JPH07205161A - プリプレグの予熱装置 - Google Patents
プリプレグの予熱装置Info
- Publication number
- JPH07205161A JPH07205161A JP99894A JP99894A JPH07205161A JP H07205161 A JPH07205161 A JP H07205161A JP 99894 A JP99894 A JP 99894A JP 99894 A JP99894 A JP 99894A JP H07205161 A JPH07205161 A JP H07205161A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- preheating
- prepreg
- reinforcing fibers
- preheating chamber
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 強化繊維の間に容易に樹脂が溶融してプリプ
レグが形成できるプリプレグの予熱装置を提供するもの
である。 【構成】 予熱室１２と、その前面に設けられた搬入口
１６と、その後面に設けられた搬出口２０と、予熱室１
２に熱風を吹込む吹込み口２２と、その熱風を排出する
排出口２０とを有するものである。
レグが形成できるプリプレグの予熱装置を提供するもの
である。 【構成】 予熱室１２と、その前面に設けられた搬入口
１６と、その後面に設けられた搬出口２０と、予熱室１
２に熱風を吹込む吹込み口２２と、その熱風を排出する
排出口２０とを有するものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、プリプレグを形成する
強化繊維の予熱装置に関するものである。
強化繊維の予熱装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、炭素繊維等の強化繊維に、熱
硬化性樹脂や熱可塑性樹脂を含浸させてプリプレグを形
成する製造装置が種々提案されている。
硬化性樹脂や熱可塑性樹脂を含浸させてプリプレグを形
成する製造装置が種々提案されている。
【０００３】例えば、横一列に並べられた複数本の強化
繊維の間に樹脂を含浸させるため、樹脂と同時に強化繊
維を加熱し、これにより樹脂を溶融させている。
繊維の間に樹脂を含浸させるため、樹脂と同時に強化繊
維を加熱し、これにより樹脂を溶融させている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に樹脂と同時に強化繊維を加熱する場合には、強化繊維
の表面温度が常温のままであるため、うまく樹脂が溶融
して強化繊維の間に含浸しない場合があった。
に樹脂と同時に強化繊維を加熱する場合には、強化繊維
の表面温度が常温のままであるため、うまく樹脂が溶融
して強化繊維の間に含浸しない場合があった。
【０００５】そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、強
化繊維の間に容易に樹脂が溶融してプリプレグが形成で
きるプリプレグの予熱装置を提供するものである。
化繊維の間に容易に樹脂が溶融してプリプレグが形成で
きるプリプレグの予熱装置を提供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明のプリプレグの予
熱装置は、プリプレグを形成する炭素繊維等の強化繊維
を予熱する装置であって、予熱室と、前記予熱室の前面
に設けられた複数本の強化繊維を一列で搬入する搬入口
と、前記予熱室の後面に設けられた複数本の強化繊維を
一列で搬出する搬出口と、前記予熱室に熱風を吹き込む
吹込み口と、前記予熱室の熱風を排出する排出口とより
なるものである。
熱装置は、プリプレグを形成する炭素繊維等の強化繊維
を予熱する装置であって、予熱室と、前記予熱室の前面
に設けられた複数本の強化繊維を一列で搬入する搬入口
と、前記予熱室の後面に設けられた複数本の強化繊維を
一列で搬出する搬出口と、前記予熱室に熱風を吹き込む
吹込み口と、前記予熱室の熱風を排出する排出口とより
なるものである。
【０００７】
【作 用】上記構成のプリプレグの予熱装置であると、
複数本の強化繊維を一列にして、搬入口から予熱室内部
に搬入する。予熱室内部では、吹込み口から熱風が吹込
まれているため、この熱風の熱により搬入された複数本
の強化繊維は予熱される。その後、搬出口から強化繊維
は搬出される。また、熱風も排出口から排出される。
複数本の強化繊維を一列にして、搬入口から予熱室内部
に搬入する。予熱室内部では、吹込み口から熱風が吹込
まれているため、この熱風の熱により搬入された複数本
の強化繊維は予熱される。その後、搬出口から強化繊維
は搬出される。また、熱風も排出口から排出される。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例を示すプリプレグの
予熱装置１０について図１及び図２に基づいて説明す
る。
予熱装置１０について図１及び図２に基づいて説明す
る。
