JP2009528481A - 圧力除去要素を備える封止装置と中間領域内に圧力カスケードを形成するための封止装置の使用法 - Google Patents

圧力除去要素を備える封止装置と中間領域内に圧力カスケードを形成するための封止装置の使用法 Download PDF

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Abstract

低圧側(N)に関して高圧側(H)を封止するための相互に移動する2つのコンポーネント(2,3)の間の封止装置(1)において、封止構成(9)が高圧側の第1の環状溝(4)内に設けられ、1つ又は複数の圧力除去要素(10a,10b)が第2の環状溝(14a,14b)内に配置され、各圧力除去要素(10a,10b)は平坦な圧力勾配を持つ第2の封止リング(15a,15b)を有する。各圧力除去要素(10a,10b)に対する流体力学的漏出速度は、特定の油圧がそれぞれの中間領域(Z,Z)内で得られるように選択される。封止リング(5,15a,15b)の流体力学的移送能力に加えて、本発明に係る封止装置(1)は、次の中間圧力領域の高圧側の中間領域圧力に対応する圧力上昇量を加えた値を超えて中間領域圧力が上昇した場合に中間領域(Z)の圧力除去のための逆止弁として働く圧力除去要素(10a,10b)内に設けられた接続路(17a,17b)による静圧除去能力を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、低圧側に関して高圧側を封止するための相互に移動する2つの対向コンポーネント間の封止装置に関する。外側コンポーネントは、封止構成を受容すべく内側コンポーネントに向かって開口する低圧側に面する環状溝だけでなく圧力除去要素を受容すべく内側コンポーネントに向かって開口する高圧側に面する第2の環状溝とを有する。封止構成は、弾性的に変形可能な材料から作られた第1の封止リング及び弾性的に変形可能な材料から作られた第1の予負荷リングを備える。第1の封止リングは、内側コンポーネント上に着座し、第1の予負荷リングにより半径方向に張力がかけられ、これにより第1の環状溝も封止される。
このような封止装置の作動中に、即ち、2つのコンポーネント間で相対的並進運動が生じているときに、個々の環状溝と環状溝の中に備えられている要素との間の中間領域内の媒体圧力上昇が発生し得る。これは、関連する設置スペース内にある、1つのコンポーネント、例えば、ピストンロッド又はピストンに関連する不利な速度により引き起こされ得る。シールと対向する走行面との間に不利な速度条件が生じた場合、シールの流体力学的復帰輸送特性は、伸長行程の結果として生じる潤滑油体積分が関連する中間領域内に移送され戻るには不十分なことがある。残留潤滑油が蓄積した結果として、中間領域内に圧力上昇が生じることがあり、これは、実際の動作圧力の何倍にもなり得る。このような圧力上昇は、これらのコンポーネントの破損、さらには破裂を引き起こすことすらあり、その結果、システム全体が機能停止することになる。
EP 0 946 837は、内側コンポーネント上に着座し、弾性的に変形可能な材料から作られた封止リングだけでなく、封止リングを半径方向に包囲し、第2の環状溝に関して封止し、弾性的に変形可能な材料から作られる引張リングをも備える圧力除去要素を開示している。高圧側と低圧側とを互いに接続するために使用される封止リング内の接続路は、この圧力除去要素を特徴付けている。接続路は、低圧側に関して高圧側を封止する封止リングにより閉じられ、圧力状況が逆転すると開かれる。上述の封止装置で使用されるこのような種類の圧力除去要素は、封止構成と圧力除去要素との間の中間領域内の圧力Pが高圧側の圧力Pを超える、即ちP>Pとなると直ちに開かれる一種の逆止弁として使用される。接続路の開口部を通して、中間領域内の圧力を高圧側に逃がすことができる。圧力除去後、中間領域内の圧力は、高圧側の圧力と同じになり、P=Pとなる。
本発明の基礎をなす目的は、圧力除去が最初に、中間圧力が封止されるべき高圧よりも実質的に大きくなったときに発生し得るような使用に応じて封止装置内の封止構成の圧力除去を制御することである。
この目的は、封止装置が1つ又は複数の第2の環状溝を有し、内側コンポーネントの上に着座し、弾性的に変形可能な材料から作られる第2の封止リングと、第2の環状溝を封止し、弾性的に変形可能な材料から作られると共に第2の封止リングを半径方向に引っ張る第2の予負荷リングとを有する第2の環状溝の各々の中に圧力除去要素が配置されるという点で、本発明により達成される。各圧力除去要素は、少なくとも1つの関連する接続路を有し、この接続路を使用して、封止構成と第1の圧力除去要素との間に配置された中間領域を高圧側に接続することができ、又は隣接する2つの圧力除去要素間の中間領域を高圧側に接続でき、又は隣接する2つの中間領域を互いに接続することができる。各接続路は、PZN>P又はPZN>PZHのときに閉じ、PZN≧Plt+Pcritのとき又はPZN≧PZH+Pcrtのときに開く。ただし、Pは、高圧側の油圧であり、PZNは、低圧中間領域内の油圧であり、PZHは、中間領域の高圧側の油圧である。Pcritは、圧力上昇値であり、この値で、又はこの値を超えると接続路が開く。
