JPH07204922A - エンドミル - Google Patents
エンドミルInfo
- Publication number
- JPH07204922A JPH07204922A JP1982894A JP1982894A JPH07204922A JP H07204922 A JPH07204922 A JP H07204922A JP 1982894 A JP1982894 A JP 1982894A JP 1982894 A JP1982894 A JP 1982894A JP H07204922 A JPH07204922 A JP H07204922A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tip
- shank
- height
- rake face
- holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C5/00—Milling-cutters
- B23C5/02—Milling-cutters characterised by the shape of the cutter
- B23C5/10—Shank-type cutters, i.e. with an integral shaft
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Milling Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エンドミルにおいて、すくい面高さを簡単に
調節できるようにする。 【構成】 切れ刃を構成するダイヤモンドチップ１がチ
ップホルダ５の先端に固着される。チップホルダ５は止
めねじ７によりシャンク４の先端に固着される。ダイヤ
モンドチップ１のすくい面２の高さｈは、止めねじ７を
緩めチップホルダ５を回動させて調整する。適正位置の
高さｈに位置決めし止めねじ７を締め付けることによっ
て調整を終了する。
調節できるようにする。 【構成】 切れ刃を構成するダイヤモンドチップ１がチ
ップホルダ５の先端に固着される。チップホルダ５は止
めねじ７によりシャンク４の先端に固着される。ダイヤ
モンドチップ１のすくい面２の高さｈは、止めねじ７を
緩めチップホルダ５を回動させて調整する。適正位置の
高さｈに位置決めし止めねじ７を締め付けることによっ
て調整を終了する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、超精密加工機において
使用するエンドミル、特にダイヤモンドエンドミルに関
するものである。
使用するエンドミル、特にダイヤモンドエンドミルに関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】ワークの表面粗さを非常に小さく、か
つ、寸法精度を非常に高くした超精密加工においては、
工具としてダイヤモンド工具が用いられる。図５、図６
は従来から使用されているダイヤモンドエンドミルの一
例を示す図で、シャンク４先端にダイヤモンドチップ１
が固着されている。該ダイヤモンドチップ１は、逃げ面
３側をシャンク４の先端に固着し、図５（ｃ）のすくい
面２の垂直方向から見た図に示されるように、回転軸を
中心に左右対象になるように固着される。そして、すく
い面２を研磨することによって切れ刃を形成すると共に
すくい面高さｈを、規定値（回転軸と一致もしくは回転
軸から所定値）になるように調整し、芯高さを調整す
る。
つ、寸法精度を非常に高くした超精密加工においては、
工具としてダイヤモンド工具が用いられる。図５、図６
は従来から使用されているダイヤモンドエンドミルの一
例を示す図で、シャンク４先端にダイヤモンドチップ１
が固着されている。該ダイヤモンドチップ１は、逃げ面
３側をシャンク４の先端に固着し、図５（ｃ）のすくい
面２の垂直方向から見た図に示されるように、回転軸を
中心に左右対象になるように固着される。そして、すく
い面２を研磨することによって切れ刃を形成すると共に
すくい面高さｈを、規定値（回転軸と一致もしくは回転
軸から所定値）になるように調整し、芯高さを調整す
る。
【０００３】図１０、図１１は芯高さと工具干渉の説明
図で、図１０に示すように、芯高さ調整が正常で、すく
い面２が回転軸と一致するように調整された場合にはワ
ークと工具との干渉は生ぜず、適性な切削加工できる。
しかし、図１１に示すように、芯高さ不足の場合には、
