JPH07203428A - 画像処理方法及び装置 - Google Patents
画像処理方法及び装置Info
- Publication number
- JPH07203428A JPH07203428A JP5335395A JP33539593A JPH07203428A JP H07203428 A JPH07203428 A JP H07203428A JP 5335395 A JP5335395 A JP 5335395A JP 33539593 A JP33539593 A JP 33539593A JP H07203428 A JPH07203428 A JP H07203428A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- value
- image
- activity
- input image
- coding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N19/00—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
- H04N19/80—Details of filtering operations specially adapted for video compression, e.g. for pixel interpolation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 画像処理装置のデジタル動画像符号化方式に
おいて、少ない符号量で、しかも画像劣化の少ない符号
化を行うことのできる手段を提供する。 【構成】 かかる目的を達成すするため、画像のアクテ
ィビティを検出する手段11、画像の動きの大きさを検
出する手段12、プリフィルタの係数を決定する手段1
3、量子化ステップを決定する手段13及びセレクタ1
6等を備えるよう構成した。
おいて、少ない符号量で、しかも画像劣化の少ない符号
化を行うことのできる手段を提供する。 【構成】 かかる目的を達成すするため、画像のアクテ
ィビティを検出する手段11、画像の動きの大きさを検
出する手段12、プリフィルタの係数を決定する手段1
3、量子化ステップを決定する手段13及びセレクタ1
6等を備えるよう構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理方法及び装置に
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、動画像符号化方式における不可逆
符号化方法の中には、例えば、符号量の調整(レートコ
ントロール)のための量子化ステップ決定方式があり、
かかる方式は、符号の発生量をモニターし、符号化で使
う量子化ステップを決定する方法が用いられていた。す
なわち代表例として、発生した符号を入力し、一定レー
ト(固定レート)で出力する符号の仮想バッファを用意
し、バッファの充足率に比例するように量子化ステップ
を算出する方式が採用されている。
符号化方法の中には、例えば、符号量の調整(レートコ
ントロール)のための量子化ステップ決定方式があり、
かかる方式は、符号の発生量をモニターし、符号化で使
う量子化ステップを決定する方法が用いられていた。す
なわち代表例として、発生した符号を入力し、一定レー
ト(固定レート)で出力する符号の仮想バッファを用意
し、バッファの充足率に比例するように量子化ステップ
を算出する方式が採用されている。
【0003】すなわち、バッファの充足率が上がると、
量子化ステップを大きくし、充足率が下がると、量子化
ステップを細かくするような制御を行う。量子化ステッ
プが大きいところでは、符号の発生が抑えられ、逆に量
子化ステップが小さいところでは、符号の発生が促進さ
れる。
量子化ステップを大きくし、充足率が下がると、量子化
ステップを細かくするような制御を行う。量子化ステッ
プが大きいところでは、符号の発生が抑えられ、逆に量
子化ステップが小さいところでは、符号の発生が促進さ
れる。
【0004】バッファの充足率を例えば50%程度に制
御することにより、符号の発生が平均的に一定に制御さ
れることになる。
御することにより、符号の発生が平均的に一定に制御さ
れることになる。
【0005】また、一般にサンプリング時の折返し歪を
取る目的で、符号化前の画像に、ローパスフィルタ等の
プリフィルタをかける処理が採用されている。
取る目的で、符号化前の画像に、ローパスフィルタ等の
プリフィルタをかける処理が採用されている。
【0006】また一方、上述した固定レート制御方式と
は別に、量子化ステップを固定させて、符号量の変動を
許す可変レート方法が知られている。この方式は、ある
基準の画質以下にならないような量子化ステップを予め
決定しておき、符号化時には、量子化ステップを固定し
て使用する方式である。
は別に、量子化ステップを固定させて、符号量の変動を
許す可変レート方法が知られている。この方式は、ある
基準の画質以下にならないような量子化ステップを予め
決定しておき、符号化時には、量子化ステップを固定し
て使用する方式である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、回線交
換,線密度一定の出力デバイスを用いたシステム機器に
限定されるような固定レート制御方式を使用すると、画
質劣化が目立ち易い画像に多くの符号を割当てることに
よって結果的に画質劣化を抑制するというような、画質
を重視した量子化ステップ制御ができないという問題点
があった。
換,線密度一定の出力デバイスを用いたシステム機器に
限定されるような固定レート制御方式を使用すると、画
質劣化が目立ち易い画像に多くの符号を割当てることに
よって結果的に画質劣化を抑制するというような、画質
を重視した量子化ステップ制御ができないという問題点
があった。
【0008】また、従来の可変レート制御においては、
量子化ステップが固定であるため、画質劣化が目立ちに
くいシーケンスにおいて、多くの余分な符号を発生して
しまうという問題点があった。
量子化ステップが固定であるため、画質劣化が目立ちに
くいシーケンスにおいて、多くの余分な符号を発生して
しまうという問題点があった。
【0009】また、従来はプリフィルタをかけるに際し
ては直接符号化方式とは係りなく、画面に一様にフィル
タをかけていたので、全体的にぼけた画像になってしま
うという問題点があった。
ては直接符号化方式とは係りなく、画面に一様にフィル
タをかけていたので、全体的にぼけた画像になってしま
うという問題点があった。
【0010】本発明は以上のような従来の問題点にかん
がみてなされたもので、より少ない符号量で画像劣化を
より少ない符号化を行うことのできる手段の提供を目的
としている。
がみてなされたもので、より少ない符号量で画像劣化を
より少ない符号化を行うことのできる手段の提供を目的
としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本出願の第1の発明においては、入力画像データの
アクティビティを検出し、前記入力画像データに対して
検出されたアクティビティに応じた空間フィルタ処理を
行った後に可変長符号化することを特徴とする。
め、本出願の第1の発明においては、入力画像データの
アクティビティを検出し、前記入力画像データに対して
検出されたアクティビティに応じた空間フィルタ処理を
行った後に可変長符号化することを特徴とする。
【0012】また、本出願の第2の発明においては、入
力画像データのアクティビティを検出する検出手段と、
前記入力画像データに対して検出されたアクティビティ
に応じた空間フィルタ処理を行う処理手段と、前記処理
手段により処理された入力画像データを可変長符号化す
る符号化手段とを有することを特徴とする。
力画像データのアクティビティを検出する検出手段と、
前記入力画像データに対して検出されたアクティビティ
に応じた空間フィルタ処理を行う処理手段と、前記処理
手段により処理された入力画像データを可変長符号化す
る符号化手段とを有することを特徴とする。
【0013】また、本出願の第3の発明においては、入
力画像の動きを検出し、入力画像データを所定の値で量
子化することによりデータ量を削減する画像処理方法で
あって、前記検出された動きに従って前記量子化を制御
することを特徴とする。
力画像の動きを検出し、入力画像データを所定の値で量
子化することによりデータ量を削減する画像処理方法で
あって、前記検出された動きに従って前記量子化を制御
することを特徴とする。
【0014】さらにまた、本出願の第4の発明におい
は、入力画像データを所定の値で量子化することにより
データ量を削減する画像処理装置であって、前記入力画
像の動きを検出する検出手段と、この検出手段により検
出された動きに従って前記量子化制御する制御手段とを
有することを特徴としている。
は、入力画像データを所定の値で量子化することにより
データ量を削減する画像処理装置であって、前記入力画
像の動きを検出する検出手段と、この検出手段により検
出された動きに従って前記量子化制御する制御手段とを
有することを特徴としている。
【0015】
【実施例】以下に、本発明を実施例に基づいて説明す
る。図1に、本発明に係る画像処理装置の一実施例の構
成ブロック図を示す。
る。図1に、本発明に係る画像処理装置の一実施例の構
成ブロック図を示す。
【0016】図1を用いて本実施例の構成動作を説明す
る;画像信号は、画像入力部22から、プリフィルタ1
0,アクティビティ検出回路11,動きの大きさ検出回
路12に供給される。このプリフィルタ回路10では、
後述する判定回路13からのフィルタ係数制御信号13
aに従って入力される画像信号に対して空間フィルタ処
理、例えばローパスフィルタの効果を強くしたり、弱く
したりするフィルタリング処理を行う。
る;画像信号は、画像入力部22から、プリフィルタ1
0,アクティビティ検出回路11,動きの大きさ検出回
路12に供給される。このプリフィルタ回路10では、
後述する判定回路13からのフィルタ係数制御信号13
aに従って入力される画像信号に対して空間フィルタ処
理、例えばローパスフィルタの効果を強くしたり、弱く
したりするフィルタリング処理を行う。
【0017】符号化モード決定器30は、フレーム内符
号・フレーム間符号するかの指示を出す。かかる指示と
しては、例えば15フレーム毎にフレーム内符号をする
指示がある。差分生成器31では、フレーム間符号モー
ドの際は、既に符号化済みフレームの画像とこれから符
号化しようとする画像の差分をとり、フレーム内符号モ
ードの際は、差分をとらずに原画像を出力する。次に差
分生成器31の出力データは直交変換器32で、空間周
波数成分に変換され、後述の量子化ステップに従い量子
化器33で、各空間周波数成分が量子化される。次に、
この成分データは可変長符号器34でハフマン符号など
により符号化される。
号・フレーム間符号するかの指示を出す。かかる指示と
しては、例えば15フレーム毎にフレーム内符号をする
指示がある。差分生成器31では、フレーム間符号モー
ドの際は、既に符号化済みフレームの画像とこれから符
号化しようとする画像の差分をとり、フレーム内符号モ
ードの際は、差分をとらずに原画像を出力する。次に差
分生成器31の出力データは直交変換器32で、空間周
波数成分に変換され、後述の量子化ステップに従い量子
化器33で、各空間周波数成分が量子化される。次に、
この成分データは可変長符号器34でハフマン符号など
により符号化される。
【0018】符号量モニタ部35で、一定レートになる
ように量子化ステップを決定し、量子化器33に送る。
復号器37では、逆量子化と直交変換の逆変換により再
生側で得られる画像データを予測するため再生し、これ
をフレームメモリ36に一旦記憶する。動きベクトル検
出器38では、参照フレームの所定の画素ブロックと符
号化しようとするフレームの所定の画素ブロックとの差
分が最小になる位置ベクトルを検出する。ベクトルデー
タは、可変長符号化器で符号化される。
ように量子化ステップを決定し、量子化器33に送る。
復号器37では、逆量子化と直交変換の逆変換により再
生側で得られる画像データを予測するため再生し、これ
をフレームメモリ36に一旦記憶する。動きベクトル検
出器38では、参照フレームの所定の画素ブロックと符
号化しようとするフレームの所定の画素ブロックとの差
分が最小になる位置ベクトルを検出する。ベクトルデー
タは、可変長符号化器で符号化される。
【0019】また、このベクトルに示された参照ブロッ
クの画素データを差分生成器31に送ることにより、ブ
ロック間差分の最小値が直交変換回路32に送られるこ
とになる。これにより、いわゆる動き補償が行われる。
クの画素データを差分生成器31に送ることにより、ブ
ロック間差分の最小値が直交変換回路32に送られるこ
とになる。これにより、いわゆる動き補償が行われる。
【0020】また、セレクタ16は、符号を固定レート
で制御するか、可変レートで制御するかを切替えるモー
ド切替え信号に応じて、符号量モニタから出力される量
子化ステップ(固定レートの場合)と判定回路13から
出力される量子化ステップ(可変レートの場合)を切替
えて、量子化器に送る。アクティビティ検出器11で
は、符号化すべきフレームでの画像の周波数成分を調
べ、どの程度のアクティビティがあるかを示すA値を算
出し、判定回路13に渡す。
で制御するか、可変レートで制御するかを切替えるモー
ド切替え信号に応じて、符号量モニタから出力される量
子化ステップ(固定レートの場合)と判定回路13から
出力される量子化ステップ(可変レートの場合)を切替
えて、量子化器に送る。アクティビティ検出器11で
は、符号化すべきフレームでの画像の周波数成分を調
べ、どの程度のアクティビティがあるかを示すA値を算
出し、判定回路13に渡す。
【0021】また、動きの大きさ検出器12では、前述
した動きベクトル検出器38と同様に画素ブロック毎の
動きベクトルを検出し、そのベクトルの大きさが大きい
ブロック数を検出し、動きの大きさを表わすM値を判定
回路13に渡す。
した動きベクトル検出器38と同様に画素ブロック毎の
動きベクトルを検出し、そのベクトルの大きさが大きい
ブロック数を検出し、動きの大きさを表わすM値を判定
回路13に渡す。
【0022】本実施例の判定回路13は、与えられたア
クティビティと動きとからファジー推論によりプリフィ
ルタ係数であるK値と量子化ステップを制御するQ値を
決定し、それぞれプリフィルタ10とセレクタ16に出
力する。
クティビティと動きとからファジー推論によりプリフィ
ルタ係数であるK値と量子化ステップを制御するQ値を
決定し、それぞれプリフィルタ10とセレクタ16に出
力する。
【0023】図番の順序は前後するが、図4に、アクテ
ィビティ検出回路の一例を示す構成ブロック図を示す。
かかる回路は、低域バンドパスフィルタ41,高域バン
ドパスフィルタ42,低域判定器43,高域判定器4
4,アクティビティ量の検定回路45から構成されてい
る。
ィビティ検出回路の一例を示す構成ブロック図を示す。
かかる回路は、低域バンドパスフィルタ41,高域バン
ドパスフィルタ42,低域判定器43,高域判定器4
4,アクティビティ量の検定回路45から構成されてい
る。
【0024】低域判定器43の出力をf(L),高域判
定器44の出力をf(H)とすると、かかる検出回路中
のアクティビティ量の決定回路45が、アクティビティ
量A値を次のようなルールに基づいて決定する; ・f(L)が小さく、f(H)が小さい場合は、A値を
低くする, ・f(L)が小さく、f(H)が大きい場合は、A値を
高くする, ・f(L)が大きく、f(H)が小さい場合は、A値を
低くする, ・f(L)が大きく、f(H)が大きい場合は、A値を
中程度にする, ・f(L)のみ大きいときは画質劣化が目立ち易い画像
なのでA値は小さくし、後述する量子化ステップが小さ
くなるようにする, ・f(H)のみ大きいときは、例えば画質劣化があった
としても目立ちにくい画像(高域成分が大きく、低域成
分が少ない画像)なのでA値は大きくし、後述する量子
化ステップが大きくなるようにする。同時にローパスフ
ィルタを強くかけるようにする。
定器44の出力をf(H)とすると、かかる検出回路中
のアクティビティ量の決定回路45が、アクティビティ
量A値を次のようなルールに基づいて決定する; ・f(L)が小さく、f(H)が小さい場合は、A値を
低くする, ・f(L)が小さく、f(H)が大きい場合は、A値を
高くする, ・f(L)が大きく、f(H)が小さい場合は、A値を
低くする, ・f(L)が大きく、f(H)が大きい場合は、A値を
中程度にする, ・f(L)のみ大きいときは画質劣化が目立ち易い画像
なのでA値は小さくし、後述する量子化ステップが小さ
くなるようにする, ・f(H)のみ大きいときは、例えば画質劣化があった
としても目立ちにくい画像(高域成分が大きく、低域成
分が少ない画像)なのでA値は大きくし、後述する量子
化ステップが大きくなるようにする。同時にローパスフ
ィルタを強くかけるようにする。
【0025】実際のA値は、実験的に決定される。
【0026】図5に、動きの大きさ検出回路の一例の構
成ブロック図を示す。かかる検出回路は前フレームのフ
レームメモリ51,動きベクトル探索回路50,ベクト
ルの大きさ計算回路52,大きさの判定及び係数回路5
3,動き量の決定回路54からなる。
成ブロック図を示す。かかる検出回路は前フレームのフ
レームメモリ51,動きベクトル探索回路50,ベクト
ルの大きさ計算回路52,大きさの判定及び係数回路5
3,動き量の決定回路54からなる。
【0027】動きベクトル探索回路50で、前フレーム
メモリ51のデータを使用して前フレームの画像と符号
化しようとする注目フレームの画像とを16×16画像
から成るブロック(マクロブロック)毎に比較すること
によって各ブロックの動きベクトルを探索し、ベクトル
の大きさ計算部52によりベクトルの大きさを演算す
る。このベクトルの大きさがしきい値T1以上のマクロ
ブロックの個数を判定部53で判定し、動き量計算部5
4でブロック数を計数し、規格化した値であるM値を出
力する。すなわち、本実施例では、画面中の動き量の総
和に関するデータを前述のM値として出力する。
メモリ51のデータを使用して前フレームの画像と符号
化しようとする注目フレームの画像とを16×16画像
から成るブロック(マクロブロック)毎に比較すること
によって各ブロックの動きベクトルを探索し、ベクトル
の大きさ計算部52によりベクトルの大きさを演算す
る。このベクトルの大きさがしきい値T1以上のマクロ
ブロックの個数を判定部53で判定し、動き量計算部5
4でブロック数を計数し、規格化した値であるM値を出
力する。すなわち、本実施例では、画面中の動き量の総
和に関するデータを前述のM値として出力する。
【0028】図6は本実施例の図1における判定回路1
3における判定方法を説明する図であり、アクティビテ
ィ(A値)と動きの大きさ(M値)とに応じて、動画シ
ーケンスのタイプを4つの領域に分離し、それぞれの領
域での処理を説明する図である。
3における判定方法を説明する図であり、アクティビテ
ィ(A値)と動きの大きさ(M値)とに応じて、動画シ
ーケンスのタイプを4つの領域に分離し、それぞれの領
域での処理を説明する図である。
【0029】・領域A:アクティビティ,動き方向が小
さい画像シーケンス(ポートレート画像など) 処理A:この場合には図1におけるプリフィルタ10に
おいてローパスフィルタをかけず量子化回路33におけ
る量子化ステップは大きめ 効果:量子化ステップにより符号の発生量を抑えること
ができる。
さい画像シーケンス(ポートレート画像など) 処理A:この場合には図1におけるプリフィルタ10に
おいてローパスフィルタをかけず量子化回路33におけ
る量子化ステップは大きめ 効果:量子化ステップにより符号の発生量を抑えること
ができる。
【0030】・領域B:アクティビティは大きいが、動
きは小さい画像シーケンス(花壇などの風景など) 処理B:ローパスフィルタをかけて、量子化ステップは
中程度 効果:画像をぼかして符号の発生量を抑える。
きは小さい画像シーケンス(花壇などの風景など) 処理B:ローパスフィルタをかけて、量子化ステップは
中程度 効果:画像をぼかして符号の発生量を抑える。
【0031】・領域C:アクティビティは小さいが、動
きが大きい画像シーケンス(空の上の飛行機など) 処理C:ローパスフィルタをかけずに、量子化ステップ
は中程度 効果:量子化ステップにより符号の発生量を抑えること
ができる。
きが大きい画像シーケンス(空の上の飛行機など) 処理C:ローパスフィルタをかけずに、量子化ステップ
は中程度 効果:量子化ステップにより符号の発生量を抑えること
ができる。
【0032】・領域D:アクティビティも動きも大きい
画像シーケンス(スポーツシーンなど) 処理D:ローパスフィルタを少しかけて、量子化ステッ
プは細かく 効果:画像をすこしぼかし、符号の発生量を抑えること
ができる。
画像シーケンス(スポーツシーンなど) 処理D:ローパスフィルタを少しかけて、量子化ステッ
プは細かく 効果:画像をすこしぼかし、符号の発生量を抑えること
ができる。
【0033】図10ないし図13は、それぞれ図6にお
ける各領域A,B,C,Dごとにルールを設けたファジ
ー推論の説明図で、図1における判定回路13における
動作例を各図により説明する;各図中、(1)は推論部
の第1段階でアクティビティ量を判定する手段(前件部
1)、(2)は推論部の第2段階で動き量を判定する手
段(前件部2)、(3)は判定する手段(後件部)であ
る。
ける各領域A,B,C,Dごとにルールを設けたファジ
ー推論の説明図で、図1における判定回路13における
動作例を各図により説明する;各図中、(1)は推論部
の第1段階でアクティビティ量を判定する手段(前件部
1)、(2)は推論部の第2段階で動き量を判定する手
段(前件部2)、(3)は判定する手段(後件部)であ
る。
【0034】また、ルール1からルール4で各領域A,
B,C,Dと適合度を判定できるように推論部を構成し
たものである。
B,C,Dと適合度を判定できるように推論部を構成し
たものである。
【0035】ルール1では、領域Dに対する適合度(す
なわち、領域Dに属する度合がどれくらいかを示すパラ
メータ)を判定する。推論部の第1段階では図10の1
210で示したように、A値の大きい位置に判定の3角
形(すなわち、メンバーシップ関数)を設定する。また
推論部の第2段階では図10の1220で示したよう
に、M値の大きい位置に判定の3角形を置く、また、判
定部ではQ値が小さい位置に台形を置く。
なわち、領域Dに属する度合がどれくらいかを示すパラ
メータ)を判定する。推論部の第1段階では図10の1
210で示したように、A値の大きい位置に判定の3角
形(すなわち、メンバーシップ関数)を設定する。また
推論部の第2段階では図10の1220で示したよう
に、M値の大きい位置に判定の3角形を置く、また、判
定部ではQ値が小さい位置に台形を置く。
【0036】ルール2では、領域Bに対する適合度を判
定する。推論部の第1段階では図10の1211で示し
たように、A値の大きい位置に判定の3角形を置く。ま
た推論部の第2段階では図10の1221で示したよう
に、M値の小さい位置に判定の3角形を置く。また、判
定部ではQ値がやや大きい位置に台形を置く。
定する。推論部の第1段階では図10の1211で示し
たように、A値の大きい位置に判定の3角形を置く。ま
た推論部の第2段階では図10の1221で示したよう
に、M値の小さい位置に判定の3角形を置く。また、判
定部ではQ値がやや大きい位置に台形を置く。
【0037】ルール3では、領域Cに対する適合度を判
定する。推論部の第1段階では図10の1212で示し
たように、A値の小さい位置に判定の3角形を置く。ま
た推論部の第2段階では図10の1222で示したよう
に、M値の大きい位置に判定の3角形を置く。また、判
定部ではQ値がやや小さい位置に台形を置く。
定する。推論部の第1段階では図10の1212で示し
たように、A値の小さい位置に判定の3角形を置く。ま
た推論部の第2段階では図10の1222で示したよう
に、M値の大きい位置に判定の3角形を置く。また、判
定部ではQ値がやや小さい位置に台形を置く。
【0038】ルール4では、領域Aに対しての適合度を
判定する。推論部の第1段階では図10の1213で示
したように、A値の小さい位置に判定の3角形を置く。
また推論部の第2段階では図10の1223で示したよ
うに、M値の小さい位置に判定の3角形を置く。また、
判定部ではQ値が大きい位置に台形を置く。
判定する。推論部の第1段階では図10の1213で示
したように、A値の小さい位置に判定の3角形を置く。
また推論部の第2段階では図10の1223で示したよ
うに、M値の小さい位置に判定の3角形を置く。また、
判定部ではQ値が大きい位置に台形を置く。
【0039】つぎに判定の一例を説明する。図10で
は、1200a−dの3角形はA値、1201a−dの
3角形はM値を示していて、実際の値は、3角形の中心
線の位置である。
は、1200a−dの3角形はA値、1201a−dの
3角形はM値を示していて、実際の値は、3角形の中心
線の位置である。
【0040】ルール1では、(1),(2)での3角形
の交わりはないので、ルール1での判定は0となる。
の交わりはないので、ルール1での判定は0となる。
【0041】ルール2では、(1)での3角形の交わり
はなく、(2)での交わりはあるがそれぞれの交点での
高さの最小値をとり、台形との交わりを判定するので、
ルール2での判定は0となる。
はなく、(2)での交わりはあるがそれぞれの交点での
高さの最小値をとり、台形との交わりを判定するので、
ルール2での判定は0となる。
【0042】ルール3では、(2)での3角形の交わり
はなく、(1)での交わりはあるがそれぞれの交点での
高さの最小値をとり、台形との交わりを判定するので、
ルール3での判定は0となる。
はなく、(1)での交わりはあるがそれぞれの交点での
高さの最小値をとり、台形との交わりを判定するので、
ルール3での判定は0となる。
【0043】ルール4では、(1)での3角形の交わり
がある、(1)での交わりがあるがそれぞれの交点での
高さの最小値をとり、台形との交わりを判定するので、
ルール4での判定は図中の1240のハッチングされた
領域となる。さらにルート1からルール4までの判定領
域の和を取って、その重心位置をQ値とする。この場合
Q値は、小さめの値が決定される。
がある、(1)での交わりがあるがそれぞれの交点での
高さの最小値をとり、台形との交わりを判定するので、
ルール4での判定は図中の1240のハッチングされた
領域となる。さらにルート1からルール4までの判定領
域の和を取って、その重心位置をQ値とする。この場合
Q値は、小さめの値が決定される。
【0044】図11に示される例は、領域Bに属するよ
うなA値,M値をとる画像の例であり、Q値はやや大き
めの値が決定される。
うなA値,M値をとる画像の例であり、Q値はやや大き
めの値が決定される。
【0045】図12は、領域Cに属するようなA値,M
値をとる画像の例であり、Q値はやや小さめの値が決定
される。
値をとる画像の例であり、Q値はやや小さめの値が決定
される。
【0046】図13は、領域Dに属するようなA値,M
値をとる画像の例であり、Q値は大きめの値が決定され
る。
値をとる画像の例であり、Q値は大きめの値が決定され
る。
【0047】図番は前後するが、図2,図3は、プリフ
ィルタ回路に与えるフィルタの強さを決めるためのパラ
メータであるK値のファジー推論の説明図で、図1にお
ける判定回路13での実施例である。
ィルタ回路に与えるフィルタの強さを決めるためのパラ
メータであるK値のファジー推論の説明図で、図1にお
ける判定回路13での実施例である。
【0048】図2は、推論部の第1段階でアクティビテ
ィ量を判定する手段(前件部)図3は、K値を判定する
手段(後件部)ルール1では領域B,Dに対しての適合
度を判定する。推論部の第1段階では図2の1610で
示したように、A値の大きい位置に判定の3角形を置
く。判定部ではK値がやや小さい位置に台形を置く。
ィ量を判定する手段(前件部)図3は、K値を判定する
手段(後件部)ルール1では領域B,Dに対しての適合
度を判定する。推論部の第1段階では図2の1610で
示したように、A値の大きい位置に判定の3角形を置
く。判定部ではK値がやや小さい位置に台形を置く。
【0049】ルール2では領域A,Cに対しての適合度
を判定する。推論部の第1段階では図3の1630で示
したように、A値の小さい位置に判定の3角形を置く。
判定部ではK値がやや小さい大きい位置に台形を置く。
を判定する。推論部の第1段階では図3の1630で示
したように、A値の小さい位置に判定の3角形を置く。
判定部ではK値がやや小さい大きい位置に台形を置く。
【0050】つぎに判定の一例を説明する。図2では、
1600a−bの3角形はA値を示していて、実際の値
は、3角形の中心線の位置である。
1600a−bの3角形はA値を示していて、実際の値
は、3角形の中心線の位置である。
【0051】ルール1では、3角形の交わりはないの
で、ルール1での判定は0となる。
で、ルール1での判定は0となる。
【0052】ルール2では、交わりはあるので高さをと
り、台形との交わりを判定し、図中1640のハッチン
グされた領域となる。さらにルール1からルール2まで
の判定領域の和を取って、その重心位置をK値とする。
この場合K値は、大きめの値が決定される。
り、台形との交わりを判定し、図中1640のハッチン
グされた領域となる。さらにルール1からルール2まで
の判定領域の和を取って、その重心位置をK値とする。
この場合K値は、大きめの値が決定される。
【0053】図1実施例に用いられるプリフィルタ10
は、一般に良く知られている3×3のFIRフィルタを
用いる。図7はプリフィルタの係数の説明図である。係
数は4Kと2Kと1との組合わせで構成する。3×3の
各画素値は、係数倍された後加算され、SUM(=4K
+4×2K+4)で除算し、中心画素値とする。K値が
大きくなるとローパス効果が弱くなり、K値が小さいと
ローパスが強くなり画像がぼけていく。K値の範囲は1
/4から1の間である。かかるK値を前述のファジー推
論に従い決定する。
は、一般に良く知られている3×3のFIRフィルタを
用いる。図7はプリフィルタの係数の説明図である。係
数は4Kと2Kと1との組合わせで構成する。3×3の
各画素値は、係数倍された後加算され、SUM(=4K
+4×2K+4)で除算し、中心画素値とする。K値が
大きくなるとローパス効果が弱くなり、K値が小さいと
ローパスが強くなり画像がぼけていく。K値の範囲は1
/4から1の間である。かかるK値を前述のファジー推
論に従い決定する。
【0054】(他の実施例)図8は検出されたアクティ
ビティのみに従い、プリフィルタの係数を制御した場合
の実施例を示す構成ブロック図であり、図1におけると
同一(相当)構成要素は同一符号で示す。
ビティのみに従い、プリフィルタの係数を制御した場合
の実施例を示す構成ブロック図であり、図1におけると
同一(相当)構成要素は同一符号で示す。
【0055】図10に示すように画像信号は、画像入力
部22から、プリフィルタ10,アクティビティ検出回
路11に供給される。
部22から、プリフィルタ10,アクティビティ検出回
路11に供給される。
【0056】プリフィルタ回路10は、判定回路13か
らのフィルタ係数制御信号13aに従って、ローパスフ
ィルタの効果を強くしたり、弱くしたりするフィルタリ
ングを行う。
らのフィルタ係数制御信号13aに従って、ローパスフ
ィルタの効果を強くしたり、弱くしたりするフィルタリ
ングを行う。
【0057】符号化モード決定器30では、フレーム内
符号・フレーム間符号するかの指示を出す。差分生成器
31では、フレーム間符号モードのときは、符号化済み
フレームと符号化画像の差分をとり、フレーム内符号,
モードの時は、差分をとらずに原画像データを出力す
る。つぎに出力データは直交変換器32で、周波数成分
に変換され、量子化器33で、各周波数成分が量子化さ
れる。
符号・フレーム間符号するかの指示を出す。差分生成器
31では、フレーム間符号モードのときは、符号化済み
フレームと符号化画像の差分をとり、フレーム内符号,
モードの時は、差分をとらずに原画像データを出力す
る。つぎに出力データは直交変換器32で、周波数成分
に変換され、量子化器33で、各周波数成分が量子化さ
れる。
【0058】つぎに、この成分データは可変長符号器3
4で符号化される。符号量モニタ部35で、一定レート
になるように量子化ステップを決定し、量子化器33に
送る。復号器37では、再生側で得られる画像データを
生成し、これをフレームメモリ36に記録する。動きベ
クトル検出器38では、参照フレームの画素ブロックと
符号化フレームの画素ブロックとの差分が最小になる位
置ベクトルを検出する。ベクトルデータは、可変長符号
化器34で符号化される。
4で符号化される。符号量モニタ部35で、一定レート
になるように量子化ステップを決定し、量子化器33に
送る。復号器37では、再生側で得られる画像データを
生成し、これをフレームメモリ36に記録する。動きベ
クトル検出器38では、参照フレームの画素ブロックと
符号化フレームの画素ブロックとの差分が最小になる位
置ベクトルを検出する。ベクトルデータは、可変長符号
化器34で符号化される。
【0059】また、このベクトルを差分生成器31に送
ることにより周知の如くブロック間差分の最小値が直交
変換回路32に送られることになる。アクティビティ検
出回路11では、A値のみを使ってフィルタ係数である
K値を決定する。
ることにより周知の如くブロック間差分の最小値が直交
変換回路32に送られることになる。アクティビティ検
出回路11では、A値のみを使ってフィルタ係数である
K値を決定する。
【0060】(さらに他の実施例)つぎに、図9に、動
きの大きさのみで量子化パラメータを制御した場合の実
施例の構成を示すブロック図を示す。図1におけると同
一(相当)構成要素の符号に関しては前記図8に準ず
る。画像信号は、画像入力部22から、動きの大きさ検
出回路12に供給される。
きの大きさのみで量子化パラメータを制御した場合の実
施例の構成を示すブロック図を示す。図1におけると同
一(相当)構成要素の符号に関しては前記図8に準ず
る。画像信号は、画像入力部22から、動きの大きさ検
出回路12に供給される。
【0061】符号化モード決定器30では、フレーム内
符号・フレーム間符号にするかの指示を出す。差分生成
器31では、フレーム間符号モードのときは、符号化済
みフレームと符号化画像の差分をとり、フレーム内符
号、モードの時は、差分をとらずに原画像データを出力
する。つぎに出力データは直交変換器32で、周波数成
分に変換され、量子化器33で、各周波数成分が量子化
される。
符号・フレーム間符号にするかの指示を出す。差分生成
器31では、フレーム間符号モードのときは、符号化済
みフレームと符号化画像の差分をとり、フレーム内符
号、モードの時は、差分をとらずに原画像データを出力
する。つぎに出力データは直交変換器32で、周波数成
分に変換され、量子化器33で、各周波数成分が量子化
される。
【0062】つぎに、この成分データは可変長符号器3
4で符号化される。符号量モニタ部35で、一定レート
になるように量子化ステップを決定し、量子化器33に
送る。復号器37では、再生側で得られる画像データを
生成し、これをフレームメモリ36に記録する。動きベ
クトル検出器38では、参照フレームの画素ブロックと
符号化フレームの画素ブロックとの差分が最小になる位
置ベクトルを検出する。ベクトルデータは、可変長符号
化器で符号化される。また、このベクトルを差分器31
に送ることにより、ブロック間差分の最小値が直交変換
回路32に送られることになる。
4で符号化される。符号量モニタ部35で、一定レート
になるように量子化ステップを決定し、量子化器33に
送る。復号器37では、再生側で得られる画像データを
生成し、これをフレームメモリ36に記録する。動きベ
クトル検出器38では、参照フレームの画素ブロックと
符号化フレームの画素ブロックとの差分が最小になる位
置ベクトルを検出する。ベクトルデータは、可変長符号
化器で符号化される。また、このベクトルを差分器31
に送ることにより、ブロック間差分の最小値が直交変換
回路32に送られることになる。
【0063】動きの大きさ検出器12では動きベクトル
検出器と同様に画素ブロック毎の動きベクトルを検出
し、そのベクトルの大きさが大きいブロック数を検出
し、判定回路13に渡す。判定回路13では、ファジー
推論などの手法により量子化ステップを制御するQ値を
決定し、量子化器33に出力する。
検出器と同様に画素ブロック毎の動きベクトルを検出
し、そのベクトルの大きさが大きいブロック数を検出
し、判定回路13に渡す。判定回路13では、ファジー
推論などの手法により量子化ステップを制御するQ値を
決定し、量子化器33に出力する。
【0064】以上説明したように、本実施例によれば、
画像のアクティビティと、画像の動きの大きさとを検出
し、アクティビティと動きの大きさから量子化ステップ
及びプリフィルタの係数を決定しているので、最小の符
号量で高画質な符号化が可能になった。
画像のアクティビティと、画像の動きの大きさとを検出
し、アクティビティと動きの大きさから量子化ステップ
及びプリフィルタの係数を決定しているので、最小の符
号量で高画質な符号化が可能になった。
【0065】なお、本実施例においては、プリフィルタ
として図7に示した事例を説明したが、これのみに限定
されることなく、他のフィルタであっても差支えない。
また、本実施例において説明したように、平滑化を行う
場合に限らず、エッジ強調を行うようにしても良い。か
かる場合にはエッジ強調のためのフィルタの係数を前述
したアクティビティに応じて変えるようにしても良い。
として図7に示した事例を説明したが、これのみに限定
されることなく、他のフィルタであっても差支えない。
また、本実施例において説明したように、平滑化を行う
場合に限らず、エッジ強調を行うようにしても良い。か
かる場合にはエッジ強調のためのフィルタの係数を前述
したアクティビティに応じて変えるようにしても良い。
【0066】また、本実施例においては図4に示す回路
によりアクティビティを検出したが、これに限らず、他
の方法例えば各ブロック内の複数画素のレベルのいわゆ
る分散値を演算に対してもよいし、また各ブロック内の
各画素の最大値と最小値との差が演算してもよい。ま
た、動きの大きさの検出も図5に示す回路に限定されず
前々フレームと当該フレームとの間の動きを検出したと
するようにしてもよい。
によりアクティビティを検出したが、これに限らず、他
の方法例えば各ブロック内の複数画素のレベルのいわゆ
る分散値を演算に対してもよいし、また各ブロック内の
各画素の最大値と最小値との差が演算してもよい。ま
た、動きの大きさの検出も図5に示す回路に限定されず
前々フレームと当該フレームとの間の動きを検出したと
するようにしてもよい。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
より少ない符号量で画像劣化のより少ない符号化を行う
ことができる。
より少ない符号量で画像劣化のより少ない符号化を行う
ことができる。
【図1】 一実施例の構成ブロック図
【図2】 K値を決めるためのファジー推論の説明図
【図3】 K値を決めるためのファジー推論の説明図
【図4】 アクティビティ検出回路の構成ブロック図
【図5】 動きの大きさ検出回路の構成ブロック図
【図6】 判定回路13の判定方法説明図
【図7】 プリフィルタの係数説明図
【図8】 アクティビティのみで制御した場合の構成ブ
ロック図
ロック図
【図9】 動きの大きさのみで制御した場合の構成ブロ
ック図
ック図
【図10】 それぞれ領域A,B,C,Dごとにルール
を設けたQ値を決めるファジー推論の説明図(領域A)
を設けたQ値を決めるファジー推論の説明図(領域A)
【図11】 それぞれ領域A,B,C,Dごとにルール
を設けたQ値を決めるファジー推論の説明図(領域B)
を設けたQ値を決めるファジー推論の説明図(領域B)
【図12】 それぞれ領域A,B,C,Dごとにルール
を設けたQ値を決めるファジー推論の説明図(領域C)
を設けたQ値を決めるファジー推論の説明図(領域C)
【図13】 それぞれ領域A,B,C,Dごとにルール
を設けたQ値を決めるファジー推論の説明図(領域D)
を設けたQ値を決めるファジー推論の説明図(領域D)
22 入力部 10 プリフィルタ 11 アクティビティ検出部 12 動きの大きさ検出部 13 判定回路 16 セレクタ 30 符号化モード決定部 31 差分演算回路 32 直交変換部 33 量子化部 34 可変長符号化部 35 符号量モニタ 36 フレームメモリ 37 ローカルデコード部 38 動きベクトル検出部
Claims (10)
- 【請求項1】 入力画像データのアクティビティを検出
し、前記入力画像データに対して検出されたアクティビ
ティに応じた空間フィルタ処理を行った後に可変長符号
化することを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項2】 前記空間フィルタ処理は、平滑化である
