JPH07205504A - プリンタのバリデーション用紙送り機構 - Google Patents

プリンタのバリデーション用紙送り機構

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JPH07205504A
JPH07205504A JP6017765A JP1776594A JPH07205504A JP H07205504 A JPH07205504 A JP H07205504A JP 6017765 A JP6017765 A JP 6017765A JP 1776594 A JP1776594 A JP 1776594A JP H07205504 A JPH07205504 A JP H07205504A
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armature
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長谷川  一省
Makoto Kawasaki
誠 河崎
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 バリデーション用紙送りの制御を可能にし、
製造コストを軽減する。 【構成】 装置本体側に軸支されると共に紙送り出し方
向に常時駆動される回転軸3に、バリデーションローラ
2の初期位置を設定する位置決め突起5とローラ2の一
定位置で止める突起13とを備えた爪車4とバリデーシ
ョンローラ2またはバリデーション駆動機構とが一方向
クラッチを介して装着され、一方向クラッチは、バリデ
ーションローラ2が用紙を送り出す順方向に回転させる
ときのみ回転軸3からバリデーションローラ2に動力が
伝達される方向に装着され、バリデーションローラ2
は、周面がフリクションローラ8に圧接して円弧周面9
と弦平面10とにより形成され、爪車4に対向して装置
本体側に、爪車4の爪13に係脱することによりコマ送
りを行うアーマチュア11が揺動可能に設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、プリンタにお
けるバリデーション用紙の用紙送り機構に関する。
【0002】
【従来の技術】単票用紙、ロール紙及び単票用紙の一種
であって、一般にその大きさが定型でマルチプルと呼ば
れる多数枚の複写用紙からなるバリデーション用紙の各
用紙を1つの印字ヘッドで印字するプリンタが、例え
ば、特開平4−179563号に開示されている。
【0003】このものは、プラテン及び記録紙押えロー
ラをアームに設け、該アームを揺動自在に装置本体側に
軸支すると共にプランジャ形ソレノイドの作動により該
アームの対向位置に配置された印字ヘッド及び記録紙駆
動ローラに対して揺動当接または離間させ、該アームに
設けられたプラテン及び記録紙押えローラと印字ヘッド
及び記録紙駆動ローラとの間に形成された記録紙経路を
開閉するようにし、記録紙経路の上側を単票用紙、ロー
ル紙及びバリデーション用紙の用紙排出口として共有さ
せ、記録紙経路の下側を単票用紙の記録紙経路とバリデ
ーション用紙の記録紙経路とに分岐し、記録紙経路の中
程における印字ヘッドと記録紙駆動ローラとの間にロー
ル紙の記録紙経路を連通させて構成したものである。
【0004】そして、このものにおける用紙送り機構
は、可動側のプランジャ形ソレノイド及びプラテン及び
記録紙押えローラを備えたアームと固定側の記録紙駆動
ローラとにより構成されている。
【0005】バリデーション用紙に印字する場合には、
プランジャを消勢させて記録紙経路を開にしておき、用
紙を記録紙経路の上側の用紙排出口よりバリデーション
用紙の記録紙経路へ挿入させ、この後、プランジャを作
動させてアームを揺動し、アームに設けられたプラテン
を印字ヘッドに密接させると共に記録紙押えローラを記
録紙駆動ローラに当接させ、印字ヘッドを動作させて印
字すると共に記録紙駆動ローラを送り出し方向に回転さ
せて用紙送りを行うものである。
【0006】しかしながら、このものは、単票用紙を印
字ヘッド前方にセットした状態でバリデーション用紙を
印字ヘッド前方にセットして印字すると、単票用紙とバ
リデーション用紙の両方が記録紙押えローラと記録紙駆
動ローラとの間に挟持されるために単票用紙の紙送りが
バリデーションの用紙送りと共に行われてしまう。
【0007】また、このものは、用紙送り機構の可動側
のアームにプラテン及び記録紙押えローラが設けられて
いるために、アームの形状が大きくなり、また、アーム
を揺動するプランジャ形ソレノイドは通常その形状が大
きく、このために実装スペースを確保しなければなら
ず、また一方ではプランジャ形ソレノイドは一般にコス
ト高となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、1つ
のソレノイドでバリデーション用紙送りの制御が可能で
あるとともに、単票用紙もしくはロール紙がセットされ
ていた場合であってもバリデーション用紙送りだけが可
能であり、さらには製造コストを軽減できると共に省ス
ペースを実現することができるプリンタのバリデーショ
ン送り機構を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のプリンタのバリ
デーション用紙送り機構は、上記課題を解決するため
に、バリデーションローラとフリクションローラとによ
りバリデーション用紙を挟持して送り出すプリンタのバ
リデーション用紙送り機構において、装置本体側に軸支
されると共に紙送り出し方向に常時駆動される回転軸
に、バリデーションローラの初期位置を設定する位置決
め突起と該ローラを一定位置で止める突起とを備えた爪
車と、バリデーションローラまたはバリデーション駆動
機構とが一方向クラッチを介して装着されており、前記
一方向クラッチは、前記回転軸とバリデーションローラ
との間にバリデーションローラが用紙を送り出す順方向
に回転させるときのみ回転軸からバリデーションローラ
に動力が伝達される方向に装着され、前記バリデーショ
ンローラと対向配置してフリクションローラが軸支され
ており、前記バリデーションローラは、周面が前記フリ
クションローラに圧接してバリデーション用紙を送り出
す円弧周面と前記フリクションローラから離間する弦平
面とにより形成され、前記爪車に対向して装置本体側
に、爪車の爪に係脱することによりコマ送りを行うアー
マチュアが揺動可能に設けられ、前記アーマチュアは、
一方の揺動位置で前記爪車の爪に係合する一方、他方の
揺動位置で前記爪車の位置決め突起に前記バリデーショ
ンローラの一回転中に一個所または複数箇所に係合する
係止部を備え、前記アーマチュアの係止部を一方の揺動
位置へ付勢する付勢手段及び前記付勢手段の付勢に抗し
てアーマチュアの係止部を他方の揺動位置へ移動させた
後に消勢されるアーマチュア駆動手段を設け、前記位置
決め突起は、アーマチュア駆動手段が消勢された時にア
ーマチュアの係合部による係合が解除されることを特徴
とする。
【0010】
【作用】回転軸は、バリデーション用紙の送り出し方向
に常時駆動される。回転軸とバリデーションローラとの
間に装着された一方向クラッチは、バリデーションロー
ラが用紙を送り出す順方向に回転させるときのみ回転軸
からバリデーションローラに動力を伝達する。
【0011】アーマチュアは、アーマチュア駆動手段が
消勢されている時は、付勢手段の付勢力によりその係止
部が一方の揺動位置にあり、アーマチュア駆動手段が作
動されている時は、その係止部が付勢手段の付勢力に抗
して揺動し、他方の揺動位置に移動する。
【0012】アーマチュア駆動手段を作動させると、ア
ーマチュアの係止部が他方の揺動位置に移動するため、
バリデーションローラが回転する。アーマチュア駆動手
段を作動しつづけると、バリデーションローラが一回転
し、爪車と一体の位置決め突起がアーマチュアの係止部
に係合する。
【0013】位置決め突起がアーマチュアの係止部に係
止されることにより、一方向クラッチによる回転軸から
バリデーションローラへの動力伝達が遮断され、バリデ
ーションローラの回転が停止され、回転軸のみが回転さ
れる。
【0014】アーマチュア駆動手段が消勢されると、ア
ーマチュアの係止部が付勢手段の付勢力により位置決め
突起から外れて一方の揺動位置に移動するため、再び一
方向クラッチによる回転軸からバリデーションローラへ
動力が伝達され、回転軸及びバリデーションローラが一
体となって回転し、アーマチュアの係止部が爪車の爪に
係合し、一方向クラッチによる動力伝達が遮断されてバ
リデーションローラの回転が停止され、バリデーション
ローラの初期位置が設定される。
【0015】この状態では、バリデーションローラの周
面に形成された弦平面がバリデーションローラと対向配
置してフリクションローラ側に向いており、バリデーシ
ョンローラとフリクションローラとの間に間隙が形成さ
れ、該間隙にバリデーション用紙が挿入される。
【0016】バリデーション用紙に印字がなされると、
アーマチュア駆動手段の作動と消勢とが繰り返し一定周
期毎になされる。アーマチュア駆動手段が作動される
と、アーマチュアの係止部が爪車の爪から外れて他方の
揺動位置に移動し、爪車の係止が解除されることによ
り、一方向クラッチによる回転軸からの動力がバリデー
ションローラに伝達されて爪車及びバリデーションロー
ラが一体に回転する。
【0017】この時、バリデーション用紙は、バリデー
ションローラの周面に形成された円弧周面とフリクショ
ンローラの周面とで挟持されて送りだし方向に移送され
る。
【0018】アーマチュア駆動手段が消勢されると、ア
ーマチュアの係止部が付勢手段の付勢力により一方の揺
動位置に移動復帰して、爪車の初期位置で係合した爪の
次ピッチの爪に係合することにより、バリデーションロ
ーラの回転が再び停止される。アーマチュア駆動手段の
作動と消勢とが繰り返し一定周期毎になされることによ
り、アーマチュアの係止部による爪車の爪への係脱が一
定周期毎になされ、バリデーションローラの回転が一定
周期で一定角度毎に回転されることにより、バリデーシ
ョンローラの円弧周面とフリクションローラとでバリデ
ーション用紙が送り出される。
【0019】この後、バリデーションローラが一回転す
ると、バリデーションローラの弦平面がフリクションロ
ーラ側に向き、バリデーションローラとフリクションロ
ーラとの間に間隙が形成され、バリデーションローラと
フリクションローラとによるバリデーション用紙の挟持
されなくなり、バリデーション用紙送りが停止する。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、実施例におけるプリンタのバリデーショ
ン用紙送り機構を示す側面図であり、図2は、プリンタ
のバリデーション機構を分解して示す斜視図である。バ
リデーション用紙送り機構1は、概略として、取付板6
に軸支されると共に紙送り出し方向に常時駆動される回
転軸3、初期位置を設定する位置決め突起5を備えた爪
車4とバリデーションローラ2、回転軸3とバリデーシ
ョンローラ2との間に装着されると共にバリデーション
ローラ2が用紙を送り出す順方向に回転させるときのみ
回転軸3からバリデーションローラ2に動力を伝達する
一方向クラッチ7、爪車4に対向して装置本体側に揺動
可能に設けられたアーマチュア11、アーマチュア11
の一方の揺動位置で爪車4の爪13に係合する一方、他
方の揺動位置で爪車4の位置決め突起5にバリデーショ
ンローラ2の一回転毎に係合するアーマチュア11に設
けられた係止部12、アーマチュア11の係止部12を
一方の揺動位置へ付勢する引張バネ14よりなる付勢手
段及び引張バネ14の付勢に抗してアーマチュア11の
係止部12を他方の揺動位置へ移動させた後に消勢され
るソレノイド15よりなるアーマチュア駆動手段とによ
り構成され、バリデーションローラ2と対向配置してプ
リンタ側に軸支されたフリクションローラ8との間でバ
リデーション用紙を送りだし方向に送る。
【0021】バリデーション機構1の取付板6は、図2
に示すように、平板状であり、上面側に取付係合片1
6,16′を有し、取付板6の下面の両端に支軸片17
a,17bが一体に形成されている。取付係合片16,
16′は、取付板6の上面側に折曲された基部16a及
びさらに先端までを水平に曲折されてなる水平部16b
を備える。また、取付板6の一方の支持片17bの外側
にはギア支持板18がネジ止めされている。取付板6に
は、ソレノイド15が取付板6の上面側に突出されて取
り付けられている。
【0022】回転軸3は、支軸片17a,17bの間に
軸支されると共に、図3に示すように、他方の支軸片1
7bの側を貫通し、さらにギア支持板18を貫通して設
けられ、他方の支軸片17bから外方に貫通する回転軸
3の先端にギア40が装着されている。ギア40は、こ
れと噛合するギア支持板18に軸支されたギア41、ギ
ア41と同軸に設けられたプーリ42及び図5に示すよ
うなプリンタ本体27の駆動モータ29に連係するギア
列よりなる伝動手段30により、図1および図2におい
て矢印aで示す方向に常時回転される。
【0023】回転軸3には、バリデーションローラ2及
びバリデーションローラ2の初期位置を設定する位置決
め突起5を一体に備えた爪車4が一方向クラッチを介し
て一体に装着されている。
【0024】図6に示すように、一方向クラッチはバネ
クラッチ7からなり、バネクラッチ7は、両端にそれぞ
れ径方向の外方に突出した連結端7a,7bを有し、組
付前の自由状態においてはバネクラッチの内径は回転軸
3の径よりも小さく、回転軸3へ外嵌されることにより
回転軸3と共に回転され、連結端7a,7bの一方が固
定された場合に、回転軸31の回転方向がバネクラッチ
の巻き方向と逆であれば、バネクラッチが緩んで回転軸
3のみが回転する。なお、図6においては、一方の連結
端7aから他方の連結端7bに向けて時計巻きである。
【0025】図6に示すように、爪車4は、径方向の断
面において円形の軸挿通孔4a及び軸挿通孔4aの径方
向に連通するバネクラッチ係合溝4bを有する。爪車4
は、軸方向の一側の爪部4cと爪部4cより径が大の軸
方向の他側の径大部4dとからなり、爪部4cの外周に
沿って軸方向に爪13が複数設けられ、位置決め突起5
は径大部4dの周縁の一部が爪部4cの側へ突出されて
形成されている。
【0026】図1に示すように、爪部4cの爪13は、
径方向の断面において、爪部の周方向を略11等分した
時、各等分位置の10箇所に設けられると共に1箇所だ
け爪が省略されている。また、径大部4dに設けられた
位置決め突起5は、爪部4cの爪の省略位置に対応して
設けられている。
【0027】爪車4は、その軸挿通孔4aに回転軸3が
挿通されると共に、軸挿通孔4aの径方向に連通して設
けたバネクラッチ係合溝4bに回転軸3に外嵌されたバ
ネクラッチ7の連結端7bが係入されて回転軸3に装着
されている。
【0028】バリデーションローラ2は、支持筒体19
の外周にゴム製の環状体20,20が一体に設けられて
なる。該支持筒体19は、その軸方向に回転軸3を挿通
する軸挿通孔19aを有すると共に、その一端側に、爪
車4に設けたバネクラッチ係合溝4bと同等のバネクラ
ッチ係合溝19bを有する。環状体20の周面は、円弧
周面9と弦平面10とにより形成される。
【0029】バリデーションローラ2は、その支持筒体
19に設けた軸挿通孔19aの一端側より回転軸3が挿
通されると共に、軸挿通孔19aの一端側に設けたバネ
クラッチ係合溝19bに回転軸3に外嵌されたバネクラ
ッチ7の連結端7aが係入されて回転軸3に装着されて
いる。
【0030】即ち、爪車4とバリデーションローラ2と
は一方向クラッチ7により一体であって、さらに、回転
軸3とバリデーションローラ2及び爪車4とが一方向ク
ラッチ7を介し、バリデーションローラ2を紙を送り出
す順方向に回転させるときのみ一方向クラッチ7が連結
されて回転軸3からバリデーションローラ2に動力を伝
達する。
【0031】爪車4の爪13に係脱することによりコマ
送りを行うアーマチュア11は、図1に示すように、金
属製で板状であり、その後端の一部に上方に折曲された
バネ係止凸部66が一体に形成され、図4に示すよう
に、アーマチュア11の先端は、一側のみが前方に延長
されると共にさらに他側に向けて突出された係止部12
が設けられている。また、アーマチュア11を駆動する
ソレノイド15は、アーマチュア11の上面側に対向し
て設けられている。
【0032】アーマチュア11は、図1に示すように、
その後端寄りの両側をソレノイド15のヨーク部15a
の下部に揺動自在に支持されており、アーマチュア11
に形成されたバネ係止凸部66とソレノイド15のヨー
ク部15aの上部に突設されたバネ係止凸部67との間
に、引張バネ14が掛け渡され、ソレノイド15が消勢
されているときは、該引張バネ14の付勢力によって、
アーマチュア11の先端の係止部12の前部が爪車4の
爪13に当接して係合している。
【0033】また、アーマチュア11の先端の係止部1
2は、図3及び図4に示すように、爪車4の径大部4d
に設けた位置決め突起5と干渉位置にあって、図1に示
すように、ソレノイド15が作動しアーマチュア11が
上方に揺動移動されているときは、バリデーションロー
ラ2が一回転する毎に爪車4に設けた位置決め突起5と
係合する。
【0034】図2および図5に示すように、取付板6と
一体に構成されたバリデーション用紙送り機構1は、プ
リンタのサイドフレーム28の上側に装着されるフレー
ムカバー21の下側に装着される。フレームカバー21
は、図2に示すように、プリンタの幅方向に沿う立上り
板部21a、立上り板部21aの上部から前方に連続す
る天板部21b及び天板部21bの前部から下方に垂下
する垂下板部21cを一体に備える。
【0035】天板部21bには、バリデーション用紙送
り機構1の取付板6の上面に突出して取り付けられたソ
レノイド15を挿通する開口22が設けられると共に、
取付板6に設けられた取付係合片16,16′を係止す
る係合溝24,24を一体に形成した係合孔23a,2
3bが設けられ、一方の係止孔23aは、開口22に連
通して形成されている。
【0036】垂下板部21cは、中途から下縁までが内
側に向けて僅かに折曲されると共に、下縁側から略矩形
状に切欠れた2つの欠切部25a,25bが設けられ、
欠切部25aの幅は欠切部25bの幅よりも大きい。
【0037】バリデーション用紙送り機構1は、次のよ
うにフレームカバー21に装着される。フレームカバー
21の下方から取付板6に取り付けられたソレノイド1
5をフレームカバー21の天板部21bに設けられた開
口22に挿通すると共に、取付板6に設けられた2つの
取付け係合部16,16′をそれぞれ、天板部21bに
設けられた係合孔23a,23bに挿通する。
【0038】次いで、取付板6を前方の垂下板部側へス
ライドさせて係合孔23a,23bの係合溝24,24
に取付係合部16,16′の基部16a,16aを挿入
する。これにより、図3に示すように、取付係合部1
6,16′の水平部16bが天板部21bの上面に支持
される。この後、図2に示す板バネ26を図1に示すよ
うに、フレームカバー21の立上り板部21aと取付板
6との間に介装する。これにより、取付板6が垂下板部
21側に押圧されて安定される。
【0039】この状態で、図1及び図3に示すように、
バリデーションローラ2の環状体20,20が垂下板部
21cに設けられた欠切部25a,25bに各々介入す
ると共に、各環状体20,20の周面が垂下板部21c
から外側に露出される。
【0040】バリデーション用紙送り機構1と一体のフ
レームカバー21は、図5に示すようにプリンタ本体2
7のサイドフレーム28の上面側に装着される。図5に
おいて、サイドフレーム28には、駆動モータ29が固
定され、モータ軸31に装着された駆動ギア32に噛合
するギア50乃至57からなるギア列及びギア57と同
軸上のプーリ58とギア支持板18に軸支されたプーリ
42との間に装架されたタイミングベルト43とにより
伝動手段30が構成される。また、ギア56と連係する
ギア46乃至48からなるギア列及び紙送り機構本体4
4側の側板45に軸支された軸39に装着されたギア4
9によりプリンタ本体側の紙送り伝動手段32が構成さ
れる。なお、各ギア50乃至57,プーリ58及びギア
46乃至48は、サイドフレーム28に軸支されてい
る。
【0041】図4に示すように、紙送り機構本体44側
の側板45に軸支された軸39には、紙送りローラ33
が装着されている。軸39の後方側には軸39に沿って
フリクションローラ軸34が側板45に軸支されてお
り、フリクションローラ軸34には、バリデーション用
紙送り用のフリクションローラ8a及び8bとフリクシ
ョンローラ8aと8bとの間に単票用紙もしくはロール
紙送り用のフリクションローラ35が軸支されている。
フリクションローラ35は、軸39に装着された紙送り
ローラ33に圧接されている。なお、符号59は、ペー
パーガイドである。
【0042】バリデーションローラ2は、フリクション
ローラ8a及び8bに対向配置され、バリデーションロ
ーラ2のバリデーション用紙を送り出す円弧周面9がフ
リクションローラ8a,8bに圧接される。また、図7
に示すように、バリデーションローラ2の弦平面10
は、フリクションローラ8a,8bと対向する際に、フ
リクションローラ8a,8bから離間すると共に、バリ
デーションローラ2の弦平面10とフリクションローラ
8a,8bとの間でバリデーション用紙挿入口36が形
成される。
【0043】図7は、プリンタの概略側断面図であり、
サイドフレーム27間に固定された基体60の上側に
は、紙送り機構本体44が間隙を以てサイドフレーム2
7間に支持されており、基体60の上面と紙送り機構枠
本体44の下面との間に単票用紙もしくはロール紙の用
紙経路61が形成される。基体60の上面の後端寄り
は、断面において双曲線状に突出された用紙ガイド部6
2が形成されている。また、紙送り機構本体44の下面
の後端寄りは、基体60に形成された用紙ガイド部62
に沿う円弧周部63が形成されている。
【0044】プラテン板64は紙送り機構本体44の後
面に接して支持され、該プラテン板64面に沿って印字
ヘッド65が移動自在に設けられている。プラテン板6
4の下縁寄りには、用紙ガイド板37が上下方向にプリ
ンタ本体27側に支持されて設けられている。用紙ガイ
ド板37は、その裏面の上縁側がプラテン板64に密に
当接されると共に、印字ヘッド65側に向く表面側の下
縁寄りには、斜め上方に向けて折曲されたバリデーショ
ン用紙ストッパー38が複数設けられている。
【0045】単票用紙もしくはロール紙は、用紙経路6
1前方の用紙挿入口66より挿入されると、基体60の
上面の用紙ガイド部62に沿って上方に屈曲され、用紙
ガイド板37とプラテン板64との間を通過すると共
に、プラテン板64面に密接され、プラテン板64に沿
って紙送りローラ33とフリクションローラ35との間
に挟持されて送り方向に移送される。
【0046】図8に示すように、バリデーションローラ
2の弦平面10がフリクションローラに対向するとバリ
デーション用紙挿入口36が形成され、この状態におい
て、バリデーション用紙をバリデーション用紙挿入口3
6より下方に向けて挿入する。バリデーション用紙は、
プラテン板34と印字ヘッド65との間を通り、用紙ガ
イド板37がプラテン板64に密に圧接されていること
により、用紙ガイド板37の表面側に沿って下方に移動
し、バリデーション用紙ストッパー38に用紙の下端が
当接して位置決めされる。
【0047】次に、バリデーション用紙送り機構の作動
について説明する。まず、バリデーションローラ2の初
期位置設定について説明する。バリデーションローラ2
の初期位置設定を行う場合には、図7に示すバリデーシ
ョン用紙挿入口36にバリデーション用紙を挿入しない
状態で行う。
【0048】バリデーションローラ2の回転軸3は、図
5に示すように、プリンタ本体27に設けられた駆動モ
ータ29が回転すると、駆動ギア32,伝動手段30,
タイミングベルト43,プーリ42及び図2に示される
ギア41ギア40を介して矢印a方向に回転される。
【0049】図1に示すように、ソレノイド15が消勢
されている状態では、アーマチュア11は、引張バネ1
4の付勢力によりアーマチュア11の先端の係止部12
が爪車4の周面に付勢されて揺動位置の一方にあり、係
止部12が爪車4のいずれかの爪13に係合した状態と
なっている。この状態では、図6に示すバネクラッチ7
の連結端7b側が固定係止されていることとなり、バネ
クラッチ7が緩むんで回転軸3のみが回転される。
【0050】バリデーションローラ2の初期位置設定を
する場合は、図13のタイミングチャートに示すよう
に、ソレノイド15を回転軸3の1回転に要する時間以
上通電させる。ソレノイド15が通電されると、アーマ
チュア11は、ソレノイド15に吸引されて上方の他方
の揺動位置に揺動移動され、係止部12の爪車4の爪1
3への係止が解除されることにより、図6に示すバネク
ラッチ7への係止が解かれ、バネクラッチ7が締まるこ
とにより、図9に示すように回転軸3と爪車4及びバリ
デーションローラ2とが一体となって矢印a方向に回転
される。
【0051】ソレノイド15が回転軸3の一周期分通電
されることにより、アーマチュア11の係止部12が上
方の他方の揺動位置に保持され、この間に爪車4が矢印
a方向に回転するため、やがて図11に示すように、係
止部12の前部が爪車4の径大部4dに設けた位置決め
突起5に当接し、このため再びバネクラッチ7が緩んで
爪車4の回転が停止されると共に回転軸3のみが回転さ
れる。
【0052】ソレノイド15は、通電されてから回転軸
3の1回転に要する時間以上たつと、通電を解かれて消
勢されるため、図12に示されるように、再び、引張バ
ネ14の付勢力によりアーマチュア11の先端の係止部
12が爪車4の爪部4cに付勢され、爪部4cの周面に
当接することとなる。
【0053】径大部4dに設けられた位置決め突起5
は、爪部4cの爪の省略位置に対応して設けられている
ため、係止部12が爪車4の爪が省略された周面4eに
当接した状態で、回転軸3と爪車4及びバリデーション
ローラ2とが一体となって矢印a方向に回転され、係止
部12の前部がバリデーションローラ2の初期位置を設
定する爪13aに当接し、爪車4及びバリデーションロ
ーラ2が初期位置に停止される。
【0054】図1及び図7に示されるように、初期位置
では、バリデーションローラ2の環状体20,20の弦
平面10,10は、紙送り機構本体44側のフリクショ
ンローラ8a,8bにそれぞれ対向しており、バリデー
ション用紙挿入口36が形成されている。図8に示すよ
うに、バリデーション用紙Pをバリデーション用紙挿入
口36から挿入させて、バリデーション用紙ストッパー
38に位置決めしてセットする。
【0055】次に、バリデーション用紙送りについて説
明する。バリデーション用紙送りを行う場合は、図1に
示すバリデーションローラ2の初期位置の状態より、図
14のタイミングチャートに示すように、ソレノイド1
5を爪車4に設けられた各10個の爪13に対して1コ
マずつ断続的に通電消勢を周期的に繰り返すことにより
用紙送りを行う。
【0056】ソレノイド15が通電されると、アーマチ
ュア11は、ソレノイド15に吸引されて上方の他方の
揺動位置に揺動移動され、係止部12の爪車4のバリデ
ーションローラ2の初期位置を設定する爪13aへの係
止が解除されることにより、図9に示すように回転軸3
と爪車4及びバリデーションローラ2とが一体となって
矢印a方向に回転される。
【0057】ソレノイド15は、通電されてから短時間
で通電を解かれて消勢されるため、図10に示されるよ
うに、再び、引張バネ14の付勢力によりアーマチュア
11の先端の係止部12が、爪車4の爪部4cに付勢さ
れ、爪部4cの周面に当接することとなり、バリデーシ
ョンローラ2及び爪車4が共に矢印a方向に回転されて
係止部12の前部が爪13aの次ピッチの爪13bに当
接して係止される。
【0058】図10に示すように、この状態では、バリ
デーションローラ2が回転されたことにより、バリデー
ションローラ2の弦平面10は、フリクションローラ8
の周面に対向する位置から移動し、代ってバリデーショ
ンローラ2の円弧周面9がフリクションローラ8の周面
に対向して当接する位置に移動するため、バリデーショ
ンローラ2の円弧周面9とフリクションローラ8の周面
との間にバリデーション用紙Pが挟持される。
【0059】さらに、次のソレノイド15の通電消勢が
周期的に繰り返して行われることにより、バリデーショ
ンローラ2及び爪車4が回転軸3と一体に各爪13で区
切られた所定ピッチずつ回転することにより、バリデー
ション用紙Pが矢印bで示される紙送り方向に送られ
る。
【0060】この間、印字ヘッド65が印字動作を行っ
て印字すると共に、図5に示す駆動モータ29により図
8に示す印字ヘッド65がプラテン板64に沿って移動
され、多行バリデーション印字がなされる。
【0061】図14に示されるように、ソレノイド15
の通電動作が10回行われると、図12に示すように、
アーマチュア11の係止部12が爪車4の爪が省略され
た周面4eに当接した状態となり、この後、回転軸3と
爪車4及びバリデーションローラ2とが一体となって矢
印a方向に回転され、係止部12の前部がバリデーショ
ンローラ2の初期位置を設定する爪13aに当接し、爪
車4及びバリデーションローラ2が初期位置に停止され
る。バリデーションローラ2の弦平面10,10は、フ
リクションローラ8a,8bにそれぞれ対向しており、
バリデーション用紙挿入口36が形成されるので、バリ
デーション用紙Pの紙送りが停止され、印字済みのバリ
デーション用紙をバリデーション用紙挿入口36から上
方に抜き取る。
【0062】以上は一実施例であって、本願発明は図示
の実施例に限定されない。例えば、バリデーションロー
ラ2は、図15のように回転軸3と平行に配置された軸
68に取り付けられており、回転軸3と軸68間がギア
と一方向クラッチ(バネクラッチの構造となっている)
を介して連動連結されていてもよい。一方向クラッチは
バリデーションローラ2が用紙を送り出す順方向に回転
される時のみ回転軸3から軸68に動力を伝達する。
【0063】
【発明の効果】本発明のプリンタのバリデーション用紙
送り機構は、バリデーションローラとフリクションロー
ラとによりバリデーション用紙を挟持して送り出すプリ
ンタのバリデーション用紙送り機構において、装置本体
側に軸支されると共に紙送り出し方向に常時駆動される
回転軸に、バリデーションローラの初期位置を設定する
位置決め突起と該ローラを一定位置で止める突起とを備
えた爪車と、バリデーションローラまたはバリデーショ
ン駆動機構とが一方向クラッチを介して装着されてお
り、前記一方向クラッチは、前記回転軸とバリデーショ
ンローラとの間にバリデーションローラが用紙を送り出
す順方向に回転させるときのみ回転軸からバリデーショ
ンローラに動力が伝達される方向に装着され、前記バリ
デーションローラと対向配置してフリクションローラが
軸支されており、前記バリデーションローラは、周面が
前記フリクションローラに圧接してバリデーション用紙
を送り出す円弧周面と前記フリクションローラから離間
する弦平面とにより形成され、前記爪車に対向して装置
本体側に、爪車の爪に係脱することによりコマ送りを行
うアーマチュアが揺動可能に設けられ、前記アーマチュ
アは、一方の揺動位置で前記爪車の爪に係合する一方、
他方の揺動位置で前記爪車の位置決め突起に前記バリデ
ーションローラの一回転中に一個所または複数箇所に係
合する係止部を備え、アーマチュアの係止部を一方の揺
動位置へ付勢する付勢手段及び付勢手段の付勢に抗して
アーマチュアの係止部を他方の揺動位置へ移動させた後
に消勢されるアーマチュア駆動手段を設け、位置決め突
起は、アーマチュア駆動手段が消勢された時にアーマチ
ュアの係合部による係合が解除されることにより、1つ
のソレノイドでバリデーション用紙送りの制御が可能で
あるとともに、単票用紙もしくはロール紙がセットされ
ていた場合であってもバリデーション用紙送りだけが可
能であり、ソレノイド、アーマチュア、バネクラッチ、
弦平面を有するバリデーションローラで構成されている
ため、従来のようにプランジャ形ソレノイドによりプラ
テン及び記録紙押えローラが設けられている用紙送り機
構の可動側のアームを揺動駆動するものと比べて、製造
コストを軽減できると共に省スペースを実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るプリンタのバリデーショ
ン用紙送り機構を示す側面図
【図2】本発明の実施例に係るプリンタのバリデーショ
ン用紙送り機構を分解して示す斜視図
【図3】本発明の実施例に係るプリンタのバリデーショ
ン用紙送り機構を示す正面図
【図4】本発明の実施例に係るプリンタのバリデーショ
ン用紙送り機構を示す平面図
【図5】実施例のプリンタの駆動伝達機構を示す概略側
面図
【図6】回転軸、バリデーションローラ及び爪車の係合
関係を示す斜視図
【図7】実施例のプリンタの一部を示す概略側面図
【図8】実施例のプリンタにおける単票用紙、ロール紙
及びバリデーション用紙のセット状態を示す概略側面図
【図9】バリデーション用紙送り動作におけるバリデー
ションローラ、爪車及びアーマチュアの係止部の係合関
係を示す図
【図10】バリデーション用紙送り動作におけるバリデ
ーションローラ、爪車及びアーマチュアの係止部の係合
関係を示す図
【図11】バリデーション用紙送り動作におけるバリデ
ーションローラ、爪車及びアーマチュアの係止部の係合
関係を示す図
【図12】バリデーション用紙送り動作におけるバリデ
ーションローラ、爪車及びアーマチュアの係止部の係合
関係を示す図
【図13】ソレノイドによるバリデーションローラの初
期位置設定を示す動作タイミングチャート
【図14】ソレノイドによるバリデーション用紙送りを
示す動作タイミングチャート
【図15】バリデーションローラにおける第2の実施例
を示す断面図
【符号の説明】
1 バリデーション用紙送り機構 2 バリデーションローラ 3 回転軸 4 爪車 4a 軸挿通孔 4b バネクラッチ係合溝 5 位置決め突起 6 取付板 7 一方向クラッチ 7a 連結端 7b 連結端 8 フリクションローラ 9 円弧周面 10 弦平面 11 アーマチュア 12 係止部 13 爪 14 引張バネ 15 ソレノイド 15a ヨーク部 16 取付係合片 16a 基部 16b 水平部 17a 支持片 17b 支持片 18 ギア支持板 19 支持筒体 19a 軸挿通孔 19b バネクラッチ係合溝 20 環状体 21 フレームカバー 21a 立上り板部 21b 天板部 21c 垂下板部 22 開口 23a 係合孔 23b 係合孔 24 係合溝 25a 欠切部 25b 欠切部 26 板バネ 27 プリンタ本体 28 サイドフレーム 29 駆動モータ 30 伝動手段 31 モータ軸 32 紙送り伝動手段 33 紙送りローラ 34 フリクションローラ軸 35 フリクションローラ 36 バリデーション用紙挿入口 37 用紙ガイド板 38 バリデーション用紙ストッパー 39 軸 40 ギア 41 ギア 42 プーリ 43 タイミングベルト 44 紙送り機構本体 45 側板 46〜48 ギア 49 ギア 50〜57 ギア 58 プーリ 59 ペーパーガイド 60 基体 61 用紙経路 62 用紙ガイド部 63 円弧周部 64 プラテン板 65 印字ヘッド 66 バネ係止凸部 67 バネ係止凸部 68 軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バリデーションローラとフリクションロ
    ーラとによりバリデーション用紙を挟持して送り出すプ
    リンタのバリデーション用紙送り機構において、装置本
    体側に軸支されると共に紙送り出し方向に常時駆動され
    る回転軸に、バリデーションローラの初期位置を設定す
    る位置決め突起と該ローラを一定位置で止める突起とを
    備えた爪車と、バリデーションローラまたはバリデーシ
    ョン駆動機構とが一方向クラッチを介して装着されてお
    り、前記一方向クラッチは、前記回転軸とバリデーショ
    ンローラとの間にバリデーションローラが用紙を送り出
    す順方向に回転させるときのみ回転軸からバリデーショ
    ンローラに動力が伝達される方向に装着され、前記バリ
    デーションローラと対向配置してフリクションローラが
    軸支されており、前記バリデーションローラは、周面が
    前記フリクションローラに圧接してバリデーション用紙
    を送り出す円弧周面と前記フリクションローラから離間
    する弦平面とにより形成され、前記爪車に対向して装置
    本体側に、爪車の爪に係脱することによりコマ送りを行
    うアーマチュアが揺動可能に設けられ、前記アーマチュ
    アは、一方の揺動位置で前記爪車の爪に係合する一方、
    他方の揺動位置で前記爪車の位置決め突起に前記バリデ
    ーションローラの一回転中に一個所または複数箇所に係
    合する係止部を備え、前記アーマチュアの係止部を一方
    の揺動位置へ付勢する付勢手段及び前記付勢手段の付勢
    に抗してアーマチュアの係止部を他方の揺動位置へ移動
    させた後に消勢されるアーマチュア駆動手段を設け、前
    記位置決め突起は、アーマチュア駆動手段が消勢された
    時にアーマチュアの係合部による係合が解除されること
    を特徴とするプリンタのバリデーション用紙送り機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100370793B1 (ko) * 2001-02-01 2003-02-05 주식회사 엘맥스텍 사무기기의 용지 픽업용 스프링 클러치
US7721859B2 (en) 2005-04-06 2010-05-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Rotary force controlling apparatus and image forming apparatus including the same
CN109493538A (zh) * 2018-12-06 2019-03-19 深圳市汇利斯通信息技术有限公司 自动化制证设备
CN112161926A (zh) * 2020-08-28 2021-01-01 珠海丽珠试剂股份有限公司 一种荧光免疫分析仪及试剂卡插装导引防拔机构

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CN112161926B (zh) * 2020-08-28 2023-06-23 珠海丽珠试剂股份有限公司 一种荧光免疫分析仪及试剂卡插装导引防拔机构

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