相互に移動する2つのコンポーネントを有する装置を封止するために、封止ギャップ内に一次シールが設けられる。一次シールは、封止構成の第1の環状溝内に配置されるシールである。一次シールの圧力除去を行うために、2つの環状溝が、圧力除去要素を有する高圧側に設けられる。封止装置において、内側及び外側コンポーネントは、第1及び第2の環状溝と共に内側及び外側コンポーネントが内側又は外側コンポーネント内に備えることができるように交換され得る。高圧側の1つ又は複数の圧力除去要素の構成は、高圧側の圧力が一次シールに直接負荷をかけないという利点を有する。これは、前後に並べて配置されている複数の圧力除去要素を有する構成において特に有利である。
1つ又は複数の圧力除去要素を持つ封止構成を有する封止装置では、1つ又は複数の中間領域が1つ又は複数の圧力除去要素と封止構成との間に設けられる。油圧動作時に、圧力除去要素により互いに分離されている各中間領域内に異なる油圧が発生することが可能である。隣接する中間領域の間の差圧は、関連する圧力除去要素にかかる圧力を定める。それぞれの圧力除去要素は、隣接する低圧側中間領域の圧力除去用の少なくとも1つの関連する接続路を有する。各接続路は、油圧PZNが存在する低圧側中間領域を油圧PZHが存在する隣接の高圧側中間領域と接続するか、又は高圧側の圧力Pに接続する。接続路は、PZN≦PZH又はPZN≦Pのときに閉じられ、これにより、低圧側中間領域内の圧力PZHは、高圧側中間領域内の圧力PZH又は高圧側の圧力P以下となる。この基本圧力状況において、封止リングは、高圧側中間領域又は低圧側中間領域に相対的な高圧側を封止する。本発明に係る接続路は、低圧側中間領域圧力が高圧側の圧力よりも高く、低圧側中間領域上の封止リングが高圧中間領域に関して、又は高圧側に関して中間領域を封止する反転された圧力状況PZN>PZH又はPZN>Pが生じた場合に閉じられたままになる。接続路は、最初に、圧力上昇量Pcritに等しいか、又は超えるPZN≧PZH+Pcrit又はPZN≧P+Pcritのときに開く。したがって、圧力上昇量Pcritは、接続路の臨界開口圧力を表す。
接続路により引き起こされる圧力除去は、複数の圧力除去要素が直列に配列されている場合に特に有利である。油圧動作時に、中間領域内の油圧の上昇程度は異なることがある。1つの中間領域の圧力除去は、高圧側の更なる、即ち、隣接する、中間領域の圧力にのみ依存する。圧力除去要素に作用する2つの隣接する中間領域の間の差圧PZN−PZH又は中間領域と高圧側との間の差圧PZN−Pが、対応する関連の圧力上昇Pcrit、PZN−PZH=Pcrit又はPZH−P=Pcritに達するとすぐに、関連する接続路が開き、関連する結合圧力領域又は中間領域の間に圧力平衡が生じる。このようにして、本発明に係る封止装置を用いることで、高圧側の油圧動作圧力よりも低い中間圧力PZN、PZH<Pであっても、すべての圧力条件PZN−PZH≧Pcritの下で中間領域の圧力除去が生じる。
本発明に係る封止装置の好ましい一実施の形態では、複数の接続路のうちの少なくとも1つの接続路が、第2の封止リング又は第2の環状溝内に設けられる。
第2の封止リング内に設けられた接続路は、接続路の開閉に関して有利であるが、それというのも、両方の動作状態は、対応する第2の環状溝の溝表面上、又は対応する第2の予負荷リングの外面上に封止リングを着座させることで確実になされることが保証されるからである。圧力除去要素は、逆転した圧力関係PZH>PZH又はPZN>Pの発生時に封止リング及び予負荷リングが高圧側に向かって変位するように第2の環状溝内に配置される。この場合、接続路の開口部の少なくとも1つ、通常は低圧側の開口部は、閉じたままである。更なる圧力上昇があると、圧力除去条件PZH≧PZH+Pcrit又はPZN≧P+Pcritに達するまで、予負荷リング、封止リング、又は両方のリングが変形される。次いで、圧力媒体が、接続路を通り低圧側中間領域から高圧側に流れ込めるように、接続路が開かれる。これにより、圧力上昇量Pcritは、接続路を解放するのに必要である、単位面積当たりの変形力に対応する。低圧側中間領域内に配置されている圧力媒体は、圧力除去要素に作用する差圧、即ち、PZH−PZHが圧力上昇量Pcritよりも低くなる圧力条件PZN−PZH<Pcrit又はPZN−P<Pcritが満たされるまで、接続路を通って高圧側中間領域内に流れ込み、接続路は、予負荷リング及び/又は封止リングの対応する圧力除去、膨張、又は変位により閉じられる。圧力除去に続いて、低圧中間領域内の圧力条件PZN≒(PZH+Pcrit)又はPZN≒(P+Pcrit)が成立するが、これは高圧の側面圧力+圧力上昇量よりも低い。
第2の環状溝内の接続路の構成は、第2の封止リングの封止機能が設置領域内の接続路により損なわれないという利点を有する。第2の環状溝内に設けられる接続路は、第2の予負荷リング又は第2のシールにより、又は両方により閉じられ、圧力除去構成において最初に開かれる。1つ又は複数の接続路が、環状溝内に構成される場合、通常はより経済的な方法で生産できる標準化された封止リング及び予負荷リングを利用できる。
圧力除去手順において封止リングの均等な圧力負荷を保証するために、複数の接続路が、封止リング又は環状溝の外周全体のまわりに規則正しい距離間隔で好適に設けられる。このようにして、外周全体のまわりに封止リングに負荷する圧力媒体は、中を通るように高圧側隣接中間領域に向けて均等に分配される。
接続路は、貫通孔として、切欠きとして、又は溝として好適に構成され得る。
貫通孔として規定された接続路の開閉は、複数の異なる単純な方法の本発明の封止装置により実現されうる対応する出口と入口の開閉により保証される。切欠き又は溝として構成される接続路は、第2の封止リング内に、又は第2の環状溝、特にフライス加工又は機械加工された第2の環状溝内に設けられる。これは、本発明に係る封止装置と共にそのコンポーネントの生産に関する利点を有する。
本発明に係る封止装置の好ましい一構成において、貫通孔は、溝の底部に面する外面と対応する封止リングの高圧側表面又はフランクとの間の射孔として好適に構成される。
2つの隣接する中間領域又は1つの最終中間領域及び高圧側を互いに接続する貫通孔は、少なくとも1つの低圧側開口部及び1つの高圧側開口部を有する。環状溝に面する対応する封止リング外面の溝の底部の低圧側開口部の構成は、この外面において、予負荷リングが基礎的な基本圧力状況PZN≦PZH又はPZN≦Pと圧力状態PZN>PZH又はPZN>Pの両方の下で封止リング上に着座し、これにより開口部を閉じるので、好ましくは有利である。更なる圧力上昇がある場合、予負荷リングは、圧力除去条件PZN≧PZH+Pcrit又はPZH≧P+Pcritで変形され、低圧側開口部が解放されるまで、対応する環状溝の高圧側溝フランクに押し付けられる。
接続路は、封止リングの側面又はフランクにかかる高圧で、高圧側開口部が少なくとも圧力除去構成において解放されるような形で開く。このような理由から、貫通孔の高圧側の開口部は、通常傾斜した側面の内側構造コンポーネントの近くに通常配置される。出口開口部は、封止ギャップの高さで構成されることが多い。高圧側溝フランクのそばで開口部出口を封止するのは望ましくないが、これは、高圧側開口部出口が、内側コンポーネントから隔てられている内面又は階段状の表面に設けられるという点において、高圧側に向かって階段状の断面を有する封止リングを使用することにより回避される。
貫通孔の斜孔としての構成は、圧力除去手順において直接媒体圧力流が得られるという利点を有し、また経済的であり、生産するのも容易である。
貫通孔の外向き開口部は、外面の軸方向に沿うのが好ましい。
低圧側の出口開口部は、予負荷要素の着座面として使用される、外面上に配置されている。低圧側さらには高圧側中間領域に圧力の変化が生じると、第2の環状溝内に配置された要素の圧力に依存する変位及び変形が生じる。圧力構成PZN>PZH又はPZN>Pにおいて、封止リングは、高圧側に向かう軸方向の予負荷引張リングと共に変位する。軸方向は、外側コンポーネント内での内側コンポーネントの並進運動の運動軸により定められる。低圧側にさらに圧力上昇が生じると、第2の環状溝の高圧溝フランクに押し付けられる予負荷リングの変形及び/又は圧縮が生じ、これにより、引き続いて低圧側に配置されている封止リングの外面が開く。外面上の開口部は、高圧側に向かって変位して遠ざかるほど、入口を開くために更に大きな圧力上昇が必要になる。したがって、低圧側の入口開口部の軸方向位置により、接続路の臨界開口圧力が決定され、関連する圧力上昇量Pcritが定められる。低圧側の貫通孔の開口部入口の軸方向位置を選択することにより、圧力解放要素毎に特定の開口圧力を調節できる。複数の貫通孔が封止リング内に設けられている場合、低圧側の開口部入口は、同じ軸位置に好適に配置されるが、それは、他の開口部に相対的に先行する外面内の開口は他の開口部の前に解放されて、圧力除去が早過ぎることになるからである。
第2の封止リングは、好ましくは、貫通孔の1つの開口部入口が設けられる外面の放射状の広がりにそって設けられた切欠き又は溝を有する。
本発明に係る封止装置の実施の形態では、接続路は、封止リングの外周に沿って、又は外周の一部に沿って封止リングの外面上の半径方向に伸びる低圧側の切欠き内に導かれる。圧力除去条件PZN≧PZH+Pcrit又はPZN≧P+Pcritが満たされると、予負荷リングの配向又は構成の変更により、放射状溝及び中の接続路開口部が開くことになる。この実施の形態は、封止リングの外周のまわりに配置され、放射状溝内に開く複数の接続路がある場合に特に有利であるが、それは、放射状溝の解放時にすべての接続路が同時に開き、圧力媒体が接続路のまわりに均等に分配され、高圧側の次の中間領域に流れ込むからである。
本発明に係る封止装置の更なる有利な構成において、切欠き又は溝は、溝の底部に面する外面及び対応する封止リングの高圧側フランク内に設けられる。
閉じられた状態では、この種の接続路又は溝は、外面に着座し、低圧中間領域に関して封止されている予負荷リングにより覆われる。溝又は切欠きは、外面に沿って高圧側に向かって延び、封止リングの側面に沿って高圧側上で続き、内側構造コンポーネントに面する封止リングの側縁のところで開く。切欠き又は溝の高圧側開口部は、接続路の閉じた状態と更に開いた状態の両方において通常開いている。接続路が、開いている場合、予負荷リングは、切欠き又は溝の低圧側が低圧中間領域に接続されるように変形され、これにより加圧流体が切欠き又は溝全体を通って高圧側中間領域内に流れ込むことができる。
切欠き又は溝は、軸方向に向くコンポーネントのさまざまな長さで外面上に好適に構成される。