削りの残し部が大きくなると共に、にげ面３とワークが
接触し工具とワーク間に摩擦が生じ、適正な切削ができ
ない。
図で、図１０に示すように、芯高さ調整が正常で、すく
い面２が回転軸と一致するように調整された場合にはワ
ークと工具との干渉は生ぜず、適性な切削加工できる。
しかし、図１１に示すように、芯高さ不足の場合には、
削りの残し部が大きくなると共に、にげ面３とワークが
接触し工具とワーク間に摩擦が生じ、適正な切削ができ
ない。
【０００４】そこで、芯高さを調整する必要があるが、
図５、図６に示した従来例においては、上述したように
すくい面２を研磨してすくい面高さｈを規定値になるよ
うに調整する。図７、図８、図９は、ダイヤモンドエン
ドミルの他の従来例である。この例では、ダイヤモンド
チップ１がチップホルダ５に固着され、該チップホルダ
５をシャンク４に止めねじ７で固定するようになってい
る。すなわち、チップホルダ５のシャンク４への取り付
け面８とダイヤモンドチップ１のすくい面２が同じ方向
を向くように、チップホルダ５の先端にダイヤモンドチ
ップ１が固着される。またチップホルダ５には孔６が穿
孔され、シャンク４のチップホルダ取り付け面９にはね
じ孔１０が形成されて、上記孔６を介して止めねじ７と
シャンク４に設けられたねじ孔１０によって、シャンク
４のチップホルダ取り付け面９とチップホルダ５の取り
付け面８を圧着固定するようにしている。そして、すく
い面２の高さｈのは、上記チップホルダ５の取り付け面
８を削ったり、若しくは、このチップホルダ５の取り付
け面８とシャンク４のチップホルダ取り付け面９間にシ
ムを挾むことによって最適値に調整される。
図５、図６に示した従来例においては、上述したように
すくい面２を研磨してすくい面高さｈを規定値になるよ
うに調整する。図７、図８、図９は、ダイヤモンドエン
ドミルの他の従来例である。この例では、ダイヤモンド
チップ１がチップホルダ５に固着され、該チップホルダ
５をシャンク４に止めねじ７で固定するようになってい
る。すなわち、チップホルダ５のシャンク４への取り付
け面８とダイヤモンドチップ１のすくい面２が同じ方向
を向くように、チップホルダ５の先端にダイヤモンドチ
ップ１が固着される。またチップホルダ５には孔６が穿
孔され、シャンク４のチップホルダ取り付け面９にはね
じ孔１０が形成されて、上記孔６を介して止めねじ７と
シャンク４に設けられたねじ孔１０によって、シャンク
４のチップホルダ取り付け面９とチップホルダ５の取り
付け面８を圧着固定するようにしている。そして、すく
い面２の高さｈのは、上記チップホルダ５の取り付け面
８を削ったり、若しくは、このチップホルダ５の取り付
け面８とシャンク４のチップホルダ取り付け面９間にシ
ムを挾むことによって最適値に調整される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】図５、図６に示した従
来例では、すくい面２を研磨することによって切れ刃を
形成すると共に芯高さ調整をも行なっている。そのた
め、すくい面の高さｈが規定値になるまで研磨したとし
ても、切れ刃の稜に微細な欠け等のピッチングが生じて
いる場合には、良好な切れ刃を得ることができない。こ
のことから、また、すくい面２の研磨に長時間の作業を
要することから、従来は、工具としての切削性能を得る
ために、良好な切れ刃が得られた時点で研磨を打ち切っ
て、すくい面の高さｈは設計値からズレがあるまま使用
していた。
来例では、すくい面２を研磨することによって切れ刃を
形成すると共に芯高さ調整をも行なっている。そのた
め、すくい面の高さｈが規定値になるまで研磨したとし
ても、切れ刃の稜に微細な欠け等のピッチングが生じて
いる場合には、良好な切れ刃を得ることができない。こ
のことから、また、すくい面２の研磨に長時間の作業を
要することから、従来は、工具としての切削性能を得る
ために、良好な切れ刃が得られた時点で研磨を打ち切っ
て、すくい面の高さｈは設計値からズレがあるまま使用
していた。
【０００６】また、図７、図８、図９に示す従来例にお
いては、ダイヤモンドチップ１のすくい面２の研磨を良
好な切れ刃が得られる時点で止め、すくい面の高さｈの
調整は、シャンク４のチップホルダ取り付け面９とチッ
プホルダ５の取り付け面８との合わせ面の調整（取り付
け面８の切削やシムによる調整）によって行なうように
しているが、すくい面高さｈを調整するために、チップ
ホルダ５をシャンク４から取り外し、取り付け面８を切
