JPH07201856A - 銅配線の形成方法 - Google Patents

銅配線の形成方法

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JPH07201856A
JPH07201856A JP33696293A JP33696293A JPH07201856A JP H07201856 A JPH07201856 A JP H07201856A JP 33696293 A JP33696293 A JP 33696293A JP 33696293 A JP33696293 A JP 33696293A JP H07201856 A JPH07201856 A JP H07201856A
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copper
film
metal layer
forming
etching
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Takatoshi Hirota
高敏 廣田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】半導体装置などに用いられる微細なパターンを
有する銅配線の形成方法に関し、基板温度をフォトレジ
ストに損傷を与えない程度にしてエッチング速度を大き
くし、かつ高精度の異方性エッチングでパターニングす
ること。 【構成】基板21上に下地膜22を形成し、該下地膜2
2上に第一の金属層23,銅膜24,第二の金属層25
を順次形成する工程と、前記第二の金属層25上にマス
ク材26を形成する工程と、前記基板21を加熱し、臭
素系のガスと不活性ガスとを含む混合ガスを用いて、反
応性イオンエッチングにより前記第二の金属層25,銅
膜24,第一の金属層23を、前記マスク材26をマス
クにしてエッチング・除去して銅配線28を形成する工
程とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置などに用い
られる微細なパターンを有する銅配線の形成方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の電極配線として用いる微細
な銅配線の加工には、異方性エッチングが要求されてい
るが、その一法であるスパッタエッチング法は、マスク
材料や下地の膜との選択性が大きくとれないために微細
なエッチングが難しいなどの問題があり、基本的に微細
加工性に優れ、マスクとの選択性も得られる反応性イオ
ンエッチングが検討されている。
【0003】その反応性イオンエッチング法を用いた銅
配線の加工についての一法が、G.C.Sehwartsと P.M.Seh
alble とによる“Reactive Ion Etching of Copper Fil
ms"Journal of Electrochemical Society,130 .1777(19
83)(以下、第一の文献と称する) に示されている。こ
の方法は、四塩化炭素とアルゴンとの混合ガス系を用い
て銅膜をエッチングするものであるが、これによると微
細な線間の銅膜がエッチングしにくく、また高い電力密
度でエッチングするので、下地膜との選択比が小さく、
さらにマスク材料として有機レジスト材料が使用できな
いという問題があった。
【0004】また、Kazuhide Ohno,Masaaki Sato and Y
oshinobu Arita らによる“ HighRate Reactive Ion E
tching of Copper Films SiCl4 ,N2 ,Cl2 and NH3 Mix
ture " Extended Abstructs of 22nd (1990 Internatio
nal) Confernce on SolidState Devices and Material
s, Sendai,1990,pp.215-218 (以下、第二の文献と称す
る )では、ガス系として四塩化珪素と窒素の混合ガス
や、四塩化珪素,窒素,塩素及びアンモニアを含む混合
ガスを用い、かつ被エッチング対象の銅膜が形成された
基板を、エッチングの化学反応によって生成される反応
生成物が揮発可能な温度(ここでは280℃)にまで加
熱して銅膜を反応性イオンエッチングによってエッチン
グする方法が提案されている。これによると、エッチン
グ速度の向上がなされ、異方性エッチングが促進される
との報告があった。
【0005】上記第二の文献によると、四塩化珪素と窒
素との混合ガス系を用いた場合銅膜のエッチング速度は
毎分200Å程度であって、四塩化珪素,窒素,塩素及
びアンモニアの混合ガス系を用いた場合そのエッチング
速度は毎分1000Åであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の第一,第二の文献のように、塩素系のガスを用いた
エッチング方法では、エッチングの際の化学反応によっ
て銅膜表面で生成される銅塩化物などの反応生成物が揮
発する蒸気圧が低いため、基板を280℃以上の高温に
加熱しなければならないので銅膜が酸化しやすく、下地
膜に銅が拡散し易い。さらに、エッチングマスクの材料
として有機レジストが使用できないので、SiO2膜とSiN
膜の2層構造でマスクを形成しなければならないなどと
いう問題がある。
【0007】また、この場合マスク材料として有機レジ
ストを用いないために、有機元素によって側壁が保護さ
れないので、銅配線にアンダーカットが生じ、微細加工
が困難になるという問題があった。さらに、エッチング
速度を速めることで、これらの銅配線を具備する半導体
装置のスループットをさらに高めることも要求されてい
た。
【0008】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであって、基板温度を高温にすることなくエッチン
グ速度を向上し、かつ高精度な異方性エッチングを可能
とする銅配線の形成方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、図1に
例示するように、基板21上に下地膜22を形成し、該
下地膜22上に第一の金属層23,銅膜24,第二の金
属層25を順次形成する工程と、前記第二の金属層25
上にマスク材26を形成する工程と、前記基板21を加
熱し、臭素系のガスと不活性ガスとを含む混合ガスを用
いて、反応性イオンエッチングにより前記第二の金属層
25,銅膜24,第一の金属層23を、前記マスク材2
6をマスクにしてエッチング・除去して銅配線28を形
成する工程とを有することを特徴とする銅配線の形成方
法により達成する。
【0010】または、図1に例示するように、基板21
上に下地膜22を形成し、該下地膜22上に第一の金属
層23,銅膜24,第二の金属層25を順次形成する工
程と、前記第二の金属層25上にマスク材26を形成す
る工程と、前記基板21を加熱し、臭素系のガスと不活
性ガスとを含む混合ガスを用いて、反応性イオンエッチ
ングにより前記第二の金属層25,銅膜24,第一の金
属層23を前記マスク材26をマスクにしてエッチング
・除去して銅配線28を形成する工程と、図2に例示す
るように前記銅配線28などに付着した残留物27をウ
エットエッチングにより除去する工程とを有することを
特徴とする銅配線の形成方法により達成する。
【0011】
【作 用】本発明によれば、図1に示すように基板21
上に下地膜22を形成し、該下地膜22上に第一の金属
層23,銅膜24,第二の金属層25を順次形成したの
ちに、基板21を加熱して第二の金属層25、銅膜2
4、第一の金属層23を臭素系のガスと窒素ガスとを含
む混合ガスを用いた反応性イオンエッチングによりエッ
チング・除去して銅配線28を形成している。
【0012】このため、反応性イオンエッチングの際の
化学反応によってBrラジカルとCuから銅臭化物が生
成されるが、この銅臭化物が揮発する蒸気圧は、従来の
塩素ガスを用いる方法によって生成される銅塩化物の蒸
気圧に比して低いので、反応を活性化するために基板温
度を過度に加熱しなくともよく、具体的には200℃程
度に加熱することで十分にエッチングができ、エッチン
グ速度も従来に比して向上される。
【0013】これにより、基板を従来の280℃程度の
ように過度に加熱していないので銅膜が酸化しにくく、
基板が高温でないためエッチングマスクの材料として有
機レジストが使用でき、かつ銅臭化物が銅膜の側壁など
に付着しながらエッチングがなされるので、側壁保護が
なされながらエッチングすることができ、その結果形成
される銅配線にアンダーカットが生じずに加工寸法精度
が向上し、微細配線の形成,加工が容易になる。
【0014】また、下地膜22上に第一の金属層23を
形成しているので、エッチング工程の際に銅が下地膜2
2に拡散することを抑止でき、下地膜へのダメージを抑
止できる。さらに、銅臭化物の脱離作用により銅と、Si
O2膜との選択比が十分にとれるので、特にマスクや下地
膜にSiO2膜を用いた場合には一層寸法精度が高い異方性
エッチングが可能になる。
【0015】なお、本発明に係る銅配線の形成方法にお
いて、臭素系のガスと窒素ガスとを含む混合ガスを用い
て、マスク26を用いて、反応性イオンエッチングによ
り第二の金属層25、銅膜24、第一の金属層23をエ
ッチングして銅配線を形成したのちにウエットエッチン
グを施して、残留臭素や臭素系化合物、あるいはアフタ
ーコロージョンなどの残留物27を除去しているので、
加工寸法精度が高く、汚染の少ない銅配線を形成するこ
とが可能になる。
【0016】
【実施例】そこで、以下に本発明の実施例を図面に基づ
いて説明する。図3は、本実施例において用いる反応性
イオンエッチング装置の構成を説明する断面図である。
図3中、11は真空処理用のチャンバーであり、該チャ
ンバー11内にはヒータ部13が内蔵された試料台12
が配設されている。また、14はガス導入管、15はタ
ーボ分子ポンプに接着される排気管、16はRF電源を
示している。
【0017】以下で図1,図2に基づいて本実施例の工
程を説明する。まず、図1(a) に示すように基板21上
に、SiO2からなる絶縁膜22を形成した後、DCマグネ
トロンスパッタ法で順次、膜厚500Åの第一のTiN 膜
23、膜厚4000Åの銅膜24、膜厚500Åの第二
のTiN 膜25を順次形成する。次に、CVD法によりSi
O2膜26を形成した後に、これをフォトリソグラフィー
法によりパターンニングする。
【0018】次に図3に示す装置を用いて、SiO2膜26
をマスクにして第二のTiN 膜25、銅膜24及び第一の
TiN 膜23を連続的にエッチングして、銅配線28を形
成する。すなわち、上記の基板21を図3の試料台12
上に載置し、チャンバー内の圧力を0.025Torrまで
低下した後、流量130sccmのHBrガスと流量20sc
cmのN2 ガスの混合ガスをチャンバー内に導入し、ヒー
タ部13によって試料台12を加熱し、基板21の温度
を200℃まで上昇して、RF電源16によって200
Wの高周波電圧を試料台12に印加することによりエッ
チングを行う。
【0019】このときエッチングの化学反応によって銅
膜表面に形成される銅臭化物の蒸気圧は従来方法の塩化
物の蒸気圧に比して高いので銅膜24から容易に昇華し
やすく、しかも、基板温度が200℃程度でも窒素イオ
ンの物理的なスパッタエッチングにより銅臭化物が飛散
するので、銅膜のエッチングが可能になる。また、20
0℃程度の低い温度で銅膜のエッチングはなされるの
で、銅膜の酸化が進みにくく、しかもエッチングマスク
の材料として有機レジストが使用できる。
【0020】しかも図1(b)に示すように銅臭化物2
7が配線の側壁などに付着しながら銅膜のエッチングが
なされるので、側壁保護をしながらエッチングすること
ができ、その結果形成される銅配線にアンダーカットが
生じずに、寸法精度の高い異方性エッチングができ、微
細な銅配線の形成が容易になる。また、上記のエッチン
グ条件で銅膜24をエッチングすると銅臭化物がエッチ
ング中に銅膜24の側壁に付着しながらエッチングされ
るので、選択的異方性エッチングがなされ、そのエッチ
ング速度は毎分約1200Åに達する。これは従来の四
塩化珪素と窒素との混合ガス系を用いた場合の毎分約2
00Åや、四塩化珪素,窒素,塩素及びアンモニアの混
合ガス系を用いた場合の毎分約1000Åなどに比して
明らかに向上している。
【0021】なお、下側の第一のTiN 膜23は銅膜24
の拡散バリアメタルとして機能するので、熱などによる
下地膜の絶縁膜22へ銅が拡散する懸念がない。また、
上側の第二のTiN 膜25が形成されているので、マスク
であるSiO2膜26と銅膜24との密着性が向上し、安定
になる。このようなパターニングを終えた状態では、図
1(b) に示すように、マスク26や銅配線28の側壁に
銅臭化物27が付着しており、下地絶縁膜22上に臭素
及び臭素系化合物の多少の残留があるため、図2に示す
ようにアンモニア水でウエットエッチングを行って銅臭
化物27や、残留臭素、臭素系化合物、あるいはアフタ
ーコロージョンなどの残留物を除去する。
【0022】以上の工程によって図2に示すような銅配
線28が形成される。マスクであるSiO2膜26は層間絶
縁膜として用いることが可能なので除去しないで残存さ
せている。このようにして形成された銅配線28には残
留物が殆ど存在せず、かつその側壁形状もアンダーカッ
トがないので、汚染がなく、かつ寸法精度の高い加工形
状の銅配線の形成が容易になる。
【0023】なお、上記工程では、N2 ガスの流量は特
に限定されるものではないが、本実施例のように流量2
0sccmで導入することが好ましい。次にその理由を図4
を参照しながら説明する。図4は上記の反応性イオンエ
ッチングの条件HBr:130sccm、RFパワー200
W、圧力0.025Torr、基板温度200℃において、
2 ガスの流量を変化させたときのSiO2膜26と銅膜2
4とのエッチング速度の変化を説明するグラフであっ
て、X軸はN2 ガスの流量を示し、Y軸はSiO2膜26と
銅膜24とのエッチング速度を示している。なおX軸は
比例目盛りであり、Y軸は対数目盛りである。
【0024】図4に示すように、N2 を20sccm添加す
ることにより、銅膜24とSiO2膜26の選択比が約17
と最大になり、従来の塩素系のガスを用いたときの選択
比10〜13に比して選択比が大きくなっている。よっ
て、N2 ガス導入の際の流量は20sccmが好ましいので
ある。また、本実施例ではウエットエッチングの際のエ
ッチング液としてアンモニア水を用いているが、弱フッ
酸溶液や水などの溶液でも同様の効果を奏する。
【0025】さらに、本実施例では不活性ガスとしてN
2 を用いているが、本発明はこれに限らず、例えばArな
どの希ガスでもよく、臭素系のガスはHBrを用いてい
るが、例えばBBr,NH4 Brなどのガスでも銅臭化
物が生成されるので同様の効果を奏する。また、本実施
例ではマスク材の一例としてSiO2膜26を用いている
が、これはレジスト膜でも可能であって、その場合はマ
スクのパターニング工程が露光・現像工程だけですむの
で、製造工程が簡略化できるという副次的効果もある。
【0026】なお、本実施例において、第一,第二のTi
N 膜23,25はそれぞれ第一,第二の金属層の一例で
あるが、本実施例はこれに限らず、例えばTa, TiN , Ti
W ,W , Nb, Mo, Cr,Pd 又はWSi などの金属でも同様の
効果を奏する。また、本実施例では銅膜24として純粋
な銅を用いているが、本発明はこれに限らず、例えばCu
-0.1%Tiのように、Ti,Zr又はCrを含む銅の合金を用い
ても、本実施例と同様の効果を奏する。純粋な銅は電気
抵抗が最小なので、銅配線の形成方法としては本実施例
のように純粋な銅を用いることが望ましい。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、下地
膜上に第一の金属層、銅膜、第二の金属層を順次形成し
たのちに基板を加熱し、臭素系のガスと窒素ガスとを含
む混合ガスを用いて、マスク材を用いた反応性イオンエ
ッチングにより第二の金属層、銅膜、第一の金属層をエ
ッチングして銅配線を形成しているので、反応を活性化
するために基板温度を過度に加熱しなくとも、エッチン
グが可能になり、エッチング速度も従来に比して向上さ
れる。
【0028】これにより、基板を過度に加熱していない
ので銅膜が酸化しにくく、かつエッチングマスクの材料
として有機レジストが使用でき、銅臭化物が配線の側壁
などに付着しながら銅膜のエッチングがなされるので、
銅配線にアンダーカットが生じずに、寸法精度の高いエ
ッチングができ、微細な配線の加工が容易になる。ま
た、第一の金属層が下地膜上に形成されているので、銅
が下地膜に拡散する懸念もなく、上記の工程の後にウエ
ットエッチングを施して、残留臭素、臭素系化合物、ア
フターコロージョンなどの残留物を除去することによ
り、汚染がなく、かつ高精度な加工形状の銅配線が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る銅配線の形成方法を説明
する第一の断面図である。
【図2】本発明の実施例に係る銅配線の形成方法を説明
する第二の断面図である。
【図3】本発明の実施例に係るエッチング装置の構成を
説明する断面図である。
【図4】本発明の実施例に係る銅配線の形成方法の作用
効果を説明するグラフである。
【符号の説明】
11 チャンバー 12 試料台 13 ヒーター部 14 ガス導入管 15 排気管 16 RF電源 21 基板 22 絶縁膜 23 第一のTiN 膜(第一の金属層) 24 銅膜 25 第二のTiN 膜(第二の金属層) 26 SiO2膜(マスク材) 27 銅臭化物 28 銅配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/302 G 21/88 D

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板(21)上に下地膜(22)を形成
    し、該下地膜(22)上に第一の金属層(23),銅膜
    (24),第二の金属層(25)を順次形成する工程
    と、 前記第二の金属層(25)上にマスク材(26)を形成
    する工程と、 前記基板(21)を加熱し、臭素系のガスと不活性ガス
    とを含む混合ガスを用いて、反応性イオンエッチングに
    より前記第二の金属層(25),銅膜(24),第一の
    金属層(23)を、前記マスク材(26)をマスクにし
    てエッチング・除去して銅配線(28)を形成する工程
    とを有することを特徴とする銅配線の形成方法。
  2. 【請求項2】 基板(21)上に下地膜(22)を形成
    し、該下地膜(22)上に第一の金属層(23),銅膜
    (24),第二の金属層(25)を順次形成する工程
    と、 前記第二の金属層(25)上にマスク材(26)を形成
    する工程と、 前記基板(21)を加熱し、臭素系のガスと不活性ガス
    とを含む混合ガスを用いて、反応性イオンエッチングに
    より前記第二の金属層(25),銅膜(24),第一の
    金属層(23)を前記マスク材(26)をマスクにして
    エッチング・除去して銅配線(28)を形成する工程
    と、 前記銅配線(28)などに付着した残留物(27)をウ
    エットエッチングにより除去する工程とを有することを
    特徴とする銅配線の形成方法。
  3. 【請求項3】 前記銅膜(24)はTi,Zn 又はCrを含む
    銅膜であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載
    の銅配線の形成方法。
  4. 【請求項4】前記臭素系のガスは、HBr、BBr3
    るいはNH4 Brのいずれかからなることを特徴とする
    請求項1,請求項2又は請求項3記載の銅配線の形成方
    法。
  5. 【請求項5】前記第一、第二の金属層(23,25)は
    Ta,TiN ,TiW ,W ,Nb,Mo,Cr,Pd又はWSi のいずれ
    かからなることを特徴とする請求項1,請求項2,請求
    項3又は請求項4記載の銅配線の形成方法。
  6. 【請求項6】前記不活性ガスは、窒素、アルゴンのいず
    れかからなることを特徴とする請求項1,請求項2,請
    求項3,請求項4又は請求項5記載の銅配線の形成方
    法。
  7. 【請求項7】前記マスク材(26)はSiO2膜またはレジ
    スト膜のいずれかからなることを特徴とする請求項1,
    請求項2,請求項3,請求項4,請求項5又は請求項6
    記載の銅配線の形成方法。
  8. 【請求項8】前記基板(21)の加熱温度を200℃以
    上にすることを特徴とする請求項1,請求項2,請求項
    3,請求項4,請求項5,請求項6又は請求項7記載の
    銅配線の形成方法。
  9. 【請求項9】前記ウエットエッチングではアンモニア
    水、弱フッ酸溶液または水のいずれかをエッチング液と
    して用いることを特徴とする請求項2,請求項3,請求
    項4,請求項5,請求項6,請求項7又は請求項8記載
    の銅配線の形成方法。
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