【０００９】符号１２は、予熱室である。この予熱室１
２は、立方体を成し、その前面１４に、横長の搬入口１
６が設けられている。また、後面１８には、同じく横長
の搬出口２０が設けられている。
２は、立方体を成し、その前面１４に、横長の搬入口１
６が設けられている。また、後面１８には、同じく横長
の搬出口２０が設けられている。
【００１０】符号２２は、予熱室１２の一側面に設けら
れた２個の熱風の流入口である。この２個の流入口２２
は、強化繊維Ｓの搬送路よりも下方に設けられている。
れた２個の熱風の流入口である。この２個の流入口２２
は、強化繊維Ｓの搬送路よりも下方に設けられている。
【００１１】符号２４は、予熱室１２の天井面に設けら
れた熱風を排出するための排出口である。
れた熱風を排出するための排出口である。
【００１２】符号２６は、強化繊維Ｓの走行路の下方に
設けられたノズル板である。このノズル板２６には複数
のノズル孔２８が開口している。
設けられたノズル板である。このノズル板２６には複数
のノズル孔２８が開口している。
【００１３】上記構成の予熱装置１０を使って、強化繊
維Ｓを予熱する場合について説明する。
維Ｓを予熱する場合について説明する。
【００１４】複数本の強化繊維Ｓを横一列に並べて、搬
入口１６から予熱室１２内部に搬入する。予熱室１２内
部においては、吹込み口２２から熱風が吹込まれ、ノズ
ル板２６のノズル孔２８から強化繊維Ｓに向かって吹出
される。この場合に、ノズル板２６のノズル孔２８によ
って、熱風はまんべんなく予熱室１２の下方から吹出さ
れる。そのため、強化繊維Ｓは、均一に予熱される。強
化繊維Ｓを予熱した熱風は、その排出口２４から排出さ
れる。さらに、予熱された強化繊維Ｓは横一列の状態で
搬出口２０から搬出される。
入口１６から予熱室１２内部に搬入する。予熱室１２内
部においては、吹込み口２２から熱風が吹込まれ、ノズ
ル板２６のノズル孔２８から強化繊維Ｓに向かって吹出
される。この場合に、ノズル板２６のノズル孔２８によ
って、熱風はまんべんなく予熱室１２の下方から吹出さ
れる。そのため、強化繊維Ｓは、均一に予熱される。強
化繊維Ｓを予熱した熱風は、その排出口２４から排出さ
れる。さらに、予熱された強化繊維Ｓは横一列の状態で
搬出口２０から搬出される。
【００１５】予熱室１２から搬出された横一列の強化繊
維Ｓは、その上方及び下方から送られてきた一対の樹脂
よりなるテープ材Ｊに挟まれて、加熱ローラ３０，３２
によってサンドイッチ状に押圧されて、テープ状のプリ
プレグＰが形成される。
維Ｓは、その上方及び下方から送られてきた一対の樹脂
よりなるテープ材Ｊに挟まれて、加熱ローラ３０，３２
によってサンドイッチ状に押圧されて、テープ状のプリ
プレグＰが形成される。
【００１６】上記のように、加熱ローラ３０，３２によ
って強化繊維Ｓの間に樹脂を含浸する前に、予熱室１２
で強化繊維Ｓが予熱されているため、強化繊維Ｓの間に
樹脂が確実に含浸することができる。
って強化繊維Ｓの間に樹脂を含浸する前に、予熱室１２
で強化繊維Ｓが予熱されているため、強化繊維Ｓの間に
樹脂が確実に含浸することができる。
【００１７】なお、強化繊維Ｓを完全に予熱するため
に、強化繊維Ｓの予熱室１２内部での滞在時間を約５秒
以上にしておくのが好ましい。
に、強化繊維Ｓの予熱室１２内部での滞在時間を約５秒
以上にしておくのが好ましい。
【００１８】また、予熱室１２内部に温度センサを設け
て、その内部の温度を管理してもよい。
て、その内部の温度を管理してもよい。
【００１９】
【発明の効果】以上により、本発明のプリプレグの予熱
装置であると、予熱室内部で強化繊維を予熱するため、
その予熱を完全に行なうことができる。
装置であると、予熱室内部で強化繊維を予熱するため、
その予熱を完全に行なうことができる。
【図１】本発明の一実施例を示す予熱装置の縦断面図で
ある。
ある。
【図２】予熱装置の背面図である。
１０ 予熱装置 １２ 予熱室 １６ 搬入口 ２０ 搬出口 ２２ 吹込口 ２４ 排出口
Claims (1)
- 【請求項１】プリプレグを形成する炭素繊維等の強化繊
維を予熱する装置であって、 予熱室と、 前記予熱室の前面に設けられた複数本の強化繊維を一列
で搬入する搬入口と、 前記予熱室の後面に設けられた複数本の強化繊維を一列
で搬出する搬出口と、 前記予熱室に熱風を吹き込む吹込み口と、 前記予熱室の熱風を排出する排出口とよりなることを特
徴とするプリプレグの予熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6000998A JP2552627B2 (ja) | 1994-01-10 | 1994-01-10 | 強化繊維の予熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6000998A JP2552627B2 (ja) | 1994-01-10 | 1994-01-10 | 強化繊維の予熱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07205161A true JPH07205161A (ja) | 1995-08-08 |
