JPH07203382A - テレビジョン信号処理装置 - Google Patents

テレビジョン信号処理装置

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JPH07203382A
JPH07203382A JP5347188A JP34718893A JPH07203382A JP H07203382 A JPH07203382 A JP H07203382A JP 5347188 A JP5347188 A JP 5347188A JP 34718893 A JP34718893 A JP 34718893A JP H07203382 A JPH07203382 A JP H07203382A
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JP
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signal
television
compensation
luminance
luminance signal
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JP5347188A
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Inventor
Riichiro Yoshida
理一郎 吉田
Tomoo Otsuki
智雄 大月
Seijirou Yasuki
成次郎 安木
Hiroyuki Iga
弘幸 伊賀
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】エンコーダ側とデコーダ側の補償信号を得るた
めの主画面輝度信号及び伝送補償信号の不一致を低減す
る。 【構成】入力信号は、第1と第2のY/C分離回路10
8、103に入力されると共に、伸張回路116、方式
判別回路121に入力される。第1のY/C分離回路1
08は線形処理、第2のY/C分離回路103は非線形
処理であり、レターボックス方式の信号を処理するとき
には、第1のY/C分離回路108で分離された第1の
輝度信号がセレクタ120で選択される。また第1の輝
度信号が垂直伸張回路115で高域成分を抽出され、低
域に変換され、伸張回路116から得られた補償信号と
加算されて元の補償信号に再生される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、送信側でアスペクト
比16:9の横長テレビジョン信号をアスペクト比4:
3の現行NTSC方式に変換された第1のテレビジョン
信号とアスペクト比4:3の現行NTSC方式の第2の
テレビジョン信号を入力とし、入力信号が第1のテレビ
ジョン信号であればアスペクト比16:9の横長テレビ
ジョン信号を再生し、第2のテレビジョン信号であれば
アスペクト4:3の現行テレビジョン信号を再生するテ
レビジョン信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】送信側において、アスペクト比16:9
の横長画面による撮影を行い、その撮像信号をアスペク
ト比4:3の現行テレビジョン受信機に表示すると、真
円率が保たれず円形の被写体が横長の楕円形になる。そ
こで横長テレビジョン方式と現行テレビジョン方式の両
立性を図るために、送信側で横長テレビジョン信号を垂
直方向に3/4倍に圧縮処理して伝送することにより真
円率を保持するようにした伝送受信方式が開発されてい
る。この方式では垂直圧縮処理を行うために現行テレビ
ジョン受信機に表示された画像は画面上下に無画部が表
示され、画面中央部に主画像が表示され、レターボック
ス方式といわれている。このレターボックス方式では、
上下無画部に横長テレビジョン受信機で伝送信号を受信
したときに高精細な画像を再現するために、垂直圧縮処
理により欠落した成分が多重されている。
【0003】図4はレターボックス方式の送受信装置の
概略構成を示している。図6はレターボックス方式の信
号を現行受信機で受信したときの画像表示状態を示して
いる。図4においてまず横長テレビジョン信号を現行テ
レビジョン(NTSC)信号に変換するエンコーダにつ
いて説明する。エンコーダは、第1のエンコーダ503
と第2のエンコーダ504で構成される。入力端子50
1、502にはアスペクト比16:9、有効走査線数4
80本の輝度信号、色信号がそれぞれ入力される。輝度
信号は、垂直フィルタにより垂直高域成分と、垂直低域
成分に分けられる。垂直低域成分は、3/4倍に垂直圧
縮され有効走査線数360本の主画面輝度信号として第
1のエンコーダ503から出力される。垂直高域成分
は、輝度信号を垂直圧縮処理したために元の信号から欠
落する信号である。この垂直高域成分は、1/2倍に垂
直圧縮され走査線数240本の補償信号として出力され
る。主画面色信号は、垂直フィルタにより0本から36
0本までの成分に帯域制限され3/4倍に垂直圧縮さ
れ、走査線数360本の主画面色信号として出力され
る。上記したように第1のエンコーダ503から出力さ
れる主画面輝度信号、主画面色信号、補償信号は、次に
第2のエンコーダ504に入力される。
【0004】第2のエンコーダ504は、垂直処理回路
505、減算器506、圧縮処理回路507、加算器5
08で構成される。加算器508は、主画面輝度信号に
主画面色信号を多重する。したがって加算器508の出
力信号は、現行テレビジョン(NTSC)信号の複合映
像信号として出力される。この複合映像信号は、現行テ
レビジョン受信機でも受信可能である。垂直処理回路5
05は、主画面輝度信号の垂直高域成分を抽出し、この
垂直高域成分を低域に周波数変換し2/3倍に垂直圧縮
して走査線数240本の信号として出力する。減算器5
06は、補償信号から垂直処理回路505の出力信号を
減算し、画面に影響を与えないようにした減補償信号と
して出力する。
【0005】つまり、補償信号から主画面輝度信号の垂
直高域成分を減算して減衰補償信号とし情報量を低減
し、現行テレビジョン受信機で受信したときに上下無画
部への妨害を軽減するためである。
【0006】圧縮処理回路507は、減算器506の出
力信号、つまり補償信号の垂直高域成分をさらに1/2
倍に垂直圧縮して、走査線数120本の補償信号に変換
(現行NTSC信号の飛び越し走査に合わせる)し、図
6に示す期間Aに上下各60本ずつに多重して伝送す
る。
【0007】この様にして現行テレビジョン(NTS
C)信号に変換されたレターボックス信号が生成され
る。次にレターボックス信号のデコーダについて説明す
る。
【0008】デコーダは、第1のデコーダ509と第2
のデコーダ516で構成される。第1のデコーダ509
は、Y/C(輝度/色)分離回路510、垂直処理回路
511、伸張処理回路512、加算器513により構成
される。Y/C分離回路510は、複合映像信号が入力
され、この信号を第1のエンコーダ503の出力と同じ
主画面輝度信号と主画面色信号に分離する。伸張処理回
路512は、エンコーダ504の圧縮処理回路507と
は逆の処理を行い、補償信号を2倍にして元の走査線数
の減衰補償信号に戻す。垂直処理回路511は、Y/C
分離回路510から出力された主画面輝度信号の高域成
分を抽出して、この高域成分を低域に周波数変換し2/
3倍に垂直圧縮し走査線数240本の信号とする。この
処理は、第2のエンコーダ504の垂直処理回路505
と同じ処理である。加算器513は、伸張処理回路51
2の出力信号と垂直処理回路511の出力信号とを加算
して元の補償信号を再生する。この補償信号は、第2の
デコーダ516に入力される。
【0009】第2のデコーダ516は、走査線数360
本の主画面輝度信号と主画面色信号をそれぞれ4/3倍
に垂直伸張して走査線数480本にする。また走査線数
240本の補償信号は、2倍に垂直伸張されて480本
にされる。走査線数480本に変換された主画面輝度信
号に対して走査線数480本の補償信号を加えることに
より高精細な横長テレビジョン信号が再生される。
【0010】図5は、レターボックス方式のテレビジョ
ン信号を受信可能なテレビジョン受信機を示している。
この受信機は、現行テレビジョン(NTSC)信号も受
信可能である。入力端子601には、受信した入力テレ
ビジョン信号(現行NTSC信号またはレターボックス
信号)が供給され、Y/C分離回路603に導入され
る。また入力テレビジョン信号は伸張回路610にも導
入される。Y/C分離回路603は、両方式のテレビジ
ョン信号に対して共用可能である。しかし現行テレビジ
ョン(NTSC)信号に対するY/C分離処理は、ドッ
ト妨害、クロスカラーの低減を目的として種々の工夫が
施されており、ロジカル・コム・フィルタのような非線
形処理回路を用いた処理が主流となっている。Y/C分
離回路603は、入力テレビジョン信号を1水平走査期
間遅延する1ラインメモリ604、ロジカル・コム・フ
ィルタ606に入力される。1ラインメモリ604の出
力は、さらに1ラインメモリ605、ロジカル・コム・
フィルタ606、減算器607に入力される。1ライン
メモリ604の出力は、ロジカル・コム・フィルタ60
6に入力されている。よってロジカル・コム・フィルタ
606には、複合映像信号を0H、1H、2H(H:1
水平走査期間)遅延された信号が供給されることにな
る。
【0011】ロジカル・コム・フィルタ606は、入力
した3つの信号の相関性を用いて非線形処理を行い、色
信号を出力する。減算器607は、複合映像信号より色
信号を減算することにより輝度信号を得る。この輝度信
号と垂直処理回路608により垂直処理した主画面輝度
信号の垂直高域成分とを加算器609で加算することに
より補償信号を得ることができる。
【0012】ところが、前述したようにレターボックス
方式のエンコーダでは、垂直フィルタを多用した垂直処
理により信号を処理している。エンコーダ側では、ロジ
カル・コム・フィルタ606のような非線形処理回路を
用いず線形処理で行う。エンコードをされた信号を忠実
に再現するためには、エンコード処理と同じフィルタを
用いなければならない。しかし、デコーダ側で非線形処
理によるY/C分離を行ってしまうと、補償信号を再生
する際の主画面輝度信号の高域成分がエンコーダ側と異
なってしまい、補償信号が忠実に再現されなくなる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
エンコーダ側では主画面輝度信号と主画面色信号とで生
成される複合映像信号と、上下無画部に多重した補償信
号とを伝送し、デコーダ側では非線形処理回路による信
号処理によって複合映像信号から主画面輝度信号を抽出
している。このために抽出した主画面輝度信号は、非線
形特性を持つことになり、そのためえエンコーダ側の線
形特性の主画面輝度信号と一致しなくなる。この非線形
特性を持った主画面輝度信号と入力補償信号とで最終的
な補償信号を再生すると、エンコーダ側の線形特性の補
償信号とは同じ特性にならず、画質劣化を招いてしま
う。
【0014】そこでこの発明は、エンコーダ側とデコー
ダ側の主画面輝度信号間の不一致及び補償信号の不一致
を低減することができるテレビジョン信号処理装置を提
供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明は、送信側で
は、走査線数N本(Nは整数)のテレビジョン信号をM
本(Mは整数、N>M)に圧縮する手段と、この圧縮に
より前記M本のテレビジョン信号から欠落した信号を補
償信号とし、かつこの補償信号から輝度信号の高域に含
まれる成分を低域に変換した補償成分を減算処理して減
衰補償信号得て、これを多重信号に変換して残りの(N
−M)本の走査線に多重して伝送テレビジョン信号を伝
送する手段とを有し、受信側では、前記伝送テレビジョ
ン信号に含まれる前記多重信号を復調して前記補償信号
を再生する手段と、再生された補償信号と前記伝送テレ
ビジョン信号から得たM本のテレビジョン信号を用いて
元のN本のテレビジョン信号を再生する手段とを有する
テレビジョンシステムにおいて、前記伝送テレビジョン
信号を受信する手段と、前記受信手段から出力される複
合映像信号が供給される線形処理特性のY/C分離手段
及び非線形処理特性のY/C分離手段と、前記伝送テレ
ビジョン信号に含まれる前記多重信号を復調して前記減
衰補償信号を得る補償信号再生手段と、この前記補償信
号再生手段で得られた減衰補償信号に対して、前記線形
処理特性のY/C分離手段から得られた輝度信号の高域
に含まれる成分を低域変換して加算して元の補償信号を
作成する手段とを備える。
【0016】
【作用】上記の手段により、補償信号を再生する場合に
は、Y/C分離手段の線形処理特性のものを利用して補
償信号を再生することができ、画質が劣化するのを抑制
することができる。
【0017】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1はこの発明の一実施例である。入力端子1
01にはレターボックス信号または現行NTSC信号が
入力される。入力信号は、第1のY/C分離回路108
と第2のY/C分離回路103、伸張回路116、及び
方式判別回路121に供給される。
【0018】方式判別回路121は、入力信号の方式を
判別し、方式に応じて各部の回路動作を制御する。入力
信号がレターボックス信号であれば、上下無画部(図8
の期間A)では入力信号は補償信号であり、伸張回路1
16が動作させられ、主画面部(図8の期間B)では入
力信号は複合映像信号であり第1のY/C分離回路10
8と第2のY/C分離回路103に導入される。
【0019】第1のY/C分離回路108は、入力端子
101が接続された1ラインメモリ104、この1ライ
ンメモリ104の出力が接続された1ラインメモリ10
5を有する。また1ラインメモリ104の入力信号は、
−1/4倍の係数器109に、1ラインメモリ104の
出力信号は1/2倍の係数器110に、1ラインメモリ
105の出力信号は−1/4倍の係数器111にそれぞ
れ入力され、この係数器109、110、111の出力
が加算器112に入力されて加算される。さらにこの加
算器112の出力は、水平方向の帯域通過フィルタ11
3で不要成分が除去され、このフィルタ出力である色信
号(第1の色信号という)は、減算器114の一方の入
力端子に供給される。減算器114の他方の入力端子に
は、先の1ラインメモリ104の出力(複合映像信号)
が供給されている。これにより減算器114からは第1
の輝度信号を得ることができる。
【0020】一方、第2のY/C分離回路103は、先
の1ラインメモリ104、105を共用している。1ラ
インメモリ104の入力信号、出力信号及び1ラインメ
モリ105の出力信号は、ロジカル・コム・フィルタ1
06に入力され、相関を利用した色信号分離を行ってい
る。このロジカル・コム・フィルタ106からは色信号
(第2の色信号という)が得られ、減算器107の一方
の入力端子に供給される。減算器107の他方の入力端
子には、先の1ラインメモリ104の出力(複合映像信
号)が供給されている。これにより減算器107からは
第2の輝度信号を得ることができる。
【0021】第1のY/C分離回路108は、垂直高域
成分を抽出するのに線形フィルタを用い、第1の色信号
を得るのに水平高域成分を抽出するフィルタ113を用
いている。よって減算器114から得られる第1の輝度
信号は、線形処理により得られた輝度信号である。また
第2のY/C分離回路103は、ロジカル・コム・フィ
ルタ106を用いた非線形処理により第2の色信号を得
ている。よって、減算器107から得られた第2の輝度
信号は非線形処理により得られた輝度信号である。
【0022】伸張回路116は、上下無画部の多重信号
を取り込み、垂直方向に2倍に伸張し減衰補償信号を再
生している。減衰補償信号は、加算器117に入力され
て垂直処理回路115からの垂直高域成分を加算され、
もとの補償信号に再現されて出力される。垂直処理回路
115では、第1のY/C分離回路108から得られた
第1の輝度信号の垂直高域に多重されている補償信号の
低域成分を得るために、第1の輝度信号から垂直高域成
分を抽出して、低域に周波数変換し、これを補償信号の
低域成分として加算器117に供給している。
【0023】選択回路120は、方式判別回路121か
らの制御信号により、第1の輝度信号または第2の輝度
信号を選択導出するが、レターボックス信号受信処理時
は、第1の輝度信号を選択して補償信号の再生を正確な
ものとし、現行NTSC信号受信時は第2の輝度信号を
選択して、非線形処理によるドット妨害等を低減するこ
とが可能となる。
【0024】この発明は上記の実施例に限定されるもの
ではない。図2はこの発明の他の実施例である。図1の
実施例と同一部分には同一符号を付している。この実施
例の場合、主画面輝度信号としては、常に第2の輝度信
号を用いている。したがって先の実施例のセレクタ12
0が存在しない。この実施では、補償信号の再生にのみ
線形特性の主画面輝度信号を用い、本来の主画面輝度信
号を抽出するときは、非線形特性の主画面輝度信号を用
いるようにしている。第1の実施例では補償信号の再生
において線形フィルタで得た主画面輝度信号により垂直
高域成分の妨害はなくなるが、主画面輝度信号のドット
妨害は、ロジカル・コムフィルタによるY/C分離より
は低減されない。これに対して第2の実施例では、線形
フィルタによって補償信号を再生し、ロジカル・コム・
フィルタにより常に主画面輝度信号を得ることによりレ
ターボックス信号が入力されたとき、ドット妨害は第1
の実施例よりも低減される。
【0025】図3はこの発明の第3の実施例である。図
1の実施例と同一部分には同一符号を付している。この
実施例の場合、輝度信号を抽出するY/C分離部と、色
信号を抽出するY/C分離部とを別系統にしている。入
力端子101の信号は、水平帯域フィルタ301を介し
て、第1と第2のY/C分離回路108と103に入力
される。また入力端子101の信号は、輝度信号分離専
用のY/C分離回路302に入力される。このY/C分
離回路302は、先の第2のY/C分離回路103と同
様な構成であり、非線形処理により輝度信号を分離する
もので、1ラインメモリ104a、105a、ロジカル
・コム・フィルタ106aにより構成されている。ロジ
カル・コム・フィルタ106aから出力された色信号
は、減算器107aのマイナス入力端子に入力される。
減算器107aのプラス入力端子には、1ラインメモリ
104aからの複合映像信号が供給されている。これに
より、減算器107aからは輝度信号が得られる。
【0026】一方、第1のY/C分離回路108の水平
帯域通過フィルタ113の出力、つまり色信号(線形処
理による)は、減算器114のマイナス入力端子に供給
されており、この減算器114のプラス入力端子には先
の1ラインメモリ104aからの複合映像信号が供給さ
れている。よって、この減算器114からは、線形処理
による主画面輝度信号が得られ、これが垂直処理回路1
15に入力されている。この垂直処理回路115では、
輝度信号の垂直高域に多重されている補償信号の低域成
分を得るために、第1の輝度信号から垂直高域成分を抽
出して、低域に周波数変換し、これを補償信号の低域成
分として加算器117に供給している。この実施例によ
ると、主画面輝度信号を常に第3のY/C分離回路30
2から得るようにしている。
【0027】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
補償信号のためのエンコーダ側とデコーダ側の主画面輝
度信号及び伝送補償信号の不一致を低減することができ
画質の劣化を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を示す図。
【図2】この発明の第2の実施例を示す図。
【図3】この発明の第3の実施例を示す図。
【図4】レターボックス方式のシステム説明図。
【図5】従来のレターボックス方式信号のデコーダを示
す図。
【図6】レターボックス方式により伝送された信号を現
行受像機で再生した場合の画面説明図。
【符号の説明】
103…第2のY/C分離回路、104、105…1ラ
インメモリ、106…ロジカル・コム・フィルタ、10
7…減算器、108…第1のY/C分離回路、109、
110、111…係数器、112…加算器、113…水
平帯域通過フィルタ、114…減算器、115…垂直処
理回路、116…伸張回路、117…加算器、120…
セレクタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安木 成次郎 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝マルチメディア技術研究所内 (72)発明者 伊賀 弘幸 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝マルチメディア技術研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信側では、走査線数N本(Nは整数)の
    テレビジョン信号をM本(Mは整数、N>M)に圧縮す
    る手段と、この圧縮により前記M本のテレビジョン信号
    より欠落した信号を補償信号とし、かつこの補償信号か
    ら輝度信号の高域に含まれる成分を低域に変換した補償
    成分を減算処理して減衰補償信号得て、これを多重信号
    に変換して残りの(N−M)本の走査線に多重して伝送
    テレビジョン信号を伝送する手段とを有し、受信側で
    は、前記伝送テレビジョン信号に含まれる前記多重信号
    を復調して前記補償信号を再生する手段と、再生された
    補償信号と前記伝送テレビジョン信号から得たM本のテ
    レビジョン信号を用いて元のN本のテレビジョン信号を
    再生する手段とを有するテレビジョンシステムにおい
    て、 前記伝送テレビジョン信号を受信する手段と、 前記受信手段から出力される複合映像信号が供給される
    線形処理特性のY/C分離手段及び非線形処理特性のY
    /C分離手段と、 前記伝送テレビジョン信号に含まれる前記多重信号を復
    調して前記減衰補償信号を得る補償信号再生手段と、 この前記補償信号再生手段で得られた減衰補償信号に対
    して、前記線形処理特性のY/C分離手段から得られた
    輝度信号の高域に含まれる成分を低域変換して加算して
    元の補償信号を作成する手段とを具備したことを特徴と
    するテレビジョン信号処理装置。
  2. 【請求項2】前記線形処理特性のY/C分離手段からの
    第1の輝度信号と、前記非線形処理特性のY/C分離手
    段からの第2の輝度信号とが供給されるセレクタと、 前記伝送テレビジョン信号がNTSC方式信号である場
    合には前記セレクタを制御して前記第2の輝度信号を選
    択するように制御し、レターボックス方式信号である場
    合には前記第1の輝度信号を選択するように制御する方
    式判別手段とを具備したことを特徴とする請求項1記載
    のテレビジョン信号処理装置。
  3. 【請求項3】信号導出手段として、前記非線形処理特性
    のY/C分離手段から得られる輝度信号を常に主画面輝
    度信号として用いることを特徴とする請求項1記載のテ
    レビジョン信号処理装置。
  4. 【請求項4】前記線形処理特性のY/C分離手段及び前
    記非線形処理特性のY/C分離手段の共通入力端子に接
    続され、色信号の帯域に通過帯域が設定された帯域通過
    フィルタと、 前記伝送テレビジョン信号が供給され、主画面輝度信号
    を分離導出する第2の非線形処理特性のY/C分離手段
    と、 前記線形処理特性のY/C分離手段から得られる色信号
    を、前記第2の非線形処理特性のY/C分離手段の複合
    映像信号から減算することにより輝度信号を得て、この
    輝度信号を前記減衰補償信号に加算にするための信号に
    変換する手段とを具備したことを特徴とする請求項1記
    載のテレビジョン信号処理装置。
JP5347188A 1993-12-27 1993-12-27 テレビジョン信号処理装置 Pending JPH07203382A (ja)

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JP5347188A JPH07203382A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 テレビジョン信号処理装置

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