ことを特徴とする請求項1記載の画像処理方法。 - 【請求項3】 更に前記入力画像データの動きを検出
し、前記空間フィルタ処理は、前記検出されたアクティ
ビティと検出された動きとの組合せに応じた処理である
ことを特徴とする請求項1記載の画像処理方法。 - 【請求項4】 前記組合せを行うに際しては、ファジー
推論を行うことを特徴とする請求項3記載の画像処理方
法。 - 【請求項5】 入力画像データのアクティビティを検出
する検出手段と、前記入力画像データに対して検出され
たアクティビティに応じた空間フィルタ処理を行う処理
手段と、前記処理手段により処理された入力画像データ
を可変長符号化する符号化手段とを有することを特徴と
する画像処理装置。 - 【請求項6】 前記空間フィルタ処理は、平滑化である
ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 【請求項7】 更に前記入力画像データの動きを検出
し、前記空間フィルタ処理は、前記検出されたアクティ
ビティと検出された動きとの組合せに応じた処理である
ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 【請求項8】 前記組合せを行うに際しては、ファジー
推論を行うことを特徴とする請求項3記載の画像処理装
置。 - 【請求項9】 入力画像の動きを検出し、入力画像デー
タを所定の値で量子化することによりデータ量を削減す
る画像処理方法であって、前記検出された動きに従って
前記量子化を制御することを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項10】 入力画像データを所定の値で量子化す
ることによりデータ量を削減する画像処理装置であっ
て、前記入力画像の動きを検出する検出手段と、この検
出手段により検出された動きに従って前記量子化制御す
る制御手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5335395A JPH07203428A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 画像処理方法及び装置 |
US08/363,893 US5790195A (en) | 1993-12-28 | 1994-12-27 | Image processing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5335395A JPH07203428A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 画像処理方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07203428A true JPH07203428A (ja) | 1995-08-04 |
Family
ID=18288068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5335395A Withdrawn JPH07203428A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 画像処理方法及び装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5790195A (ja) |
JP (1) | JPH07203428A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004082290A1 (ja) * | 2003-03-10 | 2004-09-23 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | 映像信号符号化装置、および映像信号符号化方法 |
JP2004297768A (ja) * | 2003-03-10 | 2004-10-21 | Mitsubishi Electric Corp | 映像信号符号化装置、および映像信号符号化方法 |
JP2005168053A (ja) * | 2003-03-10 | 2005-06-23 | Mitsubishi Electric Corp | 映像信号符号化装置、映像信号符号化方法、携帯端末装置、及び映像信号符号化プログラム |
WO2005125216A1 (ja) * | 2004-06-22 | 2005-12-29 | Sony Corporation | 画像圧縮処理装置、画像圧縮処理方法および画像圧縮処理プログラム |
JP2010041064A (ja) * | 2008-07-31 | 2010-02-18 | Sony Corp | 画像処理装置、画像処理方法、プログラム |
JP2010268526A (ja) * | 2010-08-30 | 2010-11-25 | Sony Corp | 画像処理装置、画像処理方法、プログラム |
Families Citing this family (43)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6633609B1 (en) * | 1996-12-24 | 2003-10-14 | Intel Corporation | Method and apparatus for bit rate control in a digital video environment for arbitrary bandwidth |
KR100232098B1 (ko) | 1997-03-26 | 1999-12-01 | 서평원 | 퍼지 제어를 이용한 mpeg 영상 신호의 전송율 제어 장치 |
FI107496B (fi) * | 1997-07-18 | 2001-08-15 | Nokia Mobile Phones Ltd | Kuvan kompressointi |
US6298085B1 (en) | 1997-10-23 | 2001-10-02 | Sony Corporation | Source encoding using shuffling of data to provide robust error recovery in a burst error-environment |
US6581170B1 (en) | 1997-10-23 | 2003-06-17 | Sony Corporation | Source coding to provide for robust error recovery during transmission losses |
US6282684B1 (en) | 1997-10-23 | 2001-08-28 | Sony Corporation | Apparatus and method for recovery of data in a lossy transmission environment |
GB2333657B (en) * | 1998-01-22 | 2002-08-21 | Snell & Wilcox Ltd | Video signal compression |
JPH11234668A (ja) * | 1998-02-13 | 1999-08-27 | Sony Corp | 映像符号化装置 |
KR20010032337A (ko) * | 1998-09-22 | 2001-04-16 | 마츠시타 덴끼 산교 가부시키가이샤 | 영상신호 부호화방법, 영상신호 부호화장치 및 프로그램기록매체 |
JP4300446B2 (ja) * | 1998-10-20 | 2009-07-22 | ソニー株式会社 | 画像処理装置及び画像処理方法 |
US6170074B1 (en) | 1999-02-12 | 2001-01-02 | Sony Corporation | Source coding to provide for robust error recovery |
US6591398B1 (en) | 1999-02-12 | 2003-07-08 | Sony Corporation | Multiple processing system |
US6363118B1 (en) | 1999-02-12 | 2002-03-26 | Sony Corporation | Apparatus and method for the recovery of compression constants in the encoded domain |
US6154761A (en) * | 1999-02-12 | 2000-11-28 | Sony Corporation | Classified adaptive multiple processing system |
US6535148B1 (en) | 1999-02-12 | 2003-03-18 | Sony Corporation | Method and apparatus for truncated decoding |
US6178266B1 (en) | 1999-02-12 | 2001-01-23 | Sony Corporation | Method and apparatus for the recovery of compression constants in the encoded domain |
US6192161B1 (en) * | 1999-02-12 | 2001-02-20 | Sony Corporation | Method and apparatus for adaptive filter tap selection according to a class |
US6151416A (en) * | 1999-02-12 | 2000-11-21 | Sony Corporation | Method and apparatus for adaptive class tap selection according to multiple classification |
US6307560B1 (en) | 1999-02-12 | 2001-10-23 | Sony Corporation | Classified adaptive spatio-temporal format conversion method and apparatus |
US6519369B1 (en) * | 1999-02-12 | 2003-02-11 | Sony Corporation | Method and apparatus for filter tap expansion |
US7010737B2 (en) * | 1999-02-12 | 2006-03-07 | Sony Corporation | Method and apparatus for error data recovery |
US6621936B1 (en) | 1999-02-12 | 2003-09-16 | Sony Corporation | Method and apparatus for spatial class reduction |
US6307979B1 (en) | 1999-02-12 | 2001-10-23 | Sony Corporation | Classified adaptive error recovery method and apparatus |
US6418548B1 (en) | 1999-02-12 | 2002-07-09 | Sony Corporation | Method and apparatus for preprocessing for peripheral erroneous data |
US6493842B1 (en) | 1999-06-29 | 2002-12-10 | Sony Corporation | Time-varying randomization for data synchronization and implicit information transmission |
US6549672B1 (en) | 1999-06-29 | 2003-04-15 | Sony Corporation | Method and apparatus for recovery of encoded data using central value |
US6473876B1 (en) | 1999-06-29 | 2002-10-29 | Sony Corporation | Method and apparatus for encoding of bitstreams using rotation |
US6389562B1 (en) | 1999-06-29 | 2002-05-14 | Sony Corporation | Source code shuffling to provide for robust error recovery |
US6351494B1 (en) | 1999-09-24 | 2002-02-26 | Sony Corporation | Classified adaptive error recovery method and apparatus |
US6522785B1 (en) | 1999-09-24 | 2003-02-18 | Sony Corporation | Classified adaptive error recovery method and apparatus |
US6954287B1 (en) * | 1999-11-05 | 2005-10-11 | Xerox Corporation | Gamut mapping preserving local luminance differences with adaptive spatial filtering |
US6539517B1 (en) | 1999-11-09 | 2003-03-25 | Sony Corporation | Data transformation for explicit transmission of control information |
US6754371B1 (en) | 1999-12-07 | 2004-06-22 | Sony Corporation | Method and apparatus for past and future motion classification |
IL134182A (en) | 2000-01-23 | 2006-08-01 | Vls Com Ltd | Method and apparatus for visual lossless pre-processing |
US6753929B1 (en) | 2000-06-28 | 2004-06-22 | Vls Com Ltd. | Method and system for real time motion picture segmentation and superposition |
JP2002354476A (ja) * | 2001-05-24 | 2002-12-06 | Pioneer Electronic Corp | 量子化単位設定装置及び量子化単位設定方法、符号化装置及び符号化方法並びに情報記録媒体及び量子化単位設定用プログラム |
US20050123038A1 (en) * | 2003-12-08 | 2005-06-09 | Canon Kabushiki Kaisha | Moving image encoding apparatus and moving image encoding method, program, and storage medium |
US7639892B2 (en) * | 2004-07-26 | 2009-12-29 | Sheraizin Semion M | Adaptive image improvement |
US7903902B2 (en) | 2004-07-26 | 2011-03-08 | Sheraizin Semion M | Adaptive image improvement |
CN101686397B (zh) * | 2004-09-16 | 2013-07-31 | 汤姆逊许可证公司 | 用于快速视频帧和场编码的方法 |
US7526142B2 (en) * | 2005-02-22 | 2009-04-28 | Sheraizin Vitaly S | Enhancement of decompressed video |
KR20110047310A (ko) * | 2009-10-30 | 2011-05-09 | 삼성전자주식회사 | 비디오 인코딩 장치 및 비디오 인코딩 방법 |
US20130156113A1 (en) * | 2010-08-17 | 2013-06-20 | Streamworks International, S.A. | Video signal processing |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0832047B2 (ja) * | 1989-04-28 | 1996-03-27 | 日本ビクター株式会社 | 予測符号化装置 |
US5285279A (en) * | 1990-08-29 | 1994-02-08 | Hitachi, Ltd. | Ghost canceller using fuzzy control |
JP2549013B2 (ja) * | 1990-10-08 | 1996-10-30 | 日本ビクター株式会社 | データ圧縮装置 |
JP2514111B2 (ja) * | 1990-12-28 | 1996-07-10 | 日本ビクター株式会社 | フレ―ム間符号化出力デ―タ量制御方式及び画像符号化出力デ―タ量制御方法 |
CA2068751C (en) * | 1991-05-24 | 1998-05-19 | Tokumichi Murakami | Image coding system |
JP3165296B2 (ja) * | 1992-12-25 | 2001-05-14 | 三菱電機株式会社 | フレーム間符号化処理方式及びフレーム間符号化処理方法及び符号化制御方式 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP5335395A patent/JPH07203428A/ja not_active Withdrawn
-
1994
- 1994-12-27 US US08/363,893 patent/US5790195A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004082290A1 (ja) * | 2003-03-10 | 2004-09-23 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | 映像信号符号化装置、および映像信号符号化方法 |
JP2004297768A (ja) * | 2003-03-10 | 2004-10-21 | Mitsubishi Electric Corp | 映像信号符号化装置、および映像信号符号化方法 |
JP2005168053A (ja) * | 2003-03-10 | 2005-06-23 | Mitsubishi Electric Corp | 映像信号符号化装置、映像信号符号化方法、携帯端末装置、及び映像信号符号化プログラム |
US8094715B2 (en) | 2003-03-10 | 2012-01-10 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Video signal encoding device and video signal encoding method |
WO2005125216A1 (ja) * | 2004-06-22 | 2005-12-29 | Sony Corporation | 画像圧縮処理装置、画像圧縮処理方法および画像圧縮処理プログラム |
US7881543B2 (en) | 2004-06-22 | 2011-02-01 | Sony Corporation | Image compression processing device, image compression processing method, and image compression processing program |
JP2010041064A (ja) * | 2008-07-31 | 2010-02-18 | Sony Corp | 画像処理装置、画像処理方法、プログラム |
JP4613990B2 (ja) * | 2008-07-31 | 2011-01-19 | ソニー株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法、プログラム |
US8488009B2 (en) | 2008-07-31 | 2013-07-16 | Sony Corporation | Image processing apparatus, image processing method, and program |
JP2010268526A (ja) * | 2010-08-30 | 2010-11-25 | Sony Corp | 画像処理装置、画像処理方法、プログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5790195A (en) | 1998-08-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH07203428A (ja) | 画像処理方法及び装置 | |
KR100213089B1 (ko) | 루프필터링 방법 및 루프필터 | |
TWI419566B (zh) | 編碼裝置、編碼方法、解碼裝置、解碼方法、及編碼和解碼程式 | |
USRE41446E1 (en) | Decoding apparatus including a filtering unit configured to filter an image by application of a weighted average operation | |
DE69332180T2 (de) | System und Verfahren zur Zwischenbildkodierung | |
KR100335055B1 (ko) | 압축 영상신호의 블럭현상 및 링현상 제거방법 | |
KR0141082B1 (ko) | 적응에지부 강화필터를 지닌 영상신호 부호화 및 복호화장치 | |
JP2549013B2 (ja) | データ圧縮装置 | |
JP2001320713A (ja) | 画像予備処理方法 | |
US6512792B1 (en) | Moving image encoding apparatus with a quantization step size different from the dequantization step size | |
JPH0468988A (ja) | 動画像信号の符号化装置 | |
KR100522938B1 (ko) | 블록화현상 제거장치 및 제거방법, 블록화현상 제거장치가 구비된 디스플레이장치 | |
JP3360191B2 (ja) | 画像符号化装置及び画像符号化方法 | |
JP2002077909A (ja) | 画像符号化装置および画像符号化方法およびその方法を記述したプログラムを記録した記録媒体 | |
JP2914607B2 (ja) | 画像信号復号化装置 | |
JP2614661B2 (ja) | 高能率画像符号化装置 | |
JPH0710103B2 (ja) | 画像符号化伝送装置 | |
JPH09233475A (ja) | 画像符号化装置 | |
JP2007020216A (ja) | 符号化装置、符号化方法、フィルタ処理装置およびフィルタ処理方法 | |
JP2860970B2 (ja) | 画像符号化装置 | |
JP2001245298A (ja) | 画像符号化装置、画像符号化方法及び画像符号化プログラムを記憶した媒体 | |
JP3013090B2 (ja) | 量子化制御方式 | |
JPH07154788A (ja) | 映像信号の符号化装置 | |
JPH0898177A (ja) | 画像符号化装置 | |
JPH10326344A (ja) | ループフィルター及びループフィルタリング方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010306 |