| JP2552627B2 JP2552627B2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=11489266
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6000998A Expired - Fee Related JP2552627B2 (ja) | 1994-01-10 | 1994-01-10 | 強化繊維の予熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2552627B2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0265511U (ja) * | 1988-11-08 | 1990-05-17 | ||
| JPH05318480A (ja) * | 1992-05-22 | 1993-12-03 | Hirano Tecseed Co Ltd | ウエブの加熱装置及びその加熱方法 |
-
1994
- 1994-01-10 JP JP6000998A patent/JP2552627B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0265511U (ja) * | 1988-11-08 | 1990-05-17 | ||
| JPH05318480A (ja) * | 1992-05-22 | 1993-12-03 | Hirano Tecseed Co Ltd | ウエブの加熱装置及びその加熱方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2552627B2 (ja) | 1996-11-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8038436B2 (en) | Textile curing oven with active cooling | |
| KR900012758A (ko) | 보드(board) 연속제조방법 및 장치 | |
| JPH08208281A (ja) | 板ガラスの積層方法及び装置 | |
| JPS61127315A (ja) | 熱融合性材料から物品を成形するための方法および装置 | |
| US4831746A (en) | Method and apparatus for heating mineral fibers | |
| US4311458A (en) | Tunnel furnace for fabricating plate-like flat structures, especially printed circuit boards coated at both sides with a curable material | |
| KR102331489B1 (ko) | 불연성 수지의 회수 및 재활용이 가능하도록 한 콘크리트 보수 및 보강용 불연 frp 다층시트 연속 제조장치 | |
| JP2552627B2 (ja) | 強化繊維の予熱装置 | |
| US4591336A (en) | Oven for curing resin-coated wires | |
| GB1104449A (en) | Improvements relating to the tempering of glass articles | |
| JPH07157322A (ja) | ガラス板の熱処理装置 | |
| JP2002542449A (ja) | 空気浄化シャッターを有する赤外線乾燥機 | |
| JP2002162162A (ja) | 乾燥装置 | |
| US4570361A (en) | Sieve drum device with flame heating | |
| US2417673A (en) | Apparatus for drying foundry molds | |
| JPH05124047A (ja) | 熱風乾燥装置 | |
| KR100511082B1 (ko) | 액상도포 코팅기 | |
| JP3259046B2 (ja) | 乾燥装置 | |
| KR100201337B1 (ko) | 콤비네이션매트의 제조방법 | |
| JP2002005573A (ja) | 乾燥装置 | |
| JPH04153011A (ja) | 発泡能を有する熱可塑性樹脂シートの熱風加熱方法およびヒートエアーノズル装置 | |
| JPH07205307A (ja) | 成型ダイ | |
| JPS5679011A (en) | Air heater for automobile | |
| JPH10213931A (ja) | 電子写真装置の用紙冷却装置 | |
| KR200334440Y1 (ko) | 액상도포 코팅기 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |