JPH0720189B2 - コンピュータネットワークによるセキュリティ方法 - Google Patents

コンピュータネットワークによるセキュリティ方法

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JPH0720189B2
JPH0720189B2 JP1152578A JP15257889A JPH0720189B2 JP H0720189 B2 JPH0720189 B2 JP H0720189B2 JP 1152578 A JP1152578 A JP 1152578A JP 15257889 A JP15257889 A JP 15257889A JP H0720189 B2 JPH0720189 B2 JP H0720189B2
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computer
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真也 釜萢
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ホストコンピュータとしての汎用コンピュー
タと遠隔地等の端末コンピュータとを電話回線を利用し
て行うコンピュータネットワークにセキュリティ方法に
関する。
〔従来の技術〕
汎用コンピュータと遠隔地等の端末コンピュータとを電
話回線を利用してベーシック手順で接続する場合のリン
ク制御方式として、公衆回線すなわち加入電話網(構内
電話網を含む)を前提とした回線方式と、専用回線(構
内回線を含む)を前提とした回線方式が知られている。
汎用コンピュータと遠隔地等の端末コンピュータ(パソ
コン程度のもので可)とを電話回線を利用してベーシッ
ク手順で接続しようとする場合、これら汎用コンピュー
タと端末コンピュータとの間に専用回線がすでに備わっ
ている場合はともかく、新たに専用回線を引くのでは膨
大な費用がかかるので勧誘電話網の利用が望まれる。
例えば東京に有る本社と他方大都市に有る支点などを結
ぶ大型汎用コンピュータと汎用コンピュータ、もしくは
汎用コンピュータ相互のネットワークでは専用回線が使
われる事が多いが、この汎用コンピュータと遠隔地等の
端末コンピュータ(パソコン程度のもので可)とを電話
回線を利用してベーシック手順で接続し、前記ネットワ
ークを広げようとする場合などもその一例である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、加入電話網をコンピュータの通信手段として使
用する場合、汎用コンピュータ側に加入電話網対応のモ
デムが直結されるので不特定の第3者の電話網使用者が
間違えて電話をかけた時、当該番号がコンピュータの接
続口であることをモデムの発信音により自ら知らせてい
ることになる。その結果、第3者にシステム侵入の機会
を与えることになり、安全性に問題がある。
よく知られているように、コンピュータネットワークの
セキュリティ方法としては、IDコードやパスワードによ
るものであるが、これらはいずれもコンピュータソフト
をもとに判別するもので、特に不特定の第3者の電話網
使用者が存在する加入電話網では完全な安全性を期する
ものとは言えない。そして、パスワードなどを2重、3
重としてプロテクトを固くすることも考えられるが、使
用者はこの何通りものパスワードを出さねばならずきわ
めて使い勝手の悪いものとなる。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、簡単かつ
安価な装置を付加するだけで、面倒な操作なしに、外部
からの侵入防止措置がとれるコンピュータネットワーク
のセキュリティ方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前記目的を達成するため、汎用コンピュータと
遠隔地等の端末コンピュータとをそれぞれのモデムを介
して電話回線で接続する場合において、端末側にダイヤ
ルトーンによるIDの自動送出装置を設け、一方、汎用コ
ンピュータ側に、予め登録してあるIDリストと比較する
前記IDの判別手段と、汎用コンピュータ側のモデムの電
話回線への接続を制御するモデム制御手段とを有する判
別制御装置を設け、端末側から汎用コンピュータへ電話
をかけ、この電話を判別制御装置がとり、次いでIDの自
動送出装置が判別制御装置にIDを送出し、該判別手段で
予め登録してあるIDリストと比較し、比較結果が一致す
る場合には、一旦電話回線を切り、端末に対応している
電話番号に電話し、端末側のモデムが着信すると、初め
てモデム制御手段で電話回線と汎用コンピュータ側のモ
デムとを接続することを要旨とするものである。
〔作用〕 本発明によれば、ID、パスワード支援によるセキュリテ
ィのほかに、ダイヤルトーン(DTMF)コードによるID選
別を行い、特定の相手のみ接続を行うことになるので、
安全性が高まる。
また、このダイヤルトーン(DTMF)コードによるID選別
はすべて装置が自動的に行うので、操作手順が多く増え
るわけでなく、面倒がない。
〔実施例〕
以下、図面について本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明のセキュリティ方法を行うコンピュータ
ネットワークの1実施例を示すブロック回路図で、図
中、1はホストコンピュータとしての汎用コンピュー
タ、2はパソコンクラスの端末、3は加入電話網でこれ
は少なくとも汎用コンピュータ1の設置側では代表電話
番号で受信しこれを各電話器に流す代表電話機能3aを有
するものである。
これら汎用コンピュータ1と端末2a,2b,2cとは、電話回
線で接続するためにモデム4,5がそれぞれ接続される。
このモデム4,5は、周知のごとくデジタル信号を交流信
号に変換する変調と交流信号をデジタル信号に変換する
復調をなす変復調装置である。
本発明は、汎用コンピュータ1の分岐接続口1a,1b,1cと
端末2a,2b,2cとをモデム4,5を介して前記加入電話網3
で接続するに際し、端末2a,2b,2c側にダイヤルトーンに
よるIDの自動送出装置6を設けた。
一方、汎用コンピュータ1側に、予め登録してあるIDリ
ストと比較する前記IDの判別手段と、汎用コンピュータ
側のモデムの電話回線への接続を制御するモデム制御手
段とを有する判別制御装置7を設ける。
判別制御装置7はマイコン(本実施例では日本電気
(株)のパソコン9801)7aとこれに接続するボード7bと
からなり、このボード7bの詳細を第2図に示す。該ボー
ド7bはモジュラ9aで加入電話網3に、またモジュラ9bで
モデム4に接続され、モジュラ9aに着呼検出回路10と直
流ループ監視回路11とが接続される。
直流ループ監視回路11に接続される回路切換リレー(ス
イッチ)12はその切換接点の1つはモジュラ9bに接続さ
れ、他の1つにはOFFフックリレー(スイッチ)14、分
離回路15、増幅器16aを介してDTMFデコード回路17が、
また該増幅器16aから増幅器16bを介してトーンデコード
回路18が接続される。図中8は制御回路としてのCPU
で、これはマイコン7aのカードエッジコネクターに接続
されるが、DTMFデコード回路17は前記IDの自動送出装置
6から加入電話網3を介して送られてくるダイヤルトー
ンによる交流信号を矩形波信号に変換する回路、トーン
デコード回路18はこの矩形波信号に対して400Hz毎に同
期をとる回路で、これら回路17,18の出力はCPU8の入力
ポートに導入され、着呼検出回路10と直流ループ監視回
路11と回路切換リレー12の出力もCPU8の入力ポートに導
入される。
また、CPU8の出力ポートからの出力は回路切換リレー1
2、OFFフックリレー14、及びモデム4のモデムコントロ
ール4aに接続する補助出力リレー(スイッチ)19に導入
される。
なお、端末2a,2b,2c側にダイヤルトーンによるIDの自動
送出装置6については図示による回路説明を省略する
が、独立して動作するものとして、前記ボード7bにおけ
るCPU8の出力ポートにDTMF搬出回路20が接続された回路
と同様の回路を組み込み相手側のOFF HOOKを検出した後
DTMF信号を出力するようにしたものである。
次に、動作について説明する。
第3図は動作の説明図で、端末2aを例にとると、下記の
ようになる。
端末2aを立ちあげる。
端末2a側のTEL(電話器)から汎用コンピュータ1
側に電話をかける。
第2図において この電話の着呼は7aマイコン内のボード7b上において着
呼検出回路10に出力される。マイコンではプログラムか
ら、この検出回路10の着呼を確認後、まず(OFF HOOKリ
レー)12を分離回路側にスイッチする。
すると、端末側のID自動送出装置はOFF HOOKされた
ことを検知し自動的にDTMFコードを送出する。
このDTMF信号は分離回路15→増巾回路16a→DTMFデ
コード回路17を通じて、CPU8に送られ、マイコンにあら
かじめ登録されているIDと比較される。(実施例ではID
コードは8ケタ) マイコンで比較した結果接続を許されるIDの場合は
マイコンでは補助出力リレー19を作動させて、モデムを
受信可能状態にするとともに回路切換スイッチ12を分離
回路からモデム側にスイッチする。
もし、前記IDが一致しないか、一定時間無信号の場
合はCPU8の出力で(OFF HOOKリレー)12を作動させ、回
線を切断する。
ここで、端末側ではモデムのデータ切換スイッチ
(通信/データ切換)を押すと、モデム同士は接続状態
となる。
もし、モデム側がデータ切換をしなかった場合、一
定時間後、モデムは回線を切るので、CPU8はモデムOFF
HOOK検出PHOTOの信号を検出後、OFF HOOKリレー12によ
って回線を切断する。
以上で接続を完了する。
本発明はさらに安全を期すため、下記の使用法も可能と
した。
前記〜までは同様であるが、その次に、 判別制御装置7は送られたIDを予め登録してあるID
のリストと比較し、一致すると一旦電話を切る。
もしIDが一致しないか一定時間無信号の場合は自動
的に判別制御装置7は回線を切断し、その後何もしな
い。
の時IDが一致していると判別制御装置7はIDに対
応している電話番号に電話する。これは、CPU8の出力で
DTMF搬出回路20を作動させて行うことになる。
この電話をモデム5が着信すると、判別制御装置7
はこれを検知して、補助出力リレー19を切替えることに
より、モデム4と電話回線とを接続する。
以上で接続を完了する。
本発明ではボード7bとソフトならびにID送出装置を追加
することにより、ホスト側のコンピュータソフトやモデ
ムに改良を加えずに安価に機密保護が行える。
汎用コンピュータと遠隔地等の端末コンピュータとを電
話回線を利用してベーシック手順で接続する場合のリン
ク制御方式として、公衆回線すなわち加入電話網(構内
電話網を含む)を前提とした回線方式と、専用回線(構
内回線を含む)を前提とした回線方式が知られている。
このように、加入電話網を利用する場合と専用回線とを
利用する場合とでは、回路制御方式が全く異なるもので
あり、それぞれの手順を行うソフトとして、加入電話網
の場合はIBMのBSC2や日立のHSC2が、専用回線の場合はI
BMのBSC3や日立のHSC3が使用されるが、本発明はこのい
ずれの手順を使う場合、および無手順などすべての場合
に利用できる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明コンピュータネットワークのセ
キュリティ方法は、汎用コンピュータと遠隔地等の端末
コンピュータとをそれぞれのモデムを介して電話回線で
接続する場合において、従来行われているID、パスワー
ド支援によるセキュリティのほかに、ダイヤルトーン
(DTMF)コードによるID選別を行い、特定の相手のみ接
続を行うことになるので、安全性を高められるものであ
る。
しかも、簡単かつ安価な装置を付加するだけで実現で
き、面倒な操作なしに行えるので非常に使い勝手が良
く、利用範囲の広いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のコンピュータネットワークのセキュリ
ティ方法の1実施例を示すブロック回路図、第2図は同
上判別制御装置のボード部分の回路図、第3図は同上動
作用の説明図である。 1……汎用コンピュータ 1a,1b,1c……接続口 2a,2b,2c……端末 3……加入電話網、3a……代表電話 4,5……電話用モデム 4a……モデムコントロール 6……IDの自動送出装置 7……判別制御装置、7a……マイコン 7b……ボード、8……CPU 9a,9b……モジュラ、10……着呼検出回路 11……直流ループ監視回路 12……回路切換リレー 14……OFFフックリレー、15……分離回路 16a,16b,16c……増幅器 17……DTMFデコード回路 18……トーンデコード回路 19……補助出力リレー 20……DTMF搬出回路 21……モデムOFF HOOK検出PHOTOスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】汎用コンピュータと遠隔地等の端末コンピ
    ュータとをそれぞれのモデムを介して電話回線で接続す
    る場合において、端末側にダイヤルトーンによるIDの自
    動送出装置を設け、一方、汎用コンピュータ側に、予め
    登録してあるIDリストと比較する前記IDの判別手段と、
    汎用コンピュータ側のモデムの電話回線への接続を制御
    するモデム制御手段とを有する判別制御装置を設け、端
    末側から汎用コンピュータへ電話をかけ、この電話を判
    別制御装置がとり、次いでIDの自動送出装置が判別制御
    装置にIDを送出し、該判別手段で予め登録してあるIDリ
    ストと比較し、比較結果が一致する場合には、一旦電話
    回線を切り、端末に対応している電話番号に電話し、端
    末側のモデムが着信すると、初めてモデム制御手段で電
    話回線と汎用コンピュータ側のモデムとを接続すること
    を特徴としたコンピュータネットワークによるセキュリ
    ティ方法。
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