JPH0720457U - エアー吸入手段付きシール構造 - Google Patents

エアー吸入手段付きシール構造

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JPH0720457U
JPH0720457U JP5528593U JP5528593U JPH0720457U JP H0720457 U JPH0720457 U JP H0720457U JP 5528593 U JP5528593 U JP 5528593U JP 5528593 U JP5528593 U JP 5528593U JP H0720457 U JPH0720457 U JP H0720457U
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hydraulic oil
seal
rotary
air
air suction
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JP5528593U
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直樹 岩本
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ジャトコ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動変速機の回転クラッチの操作応答性を向
上する。 【構成】 回転ピストン10に排出弁11を設け、回転
クラッチドラム4のボス部5とこれを支持する支持部材
2とに貫通する半径方向の作動油通路15、16をシー
ルするためその作動油通路を挟んでシールリング23、
25が設けられる。シールリング23、25の作動油通
路側の面Cに、内周から外周へ連通するエアースリット
24を備える。 これにより、回転クラッチの圧力室R
への作動油通路が解除のためドレーンされるとき、負圧
でシール部材がシール溝の壁Bに引き付けられてもエア
ースリットを経てエアーが外部から作動油通路に導入さ
れるから、作動油は速やかに排出され、回転クラッチの
操作応答性が向上する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動変速機の回転クラッチドラムボス部の作動油通路における、エ アー吸入手段付きシール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の回転クラッチにおけるエアー吸入手段として、例えば図5、図6 に示されているようなものがある。 図5において、自動変速機のケース1内に、このケース1に固定されて支持部 材2が設けられている。この支持部材2の中心孔にはトルクコンバータのタービ ンボスに伝動連結されたインプットシャフト3が回転自在に支持されている。 一方、回転クラッチドラム4はボス部5を支持部材2に回転自在に支持されて いると共に、中心のスプライン穴で上記インプットシャフト3に伝動連結されて 設けられている。
【0003】 上記回転クラッチドラムの外周内径部6と、次段プラネタリーギヤのサンギヤ と一体的に、かつ上記インプットシャフト3に回転自在に支持された雄スプライ ンリング7との間にハイクラッチの役目をする多板クラッチ(回転クラッチ)8 が設けられている。 この多板クラッチ8を接続、解除させるために、上記回転クラッチドラム4の ボス部5と中間内径部9に軸方向に摺動自在な回転ピストン10が設けられてい る。この回転ピストン10の外周寄りには作動油の排出弁11が設けられている 。
【0004】 この排出弁11は、例えば図6に示したように、ボール12と、加圧面10a から非加圧面10bに向って細くなる円錐穴13と、ボール12が加圧面10a 側に飛び出さないように、加圧面10aに固定されて設けられた棒状のストッパ 14とから構成されている。 上記回転ピストン10を作動させるため、回転クラッチドラム4のボス部5と 支持部材2には作動油通路15、16がそれぞれ半径方向に貫通して設けられて いる。
【0005】 さらに、支持部材2にはボス部5の内孔に接する円筒面に作動油通路16に直 交して円周溝17が設けられていると共に、円周溝17の軸方向両側にはシール 溝18、19が設けられている。そして、これらのシール溝18、19には、そ れぞれピストンリング状のシールリング51が装着されている。 上記回転ピストン10を戻して多板クラッチ8を解除するために、回転ピスト ン10の非加圧面と、ボス部5に固定されて設けられた受圧板20との間には、 複数のコイル状の圧縮戻しばね21が設けられていて、回転ピストン10を多板 クラッチ8から離反させる方向に付勢している。
【0006】 さらに、支持部材2には、上記作動油通路16に直交して作動油通路52が設 けられていて、図示されない切換弁や油圧源に接続されていると共に、上記作動 油通路52は上方に向けて設けられたエアー吸入孔53に接続されている。 そして、このエアー吸入孔53の上端にはエアー吸入弁54が設けられている 。このエアー吸入弁54は、ボール55と、上方へ細くなるテーパ穴56と、ボ ール55の落下を防ぐためのピン状のストッパ57とから構成される。
【0007】 上記構成においては、まず、図5において図示されないトルクコンバータのタ ービンが回転すると、インプットシャフト3を介して回転クラッチドラム4が回 転される。さらに、この回転クラッチドラム4に支持された回転ピストン10、 受圧板20、戻しばね21もインプットシャフト3を中心に回転する。そして、 作動油通路52が図示されない切換弁により油槽にドレーンされていると、回転 ピストン10は戻しばね21の付勢力により図5における左方に押し付けられて いるから、多板クラッチ8は解除状態となっている。
【0008】 ここで、上記作動油通路52に高圧作動油が導入されると、この高圧作動油は 作動油通路16、円周溝17、作動油通路15を介して、回転ピストン10の加 圧面10aを壁面とする圧力室Rに導入されるから、回転ピストン10は図5に おいて右方に押圧される。 これにより、多板クラッチ8が接続され、雄スプラインリング7がインプット シャフト3に結合される。このとき、ボール12は円錐穴13に押し付けられる から、排出弁11は閉鎖されて高圧作動油が加圧面10aから非加圧面10b側 に排出されることはない。また、作動油通路15、16および円周溝17内の高 圧作動油がボス部5と支持部材2との間からケース1内に洩れないように、シー ル溝18、19内のシールリング51により防止されている。
【0009】 次に、多板クラッチ8を解除するために、作動油通路52が油槽にドレーンさ れると、回転ピストン10は戻しばね21の付勢力により加圧面10a側に押さ れるから、この加圧面10a側の圧力室Rの作動油は上述とは逆の経路を経て油 槽に戻される。この際、回転クラッチドラム4も回転ピストン10も共に回転し ているので、圧力室Rの作動油には遠心力が作用しているが、加圧面10a側圧 力室の作動油の圧力が大気圧近くになると、図6においてボール12が遠心力に より円錐穴13の外方とストッパ14に押し付けられ、作動油は回転ピストン1 0の加圧面10a側から非加圧面10b側に放出される。 これにより、回転ピストン10を早く押し戻せるようにしている。
【0010】 そして、上記加圧面10a側の作動油が遠心力により排出弁11からケース1 内に放出されると、作動油通路15、16、52附近は負圧になるから、このあ と油槽へのドレーンが困難となる。この対策として、エアー吸入弁54が設けら れ、ここからエアー吸入孔53を通って作動油通路52へエアーを導き、作動油 の排出を容易にしようとしている。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構造では、エアー吸入孔53と作動油通路52が長 くて容積が大きいため、エアーがエアー吸入弁54から導入されて回転ピストン 10の圧力室Rの圧力を下げるまでに時間がかかり、この結果多板クラッチ8が 解除されるまでの時間も依然として長いという問題がある。 また、作動油通路52、16、15に高圧の作動油が再度導入されるときにも 、作動油通路52とエアー吸入孔53に高圧作動油が充満してエアー吸入弁54 が閉鎖されるまでに、同様に時間がかかり多板クラッチ8が接続される時間も長 くなるという問題がある。
【0012】 さらに、支持部材2には長大な作動油通路52とエアー吸入弁53のスペース が必要になると共に、エアー吸入弁54を必要とするため、支持部材2が大型化 して部品点数が増加するので、原価高になるという問題がある。 したがって、本考案は、上記従来の問題点に鑑み、接続、解除が速やかに行な われ、かつ小型で安価な回転クラッチを得るため、回転クラッチドラムとその支 持部材間に設けられたエアー吸入手段付シール構造を提供することを目的とする 。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案は、自動変速機の回転クラッチドラムま たは回転ピストンに作動油の排出弁を設け、かつ回転クラッチドラムのボス部と このボス部を支持する支持部材との間に設けられ、半径方向に貫通する作動油通 路をシールするためのシール部材を備えた回転クラッチにおいて、作動油通路に 高圧が印加されたとき、前記のシール部材が軸方向に押し付けられるシール溝の 壁Aに対向する壁B、またはこの壁Bに面するシール部材の面Cの少なくとも一 方の面に、エアー吸入手段を備えてなるものとした。
【0014】
【作用】