削したり、シムを挾むことによってすくい面高さｈを調
整するものであるから、取り付け面の平行度管理や、ダ
イヤモンドチップ１の刃先の左右方向（すくい面の垂直
方向から見て左右方向）の位置再現性などに問題があっ
た。また、誤差要因が多く、工具を使用する現場で調節
を行なうことが困難であり、かつ、工具を使用する加工
機に取り付けた後に調整することも困難であった。そこ
で、本発明の目的は、すくい面高さを簡単に調節できる
エンドミルを提供することにある。
いては、ダイヤモンドチップ１のすくい面２の研磨を良
好な切れ刃が得られる時点で止め、すくい面の高さｈの
調整は、シャンク４のチップホルダ取り付け面９とチッ
プホルダ５の取り付け面８との合わせ面の調整（取り付
け面８の切削やシムによる調整）によって行なうように
しているが、すくい面高さｈを調整するために、チップ
ホルダ５をシャンク４から取り外し、取り付け面８を切
削したり、シムを挾むことによってすくい面高さｈを調
整するものであるから、取り付け面の平行度管理や、ダ
イヤモンドチップ１の刃先の左右方向（すくい面の垂直
方向から見て左右方向）の位置再現性などに問題があっ
た。また、誤差要因が多く、工具を使用する現場で調節
を行なうことが困難であり、かつ、工具を使用する加工
機に取り付けた後に調整することも困難であった。そこ
で、本発明の目的は、すくい面高さを簡単に調節できる
エンドミルを提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、単結晶のダイ
ヤモンドチップ当で形成された切り刃をチップホルダに
固着し、該チップホルダを工具シャンクに取り付け、該
チップホルダを工具シャンクに対し相対的に移動させて
切れ刃のすくい面高さを調節する調節機構を設けること
により上記課題を解決した。特に、上記調節機構は上記
チップホルダをシャンクに対して回動させ、任意の回動
位置に固定できる回転機構によって構成するか、若しく
は、チップホルダとシャンクの取り付け面の一方に長孔
を設け他方にねじ孔を設けて、止めねじによりチップホ
ルダを位置決めしてシャンクに固定する機構によって構
成し、この調節機構によってすくい面の高さを規定値に
なるように調整する。
ヤモンドチップ当で形成された切り刃をチップホルダに
固着し、該チップホルダを工具シャンクに取り付け、該
チップホルダを工具シャンクに対し相対的に移動させて
切れ刃のすくい面高さを調節する調節機構を設けること
により上記課題を解決した。特に、上記調節機構は上記
チップホルダをシャンクに対して回動させ、任意の回動
位置に固定できる回転機構によって構成するか、若しく
は、チップホルダとシャンクの取り付け面の一方に長孔
を設け他方にねじ孔を設けて、止めねじによりチップホ
ルダを位置決めしてシャンクに固定する機構によって構
成し、この調節機構によってすくい面の高さを規定値に
なるように調整する。
【０００８】
【作用】上記回動機構や長孔等の調節機構により簡単に
工具のすくい面の高さを調節できる。すなわち、調節機
構が回動機構である場合には、チップホルダを回動させ
てすくい面の高さが回転軸に一致するか、若しくは回転
軸から規定値の間隔になる位置に位置決めし固定するだ
けで、すくい面の高さを簡単に調整できる。また、長孔
等を使用した場合にも、チップホルダをシャンクに対し
て長孔にそって摺動させ、工具のすくい面の高さを回転
軸の位置と一致若しくは規定値の位置に位置決めし止め
ねじで固定することによって、簡単にすくい面の高さを
調節できる。
工具のすくい面の高さを調節できる。すなわち、調節機
構が回動機構である場合には、チップホルダを回動させ
てすくい面の高さが回転軸に一致するか、若しくは回転
軸から規定値の間隔になる位置に位置決めし固定するだ
けで、すくい面の高さを簡単に調整できる。また、長孔
等を使用した場合にも、チップホルダをシャンクに対し
て長孔にそって摺動させ、工具のすくい面の高さを回転
軸の位置と一致若しくは規定値の位置に位置決めし止め
ねじで固定することによって、簡単にすくい面の高さを
調節できる。
【０００９】
【実施例】図１、図２、図３は本発明のダイヤモンドエ
ンドミルの一実施例を示す図である。この実施例は単結
晶のダイヤモンドチップ１をチップホルダ５に固着し、
該チップホルダ５をシャンクに止めねじ７で固着する点
においては、前述した従来例の図７、図８、図９に示し
た例と同一である。しかし、本実施例においては、ダイ
ヤモンドチップ１のすくい面２の向きと、シャンク４へ
