JPH072043B2 - 耕うん機 - Google Patents

耕うん機

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JPH072043B2
JPH072043B2 JP61239866A JP23986686A JPH072043B2 JP H072043 B2 JPH072043 B2 JP H072043B2 JP 61239866 A JP61239866 A JP 61239866A JP 23986686 A JP23986686 A JP 23986686A JP H072043 B2 JPH072043 B2 JP H072043B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、耕うん機、特にロータリを一体に構成した小
型の耕うん機に係り、詳しくは、ロータリの深度を調節
する橇部材を備えた耕うん機に関する。
(ロ)従来の技術 一般に、耕うん機は、正転又は逆転に切換え得るロータ
リを機体に設置して、該ロータリを正転又は逆転させ、
かつオペレータがハンドルを持って一緒に歩行すること
により、ロータリの爪部にて土壌を攪拌して圃場を耕う
ん作業しているが、前記耕うん機は、ロータリの正転作
業時に圃場が硬かったり石が埋まっている等の際には、
ロータリが機体に瞬間的に前進方向の力を加えるダッシ
ングを起こすことがあり、両手でハンドルを持ちながら
歩行して耕うん作業しているオペレータは急に前方に引
張られて転倒する等の危険を伴う。特に、近時、ロータ
リを一体に組込んだ小型の耕うん機が案出されている
が、該小型の耕うん機は、通常、家庭菜園等にて操作に
不馴れな素人が用いる場合が多く、操作の簡便性と共に
一層の安全性が希求されている。
そこで、機体後方に備えた抵抗棒を上下に摺動・位置決
めして土中に喰込ませ、圃場から大きな抵抗を受けなが
ら走行することによりダッシングを防止すると共に、畑
作地等の軟らかい圃場では前記抵抗棒だけではロータリ
を支えきれない場合があるため、耕深規制棒を手動調整
して適宜位置に固定し、該規制棒先端に設けた橇部材に
てロータリを支えながら耕うん作業するように構成した
耕うん機が本出願人により提案されている(特願昭61−
176996号参照)。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかし、上述した本出願人にて提案されている耕うん機
は、耕深規制棒を手動により上下に摺動して位置決めし
ているが、該操作は、一方の手で耕深規制棒を上下摺動
すると共に、他方の手で固定用のピンを操作して該規制
棒に形成した多数の孔のうちの1つに挿入して位置決め
・固定するように構成されているため、必ず両手を使用
しなければならず、このため耕深規制棒による耕深設定
に手間が掛かって操作性が悪くなる虞れがある。
(ニ)問題を解決するための手段 本発明は、上述問題点を解消することを目的とするもの
であって、例えば第1図ないし第3図に示すように、機
体に形成した案内部43の前後いずれか一側にロック部材
52を設置すると共に、他側には傾斜部43b若しくは隙間4
3cを設け、更にバー部材10を前記案内部43の一側に付勢
する付勢手段56,57を設置する。そして、バー部材10の
一側に形成した多数の切欠き部10a…をロック部材52に
付勢して係合するように構成したことを特徴とするもの
である。
(ホ)作用 上述構成に基づき、耕深規制棒10を機体上下方向に摺動
して耕深の設定作業を行う際、片手で耕深規制棒10を把
持して案内部43の他側に向けて引く。すると、案内部43
の傾斜部43b若しくは隙間43cに沿って該規制棒10が摺動
されて切欠き部10aがロック部材52から外され、これに
より規制棒10は解放される。この状態において、耕深規
制棒10を案内部43の他側に引きながら機体上下方向に摺
動し、適宜位置決めした時点でロック部材52に対応する
位置にある切欠き部10aを該ロック部材52に係合しなが
ら手を離すと、前記規制棒10が付勢部材56,57にて該ロ
ック部材52に向けて付勢・移動され、該ロック部材52と
切欠き部10aとが係合・固定されるため、耕深規制棒10
