JPH0898177A - 画像符号化装置 - Google Patents

画像符号化装置

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JPH0898177A
JPH0898177A JP23510094A JP23510094A JPH0898177A JP H0898177 A JPH0898177 A JP H0898177A JP 23510094 A JP23510094 A JP 23510094A JP 23510094 A JP23510094 A JP 23510094A JP H0898177 A JPH0898177 A JP H0898177A
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picture
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JP23510094A
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Yuji Ando
裕司 安藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 入力画像データを複数のブロックに分割し、
このブロック化された画像データ毎に画像の状態を評価
する画像状態評価器30と、ブロック化された画像デー
タに例えばDCT処理などの直交変換処理を施すDCT
回路14と、所定の量子化ステップで量子化する量子化
器15とを備え、量子化ステップ制御器19では、上記
画像状態評価器30による画像状態の評価に対応して量
子化器15における所定の量子化ステップを制御するよ
うにしている。 【効果】 画像の圧縮効率を著しく低下させることなく
画質の劣化を低減させることを可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば画像を圧縮符号
化する場合に用いて好適な画像符号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の例えば画像を圧縮符号化する場合
に用いて好適な画像符号化装置の構成例を図4に示す。
【0003】この図4の画像符号化装置において、入力
端子1には、図5に示すように、 輝度成分(Y) 352(H)×240(V)×30フレーム クロマ成分(Cb) 174(H)×120(V)×30フレーム クロマ成分(Cr) 174(H)×120(V)×30フレーム のピクセル数にディジタル化された画像データが供給さ
れる。
【0004】上記入力端子1に供給された入力画像デー
タは、当該入力画像データを一時的に蓄えて然るべき順
番に入れ替えるためのフレームメモリ10を介して、動
き検出器20とブロック分割器11に送られる。
【0005】当該ブロック分割器11は、フレームメモ
リ10から供給されたそれぞれのフレームを、図6に示
すように、輝度成分(Y) ,クロマ成分(Cr),(Cb) それぞ
れを8×8ピクセルのブロックに分割する。なお、輝度
成分(Y) の4つのブロック(Y0,Y1,Y2,Y3)と1つのクロ
マ成分(Cb)のブロックと、1つのクロマ成分(Cr)のブロ
ックからなる合計6つのブロック(Y0,Y1,Y2,Y3,Cb,Cr)
は、マクロブロック(MB)と呼ばれている。
【0006】このブロック分割器11からのマクロブロ
ック単位のデータは差分器12に送られる。
【0007】この差分器12では、ブロック分割器11
からのデータと後述するフレーム間予測画像データとの
差分をとり、その出力を後述するフレーム間予測符号化
がなされるフレームのデータとして切換スイッチ13の
被切換端子bに送る。また、当該切換スイッチ13の被
切換端子aには、上記ブロック分割器11からのデータ
が後述するフレーム内符号化がなされるフレームのデー
タとして供給される。
【0008】上記切換スイッチ13を介したブロック単
位のデータはDCT回路14によって離散コサイン変換
(DCT)処理され、そのDCT係数が量子化器15に
送られる。当該量子化器15では、所定の量子化ステッ
プ幅で上記DCT出力を量子化し、この量子化した係数
がジグザグスキャン回路16に送られる。
【0009】当該ジグザグスキャン回路16では、上記
量子化係数を図7に示すようにいわゆるジグザグスキャ
ンによって並べ換え、その出力を可変長符号化回路17
に送る。この可変長符号化回路17では、上記ジグザグ
スキャン回路16の出力データを可変長符号化(VL
C)し、その出力を出力バッファ18に送ると共に、当
該可変長符号化処理により発生した符号量を示す情報
を、量子化ステップ制御器19に送る。量子化ステップ
制御器19は、可変長符号化回路17からの符号量を示
す情報に基づいて量子化器15の量子化ステップ幅を制
御する。また、上記出力バッファ18から出力されたデ
ータは圧縮符号化がなされた符号化出力として出力端子
2から出力される。
【0010】また、上記量子化器15からの出力は、逆
量子化器27によって逆量子化され、さらに逆DCT回
路26によって逆DCT処理される。当該逆DCT回路
26の出力は、加算器25に送られる。
【0011】この加算器25には、フレーム間予測符号
化のフレームのときにオンとなる切換スイッチ24を介
した動き補償器21からのフレーム間予測画像データも
供給され、当該データと上記逆DCT回路26の出力デ
ータとの加算が行われる。この加算器25の出力データ
は、フレームメモリ22に一時的に蓄えられた後、動き
補償器21に送られる。
【0012】当該動き補償器21は、上記動き検出器2
0によって検出された動きベクトルに基づいて動き補償
を行い、これによって得たフレーム間予測画像データを
出力する。
【0013】以下、上記図4の従来の画像符号化装置の
具体的な動作について詳細に説明する。ここで、説明の
ために以下のように各フレームの呼び名を定義する。
【0014】先ず、表示順にフレームを並べたとき、そ
れぞれをI0,B1,B2,P3,B4,B5,P6,
B7,B8,I9,B10,B11,B12,・・・・
・と呼ぶこととする。これらのフレームのうち、I,
P,Bは、後に説明するが、圧縮方法の種類を示し、こ
れらI,P,Bの次の数字は、単純に表示順を示してい
る。
【0015】カラー動画像符号化方式の国際標準化作業
グループであるいわゆるMPEG(Moving Picture Exp
ert Group)のうちMPEG1では、この様な画像を圧縮
するために、以下のようにすることが規定されている。
【0016】先ず、I0の画像を圧縮する。
【0017】次に、P3の画像を圧縮するのだが、P3
そのものを圧縮するのではなく、P3とI0の画像との
差分データを圧縮する。
【0018】その次に、B1の画像を圧縮するのだが、
B1そのものを圧縮するのではなく、B1とI0或い
は、B1とP3との差分データ或いはI0とP3の平均
値との差分(いずれか情報の少ない方)を圧縮する。
【0019】その次に、B2の画像を圧縮するのだが、
B2そのものを圧縮するのではなく、B2とI0或い
は、B2とP3との差分データ或いはI0とP3の平均
値との差分(どちらか情報の少ない方を選んで)を圧縮
する。
【0020】次に、P6の画像を圧縮するのだが、P6
そのものを圧縮するのではなく、P6とP3の画像との
差分データを圧縮する。
【0021】上述したような処理を順番に並べて表す
と、 となる。このようにエンコード順は、I0,P3,B
1,B2,P6,B4,B5,P9,B7,B8,I
9,P12,B10,B11,・・・・のように、表示
順とは順番が入れ替わる。圧縮後のデータ(符号化デー
タ)はこの順番に並ぶことになる。
【0022】以下、上述したことを図4の構成の動作と
共にさらに詳しく述べる。
【0023】1枚目の画像(すなわちI0)のエンコー
ドでは、先ず、上記フレームメモリ10から1枚目に圧
縮すべき画像のデータが、ブロック分割器11によって
ブロック化される。このブロック分割器11からは、前
記Y0,Y1,Y2,Y3,Cb,Crの順にブロック
毎のデータが出力され、被切換端子a側に切り換えられ
た切換スイッチ13を介してDCT回路14に送られ
る。このDCT回路14では、それぞれのブロックにつ
いて縦横2次元の離散コサイン変換処理を行う。これに
より、時間軸であったデータが周波数軸に変換される。
【0024】このDCT回路14からのDCT係数は、
量子化器15に送られ、当該量子化器15で所定の量子
化ステップ幅で量子化される。その後、ジグザグスキャ
ン回路16によって図7のようにジグザグ順に並べ変え
られる。このようにジグザグ順に並べると、後ろへ行く
ほど、その係数は周波数成分の高い係数となるから、一
般的に係数の値は後ろの方が小さくなる傾向にある。し
たがって、ある値Sで量子化すると、後ろへ行くほど、
その結果は0になる頻度が増し、結果的に高域の成分が
切り落とされることになる。
【0025】その後、この量子化後の係数は、可変長符
号化(VLC)回路17へ送られ、ここでいわゆるハフ
マンコーディングが施される。この結果得られる圧縮さ
れたビットストリームは、出力バッファ18に一旦蓄え
られた後、一定のビットレートで送出される。当該出力
バッファ18は、不規則に発生するビットストリームを
一定のビットレートで送出できるようにするための緩衝
のためのメモリである。
【0026】以上の様に1枚の画像だけ単独で圧縮する
ことをフレーム内(イントラ:Intra )符号化と言い、
この画像をIピクチャと呼ぶ。
【0027】したがって、デコーダが上記のIピクチャ
のビットストリームを受信した場合は、以上に述べたこ
とを逆にたどり、1枚目の画像を完成させる。
【0028】次に、2枚目の画像(すなわちP3)のエ
ンコードでは、以下のようになされる。
【0029】すなわち、この2枚目以降もIピクチャと
して圧縮してビットストリームを作っても良いが圧縮率
を上げるには、連続する画像の内容には相関があること
を利用して、以下の様な方法で圧縮する。
【0030】先ず、動き検出器20では、2枚目の画像
を構成するマクロブロック毎に、1枚目の画像(I0)
の中からそれに良く似たパターンを捜し出し、それを動
きベクトルという(x,y)の相対位置の座標として表
現する。
【0031】また、2枚目の画像ではそれぞれのブロッ
クを、上記Iピクチャの場合のようにそのままDCT回
路14に送るのではなく、そのブロック毎の動きベクト
ルに従って一枚目の画像から引っ張ってきたブロックと
の差分のデータ(差分器12による差分データ)を、D
CT回路14へ送るようにする。なお、動きベクトルの
検出方法としては、ISO/IEC 11172-2 annex D.
6.2 に詳細に述べられているためここでは省略する。
【0032】ここで、例えば上記動きベクトルによって
示された一枚目の画像のパターンと、これから圧縮しよ
うとするブロックのパターンとの間で、相関が非常に強
くなっていれば、その差分データは非常に小さくなり、
したがって、上記フレーム内(イントラ)符号化で圧縮
するよりも、上記動きベクトルと上記差分データとを符
号化した方が、圧縮後のデータ量は小さくなる。
【0033】このような圧縮方法を、フレーム間(イン
ター:Inter)予測符号化と呼んでいる。ただし、常に差
分データが少なくなるわけではなく、絵柄(画像内容)
によっては、差分を取るよりも、上記フレーム内符号化
で圧縮した方が、圧縮率が上がる場合がある。このよう
な場合は、上記フレーム内符号化で圧縮する。フレーム
間予測符号化にするか、フレーム内符号化にするかは、
マクロブロック毎に異なる。
【0034】以上のことを図4の画像符号化装置(エン
コーダ)に即して説明すると、先ず、フレーム間予測符
号化を行うためには、エンコーダ側でたえずデコーダ側
で作られる画像と同じ画像を作って置く必要がある。
【0035】そのためにエンコーダ内には、デコーダと
同じ回路が存在する。その回路をローカルデコーダ(局
部復号器)と呼ぶ。図4の逆量子化器27と逆DCT回
路26と加算器25とフレームメモリ22と動き補償器
21が当該ローカルデコーダに対応し、フレームメモリ
22内に記憶される画像のことをローカルデコーデッド
ピクチャ(Local decoded picture)又はローカルデコー
デッドデータ(Local decoded data)と呼ぶ。これに対し
て、圧縮前の画像のデータは、オリジナルピクチャ(Ori
ginal picture)又はオリジナルデータ(Original data)
と呼ぶ。
【0036】なお、前述した1枚目のIピクチャの圧縮
時にも、上記ローカルデコーダを通して復号化された1
枚目の画像が、上記フレームメモリ22内に格納され
る。ここで、注意すべきことは、このローカルデコーダ
によって得られる画像は、圧縮前の画像ではなく、圧縮
後復元した画像であり、圧縮による画質劣化のある、デ
コーダが復号化する画像とまったく同じ画像であるとい
うことである。
【0037】このような状態のエンコーダに2枚目の画
像(P3)のデータ(Original data)が入ってくるわけ
だが(この段階ですでに、動きベクトルは検出済でなけ
ればならない)、データはブロック毎に動きベクトルを
持ち、このベクトルが動き補償器(MC:Motion Compensa
tion)21に与えられる。当該動き補償回路21は、そ
の動きベクトルの示すローカルデコーデッドピクチャ上
のデータ(動き補償データ:MC data:1マクロブロッ
ク)を上記フレーム間予測画像データとして出力する。
【0038】上記2枚目のオリジナルデータとこの動き
補償データ(フレーム間予測画像データ)のピクセル毎
の、差分器12による差分データが、上記DCT回路1
4に入力される。それからの後の圧縮方法は、基本的に
Iピクチャと同じである。上述のような圧縮方法によっ
て圧縮する画像をPピクチャ(Predicted picture)と呼
ぶ。
【0039】さらに詳しく説明すると、Pピクチャにお
いてすべてのマクロブロックがフレーム間予測符号化で
圧縮するとは限らず、フレーム内符号化で圧縮する方が
効率が良いと判断されるときは、そのマクロブロックは
当該フレーム内符号化で符号化を行う。
【0040】すなわち、Pピクチャにおいても、マクロ
ブロック毎に、フレーム内符号化によるか(このマクロ
ブロックをイントラマクロブロックと呼ぶ)、又はフレ
ーム間予測符号化によるか(このマクロブロックをイン
ターマクロブロックと呼ぶ)のどちらかを選択して圧縮
を行う。
【0041】上述のように、上記ローカルデコーダで
は、量子化器15の出力が、逆量子化器27で逆量子化
され、さらに逆DCT回路26で逆DCT処理された
後、エンコード時に動き補償データ(MC data )と足さ
れ最終的なローカルデコーデッドピクチャとなる。
【0042】次に、3枚目の画像(すなわちB1)のエ
ンコードでは、以下のようになされる。
【0043】上記3枚目の画像(B1)のエンコードで
は、I0,P3の2枚の画像それぞれに対する動きベク
トルを探索する。ここで、I0に対する動きベクトルを
フォワードベクトル(forward Vector)MVf(x,y) と
呼び、P3に対する動きベクトルをバックワードベクト
ル(Backward Vector)MVb(x,y) と呼ぶ。
【0044】この3枚目の画像についても差分データを
圧縮するわけであるが、どのデータを圧縮するのかが、
問題である。この場合も一番情報量が少なくなるものと
の差分を取れば良い。このときの圧縮方法の選択肢とし
ては、 (1)フォワードベクトルMVf(x,y) の示すI0上の
データとの差分 (2)バックワードベクトルMVb(x,y) の示すP3上
のデータとの差分 (3)フォワードベクトルMVf(x,y) の示すI0上の
データとバックワードベクトルMVb(x,y) の示すP3
上のデータの平均値との差分 (4)差分データは使わない(フレーム内符号化) の4つである。マクロブロック毎にこの4種類の圧縮方
法から一つが選択される。上記圧縮方法の選択肢のうち
の(1),(2),(3)の場合は、それぞれの動きベ
クトルも動き補償器21に送られ、差分器21ではその
動き補償データとの差分をとり、これがDCT回路14
に送られる。上記圧縮方法の選択肢のうちの(4)の場
合は、そのままのデータがDCT回路14へ送られる。
【0045】上述した1枚目、2枚目のエンコードの処
理の結果、ローカルデコーデッドピクチャを格納するフ
レームメモリ22には、I0,P3の2枚のピクチャ
が、復元されているのでこのようなことが可能である。
【0046】次に、4枚目の画像(すなわちB2)のエ
ンコードでは、以下のようになされる。
【0047】上記4枚目の画像(B2)のエンコードで
は、上述した3枚目(B1)のエンコード方法のところ
の説明文で、B1をB2に置き換えたこと以外は、上記
3枚目のエンコードと同じ方法で圧縮する。
【0048】次に、5枚目の画像(すなわちP6)のエ
ンコードでは、以下のようになされる。
【0049】上記5枚目の画像(P6)のエンコードで
は、上述した2枚目(P3)のエンコード方法のところ
の説明文で、P3をP6に、I0をP3に置き換えただ
けで、他は同じ説明となる。
【0050】6枚目以降は、上述の繰り返しとなるので
説明は省略する。
【0051】また、MPEGにおいては、GOP(Grou
p Of Picture)と呼ばれるものが規定されている。
【0052】すなわち、何枚かのピクチャの集まりがグ
ループオブピクチャ(GOP)と呼ばれており、当該G
OPは符号化データ(圧縮後のデータ)上で見て連続し
た画像の集まりでなくてはならないものである。また、
GOPはランダムアクセスを考慮したもので、そのため
には符号化データ上で見てGOPの最初に来るピクチャ
は上記Iピクチャである必要がある。さらに、表示順
(ディスプレイ順)でGOPの最後は、I又はPピクチ
ャでなくてはならない。
【0053】図8には、最初が4枚のピクチャからなる
GOPで、それ以降が6枚のピクチャからなるGOPと
なる例を挙げる。なお、図8のAはディスプレイ順を示
し、図8のBは符号化データ順を示している。
【0054】この図8において、GOP2に注目する
と、B4,B5はP3,I6から形成されるため、例え
ばランダムアクセスでI6にアクセスされると、P3が
無いため、B4,B5は正しく復号化できない。このよ
うにGOP内だけで正しく復号化できないGOPは、ク
ローズドGOP(Closed GOP)でないという。
【0055】これに対し、もしB4,B5がI6だけし
か参照していないとしならば、例えばランダムアクセス
でI6にアクセスしても、P3は必要ないため、これら
B4,B5は正しく復号化できることになる。このよう
にGOP内だけの情報で、完全に復号化できるGOPを
クローズドGOP(Closed GOP)と呼ぶ。
【0056】以上のような圧縮方法の選択の中から一番
効率の良い方法で圧縮するわけであるが、その結果発生
する符号化データ(Coded data)の量は、入力画像にも
依存し、実際に圧縮してみないと判らない。
【0057】しかし、圧縮後のデータのビットレートを
一定にするためにコントロールすることも必要である。
当該コントロールを行うためのパラメータは、量子化器
15に与える前記符号量を表す情報としての量子化ステ
ップ(又は量子化スケール:Q-scale )である。同じ圧
縮方法でも、上記量子化ステップを大きくすれば発生ビ
ット量は減り、小さくすれば増える。
【0058】この量子化ステップの値は、次のようにし
て制御する。
【0059】エンコーダには、圧縮後のデータを一定の
ビットレートにするために、出力に緩衝バッファ(出力
バッファ18)が設けられており、これによって画像毎
のある程度のデータ発生量の差は吸収できるようになさ
れている。
【0060】しかし、定められたビットレートを超える
ようなデータの発生が続けば、出力バッファ18の残量
が増加し、ついにはオーバーフローを起こすことにな
る。逆にビットレートを下回るデータの発生が続けば出
力バッファ18の残量は減少し、最後にはアンダーフロ
ーを引き起こすことになる。
【0061】したがって、エンコーダは、出力バッファ
18の残量をフィードバックすることにより、前記量子
化ステップ制御器19が量子化器15の量子化ステップ
をコントロールし、ここで出力バッファ18の残量が少
なくなればあまり圧縮しないように量子化ステップを小
さくなるよう制御し、出力バッファ18の残量が多くな
れば圧縮率を高くするように量子化ステップを大きくす
るようにコントロールを行うようにしている。
【0062】また、前述した圧縮方法(前記フレーム内
符号化やフレーム間予測符号化)によって発生する符号
化データ量の範囲には、大きな差がある。
【0063】特にフレーム内符号化方式で圧縮をすると
大量のデータが発生するため、出力バッフファ18の空
き容量が小さい場合には量子化ステップサイズを大きく
しなければならず、場合によっては量子化ステップサイ
ズを最大にしてもバッファ18のオーバーフローを招く
かもしれない。よしんばバッファ18に収まったとして
も量子化ステップが大きければフレーム内符号化の画像
は後のフレーム間予測符号化の画質に影響するので、フ
レーム内符号化での圧縮を行う前には出力バッファ18
に十分な空き容量が必要である。
【0064】したがって、予め定められた順序の圧縮方
法を決めておき、フレーム内符号化の前には十分な出力
バッファ18の空き容量を確保するように、量子化ステ
ップ制御器19は量子化ステップサイズのフィードバッ
クコントロールを行うようにしている。
【0065】以上のようにして一定レートの符号化デー
タに抑えることが可能となる。
【0066】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の画像符号化装置では、上述したように、例えば最終
的に可変長符号化処理された符号化された画像データの
符号量に基づいて、DCT係数を量子化する量子化ステ
ップが制御されるようになっている。
【0067】ここで、量子化により振幅が0にならなか
ったDCT係数だけが可変長符号化処理されて符号化さ
れるから、例えば可変長符号化処理されて符号化された
画像データのデータ量が増加した場合には、それを減少
させるために、DCT係数を量子化する量子化ステップ
を大きくするように制御が行われるようになる。
【0068】しかし、符号化されるDCT係数が少なけ
れば、後の復号画像にブロック歪みが生じ(すなわち画
像がモザイク状になる)、画像(復号画像)が劣化す
る。
【0069】このような画像の劣化は、画像の状態とし
て例えば隣接する画素のレベル変化が小さい部分では人
間の目に知覚され易く、逆に画素のレベル変化が大きい
部分で人間の目に知覚され難い。しかしながら、量子化
ステップは画像の状態に無関係に制御されるものである
ため、場合によっては復号画像に生じたブロック歪みが
人間の目に知覚されることになり、画像(復号画像)の
劣化として認識される問題がある。
【0070】そこで、本発明はこのような実情に鑑みて
なされたものであり、画像の圧縮効率を著しく低下させ
ることなく画質の劣化を低減させることを可能とする画
像符号化装置を提供することを目的とするものである。
【0071】
【課題を解決するための手段】本発明の画像符号化装置
は、上述した目的を達成するために提案されたものであ
り、入力画像データを複数のブロックに分割し、各ブロ
ック毎に画像状態を評価する画像状態評価手段と、画像
データをブロック毎に直交変換して直交変換係数を生成
する直交変換手段と、上記直交変換手段により生成され
た直交変換係数を、所定の量子化ステップで量子化する
量子化手段と、上記画像状態評価手段によって得られた
画像状態を表す指標に対応して、上記量子化手段におけ
る所定の量子化ステップを制御する量子化ステップ制御
手段とを有することを特徴とするものである。
【0072】ここで、上記画像状態評価手段は、上記分
割したブロックに対して、そのブロック内に定めた複数
の部分において隣接する画素同士のレベル差から画像の
状態を判定し、当該判定結果を集計したものを当該ブロ
ックの画像状態を表す指標とする。
【0073】
【作用】本発明によれば、ブロック毎の画像データに直
交変換処理を施して直交変換係数を生成し、その交変換
係数を所定の量子化ステップで量子化するが、このとき
入力画像データの各ブロック毎に画像状態を評価し、こ
の画像状態を表す指標に基づいて、量子化手段における
所定の量子化ステップを制御するようにしているので、
画像状態によってブロック歪みが人間の目に知覚され易
くなる虞があるときにはそれを防止(量子化ステップ幅
を小さくする)でき、逆に画像の状態によってブロック
歪みが人間の目に知覚され難くなるときには圧縮率を高
める(量子化ステップ幅を大きくする)ことができるよ
うになる。
【0074】また、ブロックの画像状態を表す指標に
は、ブロック内に定めた複数の部分において隣接する画
素同士のレベル差から画像の状態を判定し、この判定結
果を集計したものを用いているので、画像状態をより正
確に評価できるようになる。
【0075】
【実施例】以下、図面を参照し、本発明の実施例につい
て詳述する。
【0076】図1には本発明実施例の画像符号化装置の
概略構成を示す。なお、この図1において、前述した図
4と同じ構成については同一の指示符号を付してその説
明については省略する。
【0077】本発明実施例の図1に示す画像符号化装置
において、前記図4の構成に追加されたのは、画像状態
評価器30である。
【0078】すなわち本実施例の画像符号化装置は、入
力画像データを複数のブロックに分割し、このブロック
化された画像データ毎に画像の状態を評価する画像状態
評価器30と、ブロック化された画像データに例えばD
CT処理などの直交変換処理を施すDCT回路14と、
所定の量子化ステップで量子化する量子化器15とを備
え、さらに量子化ステップ制御器19では、上記画像状
態評価器30による画像状態の評価に対応して量子化器
15における所定の量子化ステップを制御するようにし
ている。
【0079】上記画像状態評価器30は、以下のように
動作するものである。
【0080】この画像状態評価器30には、フレームメ
モリ10からの画像データが供給される。ここで、当該
画像状態評価器30では、入力された画像データを例え
ば図2のAに示すように8×8画素(ピクセル)のブロ
ック毎に分け、この分割された各ブロック毎の画像デー
タに対して、図2のAの図中○で示すように6×6箇所
の画像状態を評価する各ポイント(評価点)を定める。
そして、図2のBに示すように、ある一つのポイント