のチップホルダ５の取り付け面８の向きが同一ではな
く、直交する向きになっている点で相違する。
ンドミルの一実施例を示す図である。この実施例は単結
晶のダイヤモンドチップ１をチップホルダ５に固着し、
該チップホルダ５をシャンクに止めねじ７で固着する点
においては、前述した従来例の図７、図８、図９に示し
た例と同一である。しかし、本実施例においては、ダイ
ヤモンドチップ１のすくい面２の向きと、シャンク４へ
のチップホルダ５の取り付け面８の向きが同一ではな
く、直交する向きになっている点で相違する。
【００１０】すなわち、チップホルダ５の先端にダイヤ
モンドチップ１が固着されているが、このダイヤモンド
チップ１のすくい面２の向きと該チップホルダ５のシャ
ンク４への取り付け面８の向きとが直交するように、ダ
イヤモンドチップ１の逃げ面３側がチップホルダ５に固
着されている（図２（ｃ）参照）。また、該チップホル
ダ５の取り付け面８の位置には、孔６が穿孔されてい
る。シャンク４の先端には、上記チップホルダ５の取り
付け面８の合わせ面を形成する平面の取り付け面９が形
成され、該取り付け面９には上記孔６に対向するねじ孔
１０が設けられており、チップホルダ５は上記孔６、ね
じ孔１０と止めねじ７によってシャンク４の先端に固定
されるようになっている。
モンドチップ１が固着されているが、このダイヤモンド
チップ１のすくい面２の向きと該チップホルダ５のシャ
ンク４への取り付け面８の向きとが直交するように、ダ
イヤモンドチップ１の逃げ面３側がチップホルダ５に固
着されている（図２（ｃ）参照）。また、該チップホル
ダ５の取り付け面８の位置には、孔６が穿孔されてい
る。シャンク４の先端には、上記チップホルダ５の取り
付け面８の合わせ面を形成する平面の取り付け面９が形
成され、該取り付け面９には上記孔６に対向するねじ孔
１０が設けられており、チップホルダ５は上記孔６、ね
じ孔１０と止めねじ７によってシャンク４の先端に固定
されるようになっている。
【００１１】すくい面２の高さｈの調整は、上記止めね
じ７を緩め、チップホルダ５を図３に示すように回動さ
せることによって行ない、規定値のすくい面高さｈが得
られた位置で止めねじ７を締め付けてチップホルダ５を
シッヤンク４に固定する。すくい面２の向きと、シャン
ク４への合わせ面であるチップホルダ５の取り付け面８
との向きが直交するように、ダイヤモンドチップ１がチ
ップホルダ５に取り付けられているから、チップホルダ
５を取り付け面８にそって回転させれば、すくい面２
（切れ刃）を、回転軸に対して任意の距離に位置決めす
ることができる。また、このすくい面高さｈの調整時に
は、チップホルダ５は止めねじ７を中心に回動するだけ
であり、この回動方向に直交する方向の回動は合わせ面
で拘束され、回動が生じることがないから、切れ刃の左
右方向（すくい面２を垂直方向から見たときの左右方
向）のずれは生ぜず、すくい面高さｈの調整を容易に行
なうことができる。
じ７を緩め、チップホルダ５を図３に示すように回動さ
せることによって行ない、規定値のすくい面高さｈが得
られた位置で止めねじ７を締め付けてチップホルダ５を
シッヤンク４に固定する。すくい面２の向きと、シャン
ク４への合わせ面であるチップホルダ５の取り付け面８
との向きが直交するように、ダイヤモンドチップ１がチ
ップホルダ５に取り付けられているから、チップホルダ
５を取り付け面８にそって回転させれば、すくい面２
（切れ刃）を、回転軸に対して任意の距離に位置決めす
ることができる。また、このすくい面高さｈの調整時に
は、チップホルダ５は止めねじ７を中心に回動するだけ
であり、この回動方向に直交する方向の回動は合わせ面
で拘束され、回動が生じることがないから、切れ刃の左
右方向（すくい面２を垂直方向から見たときの左右方
向）のずれは生ぜず、すくい面高さｈの調整を容易に行
なうことができる。
【００１２】図４は本発明の第２の実施例の説明図であ
り、上述した第１の実施例と相違する点は、第１の実施
例はチップホルダ５とシャンク４とを孔６と止めねじ７
等でで取り付け、チップホルダ５をシャンク４に対し相
対的に回動させてすくい面高さの調整を行なうようにし
たが、この第２の実施例では、シャンクがチップホルダ
のどちらか一方に長孔を設け、この長孔を介してチップ
ホルダ５とシャンク４を固着するようにし、この長孔の
範囲内でチップホルダ５をシャンク４に対して相対的に
移動させてすくい面高さｈの調整を行なえるようにした
ものである。
り、上述した第１の実施例と相違する点は、第１の実施
例はチップホルダ５とシャンク４とを孔６と止めねじ７
等でで取り付け、チップホルダ５をシャンク４に対し相
対的に回動させてすくい面高さの調整を行なうようにし
たが、この第２の実施例では、シャンクがチップホルダ
のどちらか一方に長孔を設け、この長孔を介してチップ
ホルダ５とシャンク４を固着するようにし、この長孔の
範囲内でチップホルダ５をシャンク４に対して相対的に
移動させてすくい面高さｈの調整を行なえるようにした
ものである。
【００１３】図４に示す実施例では、チップホルダ５に
ダイヤモンドチップのすくい面方向に長い長孔６´を設
け、また、シャンク４の先端部を切欠、チップホルダ取
り付け面と該取り付け面に直交すると共に、チップホル
ダのシャンク軸に直交しチップホルダの摺動をガイドす
るガイド面を形成する面を設ける。上記長孔６´に止め
ねじ７を通し、シャンク４の取り付け面９に設けたねじ
孔１０と螺合させてチップホルダ５をシャンク４の先端
に固着する、すくい面高さｈの調整は、該止めねじ７を
緩め、チップホルダを上記取り付け面９および上記ガイ
ド面にそって摺動させて最適値に位置決めし、止めねじ
７を締め付けて固定する。この実施例の場合には、チッ
プホルダ５は直交する２方向の面で規制されるから、よ
り正確に位置決めすることができる。
ダイヤモンドチップのすくい面方向に長い長孔６´を設
け、また、シャンク４の先端部を切欠、チップホルダ取
り付け面と該取り付け面に直交すると共に、チップホル
ダのシャンク軸に直交しチップホルダの摺動をガイドす
るガイド面を形成する面を設ける。上記長孔６´に止め
ねじ７を通し、シャンク４の取り付け面９に設けたねじ
孔１０と螺合させてチップホルダ５をシャンク４の先端
に固着する、すくい面高さｈの調整は、該止めねじ７を
緩め、チップホルダを上記取り付け面９および上記ガイ
ド面にそって摺動させて最適値に位置決めし、止めねじ
７を締め付けて固定する。この実施例の場合には、チッ
プホルダ５は直交する２方向の面で規制されるから、よ
り正確に位置決めすることができる。
【００１４】上述した実施例では、ダイヤモンドエンド
ミルの例で説明したが、ダイヤモンド以外の超硬材料で
形成された同じようなタイプのエンドミルにも本発明は
適用できるものである。
ミルの例で説明したが、ダイヤモンド以外の超硬材料で
形成された同じようなタイプのエンドミルにも本発明は
適用できるものである。
【００１５】
【発明の効果】本発明は、止めねじを緩めチップホルダ
を移動させるだけで、工具のすくい面の高さを容易に調
整することができ、しかも、このすくい面の高さ調整に
よって刃先が左右方向にずれることがないから、より簡
単にすくい面高さを調整できる。そのため、作業現場で
も、また、工具を使用する加工機に取り付けた後でもこ
の調整を行なうことができる。
を移動させるだけで、工具のすくい面の高さを容易に調
整することができ、しかも、このすくい面の高さ調整に
よって刃先が左右方向にずれることがないから、より簡
単にすくい面高さを調整できる。そのため、作業現場で
も、また、工具を使用する加工機に取り付けた後でもこ
の調整を行なうことができる。
【図１】本発明の一実施例のダイヤモンドエンドミルを
示す図で、（ａ）は正面図（ｂ）は右側面図、（ｃ）は
背面図である。
示す図で、（ａ）は正面図（ｂ）は右側面図、（ｃ）は
背面図である。
【図２】同実施例におけるチップホルダを示す図で、
（ａ）は正面図、（ｂ）は右側面図、（ｃ）は背面図で
ある。
（ａ）は正面図、（ｂ）は右側面図、（ｃ）は背面図で
ある。
【図３】同実施例におけるすくい面高さの調整を説明す
る図である。
る図である。
【図４】本発明の第２の実施例の説明図である。
【図５】ダイヤモンドエンドミルの従来例を示す図で、
（ａ）は正面図、（ｂ）は側面図、（ｃ）は背面図であ
る。
（ａ）は正面図、（ｂ）は側面図、（ｃ）は背面図であ
る。
【図６】図５に示す従来例におけるダイヤモンドチップ
の部分を示し、すくい面の高さを説明する図である。
の部分を示し、すくい面の高さを説明する図である。
【図７】ダイヤモンドエンドミルの他の従来例を示す図
で、（ａ）は正面図、（ｂ）は側面図、（ｃ）は背面図
である。
で、（ａ）は正面図、（ｂ）は側面図、（ｃ）は背面図
である。
【図８】図７に示す従来例におけるチップホルダとダイ
ヤモンドチップを示す図で、（ａ）は正面図、（ｂ）は
側面図、（ｃ）は背面図である。
ヤモンドチップを示す図で、（ａ）は正面図、（ｂ）は