支持部材と回転クラッチドラムに設けられた作動油通路に高圧作動油が導入さ れると、シール部材はシール溝の壁Aに押し付けられて、作動油の外部への漏洩 を防止する。同時に回転ピストンが押圧されて回転クラッチが接続される。この とき、回転ピストンに設けられた排出弁は高圧作動油に押されて閉鎖する。 次に、上記作動油通路が油槽に接続されると、排出弁は遠心力によって開放さ れると共に、回転ピストンの加圧面側圧力室の作動油は遠心力により上記排出弁 から外部へ放出される。すると、回転中心軸に近い、上記作動油通路は負圧にな るからシール部材はシール溝の壁B側に引き付けられる。この際、エアーが外部 から上記壁Aに沿ってシール溝の底に進入し、さらに壁Bまたは面Cに設けられ たエアー吸入手段を通って作動油通路に導入されるから、作動油は油槽へ速やか に排出されるようになり、回転クラッチ4は速やかに解除される。 このエアー吸入手段は上記壁Bまたは面Cに設けられた溝で実現できるから、 小型で安価なエアー吸入機構が得られる。
【0015】
【実施例】
図1および図2は、本考案の第1の実施例を示す軸方向の部分断面図である。 この実施例は、前述の従来例に比べてシールリングに溝が形成されているこ
と と、エアー吸入弁とエアー吸入孔が無いことと、作動油通路長さを必要最小限に 短くした点が異なり、その他の基本的な構成は同様なので、同一作用の同一部品 は図1に同一符号を付することにより詳細な説明は省略する。
【0016】 図1において、支持部材2に設けられたシール溝18、19にはシールリング 23が装着されている。シールリングは、例えば、カーボン等が入った複合テフ ロン材質から制作されていて、適宜な剛性と柔軟性を持たせている。 そして、作動油通路15、16および円周溝17に高圧作動油が導入されたと きにシールリング23が押圧されるシール溝18、19の壁Aと反対側の壁Bに 対向する当該シールリング23の面Cには、その内周から外周へ連通する適数の エアースリット(エアー吸入手段)24が設けられている。
【0017】 また、上記シールリング23には、装着取り外しを容易にするため、図2に示 したように、ピストンリングのようなカット部23aが設けられている。 また、作動油通路16に直交し、図示されない切換弁や油圧源に接続された作 動油通路22の長さは必要最小限に短縮されていて、内容積が切り詰められてい る。そして、この作動油通路22の先には、エアー吸入孔とエアー吸入弁は設け られていない。
【0018】 第1の実施例は以上のように構成され、まず固定側の支持部材2と回転する回 転クラッチドラム4に設けられた作動油通路16、円周溝17、そして作動油通 路15に油圧源から作動油通路22を介して高圧作動油が導入されると、シール リング23はシール溝18、19の壁Aに押し付けられて、作動油の外部への漏 洩が防止される。 同時に、回転ピストン10が押圧されて多板クラッチ(回転クラッチ)8が接 続される。このとき、多板クラッチ8に設けられた排出弁11は、ボール12が 高圧作動油により円錐穴13に押し付けられるので閉鎖される。
【0019】 次に、クラッチ解除のため上記作動油通路22が図示されない切換弁により油 槽へドレーンされると、回転ピストン10の圧力室Rの作動油の圧力が大気圧近 くに下るから、ボール12は遠心力により外方、即ち図1における上方へストッ パ14に当接するまで押し上げられ、排出弁11が開放される。 このあと、回転ピストン10の加圧面10a側圧力室Rの作動油は、非加圧面 10b側のケース1内へ放出される。
【0020】 ここで作動油通路15、円周溝17附近は負圧になるから、シールリング23 はシール溝18、19の内側面である壁Bに引き寄せられる。 しかし、シールリング23にはエアースリット24が設けられているから、外 部(ケース1内)のエアーはシール溝18、19の壁A、溝底を介してエアース リット24から円周溝17、油圧油通路15内に吸収され、上記の負圧が緩和さ れる。 従って、上記作動油通路15、円周溝17の作動油は速やかに排出されるよう になるので、回転ピストン10は戻しばね21により速やかに押し戻される。こ れにより、多板クラッチ8は速やかに解除される。
【0021】 そして、上述のようにシールリング23のエアースリット23から円周溝17 へエアーを吸収しているときでも、回転中心軸に近い作動油通路22にはエアー が殆ど入って来ない。また、従来例のように作動油通路22にエアー吸入孔53 、エアー吸入弁54が接続されていないから、なおさら作動油通路22内のエア ーは少なくなっている。 従って、次の高圧作動油導入時には回転ピストン10の加圧面10a側の圧力 が速やかに上るから、多板クラッチ8の接続は速やかに完了される。
【0022】 次に、図3、図4により、第2の実施例について説明する。この実施例は第1 の実施例に比較して、エアー吸収手段が異なる。 すなわち図3において、支持部材2に設けられたシール溝18、19と、回転 クラッチドラム4のボス部5との間には、シールリング25が装着されている。 このシールリング25には、装着、取り外しを容易にするためのカット部は設け られているがエアースリットは設けられていない。その代わりに、シール溝18 、19の壁Bに適数の半径方向の溝であるエアースリット(エアー吸入手段)2 6が設けられている。
【0023】 このエアースリット26の内側端の中心軸からの距離的位置d2はシールリン グ25装着時の内径d1より小さく設定されている。即ち、d2<d1の関係に ある。従って、シールリングの面Cがシール溝18、19の壁Bに当接されても エアー吸入時の通路が閉ざされることはない。なお、図4に示したエアースリッ ト周りの斜視図を参照すれば一層理解が容易となる。 この第2の実施例における作用については、第1実施例における作用のエアー 吸入手段としてのシールリング23側のエアースリット24を、シール溝18、 19の壁Bに設けられたエアースリット26に、また、シールリング23を、シ ールリング25に置き換えれば、その他は同様であるので説明を省略する。
【0024】 上記第1および第2の実施例いずれにしても、回転ピストン10の戻し時に、 シールリング23のエアースリット24、またはシール溝のエアースリット26 からエアーを吸入するようになっているので、エアー吸入回路容積が小さくなる ため作動油の入り抜け特性が向上し、多板クラッチ8の着脱速度を早くすること ができる。 また、支持部材2にエアー吸入孔、エアー吸入弁を必要としないので、部品点 類が少く、小型、安価にまとめることができる。
【0025】 なお、本考案は、上述の実施例に限定されるものでなく、適宜な変更を行うこ とにより、他の態様でも実施することができる。例えば、実施例ではエアー吸入 手段が半径方向に設けられたエアースリット24、26であったが、代りに複数 の突起物であっても差支えないものである。 また、図示実施例では作動油の排出弁を回転ピストンに設けたものを示したが 、このかわりに回転クラッチドラム側に排出弁を設けることもできる。
【0026】
【考案の効果】
以上のとおり、本考案によれば、回転クラッチドラムのボス部と支持部材間に 設けられたシール部において、シール溝の壁あるいはシール部材の面にエアー吸 入手段を備えるものとしたから、作動油排出弁を備える回転クラッチの圧力室へ の作動油通路が解除のためドレーンされるとき、負圧でシール部材がシール溝の 壁に引き付けられてもエアー吸入手段を経てエアーが外部から作動油通路に導入 されるから、作動油は油槽へ速やかに排出されるようになり、回転クラッチの操 作応答性が向上するという効果がある。 また、支持部材にエアー吸入孔、エアー吸入弁を必要としないので、部品点数 が少く、小型軽量になるから、原価低減の効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す軸方向部分断面図
である。
【図2】第1の実施例におけるエアー吸入手段の斜視図
である。
【図3】考案の第2の実施例における軸方向部分断面図
である。
【図4】第2の実施例におけるエアー吸入手段の斜視図
である。
【図5】従来例を示す軸方向の断面図である。
【図6】従来例における排出弁の断面説明図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 支持部材 3 インプットシャフト 4 回転クラッチドラム 5 ボス部 8 多板クラッチ(回転クラッチ) 10 回転ピストン 10a 加圧面 10b 非加圧面 11 排出弁 15、16、22、52 作動油通路 17 円周溝 18、19 シール溝 21 戻しばね 23、25、51 シールリング 24、26 エアースリット(エアー吸入手段) 53 エアー吸入孔 54 エアー吸入弁 A、B 壁 C 面 R 圧力室

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動変速機の回転クラッチドラムまたは
    回転ピストンに作動油の排出弁を設け、かつ前記回転ク
    ラッチドラムのボス部とこのボス部を支持する支持部材
    との間に設けられた半径方向に貫通する作動油通路をシ
    ールするためのシール部材を備えた回転クラッチにおい
    て、前記作動油通路に高圧が印加されたとき、前記シー
    ル部材が軸方向に押し付けられるシール溝の壁Aに対向
    する壁B、またはこの壁Bに面するシール部材の面Cの
    少なくとも一方の面に、エアー吸入手段を備えてなるこ
    とを特徴とするエアー吸入手段付きシール構造。
  2. 【請求項2】 前記エアー吸入手段が前記シール部材の
    面Cまたは前記シール溝の壁Bに設けられた内周から外
    周へ連通する適数の溝であることを特徴とする請求項1
    記載のエアー吸入手段付きシール構造。
JP5528593U 1993-09-17 1993-09-17 エアー吸入手段付きシール構造 Withdrawn JPH0720457U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006528314A (ja) * 2003-07-23 2006-12-14 ツェットエフ、フリードリッヒスハーフェン、アクチエンゲゼルシャフト 3つの遊星歯車組を有する多段自動変速機
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