JPH07204915A - 面取加工ツーリング - Google Patents

面取加工ツーリング

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Publication number
JPH07204915A
JPH07204915A JP35194A JP35194A JPH07204915A JP H07204915 A JPH07204915 A JP H07204915A JP 35194 A JP35194 A JP 35194A JP 35194 A JP35194 A JP 35194A JP H07204915 A JPH07204915 A JP H07204915A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting tool
chamfering
tooling
position adjusting
adjusting bolt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35194A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Yamanaka
利幸 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH07204915A publication Critical patent/JPH07204915A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 面取用刃具15と押圧部材16の相互の当接
面を傾斜面に形成し、ツーリング本体12に押圧部材1
6を押圧する位置決めボルトを設ける。面取用刃具15
に超精密ネジからなる位置調整用ボルト18を設け、位
置調整用ボルト18に螺合して超精密ナットからなるダ
イヤルリング20を設ける、ブッシュ21を介してダイ
ヤルリング20を回転自在に、かつ位置調整用ボルト1
8の軸心方向において一定位置に保持する。 【効果】 ダイヤルリングの目盛りによって面取用刃具
の出退量を正確に認識しながら刃先位置を精密に、かつ
容易に調整することができる。しかも、面取用刃具は押
圧部材の傾斜面と刃具挿入孔の位置決め係合谷部に拘束
されるので、加工時に負荷を受けても何れの方向にも位
置ずれることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、面取加工に使用する面
取加工ツーリングに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の面取加工ツーリングは、
例えば図5〜図6に示すようなものであった。図5〜図
6において、ツーリング本体1は基端側に工作機械に装
着するための接合部1aを有し、先端側に切削工具(ド
リルないしガンドリル)2を装着するための保持部1b
を有している。また、ツーリング本体1は胴部1cと保
持部1bの間にテーパ部1dを有しており、胴部1cに
は面取用刃具3を配置するためのスリット4を形成して
いる。この面取用刃具3は先端がテーパ部1dにおいて
前方に適当な距離だけ突出しており、基端部には位置調
整用ボルト5を有している。この位置調整用ボルト5は
スリット4の基端側に設けた位置調整用ナット6に螺合
しており、位置調整用ナット6を回すことによって面取
用刃具3の先端における突出距離を調整している。ま
た、ツーリング本体1の側部には刃具固定用ボルト7を
螺設しており、刃具固定用ボルト7を締め付けることに
よってスリット4に配置した面取用刃具3を固定してい
る。さらに、ツーリング本体1には面取用刃具3に対し
て対象位置にバランサー8を設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の構成においては、面取用刃具3を刃具固定用ボルト7
で締め付けて固定しているが、半径方向においては面取
用刃具3を規制する部材が存在しないので、加工時等に
おいて面取用刃具3に負荷が加わると位置ずれをおこす
問題があった。
【0004】また、面取用刃具3の刃先位置を決めるに
際し、作業者は自身の勘によって位置調整用ナット6を
回しており、最終的に刃先位置が決まるまでに試加工を
伴う数度の位置調整作業が必要であった。
【0005】本発明は上記課題を解決するので、容易に
面取用刃具の位置決めを容易に行うことができ、しかも
面取用刃具の位置ずれを防止することができる面取加工
ツーリングを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明の面取加工ツーリングは、ツーリング本
体の先端側のテーパ部に軸心方向に沿って刃具挿入孔を
形成し、この刃具挿入孔に面取用刃具を軸心方向に出退
自在に装着するとともに、刃具挿入孔に面取用刃具の背
面側に位置して押圧部材を挿入し、面取用刃具と押圧部
材の相互の当接面をツーリング本体の径方向に対して適
当角度に傾斜する傾斜面に形成し、ツーリング本体に前
