JPH0720305Y2 - ウインドレギュレータ - Google Patents
ウインドレギュレータInfo
- Publication number
- JPH0720305Y2 JPH0720305Y2 JP4174789U JP4174789U JPH0720305Y2 JP H0720305 Y2 JPH0720305 Y2 JP H0720305Y2 JP 4174789 U JP4174789 U JP 4174789U JP 4174789 U JP4174789 U JP 4174789U JP H0720305 Y2 JPH0720305 Y2 JP H0720305Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- guide rail
- wire guide
- guide
- window regulator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Window Of Vehicle (AREA)
Description
本考案は、自動車扉のウインドレギュレータ(窓ガラス
の開閉装置)に関する。
の開閉装置)に関する。
ウインドレギュレータは、窓ガラスを保持する金具が扉
枠に略垂直姿勢に取付けられたガイドレールを抱いて、
これがワイヤにより操作ドラムに連結され、このガイド
ワイヤの案内部材として上記ガイドレールの上下各端に
ワイヤガイドを有している。 このウインドレギュレータの一例を第1図に正面図で示
す。図中符号(1)はこのワイヤガイドで、ワイヤ
(2)がワイヤガイド(1)の外周の一部に設けられた
ワイヤの受溝(1e)(本考案の第3図にもみられる)に
かけられ、ワイヤ(2)は受溝(1e)の端部に設けられ
たワイヤの外さや受けを通り、更に外さやを通って操作
ドラムに結ばれる。
枠に略垂直姿勢に取付けられたガイドレールを抱いて、
これがワイヤにより操作ドラムに連結され、このガイド
ワイヤの案内部材として上記ガイドレールの上下各端に
ワイヤガイドを有している。 このウインドレギュレータの一例を第1図に正面図で示
す。図中符号(1)はこのワイヤガイドで、ワイヤ
(2)がワイヤガイド(1)の外周の一部に設けられた
ワイヤの受溝(1e)(本考案の第3図にもみられる)に
かけられ、ワイヤ(2)は受溝(1e)の端部に設けられ
たワイヤの外さや受けを通り、更に外さやを通って操作
ドラムに結ばれる。
このワイヤガイドのガイドレールへの取付け手段は、従
来は概ねかしめによっている。しかし、これは当然非能
率的な方法なので、本考案ではこれを、ほとんど一動作
で、かつ何等他の部材を要せずして組立完了となるよう
に検討した。
来は概ねかしめによっている。しかし、これは当然非能
率的な方法なので、本考案ではこれを、ほとんど一動作
で、かつ何等他の部材を要せずして組立完了となるよう
に検討した。
本考案のウインドレギュレータは、自動車扉枠に略垂直
方向に取付けられたガイドレールを抱いて摺動しうる窓
ガラス保持金具が、前記ガイドレール上下各端部に設け
られたワイヤガイドの受溝により導かれて操作ドラムに
結ばれるワイヤに取付けられたウインドレギュレータに
おいて、ワイヤガイドの裏側に概ねワイヤの屈曲の中心
線上に中心をもって放射状に数本の腕がその先端をワイ
ヤガイドの裏面より浮かして設けられ、ガイドレール側
には前記腕に対応して浮いた部分が通過しうる溝が放射
状に設けられ、前記ワイヤガイドの腕を前記ガイドレー
ル側の溝に通過するまで押込んだ後回転して固定するこ
とを特徴とする。 この構造としたことにより、ワイヤガイドの腕を上記ガ
イドレール側の溝にそこを通過するまで押込んで若干回
転すれば、これによりワイヤガイドのガイドレールに対
応するその軸方向の動きは抑止される。 また、ワイヤガイドの裏面に突起を設け、その突起の位
置形状に合わせてガイドレール側に孔を設け、これら突
起と孔を嵌め合わせてワイヤガイドの中心線回りの回動
を抑止することを特徴とする。 以上によりワイヤガイドはガイドレールに対し3次元何
れの方向でも固定されることとなる。
方向に取付けられたガイドレールを抱いて摺動しうる窓
ガラス保持金具が、前記ガイドレール上下各端部に設け
られたワイヤガイドの受溝により導かれて操作ドラムに
結ばれるワイヤに取付けられたウインドレギュレータに
おいて、ワイヤガイドの裏側に概ねワイヤの屈曲の中心
線上に中心をもって放射状に数本の腕がその先端をワイ
ヤガイドの裏面より浮かして設けられ、ガイドレール側
には前記腕に対応して浮いた部分が通過しうる溝が放射
状に設けられ、前記ワイヤガイドの腕を前記ガイドレー
ル側の溝に通過するまで押込んだ後回転して固定するこ
とを特徴とする。 この構造としたことにより、ワイヤガイドの腕を上記ガ
イドレール側の溝にそこを通過するまで押込んで若干回
転すれば、これによりワイヤガイドのガイドレールに対
応するその軸方向の動きは抑止される。 また、ワイヤガイドの裏面に突起を設け、その突起の位
置形状に合わせてガイドレール側に孔を設け、これら突
起と孔を嵌め合わせてワイヤガイドの中心線回りの回動
を抑止することを特徴とする。 以上によりワイヤガイドはガイドレールに対し3次元何
れの方向でも固定されることとなる。
第2図は前記放射状腕と放射状溝の部分を示す要部背面
図で、第3図は同A−A断面図で示す。(1a)はワイヤ
ガイド(1)の裏側に設けられた放射状腕で、図では腕
(1a)が4本の場合を示す。(1b)はワイヤガイド溝の
屈曲中心である。(3a)はガイドレール(3)側に設け
られた放射状溝で溝(3a)は腕(1a)が嵌まりうる形状
としている。そして腕(1a)の先端は、第3図に示すよ
うにワイヤガイド(1)の裏面(1c)よりガイドレール
(3)の厚みtだけ浮いている。従って、腕(1a)を溝
(3a)にtだけ押込んで回転して第2図のように腕(1
a)を二つの溝(3a)の中間にあるような両者の相対位
置関係をもってくればワイヤガイド(1)の軸方向の動
きはこれより抑止される。 また、第2図で示すようなワイヤガイドの裏面の突起
(1d)とこれに位置形状を合わせたガイドレール(3)
側の小孔とによりワイヤガイドの前記中心線回りの回転
は抑止される。つまり、溝(3a)に腕(1a)を押込んで
回転し、それらの相対位置関係が第1図のようになった
時、突起(1d)と孔(3d)とが合致するよう両者の位置
関係を選んでおけばよい。以上2種類の嵌まり合いによ
りガイドレールとワイヤガイドとは固定的に結合される
こととなる。ワイヤガイドはやや弾力的な合成樹脂ポリ
エチレン等で造られているので、まず前記腕(1a)を溝
(3a)に押し込み、次にこれを回転して突起(1d)と孔
(3d)とを合わせることは、部材の部分的撓みにより充
分可能である。
図で、第3図は同A−A断面図で示す。(1a)はワイヤ
ガイド(1)の裏側に設けられた放射状腕で、図では腕
(1a)が4本の場合を示す。(1b)はワイヤガイド溝の
屈曲中心である。(3a)はガイドレール(3)側に設け
られた放射状溝で溝(3a)は腕(1a)が嵌まりうる形状
としている。そして腕(1a)の先端は、第3図に示すよ
うにワイヤガイド(1)の裏面(1c)よりガイドレール
(3)の厚みtだけ浮いている。従って、腕(1a)を溝
(3a)にtだけ押込んで回転して第2図のように腕(1
a)を二つの溝(3a)の中間にあるような両者の相対位
置関係をもってくればワイヤガイド(1)の軸方向の動
きはこれより抑止される。 また、第2図で示すようなワイヤガイドの裏面の突起
(1d)とこれに位置形状を合わせたガイドレール(3)
側の小孔とによりワイヤガイドの前記中心線回りの回転
は抑止される。つまり、溝(3a)に腕(1a)を押込んで
回転し、それらの相対位置関係が第1図のようになった
時、突起(1d)と孔(3d)とが合致するよう両者の位置
関係を選んでおけばよい。以上2種類の嵌まり合いによ
りガイドレールとワイヤガイドとは固定的に結合される
こととなる。ワイヤガイドはやや弾力的な合成樹脂ポリ
エチレン等で造られているので、まず前記腕(1a)を溝
(3a)に押し込み、次にこれを回転して突起(1d)と孔
(3d)とを合わせることは、部材の部分的撓みにより充
分可能である。
このように本考案によれば、部材への加工、あるいは組
付用部材等の補助的部材は一切必要とせず、ただ手先だ
けのそれも概ね一動作で組付けを完了することができ、
従来のかしめ等による組付けに比較すれば、大幅な作業
能率の向上となる。
付用部材等の補助的部材は一切必要とせず、ただ手先だ
けのそれも概ね一動作で組付けを完了することができ、
従来のかしめ等による組付けに比較すれば、大幅な作業
能率の向上となる。
第1図はウインドレギュレータを模式的に示す正面図。
第2図は本考案のワイヤガイドのガイドレールへの組付
構造を示す要部背面図、第3図は同A−A断面図であ
る。 (1)ワイヤガイド、(1a)腕、(1d)突起 (2)ワイヤ、(3)ガイドレール、(3a)溝 (3d)孔、(4)ガラス保持具、(5)操作ドラム
第2図は本考案のワイヤガイドのガイドレールへの組付
構造を示す要部背面図、第3図は同A−A断面図であ
る。 (1)ワイヤガイド、(1a)腕、(1d)突起 (2)ワイヤ、(3)ガイドレール、(3a)溝 (3d)孔、(4)ガラス保持具、(5)操作ドラム
Claims (2)
- 【請求項1】自動車扉枠に略垂直方向に取付けられたガ
イドレールを抱いて摺動しうる窓ガラス保持金具が、前
記ガイドレール上下各端部に設けられたワイヤガイドの
受溝により導かれて操作ドラムに結ばれるワイヤに取付
けられたウインドレギュレータにおいて、ワイヤガイド
の裏側に概ねワイヤの屈曲の中心線上に中心をもって放
射状に数本の腕がその先端をワイヤガイドの裏面より浮
かして設けられ、ガイドレール側には前記腕に対応して
浮いた部分が通過しうる溝が放射状に設けられ、前記ワ
イヤガイドの腕を前記ガイドレール側の溝に通過するま
で押込んだ後回転して固定することを特徴とするウイン
ドレギュレータ。 - 【請求項2】ワイヤガイドの裏面に突起を設け、該突起
の位置形状に合わせてガイドレール側に孔を設け、これ
ら突起と孔を嵌め合わせてワイヤガイドの中心線回りの
回動を抑止することを特徴とする実用新案登録請求の範
囲第1項記載のウインドレギュレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4174789U JPH0720305Y2 (ja) | 1989-04-10 | 1989-04-10 | ウインドレギュレータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4174789U JPH0720305Y2 (ja) | 1989-04-10 | 1989-04-10 | ウインドレギュレータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0341084U JPH0341084U (ja) | 1991-04-19 |
JPH0720305Y2 true JPH0720305Y2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=31552683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4174789U Expired - Lifetime JPH0720305Y2 (ja) | 1989-04-10 | 1989-04-10 | ウインドレギュレータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0720305Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017203810A1 (ja) * | 2016-05-24 | 2017-11-30 | シロキ工業株式会社 | 車両用ワイヤ式ウインドレギュレータ |
-
1989
- 1989-04-10 JP JP4174789U patent/JPH0720305Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017203810A1 (ja) * | 2016-05-24 | 2017-11-30 | シロキ工業株式会社 | 車両用ワイヤ式ウインドレギュレータ |
CN108699879A (zh) * | 2016-05-24 | 2018-10-23 | 白木工业株式会社 | 车辆用拉线式车窗调节器 |
US10794106B2 (en) | 2016-05-24 | 2020-10-06 | Shiroki Corporation | Wire type window regulator for vehicle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0341084U (ja) | 1991-04-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |