JPH0720069U - 電動機の冷却装置 - Google Patents
電動機の冷却装置Info
- Publication number
- JPH0720069U JPH0720069U JP5340293U JP5340293U JPH0720069U JP H0720069 U JPH0720069 U JP H0720069U JP 5340293 U JP5340293 U JP 5340293U JP 5340293 U JP5340293 U JP 5340293U JP H0720069 U JPH0720069 U JP H0720069U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric motor
- rotating
- housing
- cooling device
- fan
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 回転軸停止後もファンを回転させて電動機の
温度上昇を防止しうる冷却装置を提供すること。 【構成】 回転軸5を一方向にのみ回転させて用いられ
る電動機1の冷却装置であって、該電動機1のハウジン
グHには外気とハウジング内部とを連通しうる開口部3
A、4Aと、アマチュアコイル19を装着するとともに
前記ハウジングHに回動自在に支承された回転軸5と、
該回転軸5に、その回転方向のみの回転を伝達しうる伝
達具16を介して装着されたファン10とを具える。
温度上昇を防止しうる冷却装置を提供すること。 【構成】 回転軸5を一方向にのみ回転させて用いられ
る電動機1の冷却装置であって、該電動機1のハウジン
グHには外気とハウジング内部とを連通しうる開口部3
A、4Aと、アマチュアコイル19を装着するとともに
前記ハウジングHに回動自在に支承された回転軸5と、
該回転軸5に、その回転方向のみの回転を伝達しうる伝
達具16を介して装着されたファン10とを具える。
Description
【0001】
本考案は、電動機の温度上昇を防止しうる冷却装置に関する。
【0002】
従来の電動機の構成を図2に示す。電動機23は、ヨーク2の両端にエンドカ バー3、4が固着されてハウジングHを形成し、該ハウジングH内には回転軸2 2が軸受13、13にて回動自在に支承されている。
【0003】 前記回転軸22にはアーマチュア19、コミュテータ9が嵌入装着されると共 に、前記ヨーク2の内面にはフィールドコア6及びフィールドコイル7、さらに エンドカバー3にはブラシ8が固定支持される。
【0004】 又、前記回転軸22には、ファン20のボス部21が嵌入装着されており、回 転軸5の回転と一体となって被動される。これにより、電動機23のハウジング H内の熱気がエンドカバー3、4にそれそれ形成した開口部3A、4Aから排出 され、電動機23の温度上昇を防止することができる如く構成されている。
【0005】
しかしながら、かかる従来の構成では、回転軸22が回転している間しか冷却 効果を得ることができず、回転軸22の停止後の発熱を抑えることができない。
【0006】 本考案は、かかる問題点に鑑み案出されたもので、回転軸停止後もファンを回 転させて電動機の温度上昇を防止しうる冷却装置を提供することを目的としてい る。
【0007】
本考案は、回転軸を一方向にのみ回転させて用いられる電動機の冷却装置であ って、該電動機のハウジングには外気とハウジング内部とを連通しうる開口部と 、アマチュアコイルを装着するとともに前記ハウジングに回動自在に支承された 回転軸と、該回転軸に、その回転方向のみの回転を伝達しうる伝達具を介して装 着されたファンとを具えてなる電動機の冷却装置である。
【0008】
本考案によれば、電動機の回転軸が予め定められた方向に回転すると、その回 転は伝達具を介してファンに伝えられ、ファンも回転軸とともに回転し、ハウジ ングに形成された開口部を通って外気が導入されかつ排出される。かかる作用に より、電動機を冷却でき、温度上昇を防止しうる。
【0009】 他方、回転軸が減速、若しくは停止しても伝達具によりファンは慣性でしばら く回転し続けることができ、回転軸の停止後も冷却効果を得る。
【0010】
本考案の一実施例を以下図面に基づき説明する。尚、従来と同一の箇所につい ては、同一符号を付す。
【0011】 図1に示す如く、自冷ファン10は、複数のフィン部15を有すると共に、そ の中心部にはボス部12が形成される。前記ボス部12は、本例では伝達具とし て一方向クラッチ16を介して前記回転軸5に装着される。
【0012】 一方向クラッチ16は、周知のごとく内輪16Bと、該内輪16BにカムCを 介して外挿された外輪16Aとから構成され、回転軸5の回転方向において、内 輪16Bの回転速度が外輪16Aのそれよりも大なるときには、前記カムCは内 輪16Bと外輪16Aとを係合し、それ以外には両者の係合を断つ。
【0013】 よって、回転軸5の回転の開始とともにファン10も回転し、回転軸5が減速 、停止した場合であっても、ファン10は回転軸5に対して空転できるものであ る。
【0014】
上記のごとく本考案によれば回転軸が減速、若しくは停止しても伝達具により ファンは慣性でしばらく回転し続けることができ、回転軸の停止後も冷却効果を 得ることができ、電動機の焼損防止を図り得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す側面図である。
【図2】従来の電動機の冷却装置を説明するための図で
ある。
ある。
1 電動機 5 回転軸 10 ファン 19 アマチュア H ハウジング
フロントページの続き (72)考案者 福田 隆 京都府長岡京市東神足2丁目1番1号 日 本輸送機株式会社内 (72)考案者 長谷 日出樹 京都府長岡京市東神足2丁目1番1号 日 本輸送機株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 回転軸を一方向にのみ回転させて用いら
れる電動機の冷却装置であって、該電動機のハウジング
には外気とハウジング内部とを連通しうる開口部と、ア
マチュアコイルを装着するとともに前記ハウジングに回
動自在に支承された回転軸と、該回転軸に、その回転方
向のみの回転を伝達しうる伝達具を介して装着されたフ
ァンとを具えてなる電動機の冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5340293U JPH0720069U (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | 電動機の冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5340293U JPH0720069U (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | 電動機の冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0720069U true JPH0720069U (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=12941841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5340293U Pending JPH0720069U (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | 電動機の冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0720069U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010201516A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-16 | Hitachi Koki Co Ltd | 電動工具 |
WO2019204056A1 (en) * | 2018-04-16 | 2019-10-24 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Inertial fan for power tool |
-
1993
- 1993-09-06 JP JP5340293U patent/JPH0720069U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010201516A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-16 | Hitachi Koki Co Ltd | 電動工具 |
WO2019204056A1 (en) * | 2018-04-16 | 2019-10-24 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Inertial fan for power tool |
US11667021B2 (en) | 2018-04-16 | 2023-06-06 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Inertial fan for power tool |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19981124 |