はその耕深設定位置にセットされる。
(ヘ)実施例 以下、図面に沿って、本発明による実施例について説明
する。
耕うん機1は、第12図に示すように、機体フレームを構
成するミッションケース2、エンジン3、走行車輪5、
ロータリ6、ハンドル7、抵抗棒9及び耕深規制棒10を
備えている。ミッションケース2はプレスにより形成さ
れた合せケースからなる大型の部材からなり、その前方
にエンジン3載置用のエンジンフレーム11が固定され、
またロータリ6上にはロータリカバー12が設置されてい
る。更に、斜め後方に向けて延びるようにハンドル7が
取付けられ、更にその八字状ケース部(第11図参照)の
先端部分にそれぞれ走行車輪5及びロータリ6が装着さ
れている。また、エンジン3の出力プーリからミッショ
ンケース2の入力軸13(第7図、第8図参照)に固定さ
れたプーリに亘って主クラッチを構成するテンションプ
ーリにて緊張・弛緩自在にベルトが巻掛けられており、
かつ該ベルト及びプーリはケース15にて覆われている。
更に、ミッションケース2の上部からハンドル7の上方
に沿って変速レバー16が延びており、かつ該変速レバー
16はエンジン3上部の燃料タンク17及びミッションケー
ス2に亘って取付けられているガイド板19のガイド溝20
(第9図及び第10図参照)に案内される。なお、該ガイ
ド板19のガイド溝20は、第9図又は第10図に示すよう
に、横(左右)方向が前進1速位置F1、前進2速位置
F2、中立位置N、後進位置R及び作業中立位置N′を有
する走行変速段からなり、また縦(上下)方向が正転位
置S、中立位置NR及び逆転位置Cを有するロータリ回転
方向切換段からなる。
そして、変速レバー16は、第5図ないし第8図に示すよ
うに、その基端部がコ字状になっており、該コ字状部16
aがボルトピン21にて上下方向回動自在にかつ左右方向
に一体に連動するようにシフタ連動軸22に連結されてい
る。更に、該シフタ連動軸22はミッションケース2に固
定されているカラー23に回転自在に支持されていると共
に該ケース2内にて変速アーム25が溶着されている。ま
た、ミッションケース2にはその左右側面に亘って変速
シフト軸26が配設され、かつ該シフト軸26の両端はカラ
ー27,27により挾持されてボルト29,29にて固定されてお
り、更に該シフト軸26にはシフトフォーク30が摺動自在
に嵌挿している。また、該シフトフォーク30はシフト軸
26との間でクリックストップ機構により所定位置に位置
決め付勢されていると共に、前記変速アーム25に連結さ
れ、かつ入力軸13に摺動のみ自在にスプライン結合して
いる走行用シフタ歯車31に係合している。一方、前記変
速シフト軸26を挾持しているカラー27,27にはコ字状か
らなる連動アーム32が回動自在に支持されており、該連
動アーム32には横方向に延びる長孔32aが形成され、か
つ該長孔32aに前記変速レバー16が貫通している。これ
により、変速アーム16の上下移動により連動アーム32は
カラー27を中心に回動するが、レバー16の左右動は長孔
32aにて吸収され連動アーム32には伝わらない。また、
ミッションケース2に固定されているカラー33にはロー
タリ用シフタ連動軸35が回転自在に支持されており、該
連動軸35はケース外方にてプレート36が固定され、更に
該プレート36の先端にはピン37が固定されており、該ピ
ン37は一端を連動アーム32に連結したロッド39にパイプ
40を介して連結されている。また、連動軸35のケース内
方部にはロータリ用変速アーム41が溶着されている。
一方、第1図に示すように、ミッションケース2におけ
る後方部には、2枚の合せケースに摺動溝42,43がそれ
ぞれプレス加工にて形成され、かつこれら摺動溝42,43
には前記抵抗棒9及び耕深規制棒10がそれぞれ摺動自在
に挿通されている。また、ミッションケース2後部上方
にはブラケット2aが形成され、かつ該ブラケット2aには
ベルクランク状のリンク45が機体前後方向回動自在に支
持されている。更に、第5図に示すように、該リンク45
はその一端がコの字状に形成されかつ該コの字部分には
長孔45が穿設されており、またその他端には孔45bが穿
