JPH0720038A - デンシトメータ - Google Patents

デンシトメータ

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JPH0720038A
JPH0720038A JP5152005A JP15200593A JPH0720038A JP H0720038 A JPH0720038 A JP H0720038A JP 5152005 A JP5152005 A JP 5152005A JP 15200593 A JP15200593 A JP 15200593A JP H0720038 A JPH0720038 A JP H0720038A
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densitometer
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Sadahiro Watanabe
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/416Systems
    • G01N27/447Systems using electrophoresis
    • G01N27/44704Details; Accessories
    • G01N27/44717Arrangements for investigating the separated zones, e.g. localising zones
    • G01N27/44721Arrangements for investigating the separated zones, e.g. localising zones by optical means

Abstract

(57)【要約】 【目的】 測定部の清掃、検定フィルムや緊急検体の割
り込み分析等を、分析効率を低下させずに、簡単かつ安
価な構成で容易にできるデンシトメータを提供する。 【構成】 透明化液(22)を収容する液槽(21)内に、電気
泳動像を有する支持体(23)を搬送し、所定の測定部にお
いて液槽(21)の底面側から支持体(23)上の電気泳動像に
測光光束を照射して、該電気泳動像を比色定量するよう
にしたデンシトメータにおいて、測定部の液槽(21)の底
面を、透明体(24,25) の少なくとも2重構造とすると共
に、その下部透明体(25)を着脱自在に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、透明化液を収容する
液槽内に、電気泳動像を有する支持体を搬送し、所定の
測定部において前記液槽の底面側から前記支持体上の電
気泳動像に測光光束を照射して、該電気泳動像を比色定
量するようにしたデンシトメータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のデンシトメータとして、例えば特
公昭59−17772号公報、特公昭60−13136
号公報に記載されたものがある。図6は、特公昭59−
17772号公報に開示されたデンシトメータを示すも
のである。このデンシトメータにおいては、電気泳動像
を有するセルローズアセテート膜等の支持体(図示せ
ず)を、駆動ローラおよび従動ローラを有するローラ対
1,2および3を経て、透明化液4を収容する液槽5の
所定の測定部に矢印x方向に搬送し、この測定部におい
て光源および光学系を有する投光部6および光電変換素
子を有する受光部7により電気泳動像を測光走査したの
ち、同様に駆動ローラおよび従動ローラを有するローラ
対8および9を経て支持体を液槽5から排出するように
している。
【0003】ローラ対1,2,3,8および9は、ロー
ラ対1,2間および2,3間にそれぞれ配置した支持体
検出部10および11の信号に基づいて、制御部12に
より制御される送りモータ13によって駆動するように
している。また、測定部において、液槽5の底面には測
光用窓として透明ガラス板14を固着し、この透明ガラ
ス板14の下方に投光部6を配置し、液槽5内に受光部
7を配置して、投光部6からの測光光束を透明ガラス板
14、液槽5および透明化液4を経て支持体上の電気泳
動像に投射し、その透過光を透明化液4を経て受光部7
で受光するようにしている。なお、投光部6は、制御部
12により走査制御部15、走査モータ16およびピニ
オン−ラック機構17を介して、支持体の搬送方向(x
方向)と直交する方向、すなわち電気泳動像の分画方向
に移動させ、これにより電気泳動像を測光走査するよう
にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したデンシトメー
タにおいては、測定部の透明ガラス板14に汚れが付着
すると、測光データに悪影響を及ぼすため、透明ガラス
板14を適宜清掃する必要がある。この清掃にあたって
は、透明ガラス板14が液槽5に固着され、投光部6を
設置したままでは、その清掃が非常に困難であるところ
から、分析動作を中断し、投光部6を取り外して行って
いた。このため、清掃のための操作が面倒になると共
に、分析効率が低下するという問題があった。
【0005】また、デンシトメータの測定精度を確保す
るために、図7に示すような所定の濃度パターン18を
有する検定フィルム19を分析する場合や、緊急検体等
を割り込んで分析する場合には、通常の分析動作を一時
中断して、検定フィルム19や割り込み検体を液槽5内
に搬送しなければならないため、搬送操作が煩雑かつ複
雑になると共に、分析効率が低下するという問題もあ
る。しかも、特に、検定フィルム19を液槽5内の透明
化液4に浸すと、フィルムが劣化し不経済になるという
問題もある。なお、検定フィルム19の劣化を防止する
方法としては、フィルムをラミネート化する等の保護処
理を施すことが考えられるが、このようにすると高価に
なるという問題が生じることになる。
【0006】さらに、図6に示すデンシトメータで、任
意の大きさまたは長さのセルローズアセテート膜等の新
たな支持体、もしくはゲル状の新たな支持体に形成され
た電気泳動像を測定しようとする場合には、ローラ間の
間隔や支持体の幅方向の寸法の制約を受けて、容易に測
定できないという問題がある。
【0007】この発明は、このような従来の問題点に着
目してなされたもので、測定部の清掃、検定フィルムや
緊急検体の割り込み分析を、分析効率を低下させること
なく、簡単かつ安価な構成で容易にできるようにしたデ
ンシトメータを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明では、透明化液を収容する液槽内に、電気
泳動像を有する支持体を搬送し、所定の測定部において
前記液槽の底面側から前記支持体上の電気泳動像に測光
光束を照射して、該電気泳動像を比色定量するようにし
たデンシトメータにおいて、前記測定部の前記液槽の底
面を、透明体の少なくとも2重構造とすると共に、その
下部透明体を着脱自在に構成する。
【0009】図1は、この発明の概念図を示すものであ
る。液槽21には透明化液22を収容し、この液槽21
の測定部に、透明化液22に浸漬して電気泳動像を有す
るセルローズアセテート膜等の支持体23を搬送する。
液槽21の測定部の底面は、透明体の少なくとも2重構
造とすると共に、その下部透明体は着脱自在に構成す
る。図1では、ガラスやアクリル等よりなる上部透明板
24および下部透明板25の2重構造をもって構成して
いるが、液槽21自体がガラス、アクリル等の透明部材
で形成されている場合には、測定部における液槽21自
体を上部透明体として、下部透明板25を液槽21に対
して着脱自在に設ける。
【0010】測定部において、下部透明板25の下方に
は投光部26を配置し、この投光部26と、下部透明板
25、上部透明板24および支持体23を介して対向す
るように、透明化液22に浸漬して受光部27を配置す
る。投光部25は、光源28からの光を、スリット2
9、レンズ30、フィルタ31および絞り32を経て測
定部に投射するように構成すると共に、支持体23に形
成された電気泳動像を走査するため、例えばその分画方
向に移動可能に構成する。
【0011】このようにして、測定部において、投光部
26を移動させながら、測光光束を下部透明板25およ
び上部透明板24を経て支持体23に形成された電気泳
動像に投射して走査し、その透過光を受光部27で受光
して電気泳動像を比色定量するようにする。
【0012】
【作用】図1に示す構成において、通常、セルローズア
セテート膜等の支持体23を測定する場合には、下部透
明板25を取り付けておき、この下部透明板25が汚れ
た場合には、これを取り外して清掃するか、または新た
な下部透明板と交換する。また、検定フィルムを用い
て、デンシトメータの検定を行う場合には、下部透明板
25を取り外して、その位置に検定フィルムを装着する
か、または下部透明板25を装着した状態で、その上下
のいずれかに検定フィルムを挿入して測定する。さら
に、リポ蛋白、アイソザイム等を電気泳動させたアガロ
ースゲルやポリアクリルアミドゲル等の異なる材質や厚
みもしくは泳動長を有する支持体を測定する場合には、
その支持体を所定の寸法に切断する等の処理を行って、
検定フィルムと同様にして測定する。
【0013】なお、上記のようにして検定フィルムや他
の支持体を測定する場合には、これらを測定する標本面
と、液槽21内に搬送される通常のセルローズアセテー
ト膜等の支持体23を測定する標本面との2つの標本面
を有することになる。しかしながら、投光部26からの
測光光束は、スリット29や絞り32等によりその幅
が、通常例えば1mmと狭くしているので、通常の支持
体23の測定における標本面と、検定フィルム、ゲル支
持体の標本面との距離を、測定に影響がない程度に近づ
ければ、オートフォーカスのためのレンズ駆動手段等を
用いることなく、両者を測定することが可能となる。
【0014】この場合、例えば、通常の支持体23にお
いては、透明度が高く、一枚の支持体23に複数の泳動
像を形成して、順次測光走査するようにしているので、
泳動像が展開していない部分が測定部に位置するように
支持体23の搬送を停止するか、あるいは搬送速度によ
っては、支持体23上の次の泳動像が測定部に達するま
での間に、検定フィルム、ゲル支持体を測定することが
できる。また、支持体23は、通常、搬送方向に沿って
所定の長さ毎に分断して搬送されるので、順次搬送され
る支持体23間の隙間を利用して、検定フィルム、ゲル
支持体を測定することができる。
【0015】なお、検定フィルムやゲル支持体等の他の
支持体を割り込ませるための構成は、種々の構成が考え
られる。例えば、他の支持体を下部透明板25または測
光用孔を形成した遮光性の支持板上に載せたり、2枚の
下部透明板または2枚の支持板間に挟んだ状態で、上部
透明板24の下方に水平に装着することができる。
【0016】また、下部透明板25を取り外すことな
く、検定フィルムやゲル支持体等の他の支持体を割り込
ませる場合には、好適には、投光部26による合焦点に
近くなるように、下部透明板25の上部に挿入して測光
する。この場合、下部透明板25の厚みが適度に薄けれ
ば、この下部透明板25を上部透明板24と接しない程
度まで近づけて、下部透明板25の下方付近に他の支持
体を挿入する。このようにすれば、他の支持体を投光部
26の合焦点近くに位置させることができると共に、上
部透明板24を常時外部と遮断することができる。
【0017】ここで、他の支持体としては、上記の検定
フィルムやゲル支持体の他、液槽21に搬送して一旦測
定した支持体23を再検査のために適宜分断したもの、
他機種で泳動分析した比較用の支持体、用手法により泳
動された緊急検体用支持体等が挙げられる。
【0018】
【実施例】図2は、この発明の一実施例を示すものであ
る。この実施例では、複数の電気泳動像を有するセルロ
ーズアセテート膜等の支持体41を、駆動ローラおよび
従動ローラを有するローラ対42,43および44を経
て、透明化液45を収容する液槽46の所定の測定部に
矢印x方向に搬送し、この測定部において光源および光
学系を有する投光部47および光電変換素子を有する受
光部48により複数の電気泳動像を順次測光走査して、
同様に駆動ローラおよび従動ローラを有するローラ対4
9を経て、支持体41を液槽46から排出するようにす
る。ローラ対42,43,44および49は、ローラ対
43,44間に配置した支持体位置検出部50の信号に
基づいて制御部51により制御される送りモータ52に
よって、支持体41上の電気泳動像の中央位置が測定部
の中心で停止するように駆動する。
【0019】液槽46の測定部の底面は、ガラスやアク
リル等よりなる上部透明板53および下部透明板54を
有する2重構造をもって構成する。ここで、上部透明板
53は液槽46に固着し、下部透明板54は液槽46に
対して支持体41の搬送方向と直交するy方向に挿脱自
在に設ける。
【0020】この実施例では、図3に詳細に示すよう
に、下部透明板54を金属材料等からなる支持板55お
よび56により挟持して設け、これらを一体に液槽46
に対して挿脱自在に装着するようにする。このため、液
槽46には、図2に示すように、y方向に延在して一対
のガイド溝57a,57bを形成し、これらガイド溝5
7a,57bに沿って下部透明板54を支持板55およ
び56と一体にy方向に挿脱し得るようにする。なお、
支持板55および56には、それらの中央部に測光光束
を透過させるための開口55aおよび56aを形成す
る。
【0021】投光部47は下部透明板54の下方に配置
し、受光部48は液槽46内に配置して、投光部47か
らの測光光束を下部透明板54および上部透明板53を
経て支持体41上の電気泳動像に投射し、その透過光を
受光部48で受光するようにする。投光部47は、光源
58からの光を、ミラー59、レンズ60、スリット6
1、レンズ62、フィルタ63および絞り64を経て測
定部に投射するよう構成すると共に、全体を制御部51
により走査制御部65、走査モータ66およびピニオン
−ラック機構67を介して、支持体41の搬送方向(x
方向)と直交するy方向、すなわち電気泳動像の分画方
向に移動させ、これにより電気泳動像を測光走査するよ
う構成する。
【0022】また、この実施例では、デンシトメータを
検定するため、図4に示すように、検定フィルム68を
金属材料等からなる支持板69および70により挟持し
て用意し、これらを検定の際に支持板55,56で挟持
した下部透明板54に代えてガイド溝57a,57bに
沿って液槽46に装着し、その検定フィルム68に形成
されたパターンを、投光部47をy方向に移動して測光
走査するようにする。なお、支持板69および70に
は、支持板55および56と同様に、それらの中央部に
測光光束を透過させるための開口69aおよび70aを
形成する。
【0023】さらに、ゲル状の支持体に形成されたリポ
蛋白、アインザイム等の泳動像も測光し得るようにする
ため、図5に示すように、測光光束を透過させるための
開口71aおよび72aをそれぞれ有する支持板71お
よび72を用意し、これら支持板71,72に、測定す
べき電気泳動像を有する所定の長さに切断したゲル状支
持体73を挟持して、これらを支持板55,56で挟持
した下部透明板54に代えてガイド溝57a,57bに
沿って液槽46に装着して、その泳動像を同様に投光部
47のy方向の移動により測光走査し得るようにする。
なお、この場合、好適には、支持板71,72を分離可
能としたり、それらの間隔を変更し得るように構成し
て、ゲル状支持体を交換装着できるようにする。
【0024】上記構成において、通常の支持体41の測
定においては、支持体41上の順次の電気泳動像の中央
位置が測定部の中心で停止するように支持体41をx方
向に搬送しながら、各電気泳動像の中央位置が測定部の
中心に位置する状態で、投光部47をy方向に移動させ
て電気泳動像を測光走査し、全ての電気泳動像の測定が
終了した支持体41を液槽46から排出する。
【0025】ここで、下部透明板54の底面が、ほこり
や湿気等の影響で汚れた場合には、下部透明板54をそ
の支持板55,56と一体にガイド溝57a,57bに
沿って液槽46から取り外して清掃するか、または下部
透明板あるいは全体を新たなものと交換して液槽46に
装着する。また、検定フィルムを用いて、デンシトメー
タの検定を行う場合には、支持板55,56で挟持した
下部透明板54に代えて、図4に示した支持板69,7
0で挟持した検定フィルム68を液槽46に装着して、
その検定フィルム68を測光走査する。さらに、リポ蛋
白、アイソザイム等を電気泳動させたアガロースゲルや
ポリアクリルアミドゲル等の異なる材質や厚みもしくは
泳動長を有する支持体を測定する場合には、図5に示し
たように、所定の長さに切断した測定すべきリポ蛋白、
アインザイム等の泳動像を有するゲル状支持体73を支
持板71,72に挟持し、これらを支持板55,56で
挟持した下部透明板54に代えてガイド溝57a,57
bに沿って液槽46に装着して同様に測光走査する。
【0026】この実施例によれば、液槽46の測定部の
底面を、上部透明板53および下部透明板54を有する
2重構造とすると共に、その下部透明板54を支持板5
5,56で挟持して、これらを一体に液槽46に対して
挿脱自在に装着するようにしたので、下部透明板54の
清掃を容易かつ迅速にできる。したがって、常時、信頼
性の高い測光データが得られるので、装置の信頼性を向
上できると共に、装置の耐久性も向上することができ
る。
【0027】また、検定フィルム68の測定において
も、容易かつ迅速に装着できるので、例えば、順次搬送
される通常の支持体41間の隙間を利用して、検定フィ
ルム68を割り込んで測定することができる。したがっ
て、装置を効率的に運用することができる。しかも、検
定フィルム68は、透明化液45に浸す必要がないの
で、検定フィルム68の劣化も有効に防止することがで
きると共に、検定フィルム68はラミネート処理等を施
す必要がないので、安価にできる。
【0028】さらに、リポ蛋白、アイソザイム等を電気
泳動させたアガロースゲルやポリアクリルアミドゲル等
の異なる材質や厚みもしくは泳動長を有する支持体も、
検定フィルムと同様にして、容易かつ迅速に測定するこ
とができると共に、他機種、用手法等で得た比較用、再
検査用、緊急用等の支持体も同様にして測定することが
できる。したがって、簡単かつ安価な構成で、デンシト
メータの汎用性を向上することができる。
【0029】なお、この発明は、上述した実施例にのみ
限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可能
である。例えば、上述した実施例では、液槽46の下部
に投光部47を、上部に受光部48を配置し、支持体4
1を透明化液45に浸漬して測光する透過型光学系とし
たが、投光部および受光部を液槽の下部に配置する反射
型光学系とすることもできる。また、検定フィルム68
やゲル状支持体73等の他の支持体は、通常の支持体4
1の搬送方向(x方向)と直交するy方向に挿脱するよ
うにしているので、投光部47を停止した状態で、他の
支持体を手動により挿脱しながら測光走査することもで
きる。さらに、この発明は、泳動像測光に先立って、セ
ルローズアセテート膜等の支持体の湿潤、泳動、染色、
脱色等の前工程を自動的に行う電気泳動装置に有効に適
用することができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、測定
部の液槽の底面を、透明体の少なくとも2重構造とする
と共に、その下部透明体を着脱自在にする簡単な構成
で、測定部の清掃、検定フィルムや緊急検体の割り込み
分析を、分析効率を低下させることなく、容易に行うこ
とができ、汎用性に優れたデンシトメータを安価に得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の概念図である。
【図2】この発明の一実施例を示す図である。
【図3】図2に示す下部透明板の組み付け構成を示す斜
視図である。
【図4】図2に示すデンシトメータに装着する透明フィ
ルムの組み付け構成を示す斜視図である。
【図5】同じく、ゲル状支持体の組み付け構成を示す斜
視図である。
【図6】従来のデンシトメータを示す図である。
【図7】図6のデンシトメータで用いる検定フィルムを
示す図である。
【符号の説明】
21 液槽 22 透明化液 23 支持体 24 上部透明板 25 下部透明板 26 投光部 27 受光部 41 支持体 42,43,44,49 ローラ対 45 透明化液 46 液槽 47 投光部 48 受光部 50 支持体位置検出部 51 制御部 52 送りモータ 53 上部透明板 54 下部透明板 55,56 支持板 55a,56a 開口 57a,57b ガイド溝 65 走査制御部 66 走査モータ 67 ピニオン−ラック機構 68 検定フィルム 69,70 支持板 69a,70a 開口 71,72 支持板 71a,72a 開口 73 ゲル状支持体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明化液を収容する液槽内に、電気泳動
    像を有する支持体を搬送し、所定の測定部において前記
    液槽の底面側から前記支持体上の電気泳動像に測光光束
    を照射して、該電気泳動像を比色定量するようにしたデ
    ンシトメータにおいて、 前記測定部の前記液槽の底面を、透明体の少なくとも2
    重構造とすると共に、その下部透明体を着脱自在に構成
    したことを特徴とするデンシトメータ。
  2. 【請求項2】 前記下部透明体の上下いずれか、または
    下部透明体と交換して、所定のパターンを有する検定フ
    ィルムまたは電気泳動像を有する他の支持体を着脱自在
    に装着して、その所定のパターンまたは他の支持体の電
    気泳動像を測光し得るよう構成したことを特徴とする請
    求項1記載のデンシトメータ。
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