレッシャローラに当接さ
せ、第2の軸にバリデーション用紙送りローラを配置し
て第2のプレッシャローラに当接させたことにより、標
準用紙の用紙送りを紙送りローラに第1のプレッシャロ
ーラを押し付けて行い、バリデーション用紙の用紙送り
をバリデーション用紙送りローラに第2のプレッシャロ
ーラを押し付けて行うため、標準用紙の用紙送りとバリ
デーション用紙の用紙送りとが独立して行われるので、
標準用紙がセットされていた場合であってもバリデーシ
ョン用紙送りだけが可能であり、第1のプレッシャロー
ラと第2のプレッシャローラとがプレッシャローラ軸上
に別々に設けられているため、第1のプレッシャローラ
の軸と第2のプレッシャローラの軸とが別であるものに
比べて部品点数を削減できると共に省スペースを実現す
ることができる。
【図1】本発明の実施例に係るプリンタにおけるバリデ
ーション用紙送りローラ、第1のプレッシャローラ、第
2のプレッシャローラ及び紙送りローラの配置関係を示
す平面図
ーション用紙送りローラ、第1のプレッシャローラ、第
2のプレッシャローラ及び紙送りローラの配置関係を示
す平面図
【図2】本発明の実施例に係るプリンタのバリデーショ
ン用紙送り機構を示す正面図
ン用紙送り機構を示す正面図
【図3】実施例のプリンタの一部を示す概略側面図
【図4】実施例のプリンタにおける単票用紙、ロール紙
及びバリデーション用紙のセット状態を示す概略側面図
及びバリデーション用紙のセット状態を示す概略側面図
【図5】実施例のプリンタの駆動伝達機構を示す概略側
面図
面図
【図6】回転軸、バリデーションローラ及び爪車の係合
関係を示す斜視図
関係を示す斜視図
【図7】実施例におけるバリデーション用紙送り機構の
側面図
側面図
【図8】実施例におけるフレームカバー及びバリデーシ
ョン用紙送り機構を分解して示す斜視図
ョン用紙送り機構を分解して示す斜視図
【図9】バリデーション用紙送り動作におけるバリデー
ションローラ、爪車及びアーマチュアの係止部の係合関
係を示す図
ションローラ、爪車及びアーマチュアの係止部の係合関
係を示す図
【図10】バリデーション用紙送り動作におけるバリデ
ーションローラ、爪車及びアーマチュアの係止部の係合
関係を示す図
ーションローラ、爪車及びアーマチュアの係止部の係合
関係を示す図
【図11】バリデーション用紙送り動作におけるバリデ
ーションローラ、爪車及びアーマチュアの係止部の係合
関係を示す図
ーションローラ、爪車及びアーマチュアの係止部の係合
関係を示す図
【図12】バリデーション用紙送り動作におけるバリデ
ーションローラ、爪車及びアーマチュアの係止部の係合
関係を示す図
ーションローラ、爪車及びアーマチュアの係止部の係合
関係を示す図
【図13】ソレノイドによるバリデーションローラの初
期位置設定を示す動作タイミングチャート
期位置設定を示す動作タイミングチャート
【図14】ソレノイドによるバリデーション用紙送りを
示す動作タイミングチャート
示す動作タイミングチャート
【図15】紙送り機構枠側における第2の実施例を示す
斜視図
斜視図
【図16】紙送り一時停止機構の側面図
【図17】図16の一部を示す斜視図
【図18】従来のプリンタにおける標準用紙及びバリデ
ーション用紙の用紙送りを示す図
ーション用紙の用紙送りを示す図
1 プリンタ本体 2 バリデーション用紙送りローラ 2a 円弧周面 2b 弦平面 3 紙送りローラ 4 第1回転軸 5 第2回転軸 6 プレッシャローラ軸 7 第1プレッシャローラ 8a 第2プレッシャローラ 8b 第2プレッシャローラ 9 バリデーション送り機構 10 爪車 10a 軸挿通孔 10b バネクラッチ係合溝 10c 爪部 10d 径大部 11 位置決め突起 12 バネクラッチ(一方向クラッチ) 12a 連結端 12b 連結端 13 アーマチュア 14 係止部 15 引張バネ 16 ソレノイド 16a ヨーク部 17a 支持片 17b 支持片 18 ギア支持板 19 支持筒体 19a 軸挿通孔 19b バネクラッチ係合溝 20a 環状体 20b 環状体 21 フレームカバー 21a 立上り板部 21b 天板部 21c 垂下板部 22 開口 23a 係合孔 23b 係合孔 24 係合溝 25a 欠切部 25b 欠切部 26 板バネ 27 サイドフレーム 28 駆動モータ 29 モータ軸 30 伝動手段 31 紙送り伝動手段 32 バリデーション用紙挿入口 34 用紙ガイド板 35 バリデーション用紙ストッパー 36 取付板 37 取付係合片 37a 基部 37b 水平部 38 爪 40 ギア 41 ギア 42 プーリ 43 タイミングベルト 44 紙送り機構本体 45 側板 46〜48 ギア 49 ギア 50〜57 ギア 58 プーリ 59 ペーパーガイド 60 基体 61 用紙経路 62 用紙ガイド部 63 円弧周部 64 プラテン板 65 印字ヘッド 66 バネ係止凸部 67 バネ係止凸部 68 紙送りローラ 69 プレッシャローラ 70 バリデーション用紙送りローラ 71 紙送り一時停止機構 72 第2爪車 73 爪部 74 係止部 75 アーマチュア 76 引張バネ 77 第2ソレノイド 78 支持筒体 79 支軸板 80 突起部
Claims (1)
- 【請求項1】 紙送りローラとバリデーション用紙送り
ローラとを有し、これらをプレッシャローラに当接させ
て用紙送りを行うプリンタにおいて、プレッシャローラ
軸上に標準紙送り用の第1のプレッシャローラとバリデ
ーション用紙用の第2のプレッシャローラとを別個に設
け、前記プレッシャローラ軸と平行に第1の軸と第2の
軸とを設け、第1の軸に紙送りローラを配置して第1の
プレッシャローラに当接させ、第2の軸にバリデーショ
ン用紙送りローラを配置して第2のプレッシャローラに
当接させたことを特徴とする多行バリデーション付プリ
ンタ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6017766A JPH07205505A (ja) | 1994-01-19 | 1994-01-19 | 多行バリデーション付プリンタ |
KR1019950000783A KR100218865B1 (ko) | 1994-01-19 | 1995-01-18 | 밸러데이션용지 이송기구를 구비한 프린터 |
US08/375,107 US5472287A (en) | 1994-01-19 | 1995-01-19 | Printer with validation paper feeding mechanism |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6017766A JPH07205505A (ja) | 1994-01-19 | 1994-01-19 | 多行バリデーション付プリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07205505A true JPH07205505A (ja) | 1995-08-08 |
Family
ID=11952840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6017766A Withdrawn JPH07205505A (ja) | 1994-01-19 | 1994-01-19 | 多行バリデーション付プリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07205505A (ja) |
-
1994
- 1994-01-19 JP JP6017766A patent/JPH07205505A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010403 |