設されている。一方、前記抵抗棒9はその先端に抵抗板
46が機体前下方に傾斜して固設されていると共に、その
他端をリンク45のコの字状部分に挾持されかつ該リンク
45の長孔45aと共にピン47を貫通されることにより、該
リンク45の回動にて機体上下方向に摺動するように構成
されている。更に、リンク45はその孔45bにロッド39の
他端に形成したカギ部39aが回動自在に嵌挿されてお
り、従ってロッド39に牽引されることにより回動して抵
抗棒9を機体上下方向に摺動する。
また前記耕深規制棒10は、第1図ないし第4図に示すよ
うに、その長手方向に沿って多数の切欠き部10a…が形
成されていると共に、一端に橇部材49が固設されかつ他
端には手動レバー50が固設されており、更に該他端をロ
ータリカバー12から上方に突出している。また、摺動溝
43は、第1図及び第3図(a),(b)に示すように、
2枚の合せケースの一方にプレス加工した凹部2bを他方
の平面部2cと合わせて形成され、かつ機体前方に向いた
一側下方には前方に向けて所定量傾斜したテーパ(又は
アール)部43aが形成されていると共に、機体後方に向
いた他側には下方から上方に向けて所定量傾斜する傾斜
部43bが形成されている。更に、ロータリカバー12の摺
動溝43上方に対応する位置には、該摺動溝43と同形状の
孔51aを穿設したプレート51がボルト止めされ、かつ該
プレート51の一端には耕深規制棒10の切欠き部10a…を
係合するロックピン52が固設されていると共に、他端に
は、パイプ53を設けたブラケット55が固設されており、
更に該パイプ53にはスプリング57及びワッシャ58を介在
してピン56がその一端を嵌合している。一方、第4図に
示すように、前記耕深規制棒10の切欠き部10a…はその
開放部両端が耕深規制棒10と直角方向より外方にそれぞ
れ所定角θだけ広げて形成されており、これによりプレ
ス加工時のカエリの発生を防止すると共に、ロックピン
52への係合が容易になるように構成されている。
また、第6図ないし第8図に示すように、前記変速シフ
ト軸26に隣接してミッションケース2両側面に亘るよう
にロータリ用シフト軸59が配設されており、更に該シフ
ト軸59にはシフトフォーク60が摺動自在に嵌挿してい
る。そして、該シフトフォーク60はシフト軸59との間で
クリックストップ機構により所定位置に位置決め付勢さ
れていると共に、前記変速アーム41に連結し、かつ入力
軸13に摺動自在にスプライン結合しているロータリ用シ
フタ歯車61に係合している。
なお、第7図において、変速用シフタ歯車31が歯車62に
係合して前進1速F1、歯車63に常時噛合している歯車65
に係合して前進2速F2、そして常時歯車66に噛合してい
る歯車67に係合して後進Rが得られ、またロータリ用シ
フタ歯車61が歯車69に係合して正転S、歯車70に常時噛
合している歯車71に係合して逆転Cが得られる。更に、
走行伝動系の回転はチェーン及び差動歯車を介して走行
車輪5に伝達され、またロータリ伝動系の回転はチェー
ンを介してロータリ6に伝達される。
また、第6図及び第8図に示すように、ハンドル7はコ
字状のブラケット72によりミッションケース2を挾むよ
うに取付けられており、かつ該ブラケット72の取付けに
よりロータリ用シフト軸59の抜止めが図られている。
本実施例は以上のような構成よりなるので、エンジン3
の回転はケース15内のベルトを介してミッションケース
2部位の入力軸11に伝達される。そして、オペレータが
変速レバー16をガイド板19のガイド溝20に沿って横(左
右)方向に移動すると、該変速レバー16の左右動はシフ
タ連動軸22及び変速アーム25を介してシフトフォーク30
に伝えられ、該フォーク30をシフト軸26に沿って摺動
し、ガイド板の表示に対応した適宜位置にて位置決めさ
れる。例えば、変速レバー16を中立位置Nから前進2速
位置F2に移動すると、フォーク30は走行変速用シフタ歯
車31を歯車65に係合して耕うん機1を非作業走行に適応
すべく高速走行し、また後進位置Rに移動すると、シフ
タ歯車31は歯車67に係合して後進する。なおこの際、変
速レバー16の左右動によっては、該レバー16が長孔32a
内を摺動するだけで連動アーム32は何等影響を受けず、
ロータリ停止位置NRに保たれている。
そして、変速レバー16をガイド板19における作業中立位
置N′に位置した状態で、該レバー16をガイド溝20に沿
って縦(上下)方向に操作すると、連動アーム32がシフ
ト軸26を中心に上下方向に回動する。すると、ロッド39
及びプレート36を介してロータリ用シフタ連動軸35が回
動し、更に変速アーム41を介してシフトフォーク60をシ
フト軸59に沿って摺動し、かつガイド板の表示に対応し
た適宜位置にて位置決めされる。例えば、変速レバー16
を中立位置NRから正転位置Sに移動すると、シフトフォ
ーク60はシフタ歯車61を歯車69に係合して前進方向と同
方向の回転をロータリ6に伝達する。この際、変速レバ
ー16の操作に連動してアーム32が機体下方に向けて回動
され、更に該アーム32がロッド39を機体後方に移動する
ことにより該ロッド39がそのカギ部39aにてリンク45を
機体後方に向けて回動する。この状態では、該リンク45
はピン47を長孔45aに沿って摺動させながら抵抗棒9と
共に抵抗板46を機体下方に向けて移動し、これにより、
該抵抗板46は機体の走行によって土中に深く喰い込んで
大きな抵抗を受け、ロータリ6による圃場からの反力を
吸収してダッシングを防止する。また逆転位置Cに移動
すると、シフタ歯車61が歯車71に係合して前進方向と逆
方向の回転をロータリ6に伝達する。この状態では、ロ
ータリ6の正転時とは反対にアーム32が機体前方に向け
て回動され、これによりロッド39がリンク42をアーム32
と同方向に回動して抵抗棒9及び抵抗板46を機体上方に
向けて移動する。従って、この状態では、抵抗板46が土
中に深く喰い込まないため圃場から大きな抵抗を受ける
ことはない。
そして、変速レバー16を上又は下に移動した状態で、該
レバー16をガイド溝20に沿って前進1速位置F1になるよ
うに横方向に移動する。すると、前述と同様に、シフタ
連動軸22、変速アーム25及びシフトフォーク30を介して
シフタ歯車31を歯車62に係合するようにシフトし、作業
に適した低速回転を車輪5に伝達する。これにより、ロ
ータリ6が正転又は逆転にて回転した状態で耕うん機1
が前進し、耕うん作業が行われる。
また、硬い圃場では、抵抗棒9によりその耕深が定まる
ため、橇部材49を有する耕深規制棒10による調整は不要
であるが、軟らかい圃場(畑作地等)では、抵抗棒9に
よってはロータリ6を支えきれない場合がある。この
際、橇部材49をその使用状態にセットするため、まず片
手で手動レバー50を握って機体後方に引く。すると、耕
深規制棒10がスプリング57の付勢力に抗してピン56を押
圧しながら傾斜部43bに沿って後方に傾斜される。この
ため、係合ピン52に係合していた切欠き部10aが外され
て、耕深規制棒10はフリー状態にされる。この状態にお
いて、オペレータは手動レバー50を片手で握ったまま上
方に又は下方に摺動して規制棒10を適宜位置決めし、そ
して係合ピン52に対応する位置にされた切欠き部10aを
該ピン52に合わせながら手を離す。これにより、耕深規
制棒10はスプリング57による付勢力にて前方に移動さ
れ、切欠き部10aが係合ピン52と係合されて規制棒10は
位置決め・固定される。なお、該規制棒10を後方に傾け
た状態で上下に摺動する際、規制棒10の一側が、摺動溝
43の機体前方に向いた一側の下方に摺接するが、該一側
下方にはテーパ(又はアール)部43aが形成されている
ため、耕深規制棒10は切欠き部10a…を引掛けることな
くスムーズに摺動される。また、耕うん機1が前進され
ると、橇部材49が圃場面からの抵抗力にて後方に押圧さ
れ、耕深規制棒10がロックピン52との係合部を支点とし
て第1図反時計方向に回動しようとするため、切欠き部
10aはロックピン52との係合を一層強められ、これによ
り前記規制棒10は設定された位置に更に確実に固定され
る。
また、第13図(a),(b)に示すように、パイプ53の
横方向に挿通孔53aを穿設し、かつ該挿通孔53aにクリッ
プピン73を着脱してピン56を規制・解放することによ
り、耕深規制棒10を摺動する必要のない場合に、その切