溝又は切欠きは、軸方向に、又は軸方向に関するある角度で、外面上に伸びる。切欠き又は溝の低圧側端部の軸方向位置は、予負荷リングが高圧側に向かってどれだけ変位しなければならないかを決定する、即ち、低圧側端部を解放するために必要な変形又は力を決定する。その結果、圧力上昇量Pcritは、外面上に伸びる溝又は切欠きの部分的セクションの軸縦方向コンポーネントにより定められる。この部分的領域の軸方向の広がりが短いほど、臨界開口圧力及び圧力上昇量Pcritが大きくなる。
更に好ましい実施の形態では、接続路は、溝又は溝の底部にある切欠きとして構成され、第2の環状溝の高圧側溝フランクに設けられる。それとは別に、切欠き又は溝は、外側コンポーネント内の接続路として高圧側溝フランク内に構成され得る。
設置領域内に設けられた溝又は切欠きは、本発明に従って従来の封止予負荷リングを圧力除去に使用できるという利点を有する。低圧側の接続路の部分的長さは、溝の底部に構成され、ほとんどの実施の形態において、予負荷リングを使って閉じられるか、又は開かれる。低圧側部分品の長さ分の軸方向コンポーネントは、接続路の低圧側端部の軸方向位置、結果として、解放が生じるために超えなければならない必要な圧力上昇量Pcritを規定する。高圧側部分長は、高圧側溝フランクにそって伸び、溝フランクの下端で終わるか、又は外側コンポーネントを通る接続路として延び、第2の環状溝と隣接する第2の環状溝との間の封止ギャップに接する外側コンポーネントの内面で終わる。接続路の高圧側出口は、この実施の形態では、常に開いており、接続路の開口部は、低圧側端部の開閉により規定され、制御される。
溝は、好適に、V字型溝又は矩形の溝である。
好ましい一実施の形態では、本発明に係る封止装置は、内側コンポーネントに向かって開かれ、内側コンポーネントに着座し、弾性的に変形可能な材料から作られたワイピングリング(wiping ring)が設けられた低圧側に面する外側コンポーネント内に配置された他の環状溝を有する。
高い動作圧を有する油圧装置では、本発明に係る封止装置が、高圧負荷一次シールの解放を行う。この構成では、一次シールは、他の環状溝内に配置された隣接ワイピングリングを有する。ワイピングリングの助けを借りて、外側コンポーネント内で平行移動する内側コンポーネントは、挿入時にクリーニングされる。このようにして、封止構成及び圧力除去要素を損傷させる可能性のある、汚れ又は異物が封止装置の中間領域内に入り込むことが回避される。
本発明の好ましい一構成では、予負荷がかかっているリングの少なくとも1つは、Oリング、4エッジリング、「quad ring(登録商標)(米国ミネアポリスのQuadion社の登録商標)」、又は予成形部品である。
圧力除去要素の構成において、予負荷リングと封止リングとの間の着座面及び/又は封止リングと溝の底部との間の着座面は、その接続路の構成の実施の形態に依存する形で接続路の開閉に対し確定的である。4エッジリング又は予成形部品の場合、これらの着座面は平坦であり、2つのリングの間だけでなく、リングと設置領域との間の両方においてシールの着座を保証する。Oリング又は「quad ring(登録商標)」は、圧力除去要素の設置状態において、予負荷リングとリングが圧力除去位置に押し込まれ得る環状溝との間に自由なギャップ領域が生じるため、圧力の上昇時に変形に関する利点を有する。
本発明に係る封止装置の更なる好ましい実施の形態では、外側コンポーネントはハウジング、特に、シリンダであり、内側コンポーネントはハウジング内で誘導されるピストンのピストンロッドであり、環状溝は、外側コンポーネント又は内側コンポーネント内のいずれかに構成される。
ハウジングピストンユニットは、多くの場合、高い動作圧を有する油圧装置である。圧力除去要素に関する本発明に係る構成では、一次シールが高負荷を受けるそのような高圧システムの圧力除去を行うことができる。挿入時にピストンロッドをクリーニングするため他の環状溝内に配置されたワイピングリングにより、封止構成が補完されうる。
本発明に係る封止装置の好ましい一構成では、2つの封止リングのうちの少なくとも1つのリングは、高圧側接触面角と低圧側接触面角を持つ封止エッジを有し、高圧側接触面角の大きさは、低圧側接触面角以下である。
封止の作用に関して、動的シールの予負荷及び接触圧力の依存性は、基本的に重要である。予負荷は、内側コンポーネントを外側コンポーネント内に取り付けるときに発生する。接触圧力の依存性は、封止面に伝達される封止リングの表面の加圧流体負荷の依存性に対応する。漏出速度は、取り除かれる油膜と入り込む油膜との差から決定される。流体力学的漏出速度は、高圧側までの接触領域における圧力勾配により決定される。圧力勾配は、封止エッジと封止される内側コンポーネントとの間の接触面角に依存する。高圧側の接触面角が急角度であれば、圧力勾配は急勾配となり、また漏出速度が遅くなるが、高圧側の接触面角が平坦に近いと、圧力勾配も平坦になり、漏出速度は速くなる。
封止装置の復帰移送能力が、運び出される油の量以上である限り、封止されたシステムについて説明する。このような目的のために、本発明により一次シールとして使用される、第1の環状溝内に配置される封止構成の第1のリングは、急な圧力勾配を有する。対応する封止リングの封止エッジが対称的又は非対称的接触面角を有し、高圧側の接触面角が低圧側に比べて小さく、その結果、圧力勾配が平坦になるという点で、漏出速度が制御されつつ圧力除去要素上で生じるようにできる。
