JPH0720399U - 管の固定装置 - Google Patents

管の固定装置

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JPH0720399U
JPH0720399U JP5032493U JP5032493U JPH0720399U JP H0720399 U JPH0720399 U JP H0720399U JP 5032493 U JP5032493 U JP 5032493U JP 5032493 U JP5032493 U JP 5032493U JP H0720399 U JPH0720399 U JP H0720399U
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JP
Japan
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pipe
frame bodies
fixing device
buried
buried pipe
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Pending
Application number
JP5032493U
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English (en)
Inventor
村 冷 治 中
正 直 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanwa Kizai Co Ltd
Original Assignee
Sanwa Kizai Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 既設管への次設管継足し時等において既設管
が移動することを防止する固定装置を提供する。 【構成】 埋設した管9の外周を囲繞し得る開閉可能と
された一対の枠体21,21と、これら枠体21,21
に放射方向に伸縮可能に設けられた複数の支持杆23,
23…とを有し、この支持杆の内端に前記埋設杆9の外
周面に圧接する締着部材24を設けてなる管の固定装置
である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は管の埋設、なかでもビニル管のような低強度管を地中に埋設する管の 埋設において、管継足し時等に既設管が前方に共移動することを防止するための 管の固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
地中に管を埋設する手段として、埋設管の先端に先導管を接続し、これらの管 内に内設されるケーシングにスクリューオーガを挿入してこのスクリューオーガ の回転駆動により掘削した土砂をケーシング内を通じ後方へ移送して排土しつつ 埋設管を押進して地中に埋入する管の埋設装置が用いられている。
【0003】 一方において、近年では上下水道や電信電話ケーブルの敷設のため、テフロン 、塩化ビニル、鋳鉄等の薄肉低強度管も、道路事情その他から開削工法によらず に上記埋設装置を用いて地中に埋設する工法が採用されるようになっている。
【0004】 上記のような低強度管は、その後端を押圧して地中に推進させようとしても座 屈を起こしたり曲がりを生じるなどして直進埋設させることが難しい。
【0005】 そこで本件出願人は、先に実願昭62−111572号(実公平5−2615 3号公報参照)として低強度管であっても支障なく地中に埋入し得る装置を開発 した。すなわちこの装置は、推進シリンダによりケーシングに与えられる推力を 伝達部を介して先導管に伝達されるようにするとともに埋設管にも伝達されるよ うにし、地盤を掘進する先導管には埋設管を介して推力が作用しないようにして 埋設管への影響をなくし、埋設管の破損や曲がりが生じないようにしたものであ る。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら上記のような埋設装置を用いて低強度管を地中に埋設する際に、 地中に埋設した管の後端に次設の埋設管を接続して順次埋設するとき、既設管へ の次設管の接続時に既設管が前方へ共移動してしまうことが婁々起こり、管の継 足しが困難になることがある。これは埋設管と先導管との力関係において無縁の 状態で押進されるよう、先導管の後端と埋設管の先端との間に若干の間隔を有し て互いに摺動可能に接続されていることによる。
【0007】 したがって従来では、埋設管の後端と駆動部の管受口との間に角材を咬ませて 作業を進めているが、これらの作業は狭いピット内での作業となるためきわめて 煩雑であり、作業能率を減退させる要因となっている。この共移動現象は、管の 周面抵抗が小さい埋設初期段階において顕著に現われる。
【0008】 本考案はこれに鑑み、既設管への次設管継足し時等に既設管が前方へ共移動す ることを確実に防止することができる管の固定装置を提供することを目的として なされたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記従来の技術が有する問題点を解決する手段として、本考案は、埋設した管 の外周を囲繞し得る開閉可能とされた一対の枠体と、これら枠体に放射方向に伸 縮可能に設けられた複数の支持杆とを有し、この支持杆の内端に前記埋設管の外 周面に圧接する締着部材を設けてなる管の固定装置を請求項1とし、埋設した管 の外周を囲繞し得る一対の枠体と、これら枠体の内面に設けられ前記管の外周面 に圧接する締着部材とを有し、前記枠体はその間隔を調整可能としてなる管の固 定装置を請求項2とするものである。
【0010】
【作用】
請求項1においては、枠体を開いておき、埋設管の外周に嵌め、枠体同士を緊 締したのち支持杆を前進させてその内端の締着部材を管の外周面に均等に圧着さ せることにより固定される。こうして管の継足しを行なえば、固定装置の存在に より既設管の前進動が妨げられ、共移動が防がれる。
【0011】 請求項2においては、枠体を開いて管の外周に嵌め、両枠体を締着することに より各枠体の内面の締着部材が管の外周面に圧着して固定され、請求項1と同様 に機能する。
【0012】 上記いずれも次設管の継足し作業が終了したのち取外す。
【0013】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例を参照して説明する。 図1は本考案を適用する管埋設装置の一例を示すもので、地表から開削された ピット1内に固設されるベース2上にスクリューオーガ使用時等にこれを回転駆 動するためのモータ3が搭載されたフレーム4が進退移動可能に設置され、この フレーム4にケーシング5およびそのケーシン5内に挿通されるスクリューオー ガ6が接続され、ケーシング5の先端の掘削ヘッド7により地盤を掘削し、掘削 した土砂はスクリューオーガ6の羽根によりケーシング5内を後方へ送られて図 示しない排土口から排出し、地表へ排出するようになっている。
【0014】 上記フレーム4の後端には、このフレーム4を押進する推進シリンダ8が連結 され、同じく前部側には埋設管9およびケーシング5の管端を押圧する管受口1 0を有しており、この推進シリンダはピット1の側壁面にそって置かれた反力受 11に対しシリンダ8のロッドを伸張させることによりフレーム4を前進(図に おいて左行)させ、これに伴なって管受口10が前進して埋設管9を押入するよ うに構成されている。
【0015】 上記ケーシング5は、図示の実施例では前後に分離した構成を有し、この分割 点aで首振り可能に接続されている。
【0016】 上記接続部より後方部位には、ケーシング5の推力を先導管12に伝えるため の伝達部13が設けられている。この伝達部13は、ケーシング5側の外周に突 設された押圧部14と、先導管12の内周に突出された受圧部15とで構成され ており、この押圧部14が受圧部15に当接してケーシング5の推力が先導管1 2に伝達されるようになっている。
【0017】 図中16,16は、刃口17を傾けてその掘進方向を修正するための方向修正 用シリンダ、18は進路確認用ターゲットである。
【0018】 上記埋設管9の後端は所要長さにわたり若干大径とされた接続部9aとされて おり、この接続部9aに次設埋設管9の先端がテーパー嵌め、あるいは接続部9 aの内周に周方向に設けられたゴムシール等を介して密接嵌着されるようになっ ている。
【0019】 図2は上記装置による管埋設時の管継足し時に用いる固定装置20の一実施例 を示す正面図で、この実施例では半円状の一対の枠体21,21を有し、この枠 体21,21の端部のフランジ21a,21aが接合されてボルト22,22で 締結自在とされており、この枠体21,21に突設されたネジ孔21b,21b …には半径方向に複数本(図では90°間隔になるように4本)のネジ杆23, 23…が螺挿され、これらネジ杆23,23…の内端にはゴム、金属等からなる 締着部材24,24…がネジ込みあるいは溶接等により固着されており、このネ ジ杆23,23…の外端側には緩み止め用のナット25,25…がそれぞれに螺 合されている。なお上記枠体21,21は両端ともボルト22,22で締結する ようにするほか、一端側はヒンジ結合として両枠体21,21が分離しないよう にし、他端側をボルトで締結するようにする場合もある。
【0020】 したがって上記実施例においては、枠体21,21のボルト22,22を外し 、図3のように埋設管9を押入したのち次設の埋設管9を継足すとき、既設埋設 管9の接続部9aより若干前方の外周面に枠体21,21をピット1の壁面1a にそわせるようにして嵌め、ボルト22,22を締結したのちネジ杆23,23 …を回動してそれぞれ内方へ均等に前進させ、その内端の締着部材24,24… を埋設管9の外周面4箇所に均等に圧着させ、ついでナット25,25…を締め つけてネジ杆23,23の緩みを止める。
【0021】 こうして次設の埋設管9の継足しを行なえば、既設の埋設管9が前方への推力 を受けても固定装置20の枠体21,21の側面がピット1の壁面1aに当って 前進し得ないので次設の埋設管9を既設の埋設管9の接続部9aへ圧入する際の 反力を十分に得ることができる。
【0022】 図4は固定装置20の他の実施例の正面を示し、図5は同側面を示しており、 この固定装置20の枠体26,26は正面形状が略台形状をなすよう、水平面部 26aと、その両端に略45°の角度をもって連なる傾斜面部26b,26bと 、この傾斜面部26b,26bに連なるフランジ26c,26cとを有し、一方 の枠体26のフランジ26c,26cに長いネジ軸27,27の一端が固着され 、このネジ軸27,27は他方の枠体26のフランジ26c,26cに摺動自由 に挿通されていてナット28,28で締着されるようになっている。
【0023】 上記枠体26,26の各傾斜面部26b,26bの内面には、板状ゴムあるい は金属材等からなる締着部材29,29が固着されており、この締着部材29, 29の表面のいずれかの箇所が埋設管9の外周面に接触して圧着されるようにな っている。
【0024】 したがって上記実施例においては、ナット28,28を緩めて枠体26,26 間の間隔をあけ、既設の埋設管9の後端からその外周に嵌め、ついでナット28 ,28を締込めば各枠体26,26の内面の締着部材29,29…が埋設管9の 外周面4箇所に圧着し、固定される。この実施例によると、2箇所のナット28 ,28を締着するだけで固定装置20の取付けができ、その着脱を迅速に行なう ことができる。
【0025】 上記の実施例においても、図2の実施例と同様に既設の埋設管9の前進動が阻 止され、次設の埋設管9の継足し時に共移動を防ぐことができる。またこの実施 例の場合は、図4の鎖線で示しているように大幅に管径の異る埋設管9′への適 用が可能であり、汎用性が高い。
【0026】 上記いずれの実施例においても、次設の埋設管9の継足し作業が終了した時点 で固定装置20を取外し、管の押入作業に入る。また管の継足し時に限らず、管 の埋設作業を遂行するうえで一時的に管の移動を阻止しておきたい場合にも使用 することができる。
【0027】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、低強度管の埋設時において既設管への次 設管継足し時等に既設管が共移動することを確実に防止するこができ、また固定 装置は嵩張ることがないので狭いピット内であっても埋設管への着脱が容易であ り、作業性がよく、高能率に作業を進めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用する管埋設装置の一例を示す管埋
設途上の側面図。
【図2】本考案の一実施例を示す正面図。
【図3】同、使用状態を示す側面図。
【図4】本考案の他の実施例を示す正面図。
【図5】同、側面図。
【符号の説明】
1 ピット 4 フレーム 5 ケーシング 6 スクリューオーガ 7 掘削ヘッド 8 推進シリンダ 9 埋設管 10 管受口 12 先導管 13 伝達部 20 固定装置 21,26 枠体 23 支持杆 24,29 締着部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】埋設した管の外周を囲繞し得る開閉可能と
    された一対の枠体と、これら枠体に放射方向に伸縮可能
    に設けられた複数の支持杆とを有し、この支持杆の内端
    に前記埋設管の外周面に圧接する締着部材を設けてなる
    管の固定装置。
  2. 【請求項2】埋設した管の外周を囲繞し得る一対の枠体
    と、これら枠体の内面に設けられ前記管の外周面に圧接
    する締着部材とを有し、前記枠体はその間隔を調整可能
    としてなる管の固定装置。
JP5032493U 1993-09-16 1993-09-16 管の固定装置 Pending JPH0720399U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100739106B1 (ko) * 2006-12-20 2007-07-12 웰텍 주식회사 강관 맞대기용 정형이음장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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