JPH07204592A - 超音波処理を行なう容器中の液体の温度調節方法と装置 - Google Patents

超音波処理を行なう容器中の液体の温度調節方法と装置

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JPH07204592A
JPH07204592A JP640894A JP640894A JPH07204592A JP H07204592 A JPH07204592 A JP H07204592A JP 640894 A JP640894 A JP 640894A JP 640894 A JP640894 A JP 640894A JP H07204592 A JPH07204592 A JP H07204592A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器2内の清掃作業を容易にし、しかも超音
波振動子7、7による液体1の加振を効率良く行なわせ
る。 【構成】 容器2の底壁3及び周壁4をジャケット8a
により覆い、このジャケット8a内に不活性流体14を
封入する。超音波振動子7、7は、上記底壁3の下面に
固定する。不活性流体14は、循環ポンプ10aにより
循環しつつ熱交換器11aにより温度調節し、この不活
性流体14により上記容器2内の液体1の温度を調節す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明に係る超音波処理を行な
う容器中の液体の温度調節方法と装置は、超音波振動を
液体に付与する事でこの液体若しくはこの液体に浸漬さ
れた物品を処理する装置、例えば 超音波脱気装置(超音波振動により液体中の溶存気
体を取り除く装置) 超音波脱泡装置(超音波振動により液体中の泡を取
り除く装置) 超音波乳化装置(超音波振動により液体同士の乳化
を促進する装置) 超音波洗浄装置(超音波振動により液体中に浸漬さ
れた物品の汚れを除去する装置) 超音波含浸装置(超音波振動により液体中に浸漬さ
れた物品にこの液体を含浸させる装置) 等に適用して、これら各装置の性能向上を図る。
【0002】
【従来の技術】容器中に貯溜した液体に超音波振動を加
えてこの液体若しくはこの液体に浸漬された物品を処理
する為に、上記〜に示す様な各種装置が知られてい
る。例えば、洗浄槽内に貯溜した有機溶剤等の液体に超
音波振動を加える事で、この液体中に浸漬された金型等
の物品に付着した汚れを除去する超音波洗浄装置は、実
開平2−100684号公報等に記載されている。
【0003】この様な超音波振動装置に限らず、液体に
超音波振動を加える各種装置の性能向上を図る為には、
上記液体に超音波振動を加えると同時に、この液体を加
温する事が効果がある。又、例えば上方が開口した容器
中に低沸点の液体を貯溜した状態でこの液体に超音波振
動を加える場合、この液体を冷却する事で処理作業中の
蒸発量を抑える事ができる。この為従来から、超音波振
動を加えた液体の温度を調節する技術が各種考えられ、
更に実際に使用されている。
【0004】先ず、図8に示した第1例の構造に就いて
説明する。液体1を貯溜した容器2は、底壁3と周壁4
とを有し、上方が開口した有底四角筒状としている。
又、上記容器2の上端開口は、蓋板5により気密に閉鎖
自在としている。更に、上記周壁4の内壁面に沿って、
伝熱管6を配設している。ステンレス鋼管等の金属パイ
プであるこの伝熱管6内には、水蒸気、熱温水等の熱媒
(液体1を加温する場合)或は有機冷媒、冷水等の冷媒
(同じく冷却する場合)を流通させ、上記液体1の温度
調節を自在としている。上記液体1を加振する為の超音
波振動子7、7は、上記底壁3の下面に固定している。
液体1で(又は液体1を)超音波処理する場合には、上
記伝熱管6内に熱媒又は冷媒を流通させつつ、上記超音
波振動子7、7を駆動する。
【0005】次に、図9に示した第2例の構造の場合に
は、容器2の周壁4の外周にジャケット8を設け、この