記押圧部材を前記径方向に対して直交する方向に押圧す
る位置決めボルトを設け、前記傾斜面に対向する面取用
刃具の一側部に三角形状に突出する位置決め係合山部を
形成するとともに、位置決め係合山部に対向して刃具挿
入孔に位置決め係合谷部を形成し、面取用刃具の基端側
にツーリング本体の軸心方向に沿って超精密ネジからな
る位置調整用ボルトを設け、この位置調整用ボルトをツ
ーリング本体に形成したボルト挿入孔に挿通するととも
に、位置調整用ボルトに形成したキーをボルト挿入孔の
キー溝に係合させ、前記位置調整用ボルトに螺合して超
精密ナットからなるダイヤルリングを設け、ツーリング
本体に設けたブッシュを介してダイヤルリングを回転自
在に、かつ位置調整用ボルトの軸心方向において一定位
置に保持する構成としたものである。
【0007】
【作用】上記した構成により、ダイヤルリングを回す
と、ブッシュに保持されたダイヤルリング自身は一定位
置に留まる状態で回転し、ダイヤルリングに螺合する位
置調整用ボルトがキーによって回り止めされた状態で軸
心方向に出退し、面取用刃具がツーリング本体の軸心方
向に出退する。
【0008】このとき、ダイヤルリングおよび位置調整
用ボルトは共に超精密であるので、ダイヤルリングの回
転角と面取用刃具の軸心方向への出退量が正確に比例す
る。このため、作業者はダイヤルリングの目盛りによっ
てダイヤルリング自身の回転角と面取用刃具の出退量を
正確に認識しながら面取用刃具の刃先位置を精密に、か
つ容易に調整することができる。
【0009】位置決めボルトを締め付けて押圧部材を押
圧すると、押圧部材が面取用刃具を双方の当接し合う傾
斜面によるくさび作用によってツーリング本体の径方向
に押圧し、面取用刃具の位置決め係合山部が刃具挿入孔
の位置決め係合谷部に係合する。この状態において、面
取用刃具は一側が押圧部材の傾斜面に拘束され他側が刃
具挿入孔の位置決め係合谷部に拘束されるので、何れの
方向にも位置ずれることがない。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1〜図4において、面取加工ツーリング11
は工作機械等の回転軸に固定して切削加工等を行うもの
であり、ツーリング本体12は基端側に工作機械に装着
するための接合部12aを有し、先端側に切削工具(ド
リルないしガンドリル)13を装着するための保持部1
2bを有している。また、ツーリング本体12は胴部1
2cと保持部12bの間にテーパ部12dを有してお
り、テーパ部12dには刃具挿入孔14を軸心方向に沿
って形成している。
【0011】刃具挿入孔14には面取用刃具15を軸心
方向に出退自在に装着しており、面取用刃具15は先端
がテーパ部12dにおいて前方に適当な距離だけ突出し
ている。刃具挿入孔14には面取用刃具15の背面側に
位置して押圧部材16を挿入しており、面取用刃具15
と押圧部材16の相互の当接面はツーリング本体12の
径方向に対して適当角度に傾斜する傾斜面15a,16
aをなしている。また、ツーリング本体12には押圧部
材16をツーリング本体12の径方向に対して直交する
方向に押圧する位置決めボルト17を設けている。面取
用刃具15は断面形状が多角形状をなし、傾斜面15a
に対向する面取用刃具15の一側部には三角形状に突出
する位置決め係合山部15bを形成している。刃具挿入
孔14は面取用刃具15に相応する形状をなし、面取用
刃具15の位置決め係合山部15bに対向する一側部に
位置決め係合谷部14aを形成している。
【0012】面取用刃具15の基端側にはツーリング本
体12の軸心方向に沿って位置調整ボルト18を設けて
おり、位置調整ボルト18は超精密ネジで形成してい
る。この位置調整用ボルト18はツーリング本体12に
形成したボルト挿入孔19に挿通しており、位置調整用
ボルト18にはボルト挿入孔19のキー溝19aに係合
するキー18aを形成している。位置調整用ボルト18
に螺合するダイヤルリング20は超精密ナットからな
り、周囲縁部に目盛り20aを設けている。ツーリング
本体12はブッシュ21を介してダイヤルリング20を
回転自在に、かつ位置調整用ボルト18の軸心方向にお
いて一定位置に保持している。また、ツーリング本体1
2には面取用刃具15に対して対象位置にバランサー2
2を設けている。
【0013】以下、上記構成における作用を説明する。
面取用刃具15の設定に際し、ダイヤルリング20を工
具等によって回すと、ブッシュ21に保持されたダイヤ
ルリング20自身は一定位置に留まる状態で回転し、ダ
イヤルリング20に螺合する位置調整用ボルト18がキ
ー18aによって回り止めされた状態で軸心方向に出退
し、面取用刃具15がツーリング本体12の軸心方向に
出退する。このとき、ダイヤルリング20および位置調
整用ボルト18は共に超精密であるので、ダイヤルリン
グ20の回転角と面取用刃具15の軸心方向への出退量
が正確に比例する。
【0014】したがって、作業者はダイヤルリング20
の目盛り20aによってダイヤルリング20自身の回転
角と面取用刃具15の出退量を正確に認識しながら面取