(PY)に隣接する3×3画素(PYも含めたP1,P
2,P3,P4,PY,P5,P6,P7,P8の各画
素)を用いて、当該ポイント(PY)の画素の勾配を求
め、これにより画像状態を評価するようにしている。
【0081】より具体的に説明すると、上記画像状態の
評価では、先ず、上記ポイント(PY)の周囲の勾配、
すなわち画素のレベル変化を表すパラメータを図2の図
中に示す式(1) によって求める。
【0082】このようにして求めた勾配と所定閾値とを
比較し、上記勾配が閾値以下ならその周囲で画像のレベ
ルが小さい、すなわち平坦(フラット)な状態であると
し、その点(ポイント)における評価を1とする。ま
た、上記勾配が上記閾値よりも大きければそのポイント
の周囲で画像のレベル変化が大きい、すなわち画像は平
坦でないとし、当該ポイントにおける評価を0とする。
【0083】上記画像状態評価器30において、以上の
評価を上記6×6箇所の全てのポイントに対して行って
その結果を集計し、これを全ポイント数で正規化したも
のをそのブロックの画像状態を表す指標とする。
【0084】したがって、この指標の値が大きければ当
該ブロック内の画像は平坦な部分が多く、逆に小さけれ
ば変化に富んだ部分が多いことになる。
【0085】上記画像状態評価器30で求めた画像状態
を表す指標値は、量子化ステップ制御器19に送られ
る。
【0086】当該量子化ステップ制御器19は、基本的
には前述したように符号量、出力バッファ18の残量な
どに応じて量子化ステップ幅を制御するが、本発明実施
例では、これらと共に上記画像状態評価器19の出力す
るブロック毎の画像状態の指標値によって量子化ステッ
プをさらに制御する。
【0087】このとき、量子化ステップ制御器19は、
画像状態が平坦な部分が多いブロックでは、前述したよ
うに量子化歪み(ブロック歪み)が発生したときにこの
量子化歪みが人間の目に目立ち易くなると考えられるの
で、量子化器15における量子化ステップ幅を小さくな
る方へ、逆に平坦な部分が少ないブロックでは量子化歪
み(ブロック歪み)が目立ち難いと考えられるので符号
化効率を高めるために量子化ステップ幅を大きくなる方
へ制御するようにしている。
【0088】なお、本発明は、前述したように画像デー
タをブロック化してこのブロック毎にDCT処理などの
直交変換処理を施してから量子化を行うもの(すなわち
ブロック歪みが発生するような圧縮符号化を行うもの)
であれば、その構成は図1の構成に限定されるものでは
なく、また、例えば、フレーム内符号化のみの装置や、
逆にフレーム間予測符号化のみ行う装置にも適用するこ
とができる。
【0089】また、上述の図2の例では、一つのブロッ
クに対して6×6箇所の各ポイントを設定して、各ポイ
ント毎に3×3画素データを用いて画像状態の判定を行
っているが、例えば、図2同様に示す図3においてBに
示すように、一つのブロックに対して図中○で示す7×
7箇所のポイントを設定し、各ポイント毎に2×2の画
素(P1,P2,P3,P4)データを用いて画像状態
の判定を行うようにすることもできる。この図3の例の
場合の図中○で示すポイント(評価点)に対する勾配
は、図中の式(2)に示すように、画素P4とP1の差
の絶対値と、画素P3とP2の差の絶対値とを加算した
ものとなる。
【0090】上述したように、本発明実施例装置によれ
ば、入力画像データにDCT等の直交変換処理を施して
DCT係数を生成し、そのDCT係数を量子化器15で
所定の量子化ステップで量子化するが、このとき、画像
状態評価器30によって画像状態を評価し、この評価値
(指標)を用いて量子化器15における量子化ステップ
幅を量子化ステップ制御器19がコントロールすること
で、画像状態が平坦な部分が多くブロック歪みが目立ち
易くなると考えられるときには、量子化ステップ幅を小
さくでき、逆に平坦な部分が少なくブロック歪みが目立
ち難くなると考えられるときには、量子化ステップ幅を
大きくして符号化効率を高めるようにできる。
【0091】このように、本実施例装置では、画像状態
評価器30において、ブロック化した画像データからブ
ロック歪みが目立ち易い画像なのかそれともブロック歪
みが目立ち難い画像なのかを判定し、それによって量子
化器15における所定の量子化ステップを量子化ステッ
プ制御器19が制御することで、画像の圧縮効率をいた
ずらに低下させることなく、画質の劣化を低減させるこ
とが可能となっている。
【0092】また、画像状態評価器30は、ブロック化
された画像データに対して、定められた部分毎に隣接す
る画素データのレベル差を測定し、そのレベル差からそ
の部分が変化の小さい所であるかそれとも大きい所であ
るかを判定し、ブロック内の全ての定められた部分の判
定結果を集計してそのブロックの画像状態の指標を求め
るようにしているため、画像状態の判定を比較的簡単な
方法で評価できる。
【0093】また、例えば、勾配の値をそのまま加算集
計する方法では、大部分が平坦であるにもかかわらず極
端に勾配が大きい点が若干あるだけで大部分が平坦であ
るということが隠されてしまうことになり易いが、本実
施例の画像状態評価器30では、画像状態の判定を平坦
な部分の割合によって行うため、そのようなことがない
と考えられる。
【0094】
【発明の効果】本発明においては、ブロック毎の入力画
像データに直交変換処理を施して直交変換係数を生成
し、その直交変換係数を量子化手段で所定の量子化ステ
ップで量子化するが、このとき、画像状態評価手段にお
いて、ブロック化した画像データからブロック歪みが目
立ち易い画像なのかそれともブロック歪みが目立ち難い
画像なのかを判定し、それによって量子化手段における
所定の量子化ステップを量子化ステップ制御手段が制御
することで、画像の圧縮効率を著しく低下させることな
く画質の劣化を低減させることが可能である。
【0095】また、ブロック化された画像データに対し
て、定められた部分毎に隣接する画素データのレベル差
を測定し、そのレベル差からその部分が変化の小さい所
であるかそれとも大きい所であるかを判定し、ブロック
内の全ての定められた部分の判定結果を集計してそのブ
ロックの画像状態の指標を求め、これに基づいて、量子
化ステップ制御手段が量子化手段における所定の量子化
ステップを制御することで、画像状態の評価をより正確
化でき、画像の圧縮効率を向上させると共に、画質の劣
化を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の画像符号化装置の概略構成を示
すブロック回路図である。
【図2】画像と6×6箇所のポイント(評価点)の関係
及び計算方法について説明するための図である。
【図3】画像と7×7箇所のポイント(評価点)の関係
及び計算方法について説明するための図である。
【図4】従来の画像符号化装置の概略構成を示すブロッ
ク回路図である。
【図5】画像の解像度と構成について説明するための図
である。
【図6】マクロブロックとブロックについて説明するた
めの図である。
【図7】ジグザグスキャンについて説明するための図で
ある。
【図8】GOPの一例について説明するための図であ
る。
【符号の説明】
10,22 フレームメモリ 11 ブロック分割器 12 差分器 13,24 スイッチ 14 DCT回路 15 量子化器 16 ジグザグスキャン回路 17 可変長符号化回路 18 出力バッファ 19 量子化ステップ制御器 20 動き検出器 21 動き補償器 25 加算器 26 逆DCT回路 27 逆量子化器 30 画像状態評価器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像データを複数のブロックに分割
    し、各ブロック毎に画像状態を評価する画像状態評価手
    段と、 画像データをブロック毎に直交変換して直交変換係数を
    生成する直交変換手段と、 上記直交変換手段により生成された直交変換係数を、所
    定の量子化ステップで量子化する量子化手段と、 上記画像状態評価手段によって得られた画像状態を表す
    指標に対応して、上記量子化手段における所定の量子化
    ステップを制御する量子化ステップ制御手段とを有する
    ことを特徴とする画像符号化装置。
  2. 【請求項2】 上記画像状態評価手段は、上記分割した
    ブロックに対して、そのブロック内に定めた複数の部分
    において隣接する画素同士のレベル差から画像の状態を
    判定し、当該判定結果を集計したものを当該ブロックの
    画像状態を表す指標とすることを特徴とする請求項1記
    載の画像符号化装置。
JP23510094A 1994-09-29 1994-09-29 画像符号化装置 Abandoned JPH0898177A (ja)

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