ジャケット8内に熱媒又は冷媒を流通自在としている。
液体1を加振する為の超音波振動子7、7は、上記第1
例の場合と同様に、底壁3の下面に固定している。超音
波処理の際には、上記ジャケット8内に熱媒又は冷媒を
流通させつつ、上記超音波振動子7、7を駆動する。
【0006】次に、図10に示した第3例の構造の場合
には、容器2の底壁3と周壁4とを囲むジャケット8a
を設け、このジャケット8a内に熱媒又は冷媒を流通自
在としている。液体1を加振する為の超音波振動子7a
としては、投げ込み型と呼ばれるものを使用し、この超
音波振動子7aを上記容器2の底部に沈めている。超音
波処理の際には、上記ジャケット8a内に熱媒又は冷媒
を流通させつつ、上記超音波振動子7aを駆動する。
【0007】次に、図11に示した第4例の構造の場合
には、容器2の底壁3の上面に上流端を、周壁4の上部
内側面に下流端を、それぞれ開口させた循環パイプ9の
途中に、循環ポンプ10と熱交換器11とを設けてい
る。この熱交換器11は、循環パイプ9を流通する液体
1を加温したり或は冷却したりするもので、蒸気ヒー
タ、電気ヒータ等のヒータ(加温する場合)、或は冷凍
機のエバポレータ或は電子冷凍機等の冷却器(冷却する
場合)を組み込む。液体1を加振する為の超音波振動子
7、7は、上記底壁3の下面に固定している。超音波処
理の際には、上記循環ポンプ10と熱交換器11とを運
転する事により、上記液体1を温度調節しつつ、上記超
音波振動子7、7を駆動する。
【0008】更に、図12に示した第5例の構造の場合
には、容器2の底壁3と周壁4とを囲むジャケット8a
を設け、このジャケット8a内に熱媒又は冷媒を流通自
在としている。液体1を加振する為の超音波振動子7、
7は、上記ジャケット8aの下面に固定している。超音
波処理の際には、上記ジャケット8a内に熱媒又は冷媒
を流通させつつ、上記超音波振動子7、7を駆動する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の様に
構成され使用される従来の超音波処理を行なう容器中の
液体の温度調節装置の場合には、次に述べる様な解決す
べき点がある。
【0010】先ず、図8に示した第1例の構造の場合に
は、周壁4の内周面に伝熱管6が露出している為、この
周壁4内面の清掃作業が面倒になる。又、例えば超音波
洗浄装置として使用する場合には上記伝熱管6が、容器
2の有効容積を減少させるだけでなく、被洗浄物等の被
処理物品を容器2内に出し入れする際に邪魔になる。特
に、容器2が圧力容器である場合には、容器内の有効容
積を確保すべく、容器2全体を大型化すると、その分耐
圧性確保の為の補強が余分に必要になる等の問題を生じ
る。
【0011】次に、図9に示した第2例の構造の場合に
は、底壁3の下面がジャケット8により覆われていない
分、容器2内の液体1の温度調節が不良となる。特に、
液体1を加温する場合には、底壁3部分で液体1を加温
できないと、加温効率が悪くなって、加温による各種装
置の性能向上を十分に図れない。
【0012】次に、図10に示した第3例の構造の場合
には、上記第1例の構造の場合と同様に、容器2内の清
掃作業が面倒になるほか、容器2の有効容積を減少させ
ると言った問題がある。
【0013】次に、図11に示した第4例の構造の場合
には、循環パイプ9、循環ポンプ10、熱交換器11内
の清掃作業が困難で、液体1が接触する部分を清潔に保
つ事が難しくなる(サニタリー性が悪い)。
【0014】更に、図12に示した第5例の構造の場合
には、超音波が容器2の底壁3だけでなく、ジャケット
8a及びこのジャケット8a内に存在する熱媒又は冷媒
を介して液体1に伝わる為、この液体1を超音波振動さ
せる効率が悪い。
【0015】上述の様に従来から知られた各種構造は、
或る部分の性能を向上させようとした場合には他の部分
で性能が劣化したり或は面倒が生じるものであった。本