欠き部10aがロックピン52から外れるのを防止して、該
規制棒10を更に確実に固定するように構成しても良い。
(ト)発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、バー部材10を付
勢部材56,57にて案内部43の一側に付勢して該バー部材1
0の切欠き部10a…をロック部材52に付勢・係合するよう
に構成すると共に、案内部43の他側に傾斜部43b若しく
は隙間43cを形成したので、バー部材10を片手で案内部4
3の他側に引いて摺動させるだけで、簡単に係合ピン52
から外してフリー状態とすることができ、更にそのまま
上下に摺動して適宜の位置で手を離すだけで、付勢部材
56,57の付勢力によりバー部材10の切欠き部10aをロック
部材52に係合して確実に固定することができ、これによ
りバー部材10を摺動して耕深を設定する際、該バー部材
10を片手のみを用いて容易に位置決め・固定することが
でき、従ってワンタッチで橇部材49による耕深設定が行
える操作性の良い耕うん機1を提供することができると
共に、その簡単な構造によりコストダウンも図ることが
できる。
更に、案内部10の一側の下部を、バー部材10の切欠き部
10aを案内するテーパ面(又はアール面)43aとすると、
バー部材10を傾斜部43bに沿って傾斜して摺動・位置決
めする際、その切欠き部10a…を案内部43aの一側下部に
引掛けることなく円滑に摺動することができる。
また、バー部材10の切欠き部10aを外方に向かって所定
角度広げて形成すると、プレス加工時のカエリを防止し
て作業性を向上することができると共に、バー部材10の
摺動時には切欠き部10aと案内部43の一側下部との接触
圧を減じて、バー部材10を一層円滑に摺動することがで
き、またロック部材52との係合を更に簡単にかつ確実に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る耕深規制棒及びその位置決め構造
を示す側面図、第2図はその要部を詳示する斜視図、第
3図(a)は摺動溝を示す側面図、第3図(b)はその
平面図、第4図は耕深規制棒を詳示する側面図、第5図
は変速レバーと抵抗棒との連動構造を示す図、第6図は
変速操作装置の断面図、第7図は第6図VII−VII線によ
る断面図、第8図は第6図VIII−VIII線による断面図、
第9図はガイド板のガイド溝を示す正面図、第10図はそ
の一部変更したガイド溝を示す正面図、第11図はミッシ
ョンケースを示す側面図、第12図は耕うん機を示す全体
側面図、第13図(a)は耕深規制棒の付勢部の他の実施
例を示す側面断面図である。そして、第13図(b)はそ
の正面図である。 1…耕うん機、6…ロータリ、10…バー部材(耕深規制
棒)、10a…切欠き部、43…案内部(摺動溝)、43b…傾
斜部、49…橇部材、52…ロック部材(ピン)、56,57…
付勢部材(ピン,スプリング)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機体にロータリを備える共に、該機体に形
    成した案内部に、先端に橇部材を設けたバー部材を揺動
    自在に設置して、該バー部材を摺動・位置決めすること
    により前記ロータリの深度を調節してなる耕うん機であ
    って、 前記案内部の前後いずれか一側にロック部材を設置する
    と共に、他側には傾斜部若しくはバー部材が上下に摺動
    自在な隙間を設け、更に前記バー部材を前記案内部に付
    勢する付勢部材を設置し、該バー部材の一側に形成した
    多数の切欠き部を前記ロック部材に付勢して係合するよ
    うに構成したことを特徴とする耕うん機。
  2. 【請求項2】前記案内部の一側の下部が前記バー部材の
    切欠き部を案内するテーパ面又はアール面になっている
    特許請求の範囲第1項記載の耕うん機。
  3. 【請求項3】前記バー部材の切欠き部が外方に向かって
    所定角度広がってなる特許請求の範囲第1項記載の耕う
    ん機。
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