JPH07201121A - 記録装置及び記録再生システム - Google Patents

記録装置及び記録再生システム

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JPH07201121A
JPH07201121A JP25345793A JP25345793A JPH07201121A JP H07201121 A JPH07201121 A JP H07201121A JP 25345793 A JP25345793 A JP 25345793A JP 25345793 A JP25345793 A JP 25345793A JP H07201121 A JPH07201121 A JP H07201121A
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Junichi Aramaki
純一 荒牧
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ディスク記録再生装置1に設けられているシ
ンクロキー2をオン操作すると、システムコントローラ
4がこれを検出し、再生開始要求信号をCDプレーヤ装
置30に供給するとともに記録系を記録一時停止状態と
する。上記CDプレーヤ装置30のシステムコントロー
ラ35は、上記再生開始要求信号が供給されると再生を
行い、この再生の開始を示すデータ,再生の一時停止,
停止等を示す制御データを上記システムコントローラ4
に供給する。上記システムコントローラ4は、上記制御
データに応じてCDプレーヤ装置30からの音声データ
を記録するように記録系を、記録状態,記録一時停止状
態或いは停止状態等に制御する。 【効果】 記録側が再生側に追従して記録を行うことが
でき、人間の操作感覚に合った自然の動作でダビングを
行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所望の情報の記録を一
旦メモリを介して間欠的に行う、例えばディスク記録装
置,ディスク記録再生装置等に用いて好適な記録装置及
び記録再生システムに関し、特に、いわゆるダビング時
に生ずる不都合を改善した記録装置及び記録再生システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】今日において、一方の記録媒体から再生
された情報を、他方の記録媒体へ記録するいわゆるダビ
ングが知られている。例えば、いわゆるCD(コンパク
トディスク)プレーヤ装置から再生された音声信号を、
カセットテープレコーダ装置によりカセットテープに記
録する場合、まず、記録側である上記カセットテープレ
コーダ装置を記録状態とするとともに一時停止状態と
し、録音スタンバイの状態とする。そして、上記CDプ
レーヤ装置を再生状態とし、タイミングを計って上記カ
セットテープレコーダ装置の一時停止を解除する。これ
により、上記CDプレーヤ装置により再生された音声信
号が上記カセットテープレコーダ装置によりカセットテ
ープに記録される。
【0003】一方、ダビングを行う際に、このような複
雑な機械操作を行うことは大変面倒でありユーザに負担
がかかるため、ボタン操作ひとつで自動的にダビングを
行うことができる機能が設けられた記録装置が知られて
いる。
【0004】この記録装置は、CDの再生を行うCD再
生部と、カセットテープに音声信号の記録再生を行うカ
セット記録再生部とから構成されており、自動的なダビ
ングを指定するためのシンクロキーが設けられている。
【0005】上記記録装置は、上記シンクロキーがオン
操作されると、上記カセット記録再生部を記録一時停止
状態とするとともに、CD再生部を再生一時停止状態と
し、その後にカセット記録再生部,CD再生部の順に一
時停止を解除して上記CDから再生された音声信号をカ
セットテープに記録する。また、上記CD再生部が一時
停止とされると、上記カセット記録再生部をこれに同期
させて記録一時停止状態に制御していた。これにより、
面倒な機械操作をすることなく、ダビングを行うことが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の記録装
置は、CDから再生された音声信号をカセットテープに
記録するようにしていたため、該音声信号の記録が開始
されるまでに時間を要していた。すなわち、上記カセッ
トテープに音声信号を記録するためには、記録ヘッドを
テープに接触させるとともに、バイアス回路等が安定す
るまで待つ必要があり、音声信号の記録が開始されるま
でに100msec〜200msecの時間を要してい
た。なお、このような待ち時間を無視して音声信号の記
録を行うと、例えば記録ヘッドがテープに接触しないう
ちに音声信号の供給が開始され、音声信号の先頭部分
(例えば、曲の頭の部分等)が記録されない等の不都合
を生ずる。
【0007】また、ダビングを行う場合は、上述の記録
装置のように再生側が記録側に追従するのではなく、再
生側の再生に同期して記録側の記録が開始される等のよ
うに、記録側が再生側に追従して記録を行うほうが人間
の操作感に合った自然の動作である。
【0008】本発明は上述の問題点に鑑みて成されたも
のであり、簡単な操作でダビングを行うことができ、音
声信号の先頭部分が記録されない等の不都合を防止する
ことができ、ダビングの待ち時間を短縮化することがで
きるうえ、記録側が再生側に追従して記録を行うことに
より人間の操作感に合った自然の動作でダビングを行う
ことができるような記録装置及び記録再生システムの提
供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る記録装置
は、外部機器から供給される情報を一旦記憶手段に書き
込み、該書き込み速度よりも速い読み出し速度で読み出
して記録手段に供給することにより、該情報の間欠的な
記録を行う記録装置であって、シンクロ命令信号を出力
するシンクロ命令発生手段と、上記シンクロ命令発生手
段からシンクロ命令信号が供給されると、上記外部機器
に情報の出力を要求するための情報出力要求信号を出力
するとともに、上記外部機器から供給される情報の記録
を要求するための記録要求信号を上記記録手段に供給す
る制御手段と、上記外部機器に接続され、該外部機器か
ら供給される情報を上記記録手段に供給する第1の入力
端子と、上記外部機器に接続され、上記制御手段から出
力される情報出力要求信号を出力するための情報出力要
求信号出力端子とを有することを特徴として上述の課題
を解決する。
【0010】また、本発明に係る記録装置は、上記シン
クロ命令発生手段として、手動によりオンオフ操作され
るシンクロキーを有することを特徴として上述の課題を
解決する。
【0011】また、本発明に係る記録装置は、上記シン
クロ命令発生手段として、上記外部機器の接続の有無を
検出し、該外部機器の接続を検出したときに、上記シン
クロ命令信号を出力する接続検出手段を有することを特
徴として上述の課題を解決する。
【0012】また、本発明に係る記録装置は、上記外部
機器からの情報の出力が停止したことを検出する情報停
止検出手段を有し、上記制御手段は、上記情報停止検出
手段により、上記情報の出力の停止が検出された場合
に、該情報の記録を停止するように上記記録手段を制御
することを特徴として上述の課題を解決する。
【0013】また、本発明に係る記録装置は、上記外部
機器からの、上記情報の出力の停止が指示されたことを
示す停止信号、上記情報の出力の一時停止が指示された
ことを示す一時停止信号、及び、上記情報が記録されて
いる記録媒体の取り出しが指示されたことを示すイジェ
クト信号が供給される第2の入力端子を有し、上記情報
停止検出手段は、上記第2の入力端子を介して供給され
る上記停止信号,一時停止信号或いはイジェクト信号の
有無により、上記外部機器からの情報の出力の停止を検
出することを特徴として上述の課題を解決する。
【0014】また、本発明に係る記録装置は、上記外部
機器からの、上記情報の出力が指示されたことを示す出
力開始信号が供給される第3の入力端子を有し、上記制
御手段は、上記第3の入力端子を介して上記出力開始信
号が供給されると、上記記憶手段を書き込み制御及び読
み出し制御するとともに、記録手段を記録状態に制御す
ることを特徴として上述の課題を解決する。
【0015】次に、本発明に係る記録再生システムは、
情報を出力する情報出力端子と、情報の出力を要求する
ための情報出力要求信号が供給される情報出力要求信号
入力端子と、上記情報出力要求信号入力端子を介して情
報出力要求信号が供給されると、上記情報出力端子を介
して情報を出力する情報出力手段とを備える情報出力装
置と、上記情報出力装置の情報出力端子に接続される第
1の入力端子と、シンクロ命令信号を出力するシンクロ
命令発生手段と、上記第1の入力端子を介して供給され
る情報を一旦記憶する記憶手段と、上記記憶手段から読
み出された情報をディスク状記録媒体に記録する記録手
段と、上記シンクロ命令発生手段からシンクロ命令信号
が供給されると、上記情報出力装置に情報の出力を要求
するための情報出力要求信号を出力し、上記第1の入力
端子を介して供給される情報を記憶するように上記記憶
手段を書き込み制御し、この書き込み速度よりも速い速
度で該情報が読み出されるように上記記憶手段を読み出
し制御し、この記憶手段から読み出された情報を記録す
るように上記記録手段を制御する制御手段と、上記情報
出力装置の情報出力要求信号入力端子に接続され、上記
制御手段から出力される情報出力要求信号を該情報出力
装置に供給するための情報出力要求信号出力端子とを備
える記録装置とを有することを特徴として上述の課題を
解決する。
【0016】また、本発明に係る記録再生システムは、
上記シンクロ命令発生手段として、手動によりオンオフ
操作されるシンクロキーを有することを特徴として上述
の課題を解決する。
【0017】また、本発明に係る記録再生システムは、
上記シンクロ命令発生手段として、上記情報出力装置の
接続の有無を検出し、該情報出力装置の接続を検出した
ときに、上記シンクロ命令信号を出力する接続検出手段
を有することを特徴として上述の課題を解決する。
【0018】また、本発明に係る記録再生システムは、
上記記録装置は、上記情報出力装置からの情報の出力が
停止したことを検出する情報停止検出手段を有し、上記
制御手段は、上記情報停止検出手段により、上記情報の
出力の停止が検出された場合に、該情報の記録を停止す
るように上記記録手段を制御することを特徴として上述
の課題を解決する。
【0019】また、本発明に係る記録再生システムは、
上記情報出力装置は、上記情報の出力の停止が指示され
たことを示す停止信号、上記情報の出力の一時停止が指
示されたことを示す一時停止信号、及び、上記情報が記
録されている記録媒体の取り出しが指示されたことを示
すイジェクト信号を出力する第1の出力端子を備え、上
記記録装置は、上記第1の出力端子に接続され、上記情
報出力装置からの、上記停止信号,一時停止信号、及
び、イジェクト信号が供給される第2の入力端子を備
え、上記情報停止検出手段は、上記第2の入力端子を介
して供給される上記停止信号,一時停止信号或いはイジ
ェクト信号の有無により、上記情報出力装置からの情報
の出力の停止を検出することを特徴として上述の課題を
解決する。
【0020】また、本発明に係る記録再生システムは、
上記情報出力装置は、上記情報の出力が指示されたこと
を示す出力開始信号を出力する第2の出力端子を備え、
上記記録装置は、上記情報出力装置からの上記出力開始
信号が供給される第3の入力端子を備え、上記制御手段
は、上記第3の入力端子を介して上記出力開始信号が供
給されると、上記記憶手段を書き込み制御及び読み出し
制御するとともに、記録手段を記録状態に制御すること
を特徴として上述の課題を解決する。
【0021】
【作用】本発明に係る記録装置は、外部機器から供給さ
れる情報を一旦記憶手段に書き込み、該書き込み速度よ
りも速い読み出し速度で読み出して記録手段に供給する
ことにより、該情報をディスク状記録媒体に間欠的に記
録する記録装置であって、いわゆるダビングの開始時と
なると、シンクロ命令発生手段からシンクロ命令信号が
出力される。
【0022】具体的には、上記シンクロ命令発生手段
は、例えば手動によりオンオフ操作されるシンクロキー
であり、このシンクロキーがオン操作されると上記シン
クロ命令信号が出力されるようになっている。
【0023】或いは、上記シンクロ命令発生手段は、例
えば上記外部機器の接続の有無を検出する接続検出手段
であり、該接続検出手段により、上記外部機器の接続が
検出されたときに上記シンクロ命令信号が出力されるよ
うになっている。
【0024】上記シンクロ命令信号は、制御手段に供給
される。
【0025】上記制御手段は、上記シンクロ命令信号が
供給されると、上記外部機器に情報の出力を要求するた
めの情報出力要求信号を出力するとともに、上記外部機
器から供給される情報の記録を要求するための記録要求
信号を上記記録手段に供給する。
【0026】上記情報出力要求信号は、情報出力要求信
号出力端子を介して上記外部機器に供給される。上記外
部機器は、通信機能を有しており、上記情報出力要求信
号が供給されると、情報の出力を行う。この外部機器か
ら出力された情報は、第1の入力端子を介して記憶手段
に記憶される。
【0027】上記制御手段は、上記記憶手段に供給され
た情報を一旦記憶するように該記憶手段を書き込み制御
する。そして、この記憶手段に書き込まれた情報が、書
き込み速度よりも速い速度で読み出されるように該記憶
手段を読み出し制御するとともに、記録手段を記録状態
に制御する。
【0028】これにより、上記外部機器からの情報が上
記記録手段によりディスク状記録媒体に記録される。従
って、面倒な機械操作をすることなく、ダビングを行う
ことができる。
【0029】また、上記外部機器から供給された情報を
一旦記憶手段に記憶し読み出してディスク状記録媒体に
記録するようにしているため、上記記憶手段に情報を蓄
積している間に記録手段の記録準備を行うことができ
る。従って、上記外部機器の情報の出力を即座に行うこ
とができ、ダビングが開始されるまでに要する時間を短
縮化することができるうえ、情報の先頭部分が記録され
ないような不都合を防止することができる。
【0030】一方、情報停止検出手段は、上記外部機器
からの情報の出力が停止したことを検出する。
【0031】具体的には、上記情報停止検出手段は、例
えば第2の入力端子を介して上記外部機器から供給され
る、上記情報の出力の停止が指示されたことを示す停止
信号、上記情報の出力の一時停止が指示されたことを示
す一時停止信号、及び、上記情報が記録されている記録
媒体の取り出しが指示されたことを示すイジェクト信号
の有無により、上記外部機器からの情報の出力の停止を
検出する。
【0032】上記制御手段は、上記情報停止検出手段に
より、上記情報の出力の停止が検出された場合に、該情
報の記録を停止するように上記記録手段を制御する。
【0033】また、上記制御手段は、第3の入力端子を
介して上記外部機器から、上記情報の出力が指示された
ことを示す出力開始信号が供給されると、上記記録手段
を記録状態に制御する。
【0034】これにより、再生側である外部機器の情報
の出力,該情報の出力の停止に応じて、記録側である当
該記録装置の記録手段を記録状態,記録停止状態に制御
することができる。すなわち、記録側が再生側に追従し
て情報の記録を行うことができ、人間の操作感に合った
自然の動作でダビングを行うことができる。
【0035】次に、本発明に係る記録再生システムは、
情報の出力を行う情報出力装置及び該情報出力装置から
の情報を記録する記録装置で構成されており、いわゆる
ダビングの開始時となると、記録装置のシンクロ命令発
生手段からシンクロ命令信号が出力される。
【0036】具体的には、上記シンクロ命令発生手段
は、例えば手動によりオンオフ操作されるシンクロキー
であり、このシンクロキーがオン操作されると上記シン
クロ命令信号が出力されるようになっている。
【0037】或いは、上記シンクロ命令発生手段は、例
えば上記外部機器の接続の有無を検出する接続検出手段
であり、該接続検出手段により、上記外部機器の接続が
検出されたときに上記シンクロ命令信号が出力されるよ
うになっている。
【0038】上記シンクロ命令信号は、制御手段に供給
される。
【0039】上記制御手段は、上記シンクロ命令信号が
供給されると、上記情報出力装置に情報の出力を要求す
るための情報出力要求信号を、情報出力要求信号出力端
子及び情報出力要求信号出力端子を介して該情報出力装
置の情報出力手段に供給する。
【0040】上記情報出力手段は、情報出力要求信号が
供給されると、情報を、情報出力端子及び第1の入力端
子を介して上記記録装置の記憶手段に供給する。
【0041】上記制御手段は、上記情報が記憶手段に一
旦記憶されるように該記憶手段を書き込み制御する。そ
して、この記憶手段に書き込まれた情報が、書き込み速
度よりも速い速度で読み出されるように該記憶手段を読
み出し制御するとともに、記録手段を記録状態に制御す
る。
【0042】これにより、上記情報出力装置からの情報
が上記記録手段によりディスク状記録媒体に記録され
る。従って、面倒な機械操作をすることなく、ダビング
を行うことができる。
【0043】また、上記情報出力装置から供給された情
報を一旦記憶手段に記憶し読み出してディスク状記録媒
体に記録するようにしているため、上記記憶手段に情報
を蓄積している間に記録手段の記録準備を行うことがで
きる。従って、上記情報出力装置の情報の出力を即座に
行うことができ、ダビングが開始されるまでに要する時
間を短縮化することができるうえ、情報の先頭部分が記
録されないような不都合を防止することができる。
【0044】一方、上記記録装置には、情報停止検出手
段が設けられており、この情報停止検出手段により、上
記情報出力装置からの情報の出力が停止したことを検出
する。
【0045】具体的には、上記情報停止検出手段は、例
えば上記情報出力装置の第1の出力端子及び上記記録装
置の第2の入力端子を介して該情報出力装置から供給さ
れる、上記情報の出力の停止が指示されたことを示す停
止信号、上記情報の出力の一時停止が指示されたことを
示す一時停止信号、及び、上記情報が記録されている記
録媒体の取り出しが指示されたことを示すイジェクト信
号の有無により、上記情報出力装置からの情報の出力の
停止を検出する。
【0046】上記制御手段は、上記情報停止検出手段に
より、上記情報の出力の停止が検出された場合に、該情
報の記録を停止するように上記記録手段を制御する。
【0047】また、上記制御手段は、上記情報出力装置
の第2の出力端子及び上記記録装置の第3の入力端子を
介して該情報出力装置から、上記情報の出力が指示され
たことを示す出力開始信号が供給されると、上記記録手
段を記録状態に制御する。
【0048】これにより、再生側である上記情報出力装
置の情報の出力,該情報の出力の停止に応じて、記録側
である上記記録装置の記録手段を記録、記録状態,記録
停止状態に制御することができる。すなわち、記録側が
再生側に追従して情報の記録を行うことができ、人間の
操作感に合った自然の動作でダビングを行うことができ
る。
【0049】
【実施例】以下、本発明に係る記録装置及び記録再生シ
ステムの好ましい実施例について図面を参照しながら説
明する。
【0050】まず、図1において、本実施例に係る記録
再生システムは、ディスク記録再生装置1及びCD(コ
ンパクトディスク)プレーヤ装置30で構成されてい
る。
【0051】上記ディスク記録再生装置1には、本発明
に係る記録装置も適用されており、上記CDプレーヤ装
置30から供給される音声信号を一旦メモリに書き込
み、この書き込んだ音声信号を該書き込み速度よりも速
い読み出し速度で所定単位毎に読み出し光磁気ディスク
に記録し、該光磁気ディスクに記録した音声信号を再生
して上記メモリに一旦書き込み、この書き込んだ音声信
号を該書き込み速度よりも遅い読み出し速度で連続的に
読み出して外部に出力するような間欠的な記録再生を行
う構成となっており、シンクロキー2及びこのシンクロ
キー2の操作に応じてダビングを行うように制御するシ
ステムコントローラ4等を備えている。
【0052】上記CDプレーヤ装置30は、再生キー3
1等のキー操作に応じてCDから音声信号を再生して出
力する一般的な構成となっているが、上記ディスク記録
再生装置1から再生開始要求信号が供給されると、CD
に記録されている音声信号を再生して上記ディスク記録
再生装置1に供給し、また、再生,一時停止,停止,イ
ジェクト等の情報を上記ディスク記録再生装置1に供給
するシステムコントローラ35を有している。
【0053】上記ディスク記録再生装置1及びCDプレ
ーヤ装置30は、該ディスク記録再生装置1の音声信号
入力端子1a,再生要求信号出力端子1b,制御データ
入力端子1cを、該CDプレーヤ装置30の音声信号出
力端子30a,再生要求信号入力端子30b,制御デー
タ出力端子30cにそれぞれ接続することにより、互い
に接続されている。
【0054】次に、このような構成を有する本実施例に
係る記録再生システムの動作を図2に示すフローチャー
トを用いて説明する。
【0055】この図2に示すフローチャートは、上記デ
ィスク記録再生装置1及びCDプレーヤ装置30のメイ
ン電源がオンされることによりスタートとなり、ステッ
プS1に進む。
【0056】上記ステップS1では、図1に示すディス
ク記録再生装置1のシステムコントローラ4が、シンク
ロキー2のオン操作が行われたか否かを判別し、NOの
場合は上記シンクロキー2がオン操作されるまでこのス
テップS1を繰り返し、YESの場合はステップS2に
進む。
【0057】上記ステップS2では、上記CDプレーヤ
装置30が再生一時停止状態に制御され、上記ディスク
記録再生装置1が記録一時停止状態に制御されステップ
S3に進む。
【0058】すなわち、上記シンクロキー2がオン操作
されると、シンクロ命令信号が上記ディスク記録再生装
置1のシステムコントローラ4に供給される。上記シス
テムコントローラ4は、上記シンクロ命令信号が供給さ
れると、後に説明する記録系を記録一時停止状態に制御
するとともに、再生開始要求信号を出力する。この再生
開始要求信号は、再生開始要求信号出力端子1b及び再
生開始要求信号入力端子30bを介してCDプレーヤ装
置30のシステムコントローラ35に供給される。上記
システムコントローラ35は、上記再生開始要求信号が
供給されると再生系を再生一時停止状態に制御する。
【0059】上記ステップS3では、図1に示すディス
ク記録再生装置1のシステムコントローラ4が、上記C
Dプレーヤ装置30が再生状態となったか否かを判別
し、NOの場合は該CDプレーヤ装置30が再生状態と
なるまでこのステップS3を繰り返し、YESの場合は
ステップS4に進む。
【0060】すなわち、上記CDプレーヤ装置30のシ
ステムコントローラ35は、例えば上記再生開始要求信
号が供給されてから所定時間経過後に上記再生一時停止
を解除して再生を開始し、或いは、再生キー31がオン
操作されると、これを検出して再生を開始する。上記シ
ステムコントローラ35は、上記再生が開始されると該
再生の開始されたことを示す再生開始信号を制御データ
出力端子30c及び制御データ入力端子1cを介して上
記ディスク記録再生装置1のシステムコントローラ4に
供給する。上記システムコントローラ4は、上記再生開
始信号の有無により上記再生が開始されたか否かを判別
することができる。また、上記CDプレーヤ装置30が
再生を開始することにより形成された音声信号は、音声
信号出力端子30a及び音声信号入力端子1aを介して
上記ディスク記録再生装置1に供給される。
【0061】当該記録再生システムは、上記ディスク記
録再生装置1のシステムコントローラ4により、上記C
Dプレーヤ装置30で再生が開始されたことが検出され
るとステップS4に進む。
【0062】上記ステップS4では、上記ディスク記録
再生装置1が上記CDプレーヤ装置30から供給された
音声信号の記録を行いステップS5に進む。
【0063】具体的には、上記ディスク記録再生装置1
は、図3に示すような構成を有しており、上記CDプレ
ーヤ装置30からの音声信号は、上記音声信号入力端子
1aを介してA/D変換器5に供給される。
【0064】上記A/D変換器5は、上記音声信号を、
例えば44.1kHzのサンプリングクロックでサンプ
リングすることにより16ビットにデジタル化された音
声データを形成し、これを1.4Mbit/sの転送速
度で圧縮/伸長回路6に供給する。
【0065】上記圧縮/伸長回路6は、例えば最大約2
0msecの音声データを1ブロックとし、時間軸の波
形をフーリエ変換によって約1000の周波数成分に分
析する。そして、この分析した音声データを、周波数軸
上で聴覚心理学に基づき、最小可聴限特性やマスキング
効果等を用いて、聴感上重要な周波数成分から順に抽出
することにより、該音声データをデータ転送速度が30
0kbit/sの約1/5の情報量に圧縮する。そし
て、この圧縮した音声データをメモリコントローラ7に
供給する。
【0066】上記メモリコントローラ7は、上記音声デ
ータが300kbit/sの速度で書き込まれるように
該メモリ18を書き込み制御する。そして、上記書き込
み速度よりも速い例えば1.4Mbit/sの転送速度
で1クラスタ(=36セクタ)毎に読み出し、これをエ
ンコード/デコード回路8に供給する。
【0067】上記エンコード/デコード回路8は、上記
音声データにいわゆるEFM(8−14)変調処理を施
すとともに、CIRC(Cross Interleave Reed Solomo
n Code)による誤り訂正符号を付加し、これをヘッド駆
動回路9に供給する。
【0068】上記ヘッド駆動回路9は、上記エンコード
/デコード回路8からの音声データに応じて磁気ヘッド
10を駆動する。これにより、上記磁気ヘッド10によ
り上記音声データに応じた磁界が形成され、これが光磁
気ディスク11bに印加される。
【0069】一方、システムコントローラ4は、サーボ
制御回路15を介して送りモータ14を回転制御するこ
とにより、光ピックアップ13を移動制御するととも
に、上記磁気ヘッド10により磁界が印加された箇所に
一定強度のレーザビームが照射されるように該光ピック
アップ13を制御する。
【0070】上記光磁気ディスク11bは、カートリッ
ジ11aにより保護されており、その直径は例えば直径
64mmとなっている。上記光磁気ディスク11bの光
磁気膜は、上記レーザビームが照射されると、その保磁
力が無くなる。そこに、上記音声データに応じた磁界が
印加されるため、該音声データの記録がなされることと
なる。
【0071】なお、このような音声データの記録は、上
記光磁気ディスク11bが、例えば角速度一定或いは線
速度一定で回転駆動されるように、システムコントロー
ラ4がスピンドルモータ12を回転制御しながら行われ
る。
【0072】また、この記録中においては、上記レーザ
ビームが光磁気ディスク11bに照射されることにより
生ずる反射光から形成されたRF信号がRFアンプ16
を介してアドレスデコーダ17に供給される。上記アド
レスデコーダ17は、上記RF信号から音声データの記
録に係るアドレスデータを形成し、これを上記エンコー
ド/デコード回路8を介してメモリコントローラ7に供
給する。上記メモリコントローラ7は、上記アドレスデ
ータが一旦書き込まれるように上記メモリ18を書き込
み制御する。このメモリ18に書き込まれたアドレスデ
ータは、後に説明するが、記録終了後にまとめて読み出
され上記光磁気ディスク11b上のTOC(User Table
of Contents)エリア以外に設けられているユーザTO
Cエリア(UTOC)に書き込まれる。
【0073】上記ステップS4において、このような音
声データの記録が開始されると、当該記録再生システム
はステップS5に進み、上記図1に示すCDプレーヤ装
置30の再生が停止されたか否かを判別し、NOの場合
は再生が停止されるまで上述の記録を継続し、YESの
場合はステップS6に進む。
【0074】すなわち、上記CDプレーヤ装置30の再
生停止は、一時停止キー32,停止キー33,CDの取
り出しを指定するイジェクトキー34がオン操作される
か、CDに記録されている全ての音声データの再生が終
了した場合に生ずる。このため、CDプレーヤ装置30
のシステムコントローラ35は、上記一時停止キー3
2,停止キー33,イジェクトキー34がオン操作され
たか否かを検出するとともに、CDに記録されている全
ての音声データの再生が終了したか否かを検出し、上記
再生の停止を検出する。そして、このような再生の停止
が検出された場合、制御データ出力端子30c及び制御
データ入力端子1cを介して、再生停止を示すデータを
ディスク記録再生装置1のシステムコントローラ4に供
給する。
【0075】上記ディスク記録再生装置1のシステムコ
ントローラ4は、上記CDプレーヤ装置30から再生停
止を示すデータが供給されると、上記ステップS6にお
いて、記録を一時停止するように各部を制御してステッ
プS7に進む。
【0076】上記ステップS7では、上記ディスク記録
再生装置1のシステムコントローラ4が、停止キー3が
オン操作されたか否かを判別し、YESの場合はステッ
プS8に進み、NOの場合はステップS9に進む。
【0077】上記ステップS9では、上記ディスク記録
再生装置1のシステムコントローラ4が、例えばCDプ
レーヤ装置30のシステムコントローラ35からの再生
開始信号の有無を検出する等して該CDプレーヤ装置3
0が再生状態にあるか否かを検出し、NOの場合は上記
ステップS7に戻り、YESの場合はステップS4に戻
る。
【0078】上記ステップS8では、上記ディスク記録
再生装置1のシステムコントローラ4が音声信号の記録
を終了するように各部を制御して図6のフローチャート
に示す全ルーチンを終了する。
【0079】上記図3において、上記システムコントロ
ーラ4は、上記音声信号の記録が終了すると、上記メモ
リ18に書き込まれた記録に係るアドレスデータが読み
出されるようにメモリコントローラ7を介してメモリ1
8を読み出し制御する。上記メモリ18から読み出され
たアドレスデータは、上記音声データと同様にEFM変
調処理等が施されヘッド駆動回路9に供給される。これ
により、上記光磁気ディスク11bのUTOCに上記ア
ドレスデータが記録される。
【0080】ここで、上記UTOCには、セクタ0,セ
クタ1,セクタ2の計3セクタ分の記録領域が割り当て
られている。
【0081】上記セクタ0の構造は、例えば図4に示す
ようになっており、上記光磁気ディスク11bの記録状
況が記録されるようになっている。P−FRAは上記C
Dプレーヤ装置30からの音声データが記録される記録
可能領域を管理するためのもので、記録可能領域の開始
位置を示すスタートアドレスが記録されているセクタ0
上のポインタが記録されている。また、P−TNOn
は、上記記録可能領域の記録済領域を管理するためのも
のであり、P−TNO1には、1曲目の曲が始まるアド
レスが記録されているセクタ0上のポインタが記録され
ている。すなわち、上記P−TNO1に1が記録されて
いたとすると、セクタ0の(76+1×2)×4バイト
を先頭に、スタートアドレスとエンドアドレスが記録さ
れている。なお、P−TNO2以降もこれと同様となっ
ている。
【0082】上記セクタ1の構造は、例えば図5に示す
ようになっており、ディスクネームとトラックネームの
情報が、例えばアスキーコードで記録されている。P−
TNA1には1曲目のトラックネームが記録されている
セクタ1上の先頭アドレスが記録されている。すなわ
ち、P−TNA1が2であればセクタ1の(76+2×
2)×4バイトを先頭に、1曲目のトラックネームが記
録されている。なお、P−TNA2以降もこれと同様と
なっている。
【0083】上記セクタ2の構造は、例えば図6に示す
ようになっており、音声データの記録を行った日時が記
録されるようになっている。この日時を示すデータは、
例えば自動的に記録されるようになっている。P−TR
D1には1曲目の記録日時が記録されているセクタ2上
の先頭アドレスが記録されている。すなわち、P−TR
D1が3であれば、セクタ2の(76+3×2)×4バ
イトを先頭に1曲目の記録日時が記録されている。P−
TRD2以降も同様である。なお、ディスクの記録日時
はセクタ2の76×4バイトを先頭にして記録されてい
る。
【0084】上記セクタ0とセクタ1の各トラック情報
には、Link−Pという情報が記録される。上記セク
タ0に記録されているLink−Pは、その曲が次にど
こに繋がるかを示すものであり、セクタ1に記録されて
いるLink−Pは、その曲の名前が次にどこに繋がる
かを示すものである。従って、曲を消したり、2つの曲
を1つにしたり、後でトラックネームの文字数を増やし
ても簡単に対応することができる。
【0085】このように、本実施例に係る記録再生シス
テムは、上記シンクロキー2をオン操作するだけの簡単
な操作で、上記CDプレーヤ装置30により再生された
音声信号を上記ディスク記録再生装置1により光磁気デ
ィスク11bに記録(ダビング)することができる。
【0086】また、上記CDプレーヤ装置30により再
生された音声信号を、ディスク記録再生装置1のメモリ
18に一旦記憶し読み出して上記光磁気ディスク11b
に記録するようにしているため、上記メモリ18に音声
データを蓄積している間に光ピックアップ13や磁気ヘ
ッド10等を所望のアドレスに移動させて記録準備を行
うことができる。従って、上記CDプレーヤ装置30を
即座に再生状態とすることができ、ダビングが開始され
るまでに要する時間を短縮化することができるうえ、音
声信号の先頭部分が記録されないような不都合を防止す
ることができる。
【0087】また、CDプレーヤ装置30の再生キー3
1や停止キー33等の操作状態に合わせて、ディスク記
録再生装置1を記録状態や停止状態に制御することがで
きる。すなわち、記録側(ディスク記録再生装置1)が
再生側(CDプレーヤ装置30)に追従して情報の記録
を行うことができ、人間の操作感に合った自然の動作で
ダビングを行うことができる。
【0088】次に、上記図3において、このように光磁
気ディスク11bに記録された音声データの再生時とな
ると、システムコントローラ4は、上記光磁気ディスク
11bが角速度一定或いは線速度一定で回転駆動される
ようにサーボ制御回路15を介してスピンドルモータ1
2を回転制御し、操作パネル19に設けられているキー
操作等により指定された音声データが記録されているア
ドレスに光ピックアップ13が移動するように該サーボ
制御回路15を介して送りモータ14を回転制御すると
ともに、レーザビームを出射するように上記光ピックア
ップ13を制御する。
【0089】これにより、上記光磁気ディスク11bに
上記光ピックアップ13からレーザビームが照射されて
反射光が生ずる。上記光ピックアップ13は、上記反射
光に基づいてRF信号やトラッキングエラー信号,フォ
ーカスエラー信号等を形成する。上記RF信号は、例え
ば1.4Mbit/sの転送速度でRFアンプ16を介
してエンコード/デコード回路8に供給され、上記トラ
ッキングエラー信号,フォーカスエラー信号は、上記R
Fアンプ16を介してサーボ制御回路15に供給され
る。
【0090】上記サーボ制御回路15は、上記トラッキ
ングエラー信号及びフォーカスエラー信号に応じてトラ
ッキング及びフォーカシングの制御を行う。
【0091】上記エンコード/デコード回路8は、上記
RF信号で示される音声データに誤り訂正処理を施すと
ともにEFM復調処理を施す。そして、音声データのみ
をメモリコントローラ7に供給し、この音声データの曲
番や記録日時等を示す付属データをシステムコントロー
ラ4に供給する。
【0092】上記システムコントローラ4は、上記付属
データに応じてディスプレイ20を表示制御する。これ
により、現在再生されている音声データの曲番や記録日
時等が該ディスプレイ20に表示される。
【0093】上記メモリコントローラ7は、上記1.4
Mbit/sの転送速度で供給される音声データが一旦
記憶されるようにメモリ18を書き込み制御する。そし
て、上記メモリ18に所定量の音声データが記憶された
ときに、例えば0.3Mbit/sの転送速度で連続的
に読み出されるように上記メモリ18を読み出し制御す
る。
【0094】上記メモリ18から読み出された音声デー
タは、圧縮/伸長回路6により伸長処理が施され、D/
A変換器21によりアナログ化され出力端子22を介し
て外部のスピーカ装置等に供給される。これにより、上
記光磁気ディスク11bから再生された音声データに応
じた音声が、該スピーカ装置から発音される。
【0095】このように、1.4Mbit/sの転送速
度で音声データの再生を行って上記メモリ18に一旦記
憶し、この書き込み速度よりも遅い0.3Mbit/s
の転送速度で連続的に読み出すことにより、振動等によ
りデトラックが生じても3秒間は連続して音声信号を出
力し続けることができ、その間に再び再生状態に復帰す
ることができる。従って、振動等の影響を受けることな
く音声データの再生を行うことができる。
【0096】なお、上述の実施例の説明では、シンクロ
命令発生手段としてシンクロキー2を設けることとした
が、これは、上記CDプレーヤ装置30からの音声信号
が供給される音声信号入力端子1aが該CDプレーヤ装
置30と接続状態にあるか否かを検出する接続検出回路
を設け、該接続検出回路により接続状態が検出されたと
きに、上記システムコントローラ4にシンクロ命令信号
を供給するようにしても上述と同じ効果を得ることがで
きる。
【0097】また、本発明に係る記録装置を、磁界変調
記録を行う装置に適用することとしたが、これはメモリ
を介して間欠的な記録を行う装置であれば、光変調記録
を行う装置に適用してもよい。
【0098】また、ディスク状記録媒体として光磁気デ
ィスクを用いることとしたが、これは、ピットにより音
声データが記録されるいわゆるCDやライトワンスとし
てもよい。
【0099】また、外部機器或いは情報出力装置として
CDプレーヤ装置30を設けることとしたが、これは、
上述の通信機能を有し音声信号の出力を行える他の機器
(例えば、カセットテープレコーダ装置,デジタルオー
ディオテープレコーダ装置等)でもよい。
【0100】最後に、上述の実施例の説明では、上記光
磁気ディスク11bの直径が64mmであり、A/D変
換器5のサンプリング周波数が44.1kHzである等
のように具体的な数値をあげて説明したが、これは、ほ
んの一例であり、本発明に係る技術的思想を逸脱しない
範囲であれば種々の変更が可能であることは勿論であ
る。
【0101】
【発明の効果】本発明に係る記録装置及び記録再生シス
テムは、簡単な操作でダビングを行うことができる。ま
た、音声信号の先頭部分が記録されない等の不都合を防
止することができるうえ、ダビングの待ち時間を短縮化
することができる。また、記録側が再生側に追従して記
録を行うことができ、人間の操作感に合った自然の動作
でダビングを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る記録再生システムのブロ
ック図である。
【図2】上記実施例に係る記録再生システムの動作を説
明するためのフローチャートである。
【図3】本発明の実施例に係る記録装置をメモリを用い
て間欠的に音声データの記録再生を行うディスク記録再
生装置に適用した場合のブロック図である。
【図4】上記ディスク記録再生装置で音声データの記録
再生が行われる光ディスクに設けられているユーザTO
Cのセクタ0の構造を示す図である。
【図5】上記ユーザTOCのセクタ1の構造を示す図で
ある。
【図6】上記ユーザTOCのセクタ2の構造を示す図で
ある。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・・・・・・・ディスク記録再生装
置 1a・・・・・・・・・・・・・・音声信号の入力端子 1b・・・・・・・・・・・・・・再生開始信号の出力
端子 1c・・・・・・・・・・・・・・制御データ入力端子 2・・・・・・・・・・・・・・・シンクロキー 3・・・・・・・・・・・・・・・停止キー 4・・・・・・・・・・・・・・・システムコントロー
ラ 5・・・・・・・・・・・・・・・A/D変換器 6・・・・・・・・・・・・・・・圧縮/伸長回路 7・・・・・・・・・・・・・・・メモリコントローラ 8・・・・・・・・・・・・・・・エンコード/デコー
ド回路 9・・・・・・・・・・・・・・・ヘッド駆動回路 10・・・・・・・・・・・・・・磁気ヘッド 11a・・・・・・・・・・・・・光磁気ディスクのカ
ートリッジ 11b・・・・・・・・・・・・・光磁気ディスク 12・・・・・・・・・・・・・・スピンドルモータ 13・・・・・・・・・・・・・・光ピックアップ 14・・・・・・・・・・・・・・光ピックアップの送
りモータ 15・・・・・・・・・・・・・・サーボ制御回路 16・・・・・・・・・・・・・・RFアンプ 17・・・・・・・・・・・・・・アドレスデコーダ 18・・・・・・・・・・・・・・メモリ 19・・・・・・・・・・・・・・操作パネル 20・・・・・・・・・・・・・・ディスプレイ 21・・・・・・・・・・・・・・D/A変換器 22・・・・・・・・・・・・・・音声信号の出力端子 30・・・・・・・・・・・・・・CDプレーヤ装置 30a・・・・・・・・・・・・・音声信号の出力端子 30b・・・・・・・・・・・・・再生開始信号の入力
端子 30c・・・・・・・・・・・・・制御データ出力端子 31・・・・・・・・・・・・・・再生キー 32・・・・・・・・・・・・・・一時停止キー 33・・・・・・・・・・・・・・停止キー 34・・・・・・・・・・・・・・イジェクトキー 35・・・・・・・・・・・・・・システムコントロー

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部機器から供給される情報を一旦記憶
    手段に書き込み、該書き込み速度よりも速い読み出し速
    度で読み出して記録手段に供給することにより、該情報
    をディスク状記録媒体に間欠的に記録する記録装置であ
    って、 シンクロ命令信号を出力するシンクロ命令発生手段と、 上記シンクロ命令発生手段からシンクロ命令信号が供給
    されると、上記外部機器に情報の出力を要求するための
    情報出力要求信号を出力するとともに、上記外部機器か
    ら供給される情報の記録を要求するための記録要求信号
    を上記記録手段に供給する制御手段と、 上記外部機器に接続され、該外部機器から供給される情
    報を上記記憶手段に供給する第1の入力端子と、 上記外部機器に接続され、上記制御手段から出力される
    情報出力要求信号を出力するための情報出力要求信号出
    力端子とを有することを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 上記シンクロ命令発生手段として、手動
    によりオンオフ操作されるシンクロキーを有することを
    特徴とする請求項1記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 上記シンクロ命令発生手段として、上記
    外部機器の接続の有無を検出し、該外部機器の接続を検
    出したときに、上記シンクロ命令信号を出力する接続検
    出手段を有することを特徴とする請求項1又は請求項2
    記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 上記外部機器からの情報の出力が停止し
    たことを検出する情報停止検出手段を有し、 上記制御手段は、上記情報停止検出手段により、上記情
    報の出力の停止が検出された場合に、該情報の記録を停
    止するように上記記録手段を制御することを特徴とする
    請求項1,請求項2又は請求項3記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 上記外部機器からの、上記情報の出力の
    停止が指示されたことを示す停止信号、上記情報の出力
    の一時停止が指示されたことを示す一時停止信号、及
    び、上記情報が記録されている記録媒体の取り出しが指
    示されたことを示すイジェクト信号が供給される第2の
    入力端子を有し、 上記情報停止検出手段は、上記第2の入力端子を介して
    供給される上記停止信号,一時停止信号或いはイジェク
    ト信号の有無により、上記外部機器からの情報の出力の
    停止を検出することを特徴とする請求項4記載の記録装
    置。
  6. 【請求項6】 上記外部機器からの、上記情報の出力が
    指示されたことを示す出力開始信号が供給される第3の
    入力端子を有し、 上記制御手段は、上記第3の入力端子を介して上記出力
    開始信号が供給されると、上記記憶手段を書き込み制御
    及び読み出し制御するとともに、記録手段を記録状態に
    制御することを特徴とする請求項1,請求項2,請求項
    3,請求項4又は請求項5記載の記録装置。
  7. 【請求項7】 情報を出力する情報出力端子と、情報の
    出力を要求するための情報出力要求信号が供給される情
    報出力要求信号入力端子と、上記情報出力要求信号入力
    端子を介して情報出力要求信号が供給されると、上記情
    報出力端子を介して情報を出力する情報出力手段とを備
    える情報出力装置と、 上記情報出力装置の情報出力端子に接続される第1の入
    力端子と、シンクロ命令信号を出力するシンクロ命令発
    生手段と、上記第1の入力端子を介して供給される情報
    を一旦記憶する記憶手段と、上記記憶手段から読み出さ
    れた情報をディスク状記録媒体に記録する記録手段と、
    上記シンクロ命令発生手段からシンクロ命令信号が供給
    されると、上記情報出力装置に情報の出力を要求するた
    めの情報出力要求信号を出力し、上記第1の入力端子を
    介して供給される情報を記憶するように上記記憶手段を
    書き込み制御し、この書き込み速度よりも速い速度で該
    情報が読み出されるように上記記憶手段を読み出し制御
    し、この記憶手段から読み出された情報を記録するよう
    に上記記録手段を制御する制御手段と、上記情報出力装
    置の情報出力要求信号入力端子に接続され、上記制御手
    段から出力される情報出力要求信号を該情報出力装置に
    供給するための情報出力要求信号出力端子とを備える記
    録装置とを有することを特徴とする記録再生システム。
  8. 【請求項8】 上記シンクロ命令発生手段として、手動
    によりオンオフ操作されるシンクロキーを有することを
    特徴とする請求項7記載の記録再生システム。
  9. 【請求項9】 上記シンクロ命令発生手段として、上記
    情報出力装置の接続の有無を検出し、該情報出力装置の
    接続を検出したときに、上記シンクロ命令信号を出力す
    る接続検出手段を有することを特徴とする請求項7又は
    請求項8記載の記録再生システム。
  10. 【請求項10】 上記記録装置は、上記情報出力装置か
    らの情報の出力が停止したことを検出する情報停止検出
    手段を有し、 上記制御手段は、上記情報停止検出手段により、上記情
    報の出力の停止が検出された場合に、該情報の記録を停
    止するように上記記録手段を制御することを特徴とする
    請求項7,請求項8又は請求項9記載の記録再生システ
    ム。
  11. 【請求項11】 上記情報出力装置は、上記情報の出力
    の停止が指示されたことを示す停止信号、上記情報の出
    力の一時停止が指示されたことを示す一時停止信号、及
    び、上記情報が記録されている記録媒体の取り出しが指
    示されたことを示すイジェクト信号を出力する第1の出
    力端子を備え、 上記記録装置は、上記第1の出力端子に接続され、上記
    情報出力装置からの、上記停止信号,一時停止信号、及
    び、イジェクト信号が供給される第2の入力端子を備
    え、 上記情報停止検出手段は、上記第2の入力端子を介して
    供給される上記停止信号,一時停止信号或いはイジェク
    ト信号の有無により、上記情報出力装置からの情報の出
    力の停止を検出することを特徴とする請求項11記載の
    記録再生システム。
  12. 【請求項12】 上記情報出力装置は、上記情報の出力
    が指示されたことを示す出力開始信号を出力する第2の
    出力端子を備え、 上記記録装置は、上記情報出力装置からの上記出力開始
    信号が供給される第3の入力端子を備え、 上記制御手段は、上記第3の入力端子を介して上記出力
    開始信号が供給されると、上記記憶手段を書き込み制御
    及び読み出し制御するとともに、上記記録手段を記録状
    態に制御することを特徴とする請求項7,請求項8,請
    求項9,請求項10又は請求項11記載の記録再生シス
    テム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100428395B1 (ko) * 1996-02-09 2004-07-19 소니 가부시끼 가이샤 싱크로더빙시스템 및 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100428395B1 (ko) * 1996-02-09 2004-07-19 소니 가부시끼 가이샤 싱크로더빙시스템 및 방법

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