発明はこの様な事情に鑑みて発明したもので、清掃作業
等を面倒にせずに優れたサニタリー性を備え、しかも液
体を超音波振動させる効率及びこの液体を温度調節する
効率の優れた超音波処理を行なう容器中の液体の温度調
節方法と装置を提供するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の超音波処理を行
なう容器中の液体の温度調節方法と装置のうち、請求項
1に記載した超音波処理を行なう容器中の液体の温度調
節方法の発明は、底壁と周壁とを有する有底筒状で、底
壁の下面に超音波振動子を装着した容器内に、超音波処
理を行なうべき液体を貯溜し、この容器の少なくとも底
壁と周壁とを囲んだジャケット内に不活性流体を封入し
てこの不活性流体の温度を調節し、上記底壁及び周壁を
介して上記液体の温度調節を行なう。
【0017】又、請求項2に記載した超音波処理を行な
う容器中の液体の温度調節装置の発明は、底壁と周壁と
を有し、内部に超音波処理すべき液体を貯溜する有底筒
状の容器と、この容器の底部下面に装着された超音波振
動子と、この容器の周囲に、上記底壁と周壁とを囲む状
態で設けられ、内部に不活性流体を封入したジャケット
と、上記不活性流体の温度を調節する温度調節手段とを
備えている。
【0018】
【作用】上述の様に構成される本発明の超音波処理を行
なう容器中の液体の温度調節方法と装置によれば、容器
中の液体の温度調節と超音波振動付与とを何れも効率良
く行なえる。又、容器の内側に温度調節用のパイプ、超
音波振動子の何れもが存在しない為、この容器の内側を
清掃する作業も容易である。
【0019】
【実施例】図1は本発明の第一実施例を示している。液
体1を貯溜した容器2は、底壁3と周壁4とを有し、上
方が開口した有底四角筒状としている。又、上記容器2
の上端開口は、蓋板5により気密に閉鎖自在としてい
る。容器2の底壁3と周壁4とを囲む部分にはジャケッ
ト8aを設け、このジャケット8a内に熱媒又は冷媒を
流通自在としている。上記液体1を加振する為の超音波
振動子7、7は、このジャケット8aの内側部分で、上
記底壁3の下面に固定している。そして、これら各超音
波振動子7、7には、上記ジャケット8a外に設けた超
音波発振回路12より通電自在としている。
【0020】上記ジャケット8aの底面に上流端を、上
部内側面に下流端を、それぞれ開口させた循環パイプ9
aの途中には、循環ポンプ10aと熱交換器11aとを
設けて、次述する不活性流体14の温度を調節する為の
温度調節手段を構成している。上記循環パイプ9a内を
流通する熱媒又は冷媒の温度は温度センサ13が検出
し、この温度センサ13が、上記熱交換器11aの運
転、停止を制御して、上記ジャケット8a内を所望温度
に調節する。
【0021】上記ジャケット8a及び循環パイプ9a内
には、熱媒又は冷媒として機能する不活性流体14を封
入している。本明細書で言う不活性流体とは、電気絶縁
性に優れ、腐食性を持たないものを言う。又、使用する
不活性流体14としては、伝熱性が高い事が好ましい。
例えば、特開平5−4076号公報に記載された完全弗
化化合物が、上記不活性流体14として好ましく使用で
きる。
【0022】本発明に使用可能な完全弗化化合物として
は、上記公報にも記載されている様に、住友スリーエム
(株)が『フロリナート』の商品名で市販している物質
を使用可能である。この『フロリナート』は、沸点が比
較的低い(56℃)『FC−72』から比較的高い(2
53℃)『FC−71』まで、沸点が異なる各種のもの
が市販されているので、液体1の調節すべき温度に合わ
せて選択使用する。尚、本実施例の場合には、不活性流
体14として、使用温度範囲で液体のままのものを使用
する事が好ましい。これは、ジャケット8a内に存在す
る不活性流体14の熱容量を大きくして、容器2内の液
体1の加温又は冷却を効率良く行なわせる為である。
【0023】上述の様に構成される本発明の超音波処理
を行なう容器中の液体の温度調節装置により、容器2内
に貯溜された液体1の超音波処理の際には、上記循環ポ
ンプ10aと熱交換器11aとを運転する事により、上
記ジャケット8a内に封入された熱媒又は冷媒を温度調
節しつつ、上記超音波振動子7、7を駆動する。尚、本
発明に使用する超音波振動子7、7としては、図2に示
した様な電歪振動子、或は図3に示した磁歪振動子等、
従来から知られた何れのものも使用可能である。又、こ
れら超音波振動子7、7を装着する面が曲面である場合
には、各超音波振動子7、7の取付面をこの曲面に合わ
せて加工する。
【0024】ジャケット8a内に封入された不活性流体
14は、上記容器2の底壁3及び周壁4を加温又は冷却
する。この結果、この容器2内に貯溜された液体1の温
度調節を効率良く行なえる。又、上記各超音波振動子
7、7は、上記底壁3の下面に直接固定されているの
で、この容器2内に貯溜された液体1の加振を効率良く
行なえる。更に、上記容器2の内側には温度調節用のパ
イプ(図8の伝熱管6)、超音波振動子(図10の超音
波振動子7a)の何れもが存在しない為、この容器の内
側を清掃する作業も容易である。
【0025】尚、ジャケット8a内に熱媒又は冷媒とし
て水を封入した場合には、上記各超音波振動子7、7へ
の通電に基づき漏電が発生する恐れがあり、アルコール
等の一般的な有機溶剤を使用した場合には、通電に基づ
き発火する恐れがある為、何れも好ましくない。
【0026】次に、図4は本発明の第二実施例を示して
いる。上述の第一実施例が、ジャケット8a内に封入し
た不活性流体14を循環ポンプ10aを途中に設けた循
環パイプ9aにより強制循環させ、この不活性流体14
の温度の均一化を図っていたのに対して、本実施例の場
合には、自然対流によって、この不活性流体14の温度
の均一化を図っている。
【0027】従って、本実施例の場合には、ジャケット
8aの底部にヒータ15を設けている。このヒータ15
の作動、停止を制御する為の温度センサ13は、ジャケ
ット8aの中間部内側に存在する不活性流体14の温度
を検出する。その他の構成及び作用は、上述した第一実
施例と同様である。
【0028】次に、図5は本発明の第三実施例を示して
いる。本実施例の場合には、ジャケット8bの上部で、
容器2の底壁3及び周壁4を囲む部分に、不活性流体1
4の蒸気が存在する様にしている。この為に本実施例の
場合には、上記ジャケット8bの底部に貯溜部16を形
成し、この貯溜部16内にヒータ15aを設けている。
上記貯溜部16に貯溜された液状の不活性流体14は上
記ヒータ15aにより加熱蒸発されて、上記ジャケット
8bの上部空間に充満し、上記容器2の底壁3及び周壁
4を加温する。この結果、上記容器2内の液体1が加温
される。上記ヒータ15aの作動、停止は、上記ジャケ
ット8b内の温度を検出する温度センサ13とジャケッ
ト8b内の圧力を検出する圧力センサ17との検出値に
基づいて制御される。その他の構成及び作用は、上述し
た第一〜第二実施例と同様である。
【0029】次に、図6は本発明の第四実施例を示して
いる。本実施例の場合には、容器2の底壁3と周壁4と
を囲むジャケット8aと、液状の不活性流体14を貯溜
した貯溜部16aとを独立させている。そして、上方に
設けたジャケット8a内の底部と下方に設けた上記貯溜
部16aの上部とを蒸気管18により連通させ、この蒸
気管18の途中に電磁開閉弁19を設けている。上記貯
溜部16aに貯溜された液状の不活性流体14は、ヒー
タ15aにより加熱蒸発されて、上記蒸気管18を通じ
てジャケット8a内に送り込まれ、上記容器2内に貯溜
された液体1を加温する。
【0030】本実施例の場合には、加温の必要がなくな
った場合に上記電磁開閉弁19を閉じる事で、上記第三
実施例の場合に比べて、ジャケット8a内の温度低下を
迅速に行なわせる事ができる。その他の構成及び作用
は、上述の第三実施例と同様である。
【0031】次に、図7は本発明の第五実施例を示して
いる。本実施例の場合には、ジャケット8a内の温度調
節を、このジャケット8a内の圧力を調節する事で行な
える様にしている。ジャケット8a内の温度を十分に上
昇させるべく、このジャケット8a内の圧力を上昇させ
る場合には、排液管20の途中の開閉弁21、真空ポン
プ22に通じる開閉弁23、給液管24に通じる開閉弁
25の何れも閉じてヒータ15aに通電する。この結
果、上記ジャケット8a内に不活性流体14の蒸気が充
満して、このジャケット8a内の圧力が上昇し、この圧
力上昇に見合う分だけ、ジャケット8a内の温度を上昇
させる事が可能となる。
【0032】又、ジャケット8a内の温度を所望温度に
調節する際には、上記開閉弁23を開放すると共に真空
ポンプ22を運転して、上記ジャケット8a内の圧力
を、上記所望温度が不活性流体14の沸点温度となる圧
力にまで低下させる。そして、上記ヒータ15aにより
上記不活性流体14を蒸発させる。真空ポンプ22の運
転により不活性流体14が減少した場合には、上記開閉
弁25を開き、上記給液管24を通じて新たな不活性流
体14を補充する。又、上記真空ポンプ22を通じて排
出された不活性流体14の蒸気は、図示しない凝縮器に
送って凝縮回収し、再使用する。
【0033】
【発明の効果】本発明の超音波処理を行なう容器中の液
体の温度調節方法と装置は、以上に述べた通り構成され
作用するが、清掃作業等を面倒にせずに優れたサニタリ
ー性を備えると同時に容器の有効容積を十分に確保する
事ができ、しかも液体を超音波振動させる効率及びこの
液体の温度制御する効率も優れている為、前述の〜
に示した様な、各種装置の性能並びに取り扱い性の向上
を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示す略縦断面図。
【図2】超音波振動子の第1例を示す、図1のA部拡大
図。
【図3】同第2例を示す、図2と同様の図。
【図4】本発明の第二実施例を示す略縦断面図。
【図5】本発明の第三実施例を示す略縦断面図。
【図6】本発明の第四実施例を示す略縦断面図。
【図7】本発明の第五実施例を示す略縦断面図。
【図8】従来構造の第1例を示す略縦断面図。
【図9】同第2例を示す略縦断面図。
【図10】同第3例を示す略縦断面図。
【図11】同第4例を示す略縦断面図。
【図12】同第5例を示す略縦断面図。
【符号の説明】
1 液体 2 容器 3 底壁 4 周壁 5 蓋板 6 伝熱管 7、7a 超音波振動子 8、8a、8b ジャケット 9、9a 循環パイプ 10、10a 循環ポンプ 11、11a 熱交換器 12 超音波発振回路 13 温度センサ 14 不活性流体 15、15a ヒータ 16、16a 貯溜部 17 圧力センサ 18 蒸気管 19 電磁開閉弁 20 排液管 21 開閉弁 22 真空ポンプ 23 開閉弁 24 給液管 25 開閉弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底壁と周壁とを有する有底筒状で底壁の
    下面に超音波振動子を装着した容器内に、超音波処理を
    行なうべき液体を貯溜し、この容器の少なくとも底壁と
    周壁とを囲んだジャケット内に不活性流体を封入してこ
    の不活性流体の温度を調節し、上記底壁及び周壁を介し
    て上記液体の温度調節を行なう、超音波処理を行なう容
    器中の液体の温度調節方法。
  2. 【請求項2】 底壁と周壁とを有し、内部に超音波処理
    すべき液体を貯溜する有底筒状の容器と、この容器の底
    部下面に装着された超音波振動子と、この容器の周囲
    に、上記底壁と周壁とを囲む状態で設けられ、内部に不
    活性流体を封入したジャケットと、上記不活性流体の温
    度を調節する温度調節手段とを備えた、超音波処理を行
    なう容器中の液体の温度調節装置。
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