用刃具15の刃先位置を精密に、かつ容易に調整するこ
とができる。
【0015】その後、位置決めボルト17を締め付けて
押圧部材16を径方向と直交する方向に押圧すると、押
圧部材16が面取用刃具15を双方の当接し合う傾斜面
16a,15aにおけるくさび作用によりツーリング本
体12の径方向に押圧する。この押圧力を受けて面取用
刃具15の位置決め係合山部15bが刃具挿入孔14の
位置決め係合谷部14aに係合する。このとき、位置決
め係合山部15bの三角形状に突出する頂部を位置決め
係合谷部14aの谷底に導くことにより、面取用刃具1
5を常に一定位置に位置決めすることができる。また、
この状態において、面取用刃具15は一側が押圧部材1
6の傾斜面16aに拘束され他側が刃具挿入孔14の位
置決め係合谷部14aに拘束されるので、何れの方向に
も位置ずれることがない。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ダイ
ヤルリングの目盛りによってダイヤルリング自身の回転
角と面取用刃具の出退量を正確に認識しながら面取用刃
具の刃先位置を精密に、かつ容易に調整することができ
る。しかも、装着固定した状態において、面取用刃具は
一側が押圧部材の傾斜面に拘束され他側が刃具挿入孔の
位置決め係合谷部に拘束されるので、加工時に負荷を受
けても何れの方向にも位置ずれることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す面取加工ツーリングの
正面図である。
【図2】同実施例におけるダイヤルリングと位置調整用
ボルトの螺合状態を示す拡大断面図である。
【図3】同実施例における面取加工ツーリングの平面図
である。
【図4】同実施例における面取用刃具と押圧部材の接合
状態を示す拡大断面図である。
【図5】従来の面取加工ツーリングの正面図である。
【図6】従来の面取加工ツーリングの平面図である。
【符号の説明】
11 面取加工ツーリング 12 ツーリング本体 14 刃具挿入孔 15 面取用刃具 16 押圧部材 17 位置決めボルト 18 位置調整用ボルト 20 ダイヤルリング 21 ブッシュ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ツーリング本体の先端側のテーパ部に軸
    心方向に沿って刃具挿入孔を形成し、この刃具挿入孔に
    面取用刃具を軸心方向に出退自在に装着するとともに、
    刃具挿入孔に面取用刃具の背面側に位置して押圧部材を
    挿入し、面取用刃具と押圧部材の相互の当接面をツーリ
    ング本体の径方向に対して適当角度に傾斜する傾斜面に
    形成し、ツーリング本体に前記押圧部材を前記径方向に
    対して直交する方向に押圧する位置決めボルトを設け、
    前記傾斜面に対向する面取用刃具の一側部に三角形状に
    突出する位置決め係合山部を形成するとともに、位置決
    め係合山部に対向して刃具挿入孔に位置決め係合谷部を
    形成し、面取用刃具の基端側にツーリング本体の軸心方
    向に沿って超精密ネジからなる位置調整用ボルトを設
    け、この位置調整用ボルトをツーリング本体に形成した
    ボルト挿入孔に挿通するとともに、位置調整用ボルトに
    形成したキーをボルト挿入孔のキー溝に係合させ、前記
    位置調整用ボルトに螺合して超精密ナットからなるダイ
    ヤルリングを設け、ツーリング本体に設けたブッシュを
    介してダイヤルリングを回転自在に、かつ位置調整用ボ
    ルトの軸心方向において一定位置に保持することを特徴
    とする面取加工ツーリング。
JP35194A 1994-01-07 1994-01-07 面取加工ツーリング Pending JPH07204915A (ja)

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JP35194A JPH07204915A (ja) 1994-01-07 1994-01-07 面取加工ツーリング

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JP35194A JPH07204915A (ja) 1994-01-07 1994-01-07 面取加工ツーリング

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JPH07204915A true JPH07204915A (ja) 1995-08-08

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ID=11471422

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JP35194A Pending JPH07204915A (ja) 1994-01-07 1994-01-07 面取加工ツーリング

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