さらに、封止表面の少なくとも1つは、好適に丸み付けられている。
封止エッジを丸み付けることで、封止リングと移動する内側コンポーネントとの間のいわゆる引きずり(drag)角に変化が引き起こされ、加圧状態における特定の漏出速度を規定されることができ、またこの丸み付けは、システムの要求条件に合わせて調節できる。
本発明は、さらに、中間領域圧力カスケードを調節する本発明に係る封止装置の使用法を含み、高圧側及び低圧側の接触面角は、加圧状態において外側コンポーネント内の内側コンポーネントの前後移動時に、各封止リングに適している漏出速度が隣接する低圧側中間領域における対応する圧力除去要素内の、及び圧力除去要素上の油圧を調節する方法により規定されるように選択される。
接触面角を使うことで、各圧力除去要素の高い動的漏出は、特定の油圧が各中間領域に存在するような方法で調節される。このようにして、本発明に係る封止装置では、好ましい実施の形態において高圧側から低圧側にカスケード状に減少する、規定された中間圧力が調節される。各圧力除去要素は、封止構成における圧力工程を構成し、その量は対応する要素内の差圧に対応する。封止リングの高い動的復帰移送能力に加えて、本発明に係る封止装置は、更に、圧力除去要素に設けられた接続路による静圧除去能力(hydrostatic relief capability)も有する。接続路の弁機能により、高圧側隣接中間領域の中間領域圧力に対応する圧力上昇量を加えた値よりも高い中間領域圧力の上昇があった場合に中間領域の圧力除去が生じる。
本発明に係る封止装置の個々の要素が適切に最適化される場合、油圧システム内のシステム圧力又は作動圧力は、圧力システムの機能又は寿命を損なうことなく高められる。圧力除去要素の背後の定められた圧力を用いることで、システム全体の摩擦及び寿命に積極的な影響を及ぼす封止装置の封止ギャップ内の潤滑油膜形成が改善され得る。この最適な条件は、圧力除去要素の圧力解放の開口圧力、即ち圧力上昇量を調節することで満たされる。低圧側の開口部出口、即ち、低圧側の接続路の端部は、第2の封止リング又は第2の予負荷リングの内側の外径上に又は第2のリング溝内に、軸方向に異なる形で配置され、これにより、互いに関する圧力除去要素の圧力依存変位の結果、調節可能な高いか、又は低い開口圧力が生じる。
高い動的移送能力と静圧除去との間の協力的相互作用により、例えば圧力除去路を持つ圧力シールと関連する隣接二次シールを有する封止装置を使用し、有利な動作条件の下で、外方向の漏れが改善されるか、又はまったくない状態の長時間動作を続けられる。
中間圧力カスケードの調節のための本発明に係る封止装置の他の好ましい応用において、中間領域内の油圧は、等しい差圧が各第2の封止リング上に生じるように調節される。
この種の本発明の封止装置の応用の利点は、すべての圧力除去要素が、全く同じようにして、高い圧力で加圧された一次シールの圧力除去に寄与する点である。これにより、等しい階段状中間領域圧力カスケードの個々のコンポーネントに対し、同じ程度の負荷がかかり、その結果、封止装置全体の寿命が延びる。
本発明の更なる利点は、説明と図面とから引き出される。本発明に係る封止装置は、図1から図4の実施の形態の全体及び各コンポーネントで表される。図に示されている実施の形態は、かなり省略された図であり、また縮尺通りでない。
図1は、低圧Nに関して高圧側Hを封止するための隣接する2つの移動コンポーネントの間の本発明に係る封止装置1を示している。内側コンポーネント2は、軸方向20に並進運動を実行できるように外側コンポーネント3内に配置されている。外側コンポーネント3は、シリンダ状ハウジングであり、内側コンポーネント2は、ハウジング内で案内されるピストンのピストンロッドである。内側コンポーネント2及び外側コンポーネント3の交換も考えられ、例えば、外側コンポーネント3をピストンとして、内側コンポーネント2を管として構成することができる。図1は、縦方向断面における封止装置1の上半分の領域を示している。
外側コンポーネント3は、内側コンポーネント2に向かって開口する合計3つの環状溝を有する。第1の環状溝4が低圧側Nに面し、第2の環状溝14a及び14bが高圧側Hに面している。封止構成9は、第1の環状溝4内に配置され、第1の環状溝4は、弾性的に変形可能な材料から作られた内側コンポーネント2に着座している第1の封止リング5を有し、弾性的に変形可能な材料から作られ、封止リング5に半径方向に負荷をかけると共にリング溝4を封止する第1の予負荷リング6を囲む。第1の予負荷リング6は、エラストマから作られたOリングとして構成される。この封止構成は、一次シールとして使用され、したがって、第1の封止リングの封止エッジ8は、急な圧力勾配を有する。急な圧力勾配及び関連する低い漏出速度は、第1の封止リング5及び内側コンポーネント2間の高圧側接触面角αと低圧側接触面角βに依存し、高圧側接触面角αは低圧側接触面角βよりも大きい。
第2の環状溝14a内には第1の圧力除去要素10aが設けられ、他の第2の環状溝14b内には他の圧力除去要素10bが設けられる。圧力除去要素10a及び10bは、夫々第2の封止リング15a及び15bを備え、第2の封止リング15a及び15bは、弾性的に変形可能な材料から作られた内側コンポーネント2及び弾性的に変形可能な材料から作られた対応する第2の予負荷リング16a及び16b上に着座しており、対応する封止リング15a及び15bに半径方向に負荷をかけて対応する第2のリング溝14a及び14bを封止する。第1の圧力除去要素10a上の第2の予負荷リング16aはOリングであり、第2の予負荷リング16bは予成形部品である。第2の封止リング15a及び15bは、封止エッジ18a及び18bと共に内側コンポーネント2に着座し、対応する高圧側接触面角α及びαは、夫々、対応する低圧側接触面角β、βよりも小さい。その結果得られる表面圧力勾配も、1つの封止エッジにおいて、対称的、即ち、等しい接触面角をにより達成され得る。さらに、引きずり(drag)依存性は、封止エッジの丸み付けにより影響を受ける可能性がある。
第1の圧力除去要素10a及び他の圧力除去要素10bの封止構成9における直列配置は、封止構成9及び第1の圧力除去要素10a間の第1の中間領域Zと第1の圧力除去要素10a及び他の圧力除去要素10b間の第2の中間領域Zを規定する。封止エッジ18a及び18b上の表面圧力勾配を使用して、加圧状態において外側コンポーネント3内の内側コンポーネント2の並進運動時に圧力除去要素10a及び10bに対するある種の漏れを規定することができる。関連する漏出速度は、圧力除去要素に接する中間領域内の低圧側の油圧を決定し、第1の圧力除去要素10aについては、第1の中間領域Z内の圧力PZa、他の圧力除去要素10bについては、他の中間領域Z内の圧力PZBを決定する。中間領域圧力PZA及びPZBは、封止装置において、低圧側の圧力Pから高圧側の圧力Pへの段階的上昇がP<PZA<PZB<Pとして生じるように調節される。いくつかの中間領域圧力PZA及びPZBの選択により、等しい階段状圧力カスケードを調節することができ、これにより、封止構成9さらには両方の圧力除去要素10a及び10b、特に、第1の封止リング5並びに第2の封止リング15a及び15bは、等しい差圧PZA−P=PZB−PZA=P−PZBで負荷をかけられる。図1は、中間領域カスケード内の基礎的な圧力構成P<PZA<PZB<Pを示している。封止構成9の低圧側は、第1の環状溝4上に着座し、これにより、低圧側Nに関して第1の中間領域Zを封止する。
第1の圧力除去要素10aの第2の封止リング15aは、第1の中間領域Zと他の中間領域4との間の接続路として使用される貫通孔17aを有する。貫通孔17aは、溝19aの底部に面する外面11aと高圧側に面する第2の封止リング15aの側面12aとの間の斜孔である。貫通孔17aの出口開口部の高圧側を有効にするために、側面フランク13aの傾斜した側面12aが好ましいが、それは、内側コンポーネント2に近接する側面12aが、反転した圧力構成PZA>PZBで第2の環状溝14a上に着座しないからである。貫通孔17aの低圧側出口開口部は、外面11aの軸方向20の高圧側Hに関して変位される。第2の封止リング15aは、外面11aの半径方向に沿って配置された他の溝又は切欠きを有することができ、第2の封止リング15a内に設けられたすべての貫通孔の低圧側で出口開口部を受容する。基本的圧力状況PZA<PZBでは、低圧側の圧力除去要素10aは、第2の環状溝14a上に着座し、貫通孔17aは、外面11a上に着座する第2の予負荷リング16aにより閉じられる。
他の圧力除去要素10bの第2の封止リング15bは、第2の環状溝14bの溝底部19bに面する外面11b、さらには、他の中間室Z及び高圧側Hを互いに接続するために使用できる高圧側フランク13b内に伸びる切欠き17bを有する。切欠き17bは、溝とすることができる。外面11b内に伸びる切欠き17bの部分的広がりの軸方向20内の縦方向コンポーネントは、外面11bの全長よりも短く、その結果、切欠きの低圧側端は、高圧側Hに向かって変位する。図示されている基本的圧力状況PZb<Pでは、第2の封止リング15b及び他の圧力除去要素10bの第2の予負荷リング16aは、第2の環状溝14bの低圧側溝フランク上に着座し、第2の予負荷リング14bは、外面11b上に載る広い面積を使って切欠き17bの低圧側端部を閉じる。切欠き17bの高圧端部は、傾斜側面12bのエッジ内に入り込み、開いた状態にある。
図2は、図1に係る封止装置1において図1の個々の要素の位置が圧力除去構成PZb≧P+Pcritの発生の下でどのように変化するかを示している。この圧力除去構成では、他の中間領域Z内の圧力PZbは、高圧側の圧力Pを超え、その結果、他の圧力除去要素10bは、方向21に押されて高圧側Hに向かい、その結果、高圧側で着座する第2の環状溝14b上のフランクに当たる。他の領域の圧力PZbの他の上昇に応じて、第2の予負荷リング16bが作動され、第2の環状溝14bの高圧側溝フランクに向かう他の変位を生じる。第2の予負荷リングのこの運動に応じて、圧力除去状況PZb≧P+Pcritにおける刻み面17bは、開かれ、中間領域Z内に配置される圧力媒体が、方向22に流れ、切欠き17b内を流れ、方向23に入り込み、高圧側Hに進む。他の中間領域Zのこの圧力除去は、低圧側の過度の圧力がもはや圧力上昇量Pcrit,PZb−P<Pcritを超えなくなり、第2の予負荷リング16bがもはや、もう一度外面11b上の予負荷リング17bの着座により切欠き17bの低圧側端部が閉じられるように高圧側に向かう方向に十分変形されなくなるまで行われる。
封止構成9の位置も第1の圧力除去要素10aの位置も、圧力条件PZb>P,さらには圧力除去位置PZb≧P+Pcritにおいて変化しないが、それは条件P<PZa<PZbが成立し続けるからである。これにより、他の中間領域Zの圧力除去は、封止構成9に影響を及ぼさず、このことが一次シールの圧力除去に対する多段圧力カスケードの有効性及び利点を際だたせている。
図3は、本発明に係る封止装置の例示的な圧力除去要素の断面図を示している。圧力除去要素10cは、外側コンポーネント3内に構成される第2の環状溝14c内に配置され、要素10cは内側コンポーネント2上に着座した第2の封止リング15cと共に予負荷リング16cをも備える。圧力除去要素10cは、第2の環状溝14c内に配置されている設置領域内の溝17cとして構成される、関連する接続路を有する。溝17cは、矩形溝であり、第2の環状溝14cの高圧側の溝底部19cだけでなく溝側面29c内も通る。図に示されている基本的構成では、圧力除去要素10cは、低圧側に接する中間領域16cに関して高圧側Hを封止し、溝17cは、圧力解放路として使用され、第2の予負荷リング16cにより封止される。
図4は、本発明に係る封止装置の圧力除去要素の付加的実施例の切断図を示している。環状溝14dは、外側コンポーネント3内に設けられ、内側コンポーネント上に着座した第2の封止リング15d、及び第2の予負荷リング16dを備える圧力除去要素10dを含む。圧力除去要素10dは、第2の環状溝14d及び外側コンポーネント3内の設置領域に設けられている関連する接続路17dを有する。接続路17dは、切欠き又は溝の形で第2の環状溝14dの溝底部19d内に構成され、外側コンポーネント3内の貫通孔の形で、高圧側溝フランク29dを通って伸びる。図4は、第2の封止リング15d及び第2の予負荷リング16dが第2の環状溝14dの高圧側溝フランク29dに着座する圧力除去構成を示している。第2の予負荷リング16dの圧力に関係する変形により、溝底部19b内に構成された接続路17dの低圧側開口部が開き、これにより、油圧液が中間体積部分又は領域Z内の低圧側から矢印24の方向に接続路17d内を流れ、内側コンポーネント2と外側コンポーネント3の間の封止ギャップのところで高圧側Hの矢印25の方向に外側コンポーネント3の内面30dに入り込む。
低圧側に関して高圧側を封止するための2つの相互に移動するコンポーネントの間の封止装置は、第2の環状溝内に配置された1つ又は複数の圧力除去要素を有する第1の環状溝内に配置された封止構成を有する。圧力除去要素は、それぞれ、平坦な圧力勾配を持つ第2の封止リングを有する。圧力除去要素のそれぞれに対する高い動的漏出速度は、特定の油圧が各中間領域内に存在するように、また、中間領域圧力カスケードが構成されるように調節される。封止リングの高い動的移送能力に加えて、本発明に係る封止装置は、静圧除去のオプション機能を有しており、これにより、圧力除去要素に隣接するか、又は圧力除去要素内に構成される接続路は、高圧側の隣接する中間体積分の中間体積圧力に対応する圧力解放量を加えた値を超える中間体積分における圧力の上昇に応じた中間体積分の圧力除去に対する逆止弁として働く。
基礎的な圧力状況における例示的な封止装置の断面図である。 圧力除去構成の図1の例示的な封止装置の断面図である。 本発明に係る封止装置の例示的な圧力除去要素の断面図である。 本発明に係る封止装置の圧力除去要素の付加的実施例の断面図である。
符号の説明
1 軸止装置
2 内側コンポーネント
3 外側コンポーネント
4 第1の環状溝
5 第1の封止リング
6 第1の予負荷リング
8 封止エッジ
9 封止構成
10a 第1の圧力除去要素
10b 他の圧力除去要素
14a,14b 第2の環状溝
15a,15b 第2の封止リング
16a,16b 第2の予負荷リング
18a,18b 封止エッジ

Claims (17)

  1. 低圧側(N)に関して高圧側(H)を封止するための相互に移動する2つのコンポーネント(2、3)間の封止装置であって、外側コンポーネント(3)は、内側コンポーネント(2)に向かって開口し、前記低圧側(N)に面する第1の環状溝(4)と、前記内側コンポーネント(2)に向かって開口し、前記高圧側(H)に面する少なくとも1つの他の環状溝(14a,14b,…)とを有し、前記第1の環状溝(4)内に、前記内側コンポーネント(2)上に着座し、弾性的に変形可能な材料から作られた第1の封止リング(5)と、前記第1の封止リング(5)上に半径方向に広がると共に前記環状溝(4)を封止し、弾性的に変形可能な材料から作られた予負荷リング(6)とを有する封止構成(9)が設けられ、前記第2の環状溝(14a,14b,…)の各々の中に圧力除去要素(10a、10b、…)が設けられ、前記圧力除去要素(10a,10b,…)は、前記内側コンポーネント(2)上に着座し、弾性的に変形可能な材料から作られた第2の封止リング(15a,15b,…)と、前記第2の封止リング(15a,15b,…)上に半径方向に広がると共に前記第2の環状溝(14a,14b,…)を封止し、弾性的に変形可能な材料から作られる第2の予負荷リング(16a,16b,…)とを有し、各圧力除去要素(10a,10b,…)は、これらに関連付けられた少なくとも1つの接続路(17a,17b,…)を有し、当該接続路は、前記封止構成(9)及び前記第1の圧力除去要素(10a)間の中間領域(Z)又は隣接する2つの圧力除去要素(10a,10b)間の中間領域(Z)を前記高圧側(H)に接続することができるか、又は隣接する2つの中間領域(Z,Z,…)を互いに接続することができ、各接続路(17a,17b,…)は、圧力構成PZN>P又はPZN>PZHにおいて閉じられ、圧力除去構成PZN≧P+Pcrit又はPZN≧PZH+Pcritにおいて開き、Pは、高圧側(H)の油圧であり、PZNは、前記低圧側中間領域の油圧であり、PZHは、高圧側中間領域の油圧であり、Pcritは、この圧力を超えると前記接続路(17a,17b,…)を開く圧力上昇量である、相互に移動する2つのコンポーネント(2,3)間の封止装置。
  2. 前記接続路(17a,17b,17c,17d)のうちの少なくとも1つの接続路は、前記第2の封止リング(15a,15b)又は前記第2の環状溝(14c,14d)内に設けられることを特徴とする請求項1に記載の封止装置。
  3. 前記接続路は、貫通孔(17a,17d)、切欠き(17b)、又は溝(17c)であることを特徴とする請求項2に記載の封止装置。
  4. 前記貫通孔(17a)は、特に、前記溝(19a)の底部に面する外面(11a)と前記対応する封止リング(15a)の高圧側表面又はフランク(12a、13a)との間に配置された斜めの貫通孔であることを特徴とする請求項3に記載の封止装置。
  5. 前記貫通孔(17a)の開口部出口の1つは、前記外面(11a)の軸方向に沿って配置されることを特徴とする請求項4に記載の封止装置。
  6. 前記第2の封止リング(15a,15b)は、前記貫通孔(17a)の出口開口部が設けられる前記外面(11a,11b)の半径方向に沿って配置された切欠き又は溝を有することを特徴とする請求項4に記載の封止装置。
  7. 前記切欠き(17b)又は溝は、前記溝(19b)の底部に面する外面(11b)及び前記対応する封止リング(15b)の高圧側フランク(13b)内に設けられることを特徴とする請求項3に記載の封止装置。
  8. 前記切欠き(17b)又は溝は、軸方向コンポーネントに関して異なる長さを有する前記外面(11b)内に形成されることを特徴とする請求項7に記載の封止装置。
  9. 前記接続路(17c,17d)は、前記溝(19c,19d)の底部内に溝又は切欠きの形で、また第2の環状溝(14c,14d)の高圧側溝フランク(29c,29d)内に設けられ、それとは別に、前記切欠き又は溝は、前記外側コンポーネント(3)内の貫通孔の形で前記高圧側溝フランク(29c,29d)内に形成され得ることを特徴とする請求項2に記載の封止装置。
  10. 前記溝は、V字型溝又は矩形溝であることを特徴とする請求項3、又は6乃至9のいずれか1項に記載の封止装置。
  11. 他の環状溝は、前記内側コンポーネント(2)に向かって開口し、前記内側コンポーネント(2)に着座し、弾性的に変形可能な材料から作られたワイピングリングを有する前記低圧側(N)に面する前記外側コンポーネント(3)内に設けられることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の封止装置。
  12. 前記予負荷リング(6,16a,16b,16c,16d)の少なくとも1つは、Oリング、4エッジリング、「quad−ring(登録商標)」、又は予成形部品であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の封止装置。
  13. 前記外側コンポーネント(3)は、ハウジング、特に、シリンダであり、前記内側コンポーネント(2)は、前記ハウジング内で誘導されるピストンのピストンロッドであり、前記環状溝(4,14a,14b)は、前記外側コンポーネント(3)又は前記内側コンポーネント(2)のいずれかに構成されることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の封止装置。
  14. 前記他の封止リング(15a,15b)のうちの少なくとも1つは、高圧側接触面角(α,α)と低圧側接触面角(β,β)を持つ封止エッジ(18a,18b)を有し、前記高圧側接触面角(α,α)の大きさは、前記低圧側接触面角(β,β)以下であることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の封止装置。
  15. 前記封止エッジ(18a,18b)のうちの少なくとも1つは丸み付けられていることを特徴とする請求項14に記載の封止装置。
  16. 中間領域圧力カスケードを調節するための請求項14又は15に記載の封止装置の使用法であって、前記高圧側及び低圧側接触面角(α,β,α,β,…)は、加圧状態において前記外側コンポーネント(3)の前記内側コンポーネント(2)の前後運動時に、各個別封止リング(15a,15b,…)について規定される漏出速度が確定され、これにより前記低圧側中間領域(Z,Z,…)内の前記油圧が調節されるように、選択されることを特徴とする封止装置の使用法。
  17. 前記中間領域(Z,Z,…)間の油圧は、各第2の封止リング(15a、15b、…)間で同じ差圧が生じるように調節されることを特徴とする請求項16に記載の中間領域圧力カスケードを調節するための封止装置の使用法。
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