側面図、（ｃ）は背面図である。
【図９】図７に示す従来例におけるすくい面高さ調節の
説明図である。
説明図である。
【図１０】すくい面高さが適正であるときの切削状態を
説明する図である。
説明する図である。
【図１１】芯高さ不足で、すくい面高さが適性でないと
きの切削状態を説明する図である。
きの切削状態を説明する図である。
１ ダイヤモンドチップ ２ すくい面 ３ 逃げ面 ４ シャンク ５ チップホルダ ６ 孔 ６´ 長孔 ７ 止めねじ ８，９ 取り付け面 １０ ねじ孔
Claims (4)
- 【請求項１】 切り刃を固着したチップホルダを工具シ
ャンクに取り付け、該チップホルダを工具シャンクに対
し相対的に移動させて切れ刃のすくい面高さを調節する
調節機構を備えたエンドミル。 - 【請求項２】 上記調節機構は上記チップホルダをシャ
ンクに対して回動させ、任意の回動位置に固定できる回
動機構で構成である請求項１記載のエンドミル。 - 【請求項３】 上記調節機構は上記チップホルダとシャ
ンクの取り付け面の一方に長孔を設け他方にねじ孔を設
けて、止めねじによりチップホルダを位置決めしてシャ
ンクに固定する機構で構成する請求項１記載のエンドミ
ル。 - 【請求項４】 上記切れ刃は単結晶のダイヤモンドチッ
プで構成されている請求項１、請求項２若しくは請求項
３記載のエンドミル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982894A JPH07204922A (ja) | 1994-01-21 | 1994-01-21 | エンドミル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982894A JPH07204922A (ja) | 1994-01-21 | 1994-01-21 | エンドミル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07204922A true JPH07204922A (ja) | 1995-08-08 |
Family
ID=12010162
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1982894A Withdrawn JPH07204922A (ja) | 1994-01-21 | 1994-01-21 | エンドミル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07204922A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007190675A (ja) * | 1999-04-29 | 2007-08-02 | Iscar Ltd | 切削用インサート |
| US7473059B2 (en) | 2005-12-14 | 2009-01-06 | International Business Machines Coporation | Small radius end mill tool |
| JP2010137350A (ja) * | 2008-12-15 | 2010-06-24 | Osg Corp | 小径ダイヤモンドエンドミル及びその製造方法 |
-
1994
- 1994-01-21 JP JP1982894A patent/JPH07204922A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007190675A (ja) * | 1999-04-29 | 2007-08-02 | Iscar Ltd | 切削用インサート |
| JP4633081B2 (ja) * | 1999-04-29 | 2011-02-16 | イスカーリミテッド | 切削工具組立体 |
| US7473059B2 (en) | 2005-12-14 | 2009-01-06 | International Business Machines Coporation | Small radius end mill tool |
| JP2010137350A (ja) * | 2008-12-15 | 2010-06-24 | Osg Corp | 小径ダイヤモンドエンドミル及びその製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010403 |